JPH04343520A - レベルシフト回路 - Google Patents

レベルシフト回路

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JPH04343520A
JPH04343520A JP3115907A JP11590791A JPH04343520A JP H04343520 A JPH04343520 A JP H04343520A JP 3115907 A JP3115907 A JP 3115907A JP 11590791 A JP11590791 A JP 11590791A JP H04343520 A JPH04343520 A JP H04343520A
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JP
Japan
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circuit
input signal
output
potential
pmos transistor
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JP3115907A
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Akiyoshi Hatada
畑田 昭良
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K5/00Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
    • H03K5/003Changing the DC level
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/02Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
    • H03K3/353Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use, as active elements, of field-effect transistors with internal or external positive feedback
    • H03K3/356Bistable circuits
    • H03K3/356104Bistable circuits using complementary field-effect transistors
    • H03K3/356113Bistable circuits using complementary field-effect transistors using additional transistors in the input circuit

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、LSIに組み込まれ
、例えばデジタル信号用の入力パルス信号の電位レベル
を他の一定の電位レベルに変換するレベルシフト回路に
関するものであり、特に低消費電力化を実現したレベル
シフト回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のレベルシフト回路の一例を
示す。同図で、1、2はPMOSトランジスタ、3はN
MOSトランジスタで、これらのトランジスタは第1の
電位VLCの電源端子4と接地電位点との間に直列に接
続されている。これらのトランジスタ1、2、3からな
る第1の回路51は後述するようにPMOSトランジス
タ2がオンのとき所謂CMOSインバータ回路として動
作する(以下、インバータ回路51と称す)。同様に5
、6はPMOSトランジスタ、7はNMOSトランジス
タで、これらのトランジスタは上記第1の電位VLCの
電源端子4と接地電位点との間に直列に接続されている
。これらのトランジスタ5、6、7からなる第2の回路
52は後述のようにPMOSトランジスタ6がオンのと
きCMOSインバータ回路として動作する(同様に、以
下、インバータ回路52と称す)。PMOSトランジス
タ2のドレインとNMOSトランジスタ3のドレインと
の相互接続点は第1のインバータ回路51の出力点8と
なっており、該出力点8は第2のインバータ回路52中
のPMOSトランジスタ6のゲートに接続されている。 同様にPMOSトランジスタ6のドレインとNMOSト
ランジスタ7のドレインとの相互接続点は第2のインバ
ータ回路52の出力点9となっており、該出力点9は第
1のインバータ回路51のPMOSトランジスタ2のゲ
ートに接続されている。この回路例では、レベルシフト
された出力信号SOUT が取出される出力10は上記
