JPH0433969A - カチオン電着組成物 - Google Patents

カチオン電着組成物

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JPH0433969A
JPH0433969A JP2137028A JP13702890A JPH0433969A JP H0433969 A JPH0433969 A JP H0433969A JP 2137028 A JP2137028 A JP 2137028A JP 13702890 A JP13702890 A JP 13702890A JP H0433969 A JPH0433969 A JP H0433969A
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Taisaku Kano
加納 泰作
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、低温硬化性と耐候性に優れたカチオン電着組
成物に関するものである。
〔従来の技術〕
従来カチオン電着塗装は、その優れた防錆力、塗装作業
性の観点より、自動車用途を中心に汎用されている。
これ等に使用されているカチオン電着組成物は、トリレ
ンジイソシアネートとポリオールとを反応させ、末端に
インシアネート基を有するプレポリマーに、通常アルコ
ールまたはε−カプロラクタム等でブロック化したブロ
ックイソシアネートを硬化剤として含有するものである
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、カチオン電着塗装膜上に、直接上塗り塗料を塗
装した場合、得られた塗膜は紫外線等により黄変(耐候
性が低下)する問題点を有していた。
かかる問題を解決する手段として、トリレンジイソシア
ネートの代わりに、ヘキサメチレンジイソシアネート、
イソホロンジイソシアネート、水添MDl等の耐候性に
優れる脂肪族あるいは脂環式イソシアネートを使用する
と、通常焼付温度が180℃以上必要であった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者は、上記の問題点に鑑みて鋭意検討しり結果、
α−(3−メチルイソシナトフェニル)エチルイソシア
ネート又は2.5−及び/又は2.6−ジイソシアナト
メチルビシクロ〔2,2,1〕ヘプタンまたはこれらイ
ソシアネートの変成体より合成されるフ゛口・ンクイソ
シアネート(A)と3級アミノ基及び活性水素含有化合
物(B)との組合せにおいて、耐候性及び低温焼付性に
優れる事を見出し本発明に到達した。
すなわち、本発明はα−(3−メチルイソシアナトフェ
ニル)−エチルイソシアネート或いは2.5−及び/又
は2,6−ジイツシアナトメチルビシクロ[2,1〕ヘ
プタンまたはこれらイソシアネートの変成体より合成さ
れるブロックイソシアネート(A)と3級アミノ基及び
活性水素含有化合物(B)とを、焼付は温度において、
Aのブロックイソシアネートが外れ、解離するイソシア
ネート基(NCO基)に対し、Bの活性水素(H)の当
量比(H/NCO基)が0.8〜1.3の割合で配合し
てなるカチオン電着塗料組成物に関するや 本発明に使用される一つのブロックイソシアネート(A
)は、α−(3−メチルイソシアナトフェニル)−エチ
ルイソシアネート、または α−(3−メチルイソシア
ナトフェニル)−エチルイソシアネートとグリコール、
ポリオールあるいは水との反応により得られる末端にイ
ソシアネート基を有するプレポリマー、あるいはα−(
3−メチルイソシアナトフェニル)−エチルイソシアネ
ートのイソシアヌレート結合を含有するポリイソシアネ
ートを、分子中に活性水素を少なくとも1個有するブロ
ック剤よりブロック化することにより合成される。
もう一つのブロックイソシアネート(A)は、2.5−
及び/又は2,6−ジイソシアナトメチルビシクロ〔2
,2,1〕ヘプタン、または、2,5−及び/又は2.
