JPH04340856A - 複写装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、原稿受部上の原稿を複
写する複写装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来の複写装置は、原稿受部に原稿を載
置して複写を行っている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上述のような原稿を載
置する方法では、原稿を複写装置まで運んでいかなけれ
ばならず、大量の原稿を複写する場合には大きな労力を
必要とする。

【０００４】本発明は従来のこのような問題点を解決す
るためになされたもので、原稿受部に原稿を載置しなく
ても複写を行うことができる複写装置を提供することを
目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】請求項１に記載の複写装
置は、原稿受部上の原稿を複写する複写装置であって、
原稿受部に設けられた液晶表示装置と、複写すべきデー
タを液晶表示装置に供給する制御手段と、液晶表示装置
の表示内容を読み取る画像読取装置と、画像読取装置の
出力を印刷する印刷装置とを備えることを特徴とする。

【０００６】また、請求項２に記載の複写装置は、デー
タを入力できるデータ入力手段と、データ入力手段によ
って入力されたデータを編集するデータ処理手段と、複
写すべきデータを記憶する記憶手段とをさらに備え、制
御手段がデータ処理手段および記憶手段の出力データを
選択的に液晶表示装置に供給することを特徴とする。

【０００７】

【作用】請求項１に記載の複写装置においては、複写す
べきデータが制御手段から液晶表示装置に供給される。 そして液晶表示装置の表示内容が画像読取装置によって
読み取られ、この読取出力が印刷装置によって印刷され
る。従って、原稿受部に原稿を載置しなくても複写を行
うことができる。

【０００８】請求項２に記載の複写装置においては、入
力データを編集するデータ処理手段の出力データが液晶
表示装置に供給されるので、複写装置が配置されている
場所で原稿を作成して複写を行うことができる。また、
複写データを記憶する記憶手段の出力が液晶表示装置に
供給されるので、複写のための原稿を保管しておく必要
がなくなる。

【０００９】

【実施例】図１は、本発明の複写装置の一実施例の構成
を示す。図１の複写装置は基本的に、図２に示された複
写装置本体２のガラス板からなる原稿受部４上の原稿を
複写するものであるが、本発明の特徴は原稿受部４上に
液晶表示装置（以下、ＬＣＤと略称）６が設けられる点
にある。ＬＣＤ６は、一方のガラス基板上にＸ電極列を
設け、かつ他方のガラス基板上にＹ電極列を設け、これ
らＸおよびＹ電極間に液晶層を設けたシンプルマトリク
ス構成、および薄膜トランジスタ（ＴＦＴ）等のスイッ
チング素子を各画素毎に設けた構成のどちらでもよいが
、この実施例ではシンプルマトリクス構成を採用するこ
とにする。

【００１０】ＬＣＤ６は、ＬＣＤ駆動回路６Ｄによって
駆動される。ＬＣＤ駆動回路６Ｄは、制御回路８から表
示指令信号を受けたときにデータバス１０から供給され
るデータをＬＣＤ６に表示するために、ＬＣＤ６中の所
要のＸおよびＹ電極に電圧を印加する。

【００１１】複写装置は、さらに画像読取装置１２、印
刷装置１４、フロッピーディスク（以下、ＦＰと略称）
ドライブ装置１６、およびワードプロセッサ１８を備え
ている。画像読取装置１２は、例えば電荷結合素子（Ｃ
ＣＤ）アレイを平行移動させて２次元走査を行うイメー
ジスキャナにより構成され、制御回路８から画像読取指
令信号を受けると、ＬＣＤ６に表示されたデータを読み
取り、データバス１３に読取データを出力する。印刷装
置１４は、例えばレーザビームプリンタにより構成され
、制御回路８から印刷指令信号を受けると、画像読取装
置１２からバス１３を介して供給される読取データを印
刷する。

