JPH04339270A - 信号レベル表示装置 - Google Patents

信号レベル表示装置

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JPH04339270A
JPH04339270A JP11182591A JP11182591A JPH04339270A JP H04339270 A JPH04339270 A JP H04339270A JP 11182591 A JP11182591 A JP 11182591A JP 11182591 A JP11182591 A JP 11182591A JP H04339270 A JPH04339270 A JP H04339270A
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JP
Japan
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display
level
digital value
signal
correction
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Application number
JP11182591A
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English (en)
Inventor
Kazusane Ihara
和実 伊原
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声機器等が備える音
声信号レベルメータのように、所定の基準レベルに対す
る信号の入出力レベルをリアルタイムに表示する信号レ
ベル表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5に示すように、従来の信号レベル表
示装置では、まず、音声入力信号はコンデンサC11を
介して、その交流成分のみが1/2乗圧縮アンプ11に
供給される。1/2乗圧縮アンプ11は、交流電圧レベ
ルを1/2乗に圧縮された直流電圧レベルに変換する。 この直流電圧レベルは、A/D変換器13によってディ
ジタル信号に変換され、さらに、デコーダ14によって
表示ドライバ15に供給可能な信号にデコードされる。 表示ドライバ15はデコードされた信号に基づいて表示
部16を駆動し、上記音声入力信号のレベルをリアルタ
イムに表示させる。
【0003】ところで、信号レベル表示装置に基準とな
る信号レベルが供給されるのに呼応して、表示部16が
所定の基準レベルを表示するための調整(以下、基準レ
ベル調整と称する)が、特に生産工程において不可欠で
ある。すなわち、この調整は、例えば1/2乗圧縮アン
プ11の入力インピーダンスのばらつきやゲインのばら
つき、あるいはA/D変換器13におけるA/D変換時
のばらつき等を補正するために必要となる。そのために
、1/2乗圧縮アンプ11に補正用VR12を接続し、
補正用VR12によって1/2乗圧縮アンプ11のゲイ
ンを調整する。
【0004】これにより、信号レベル表示装置に基準と
なる信号レベルが供給されたときに、表示部16の表示
を基準を示す所定の表示状態に一致させることができる
。例えば、1Vp−p を基準レベルとする基準入力信
号が供給されたとき、表示部16に0dBの表示がなさ
れるように、補正用VR12を操作する。
【0005】次に、図6に、ステレオ信号レベル表示装
置の例を示す。その基本的な構成は、図5に示された構
成と変わらない。第1チャンネルの音声入力信号のため
に、上記と同様に、コンデンサC21、1/2乗圧縮ア
ンプ11a、A/D変換器13aが設けられている。ま
た、第2チャンネルの音声入力信号のために、コンデン
サC31、1/2乗圧縮アンプ11b、A/D変換器1
3bが設けられている。各A/D変換器13a・13b
の出力はデコーダ24に供給され、表示ドライバ25は
デコードされた第1・第2チャンネルの信号に基づいて
表示部26を駆動する。表示部26は、第1チャンネル
用表示部L1 および第2チャンネル用表示部R1 を
備えている。表示部26は、上記第1チャンネルおよび
第2チャンネルの各音声入力信号のレベルをリアルタイ
ムに表示する。
【0006】さらに、上記した基準レベル調整用として
、1/2乗圧縮アンプ11aには補正用VR12aが、
1/2乗圧縮アンプ11bには補正用VR12bがそれ
ぞれ接続されている。すなわち、ステレオ信号レベル表
示装置の基準レベル調整は、個別に設けられた補正用V
R12aおよび補正用VR12bを介して、チャンネル
毎に行われている。
【0007】しかしながら、各チャンネル毎の基準レベ
