JPS5835300Y2 - 空気「ろ」過器の取付装置 - Google Patents

空気「ろ」過器の取付装置

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JPS5835300Y2
JPS5835300Y2 JP1979083543U JP8354379U JPS5835300Y2 JP S5835300 Y2 JPS5835300 Y2 JP S5835300Y2 JP 1979083543 U JP1979083543 U JP 1979083543U JP 8354379 U JP8354379 U JP 8354379U JP S5835300 Y2 JPS5835300 Y2 JP S5835300Y2
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JPS562918U (ja
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義見 忍足
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Description

【考案の詳細な説明】 本案は空気濾過器の取付装置、特に放射性物質などの有
害物質を含有する空気の浄化装置に好適する取付装置に
関するものである。
空気の浄化が不可欠な場合、例えば原子カプラントにお
ける空気の交換に当っては、環境汚染を防ぐため空気中
に含有される放射性物質を除去したのち排気されなけれ
ばならない。
そこで従来は例えば第1図a、l)に示す正面図および
断面側面図のような浄化装置が用いられている。
この装置は空気人口1、排気口2を有する筐体3内を、
それぞれ流出口4を有する取付板5により分割すると同
時に、各取付板5には空気入口側から粗塵用空気濾過器
6、高性能空気濾過器7、活性炭空気濾過器8を取付た
ものである。
なお9は空気濾過器の交換用取出口、10は密閉蓋、1
1はパツキン、12は締付ねじである。
ところでこの場合使用により濾過器の圧力損失が上昇し
たとき(活性炭濾過器においてはその効率が低下したと
き)、新しい濾過器と交換することが必要であるが、し
かし交換されるべき濾過器は放射性物質により強く汚染
されている。
従って従来のようにボルト締めなどにより取付ける方法
では極めて不満であり、被曝時間を少なくし放射能汚染
の危険を少なくする上から云って迅速な交換を行えるこ
とが望ましい。
また迅速な交換が可能であるからと云って取付けが不完
全であり、使用中筒単にはずれて濾過器を介することな
く排気が行われて環境が汚染されることがないものでな
ければならない。
本案は上記のような要求を満足させうる空気濾過器の取
付装置の提供を目的とするもので、次に図面を用いてそ
の詳細を説明する。
第2図a、l)は空気濾過器の取付状態を示す本案の一
実施例断面側面図および底面図、第3図は圧接板の支持
装置を示す部分斜視図、第4図は空気濾過器の取はずし
状態を示す部分断面側面図で第1図と同一符号は同等部
分を示す。
第2図において3は筐体、5は取付板、4はその空気流
出口、7は高性能空気濾過器で(粗塵用または活性炭空
気濾過器でもよい)、8はパツキンで、空気濾過器の取
付板側の四周端部に例えば接着されて空気の漏洩を阻止
する。
9 a 、9 bは断面り形の濾過器圧接板、10はそ
の支持柱で、圧接板9 a 、9 bの側面の両端に近
い位置にそれぞれ設けられる。
lla、11b、IICおよび11 dは圧接板支持装
置、12はそれぞれに設けられている支持長穴で、第3
図に示すように各支柱10を上下動自在に支承して濾過
器圧接板9 a 、9 bを上下動自在とし、各支持柱
10が各長穴12の上部に位置したとき、充分な力で空
気濾過器7の上端がパツキン8を介して取付板5の板面
に圧接される。
13は圧接操作用のハンドル軸、13aはその一端に設
けたハンドル装着用の角軸で、ハンドル軸13は圧接板
9aの下端に位置し、かつ角軸13aがオーリング14
を介して前面板を気密に貫通して前面板外に突出するよ
うに、筐体3の前後面板により回転自在に支承される。
そして濾過器の取はすし時角軸13aに図示しないハン
ドルを嵌めこむことにより、筐体3の外部からハンドル
軸13を回転操作できるようにし、それ以外はハンドル
をはずしておくことにより操作できないようにして、動