6−ジイソシアナトメチルビシクロ〔2,2,1〕ヘプ
タンとグリコール、ポリオールあるいは水との反応によ
り得られる末端にイソシアネート基を有するプレポリマ
ー、あるいは2゜5−及び/又は2.6ジイソシアナト
メチルビシクロ(2,1〕ヘプタンのイソシアヌレート
結合を含有するポリイソシアネートを、分子中に活性水
素を少なくとも1個有するブロック剤よりブロック化す
ることにより合成される。
上記のα−(3−メチルイソシアナトフェニル)エチル
イソシアネートは、例えば、 特願平190676に記
載の方法で製造される。
また、2,5−及び/又は2,6−ジイツシアナトメチ
ルビシクロ[2,1〕ヘプタンは、例えば、特願平2−
11801号の方法で製造される。
また、上記イソシアネート等のプレポリマーまタハイソ
シアヌレート結合を含有するポリイソシアネートは、通
常用いられるイソシアネートのプレポリマーまたはイソ
シアヌレート結合を含有するポリイソシアネートと同様
の方法で容易に合成できる。
上記プレポリマーに用いられるグリコールまたはポリオ
ールとしては、例えば、エチレングリコール、ジエチレ
ングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレング
リコール、ジプロピレングIJ−1−ル、ポリプロピレ
ングリコール、1.3−ブタンジオール、1,4−ブタ
ンジオール、1.6−ヘキサンジオール、ネオペンチル
グリコール、トリメチロールプロパン、グリセリン、ペ
ンタエリドツト、ポリエステルポリオール、エポキシポ
リオール等が挙げられる。
また、分子中に活性水素を少なくとも1個有するブロッ
ク剤としては、例えば、ε−カプロラクタム、メチルエ
チルケトオキシム、シクロヘキサノンオキシム、アセト
酢酸エチル、フェノール等が挙げられるが、安定性より
ε−カプロラクタム、メチルエチルケトオキシム、シク
ロヘキサノンオキシム等が好ましい。
本発明に用いられる3級アミノ基及び活性水素含有化合
物(B)は、例えばビスフェノールA型エポキシ、ビス
フェノールF型エポキシ、更にこれ等をジアミン、二塩
酸等で分子量を増大したエポキシ、EPU−3(旭電化
製)の様なポリウレタン、E−1800−6,5(日本
石油化学■製)の欅なエポキシ化ポリブタジェン等のエ
ポキシ基に2級アミンを導入して、3級アミノ基を持た
せたものが挙げられる。
またジメチルアミノエチルメタクリレートやジエチルア
ミノエチルメタクリレートの様な3級アミノ基を有する
アクリルモノマーと2−ヒドロキシエチルメタクリレー
ト等の水酸基を有する七ツマ−とスチレン、プチメメタ
クリレートの様な共重合可能なモノマーを共重合させて
得られる3級アミノ基有するアクリル樹脂を挙げること
ができる。
本発明のブロックイソシアネート(A)と3級アミノ基
及び活性水素含有化合物(B)の使用量は、電着塗膜を
焼付けた場合、A中のブロック剤が外れて遊離するイソ
シアネート基(有効NC○基)と、B中の活性水素(H
)と反応硬化するに十分なりの量(H/NCO基)が0
.8〜1.3が適当であり、好ましくは0.9〜1.2
である。
通常、Bの固型分100重量部に対して、Aの固型分1
0〜200重量部が好ましい。
本発明のカチオン電着塗料用組成物を調製するには、成
分A及び成分Bを混合し、これを適宜の酸、例えば硼酸
、燐酸、硫酸、塩酸等の無機酸、乳酸、酢酸等の有機酸
で、好ましくは有機酸を単独または併用して中和後、水
に溶解または分散させる。
本発明によるカチオン電着塗料用組成物には上記成分の
他に、必要により、顔料、溶媒活性剤等の常套の添加剤
を適宜配合する。
好ましい顔料としては、常套のいかなるものを用いても
よく、無機顔料としては、例えば、酸化鉄、ストロンチ
ウムクロメート、カーボンブラック2、コールダスト、
二酸化チタン、タルク、硫酸バリウム、または色顔料、
例えばカドミウムイエロー、カドミウムレッド、クロミ
ウムイエロー等が挙げられる。
また、有Il顔料としては、例えば、フタロシアニンブ
ルー、フタロシアニングリーン等を用いてもよい、また