第2のインバータ回路52の出力点9に接続されている
【0003】一例として、図6の(a)に示すような入
力信号SINが供給される入力端子11は第1のインバ
ータ回路51のPMOSトランジスタ1およびNMOS
トランジスタ3のゲートに接続され、またCMOSイン
バータ12の入力に接続されている。CMOSインバー
タ12の出力は第2のインバータ回路52のPMOSト
ランジスタ5およびNMOSトランジスタ7のゲートに
接続されている。CMOSインバータ12は電源端子1
3から供給される第2の電圧VDDで動作する。入力信
号SINはVDDをHレベル、接地電位をLレベルとす
る信号であり、CMOSインバータ12の出力信号SI
N(バー)は入力信号SINの反転されたものであり、
SINと同様にVDDをHレベル、接地電位をLレベル
とする信号である。
【0004】図5のレベルシフト回路は、例えば液晶駆
動回路として使用され、第1の電位VLCは3Vである
と仮定する。一方、信号SINを生成する回路(図示せ
ず)、反転信号SIN(バー)を生成するインバータ1
2の動作電圧である電圧VDDは2Vであると仮定する
。従って、図5のレベルシフト回路はHレベルが2Vの
入力信号からHレベルが3Vの一定の出力信号SOUT
 を生成するように動作する。つまり2VのHレベルを
3VのHレベルにシフトするように動作する。
【0005】次に図5のレベルシフト回路の動作を説明
する。入力信号SINが接地電位になのと、第1のイン
バータ回路51中のPMOSトランジスタ1とNMOS
トランジスタ3の各ゲートに接地電位が印加され、第2
のインバータ回路52中のPMOSトランジスタ5とN
MOSトランジスタ7の各ゲートにVDD=2Vの電位
が印加される。これによって、PMOSトランジスタ1
はオン、NMOSトランジスタ3はオフになる。また、
PMOSトランジスタ5のゲートにはVDD=2Vが印
加されるが、そのソース電位はVLC=3Vであるから
、該PMOSトランジスタ5は高抵抗になるが、完全に
はオフにならない。一方NMOSトランジスタ7は完全
にオンになる。このとき、PMOSトランジスタ6がオ
ン状態にあっても、出力端子10の出力信号SOUT 
は実質的に接地電位になるようにNMOSトランジスタ
7のサイズを設計して、そのオン抵抗が充分小さくなる
ようにしている。出力信号SOUT が接地電位になる
と、PMOSトランジスタ2がターンオンする。前述の
ように、PMOSトランジスタ1はオン、NMOSトラ
ンジスタはオフしているから、出力点8はVLCになる
。これによってPMOSトランジスタ6はターンオフす
る。PMOSトランジスタ6がオフになると、PMOS
トランジスタ5が完全にオフしていなくても出力端子1
0の出力信号SOUT は接地電位に維持される。
【0006】次に入力信号SINがVDDになると、第
1のインバータ回路51中のPMOSトランジスタ1と
NMOSトランジスタ3のゲートにはVDDが印加され
、第2のインバータ回路52中のPMOSトランジスタ
5とNMOSトランジスタ7のゲートには接地電位が印
加される。これによって第2のインバータ回路52中の
PMOSトランジスタ5はオン、NMOSトランジスタ
7はオフになるが、PMOSトランジスタ6は前の状態
がオフであるから、出力点9つまり出力端子10は一瞬
フローティング状態になる。一方、第1のインバータ回
路51中のPMOSトランジスタ1のゲートにはVDD
=2Vが印加されるが、そのソース電位はVLC=3V
であるから、該PMOSトランジスタ1は高抵抗になる
が完全にオフにならない。NMOSトランジスタ3は完
全にオンになる。このとき、PMOSトランジスタ2が
オン状態にあっても、出力点8は実質的に接地電位にな
るようにNMOSトランジスタ3のサイズを設計して、
そのオン抵抗が充分小さくなるようにしている。出力点
8が接地電位になると、PMOSトランジスタ6はター
ンオンする。このときPMOSトランジスタ5はオン、
NMOSトランジスタ7はオフであるから、出力点9の
電位、従って出力端子10の電位はVLC=3Vになり
、入力信号SINのVDD=2VのHレベルが、VLC
=3VのHレベルにシフトされた出力信号SOUT が
発生する。出力端子10がVLCになると、PMOSト
ランジスタ2はターンオフし、PMOSトランジスタ1
が完全にオフしていなくても第1のインバータ回路51
を通って第1の電源端子4から接地電位点へ流れる電流
はなくなる。接地電位点とVLC=3Vの間で変化する
パルス上の出力信号SOUT は例えば液晶表示装置の
駆動信号として使用される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のレベルシフト回
路は以上のように構成されているので、入力信号SIN
がVDD=2Vから接地電位に変わる一瞬の間、第2の
インバータ回路52のPMOSトランジスタ5、6とN
