JPH04339584A - 金属筒体の製造方法 - Google Patents

金属筒体の製造方法

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JPH04339584A
JPH04339584A JP3016037A JP1603791A JPH04339584A JP H04339584 A JPH04339584 A JP H04339584A JP 3016037 A JP3016037 A JP 3016037A JP 1603791 A JP1603791 A JP 1603791A JP H04339584 A JPH04339584 A JP H04339584A
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Kenji Matsuno
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ジュース缶、ビール缶
等の缶詰等に用いられる金属缶胴、あるいは金属パイプ
等の金属筒体を、レーザビーム溶接により製造する方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来溶接金属缶胴の製造に、重ね合せ部
を線電極を介してマッシュシーム溶接する所謂スドロニ
ック抵抗溶接法が、錫めっき鋼板に対して広く採用され
ているが、この方法は表面皮膜の電気絶縁性が比較的大
きいティンフリースチール(比較的安価であるという利
点を有する)に対して用いることが困難であるという問
題を有する。
【0003】最近突合せレーザ溶接による金属缶胴の製
造が提案されているが、この方法は板厚が0.15mm
より薄くなると、溶接に必要な突合せ部の精度を得るこ
とが著しく困難になって、溶接部に孔が生じ易くなるた
め、極薄の金属板からの製造が困難であるという問題を
有する。また溶接速度が毎分30mを越えると、ハンピ
ングビード(humping  bead)と呼ばれる
凹凸状の溶接欠陥を生じ易いため、高速溶接には不適当
であるという問題を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、溶接される
べき金属板が比較的薄く、かつ表面の電気絶縁性が比較
的大きい場合であっても、高速で、満足な性能を有する
溶接部を形成可能な、レーザビーム溶接による金属筒体
の製造方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の金属筒体の製造
方法は、対向する両端縁部を、各端縁部間に間隙高さの
微小な間隙部が生ずるように重ねて重ね部を形成された
金属筒状体の、該重ね部の内側端縁部の外面に対して中
心軸が10〜60度の角度を有するレーザビームを、該
重ね部の外側端縁部の端面の少なくとも一部および内側
端縁部の外面の該端面の近傍部に照射して、該重ね部を
溶接して溶接部を形成することを特徴とする。
【0006】さらに本発明の金属筒体の製造方法は、対
向する両端縁部を、各端縁部間に間隙高さの微小な間隙
部が生ずるように重ねて重ね部を形成された金属筒状体
の、該重ね部の内側端縁部の外面に対して中心軸が10
〜60度の角度を有するレーザビームを、該重ね部の外
側端縁部の端面の少なくとも一部および内側端縁部の外
面の該端面の近傍部に照射して、該重ね部を溶接して溶
接部を形成し、該溶接部が凝固した後、該溶接部を押圧
して押し潰すことを特徴とする。
【0007】
【作用】金属筒状体の間隙高さが微小な間隙部を有する
重ね部の、外側端縁部の端面の少なくとも一部および内
側端縁部の外面の上記端面の近傍部(図1の4bで示す
部分;以下端面近傍部とよぶ)にレーザビームを、所定
の角度で照射すると、レーザビームの一部は上記端面近
傍部の表面付近を溶融すると同時に、間隙部内に進入し
て間隙部内で多重反射し、間隙部の上下面を溶融する。 一方外側端縁部の端面に照射されたレーザビームは、上
