JPH0434246A

JPH0434246A - 永久磁石緩衝器

Info

Publication number: JPH0434246A
Application number: JP14059290A
Authority: JP
Inventors: Yoshiya Kikuchi; 菊池　善哉
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1990-05-29
Filing date: 1990-05-29
Publication date: 1992-02-05

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉本発明は、永久磁石の反発力を利用した永久磁石緩衝器
に間するものである。

〈従来の技術〉従来、車両・航空機等に機械的衝撃を緩和するため金属
のバネ・ゴム・油圧・空気圧等を利用した緩衝器が使用
されている。

〈発明が解決しようとする課題〉しかしながら、金属製のバネ・ゴムには経時疲労が起り
、油圧に使用するオイルは劣化・汚損しやすく、空気圧
は空気が漏れ易いと言う問題点がある。　また、従来の
ものはいずれも緩衝の強弱を自由に調節することが出来
ない０以上のようなことから、長寿命で交換の頻度が少
なく、且つ緩衝の強弱を自由に調節することが出来る緩
衝器が求められている。

本発明は、上記課題を解決した永久磁石Ｈ衝器を提供す
ることを目的としている。

＜！！題を解決するための手段〉図面を参考に説明する。上記目的を達成するために、本
発明に係る永久磁石緩衝器は、非磁性体材料よりなる口
１ａの外周に外ネジ１ｂを切ってなる紋付１１１１内に
一対の永久磁石体２．２を互いに同一極性の面を向い合
わせると共に軸方向に移動可能に嵌込み、キャップ４に同心に穿けた孔４ｂに、一端を磁石当接部
分３ａに結合した衝撃伝達軸３ｃを通し、さらにその軸
３ｃの他端に衝撃力を受ける衝撃受は部分３ｂを結合し
、紋付ｗ１の外ネジ１ｂにキャップ２に切った内ネジ２ａ
をねじ込み、キャップ２により磁石当接部分３ａを口１
ａ側の永久磁石体２に押付けてなるものである。

く作用〉上記のように構成された永久磁石緩衝器は、対の永久磁
石体２．２間には反発力が働き、両者は紋付１１１１の
両側に離れている。衝撃受は部分３ｂに衝撃力が加わる
と、その力は軸３ｃ及び磁石当接部分３ａｔｉ：ｕて口
１ａ側の永久磁石体２に伝わり、永久磁石体２，２０間
隔を縮めようとする。

永久磁石体２．　２の間隔が縮まれば縮まる程、反発力
は増大し、衝撃力を減衰させる緩衝作用が働く。

〈実施例〉実施例について図面を参考に説明すると、１は底付筒で
あって、非磁性体材料（例えばプラスチック・非磁性体
の金属）よりなり、上部の口１ａの外周に外ネジ１ｂを
切っである。２，２は一対の積層体よりなる永久磁石体
であって、各積層体は、１１１１内に互いに同一極性の
面を向い合わせて、軸方向に移動可能に嵌込んである。

３は衝撃伝達部材であって、磁石当接部分３　ａ　ｓ　
その磁石当接部分３ａに結合した衝撃伝達軸３ｃ、及び
その軸３ｃの他端にネジ結合３ｄｌ、、た衝撃力を受け
る衝撃受は部分３ｂよりなる。４はキャップ、４ｂはキ
ャップ４に同心に穿けた孔である。

結文に当っては、予め、°磁石当接部分３　ａ　（４：
衝撃伝達軸３ｃを結合して、キャップ４の孔４ｂに、衝
撃伝達軸３ｃを通し、さらにその軸３ｃの他端に衝撃受
は部分３ｂを結合しておく０次に、ＩＩＩ内に１対の永
久磁石体２，２を互いに同一極性の面を向い合わせて、
軸方向に移動可能に嵌込む。

衝撃伝達部材３の軸３ｃをキャップ４の孔４ａに通した
状態で、ＩＩＩの外ネジ１ｂにキャップ４に切った内ネ
ジ４ｂをねじ込み、キャップ４により磁石当接部分３ａ
を口ｌａ側の永久磁石体２に押付ける。なお、５は空気
抜き孔である。

次に作用について説明する。１対の永久磁石体２．２間
には反発力が働き、両者はｗｌの上下両側に離れている
。衝撃受は部分３ｂに衝撃力が加わると、その力は軸３
ｃ・磁石当接部分３ａを経て口１ａ側の永久磁石体２に
伝わり、口１ａ側の永久磁石体２を下方に押し、永久磁
石体２．２の間隔を縮めようとする。しかし、永久磁石
体２゜２の間隔が縮まれば縮まる程、反発力は増大し、
上下に振動し、衝撃力を減衰させる。なお、永久磁石体
２，２の上下各基部の１葉のみをＩＩＩの底もしくは磁
石当接部分３ａの下面に固定すれば、残りの磁石葉は互
いに磁力によって吸着し合うので、それぞれ接着する必
要はなく、永久磁石体２゜２の反発力の強弱は積層体の
積層葉数を加減することにより容易に、且つ任意に調節
させることが出来る。

〈発明の効果〉本発明は、以上説明したように構成されているため、従
来のバネ・ゴム・油圧空気圧を利用したものに見られる
経時疲労、オイルの劣化・汚損、空気漏れを起すと言う
問題点が全て解消され、長寿命となり、交換の頻度が減
少し、しかも緩衝作用の強弱を自由に調節することが出
来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の荷重の接からない状態を示す垂直切断
正面図、第２図は正面図、第３図は荷重の掛かった状態
を示す正面図、第４図は分解面図である。筒口外ネジ永久磁石衝撃伝達部材磁石当接部分　ｂ３ｃｄ　ａｂ

Claims

【特許請求の範囲】［１］非磁性体材料よりなる口（１ａ）の外周に外ネジ
（１ｂ）を切ってなる底付筒（１）内に一対の永久磁石
体（２、２）を互いに同一極性の面を向い合わせると共
に、軸方向に移動可能に嵌込み、キャップ（４）に同心に穿けた孔（４ｂ）に、一端を磁
石当接部分（３ａ）に結合した衝撃伝達軸（３ｃ）を通
し、さらにその軸（３ｃ）の他端に衝撃力を受ける衝撃
受け部分（３ｂ）を結合し、底は筒（１）の外ネジ（１
ｂ）にキャップ（２）に切った内ネジ（２ａ）をねじ込
み、キャップ（２）により磁石当接部分（３ａ）を口（
１ａ）側の永久磁石体（２）に押付けてなる永久磁石緩
衝器。