JPH01218781A - レーザビームによる突合せ溶接方法 - Google Patents
レーザビームによる突合せ溶接方法Info
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- JPH01218781A JPH01218781A JP63042277A JP4227788A JPH01218781A JP H01218781 A JPH01218781 A JP H01218781A JP 63042277 A JP63042277 A JP 63042277A JP 4227788 A JP4227788 A JP 4227788A JP H01218781 A JPH01218781 A JP H01218781A
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Landscapes
- Laser Beam Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は薄板溶接部材のレーリ゛ビームによる突合せ溶
接方法に関Jる。
接方法に関Jる。
[従来の技術]
レーザビームは狭い範囲への■ネルギーの集中が可能で
あるので諌板溶接部祠の突合せ溶接に好適に使用で゛き
る。しかし4丁がらレーリ゛ビームにJ、り金屈薄根を
突合せ溶接Jる場合、溶接速度を−[(3゛るにつれレ
ーザビーl\のTネルギー密度も高める必要がありその
ような高速溶接0.1には次のような現象が発生ずる。
あるので諌板溶接部祠の突合せ溶接に好適に使用で゛き
る。しかし4丁がらレーリ゛ビームにJ、り金屈薄根を
突合せ溶接Jる場合、溶接速度を−[(3゛るにつれレ
ーザビーl\のTネルギー密度も高める必要がありその
ような高速溶接0.1には次のような現象が発生ずる。
すなわら、ハンピングと呼ばれるこぶ状の突起が溶接ビ
ード表面に沿って不連続に現われる。また溶接条イ!1
にJ:っでは溶接部の中央部が連続的に盛1り裏面側に
アンダーカッ1−を生じる。さらに上記状態が激しり4
すると穴明が生じること−6ある。そしてこのようむ現
象は例えば厚み0.2umの表面処理鋼板を溶接速度3
0/) □− m/…10以上で溶接するとぎに著しく現れる。
ード表面に沿って不連続に現われる。また溶接条イ!1
にJ:っでは溶接部の中央部が連続的に盛1り裏面側に
アンダーカッ1−を生じる。さらに上記状態が激しり4
すると穴明が生じること−6ある。そしてこのようむ現
象は例えば厚み0.2umの表面処理鋼板を溶接速度3
0/) □− m/…10以上で溶接するとぎに著しく現れる。
上記現象を改善するための技術が特開昭62−6178
6に提案されている。特開昭62−61786に提案さ
れたブフ法にJこると第7図に示すように溶接部材はα
の角度に傾けられ、上方がdの距離だけ聞いた状態C・
突合される。溶接部材はC,D’r示す方向のノコで押
しイイ【プられ下端が線接触状態となりレーザビームは
上部Bの方向から突合せ部に照射される。上記特開昭6
2−61786に提案された方法には次のような問題が
あった。
6に提案されている。特開昭62−61786に提案さ
れたブフ法にJこると第7図に示すように溶接部材はα
の角度に傾けられ、上方がdの距離だけ聞いた状態C・
突合される。溶接部材はC,D’r示す方向のノコで押
しイイ【プられ下端が線接触状態となりレーザビームは
上部Bの方向から突合せ部に照射される。上記特開昭6
2−61786に提案された方法には次のような問題が
あった。
すなわち、突合せをαの開き角で行う場合、端面の接触
は線状となるので、突合せのくい違いが起ぎ易く第7図
のような突合せ形状を安定して形成することは困難であ
る。ざらに突合L!、 k;I:αの聞き角で行われる
ため溶接後の突合1面の形状−し平坦でなく折れ曲がっ
たいびつな形状となる。
は線状となるので、突合せのくい違いが起ぎ易く第7図
のような突合せ形状を安定して形成することは困難であ
る。ざらに突合L!、 k;I:αの聞き角で行われる
ため溶接後の突合1面の形状−し平坦でなく折れ曲がっ
たいびつな形状となる。
上記特開昭62−61786の欠点を改善するための技
術が本出願人により出願された特願昭62−24.43
65に提案されている。特願昭62−244365に提
案されたlj Filによると溶接部材の突合U端面が
凹みを形成JるJ、うに加二1され突合せ状態で隙間が
存71ツる状態でレーザビームが照射され溶接が行われ
る。イの隙間は板厚方向に同じ深さで貫通したものや全