記端面およびその近傍を溶融する。上記端面近傍部およ
び上記端面の溶融したメタルは、間隙高さの微小な間隙
部の上下面の溶融メタルと合わさって(表面張力による
ものと思われる)間隙部を埋め、溶融凝固部すなわち溶
接部を形成する(図2参照)。
【0008】間隙部の間隙高さは極く小さいので、多重
反射が有効に行なわれ、比較的小出力のレーザビームに
よっても高速での溶接が可能であり、また溶融メタルに
よって極く短時間に埋められる。
【0009】レーザビームの中心軸の角度が10度より
小さいと、端面近傍部の表面での溶融メタルの量が少な
くなり、高速溶接時に間隙部に埋め残しを生じ易くなる
ので好ましくない。また重ね部の内側端縁部より外側に
ある外面における、レーザビームと接触する周方向長さ
が大きくなって、レーザビームによって侵される表面積
が大きくなるので好ましくない。中心軸の角度が60度
を越えると、間隙部内に進入するレーザビームの量が減
少し、間隙部の上下面の溶融が遅くなるので、高速溶接
が困難になり、また端面近傍部での板厚方向溶融深さが
増大して、その部分の内面側表面にめっき皮膜の損傷な
どの悪影響を与えるので好ましくない。
【0010】重ね溶接であって、突合せ溶接でないので
、突合せの必要がない故、厚さが0.15mm以下の比
較的薄い金属板からも、満足な性能を有する溶接金属筒
体を製造することができる。また溶融溶接であるので、
金属板の表面の電気絶縁性は無関係である故、ティンフ
リースチール等のクロム酸化皮膜を有するような表面処
理鋼板からも、満足な性能を有する溶接金属筒体を製造
することができる。溶接部が凝固した後、溶接部を押圧
して押し潰す場合は、押圧のさい溶融メタルのはみ出し
や、飛散が起こるおそれがなく、段差部の実質的にない
溶接部を得ることができる。
【0011】
【実施例】図1において、1は例えばティンフリースチ
ールのような金属板のブランクより形成された金属筒状
体、2は重ね部、3は外側端縁部、4は内側端縁部、5
は上下面が平行な間隙部である。金属板としては、板厚
約0.05〜0.4mmのものが好ましく用いられる。 重ね部2の幅w、従って間隙部5の幅は、金属板の板厚
以上で0.5mm以下であることが好ましい。金属板は
、低炭素鋼板や、ティンフリースチール、錫めっき鋼板
おょびニッケルめっき鋼板等の表面処理鋼板、ならびに
アルミニュウム(合金)薄板等が好ましく用いられる。
【0012】6はレーザビームであって、6aはその中
心軸である。レーザビーム6は、中心軸6aと内側端縁
部4の外面4aとのなす角θが10〜60度、より好ま
しくは15〜45度となるように、かつ外側端縁部3の
端面3aの少なくとも一部および内側端縁部外面4aの
端面3aの近傍部4bに当たり、かつ焦点面がほぼ重ね
部2にくるように照射される。レーザビーム6のレーザ
としては、炭酸ガスレーサ゛およびYAGレーザ等が好
ましく用いられる。
【0013】レーザ照射部でのレーザビーム6の直径D
は、使用するレーザの種類によって異なるが、通常は0
.1〜0.5mm程度のものが用いられる。ここにレー
ザビームの直径Dとは、図2に示すように、レーザビー
ム6が当たった端面近傍部4bの最外側の部分4b1、
および端面3aの最上部3a1(外面側端縁部の外面3
bに当たる場合は、その最左側(図2における)の部分
)を通り、中心線6aと実質的に平行な中心軸を有する
仮想円筒29の直径をいう。直径が比較的大きいレーザ
ビーム6を用いるときには、レーザビーム6は端面近傍
部4b、端面3a、および外面3bの一部にわたって照
射される。
【0014】間隙部5の高さdは、レーザビーム6が進
入できるように、当該レーザの波長以上であり、かつ間
隙部5の周囲に生じた溶融メタルによって適正に埋めら
れる値以下であり、通常はレーザビームの照射部におけ
る直径Dの50%以下に、より好ましくは30%以下に
定められる。炭酸ガスレーザを用いる場合、高さdは0
.01mm以上で0.06mm以下、より好ましくは0
