JPH0434276A - 流体制御バルブ - Google Patents

流体制御バルブ

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JPH0434276A
JPH0434276A JP13673890A JP13673890A JPH0434276A JP H0434276 A JPH0434276 A JP H0434276A JP 13673890 A JP13673890 A JP 13673890A JP 13673890 A JP13673890 A JP 13673890A JP H0434276 A JPH0434276 A JP H0434276A
Authority
JP
Japan
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valve
pressure
port
hole
valve body
Prior art date
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Pending
Application number
JP13673890A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Nakazawa
章 中澤
Michinori Iwamoto
岩本 三千範
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Stec KK
Original Assignee
Stec KK
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0434276A publication Critical patent/JPH0434276A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、気体や液体など各種の流体の流量や圧力を制
御するバルブに関する。
〔従来の技術〕
前記流体制御バルブにおいて、多量の流体を制御するた
めには、流体流路内に設けた弁座における弁口の口径を
大きくしなければならないが、この口径が大きくなると
、その増加分に対して流体圧力が弁体のアクチュエータ
に大きく作用することになり、例えば第2図に示すよう
な常閉型のソレノイドバルブにおいては、弁体41に対
して、矢印Aで示すような流体による特定の方向の強い
力が作用して、アクチュエータとしての電磁ソレノイド
42によるバルブの開度制御が不能になることがある。
従って、通常は、弁口43の口径を大きくしただけ可動
鉄心44のリターンばね45を強力なものにすると共に
、電磁ソレノイド42の巻線数と印加1a流値との積を
大きくして、吸引力をリターンばね45の強さより大き
くすることにより、バルブの開度制御を行なえるように
している。
(発明が解決しようとする課題〕 ところで、ソレノイドに限らず全てのアクチエエータは
、その吸引力あるいは押圧力を強くすると必然的に大型
になり、重量も大きくなる。また、複数のバルブを一箇
所において用いる場合、その形状が大きいと、接続に要
するスペースが大きくなり、流体の流れない部分、すな
わち、デッドスペースが増して性能上不都合が生ずる。
その上、流体圧力がある一定値以上に高くなると、その
圧力に対抗できるアクチュエータを得ることが困難にな
り、結果として、流体の制御が行えなくなる。
本発明は、上述の事柄に留意してなされたもので、その
目的とするところは、制御対象である流体の圧力が高く
なっても、また、流体圧力が変動しても、その1力によ
り発生する不都合な力がアクチュエータに悪影響を及ぼ
さないようにした流体制御バルブを提供することにある
〔課題を解決するための手段〕
上述の目的を達成するため、本発明に係る流体制御バル
ブは、基体における入口ポートと出口ポートとの間に、
これら両ポートの何れか一方と連通する貫通孔を備えた
バルブ本体を設け、このバルブ本体の下端側に前記両ポ
ートの何れか他方および前記貫通孔と連通ずる弁口を備
えた弁座を設け、前記貫通孔の断面積と前記弁口の断面
積とを等しくすると共に、アクチュエータによって駆動
される弁体を前記貫通孔内に移動自在に設け、前記弁体
と貫通孔との間に介装されるシール部材より前記アクチ
エエータ側の空間と前記弁口側とを連通ずる圧力バラン
ス孔を前記弁体に設けた点に特徴がある。
〔作用] 上記特徴的構成によれば、弁体にアクチュエータ側の空
間と前記弁口側とを連通ずる圧力バランス孔を設けであ
るので、流体の圧力は弁体の頭部側と、これと正反対方
向側とに均等に加わるので、あたかも流体の圧力が弁体
に加わっていないのと同じようになる。従って、流体圧
