JPH04340469A - モータ速度検出装置 - Google Patents

モータ速度検出装置

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JPH04340469A
JPH04340469A JP3112710A JP11271091A JPH04340469A JP H04340469 A JPH04340469 A JP H04340469A JP 3112710 A JP3112710 A JP 3112710A JP 11271091 A JP11271091 A JP 11271091A JP H04340469 A JPH04340469 A JP H04340469A
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JP
Japan
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speed
motor speed
signals
period
motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP3112710A
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English (en)
Inventor
Takeshi Aida
健 相田
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Juki Corp
Original Assignee
Juki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータ速度検出装置に
関し、より具体的にはインクリメント型のロータリエン
コーダを用いてモータの回転速度を検出するものにおい
て、低速域においても精度良く検出することができる様
にしたモータ速度検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】モータ速度、例えば位置制御に用いられ
るサーボモータの回転速度を検出する場合、一般的には
光学式又は磁気式のロータリエンコーダを用いて測定し
ている。その測定手法としてはエンコーダ出力パルス、
すなわち互いに90°位相のずれたφA、φBのパルス
を所定時間カウントして速度を求めるパルスカウント法
と、パルス間の時間間隔を計測してその逆数から速度を
求める周期測定法とがある。前者は高速域では精度が良
いが、速度が低くなるにつれて出力パルス数が減少して
精度が悪化し、更に速度が低下すると所定時間内に殆ど
パルスが生じなくなるため、その様な回転域ではパルス
間の時間間隔を計測する周期測定法が用いられることに
なる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】周期測定法を用いてモ
ータ速度を測定する場合でも、極低速になるとパルス間
隔が更に大きくなって、図6に示す様に、φAあるいは
φBパルスの周期Tが速度検出のサンプリング周期Sよ
り長くなってしまいエンコーダパルス周期の検出が不可
能となることがある。その結果検出遅れとなって位置・
速度制御等を行うとき等、十分な制御精度を期待するこ
とができなくなる。その様な不都合に応えるため、φA
あるいはφBのいずれかの信号の立上がり端と立下がり
端でパルスを得てこのパルス間の長さT2を測定する2
逓倍法あるいはφA、φBの各信号の立上がり端と立下
がり端でパルスを得てこのパルス間の長さT4を測定す
る4逓倍法で周期測定することが行われている。例えば
4逓倍すれば、更に1/4の速度まで検出することがで
きる。
【0004】この様に周期測定パルスを増加するために
、例えば4逓倍法ではエンコーダのφA、φBの信号の
出力の立上がり端と立下がり端に同期して周期測定パル
スを得ることになるが、エンコーダから出力されるパル
ス信号(図7(b)、図8(b))の元となるエンコー
ダの内部の実際の信号(図7(a)、図8(a))は、
図7に示す波形の歪みや図8に示すオフセットのズレが
発生するので、十分な位相精度を得ることが困難である
。すなわち、図7及び図8に示す如く、各相の周期t3
,t4は必ずしも1周期Tを2等分した値にはならない
。一般的には、例えば4逓倍したとき各相はT/4±T
/8程度の精度しか得ることができないとされている。
【0005】従って、本発明の目的は上記した欠点を解
消し、4逓倍法と同様の分解能まで測定できると共に、
その位相精度の劣化を補償して精度良くモータ速度を検
出することができる様にしたモータ速度検出装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を解決する
ために、本発明は、エンコーダから出力される互いに9
0°位相のずれた第1あるいは第2の信号の周期を所定
時刻毎に測定してモータ速度を検出するモータ速度検出
装置において、前記第1と第2の信号の各反転信号を形