.02mm以上で0.05mm以下であることが望まし
い。その最適値は、金属板の種類、板厚、溶接速度、レ
ーザの波長、レーザの出力、レーザビームの照射面にお
ける直径およびレーザビームのエネルギー分布等の影響
を受けるので、これらの要因に基づいて実験により定め
られる。
【0015】上記の条件でレーザビーム6を照射すると
、図1、図2に示すように、レーザビーム6の一部は端
面近傍部4bを溶融すると同時に、間隙部5内に進入し
て間隙部5内で多重反射し、間隙部5の上下面を溶融す
る。一方外側端縁部3の端面3aに照射されたレーザビ
ームは、端面3aおよびその近傍を溶融する。端面近傍
部4bおよび端面3aの溶融したメタルは間隙部5の上
下面の溶融メタルと合さって間隙部5を埋め、溶融部7
を形成し、溶融部7が凝固した後、溶接部8が形成され
、金属缶胴9が製造される。
【0016】金属缶胴9はこのままでも用途によっては
使用可能であるが、缶詰用の缶胴として用いる場合は、
溶接部8の段差が大きく不適当である。従ってこの場合
は、図3に示すように、押圧ロール10等の適当な手段
によって溶接部8を押し潰して、金属缶胴9を、段差部
が実質的にない溶接部8’を有する金属缶胴9’に形成
することが好ましい。重ね部2従って溶接部8の幅は小
さいので、押し潰しは比較的小さい加圧力によって容易
に行なうことができる。
【0017】金属缶胴9’は例えば次のようにして連続
的に製造される。図4、図5、図6において、12はフ
ィンガー12aによって金属筒状体1を押して、矢印A
方向に移動させるための無限循環チエーンコンベア、1
3は、押さえバー16a、16b、16c(図4では図
示を省略した)と協力して、外側端縁部3と内側端縁部
4を移動中に互いに徐々に接近させて重ね部2を形成す
るための所謂Z字状バー、14はZ字状バー13の支持
具、15は重ね部2の間隙部5を所定幅wおよび所定高
さdに調整、維持するための保持具である。保持具15
の下流側端部近傍にはレーザビーム照射孔17が設けら
れている。保持具15は、水冷却孔15aを備えている
。照射孔17に対向してレーザビームガン18が、重ね
部2に対して所定の位置に、かつ所定の角度でレーザビ
ーム6を照射できるように配設されている。保持具15
の下流に一対の押圧ロール10が設けられている。
【0018】金属筒状体1は、チエーンコンベア12に
よって矢印A方向に高速で移動しながら、Z字状バー1
3および保持具15によって、間隙部5を有する重ね部
2を形成されて照射孔17に達したとき、前述のように
重ね部2にレーザビームを角度θで照射され(図1、図
6)、溶融部7を形成される(図2)。溶融部7は押圧
ロール10に達するまでに凝固し、溶接部8が形成され
、溶接部8は押圧ロール10によって押し潰されて、段
差が実質的にない溶接部8’となって、金属缶胴9’が
製造される。
【0019】以下にこの場合の具体的データを示す。板
厚が0.12mmのティンフリースチールのブランクを
作製し、このブランクを内径が52.5mmの筒状体に
成形した。 この筒状体を毎分50mの速度で移動させながら、高さ
dが0.04mmで、幅wが0.2mmである間隙部5
を有する重ね部2を形成した。出力が1.2kwで焦点
距離が95.3mmのレンズで集光した炭酸ガスレーザ
を照射角θが25度になるようにして、重ね部2に照射
して溶接を行なった。得られた溶接部8を直径が40m
mの一対の押圧ロール10で40kgfの加圧力でロー
ルして、段差が実質的に消失した溶接部8’を有する金
属缶胴9’を製造した。この金属缶胴9’は図3に示す
ように、重ね部の元の間隙部5の全域にわたって溶接さ
れており、十分に満足な溶接強度を有していた。
【0020】間隙部5は図7に示すように、外側端縁部
の端面3a側に向かって拡った横台形状であってもよい
。この場合、間隙が一定の高さである場合(図1の場合
)に比べて、最小間隙高さd2が小さくなった分だけ、