力が高くなっても、あるいは大流量制御のために弁口の
口径を大きくしたバルブにおいても、アクチュエータに
特別の力が作用しないので、流体を常に正確に制御する
ことができる。
【実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を参照しながら説明する
第1図は本発明に係る流体制御バルブの一例としての常
閉型のソレノイドバルブを示し、この図において、1は
基体で、その入口ポート2と出口ポート3との間には流
体流84が形成されている。
5はバルブ本体で、基体lに形成された内孔6内に例え
ばゴム製の0リング7を介して気密に嵌合してあり、基
体Iに螺着されている。このバルブ本体5には入口ポー
ト2と孔8を介して連通ずる貫通孔9が形成されている
。また、このバルブ本体5の下端側には出口ポート3お
よび貫通孔9と連通する弁口10を備えた弁座11が螺
着されている。そして、貫通孔9の断面積と弁口lOの
断面積とは互いに等しくしである。
12はバルブ本体5の上方に設けられるアクチュエータ
としての電磁ソレノイドで、次のように構成されている
。すなわち、バルブ本体5には非磁性体からなるガイド
13が螺着してあり、このガイド13に磁性体からなる
ヨーク14が螺着してあり、さらに、このヨーク14に
非磁性体からなる接続ねし15が螺着しである。そして
、この接続ねし15には磁性体からなる固定鉄心16が
螺着してあり、この固定鉄心16の周囲には電磁コイル
17が設けであると共に、固定鉄心16の下方には若干
の隙間gを介して可動鉄心18が上下方向に移動自在に
設けられている。19は固定鉄心16および電磁コイル
17の上部に設けられるヨークで、20はその止めナツ
トである。
21は上記構成の電磁ソレノイド12によって上方向に
駆動される弁体で、ビン22を介して可動鉄心18の下
端に結合される軸部23と、この軸部23に連なり、弁
口lOを開閉する弁頭部24とからなり、貫通孔9内を
上下方向に自在に移動するように配設されていると共に
、軸部23上部に係止された板ばね25によって下方に
付勢されて弁座11に常時押し付けられて、弁口10を
閉止するように構成されている。そして、この弁体21
には軸部23を直径方向に貫通する貫通孔26が開設さ
れると共に、この貫通孔26よりも下方においてバルブ
本体5に開設された貫通孔9との間に介装されるシール
部材27より電磁ソレノイド12側の空間、この実施例
では貫通孔26を含む空間28と弁口lO側とを連通ず
る圧力バランス孔29が開設されている。
なお、30〜33はシール部材である。
而して、上記構成のソレノイドバルブにおいて、常時は
、板ばね25の下方への付勢力によって弁口10は弁体
21によって閉止されている。この閉弁状態において、
流体は入口ポート2を経て基体1内に流入し、弁体21
の弁頭部24周囲に充満するが、下方へは弁口lOが閉
じられているため流出せず、また、上方5はシール部材
27によりシールされているため流出することはない、
このとき、流体の圧力は弁口10の口径に応じた断面積
に全面的に作用している。同時に、シール部材27の接
しているバルブ本体5の貫通孔9の直径に応じた断面積
にも流体圧力が全面的に作用している。そして、この実
施例においては、弁口11の断面積と前記貫通孔9の断
面積とが互いに等しいので、流体の圧力は弁体21の頭
部24側と、これと正反対方向側とに均等に加わること
になり、従って、これらは互いに相殺されることによっ
て、弁体21の軸部23およびこれに接続されている可
動鉄心18には全く力が作用せず、あたかも流体圧力が
無いような状態となる。その結果、流体圧力が相当な高
圧になっても電磁ソレノイド12の小さな出力でもって
弁体21を開弁方向に持ち上げることができる。
次に、弁体2Iが少し持ち上げられて、流体が入口ポー
ト2を経て基体1内に入り、流路4を経て出口ポート3
から出ている状態について考えてみる。
閉弁状態において電磁ソレノイド12に通電されると、
電流の大きさに応じた吸引力が生じ、板ばね25の付勢
力に抗して可動鉄心18が持ち上げられ、これに伴って
弁体21も持ち上げられ、これによって、弁頭部24が
弁座11から離れるためやや開弁じ、流体が入口ポート
2方向から出口ポート3方向に流れる。このとき、弁頭
部24と弁座11との間の隙間は極めて小さいので、人
口ポート2例の流体圧力は弁口10の断面積に相当する
力を弁体21に加えるが、弁体21には貫通孔9との間
に介装されるシール部材27より電磁ソレノイド12側
の空間28と弁口lO側とを連通ずる圧力バランス孔2
9が開設されているので、この圧力バランス孔29を介
して前記空間28と弁口10側との圧力が等しくなり、
シール部材27部分において軸部23は上向きの圧力を
受けるが、この圧力は弁体21に作用する下向きの圧力
