JPH04342790A - 乾留ドラムの加熱方法と装置 - Google Patents

乾留ドラムの加熱方法と装置

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JPH04342790A
JPH04342790A JP4048057A JP4805792A JPH04342790A JP H04342790 A JPH04342790 A JP H04342790A JP 4048057 A JP4048057 A JP 4048057A JP 4805792 A JP4805792 A JP 4805792A JP H04342790 A JPH04342790 A JP H04342790A
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carbonization drum
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heating
heat exchanger
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    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10BDESTRUCTIVE DISTILLATION OF CARBONACEOUS MATERIALS FOR PRODUCTION OF GAS, COKE, TAR, OR SIMILAR MATERIALS
    • C10B47/00Destructive distillation of solid carbonaceous materials with indirect heating, e.g. by external combustion
    • C10B47/28Other processes
    • C10B47/30Other processes in rotary ovens or retorts
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/10Process efficiency
    • Y02P20/129Energy recovery, e.g. by cogeneration, H2recovery or pressure recovery turbines

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、熱交換器内で温めら
れた加熱ガスが加熱ガスループ管路の中で熱交換器から
乾留ドラムへそして乾留ドラムから熱交換器へ循環して
導かれ、かつ加熱ガスを冷却する吸熱源が設けられてい
るような乾留ドラム、特に乾留燃焼法のための乾留ドラ
ムの加熱方法に関する。またこの発明は、熱交換器と共
に加熱ガスのための加熱ガスループ管路中に配置されて
加熱ガス供給管路及び加熱ガス排出管路と結合されてお
り、加熱ガスを冷却する吸熱源が設けられているような
乾留ドラム、特に乾留燃焼法のための乾留ドラムの加熱
装置にも関する。
【0002】
【従来の技術】欧州特許第0302310 号明細書か
ら熱的廃棄物処理のための方法及び設備が知られている
。前記明細書に記載された設備は「熱分解反応器」と呼
ばれる乾留ドラムを有する。この種の設備はドイツ連邦
共和国特許出願公開第3815187 号公報からも知
られている。乾留ドラムの加熱のためにドラムには加熱
ガスが供給される。加熱ガスは乾留ドラム内で管の中を
導かれる。ドラム内で加熱ガスは熱エネルギーを乾留し
ようとする廃棄物に放出する。加熱ガスを導くループ管
路は熱交換器を備え、この熱交換器により加熱ガスに熱
エネルギーが供給される。乾留燃焼設備中ではこの熱交
換器を例えば燃焼室に沿って配置することができる。加
熱ガスは熱エネルギーを高温の煙道ガスから吸収する。