最大間隙高さd1を大きくすることができる利点がある
。なおこの場合の最大間隙高さd1は、前記直径Dの8
0%以下であることが好ましい。また間隙部5は図8に
示すように、外側端縁部の端面3a側に向かって拡った
横三角形状であってもよい。この場合の最大間隙高さd
1は前記直径Dの80%以下であって、かつ0.15m
m以下であることが好ましい。これらの場合においても
、内側端縁部4の外面4aがレーザビーム6の照射角θ
の基準面となる。なお19、20は保持具である。
【0021】間隙部は長さ方向に沿って間隙高さdが反
復して異なっていてもよい。図9、図10の間隙部25
はその1例を示したものであって、外側端縁部3の内面
に長さ方向に沿って、重ね部2形成前に波形状の凹部2
1を予めローレット加工により形成されてなるものであ
る。凹部21は、外面側端縁部3の内面に奥行き方向に
一定の深さに形成される(図示されない)か、もしくは
図9に示すように、外面側端縁部3の内面に対して端面
3a側が深くなるように傾斜して形成される。後者の場
合、前者に比べて最小間隙高さd4が小さくなった分だ
け最大間隙高さd3を大きくできる利点がある。この場
合も、高さd3は前記直径Dの80%以下であることが
好ましい。なお22は保持具、22aはレーザビーム照
射孔である。
【0022】間隙部25が図11に示すように、外側端
縁部3の内面と内側端縁部4が局部的に繰り返し接触し
ている重ね部2’を形成してもよい。この場合の最大間
隙高さd3は、前記直径Dの80%以下で、かつ0.1
mm以下であることが好ましい。接触部26の長さ(重
ね部の延びる方向の)Lは、前記直径D以下であること
が好ましい。
【0023】図12は、間隙部25が凹部21と接触部
26とからなる重ね部2’(図11)を形成された金属
筒状体1’を矢印方向に移動して、一対のロール27に
より接触部26が密着するていどに軽微に押圧すること
により凹部21よりなる間隙を得ながら、その押圧部に
おいて斜め方向に、前記と同様にしてレーザビーム6を
照射して溶接部8”を形成し、金属缶胴9”を製造する
状態を示したものである。この際、重ね部2’の押圧は
正確に制御された間隙を得るための手段であり、間隙の
高さが極端に小さくなるような重ね部2’の過剰な押圧
は好ましくない。
【0024】図13は、重ね部2’を形成された金属筒
状体1’を同様に移動して、二対のロール27、28に
より重ね部2’を軽微に押圧しながら、各ロールの押圧
部の中間において、移動方向の直角方向に対し角度αだ
け斜め方向(基準面に対する角はθ)から、レーザビー
ム6を照射して溶接部8”を形成し、金属缶胴9”を製
造する状態を示したものである。
【0025】この際、二対のロール27、28による重
ね部2’および溶接部8”の押圧は、正確に制御された
凹部21よりなる間隙を得るメリットと、接触部26を
溶接直後に密着状態とすることによりその接触部26が
完全に溶融状態ではない場合においても圧接により接合
し得るというメリットを有する。この場合も、間隙の高
さが極端に小さくなるような重ね部2’の過剰な押圧、
あるいは溶融メタルのはみ出しや飛び出しが著しく生ず
るような溶接部8”の厚みを極端に減じるような溶接部
8”の押圧は好ましくない。
【0026】内側端縁部4の外面にも同様な凹部(図示
されない)が形成されていてもよく、さらに内側端縁部
4のみに同様な凹部(図示されない)が形成されていて
もよい。この場合のレーザビーム6の照射角θの基準面
は、内側端縁部の外面における凹部に加工されていない
面(図11の26で示す面に対応する)となる。
【0027】図14は金属パイプを製造する場合の例を
示すものである。図の左方側に配設された整形装置(図
示されない)によって丸められた金属帯板は、一対の保
持ロール30a、30bおよびその下流に近接して配設
された同様の構造の一対の保持ロール31a、31bに
よって、図1に示すタイプの所定の間隙高さdおよび幅
wを有する重ね部2を形成されながら矢印B方向に送ら