MOSトランジスタ7を通って第1の電源端子4から接
地電位点に電流が流れ、入力信号SINが接地電位から
VDDに変わる一瞬の間、第1のインバータ回路51の
PMOSトランジスタ1、2とNMOSトランジスタ3
を通って第1の電源端子4から接地電位点に電流が流れ
るため、レベルシフト回路の動作時の消費電力が大きい
という問題があった。この発明は上記のような問題点を
解消するためになされたもので、動作時の消費電力が少
ないレベルシフト回路を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明によるレベルシ
フト回路は、それぞれが第1の電位点と基準電位点との
間に第1のPMOSトランジスタと第2のPMOSトラ
ンジスタとNMOSトランジスタとを直列に接続してな
る第1および第2のインバータ回路と、第1のインバー
タ回路の出力点と第2のインバータ回路の第2のPMO
Sトランジスタのゲートとの間、第2のインバータ回路
の出力点と第1のインバータ回路の第2のPMOSトラ
ンジスタのゲートとの間をそれぞれ接続する接続回路と
、上記第1および第2のインバータ回路の各入力に、上
記第1の電位より高くはない第2の電位と基準電位にと
の間で実質的に相補的に変化し且つ変化時に共に短時間
接地電位になる入力信号をそれぞれ供給する入力信号回
路と、上記入力信号に応答して該入力信号の変化時に上
記各インバータ回路の出力点を短時間強制的に上記第2
の電位にする出力レベル設定回路とからなっている。
【0009】
【作用】この発明のレベルシフト回路によれば、入力信
号の変化時に各インバータ回路の出力点が強制的に第2
の電位に設定されるから、各インバータ回路中の第2の
PMOSトランジスタは上記入力信号の変化時にそのオ
ン抵抗が高くなり、それによって各インバータ回路を通
って第1の電位点から基準電位点へ流れる電流を減少さ
せ、結果としてレベルシフト回路全体の消費電力を低減
させることができる。
【0010】
【実施例】
実施例1 図1はこの発明のレベルシフト回路の第1の実施例を示
す。図5に示す従来のレベルシフト回路と同様に図1の
回路は例えば液晶駆動回路として使用されるもので、第
1の電位VLCは3V、第2の電位VDDは2Vと仮定
する。第1のインバータ回路61は第1の電位VLCの
電源端子24と接地電位点との間に直列に接続された第
1のPMOSトランジスタ21と第2のPMOSトラン
ジスタ22とNMOSトランジスタ23とからなり、第
2のインバータ回路62は同様に第1の電位VLCの電
源端子24と接地電位点との間に接続された第1のPM
OSトランジスタ25と第2のPMOSトランジスタ2
6とNMOSトランジスタ27とからなる。第1のイン
バータ回路61中の第2のPMOSトランジスタ22と
NMOSトランジスタ23の各ドレイン相互接続点は該
第1のインバータ回路61の出力点28となっており、
該出力点28は第2のインバータ回路62中の第2のP
MOSトランジスタ26のゲートに接続され、第2のイ
ンバータ回路62中の第2のPMOSトランジスタ26
とNMOSトランジスタ27の各ドレインの相互接続点
は該第2のインバータ回路62の出力点29となってお
り、該出力点29は第1のインバータ回路61の第2の
PMOSトランジスタ22のゲートに接続され、且つ当
該レベルシフト回路の出力端子30に接続されている。
【0011】32は入力信号回路で、入力端子31に供
給される図2の(a)に示すような入力信号SINから
図2の(b)、(c)に示すような各インバータ回路に
供給される信号を生成する。入力信号回路32は例えば
CMOSインバータ16と、該インバータ16の出力が
接続されるノア回路17と、該ノア回路17と入出力が
互いに交差結合されたノア回路18とからなっている。 入力信号回路32は第2の電圧VDDで動作する。入力
端子31に供給される入力信号SINがVDDのHレベ
ルに立上がると、ノア回路18はそれに応答して入力信
号Sb は直ちに接地電位に変化し、一方ノア回路17
の出力はインバータ16の出力がLレベルになり、且つ
Sb がLレベルである接地電位になることによりVD
DであるHレベルになる。従って、入力信号SINの立
上がり時は、信号Sa はtだけ遅れてVDDに立上が
ることになる。入力信号SINがHレベルから接地電位
であるLレベルに立下がると、インバータ16の出力は
Hレベルになるから、ノア回路17の出力である信号S
a は直ちに接地電位になる。一方、ノア回路18の出
力は、入力信号SINがLレベルになり、且つノア回路
17の出力が接地電位であるLレベルになったことに応
答してVDDであるHレベルになる。従って、入力信号
SINの立下がり時は、信号Sb はtだけ遅れてVD
Dに立上がる。よって図2に示すように、入力信号SI
Nのレベル変化に応答して入力信号Sa とSb は実
質的に相補的に変化するが、入力信号SINのレベル変