成する手段、前記第1と第2の信号並びにその各反転信
号の周期をそれぞれ測定する周期測定手段、前記所定時
刻毎にその直前に周期測定を終了した周期測定手段を識
別する手段、前記識別された周期測定手段により測定さ
れた第1、第2あるいはその各反転の信号のいずれかの
周期に従ってモータ速度を算出する手段を備える如く構
成した。
【0007】
【作用】図7及び図8において分割した信号の位相精度
は必ずしも十分なものではないが、エンコーダパルスの
1周期t1,t2自体は、周波数に依存することから周
波数が大きく変動しない限り、比較的精度が良い値とな
る。本発明者はその点に着目してこの発明をなしたもの
であり、エンコーダからの互いに90°位相のずれた信
号並びにこれらの反転信号の4種類の信号を形成してい
る。これらの信号はいずれもエンコーダパルスの1周期
に対応する周期を有している。従って、本発明では、こ
れらの信号の各周期を測定し、サンプリング時点でのそ
の直前に測定されたいずれかの周期を速度演算に使用す
る。従って、4逓倍の倍数でエンコーダパルスの1周期
を測定していることになり、精度良いモータ速度の検出
が可能になる。
【0008】
【実施例】以下、添付図面に即して本発明の実施例を説
明する。図1は本発明が用いられる位置制御用のサーボ
モータの速度制御を例にとって本発明の全体構成を概念
的に示す説明図である。
【0009】図において符号10はサーボモータを示し
ており、その出力軸と同軸にロータリエンコーダ12が
取着され、出力軸の回転に応じて正弦波信号を出力する
。その出力は速度検出部14に送られてモータ回転速度
が検出され、CPU16はそれに基づいて指令値との偏
差を求めて制御値を決定し、D/A変換回路18及びパ
ワーアンプ20を介してサーボモータ10に供給し、サ
ーボモータの速度を速度指令値に調節する。尚、本発明
の要旨は速度検出自体にあるので、以下その点に焦点を
おいて説明する。
【0010】図2は速度検出部14の詳細を示すブロッ
ク図である。速度検出部14は立上がりエッジパルス発
生回路140a,140b,140c,140d及びデ
ィレイ回路141a,141b,141c,141dを
備えており、更にその次段にはタイマカウンタ142a
,142b,142c,142dとラッチ回路143a
,143b,143c,143dを備える。エンコーダ
出力から図示しないパルス整形回路を介して図3に示す
φA,φB信号が形成され、立上がりエッジパルス回路
140a,140bに入力され、その立ち上がりエッジ
に同期して所定幅のパルスが形成され、その出力により
ラッチ回路143a,143bが作動されカウンタ14
2a、142bの内容が各ラッチ回路にラッチされる。 またφA,φBパルスはインバータ回路144a,14
4bを介してそれと逆相のφA(反転)・パルスとφB
(反転)・パルスが形成され、それらは第3、第4の立
上がりエッジパルス発生回路140c,140dからラ
ッチ回路143c,143dに送られ、図3に示すタイ
ミングでカウンタ142c、142dのカウント値が各
ラッチ回路にラッチされる。各ラッチ回路143の出力
は、前記したCPU16に接続される。
【0011】また各立上がりエッジパルス発生回路14
0の出力はそれぞれディレイ回路141に接続されてお
り、そこで図3に示す様に各ラッチパルスより少し遅延
したカウンタクリアパルスが形成され、その出力は各タ
イマカウンタ142のクリア端子に接続される。各タイ
マカウンタ142のクロック端子には基準クロック信号
f0が送られる。従って、各タイマカウンタ142a〜
142dは、φA,φB,φA(反転)及びφB(反転
)の各信号についてクリアパルス発生時点から次のラッ
チパルス発生時点までの経過時間を計測する(図3には
φA信号についてのみ示した)。この計測値はφA,φ
B,φA(反転)及びφB(反転)信号の周期の計測値
に略一致しており、各ラッチパルスに同期してこれらの
周期の計測値が対応したラッチ回路143a〜143d
に取り込まれる。
【0012】速度検出部14は更にNOR回路145及
びその次段に4個のDフリップフロップ146a,14
6b,146c,146dを備える。NOR回路の入力
端子には前記4個の立上がりエッジパルス発生回路14
0の出力が接続されており、NOR回路145の出力端
子は各Dフリップフロップ146のクリア端子に接続さ
れる。またDフリップフロップ146の各クロック端子
には前記ディレイ回路141の出力がそれぞれ接続され
ると共に、そのD端子は全て電源電圧に接続される。D
フリップフロップ146の各出力は、CPU16に接続
される。各Dフリップフロップは、φA,φB,φA(
反転)及びφB(反転)信号の立上がりエッジに同期し
てクロックされるので、後述するように所定時点より直
前に周期の計測を終了したタイマカウンタがどれである
かを識別することができる。
【0013】続いて図5のフロー・チャートを参照しつ
つ本装置の動作を説明する。
【0014】前記したCPU16において本装置は0.