と同じで、しかも、方向が逆であるから、相殺され、軸
部23および可動鉄心18には流体圧力が作用しないよ
うな状態になる。従って、電磁ソレノイド12の小さな
出力でもって弁体21の開度制御を正確に行うことがで
きる。
なお、この方式のバルブは弁体21の移動量は微少であ
り、弁全開時においても上述の圧力バランスが成立し、
軸部23が流体によって特異な力を受けることがなく、
電磁ソレノイド12に対する通電電流の制御だけで弁の
開度を正確に制御することができる。
本発明は上記実施例に限られるものではなく、例えば入
口ポート2と出口ポート3との配置関係を逆にしてもよ
い。また、常開型のバルブにも適用することができる他
、サーマル駆動型やピエゾ駆動型のバルブにも適用する
ことができる。
〔発明の効果〕
本発明は以上のように構成されるので、制御対象である
流体の圧力が高くなっても、また、流体圧力が変動して
も、その圧力により発生する不都合な力がアクチュエー
タに悪影響を及ぼすことがなく、従って、流体制御を常
に正確に行うことができ、従来のこの種のバルブでは制
御不能であった高圧あるいは大流量の流体制御に使用す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る流体制御バルブの一例を示す縦断
面図である。 第2図は従来の流体制御バルブを示す縦断面図である。 1・・・基体、2・・・入口ポート、3・・・出口ポー
ト、5・・・バルブ本体、9・・・貫通孔、10・・・
弁口、11・・・弁座、12・・・アクチュエータ(電
磁ソレノイド)、21・・・弁体、27・・・シール部
材、28・・・アクチュエータ側の空間、29・・・圧
力バランス孔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 基体における入口ポートと出口ポートとの間に、これら
    両ポートの何れか一方と連通する貫通孔を備えたバルブ
    本体を設け、このバルブ本体の下端側に前記両ポートの
    何れか他方および前記貫通孔と連通する弁口を備えた弁
    座を設け、前記貫通孔の断面積と前記弁口の断面積とを
    等しくすると共に、アクチュエータによって駆動される
    弁体を前記貫通孔内に移動自在に設け、前記弁体と貫通
    孔との間に介装されるシール部材より前記アクチュエー
    タ側の空間と前記弁口側とを連通する圧力バランス孔を
    前記弁体に設けたことを特徴とする流体制御バルブ。
JP13673890A 1990-05-26 1990-05-26 流体制御バルブ Pending JPH0434276A (ja)

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JP13673890A JPH0434276A (ja) 1990-05-26 1990-05-26 流体制御バルブ

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JPH0434276A true JPH0434276A (ja) 1992-02-05

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ID=15182354

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JP13673890A Pending JPH0434276A (ja) 1990-05-26 1990-05-26 流体制御バルブ

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JP (1) JPH0434276A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011158037A (ja) * 2010-02-01 2011-08-18 Toyota Motor Corp 電磁弁
US9576423B2 (en) 2008-03-20 2017-02-21 Aristocrat Technologies Australia Pty Ltd. Gaming system and method of gaming

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US9576423B2 (en) 2008-03-20 2017-02-21 Aristocrat Technologies Australia Pty Ltd. Gaming system and method of gaming
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