JPH04342115A - ベーク処理装置 - Google Patents

ベーク処理装置

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JPH04342115A
JPH04342115A JP14127091A JP14127091A JPH04342115A JP H04342115 A JPH04342115 A JP H04342115A JP 14127091 A JP14127091 A JP 14127091A JP 14127091 A JP14127091 A JP 14127091A JP H04342115 A JPH04342115 A JP H04342115A
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JP
Japan
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wafer
baking
hot plate
baking treatment
proximity
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JP14127091A
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Kenji Kawai
研至 河合
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体集積回路の製造工
程に関し、特にフォトリソグラフィープロセスにおける
フォトレジスト塗布後あるいは現像後に半導体基板(以
下、ウェハという)のベーク処理を行う装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のベーク処理装置は図3に示すよう
に、ヒータ4と温度センサー5を組み込んだホットプレ
ート2上にウェハ1を乗せ、温度制御回路6の働きによ
りウェハ1に所定の温度でベーク処理を行う。従来より
、ウェハ1をホットプレート2上に直接置く方式(いわ
ゆるコンタクトベーク)が一般的に多く用いられていた
が、この方式では、ウェハの裏面がホットプレート表面
と密着するためにウェハ裏面へのゴミの付着が問題とな
っている。
【0003】このため、最近では、ウェハとホットプレ
ートを密着せずに0.1〜0.2mm程度の隙間を設け
てベーク処理を行ういわゆるプロキシミティベークが主
流となってきており、図3に示すようにホットプレート
2上にプロキシミティピン7が設置されており、その上
にウェハ1を乗せてベーク処理を行う方式となっている
【0004】
【発明が解決しようとする課題】コンタクトベークでは
、ホットプレートとウェハが接触しているために、ウェ
ハ温度はホットプレートの表面温度と同一になるが、プ
ロキシミティベークではホットプレート上にウェハが接
触していないために、ウェハへの熱の伝わり方がコンタ
クトベークが熱伝導なのに対し、プロキシミティベーク
では熱伝達になるため、効率が悪く、図4に示すように
ホットプレートとウェハとの間隔(これをプロキシミテ
ィギャップと呼ぶ)が大きくなるに従いウェハの表面温
度が低くなるという現象が起こる。
【0005】プロキシミティギャップは、プロキシミテ
ィピンにゴミ等が付着することにより容易に変わりやす
く、またウェハ自体のそりの影響によっても、プロキシ
ミティギャップが変わってしまいやすいという特性を持
っている。
【0006】上記の理由からプロキシミティベークでは
、ウェハ表面温度を一定に保つのがコンタクトベークと
比べてかなり困難であるという問題点があった。
【0007】本発明の目的は、プロキシミティベーク方
式の問題点を解決したベーク処理装置を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
、本発明に係るベーク処理装置においては、半導体基板
を加熱されたホットプレートを用いてウェハのベーク処
理を行う半導体製造装置であって、ホットプレートは、
半導体基板を挾んでその上下に配設したものであり、半
導体基板は、ウェハ保持用ピンに支持されて上下のホツ
トプレート間に保持されるようにしたものである。
【0009】
【作用】本発明のベーク処理装置では、ウェハの下面側
だけでなく、ウェハの上面側にもホットプレートを設置
し、ウェハをこれら2枚の対向させたホットプレートの
中央に位置するように適正な高さのウェハ保持用ピンを
備えている。
【0010】これにより、ウェハが上下のホットプレー
トから等しい距離に保持することができ、この中央付近
では上下の高さ方向に対する温度勾配がほぼ0となって
いるためにウェハ保持用ピンにゴミ等が付着したり、ウ
ェハ自体のそりの影響によりウェハの設置位置が多少変
動しても、これらの原因による温度変化をほとんど受け
ずに常に安定した温度条件によるウェハのベーク処理を
行うことができる。
【0011】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明する
【0012】(実施例1)図1は、本発明の実施例1を
示す概略図である。
【0013】図において、ウェハ1はウェハ保持用ピン
3上に乗っており、ウェハ1の上下方向には、それぞれ
等しい距離になる位置にホットプレート2,2が対向し
て設置されている。それぞれのホットプレート2内には
、ヒータ4及び温度センサ5が組み込まれており、温度
制御回路6の働きにより常にあらかじめ設定された一定
温度に保たれている。
【0014】これによりウェハ1の位置している上下の
ホットプレート2,2の中間地点の領域では、上下方向
の位置変化に対する温度変化がほぼ0となっているため
にウェハ保持用ピン3にゴミが付着したり、ウェハ1自
体のそりの影響によりウェハの設置位置が多少変動して
も、それらの原因による温度変化をほとんど受けずに常
に安定した温度条件によるウェハのベーク処理を行うこ
とができる。
【0015】(実施例2)図2は、本発明の実施例2を
示す概略図である。
【0016】本実施例2では、ホットプレート2を1枚
追加して計3枚として同時に2枚のウェハのベーク処理
を可能にしている。実施例1の方式では、2枚のウエハ
1を同時に処理しようとすれば、4枚のホットプレート
を必要とするが、実施例2では3枚のホットプレート2
で良いため、設置スペースやコストの面で有利である。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明は上下2枚の
ホットプレートに挾まれた空間の中央部の上下位置変化
による温度勾配が0になっている領域にウェハを保持し
てベーク処理を行うために、ウェハ保持用ピンの高さの
ゴミ等の付着による高さ変化や、ウェハ自体のそりによ
る位置変化による温度変化の影響をほとんど受けずに、
常に安定した温度条件によるウェハのベーク処理を行う
ことができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示す概略図である。
【図2】本発明の実施例2を示す概略図である。
【図3】従来のベーク処理装置を示す概略図である。
【図4】従来のベーク処理装置におけるプロキシミティ
ギャップとウェハ表面温度の関係を示す図である。
【符号の説明】
1  ウェハ 2  ホットプレート 3  ウェハ保持用ピン 4  ヒータ 5  温度センサ 6  温度制御回路 7  プロキシミティピン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  半導体基板を加熱されたホットプレー
    トを用いてウェハのベーク処理を行う半導体製造装置で
    あって、ホットプレートは、半導体基板を挾んでその上
    下に配設したものであり、半導体基板は、ウェハ保持用
    ピンに支持されて上下のホツトプレート間に保持される
    ようにしたものであることを特徴とするベーク処理装置
JP14127091A 1991-05-17 1991-05-17 ベーク処理装置 Expired - Fee Related JP3191316B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007150132A (ja) * 2005-11-30 2007-06-14 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp 均熱装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007150132A (ja) * 2005-11-30 2007-06-14 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp 均熱装置

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