化直後に入力信号Sa 、Sb はtの間だけ共に接地
電位になる。入力信号Sa は第1のインバータ回路6
1の入力であるPMOSトランジスタ21とNMOSト
ランジスタ23のゲートに供給される。入力信号Sb 
は第2のインバータ回路62の入力であるPMOSトラ
ンジスタ25とNMOSトランジスタ27のゲートに供
給される。
【0012】33は各インバータ回路の出力レベルを設
定する回路で、第2の電位VDDの電源端子40と第2
のインバータ回路62の出力点29との間に直列に接続
されたPMOSトランジスタ34、35とNMOSトラ
ンジスタ36との直列回路71と、同じく電源端子40
と第1のインバータ回路61の出力点28との間に接続
されたPMOSトランジスタ37、38とNMOSトラ
ンジスタ39との直列回路72とからなっている。PM
OSトランジスタ34、37の各ゲートには入力信号回
路32から入力信号Sa が供給され、PMOSトラン
ジスタ35、38の各ゲートには入力信号回路32から
入力信号Sb が供給され、NMOSトランジスタ36
、39の各ゲートには第2の電位VDDが供給される。
【0013】次に図1のレベルシフト回路の動作を説明
する。入力端子31にVDD=2VをHレベルとし、接
地電位をLレベルとするデジタル入力信号SINを入力
する。入力信号SINがLレベルのとき入力信号Sa 
は接地電位、入力信号Sb はVDDであるから、PM
OSトランジスタ21とNMOSトランジスタ23の各
ゲートに接地電位が印加され、PMOSトランジスタ2
5とNMOSトランジスタ27の各ゲートにVDDが印
加される。これによってNMOSトランジスタ27は直
ちにターンオンするが、PMOSトランジスタ25はそ
のソースがVLC=3V、ゲートがVDD=2Vのため
、高抵抗になるが完全にターンオフしない。このとき、
PMOSトランジスタ26がオン状態でも出力点29の
電位、従って出力端子30の出力信号SOUT が接地
電位になるようにNMOSトランジスタ27のサイズを
設計し、そのオン抵抗が充分に小さくなるようにしてい
る。
【0014】この発明のレベルシフト回路は、入力信号
SINのレベル変化時に微小時間tの間だけ入力信号S
a 、Sb が共に接地電位になる点と、VDD電源端
子40と各インバータ61、62の出力点28、29と
の間に出力レベル設定回路33が設けられている点に特
徴がある。上記のように、入力信号SINがLレベルに
変化したとき入力信号Sa 、Sb はtの間だけ共に
接地電位になるから、出力レベル設定回路33中のPM
OSトランジスタ34、35、PMOSトランジスタ3
7、38はいずれもオンになり、また、NMOSトラン
ジスタ36、39はそのゲートにVDDが印加されてオ
ンになる。 このため入力信号Sa、Sb が共に接地電位になるt
の間インバータ61、62の出力点28、29は強制的
にVDDに設定される。これによって入力信号SINが
Lレベルに変化した直後のtの間は、PMOSトランジ
スタ26のゲート電位はVDDになるから、該PMOS
トランジスタ26のオン抵抗は従来の回路のそれより遙
に大きくなり、第2のインバータ回路62を通って流れ
る電流は非常に小さくなる。
【0015】PMOSトランジスタ25、26が共に高
抵抗になり、NMOSトランジスタ27がオンになって
出力端子30の出力信号SOUT が接地電位になると
、第1のインバータ回路61中のPMOSトランジスタ
22がターンオンし、すでにPMOSトランジスタ21
はオン、NMOSトランジスタ23がオフになっている
ことから、出力点28はVLCになり、第2のインバー
タ回路62中の第2のPMOSトランジスタ26は完全
にオフ状態になる。PMOSトランジスタ26オフ状態
になると、NMOSトランジスタ27はすでにオンであ
ることから、出力信号SOUT は接地電位に維持され
る。
【0016】入力信号SINが第2の電位VDDのHレ
ベルのときは、入力信号Sa はVDD、入力信号Sb
 は接地電位になる。このため、第2のインバータ回路
62中のPMOSトランジスタ25はターンオン、NM
OSトランジスタ27はターンオフするが、PMOSト
ランジスタ26は直前の状態がオフであるので、出力点
29、従って出力端子30は一瞬フローティング状態に
なる。また、第1のインバータ回路61中のNMOSト
ランジスタ23は直ちにターンオンするが、PMOSト
ランジスタ21はそのソースがVLC=3V、ゲートが
VDD=2Vのため、高抵抗になるが完全にターンオフ
しない。このとき、PMOSトランジスタ22がオン状
態でも出力点28が実質的に接地電位になるようにNM
OSトランジスタ23のサイズを設計し、そのオン抵抗
が充分に小さくなるようにしている。
【0017】前述のように、この発明の回路では、入力
信号SINの変化時に入力信号Sa 、Sb はtの間
だけ共に接地電位になるから、出力レベル設定回路33