、複数の顔料の混合物等が挙げられる。
本発明のカチオン電着組成物を用いる電着方法において
、本発明のカチオン電着組成物を、導電性のアノードお
よび導電性のカソード(塗装されるべき表面を有する)
に接触させ、通常の方法で電着塗装する。
塗装後、一般には、60″C〜120°Cで焼き付ける
が、従来の電着塗料との同様の高温焼き付けも可能であ
る。
従来のカチオン電着組成物を用いる電着方法においては
、耐候性を重視すれば、180’C以上の焼付は温度が
必要になり、150″C焼付は温度まで低下させれば耐
候性が劣る欠点があった。
本発明によれば、このような欠点は解消され、150℃
の様な比較的低温の焼付は温度条件下に於いても、耐候
性に優れるカチオン電着塗料が得られる。
〔実施例〕
以下、本発明を、更に具体的に説明するため、実施例及
び比較例をあげて説明するが、本発明はこれらの実施例
に限定されるものではない。
上旦旦上葛金底 参考例1 α−3−アミノフェニル エチルアミンの入内容積50
0dの攪拌機付5tlS 316L製オートクレーブに
m−ニトロアセトフェノン33.0 g (0,2モル
)、メタノール200yd及びラネーニッケル4.6g
にッケル分として)を仕込んだ後、窒素で置換してしば
らく攪拌する。
オートクレーブを氷水で冷却しながらアンモニアを約4
0g導入した。引き続き、水素を圧入し、40kg/c
jGとした後、昇温しで70“Cにした。
その温度で55分間反応させ、水素を16.5Ni、吸
収したところで吸収が停止したので反応を終了した。室
温まで放冷した後反応液を取り出して濾過し、濾液を5
〜5tmdgの圧力で真空蒸留して留出温度120〜1
22℃の留分23.9g (収率88.0%)を得た。
この液体は無色透明であり、元素分析値、GCMSスペ
クトル、IR−スペクトル、 ’H−NMRスペクトル
の分析値を調べたところ下記のデータが得られたことが
らα−(3−アミノフェニル)エチルアミンであると同
定した。
ガスクロマトグラフィーによる純度は99.3%であっ
た。
(1)  ’ H−N M Rスペクトル(100MH
z 、 DMSO−66)δppm  : 1.0〜1.5ニーc島プロトン   3H4,2〜5
.3  :  CNNz        2H6,1〜
7.2:ベンゼン環プロトン4B(2)IRスペクトル
(岩塩板、液膜法)波数 CI−’:  3400.3
340.3190.2940.1600.1485.1
455.1360.1310.1160(3)GC−M
Sスペクトル El−MSスペクトル: (Mつ=136(注、APE
Aの分子量CJ+db=136.2)(4)元素分析値
 (Cs H+zNz )CHN 計算値(χ”)  70.48   B、81  20
.56実測値(χ)70.45  8.91  20.
38上記で得られたα−(3−アミノフェニル)エチル
アミンを原料として冷熱2段法でホスゲン化を行った。
攪拌機、温度計、ホスゲンガス導入管、冷却管、滴下ロ
ートを装備した2!反応フラスコにオルトジクロルベン
ゼン800gを装入し、攪拌上反応フラスコを氷水浴に
つけ、内温を約2°Cに保ち、ホスゲンガスを75 g
 / hの割合で1時間フラスコ内に導入した。
次いでオルトジクロルベンゼン307gに熔解した上記
ジアミン(n ) 40 g (0,294mol)を
1時間で滴下した。アミン滴下時にはホスゲンガスを7
5g/hの割合で導入しながら、2〜7°Cで冷ホスゲ
ン化を行い、滴下後更に7〜16°Cで30分間ホスゲ
ンを50 g / hの割合で導入した。アミン滴下後
、フラスコ内は淡黄白色スラリー状液となった。
次いでホスゲンを50g/hの割合で導入しながら反応
フラスコ内液を2.5時間で74°Cに昇温した。
昇温後更にホスゲンの導入を続けながら、反応温度74
〜100°Cで2時間熱ホスゲン化を行った。
熱ホスゲン化の過程でフラスコ内液は淡褐色透明溶液と
なった。冷熱2段ホスゲン化で合計210gのホスゲン
ガスを導入した。これは理論量の約3.6倍であった。
熱ホスゲン化終了後、90°Cで窒素ガスを2時間導入