5ms等の適宜なタイマ割り込みで起動され、タイマカ
ウンタ値のサンプリングが行なわれる。この割り込みが
行なわれる前に位置制御を行なう場合には、トルク指令
出力、速度検出、速度偏差演算、PI補償演算等が行な
われる。S10でDフリップフロップ146のQ出力が
Hレベルに立ち上がったものを判別する。この点につい
て図2〜図4を参照して説明すると、前述の如く、位相
がそれぞれ90度づつずらされたφA,φB,φA(反
転)及びφB(反転)信号の4種の信号について、それ
ぞれの1周期がタイマカウンタ142で時間計測される
が、その計測の終了を決定するラッチパルスに同期して
その計測値が各ラッチ回路に記憶される。また各ラッチ
パルスは図2及び図4で示す様にNOR回路145に入
力され、そこからいずれかのラッチパルスの立ち上がり
タイミングにLレベルとなる出力がDフリップフロップ
のクリア端子に送られる。
【0015】他方、DフリップフロップのD端子は常時
Hレベルであることから、そのクロック端子に図3に示
したクリアパルスが入力された時点でその立ち上がりタ
イミングに同期してQ端子出力がHレベルとなり、その
Hレベル状態は次のラッチパルスが立ち上がる時点まで
継続する。即ち、φA等の4種の信号についてタイマカ
ウントを開始すると同時に、対応するDフリップフロッ
プのQ出力はHレベルとなり(例えば、φA信号にはD
フリップフロップ146aが対応する)、その状態は次
の信号についてタイマカウントが開始されるまで継続す
る。この様にして、CPU16はタイマ割り込みを受け
たサンプリング時点で、その直前に4個のDフリップフ
ロップ146のどれがHレベルであったか否か判断する
ことにより、どの信号の周期データが最新のものである
かを判別することができる。例えば、図3のサンプリン
グ・タイミングが「イ」の時点であったとするとφAの
測定データを、「ロ」であればφB(反転)の測定デー
タを選択することになる。図5フロー・チャートにおい
て続いてS12で対応するタイマカウンタ出力Tnを選
択し、S14でその逆数に所定の係数Bを乗じて速度V
を算出する。
【0016】本実施例は上記の如く構成したので、従来
の4逓倍法と同様の分解能で回転速度を検出することが
できると共に、測定する周期は1/4周期ではなく1周
期全体であることから、波形歪みやオフセットのズレの
影響を受けることがない。従って、最新のデータを精度
良く得ることができる。
【0017】尚、本実施例をロータリエンコーダを用い
たサーボモータの回転速度を検出する場合を例にとって
説明したが、それに限られるものではなく、更にはリニ
ヤエンコーダを用いた速度検出にも応用できるものであ
る。
【0018】また、上記実施例では、146でDフリッ
プフロップを用いた例を示したが、周知のJKフリップ
フロップを用いてDフリップフロップと等価な結線をし
てもよいことはいうまでもない。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、エンコ
ーダから出力される互いに90°位相のずれた第1ある
いは第2の信号の周期を所定時刻毎に測定してモータ速
度を検出するモータ速度検出装置において、前記第1と
第2の信号の各反転信号を形成する手段、前記第1と第
2の信号並びにその各反転信号の周期をそれぞれ測定す
る周期測定手段、前記所定時刻毎にその直前に周期測定
を終了した周期測定手段を識別する手段、前記識別され
た周期測定手段により測定された第1、第2あるいはそ
の各反転の信号のいずれかの周期に従ってモータ速度を
算出する手段を備える如く構成したので、各信号の個数
まで分解能を上げることができると共に、測定する周期
は1周期全体であることから信号整形時の波形歪みやオ
フセットずれ等の位相精度の悪化の影響を受けることが
殆どなく精度良くモータ速度を検出することができる。 更に、測定時刻の直前に計測し終えたデータを判別して
使用することから、検出遅れの程度が少なく、前記した