ル調整を行っても、モノラルの同一信号レベルに対して
、第1チャンネル用表示部L1 の表示と第2チャンネ
ル用表示部R1 の表示とが微妙にずれる場合がある。 例えば、第1チャンネル用表示部L1 および第2チャ
ンネル用表示部R1 がそれぞれ0dB表示をする信号
レベル範囲が、音声入力信号レベルに換算して0.95
〜1.05Vp−p であったとし、さらに、例えば0
.96Vp−p の同一信号レベルに対して、第1チャ
ンネル用表示部L1 が0.95Vp−p で0dB表
示をするように調整され、第2チャンネル用表示部R1
 が1.05Vp−p で0dB表示をするように調整
されたとする。すなわち、第1チャンネル用表示部L1
 の表示レベルは、入力レベルに対して−0.01Vp
−p のばらつきがあり、第2チャンネル用表示部R1
 の表示レベルは、入力レベルに対して+0.09Vp
−p のばらつきがあることになる。
【0008】このような条件下で、仮に0.94Vp−
p の同一信号レベルが供給されたとすると、第1チャ
ンネル用表示部L1 の表示レベルは0.93Vp−p
 となるので、0dBより一段低いレベルの表示がなさ
れる。0.94Vp−p の信号レベルに対してこの表
示は適正である。これに対して、第2チャンネル用表示
部R1 の表示レベルは1.03Vp−p となるので
、0dBが表示されてしまう。 結局、表示部26において同一信号レベルに対してちぐ
はぐな表示がなされることになる。
【0009】したがって、このような場合には、例えば
第2チャンネル用の補正用VR12bを操作して、第2
チャンネル用表示部R1 の表示を第1チャンネル用表
示部L1 の表示に一致させるような再調整が行われる
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
構造では、表示部16または表示部26が所定の基準レ
ベルを所定の基準表示状態に対応させるための基準レベ
ル調整工程が不可欠なので、余分な調整時間が必要にな
っている。このことは、音声入力信号がステレオ信号の
場合、第1チャンネル用表示部L1 の表示レベルと第
2チャンネル用表示部R1 の表示レベルとを一致させ
る再調整を必要とするため、さらに余分な調整時間が必
要になる。その上、従来の信号レベル表示装置において
は、経時変化や環境変化に伴って補正用VR12・12
a・12bの性能がドリフトしやすいため、信号レベル
表示装置における正確な表示を長期的に保証することが
困難であるという問題点が有る。
【0011】本発明の目的は、補正用VR12・12a
・12bを廃止し、上記の調整を自動化することによっ
て、調整時間を削減し、性能を長期的に保証できる信号
レベル表示装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る信
号レベル表示装置は、上記の課題を解決するために、少
なくとも以下の各手段を備えていることを特徴としてい
る。
【0013】(1) 入力信号のレベルに即応して信号
レベル表示を行う表示手段(例えば複数のLED群を備
えた表示部)、(2) 入力信号のレベルに基づいて上
記表示手段における各表示レベルに対応するディジタル
値を生成するディジタル値生成手段(例えば1/2乗圧
縮アンプおよびA/D変換器)、(3) 上記ディジタ
ル値生成手段が出力するディジタル値を入力して上記表
示手段を駆動し、信号レベル表示を行わせる表示駆動手
段(例えば表示ドライバ)、(4) 上記表示手段にお
ける基準表示レベルに対応する基準ディジタル値を記憶
している第1記憶手段(例えばROM)、(5) 上記
ディジタル値生成手段と上記第1記憶手段とに接続され
、上記ディジタル値生成手段が基準レベルを有する基準
信号を入力したときに、ディジタル値生成手段によって
生成されたディジタル値と上記第1記憶手段に記憶され
た基準ディジタル値とを比較して、補正値を算出する補
正値演算手段 (例えばマイクロコンピュータ) 、(
6) 上記補正値を記憶する第2記憶手段 (例えばE
2 PROM) 、(7) 上記ディジタル値生成手段
、上記第2記憶手段、および上記表示駆動手段に接続さ
れ、逐次供給される入力信号のレベルに基づいて上記デ
ィジタル値生成手段が生成したディジタル値に対して、
上記第2記憶手段から読み出した上記補正値を用いて補
正し、その補正したディジタル値を上記表示駆動手段に
出力する補正手段 (例えばマイクロコンピュータ) 
【0014】請求項2の発明に係る信号レベル表示装置
は、上記の課題を解決するために、請求項1の構成に加
えて、さらに以下の各手段を備えていることを特徴とし
ている。すなわち、(8) 上記ディジタル値生成手段
に供給される基準レベルを有する基準信号の入力系統を