【0003】公知の加熱装置は乾留ドラム内の通常の必
要熱量に対して設計されている。その際例えば6500
kJ/kgないし15000kJ/kgである乾留物の
発熱量が設計の基礎となっている。通常の発熱量を明ら
かに超える高い発熱量を有する廃棄物を一時的に乾留し
ようとする場合には、僅かしか又は全く熱エネルギーを
加熱ガスから乾留ドラム中へ吸収できない。このことは
乾留ドラムが全負荷で運転されるときに特に当てはまる
【0004】ドイツ連邦共和国特許出願公開第3815
187 号公報から、加熱ガスループ管路中に熱交換器
と乾留ドラムとの間の直接の経路上に補助熱交換器とし
て吸熱源を組み込み、この吸熱源中で加熱ガス全体が冷
却されることも知られている。この熱交換器は二次側を
制御されるが、このことは通常かなり費用がかかる。す
なわち二次側を制御可能な特殊な熱交換器が必要となる
。更に乾留ドラムでの加熱ガス温度を下げるために、既
に乾留ドラムを貫流し終わり従って冷却された加熱ガス
を直接乾留ドラムの加熱ガス供給管路へ戻して供給する
ことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明の課題は、乾
留ドラムが少ししか熱エネルギーを必要としないときに
、加熱ガスの過熱を防止できるような乾留ドラムの加熱
のための前記の種類の方法及び装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】方法に関する課題はこの
発明に基づき第1の基本的な構成により、乾留ドラムへ
のエネルギー供給の制御のために、加熱ガスが少なくと
も部分的にかつ制御されて、吸熱源を内蔵するバイパス
管路を経て乾留ドラムを迂回し熱交換器に再び供給され
ることにより解決される。
【0007】加熱ガスがすべてバイパスを経て導かれる
場合には、加熱ガスはもはや乾留ドラム中へ到達しない
。乾留物が既に非常に高温であるゆえに一時的に熱供給
を必要としないときには、この方法が有効である。
【0008】しかし加熱ガスを一部分だけバイパスを通
って導くこともできる。その際加熱ガスの部分流が乾留
ドラムを経て導かれる。この部分流は乾留ドラムへ直接
送るか、又はあらかじめ吸熱源を経て導きそこで冷却す
ることができる。
【0009】方法に関する課題はこの発明に基づき第2
の基本的な構成により、乾留ドラムへのエネルギー供給
の制御のために、加熱ガスが部分的にかつ制御されて吸
熱源を経て導かれ、そして少なくとも部分的にかつ制御
されて乾留ドラムに供給され、乾留ドラムに供給されな
い加熱ガスが乾留ドラムを迂回して熱交換器に再び供給
されることにより解決される。
【0010】この解決法の場合にはバイパス無しで済ま
すことができる。加熱ガスの余分な熱エネルギーは吸熱
源だけを通って導出される。全部の加熱ガスを吸熱源中
で冷却後に乾留ドラムに供給することができる。
【0011】この発明によれば、加熱ガスの一つの部分
流が乾留ドラムへ直接到達し、別の部分流が吸熱源を経
て乾留ドラムへ到達するようにすることができる。一つ
の部分流を吸熱源を経て直接乾留ドラムへ送り、別の部
分流を前記バイパスに流すこともできる。また加熱ガス
を三つの部分流に分割することもでき、これらの部分流
のうち第1の部分流は直接乾留ドラムへ流れ、第2の部
分流は吸熱源を経て乾留ドラムへ流れ、第3の部分流は
吸熱源及びバイパスを経て導かれる。
【0012】この発明によれば、一方では乾留ドラムへ
到達する加熱ガス量を制御することができ、また他方で
は加熱ガスの温度を吸熱源により低減することができる
という長所が得られる。組み合わせて使用可能なこれら
の両機能により、乾留ドラム中の乾留物への加熱ガスの
熱放出の冗長制御が与えられる。熱媒体としての煙道ガ
スは一定の高い温度を有するので、熱交換器中での加熱
ガスの熱吸収を減少できないにもかかわらず、加熱ガス
従って乾留物の過熱が防止される。更に吸熱源の熱吸収