板厚の一部に現れるものである、。
術が本出願人により出願された特願昭62−24.43
65に提案されている。特願昭62−244365に提
案されたlj Filによると溶接部材の突合U端面が
凹みを形成JるJ、うに加二1され突合せ状態で隙間が
存71ツる状態でレーザビームが照射され溶接が行われ
る。イの隙間は板厚方向に同じ深さで貫通したものや全
板厚の一部に現れるものである、。
[発明が解決しJ:うとする課題]
上記特願昭6’2−24.4−365に提案され/j万
力法ハンピングや穴明の防止の/、=めには効果がある
が、レーザビームが突合し1部の内部に入りにくく]−
ネルキーを効率良く溶接部Hに伝えにくいという問題が
あった。すなわち隙間が同じ深さで仝板Vを貫通したも
のではレーザビーl\の:l−ネルギーのかなりの部分
が隙間を通過しでシJ:う。また全板厚の一部に隙間の
現れるものではレーク“ビームが溶接部材に遮られて直
接突合1部内部に到達しにくい。本発明は上記問題貞を
解決Jるlこめになされたものでハンピングや穴明が発
作し難く−[ネルキーの伝達効率が良く、そして平坦な
接千部の15)られるレーザビーl\にJ、る突合ゼ溶
接方法を提供することを目的とJ゛る。
力法ハンピングや穴明の防止の/、=めには効果がある
が、レーザビームが突合し1部の内部に入りにくく]−
ネルキーを効率良く溶接部Hに伝えにくいという問題が
あった。すなわち隙間が同じ深さで仝板Vを貫通したも
のではレーザビーl\の:l−ネルギーのかなりの部分
が隙間を通過しでシJ:う。また全板厚の一部に隙間の
現れるものではレーク“ビームが溶接部材に遮られて直
接突合1部内部に到達しにくい。本発明は上記問題貞を
解決Jるlこめになされたものでハンピングや穴明が発
作し難く−[ネルキーの伝達効率が良く、そして平坦な
接千部の15)られるレーザビーl\にJ、る突合ゼ溶
接方法を提供することを目的とJ゛る。
[課題を解決するための手段]
薄板の溶接部材を突合せ、突合t!端面に沿ってレーザ
ビームを照射し突合ゼ溶接を行う方法において、上記溶
接部材の突合せ端面の少くとも一方に上面側の深さが下
面側の深さよりも深い凹みを設け、上記溶接部材を真直
ぐに突合け、突合せ端面間に間隙を生じる状態でレーザ
ビームによる突合せ溶接を行う。
ビームを照射し突合ゼ溶接を行う方法において、上記溶
接部材の突合せ端面の少くとも一方に上面側の深さが下
面側の深さよりも深い凹みを設け、上記溶接部材を真直
ぐに突合け、突合せ端面間に間隙を生じる状態でレーザ
ビームによる突合せ溶接を行う。
[作用]
突合せ部における微少な間隙の存在が溶接に好ましい効
果を生じさせる原因については次のように推測される。
果を生じさせる原因については次のように推測される。
1−なわち、レーザビームによる溶接では、キーホール
と呼ばれるレーザビームの穴が形成されていることが知
られているが、高速溶接時にはこのキーホールの伸びる
方向が真直ぐ下方に向かっているのではなく、溶接の下
流方向に向かって斜めになっており、そのために溶接部
が持ち上がり裏面が切れ込むような現象、あるいはハン
ピング現象が起きるものと考えられる。そしてこのよう
な現象はビードオンブレ−1〜と+ppばれる、単に平
板上にレーザビームを照射したときの方が顕著に現れる
のである。例えば厚み0.2mmの表面処硬鋼板のビー
ドオンブレ−1〜ではレーザビーム移行速庶2Qm/m
in以上では1−記現象が顕著に現れる。ヒートメンプ
レーl−のhが突合せ溶接よりも溶接部の持ら上がりあ
るいはハンピング等の現象が著しり!1−しるのはキー
ホールの溶接下流方向への曲がりが若しいためであり、
菖“い換えれば、突合せ部の隙間がキーボールの曲がり
を是正する効果を有していると考えられるのである。そ
して突合せ部に積極的に微少な間隙を設りることにより
キーホールの方向を下りに向けることが可能になるもの
と考えられる。また、レーザビームのエネルギーが加え
られて発生する金属蒸気は上記間隙から流れ出て蒸気圧
が高くなることがないので溶融金属を持ら上げることが
ない。いずれにして−6、突゛合せ部に存在J゛る微少
な間隙の効果により、溶接部の持ら−1−がりあるいは
ハンピング等の殆どない溶接ができることが判明しIC
のである。本願では突合せ部の隙間は上方が深く上方が
浅くなっているので隙間を形成する溶接部材の斜めにな
った端面にレーザビームが直接に照射されそこでエネル
−1ご−が吸収されるためエネルギーの伝達効率が高く
、同じ出力のレーザビ−ムで特願昭62−2’1365
の方法よりし溶接速度を高めることができる。また溶接