【００１２】ＦＤドライブ装置１６は、制御回路８から
ＦＤ書込指令を受けると、インターフェース回路２４お
よびデータバス１７を介して入力するデータをＦＤに書
き込む。ＦＤに書き込まれるデータには、画像読取装置
１２から出力される読取データおよび後述のワードプロ
セッサ１８の出力データがある。また、ＦＤドライブ装
置１６は制御回路８からＦＤ読取指令信号を受けると、
ＦＤに記録されているデータを読み取ってデータバス１
７に出力する。

【００１３】ワードプロセッサ１８は、データを入力で
きるキーボード２０と、キーボード２０から入力された
データに対して同じくキーボード２０から入力される種
々の指令に従って、かな漢字変換、訂正、削除および挿
入等の編集動作を行うデータ処理手段２２とを備えてお
り、制御回路８からワード処理指令信号を受けたときに
動作可能となる。データ処理手段２２の出力データは、
データバス２３を介してインターフェース回路２４に供
給される。

【００１４】インターフェース回路２４は、制御回路８
から与えられる表示データ選択信号に応じてバス１７の
データ、即ち、ＦＤドライブ装置１６の出力データまた
はバス２３のデータ、即ち、ワードプロセッサ１８の出
力データをデータバス２６に出力する。バス２６に出力
されたデータは、バス１０を介してＬＣＤ駆動回路６Ｄ
に供給される。

【００１５】指令入力部２６は、種々のタッチスイッチ
およびセレクタボタンを有しており、オペレータがこれ
らのキーおよびボタンを操作することによって、設定し
た原稿コピーモード、ＬＣＤ表示モード、ＬＣＤコピー
モード、ＦＤ読取モード、ＦＤ書込モード、およびワー
ドプロセッサモードならびにコピー枚数および紙寸法を
示す信号を制御回路８に出力する。制御回路８はこれら
の信号を受けて、内蔵プログラムに従って上述の表示指
令信号、画像読取指令信号、印刷指令信号、ＦＤ書込信
号、ＦＤ読取信号、ワード処理指令信号、および表示デ
ータ選択信号ならびにコピー枚数および紙寸法を示す信
号を出力する。モニタ２８は、制御回路２８の出力信号
を受けて動作モード、コピー枚数および紙寸法等を表示
する。

【００１６】次に、上述のように構成された複写装置の
実施例の動作を説明する。原稿コピーモードにおいては
原稿受部４上のＬＣＤ６が除去され、原稿受部４に原稿
が載置される。そして原稿のデータ、即ち、文字および
図形等の画像が画像読取装置１２によって読み取られ、
読取データが印刷装置１４によって印刷される。

【００１７】あるいはまた、ＬＣＤ６を光を透過するよ
うに制御し、その上に載置した原稿を画像読取装置１２
によって読み取り、印刷装置１４によって印刷するよう
にしてもよい。

【００１８】ＬＣＤ表示モードで、かつＦＤ読取モード
のときには、制御回路８がＬＣＤ駆動回路６Ｄに表示指
令信号を、ＦＤドライブ装置１６にＦＤ読取信号を、イ
ンターフェース回路２４にバス１７の選択信号をそれぞ
れ出力する。従って、ＦＤドライブ装置１６のＦＤに記
録されているデータが読み取られ、バス１７、インター
フェース回路２４、バス２６およびバス１０を介してＬ
ＣＤ駆動装置６Ｄに供給される。ＬＣＤ駆動装置６Ｄは
、ＦＤドライブ装置１６からのデータが表示されるよう
にＬＣＤ６を駆動する。

【００１９】ＬＣＤ表示モードがＬＣＤコピーモードに
切換わると、制御回路８は画像読取装置１２に画像読取
指令信号を、印刷装置１４に印刷指令信号をそれぞれ出
力する。これに応じて画像読取装置１２はＬＣＤ６の表
示内容を読み取って、これを示すデータをバス１３を介
して印刷装置１４に出力し、印刷装置１４はこのデータ
が示す文字および図形を印刷する。ここでＦＤ読取モー
ドからＦＤ書込モードに切換わると、制御回路８がＦＤ
ドライブ装置１６にＦＤ書込信号を出力する。これによ
り、ＦＤドライブ装置１６はバス１３，１０および２６
、インターフェース回路２４、ならびにバス１７を介し
て供給される画像読取装置１２の出力データをＦＤに書
き込む。

