JPH0433935Y2 - - Google Patents

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JPH0433935Y2
JPH0433935Y2 JP3987086U JP3987086U JPH0433935Y2 JP H0433935 Y2 JPH0433935 Y2 JP H0433935Y2 JP 3987086 U JP3987086 U JP 3987086U JP 3987086 U JP3987086 U JP 3987086U JP H0433935 Y2 JPH0433935 Y2 JP H0433935Y2
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filter unit
tightening
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filter
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、放射性ダストガス、その他の汚染エ
アを過浄化するためのフイルタ装置に関する。
(従来の技術) 上記の用途に使用されるフイルタ装置として、
出願人は先に実公昭57−57778号公報に記載の装
置を開発した。即ち、該装置は、4本の吊杆を用
い、これら吊杆の上動により、ばねを介して締付
金具を持ち上げてフイルタユニツトとその上方の
圧着フレームに気密に圧着固定するようにしたも
のである。
(考案が解決しようとする問題点) 上記の装置は、ばねを使用するため、機械的振
動などにより圧着フレームとフイルタユニツトと
の圧着が緩む嫌いがある。又継年使用により当初
のばね力が低下し、所定の圧着固定作用が得られ
ない不都合があり、又4本の吊杆を使用するの
で、製作が面倒で且つコストの増大をもたらす。
又、4個所のばねの力が不均一となり均一な圧着
固定が得られない欠点がある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記従来の欠点を解消し、確実に所
定の強固なフイルタユニツトの圧着フレームに対
する固定を行ない得られ、長期に亘り、圧着固定
力が低下し或は変化することがなく均一な所定の
圧着固定を維持し得られるフイルタ装置を提供す
るもので、上壁面に浄化すべきエアの導入口を有
し、側壁下部にクリーンエアの導出口と正面壁に
フイルタユニツトの出入口とを夫々有するケーシ
ング内に、該出入口に対応する高さのフイルタユ
ニツト通路用空間の下方に位置して左右に1対の
支持ガイドを配設すると共にその空間の上方に位
置し且つ前記導入口を囲繞して圧着フレームを下
向きに突設し、該1対の支持ガイド上に導入載置
されるべきフイルタユニツトの下方に位置して、
少くとも1対の回動軸杆を架設し、各回動軸杆に
少くともその前後端部に締付カムを配設し、更に
これら1対の回動軸杆を互にリンク機構により連
結し、1方の回動軸杆を駆動軸としその回動に伴
ない該リンク機構を介して他方の回動軸杆も回動
し得るようにしこれら締付カムを起倒自在として
成る。
(作用) 本考案の上記装置は、1方の回動軸杆である駆
動軸を回動することによりそのリンク機構を介し
て他方の回動軸杆も同時に回動する。従つてこれ
ら回動軸杆に固設の前後1対づつ設けた4個の締
付カムは同時に起立する方向に回動し、これによ
り、予め1対の支持ガイド上に導入載置してある
フイルタユニツトの下面の4隅に当接し且つ押し
上げてその締付カムの起立状態において、該フイ
ルタユニツトをその上方の圧着フレームに強固に
圧着固定せしめられる。フイルタユニツトの交換
時には、その駆動軸を前とは逆の方向に回動す
る。然るときにはこれに伴ない4個の締付カムも
倒れる方向に回動し、フイルタユニツトに対する
圧着固定を解除する。従つて、フイルタユニツト
は圧着フレームから離れて1対の支持ガイド上に
降ろされる。かくして、フイルタユニツトの圧着
フレームに対する圧着固定並にその解除が行なわ
れる。
(実施例) 次に本考案実施の1例を添付図面につき説明す
る。
図面で1はケーシングを示し、該ケーシング1
は、その上壁面に、浄化すべきエア、即ち例え
ば、放射性粉塵などを含有するエアの導入口2を
有し、その側壁下部にクリーンエアの導出口3
と、その正面壁の中央にエアフイルタユニツト4
の出入口5とを有する。該ケーシング1内に、該
出入口5に対応する高さのフイルタユニツト通路
用空間の下方に位置して左右に1対の支持ガイド
6,6を配設し、その空間の上方に位置し且つ前
記導入口2を囲繞して圧着フレーム7をケーシン
グ1内面から下向きに突設する。該出入口5に