切り換える切換手段(例えば切換スイッチ)、(9) 
上記切換手段が基準信号の入力系統を切り換えるための
制御信号を上記切換手段に供給するとともに、上記補正
値演算手段が基準信号の入力系統に対応した補正値を算
出し、逐次供給される入力信号から生成されたディジタ
ル値に対して、上記補正手段が基準信号の入力系統に対
応した補正値を第2記憶手段から読み出し補正するため
の制御信号を上記補正値演算手段および上記補正手段に
供給する切換制御手段(例えば切換制御部)。
【0015】なお、上記の入力信号はステレオ信号のよ
うな複数チャンネルから成る信号であってもよい。
【0016】
【作用】請求項1の構成によれば、基準レベルを有する
基準信号がディジタル値生成手段に供給されると、上記
ディジタル値生成手段はその基準レベルに基づいて、表
示手段における各表示レベルに対応するディジタル値を
生成する。補正値演算手段は、上記ディジタル値生成手
段が生成したディジタル値と第1記憶手段に記憶された
基準ディジタル値とを比較して補正値を算出し、補正値
を第2記憶手段に記憶させる。
【0017】これにより、入力信号が逐次供給されると
、補正手段は上記ディジタル値生成手段が逐次生成する
ディジタル値に対して、上記第2記憶手段から読み出し
た上記補正値を用いて補正する。さらに、その補正され
たディジタル値は表示駆動手段に出力される。
【0018】こうして、上記表示駆動手段は補正された
ディジタル値に基づいて表示手段を駆動するので、表示
手段では常に適正な信号レベル表示が行われる。
【0019】また、請求項2の構成によれば、上記切換
制御手段が生成する制御信号が上記切換手段に供給され
ることによって、上記ディジタル値生成手段は異なる入
力系統を介して基準信号を入力することができる。異な
る入力系統を介してディジタル値生成手段に供給された
基準信号のレベルには若干のばらつきが生じている。
【0020】したがって、上記切換制御手段が生成する
制御信号に基づいて、上記補正値演算手段は基準信号の
入力系統に対応した補正値を算出して第2記憶手段に記
憶させ、上記補正手段は基準信号の入力系統に対応した
補正値を第2記憶手段から読み出し、上記ディジタル値
生成手段が逐次生成するディジタル値を補正する。基準
信号の入力系統が異なっても、第1記憶手段に記憶され
た基準ディジタル値は一定なので、補正されたディジタ
ル値は常に適正な信号レベルに対応している。
【0021】
【実施例】本発明の一実施例を図1に基づいて説明すれ
ば、以下のとおりである。
【0022】本発明に係る信号レベル表示装置は、音声
入力信号の入力側から、コンデンサC1 、1/2乗圧
縮アンプ1、A/D変換器2、マイクロコンピュータ3
、表示ドライバ5、および表示部6aがこの順番に接続
されている。また、マイクロコンピュータ3には、電気
的書き換え可能読み出し専用記憶素子、すなわちE2 
PROM(electrically erasabl
e programmable read only 
memory) 4が接続されている。
【0023】上記コンデンサC1 は音声入力信号の直
流成分をカットし、交流成分のみを1/2乗圧縮アンプ
1に供給する。1/2乗圧縮アンプ1は、交流電圧レベ
ルを1/2乗に圧縮された直流電圧レベルに変換する。 A/D変換器2は、この直流電圧レベルを、マイクロコ
ンピュータ3による演算が可能な例えば8ビットのディ
ジタル信号に変換する。
【0024】ところで、上記コンデンサC1 に基準と
なる信号レベルが供給されるのに呼応して、表示部6a
が所定の基準レベルを表示するための調整(以下、基準
レベル調整と称する)は、マイクロコンピュータ3によ
って行われる。そのために、マイクロコンピュータ3は
、A/D変換器2から供給されたディジタル信号に後述
する補正を加える演算部と、補正されたディジタル信号
を表示ドライバ5に供給可能な信号にデコードするデコ
ーダ部と、デコードされた信号を表示ドライバ5に出力
するドライバ制御部と、上記補正に用いられる補正値を
E2 PROM4に書き込む、あるいはE2 PROM
4から読み出す処理を行う誤差記憶処理部とを有してい
る。
【0025】また、図示しないROMには、表示部6a
の基準表示状態に対応する基準ディジタル値や、表示ド
ライバ5に供給されるための表示データが格納されてい
る。
【0026】この表示データは表示部6aの表示レベル
に対応するように定められている。
【0027】上記の基準ディジタル値は、後述するよう
に、上記補正値の算出に用いられる。上記したようにビ
ット数が8の場合、量子化レベル数は28=256にな
るので、上記の基準ディジタル値は例えば256/2=
128に相当するように設定されている。
【0028】さらに、マイクロコンピュータ3には、抵