【００２０】ＬＣＤ表示モードで、かつワードプロセッ
サモードのときには、制御回路８がＬＣＤ駆動装置６Ｄ
に表示指令信号を、ワードプロセッサ１８にワード処理
指令信号を、インターフェース回路２４にバス２３の選
択信号をそれぞれ出力する。従って、ワードプロセッサ
１８のデータ処理手段２２がバス２３、インターフェー
ス回路２４、バス２６およびバス１０を介してＬＣＤ駆
動装置６Ｄに供給される。ＬＣＤ駆動装置６Ｄは、ワー
ドプロセッサ１８の出力データが表示されるようにＬＣ
Ｄ６を駆動する。

【００２１】ＬＣＤ表示モードがＬＣＤコピーモードに
切換わると、制御回路８は画像読取装置１２に画像読取
指令信号を、印刷装置１４に印刷指令信号をそれぞれ出
力する。これに応じて画像読取装置１２はＬＣＤ６の表
示内容を読み取って、これを示すデータをバス１３を介
して印刷装置１４に出力し、印刷装置１４はこのデータ
が示す文字および図形を印刷する。ここでワードプロセ
ッサモードからＦＤ書込モードに切換わると、制御回路
１６はＦＤドライブ装置１６にＦＤ書込信号を、インタ
ーフェース回路２４にバス１７の選択信号をそれぞれ出
力する。これにより、ＦＤドライブ装置１６はバス１３
，１０および２６、インターフェース回路２４ならびに
バス１７を介して供給される画像読取装置１２の出力デ
ータをＦＤに書き込む。

【００２２】上記実施例では、ワードプロセツサ１８の
出力データおよび画像読取装置１２の出力データ、即ち
、複写すべきデータの記憶手段としてＦＤドライブ装置
１６を使用したが、この代わりにハードディスク装置を
使用してもよい。

【００２３】

【発明の効果】以上の如く請求項１に記載の複写装置に
よれば、原稿受部に液晶表示装置を設け、この表示内容
を印刷するようにしたので、原稿受部に原稿を載置する
ことなく、複写を行うことができる。

【００２４】また、請求項２に記載の複写装置によれば
、入力データを編集するデータ処理手段の出力データを
液晶表示装置に供給するようにしたので、複写装置が配
置されている場所で原稿を作成して複写を行うことがで
きる。また、複写データを記憶する記憶手段の出力を液
晶表示装置に供給するようにしたので、複写のための原
稿を保管しておく必要がなくなる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の複写装置の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。

【図２】図１の実施例の外観を概略的に示す斜視図であ
る。

【符号の説明】

２　　複写装置 ４　　原稿受部 ６　　液晶表示装置（ＬＣＤ） ８　　制御回路 １２　　画像読取装置 １４　　印刷装置 １６　　ＦＤドライブ装置 １８　　ワードプロセッサ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　原稿受部上の原稿を複写する複写装置
   であって、前記原稿受部に設けられた液晶表示装置と、
   複写すべきデータを前記液晶表示装置に供給する制御手
   段と、前記液晶表示装置の表示内容を読み取る画像読取
   装置と、前記画像読取装置の出力を印刷する印刷装置と
   を備えることを特徴とする複写装置。
2. 【請求項２】　　データを入力できるデータ入力手段と
   、前記データ入力手段によって入力されたデータを編集
   するデータ処理手段と、複写すべきデータを記憶する記
   憶手段とをさらに備え、前記制御手段が前記データ処理
   手段および前記記憶手段の出力データを選択的に前記液
   晶表示装置に供給することを特徴とする複写装置。