は、開閉扉5を備える。該1対の支持ガイド6,
6の夫々は、ケーシング1に固定された長手基板
6aとその長手方向に配設された複数個の転子6
bから成る。該圧着フレーム7の下端周面にはこ
れに沿つて断面山形の突条7aを備える。フイル
タユニツト4は、フイルタ本体4aと囲枠4bと
から成り、その囲枠4bの上面に施したパツキン
グ8は、フイルタユニツト4が支持ガイド6,6
上に前記の出入口5を介し導入載置されたとき、
前記圧着フレーム7の下端周面に突条7aと対面
するものである。
以上の構成は、先に開示したフイルタ装置にも
具備するものであるが、本考案によれば、該支持
ガイド6,6上に導入したフイルタユニツト4を
上下動させ且つその圧着フレーム7に対し圧着固
定状態とそれから解除弛緩状態とをもたらすフイ
ルタ締付装置を次のように具備することに特徴が
ある。即ち、該フイルタ締付装置は、全て該出入
口5に対応する高さのエアフイルタユニツト通路
空間の下方に、即ち1対の支持ガイド6,6によ
り支持されたフイルタユニツト4の下方に位置し
て設けられる。即ち、例えば1対の支持ガイド
6,6と略同じかそれよりやゝ低く位置して、前
後方向に水平に走る左右1対の回動軸杆9,9を
ケーシング1の内面より突出の前後の支持部材1
0,10に夫々回動自在に架設し、その夫々の回
動軸杆9,9の夫々の前後部に、支持ガイド6,
6に載置されたエアフイルタユニツト4の4隅部
にその囲枠4bの下方に対向して、前後の締付カ
ム11,11及び11,11を夫々固設、かくし
て、両回動軸杆9,9を回動せしめるときは、こ
れに伴ない各杆9の前後の締付カム11,11は
回動しこれら4個の締付カム11,11,11,
11の各カム面11aにより夫々フイルタユニツ
ト4の下面の4隅部を押し上げ、フイルタユニツ
ト4の上面をそのパツキング8を介して圧着フレ
ーム7の囲面突条7aと気密に係合して圧着せし
め、その締付カム11,11,11,11の起立
状態において、フイルタユニツト4を圧着フレー
ム7に対する気密圧着固定を確立するようにし、
両回動軸杆9,9を次に前とは逆方向に回転する
とこれら締付カム11は倒れる側に回動して、フ
イルタユニツト4の圧着固定状態を解き、更にこ
れらカム11の横倒によりフイルタユニツト4を
支持ガイド6,6上に載置することができ、その
交換時には、常法により外部に袋内に取り出すこ
とができる。締付カム11のカム面11aは、適
当な円弧状面でよいが、図示の場合は、1/4円弧
部と直線部とをもつ形状に形成し、その起立状態
において、その直線部の水平状態で安定に圧着固
定を維持するようにした。
更に本考案によれば、上記の両回動軸杆9,9
を同時に回動せしめるべく、次の如きリンク機構
12を設けた。即ち、該リンク機構12は、例え
ば、1側の回動軸杆9と他側の回動軸杆9とに
夫々対向する位置に連動部材13,13をその
夫々の1端部で固設すると共に、これら連動部材
13,13間を連杆14で枢着連結して成る。か
くして、いづれか1方の回動軸杆9を回動せしめ
るときは、第5図及び第6図に明示の如く、その
リンク機構12を介して他方の回動軸杆9を同時
に回動し得られ、その締付カム11,11,1
1,11の起倒を同時に行なうことができる。
尚、フイルタユニツト4の上記のような回動軸
杆9,9の連動によりその圧着固定とその解除を
ケーシング1の外部から行なうべく、そのいづれ
か1方の回動軸杆9を、図示の場合は、正面から
みて右側の回動軸杆9を、その正面側の端部を、
ケーシング1を気密に貫通して外部に延長しこれ
を操作端部13とし、その回動軸杆9を外部から
操作し得る駆動軸となすと共にその駆動によりそ
のリンク機構12を介してその他方の回動軸杆9
も同時に回転せられるようにした。
このように、本考案によるときは、1対の回動
軸杆9,9とその夫々に少くともフイルタユニツ
ト4の4隅部に当接すべき前後位置に各1対の締
付カム11,11及び11,11とを配設し、こ
れら回動軸杆9,9をリンク機構12により連続
する簡単な構造により、締付装置が構成され、又
その各締付カム11自体の起立でフイルタユニツ
ト4の下面を押圧するようにしたので、その圧着
フレーム7に対する圧着固定は強固且つ確実にな
し得られ、その4隅での均一な圧着固定が得られ
る。
図示の実施例では、各回動軸杆9に前後端部に
夫々締付カム11を配設した場合を示したが、そ
の中間部にも締付カムを設けて、フイルタユニツ
ト4の下面の側面部をも押圧するようにして更に
その圧着固定状態を良好にすることができ、又、
回動軸杆9もその左右1対の中間部に少くとも1
本追加して設けるようにしてもよい。
尚、フイルタ本体、囲枠の厚さのばらつき、パ