抗Rを介して所定の電圧+Vccが印加された端子T1
 が接続されている。さらに、端子T1 には、一端が
接地されたテストキー7が接続されている。所定のレベ
ルを有する基準信号(レベルメータ点灯位置決定時信号
と称することもできる)がコンデンサC1 を介して信
号レベル表示装置に供給されているときに、テストキー
7が押されると、上記端子T1 がローレベルになるこ
とによって、マイクロコンピュータ3が上記補正値を算
出し、算出された補正値を上記E2 PROM4に書き
込むテストモードになる。上記の基準信号は、基準信号
の基準レベルに対応してA/D変換器2が出力するディ
ジタル値と上記基準ディジタル値との比較に用いられる
【0029】なお、上記基準信号は、上記の基準レベル
調整時に、例えば外部に設けられた基準信号発生器から
出力される構成でもよいし、信号レベル表示装置を具備
するVTR等に内蔵されたチューナによってテストパタ
ーンと共に受信される構成であってもよい。いづれにし
ても、上記基準信号は、図示しない音声処理回路および
バッファアンプ等を介してコンデンサC1 に供給され
る。
【0030】また、マイクロコンピュータ3は、図示し
ないリモートコントローラに備えられたテストキーが押
されたときにも、信号レベル表示装置内で生成されるパ
ルス信号に基づいて上記テストモードになる。
【0031】表示部6aは、例えば複数のLED(li
ght emitting diode)群を有し、マ
イクロコンピュータ3でデコードされた信号に基づいて
表示ドライバ5によって駆動される。これにより、表示
部6aは、LED群の点滅によって上記音声入力信号の
レベルをリアルタイムに表示する。なお、上記の基準レ
ベルは、表示部6aにおいて例えば0dB表示に対応し
ている。
【0032】上記の構成において、まず、マイクロコン
ピュータ3が上記補正値を算出する動作を説明する。所
定の基準レベル、例えば1Vp−p を有する基準信号
がコンデンサC1 に供給されている時に、テストキー
7あるいはリモートコントローラに備えられたテストキ
ーが押されると、マイクロコンピュータ3は上記テスト
モードになる。
【0033】基準信号に含まれる直流成分は、コンデン
サC1 によってカットされ、交流成分のみが1/2乗
圧縮アンプ1に供給される。コンデンサC1 から出力
される交流電圧レベルは、1/2乗圧縮アンプ1によっ
て、表示部6aで表示されるのに適した直流電圧レベル
に変換される。A/D変換器2はこの直流電圧レベルを
8ビットのディジタルデータに変換する。つまり、A/
D変換器2は、直流電圧レベルが上記した256レベル
中の何レベルに相当するかということを示すディジタル
値をシリアルに、またはパラレルにマイクロコンピュー
タ3に供給する。
【0034】このディジタル値と、ROMに格納されて
いる上記の128レベルに相当する基準ディジタル値と
が、マイクロコンピュータ3の演算部で比較され、誤差
が算出される。マイクロコンピュータ3の誤差記憶処理
部は、算出された誤差を上記補正値としてE2 PRO
M4に記憶させる。例えば、1Vp−p の基準レベル
が、1/2乗圧縮アンプ1の出力のばらつきやA/D変
換器2で生じる誤差等により、131レベルに相当する
ディジタル値に変換されマイクロコンピュータ3に供給
されたとする。この場合、128−131=−3〔レベ
ル〕に相当する補正値がE2 PROM4に記憶される
【0035】補正値をE2 PROM4に記憶させるこ
との必要性は、停電時にも補正値が失われないようにし
、また、電源復帰時にすぐマイクロコンピュータ3が補
正値を利用できるようにするためである。なお、E2 
PROM4には、その他の一連の補正データも格納され
る。
【0036】そして、信号レベル表示装置に逐次入力さ
れる音声入力信号から同様にして生成されたディジタル
値が、A/D変換器2からマイクロコンピュータ3の演
算部に供給される。演算部では、誤差記憶処理部によっ
てE2 PROM4から読み出された補正値が上記ディ
ジタル値に加算(あるいは減算)される。マイクロコン
ピュータ3のデコーダ部では、上記のように補正された
ディジタル値が予め対応して定められた上記の表示デー
タとの比較によってデコードされ、ドライバ制御部から
表示ドライバ5に表示部駆動信号となって出力される。 表示ドライバ5は供給された表示部駆動信号に基づいて
表示部6aのLED群を駆動する。これにより、補正さ
れたディジタル値に対応する個数のLEDが点灯する。
【0037】次に、本発明の他の実施例について図2に
基づいて説明すれば、以下のとおりである。
【0038】基準レベルを有する上記基準信号は、基準
レベル調整時に、外部に設けられた基準信号発生器から
供給される場合と、内蔵されたチューナから供給される