中のPMOSトランジスタ34、35、37、38はい
ずれもオンになり、またNMOSトランジスタ36、3
9もオン状態にあることから、入力信号SINがVDD
のHレベルに変化した直後の入力信号Sa 、Sb が
共に接地電位になるtの間は各インバータ回路62、6
1の出力点29、28は共に強制的にVDDに設定され
る。このため、PMOSトランジスタ22のオン抵抗は
大きくなり、第1のインバータ回路61を通って流れる
電流は非常に小さくなる。
【0018】PMOSトランジスタ21、22が共に高
抵抗になり、NMOSトランジスタ23がオンになって
出力点28が接地電位になると、第2のインバータ回路
62中のPMOSトランジスタ26はターンオンし、す
でにPMOSトランジスタ25はオン、NMOSトラン
ジスタ27がオフ状態にあることから、出力点29はV
LCになり、第1のインバータ回路61のPMOSトラ
ンジスタ22は完全にオフ状態になる。PMOSトラン
ジスタ22がオフ状態になると、NMOSトランジスタ
23はすでにオンであることから出力点28は接地電位
に維持される。また、出力端子30に現れる出力信号S
INはVLCになる。
【0019】図1のレベルシフト回路は以上のように動
作して、図2の(a)に示すように第1の電位VDD=
2Vと接地電位との間で変化する入力信号SINに応答
して図2の(d)に示すように第1の電位VLC=3V
と接地電位との間で変化する出力信号SOUT が得ら
れる。出力信号SOUT は、入力信号SINの変化時
に微小時間tの間第1の電位VLCより低い第2の電位
VDD=2Vになるが、実用上これが例えば液晶駆動に
何らかの影響を及ぼす心配は全くない。なお、出力レベ
ル設定回路33中のNMOSトランジスタ36、39は
、出力点28あるいは29が第1の電位VLCになった
ときに、これらの出力点からVLCより低電位の第2の
電位VDDの電源端子40に電流が逆流するのを阻止す
るものである。
【0020】実施例2 図3はこの発明のレベルシフト回路の第2の実施例で、
第2の電位VDDの電源端子40と各インバータ回路の
出力点28、29との間に接続される出力レベル設定回
路33として、PMOSトランジスタ34、35とダイ
オード46との直列回路81、PMOSトランジスタ3
7、38とダイオード48との直列回路82からなるも
のを使用したものである。この第2の実施例は、各イン
バータ回路61、62の出力点28、29が第1の電位
VLCになったときに、各出力点から第2の電源端子4
0への電流の逆流をダイオード46、48で阻止するも
のであり、他の動作は図1の第1の実施例と全く同様で
ある。ダイオード46、48を除き、電源端子40とP
MOSトランジスタ34、37との間に1個のダイオー
ドを挿入しても同様の効果が得られる。
【0021】第3の実施例 図4はこの発明のレベルシフト回路の第3の実施例で、
電源端子40に接続されるVDD電源として、それ自体
に逆流防止機能を具えた電源を使用した場合に適用でき
るもので、出力レベル設定回路33としてPMOSトラ
ンジスタ34と35の直列回路91、PMOSトランジ
スタ37と38との直列回路92からなるものを使用し
たものである。
【0022】
【発明の効果】以上のように、この発明のレベルシフト
回路は、入力信号SINがLレベルからHレベルに、H
レベルからLレベルに切り換わるときに、その構成素子
であるインバータ回路を経て流れる電流が極めて小さく
なり、動作時の消費電力が従来の回路に比して格段に小
さくなるという効果がある。また、この発明のシフト回
路では、第1および第2のインバータ回路61、62を
第1電源から供給される例えば3VのVLCで動作せさ
て、接地電位とVLC=3Vとの間で変化する出力信号
SOUT で液晶表示装置を駆動し、入力信号SINの
発生回路(図示せず)、入力信号SINから入力信号S
a 、Sb を生成する入力信号回路32が2Vで充分
に動作するように設計されているが、VDDを供給する
第2電源としてVLCと同じ3Vの電源を使用している
場合に、第1および第2のインバータ回路61、62の
消費電力は極めて小さいことから第1の電源は長時間に
わたってVLC=3Vを維持し、一方、第2電源の電位
VDDが2Vに低下しても、2Vの入力信号SINに対
して液晶駆動に適切な3Vの出力信号SOUT を発生
させることができる。よって、各電源として電池を使用
した場合、その有効寿命を大幅に伸ばすことができると
いう効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のレベルシフト回路の第1の実施例の
回路図である。
【図2】図1に示すこの発明のレベルシフト回路の動作
を説明する各部の波形図である。
【図3】この発明のレベルシフト回路の第2の実施例の
回路図である。
【図4】この発明のレベルシフト回路の第3の実施例の