部材は真直ぐに突合せられるので得られる溶接接手部が
特開昭62−61786の方法の場合のようにいびつな
形状になることもない。
と呼ばれるレーザビームの穴が形成されていることが知
られているが、高速溶接時にはこのキーホールの伸びる
方向が真直ぐ下方に向かっているのではなく、溶接の下
流方向に向かって斜めになっており、そのために溶接部
が持ち上がり裏面が切れ込むような現象、あるいはハン
ピング現象が起きるものと考えられる。そしてこのよう
な現象はビードオンブレ−1〜と+ppばれる、単に平
板上にレーザビームを照射したときの方が顕著に現れる
のである。例えば厚み0.2mmの表面処硬鋼板のビー
ドオンブレ−1〜ではレーザビーム移行速庶2Qm/m
in以上では1−記現象が顕著に現れる。ヒートメンプ
レーl−のhが突合せ溶接よりも溶接部の持ら上がりあ
るいはハンピング等の現象が著しり!1−しるのはキー
ホールの溶接下流方向への曲がりが若しいためであり、
菖“い換えれば、突合せ部の隙間がキーボールの曲がり
を是正する効果を有していると考えられるのである。そ
して突合せ部に積極的に微少な間隙を設りることにより
キーホールの方向を下りに向けることが可能になるもの
と考えられる。また、レーザビームのエネルギーが加え
られて発生する金属蒸気は上記間隙から流れ出て蒸気圧
が高くなることがないので溶融金属を持ら上げることが
ない。いずれにして−6、突゛合せ部に存在J゛る微少
な間隙の効果により、溶接部の持ら−1−がりあるいは
ハンピング等の殆どない溶接ができることが判明しIC
のである。本願では突合せ部の隙間は上方が深く上方が
浅くなっているので隙間を形成する溶接部材の斜めにな
った端面にレーザビームが直接に照射されそこでエネル
−1ご−が吸収されるためエネルギーの伝達効率が高く
、同じ出力のレーザビ−ムで特願昭62−2’1365
の方法よりし溶接速度を高めることができる。また溶接
部材は真直ぐに突合せられるので得られる溶接接手部が
特開昭62−61786の方法の場合のようにいびつな
形状になることもない。
[実施例]
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。第1
図は本発明の第1の実施例を示す図である。図において
1.2は金属薄板の溶接部材であり溶接部材1は両端が
突出し中間部が後退1−る流形に形成され上方の後退距
111d1が下方の後退距[d 2より大ぎい。そして
溶接部材が突合されたとぎd 、d は突合−1部
の土手の隙間となる。
図は本発明の第1の実施例を示す図である。図において
1.2は金属薄板の溶接部材であり溶接部材1は両端が
突出し中間部が後退1−る流形に形成され上方の後退距
111d1が下方の後退距[d 2より大ぎい。そして
溶接部材が突合されたとぎd 、d は突合−1部
の土手の隙間となる。
溶接部材1のこのような加工は薄板材の切断具、例えば
シ]−アーあるいは打扱きプレスなどの切断工具の形状
を直線より若干変化させることにJ二り1qることかで
きる。1図に示ずJ:うに突合された溶接部材1,2は
従来公知の送り装置によりレーザビームBとの間に相対
運動がj5えられ、ハンピング等のない溶接部が得られ
る。。
シ]−アーあるいは打扱きプレスなどの切断工具の形状
を直線より若干変化させることにJ二り1qることかで
きる。1図に示ずJ:うに突合された溶接部材1,2は
従来公知の送り装置によりレーザビームBとの間に相対
運動がj5えられ、ハンピング等のない溶接部が得られ
る。。
本発明の第2の実施例を第2図に示す。この実施例では
突合せ部の間隙3,3・・・は溶接方向に断続して形成
されており、第1の実施例に比べ間隙の大きさを制御す
ることが容易となる3、このように突合されている溶接
部材1,2は第1の実施例と同様にレーザビーl\13
により溶接される。図に示すJ:うに間隙の上方の隙間
d1は十りの隙間d より太さい。そしてd2の値は3
f1m以上25 II m以下であることが好ましく
、J:り好ましい値は3 It rn以上15μn)以
下である。d2が3μm未満であると突合せ部下方側へ
のレーザ光の入り込みが悪くなる。d 2が25μmを
越えるとレーIア光が隙間を突さ抜(Jてエネルギー伝
達効率が悪くなり、J:た両側の溶融全屈が部れて溶(
J合一 7 = わないことがある。」二y〕の隙間の1(さ11は下方
の隙間の長さ12よりもおおきいがその差はとくに必要
でなく同じ長さであっても良い。第1の実施例に比べ−
C1間隙の幅は多少大さくしてし間隙の全体積は小さく