れる。レーザビーム6が、保持ロール30a、30bお
よび保持ロール31a、31bの間の重ね部2に、図1
の場合と同様に所定の角度で照射されて、溶接部8を有
する金属パイプ32が製造される。溶接部8を、必要に
応じ押圧ロール(図示されない)によって、実質的に段
差が消失するように押し潰してもよい。
【0028】
【発明の効果】本発明のレーザビーム溶接による金属筒
体の製造方法は、溶接されるべき金属板が比較的薄く、
かつ表面の電気絶縁性が比較的大きい場合であっても、
高速で、満足な性能を有する溶接部を備える金属筒体を
製造できるという効果を奏する。
【0029】請求項2記載の金属筒体の製造方法は、段
差が実質的にない溶接部を形成できるので、缶詰等の缶
胴用として適しているという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における第1の態様である重ね部に、レ
ーザビームを照射した直後の状態を示す縦断面図である
【図2】図1の重ね部がレーザビーム照射により溶接部
に形成された状態を示す縦断面図である。
【図3】図2の溶接部を押し潰した状態を示す縦断面図
である。
【図4】本発明を実施するための装置の例の説明用正面
図である。
【図5】図4のV−V線に沿う縦断面図である。
【図6】図4のVI−VI線に沿う縦断面図である。
【図7】本発明における第2の態様である重ね部を保持
具で保持した状態を示す縦断面図である。
【図8】本発明における第3の態様である重ね部を保持
具で保持した状態を示す縦断面図である。
【図9】本発明における第4の態様である重ね部を保持
具で保持した状態を示す縦断面図である。
【図10】図9のX−X線に沿う要部縦断面図である。
【図11】本発明における第5の態様である重ね部の図
11に対応する縦断面図である。
【図12】第5の態様である重ね部をロールで押圧しな
がら金属筒体を製造する第1の例を示す要部斜視図であ
る。
【図13】第5の態様である重ね部をロールで押圧しな
がら金属筒体を製造する第2の例を示す要部斜視図であ
る。
【図14】本発明によりパイプ状の金属筒体を製造する
装置の例の要部斜視図である。
【符号の説明】
1    金属筒状体 1’  金属筒状体 2    重ね部 3    外側端縁部 3a  端面 4    内側端縁部 4a  外面 4b  端面近傍部 5    間隙部 6    レーザビーム 6a  中心軸 8    溶接部 8’  溶接部 8”  溶接部 9    金属缶体(金属筒体) 9’  金属缶体(金属筒体) 9”  金属缶体(金属筒体) 10  押圧ロール 25  間隙部 32  金属パイプ(金属筒体)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対向する両端縁部を、各端縁部間に間隙高
    さの微小な間隙部が生ずるように重ねて重ね部を形成さ
    れた金属筒状体の、該重ね部の内側端縁部の外面に対し
    て中心軸が10〜60度の角度を有するレーザビームを
    、該重ね部の外側端縁部の端面の少なくとも一部および
    内側端縁部の外面の該端面の近傍部に照射して、該重ね
    部を溶接して溶接部を形成することを特徴とする金属筒
    体の製造方法。
  2. 【請求項2】対向する両端縁部を、各端縁部間に間隙高
    さの微小な間隙部が生ずるように重ねて重ね部を形成さ
    れた金属筒状体の、該重ね部の内側端縁部の外面に対し
    て中心軸が10〜60度の角度を有するレーザビームを
    、該重ね部の外側端縁部の端面の少なくとも一部および
    内側端縁部の外面の該端面の近傍部に照射して、該重ね
    部を溶接して溶接部を形成し、該溶接部が凝固した後、
    該溶接部を押圧して押し潰すことを特徴とする金属筒体
    の製造方法。
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