回路図である。
【図5】従来のレベルシフト回路の一例を示す回路図で
ある。
【図6】図5に示す従来のレベルシフト回路の動作を説
明する各部の電圧波形図である。
【符号の説明】
21  PMOSトランジスタ 22  PMOSトランジスタ 23  NMOSトランジスタ 24  第1電源端子 25  PMOSトランジスタ 26  PMOSトランジスタ 27  NMOSトランジスタ 28  出力点 29  出力点 30  出力端子 31  入力端子 32  入力信号回路 33  出力レベル設定回路 34  PMOSトランジスタ 35  PMOSトランジスタ 36  NMOSトランジスタ 37  PMOSトランジスタ 38  PMOSトランジスタ 39  NMOSトランジスタ 40  第2の電源端子 46  ダイオード 48  ダイオード 61  第1のインバータ回路 62  第2のインバータ回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  それぞれが第1の電位点と基準電位点
    との間に第1のPMOSトランジスタと第2のPMOS
    トランジスタとNMOSトランジスタとを直列に接続し
    て構成された第1および第2のインバータ回路と、第1
    のインバータ回路の出力点と第2のインバータ回路の第
    2のPMOSトランジスタのゲートとの間、第2のイン
    バータ回路の出力点と第1のインバータ回路の第2のP
    MOSトランジスタのゲートとの間をそれぞれ接続する
    接続回路と、上記第1のインバータ回路の出力点、第2
    のインバータ回路の出力点の少なくとも一方に設けられ
    た出力端子と、上記第1および第2のインバータ回路の
    各入力に、上記第1の電位より高くはない第2の電位と
    基準電位との間で実質的に相補的に変化し、且つ変化時
    に共に短時間接地電位になる入力信号をそれぞれ供給す
    る入力信号回路と、上記入力信号に応答して該入力信号
    の変化時に上記各インバータ回路の出力点を共に短時間
    強制的に上記第2の電位に設定する出力レベル設定回路
    とからなるレベルシフト回路。
  2. 【請求項2】  出力レベル設定回路は第2の電位点と
    各インバータ回路の出力点との間にそれぞれ接続された
    第1のPMOSトランジスタと第2のPMOSトランジ
    スタとNMOSトランジスタとの直列回路からなり、各
    直列回路中の第1のPMOSトランジスタのゲートには
    上記実質的に相補的に変化する一方の入力信号が供給さ
    れ、各直列回路中の第2のPMOSトランジスタのゲー
    トには上記実質的に相補的に変化する他方の入力信号が
    供給され、各直列回路中のNMOSトランジスタのゲー
    トには第2の電位が供給される請求項1記載のレベルシ
    フト回路。
  3. 【請求項3】  出力レベル設定回路は第2の電位点と
    各インバータ回路の出力点との間にそれぞれ接続された
    第1のPMOSトランジスタと第2のPMOSトランジ
    スタとダイオードとの直列回路からなり、各直列回路中
    の第1のPMOSトランジスタのゲートには上記実質的
    に相補的に変化する一方の入力信号が供給され、各直列
    回路中の第2のPMOSトランジスタのゲートには上記
    実質的に相補的に変化する他方の入力信号が供給される
    請求項1記載のレベルシフト回路。
  4. 【請求項4】  出力レベル設定回路は第2の電位点と
    各インバータ回路の出力点との間にそれぞれ接続された
    第1のPMOSトランジスタと第2のPMOSトランジ
    スタとの直列回路からなり、各直列回路中の第1のPM
    OSトランジスタのゲートには上記実質的に相補的に変
    化する一方の入力信号が供給され、各直列回路中の第2
    のPMOSトランジスタのゲートには上記実質的に相補
    的に変化する他方の入力信号が供給され、出力レベル設
    定回路と第2の電位の電源との間あるいは第2の電位の
    電源のいずれか一方に各インバータ回路の出力点から第
    2の電位の電源に向けて電流が逆流するのを阻止する手
    段が設けられている請求項1記載のレベルシフト回路。
  5. 【請求項5】  入力信号回路はその入力に供給される
    LレベルとHレベルとの間で切り換わる入力信号SIN
    に応答して、接地電位と第2の電位との間で実質的に相
    補的に変化するが、上記入力信号SINのレベル変化時
    に共に短時間接地電位になる1対の入力信号Sa 、S
    b を生成するものである請求項1、2、3または4記
    載のレベルシフト回路。
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