し脱ガスを行った。
冷却後濾過した後、減圧下で溶媒のオルトジクロルベン
ゼンの留去を行い、褐色の反応液約55gを得た。更に
減圧蒸留により、若干量副生ずるα−(3−イソシアナ
トフェニル)エチルクロリドを除去することによって、
約44.7 gの沸点136°C/10mHgの留分を
得た(無色透明液体、800%44.61)。この留分
の元素分析値は下記の通りであった。
元素分析値(%)(C3゜HsNzO□として)CHN 計算値  63.76   4.25   14.88
分析値  63.86   4.22   14.91
また、第1図に示すTRスペクトル、第2図のH−NM
Rスペクトルが得られた。更に、GC−MSスペクトル
では(M”″)−188が観測され、式(1)で表され
る化合物の分子量188.2と一致した。以上よりこの
留分は目的物であるα−(3−イソシアナトフェニル)
エチルイソシアナートと同定した。
1工」」」J【遣 参考例2 溶媒として酢酸イソアミル687 g 、 0DCB2
189 gを混合し、造塩及びホスゲン化の溶媒(以下
混合溶媒と称す)として準備した。この場合、溶媒酢酸
イソアミルに当たる0DCBの比率は76.1%である
混合溶媒1126gを32の四ツロフラスコに入れ、攪
拌しながら氷水で5 ”Cまで冷却した。これに塩化水
素ガスを1.6N!/winの割合で30分間吹き込ん
だのち、別途用意した原料ジアミン2,5−異性体約6
0%と2.6−異性体約40%の混合物であるジアミノ
メチル−ビシクロ(2,1〕ヘプタン(BHCA) 2
50.0 g (1,62mol)を混合溶媒1750
gに熔解した溶液(原料ジアミン濃度: 12.5重量
%)をフラスコ内液中に2時間かけて滴下した0滴下中
も冷却をつづけフラスコ内温を10〜15°Cに保った
また塩化水素ガスの吹き込みをINI/+inの割合で
続行した。原料ジアミン溶液の滴下が終わったのちも、
フラスコ内温を25℃以下に保ちながら、塩化水素ガス
の吹き込みを0.4Nl/winの割合で2時間続行し
、造塩反応を完結させた。
造塩反応では、塩酸塩粒子の塊りが生成するようなこと
はなく、極めてスムースに推移し、白色の均一な微粒子
のスラリーが得られた。
造塩反応終了後、フラスコ内温を25℃から160°C
まで50分間で昇温しなから100’Cの時点からホス
ゲンを徐々に吹き込んでホスゲン化反応を開始した。マ
ントルヒーターで内温を160部1℃に調節しながら、
ホスゲンの吹き込みを100g/h〜120g/hの割
合で続行した。
ホスゲン吹き込み開始後、約6時間で反応液の性状がス
ラリー状(白色)から澄明(とう赤色)となったので、
更に30分間ホスゲンガスを50g/hの割合で吹き込
んだのち、ホスゲン化反応を終了した。ホスゲン化反応
時間は合計6.5時間であった。使用したホスゲンガス
は理論量の約2.2倍であった。
その後、フラスコ内反応液に、N2ガスを1.3N]/
+l1inの割合で80分間吹き込脱ガスを行なった。
この間液温は160部1°Cとした0反応液を脱ガス後
冷却し極微量の固形分を除くため、ろ紙(5C)でろ過
した。ろ液を脱溶媒したのち、真空下で精留し110〜
116℃10.4〜0.6torrの主留分306.5
gを得た。
このものの分析値は次の通りであった。
NC0%         40.72加水分解性塩素
(HCと略す)  0.032%ガスクロマトグラフ純
度% 99.8 脱溶媒後のHCO,202g/100g −BCHI元
素分析     CI(N 計算値%  64.06 6.84 13.58実測値
%  64.11 6.89 13.47元素分析、T
Rスペクトル、NMRスペクトル等の結果より得られた
主留分は、目的物であることを確認した。また、主留分
の収率は理論値(1,62mol、334.2 g )
に対して91,7%であった。
プロ クイソシアネ−A のム 製造例1 ヒ A−1の4 反応容器に窒素ガスを吹き込みながら、プラクセル30
8(ダイセル化学■製)を800部とトルエ7500部