できるため、溶接部の厚みの減少あるいは穴明が生じテ
11くなる。このように間隙の幅を大ぎくすることによ
り、間隙の効果が高まり、より好ましい溶接状態をうろ
ことができる。
突合せ部の間隙3,3・・・は溶接方向に断続して形成
されており、第1の実施例に比べ間隙の大きさを制御す
ることが容易となる3、このように突合されている溶接
部材1,2は第1の実施例と同様にレーザビーl\13
により溶接される。図に示すJ:うに間隙の上方の隙間
d1は十りの隙間d より太さい。そしてd2の値は3
f1m以上25 II m以下であることが好ましく
、J:り好ましい値は3 It rn以上15μn)以
下である。d2が3μm未満であると突合せ部下方側へ
のレーザ光の入り込みが悪くなる。d 2が25μmを
越えるとレーIア光が隙間を突さ抜(Jてエネルギー伝
達効率が悪くなり、J:た両側の溶融全屈が部れて溶(
J合一 7 = わないことがある。」二y〕の隙間の1(さ11は下方
の隙間の長さ12よりもおおきいがその差はとくに必要
でなく同じ長さであっても良い。第1の実施例に比べ−
C1間隙の幅は多少大さくしてし間隙の全体積は小さく
できるため、溶接部の厚みの減少あるいは穴明が生じテ
11くなる。このように間隙の幅を大ぎくすることによ
り、間隙の効果が高まり、より好ましい溶接状態をうろ
ことができる。
また、間隙と間隙どの間の実質的に接触している突合せ
部の長さは間隙の効果を溶接部全体に渡って保つために
はレーザビームの直径の2倍以下であることが好ましく
、レーザビームの直径以下とするのが特に好ましい。こ
のように間隙と間隙の間に突合わせの接触部があるため
容易に正(11[な位置に突合ぜることができる。第2
図の溶接部材1の端面の形状は例えば第3図に示寸にう
にローレット6で加工することにより得られる。jなわ
ち溶接部材1は台4と上部押えI]−ラ5の間をピッカ
ー7.7で押されて移動しサイドI]−ラ8とローレッ
h 6とC加圧され、ローレット60表面の凹凸が転写
される。ローレツ1′・6は傾りられてばね9により加
圧されているので溶接部材1の端面の凹みは第2図に示
Jように4部が深く上部が浅くなる。また加工の他の1
ノ法として、フライス加工や研削加工などの切削加工に
より突合U端面の一部を削って端面に凹凸をつけること
もできる1゜以下この実施例の具体的データを示づ。板
厚0.21Mの薄板鋼板の端面を第3図に示す装置を用
いて鋸歯状の凹凸を(;l 4)た。王の凹みの深さは
上部で約0.04mu+下部で約0.01mで歯のピッ
チは0.10++mであった1、このようにして作られ
た溶接部材1の端面に、凹凸の形成されていない溶接部
材2の端面を突合わl↓、出力1.8部wのレーザビー
ムを照射しながら溶接速度60m/minで突合わせ溶
接を行つI(。得られIC溶接部の断面を第6図に示−
11図に示されるにうに、溶接部におりる溶融凝固部1
1は前用面側の持ち上がりあるいは裏面側の切れ込みな
どの欠陥の全くない正常な状態である。次に、溶接部材
1,2の端面に凹凸加工せず聞き角;σαを17°とし
、他の条件を本実施例と同様にして突合わせ溶接を行っ
た。すなわち、特開昭62−61786に示される方法
により突合わせ溶接を行ったが、それにより得られた溶
接部の断面を第4図に示す。溶融凝固部11は上面に凹
みができ溶接部材1,2は如いた状態で突合されている
。更に、溶接部材1.2の端面に凹凸加工せず真直ぐ突
合わせ、他の条件を本実施例と同様にして突合わせ溶接
を行った。すなわち、従来の方法により突合わせ溶接を
行ったが、ぞれにより得られた溶接部の断面を第5図に
示す。溶融凝固部11の上部は盛り上がり下部には切れ
込みが発生している。
部の長さは間隙の効果を溶接部全体に渡って保つために
はレーザビームの直径の2倍以下であることが好ましく
、レーザビームの直径以下とするのが特に好ましい。こ
のように間隙と間隙の間に突合わせの接触部があるため
容易に正(11[な位置に突合ぜることができる。第2
図の溶接部材1の端面の形状は例えば第3図に示寸にう
にローレット6で加工することにより得られる。jなわ
ち溶接部材1は台4と上部押えI]−ラ5の間をピッカ
ー7.7で押されて移動しサイドI]−ラ8とローレッ
h 6とC加圧され、ローレット60表面の凹凸が転写
される。ローレツ1′・6は傾りられてばね9により加
圧されているので溶接部材1の端面の凹みは第2図に示
Jように4部が深く上部が浅くなる。また加工の他の1
ノ法として、フライス加工や研削加工などの切削加工に
より突合U端面の一部を削って端面に凹凸をつけること