効果とあいまって一層精度良くモータ速度を検出するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】サーボモータの速度制御を例にとって本発明の
全体構成を概略的に示す説明図である。
【図2】図1中の速度検出部の詳細を示すブロック図で
ある。
【図3】図3に示した速度検出部の動作を各信号の周期
測定を中心に示すタイミング・チャートである。
【図4】図3に示した速度検出部の動作を周期測定を終
えた信号の判別を中心に示すタイミング・チャートであ
る。
【図5】本発明に係るモータ速度検出装置の動作を示す
フロー・チャートである。
【図6】4逓倍法を含むロータリエンコーダによる回転
量検出を一般的に示す説明図である。
【図7】ロータリエンコーダ出力の波形歪みを一般的に
示す説明図である。
【図8】ロータリエンコーダ出力のオフセットずれを一
般的に示す説明図である。
【符号の説明】
10  サーボモータ 12  ロータリエンコーダ 14  速度検出部 16  CPU 18  D/A変換回路 20  パワーアンプ 140(a,b,c,d)  立上がりエッジパルス発
生回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  エンコーダから出力される互いに90
    °位相のずれた第1あるいは第2の信号の周期を所定時
    刻毎に測定してモータ速度を検出するモータ速度検出装
    置において、前記第1と第2の信号の各反転信号を形成
    する手段、前記第1と第2の信号並びにその各反転信号
    の周期をそれぞれ測定する周期測定手段、前記所定時刻
    毎にその直前に周期測定を終了した周期測定手段を識別
    する手段、前記識別された周期測定手段により測定され
    た第1、第2あるいはその各反転の信号のいずれかの周
    期に従ってモータ速度を算出する手段、を備えたことを
    特徴とするモータ速度検出装置。
  2. 【請求項2】  前記第1と第2の信号がエンコーダか
    ら出力されるφA、φB信号であることを特徴とする請
    求項1に記載のモータ速度検出装置。
  3. 【請求項3】  前記各周期測定手段は、対応する第1
    、第2あるいはその各反転信号の信号立上がり端毎に基
    準クロックを計数するカウンタであることを特徴とする
    請求項1または2に記載のモータ速度検出装置。
  4. 【請求項4】  前記カウンタの計数値が第1、第2あ
    るいはその各反転信号の信号立上がり端に同期してラッ
    チされることを特徴とする請求項1から3までのいずれ
    か1項に記載のモータ速度検出装置。
  5. 【請求項5】  前記識別手段は、第1、第2あるいは
    その各反転信号の信号立上がり端によりクロックされ、
    続く第1、第2あるいはその各反転信号によりクリアさ
    れるフリップフロップであることを特徴とする請求項1
    から3までのいずれか1項に記載のモータ速度検出装置
JP3112710A 1991-05-17 1991-05-17 モータ速度検出装置 Pending JPH04340469A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0351764A (ja) * 1989-07-19 1991-03-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 速度・加速度検出装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0351764A (ja) * 1989-07-19 1991-03-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 速度・加速度検出装置

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