を仕込み攪拌しながら80°C迄昇温し、α−(3−イ
ソシアナトフェニル)−エチルイソシアネート(以下I
EBIと略す”) 1664部を1時間かけて仕込んだ
、更に80°Cで4時間反応させた後、ε−カプロラク
タムを312部加え80℃で2時間反応させ樹!I!1
(A−1)を得た。
製造例2 A−2のム 反応容器に窒素ガスを吹き込みながら、トリメチロール
プロパン134部とトルエン300部ヲ仕込み攪拌しな
がら80℃迄昇温させた後、IEB11410部を1時
間かけて仕込んだ後、4時間80°Cで反応させた。5
0℃まで冷却し、メチルエチルケトオキシム147部を
1時間かけて5分割で仕込み、更に1時間、50℃で反
応させ樹脂(A−2)を得た。
製造例3 A−3のム 通常の方法で合成されたIEBIイソシアヌレート(不
揮発分50%、N00%9%)を500部とトルエン5
00部を仕込み、撹拌しながら50°C迄昇温した後、
メチルエチルケトオキシム95部を1時間かけて仕込み
、更に50℃1時間反応させ樹脂(A−3)を得た。
製造例4 ヒ A−の人 反応容器に窒素ガスを吹き込みながらプラクセル308
を800部とトルエン500部を仕込み、攪拌しながら
80°C迄昇温した後トリレンジイソシアネ−)152
2部を1時間かけて滴下し、更に80°C2時間反応さ
せた。更にε−カプロラクタム339部を加え80°C
2時間反応させ樹脂(A−4)を得た。
製造例5 A−のA 反応容器に窒素ガスを吹き込みながら、トリメチロール
プロパン134部とトルエン300部、イソホロンジイ
ソシアネー) 1666部を仕込み攪拌しながら8時間
反応させた。次に50℃迄冷却した後、メチルエチルケ
トオキシム147部を1時間かけて5分割で仕込み、更
に1時間、50’Cで反応させ、樹脂(A−5)を得た
製造例6 A−のム 反応容器に窒素ガスを吹き込みながら、プラクセル30
8(ダイセル化学■製)を800部とトルエン500部
を仕込み攪拌しながら80°C迄昇温しBCHI(2,
5−異性体が約60%と2.6−異性体が約40%のジ
イソシアナトメチルビシクロ[2,1〕ヘプタンの混合
物、以下同じ、 ) 1802部を1時間かけて仕込ん
だ、更に80℃で4時間反応させた後、ε−カプロラク
タムを339部加え80℃で2時間反応させ樹脂(A−
6)を得た。
製造例7 A−7の4 反応容器に窒素ガスを吹き込みながら、トリメチロール
プロパン134部とトルエン300部ヲ仕込み撹拌しな
がら80℃迄昇温させた後、BCH11546部を1時
間かけて仕込んだ後、4時間80℃で反応させた。50
℃まで冷却し、メチルエチルケトオキシム147部を1
時間かけて5分割で仕込み、更に1時間、50°Cで反
応さセ樹脂(A−7)を得た。
製造例8 A−8のム 通常方法で合成されたBCHIイソシアヌレート(不揮
発分50%、NC0%8.8%)を500部とトルエン
500部を仕込み、攪拌しながら50°C迄昇温した後
、メチルエチルケトオキシム93部を1時間かけて仕込
み、更に50°C1時間反応させ樹脂(A−8)を得た
製造例9 A−9のム 反応容器に窒素ガスを吹き込みながらプラクセル308
を800部とトルエン500部を仕込み、攪拌しながら
80°C迄昇温した後トリレンジイソシアネーH522
部を1時間かけて滴下し、更に80”C2時間反応させ
た。更にε−カプロラクタム312部を加え80°C2
時間反応させ樹脂(A−9)を得た。
製造例10 A−10のム 反応容器に窒素ガスを吹き込みながら、トリメチロール
プロパン134部とトルエン300部、イソホロンジイ
ソシアネート1666部を仕込み撹拌しながら8時間反
応させた。次に50°C迄冷却した後、メチルエチルケ
トオキシム147部を1時間かけて5分割で仕込み、更
に1時間、50℃で反応させ、樹脂(A−10)を得た
3 アミノ  び    4 八  B の人製造例1
1 B−のム 反応容器にブチルセロソルブ402部、エポキシ当量9
40のビスフェノールF型エポキシ樹脂940部を仕込
み、加温溶解させた。80℃に冷却してジェタノールア
ミン105部を投入し、4時間反応させて樹脂(B−1