もできる1゜以下この実施例の具体的データを示づ。板
厚0.21Mの薄板鋼板の端面を第3図に示す装置を用
いて鋸歯状の凹凸を(;l 4)た。王の凹みの深さは
上部で約0.04mu+下部で約0.01mで歯のピッ
チは0.10++mであった1、このようにして作られ
た溶接部材1の端面に、凹凸の形成されていない溶接部
材2の端面を突合わl↓、出力1.8部wのレーザビー
ムを照射しながら溶接速度60m/minで突合わせ溶
接を行つI(。得られIC溶接部の断面を第6図に示−
11図に示されるにうに、溶接部におりる溶融凝固部1
1は前用面側の持ち上がりあるいは裏面側の切れ込みな
どの欠陥の全くない正常な状態である。次に、溶接部材
1,2の端面に凹凸加工せず聞き角;σαを17°とし
、他の条件を本実施例と同様にして突合わせ溶接を行っ
た。すなわち、特開昭62−61786に示される方法
により突合わせ溶接を行ったが、それにより得られた溶
接部の断面を第4図に示す。溶融凝固部11は上面に凹
みができ溶接部材1,2は如いた状態で突合されている
。更に、溶接部材1.2の端面に凹凸加工せず真直ぐ突
合わせ、他の条件を本実施例と同様にして突合わせ溶接
を行った。すなわち、従来の方法により突合わせ溶接を
行ったが、ぞれにより得られた溶接部の断面を第5図に
示す。溶融凝固部11の上部は盛り上がり下部には切れ
込みが発生している。
本発明に使用される溶接部材としては、鋼板、ブリキあ
るいはティンフリースディール等の表面処理鋼板、アル
ミニウムおよびその合金などの金属薄板が用いられる。
るいはティンフリースディール等の表面処理鋼板、アル
ミニウムおよびその合金などの金属薄板が用いられる。
また、プラスチック材へ本発明を適用することも可能で
ある。適用される溶接部材の板厚は0.15〜0.4m
m程度が好ましいが発明は特にこれに限定されない。
ある。適用される溶接部材の板厚は0.15〜0.4m
m程度が好ましいが発明は特にこれに限定されない。
= 11−
[発明の効果1
以上、説明したように本発明は溶接される薄板の溶接部
材の端面間に上りの隙間が下方の隙間−:り人きい間隙
を設けることによりレーIfビームによる溶接速度を高
めてもハンピング等の溶接不良が発生し九いという効果
を得ることができる。
材の端面間に上りの隙間が下方の隙間−:り人きい間隙
を設けることによりレーIfビームによる溶接速度を高
めてもハンピング等の溶接不良が発生し九いという効果
を得ることができる。
また、溶接部材は真直ぐに突合されるので溶接後接手品
の形状がいびつになることもない、2
の形状がいびつになることもない、2
第1図および第2図は本発明の第1および第2の実施例
をそれぞれ示−リー斜視図であり、第3図は本発明の第
2の実施例に用いられる溶接部材の加工状態を示す正面
図、第4図はおJζび第5図は比較例である溶接部の断
面拡大図、第6図は本発明の第2の実施例で得られた溶
接部の断面拡大図、第7図は従来の技術を示す断面図で
ある、。 1.2・・・溶接部材、3・・・間隙、4・・・台、5
・・・押え1]−ラ、6・・・1]−レッ1−17・・
・ピッカー、8・・・ナイド[7−ラ、9・・・ばね、
11・・・溶融凝固部、。
をそれぞれ示−リー斜視図であり、第3図は本発明の第
2の実施例に用いられる溶接部材の加工状態を示す正面
図、第4図はおJζび第5図は比較例である溶接部の断
面拡大図、第6図は本発明の第2の実施例で得られた溶
接部の断面拡大図、第7図は従来の技術を示す断面図で
ある、。 1.2・・・溶接部材、3・・・間隙、4・・・台、5
・・・押え1]−ラ、6・・・1]−レッ1−17・・
・ピッカー、8・・・ナイド[7−ラ、9・・・ばね、
11・・・溶融凝固部、。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、薄板の溶接部材を突合せ、突合せ端面に沿ってレー
ザビームを照射し突合せ溶接を行う方法において、上記
溶接部材の突合せ端面の少くとも一方に上面側の深さが
下面側の深さよりも深い凹みを設け、上記溶接部材を真
直ぐに突合せ、突合せ端面間に間隙を生じる状態で行う
レーザビームによる突合せ溶接方法。 2、前記凹みは両端部が突出し、中間部が後退する湾形
状とし、前記両端部を溶接部材間で圧接して行う請求項
1のレーザビームによる突合せ溶接方法。 3、前記凹みは全板厚にわたり貫通しており、このよう
な凹みが突合せ端面の長手方向に繰返し現れるようにし