を制御する必要がないという長所が得られる。それによ
り吸熱源は二次側を例えばもともと設けられている廃熱
蒸気発生器と直接結合することができる。
【0013】乾留ドラムの加熱装置を提供するという課
題はこの発明の第1の構成に基づき、乾留ドラムへのエ
ネルギー供給の制御のために、吸熱源を内蔵するバイパ
ス管路が第1の分岐点で加熱ガス供給管路から分岐し、
流れ方向へ第1の分岐点の後方に加熱ガス供給管路及び
バイパス管路の中に各一つの制御具が配置され、流れ方
向へ乾留ドラムの後方に第2の分岐点でバイパス管路が
加熱ガス排出管路と合流することにより解決される。
【0014】この装置により、選択的に加熱ガス全体を
直接乾留ドラムに供給するか、又はバイパス管路を経て
乾留ドラムを迂回して導くことが可能である。更に制御
具により任意の大きさの部分流をバイパス管路を経て導
くことができ、他方では加熱ガスの残部が乾留ドラムへ
到達する。それにより乾留ドラム中の熱エネルギーが少
ししか必要でない場合に、乾留ドラムが低減された加熱
ガス量を供給されるという長所が達成される。バイパス
管路を経て導かれる加熱ガスの部分流は吸熱源中で冷却
される。加熱ガス排出管路中に加熱ガスループ管路を損
傷するおそれがある過大な温度が生じないために、この
ことが必要である。
【0015】乾留ドラムの加熱装置を提供するという課
題はこの発明の第2の構成に基づき、乾留ドラムへのエ
ネルギー供給の制御のために、吸熱源への供給管路が第
1の分岐点で加熱ガス供給管路から分岐し、流れ方向へ
第1の分岐点の後方に加熱ガス供給管路及び供給管路の
中に制御具が配置され、吸熱源から抽出管路が分岐し、
この抽出管路が流れ方向へ加熱ガス供給管路に配置され
た制御具の後方の第4の分岐点で加熱ガス供給管路と結
合され、第4の分岐点の前方に抽出管路中に別の制御具
が配置されることにより解決される。
【0016】この装置により、加熱ガスを全部乾留ドラ
ムに直接供給するか、又は全部吸熱源を経て乾留ドラム
に供給することが可能ある。制御具により加熱ガスの任
意の部分流を直接にまた残りの部分流を吸熱源を経て乾
留ドラムに供給することも可能である。その際常に全加
熱ガスが乾留ドラムへ到達する。しかしながら全部又は
一部があらかじめ吸熱源中で冷却される。従って乾留ド
ラム中で熱エネルギーが少ししか必要でないときには、
乾留ドラムに冷却され温度の下がった加熱ガスを供給す
ることができる。乾留ドラム中の加熱ガスの温度をこの
発明に基づき制御することができる。
【0017】例えば、流れ方向へ吸熱源の後方の第3の
分岐点で抽出管路がバイパス管路から分岐し、このバイ
パス管路が制御具を経て流れ方向へ加熱ガス供給管路に
配置された制御具の後方の第4の分岐点で加熱ガス供給
管路と結合され、流れ方向へ第3の分岐点の後方にバイ
パス管路中に制御具が配置される。
【0018】前記両装置のこの組み合わせによれば、加
熱ガスの一つの部分流を吸熱源及びバイパス管路を経て
乾留ドラムを迂回して導くことが可能であり、他方では
残りの加熱ガスが同様にまず吸熱源を貫流しその後乾留
ドラムに供給される。更に加熱ガスを三つの部分流に分
割することも可能であり、これらの部分流のうち第1の
部分流は吸熱源及びバイパス管路を経て供給され、第2
の部分流は吸熱源を経て乾留ドラムへ到達し、第3の部
分流は直接乾留ドラムへ流れる。
【0019】前記装置により、乾留ドラムへ到達する加
熱ガス量の調節及び乾留ドラム中の加熱ガス温度の調節
を、分離して行うか又は組み合わせることができる。そ
れにより乾留ドラムへのエネルギー供給の制御を改善す
ることができる。
【0020】例えば吸熱源の抽出管路中にブロワが配置
される。それにより抽出管路中の流速を高めることがで
きる。
【0021】吸熱源は例えば補助熱交換器又は蒸気発生
器である。蒸気発生器の構造は一般に知られている。蒸
気発生器は選択的にポンプによる強制循環又はポンプの