)を得た。
製造例12 ヒ B−のA 反応容器に分子量1800、エポキシ当量250のポリ
ブタジェン型エポキシ樹脂1800部を仕込み、150
°Cに昇温して、ジェタノールアミン735部を投入し
5時間反応させた後、ブチルセロソルブ700部を仕込
み樹脂(B−2)を得た。
製造例13 一人 反応容器にトルエン330部を仕込み還流攪拌下、スチ
レン200部、ブチルメタクリレート300部、2−ヒ
ドロキシエチルメタクリレート100部、ジメチルアミ
ノエチルメタクリレート50部、アゾビスイソブチロニ
トリル20部を混合して、5時間かけて滴下重合させ、
更に100℃でアゾビスイソブチロニトリル20部を5
分割し1時間毎に仕込んだ後、更に2時間反応させて樹
D (B−3)を得た。
実施例1〜10および比較例1〜9 第1表に記載した配合処方でカチオン電着組成物を調製
し、実施例および比較例について下記の様に鋼板に塗装
して焼付試験を行った。
製造例で示した上記の樹脂(A)、樹脂(B)と硬化触
媒、顔料、エチルセロソルブを混合し、サンドグライン
ドミルで1時間分散した。
次に酢酸を加え十分に混合した後、脱イオン水を少しず
づ加えながらデイスパーを用いて乳化させ、塗料化を行
った。この様にして得られたカチオン電着塗料は常法に
従い、リン酸亜鉛処理した鋼板に塗装して、160℃、
180℃、200℃で20分間焼付た。塗装膜厚は20
±5μmである。
〔発明の効果〕
従来耐候性を重視すれば、180°C以上の焼付は温度
が必要になり、150°C焼付は温度まで低下させれば
耐候性が劣る欠点があったが、本発明によれば、150
°C焼付は温度条件下に於いても耐候性に優れるカチオ
ン電着塗料が得られる事が表−1及び表−2より明らか
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、α−(3−イソシアナトフェニル)−エチルイソシ
    アネート或いは2,5−及び/又は2,6−ジイソシア
    ナトメチルビシクロ〔2,2,1〕ヘプタンまたはこれ
    らイソシアネートの変成体より合成されるブロックイソ
    シアネート(A)と3級アミノ基及び活性水素含有化合
    物(B)とを、焼付け温度において、Aのブロックイソ
    シアネートが外れ、解離するイソシアネート基(NCO
    基)に対し、Bの活性水素(H)の当量比(H/NCO
    基)が0.8〜1.3の割合で配合してなるカチオン電
    着塗料組成物。 2、イソシアネートの変成体が、α−(3−イソシアナ
    トフェニル)−エチルイソシアネートと水またはグリコ
    ール、ポリオールとの反応により得られる活性イソシア
    ネート基を有するプレポリマー、或いはα−(3−イソ
    シアナトフェニル)−エチルイソシアネートの環状三量
    化によって得られるイソシアヌレート結合を有するポリ
    イソシアネートである請求項第1記載のカチオン電着塗
    料組成物。 3、イソシアネートの変成体が、2,5−及び/又は2
    ,6−ジイソシアナトメチルビシクロ〔2,2,1〕ヘ
    プタンと水またはグリコール、ポリオールとの反応によ
    り得られる活性イソシアネート基を有するプレポリマー
    、あるいは2,5−及び/又は2,6−ジイソシアナト
    メチルビシクロ〔2,2,1〕ヘプタンの環状三量化に
    よって得られるイソシアヌレート結合を有するポリイソ
    シアネートである請求項第1記載のカチオン電着塗料組
    成物。 4、3級アミノ基及び活性水素含有化合物が、ビスフェ
    ノールA型エポキシ、ビスフェノールF型エポキシ、ポ
    リブタジエン型エポキシ、ポリウレタン、アクリル、ポ
    リエステル及び又はポリアミドから誘導される3級アミ
    ノ基含有活性水素含有化合物である請求項第1記載のカ
    チオン電着塗料組成物。
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