作中に濾過器の取はすしが行われることを防ぐ。
15は従動軸で、ハンドル軸13と平行かつ圧接板9b
の下部に位置するように、筐体3の前後面板により回転
自在に支承される。
16 a 、16 b 、16 Cおよび16dは圧接
体で、それぞれは筒状支持体17、この中に挿入された
頭部の大きい圧接柱体18および圧接柱体18が筒状支
持体17内から強い力で飛び出すように装着されたばね
体19とからなり、これらで勿ム体を形成する。
20 a 、20 b 、20 Cおよび20 bはそ
れぞれ圧接柱体の受板で、圧接体16a・・・・・・1
6dはハンドル軸13および従動軸15に固定され、軸
13.15の回転に伴って直立したとき圧接板9 a
、9 bをその両端部においてそれぞれ押上げて、空気
濾過器7を取付板5に圧接する。
またハンドル軸13と従動軸15の回転により水平方向
に回転したとき空気濾過器7の圧接を解き、このとき受
板20 a・・・・・・20 dは圧接柱体18が筒状
支持体17中から飛出るのを防止する。
21は第1の力伝達体で、圧接体16a・・・・・・1
6dが直立した状態において、ハンドル軸13にその斜
右上方に傾斜して固定された第1支杆22と、同じ圧接
体の状態においてハンドル軸13側を向いて従動軸15
に水平に固定された第2支杆23、およびこれら第1第
2支杆21,22の自由端間に回転自在に軸着された主
杆24とからなる。
25は第2の力伝達体で、圧接体16 a・・・・・・
16dが直立した状態において、第1力伝達体の第1支
杆22と同じ角度だけ反対方向に傾斜して従動軸15に
固定された第1支杆26と、従動軸側を向いて水平を保
ってハンドル軸13に固定された第2支杆27、および
この間を連結する主杆28とからなる。
そして例えばハンドル軸13を反時計方向に回転したと
き従動軸15が反対方向即ち時計方向に回転するように
しである。
29は密閉蓋、30はパツキンである。
このように構成した本案においてはハンドル軸13を第
2図中矢印穴の方向、即ち反時計方向に回転したとき、
第1.第2の力伝達体21.25の第1.第2支杆22
.27は反時計方向に回転して主杆24を左方向に押し
、主杆28を右方向に引張る。
その結果従動軸側の第2.第1の支杆26と23は時計
方向に回転し、従動軸15はハンドル軸13の回転と反
対方向、即ち第2図中の矢印Bの方向に回転する。
従ってハンドル軸13と従動軸15に固定されて直立状
態にあった圧接体16 a・・・・・・16dは、圧接
体18が受板20 a・・・・・・20 dによって抑
止されながら、反時計方向と時計方向に倒れて第4図の
状態となる。
このため圧接板9 a 、9 bはその支持柱10が支
持装置11 a・・・・・・11 dの各長穴12の最
下部まで達した位置まで下降し、圧接板9 a 、9
b上の空気濾過器7を下降させる。
従って取付板5への空気濾過器の圧接は解かれて取はす
しが行われる。
また以上と逆の方向にハンドル軸13を回転させること
により、上記と逆な要領により圧接体16a・・・・・
・16dを直立させて空気濾過器7を取付板5に圧接し
て取付けが行われる。
以上のように本案ではハンドル軸13の90°回転のみ
の一挙動作により、締付ボルトの取はずしなどの時間を
要する手作業によることなく、筐体3の外部から簡単迅
速に空気濾過器の取付面への取付け、取はすしを行うこ
とができ、密閉蓋29をはずして簡単迅速に交換できる
従って曝露時間を大きく低減して放射能汚染の危険を大
幅に少なくできる。
また強い圧接が行われるので圧接体16a・・・・・・
16 dが戻って圧接が解除されるおそれがない。
このため使用中取付けがはずれて空気濾過器を介するこ
となく排気が行われる危険も防止できる。
以上本案を一実施例により説明したが、取付板5と空気
濾過器7との間に介在するパツキン8は弾力性を有する
ので、ばね体19を省略して管状支持体17と圧接柱体
18を一体化することもできる。
またばね体19による圧接柱体18の飛出しを阻止する
ため受板20 a・・・・・・20 dを用いたが、第
5図のように管状支持体17の対向する両側面に長穴3
1を設け、また圧接柱体18には貫通するピン32を設
けて、長穴29によりピン32を抑止して上記のばね体
19(図示を省略)による圧設柱体18の飛出しを防止
するようにすることにより受板20a・・・・・・20
dを省略できる。
また以上では2個の断面り形の圧接板9 a 、9 b