無い自然循環で運転することができる。
【0022】例えば吸熱源は二次側を廃熱蒸気発生器の
蒸発器系と結合された補助熱交換器又は蒸気発生器であ
る。この種の廃熱蒸気発生器は乾留燃焼設備中に設ける
ことができる。その際熱を吸収する蒸気発生器の二次側
媒体が廃熱蒸気発生器を経て導かれる。二次側媒体は多
くの場合水である。水は廃熱蒸気発生器中で蒸気の形と
なり、廃熱蒸気発生器の主な構成部分は部分的に水を充
填された容器である。容器からは蒸気が放出される。容
器へは水が補給される。この水の一部は蒸気発生器中へ
達しそこで蒸発する。
【0023】補助熱交換器又は蒸気発生器の二次側ルー
プ管路中にもともと設けられている廃熱蒸気発生器の使
用により、補助熱交換器からの熱放出のために補助的な
装置が必要でないという長所が得られる。
【0024】別の実施態様によれば吸熱源は熱媒油、水
又は空気を冷却媒体として供給される放熱器である。
【0025】この発明に基づく乾留ドラムの加熱方法及
び装置によれば、加熱ガスを介しての乾留ドラムへの熱
供給が良好に制御可能であるという長所が特に達成され
る。このために種々の制御機構が利用される。乾留ドラ
ムに到達する加熱ガス量を、またそれにより乾留ドラム
へ供給される加熱ガスの温度を制御することができる。
【0026】
【実施例】次にこの発明に基づく乾留ドラムの加熱装置
の一実施例を示す図面により、この発明を詳細に説明す
る。
【0027】図1に示す乾留燃焼設備は、廃棄物のため
の供給装置2を備える乾留ドラム1、熱分解残留物のた
めの搬出装置3及び乾留ガス排出管4を備える。乾留ド
ラム1内には加熱ガスを供給される加熱管5が配置され
ている。乾留ガス排出管4は燃焼室6と結合され、燃焼
室6はスラグ排出口7を有しまた煙道ガス冷却器8を後
置接続されている。乾留ドラム1中の加熱管5は、熱交
換器10を備える加熱ガスループ管路9の一部であり、
熱交換器10はここでは燃焼室6と接触している。乾留
過程を維持するために、加熱ガスループ管路9を介して
熱エネルギーが高温の燃焼室6から乾留ドラム5中へ到
達する。加熱ガスループ管路9中には圧縮機22も設け
られている。
【0028】乾留ドラム1へのエネルギー供給の調節又
は開ループ制御又は閉ループ制御のために、乾留ドラム
1の加熱ガス供給管路9aから第1の分岐点Aでバイパ
ス管路11が分岐し、バイパス管路11は第2の分岐点
Bで乾留ドラム1の加熱ガス排出管路9bへ合流する。 バイパス管路11中には吸熱源12として補助熱交換器
が配置されている。その代わりに蒸気発生器を設けるこ
ともできる。その際分岐点Aと吸熱源12との間のバイ
パス管路11の第1の部分片が吸熱源12への供給管路
として働く。吸熱源12として放熱器を用いることもで
きる。バイパス管路11は吸熱源12の一次側ループ管
路と結合されている。吸熱源12の二次側ループ管路は
廃熱蒸気発生器13と結合されている。強制循環が二次
側ループ管路中で行われる場合には、二次側ループ管路
に循環ポンプ14が設けられる。二次側ループ管路中で
の自然循環の場合にはこの種の循環ポンプ14は必要で
ない。廃熱蒸気発生器13は乾留燃焼設備の場合に高温
の煙道ガスの冷却のためにもともと設けられている廃熱
蒸気発生器を使用することができる。廃熱蒸気発生器1
3は主として部分的に水を充填された容器から成る。吸
熱源12の二次側ループ管路を経て水が廃熱蒸気発生器
13から吸熱源12へ達し、蒸気が吸熱源12から廃熱
蒸気発生器13へ達する。廃熱蒸気発生器13では余分
な蒸気が放出され、他方では水が供給される。
【0029】乾留ドラム1への熱供給の制御のために、
流れ方向へ加熱ガス供給管路9aの第1の分岐点Aの後
方に及びバイパス管路11中に制御具15、16が配置
されている。加熱ガス流はそれにより全部を乾留ドラム
1に供給するか、全部をバイパス管路11を経て導くか
、又は任意の比率で乾留ドラム1及びバイパス管路11