ツキングの消耗、圧着フレームの寸法誤差、など
の種々の原因で、フイルタユニツト4の上面周縁
を四辺とも均等圧で圧着フレーム7の周端面に圧
接することができなくなる場合を考慮し、本考案
の締付カム11は、下記のようにその高さを微調
節できるように構成することが好ましい。
この目的のため、締付カム11は、例えば、第
7図示の如く、回動軸杆9に嵌着される嵌合孔を
もつ取付用基部材11bと、カム面11aをもつ
カム面部材11cと、これらの間に介在される調
整板部材11dと、これら3部材を夫々の螺孔を
挿通して連結固定する螺子などの連結子13との
組立体から成り、該調整板11dは、厚さが例え
ば0,5〜5mm程度の範囲において種々異なるも
のを多数用意しておき、締付カム11の高さを調
節する場合は、その所要の厚さの調整板部材11
dを選択使用して締付カム11の高さを微調整し
て、これによりフイルタユニツト4の圧着フレー
ム7に対する圧着固定の均一性を更に精密に得ら
れるようにした。
(考案の効果) このように本考案によるときは、ケーシング内
にフイルタユニツトをその上方の圧着フレームに
圧着固定する締付装置として、その内部に設けた
支持ガイドに載置されるフイルタユニツトの下面
に、少くとも1対の回動軸杆を設け、この各軸杆
に少くともその前後端部に締付カムを設け、更に
これら回動板杆をリンク機構で互に連結し、その
いづれか1方の回動軸杆を駆動軸としたので、該
1方の回動軸杆の回動により、その他方の回動軸
杆も回動して、これに連動してこれら回動軸杆上
の各前後の締付カムは起立してフイルタユニツト
の下面の少くとも4隅を押し上げその上面の圧着
フレームに強固に気密に圧着固定でき、従来の4
本の吊杆と締付用ばねを使用する締付装置に比
し、構成部品を少くし、製造コストを低減できる
と共に、長期使用に於ても、当初の強固な圧着固
定ができ、作動が確実で、而もフイルタユニツト
下面の4隅における均一な圧着をもたらす等の効
果をもたらす。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案フイルタ装置の1例の正面図、
第2図はその前後方向の截断側面図、第3図は幅
方向の截断側面図、第4図は締付装置の斜面図、
第5図及び第6図は締付装置の作動状態を説明す
る側面線図、第7図は締付カムの分解斜面図を示
す。 1……ケーシング、2……エアの導入口、3…
…導出口、4……フイルタユニツト、5……出入
口、6,6……支持ガイド、7……圧着フレー
ム、8……パツキング、9……回動軸杆、11…
…締付カム、11a……カム面、12……リンク
機構、13……操作端部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 上壁面に浄化すべきエアの導入口を有し、側
    壁下部にクリーンエアの導出口と正面壁にフイ
    ルタユニツトの出入口とを夫々有するケーシン
    グ内に、該出入口に対応する高さのフイルタユ
    ニツト通路用空間の下方に位置して左右に1対
    の支持ガイドを配設すると共にその空間の上方
    に位置し且つ前記導入口を囲繞して圧着フレー
    ムを下向きに突設し、該1対の支持ガイド上に
    導入載置されるべきフイルタユニツトの下方に
    位置して、少くとも1対の回動軸杆を架設し、
    各回動軸杆に少くともその前後端部に締付カム
    を配設し、更にこれら1対の回動軸杆を互にリ
    ンク機構により連結し、1方の回動軸杆を駆動
    軸としその回動に伴ない該リンク機構を介して
    他方の回動軸杆も回動し得るようにしこれら締
    付カムを起倒自在として成るフイルタ装置。 2 該締付カムは、回動軸杆に取着けられる基部
    材とカム面部材とこれらの間に介在される調整
    板部材と、これら3部材を1体に連結固定する
    連結子とから成る実用新案登録請求の範囲1に
    記載の装置。 3 該リンク機構は、各回動軸杆に固設された連
    動部材とこれら連動部材に枢着したリンク杆と
    から成る実用新案登録請求の範囲1に記載のフ
    イルタ装置。
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JP5361588B2 (ja) * 2009-07-17 2013-12-04 日本無機株式会社 フィルタ装置
JP6073592B2 (ja) * 2012-07-12 2017-02-01 進和テック株式会社 空気清浄化装置のフィルタ装着機構

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