を用いたがこれを枠形に形成することもできる。
また以上では圧接体を16 a・・・・・・16dの4
個設けて、空気濾過器7の四隅を圧接するようにしたが
、圧接体の数を増して圧接点の数を増すことができ、ま
た従動軸を省略してハンドル軸のみ中央に設けて2個の
圧接体により圧接するようにしてもよい。
また以上では2組の力伝達体21.25を用いたが1個
でもよく、また力伝達体の代りにハンドル軸13と従動
軸15に設けた歯車と、この間に8の字状に懸架された
チェーンベルトを用いることもできるなどの各種の変形
が可能である。
以上の説明から明らかなように、本案によれば簡単迅速
に空気濾過器の取付け、取はすしを行うことができ、し
かも取付けが確実な空気濾過器の取付装置を提供できる
もので、特に迅速確実な取付は取はすしを要求される放
射性物質除去用空気浄化装置の空気濾過器の取付装置と
して、すぐれた効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図a、bは放射性物質を含有する空気の浄化装置の
一例を示す正面図および断面側面図、第2図a、l)は
空気濾過器の取付状態を示す本案の一実施例の部分断面
側面図および底面図、第3図は圧接板支持装置の斜視図
、第4図は空気濾過器の取はずし状態を示す部分断面側
面図、第5図は圧接体の変形例斜視図である。 1・・・・・・空気入口、2・・・・・・排気口、3・
・・・・・筐体、5・・・・・・取付板、4・・・・・
・その空気流出口、6,7.8・・・・・・濾過器、9
a、9b・・・・・・圧接板、11a、11b、11C
911d・・・・・・圧接板支持装置、13・・・・・
・ハンドル軸、15・・・・・・従動軸、16 a 、
16 b 、16 C,16d ・、、、、圧接体、2
1,25・・・・・・力伝達体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筐体内に気密に固定された取付板と、この取付板の下部
    において筐体に上下動自在に支承されて上記取付板とに
    よりパツキンを介して空気濾過器を挟圧する圧接板と、
    この圧接板の下部において筐体に両端を回転自在に支承
    され、かつ両軸間に設けたリンク機構により一方の回転
    時他方の軸が回転するハンドル軸と従動軸と、このハン
    ドル軸と従動輪上に間隔をおいて固定された筒状支持体
    と、その中に上下動自在に差込み保持された各圧接体お
    よび上記ハンドル軸および従動軸と各圧接体間に介在さ
    れたばね体とよりなり、上記ハンドル軸の回転時直立し
    て各圧接体により圧接板を押上げて、上記取付板との間
    にパツキンを介し挟圧するカム体とを備えた空気濾過器
    の取付装置。
JP1979083543U 1979-06-19 1979-06-19 空気「ろ」過器の取付装置 Expired JPS5835300Y2 (ja)

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JPS562918U JPS562918U (ja) 1981-01-12
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6073592B2 (ja) * 2012-07-12 2017-02-01 進和テック株式会社 空気清浄化装置のフィルタ装着機構

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS45466Y1 (ja) * 1967-03-23 1970-01-09

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE7500977U (de) * 1975-01-13 1975-07-31 Delbag Luftfilter Gmbh Schwebstoff luftfiltergehaeuse mit spannvorrichtung zur aufnahme von filterzellen zur reinigung von luft oder gasen von toxischen oder radioaktiven staeuben oder gasen

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