に分配することができる。
【0030】流れ方向へ吸熱源12の後方ではバイパス
管路11の第3の分岐点Cから抽出管路17が分かれ、
抽出管路17は第4の分岐点Dで流れ方向へ制御具15
の後方で加熱ガス供給管路9aへ合流する。抽出管路1
7による加熱ガス流の制御のために、抽出管路17中に
及び流れ方向へ第3の分岐点Cの後方のバイパス管路1
1中に制御具18、19が配置されている。抽出管路1
7中には更にブロワ20を配置することもできる。
【0031】制御具18が閉じられかつ制御具19が開
かれている場合には、乾留ドラム1の加熱管5を通る加
熱ガスの流量の制御が制御具15、16により実施され
る。
【0032】制御具19が閉じられ制御具18が開かれ
ている場合には、制御具15、16の位置に応じて加熱
ガスを全部乾留ドラム1に直接供給するか、又は加熱ガ
スを冷却する吸熱源12を経て全部乾留ドラム1に供給
することができる。加熱ガスは任意の比率で直接に及び
吸熱源12を経て加熱管5中へ到達することができる。 それにより加熱管5へ到達する加熱ガスの温度を制御す
ることができる。
【0033】制御具15だけが閉じられているときには
、加熱ガスの一部分がバイパス管路11を経て導かれ、
また一部分が吸熱源12中で冷却後に抽出管路17を経
て乾留ドラム1に到達することができる。
【0034】すべての制御具15、16、18、19が
開かれている場合には、熱交換器10から来る加熱ガス
を三つの経路へ分配することができる。第1の部分は直
接乾留ドラム1の加熱管5中へ到達する。第2の部分は
吸熱源12及び抽出管路17を経て冷却されて加熱管5
中へ到達する。第3の部分は吸熱源12及びバイパス管
路11を経て乾留ドラム1を迂回しながら熱交換器10
中へ戻る。加熱ガスの量の分配は前記三つの経路上で制
御具15、16、18、19により行われる。これらの
制御具は弁とすることができる。
【0035】前記装置により乾留ドラム1中への熱供給
を要求に応じて調節又は開ループ制御又は閉ループ制御
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に基づく乾留ドラム加熱装置の一実施
例の系統図である。
【符号の説明】
1  乾留ドラム 9  加熱ガスループ管路 9a  加熱ガス供給管路 9b  加熱ガス排出管路 10  熱交換器 11  バイパス管路 12  吸熱源 13  廃熱蒸気発生器 15、16、18、19  制御具 17  抽出管路 20  ブロワ 21  供給管路 A  第1の分岐点 B  第2の分岐点 C  第3の分岐点 D  第4の分岐点

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  熱交換器(10)内で温められた加熱
    ガスが加熱ガスループ管路(9)の中で熱交換器(10
    )から乾留ドラム(1)へそして乾留ドラム(1)から
    熱交換器(10)へ循環して導かれ、かつ加熱ガスを冷
    却する吸熱源(12)が設けられているような乾留ドラ
    ム(1)の加熱方法において、乾留ドラム(1)へのエ
    ネルギー供給の制御のために、加熱ガスが少なくとも部
    分的にかつ制御されて、吸熱源(12)を内蔵するバイ
    パス管路(11)を経て乾留ドラム(1)を迂回し熱交
    換器(10)に再び供給されることを特徴とする乾留ド
    ラムの加熱方法。
  2. 【請求項2】  熱交換器(10)内で温められた加熱
    ガスが加熱ガスループ管路(9)の中で熱交換器(10
    )から乾留ドラム(1)へそして乾留ドラム(1)から
    熱交換器(10)へ循環して導かれ、かつ加熱ガスを冷
    却する吸熱源(12)が設けられているような乾留ドラ
    ム(1)の加熱方法において、乾留ドラム(1)へのエ
    ネルギー供給の制御のために、加熱ガスが部分的にかつ
    制御されて吸熱源(12)を経て導かれ、そして少なく