た請求項1のレーザビームによる突合せ溶接方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63042277A JPH01218781A (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | レーザビームによる突合せ溶接方法 |
US07/248,061 US4883937A (en) | 1987-09-30 | 1988-09-23 | Butt welding method by means of laser beam |
GB8822572A GB2210309A (en) | 1987-09-30 | 1988-09-26 | Butt welding method by means of laser beam |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63042277A JPH01218781A (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | レーザビームによる突合せ溶接方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01218781A true JPH01218781A (ja) | 1989-08-31 |
JPH0369637B2 JPH0369637B2 (ja) | 1991-11-01 |
Family
ID=12631545
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63042277A Granted JPH01218781A (ja) | 1987-09-30 | 1988-02-26 | レーザビームによる突合せ溶接方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01218781A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018198258A (ja) * | 2017-05-24 | 2018-12-13 | 株式会社日立産機システム | 変圧器及びアモルファス薄帯 |
CN109909645A (zh) * | 2018-12-27 | 2019-06-21 | 西安交通大学 | 一种厚板单面填充焊接接头残余应力变形控制方法 |
JP2020120451A (ja) * | 2019-01-21 | 2020-08-06 | トヨタ自動車株式会社 | コイルの接合方法 |
WO2022172892A1 (ja) * | 2021-02-10 | 2022-08-18 | 三菱重工業株式会社 | 溶接物製造方法、溶接物及び溶接物補修方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51131443A (en) * | 1975-05-13 | 1976-11-15 | Tokyo Shibaura Electric Co | Laser welding method |
-
1988
- 1988-02-26 JP JP63042277A patent/JPH01218781A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51131443A (en) * | 1975-05-13 | 1976-11-15 | Tokyo Shibaura Electric Co | Laser welding method |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018198258A (ja) * | 2017-05-24 | 2018-12-13 | 株式会社日立産機システム | 変圧器及びアモルファス薄帯 |
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JP2020120451A (ja) * | 2019-01-21 | 2020-08-06 | トヨタ自動車株式会社 | コイルの接合方法 |
WO2022172892A1 (ja) * | 2021-02-10 | 2022-08-18 | 三菱重工業株式会社 | 溶接物製造方法、溶接物及び溶接物補修方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0369637B2 (ja) | 1991-11-01 |
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