    とも部分的にかつ制御されて乾留ドラム(1)に供給さ
    れ、乾留ドラム(1)に供給されない加熱ガスが乾留ド
    ラム(1)を迂回して熱交換器(10)に再び供給され
    ることを特徴とする乾留ドラムの加熱方法。
  3. 【請求項3】  熱交換器(10)と共に加熱ガスのた
    めの加熱ガスループ管路(9)中に配置されて加熱ガス
    供給管路(9a)及び加熱ガス排出管路(9b)と結合
    されており、加熱ガスを冷却する吸熱源(12)が設け
    られているような乾留ドラム(1)の加熱装置において
    、乾留ドラム(1)へのエネルギー供給の制御のために
    、吸熱源(12)を内蔵するバイパス管路(11)が第
    1の分岐点(A)で加熱ガス供給管路(9a)から分岐
    し、流れ方向へ第1の分岐点(A)の後方に加熱ガス供
    給管路(9a)及びバイパス管路(11)の中に各一つ
    の制御具(15、16)が配置され、流れ方向へ乾留ド
    ラム(1)の後方に第2の分岐点(B)でバイパス管路
    (11)が加熱ガス排出管路(9b)と合流することを
    特徴とする乾留ドラムの加熱装置。
  4. 【請求項4】  熱交換器(10)と共に加熱ガスのた
    めの加熱ガスループ管路(9)中に配置されて加熱ガス
    供給管路(9a)及び加熱ガス排出管路(9b)と結合
    されており、加熱ガスを冷却する吸熱源(12)が設け
    られているような乾留ドラム(1)の加熱装置において
    、乾留ドラム(1)へのエネルギー供給の制御のために
    、吸熱源(12)への供給管路(21)が第1の分岐点
    (A)で加熱ガス供給管路(9a)から分岐し、流れ方
    向へ第1の分岐点(A)の後方に加熱ガス供給管路(9
    a)及び供給管路(21)の中に制御具(15、16)
    が配置され、吸熱源(12)から抽出管路(17)が分
    岐し、この抽出管路が流れ方向へ加熱ガス供給管路に配
    置された制御具(15)の後方の第4の分岐点(D)で
    加熱ガス供給管路(9a)と結合され、第4の分岐点(
    D)の前方に抽出管路(17)中に別の制御具(18)
    が配置されていることを特徴とする乾留ドラムの加熱装
    置。
  5. 【請求項5】  流れ方向へ吸熱源(12)の後方の第
    3の分岐点(C)で抽出管路(17)がバイパス管路(
    11)から分岐し、このバイパス管路が制御具(18)
    を経て流れ方向へ加熱ガス供給管路に配置された制御具
    (15)の後方の第4の分岐点(D)で加熱ガス供給管
    路(9a)と結合され、流れ方向へ第3の分岐点(C)
    の後方にバイパス管路(11)中に制御具(19)が配
    置されていることを特徴とする請求項3記載の装置。
  6. 【請求項6】  抽出管路(17)中にブロワ(20)
    が配置されていることを特徴とする請求項4又は5記載
    の装置。
  7. 【請求項7】  吸熱源(12)が蒸気発生器又は補助
    熱交換器であることを特徴とする請求項3ないし6の一
    つに記載の装置。
  8. 【請求項8】  吸熱源(12)が二次側を廃熱蒸気発
    生器(13)の接続口と結合された蒸気発生器又は補助
    熱交換器であることを特徴とする請求項7記載の装置。
  9. 【請求項9】  吸熱源(12)が熱媒油、水又は空気
    を冷却媒体として供給される放熱器であることを特徴と
    する請求項3ないし6の一つに記載の装置。
JP04048057A 1991-02-07 1992-02-03 乾留ドラムの加熱方法と装置 Expired - Fee Related JP3108181B2 (ja)

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