場合とがあることを既に説明した。この第2実施例では
、上記2つの場合に対応してE2 PROM4に記憶さ
せる補正値を変えることができる構成を示す。
【0039】基準信号発生器の出力は、図示しないアッ
テネータを介して音声処理回路に接続される。一方、チ
ューナの出力は、図示しないIF回路(中間周波数増幅
回路)およびアッテネータを介して上記の音声処理回路
に接続される。したがって、音声処理回路に対する入力
経路が異なるためにゲイン差が生まれ、基準信号発生器
から供給される基準信号のレベルと、チューナから供給
される基準信号のレベルとの間にばらつきが生じる。こ
のため、上記2つの基準信号の供給系統に対応して個別
に補正値を算出する必要がある。上記2つの基準信号の
供給系統に対応した信号レベル表示装置の構成例を図2
に示す。ただし、説明の便宜上、前記の実施例の図面に
示した部材と同一の機能を有する部材には、同一の符号
を付記して、その説明を省略する。
【0040】コンデンサC1 には、出力端子50cを
介して切換スイッチ50が接続されている。切換スイッ
チ50の一方の入力端子50aには、基準信号発生器側
から基準信号が供給される。また、切換スイッチ50の
他方の入力端子50bには、内蔵チューナ側から基準信
号が供給される。マイクロコンピュータ3は、第1実施
例で説明したデコーダ部、ドライバ制御部、および演算
部の他に、切換制御部、外部入力誤差記憶処理部、およ
びチューナ入力誤差記憶処理部を備えている。切換制御
部は切換制御信号を出力し、上記切換スイッチ50の入
力系統を切り換えるとともに、演算部−外部入力誤差記
憶処理部−E2 PROM4の処理系統、または演算部
−チューナ入力誤差記憶処理部−E2 PROM4の処
理系統のどちらか一方に切り換える。
【0041】上記の構成において、基準レベル調整時に
、切換制御部は切換制御信号を出力する。これによって
、切換スイッチ50の入力系統が切り換わると同時に、
マイクロコンピュータ3内部の処理系統が切り換わる。 そして、テストキー7が押されると、上記端子T1 が
ローレベルになることによって、マイクロコンピュータ
3が上記補正値を算出し、算出された補正値を上記E2
 PROM4に書き込むテストモードになる。例えば、
基準信号発生器の出力に基づいてマイクロコンピュータ
3に供給されたディジタル値は、基準ディジタル値と比
較され、その補正値が外部入力誤差記憶処理部を介して
E2 PROM4に書き込まれる。信号レベル表示装置
に逐次供給される音声入力信号に基づいてマイクロコン
ピュータ3に供給されたディジタル値は、外部入力誤差
記憶処理部によってE2 PROM4から読み出された
補正値によって加減算され補正される。
【0042】同様に、内蔵チューナの出力に基づいてマ
イクロコンピュータ3に供給されたディジタル値は、基
準ディジタル値と比較され、その補正値がチューナ入力
誤差記憶処理部を介してE2 PROM4に書き込まれ
る。信号レベル表示装置に逐次供給される音声入力信号
に基づいてマイクロコンピュータ3に供給されたディジ
タル値は、チューナ入力誤差記憶処理部によってE2 
PROM4から読み出された補正値によって加減算され
補正される。
【0043】補正されたディジタル値が表示部6aにて
表示される動作は既に説明したとおりなので、省略する
【0044】以上のように、本発明に係る信号レベル表
示装置では、従来のような補正用VRを必要とせず、テ
ストキー7またはリモートコントローラに設けられたテ
ストキーが押されるだけで、1/2乗圧縮アンプ1やA
/D変換器2のばらつきを補正するための補正値が算出
されると同時に、補正値はE2 PROM4に記憶され
る。音声入力信号の表示レベルは、この補正値に基づい
てその都度補正されるので、補正用VRを操作する調整
時間が節約される。
【0045】また、基準レベルに対応する一定の基準デ
ィジタル値が記憶されていることにより、信号レベル表
示装置の各部の経時変化によってA/D変換器2が出力
するディジタル値のばらつきが大きくなったとしても、
補正値が大きくなるだけである。したがって、音声入力
信号の表示レベルは、補正値に基づいて常に補正される
ので、正確な表示を長期的に保証することができる。
【0046】次に、本発明の第3実施例について図3お
よび図4に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
【0047】第3実施例の信号レベル表示装置は、供給
される音声入力信号が第1チャンネルと第2チャンネル
で構成されたステレオ信号である場合に対応している。 基本的な構成は第1実施例の構成と同様になっている。 ただし、図3に示すように、第1チャンネルの音声入力
信号のために、コンデンサC2 、1/2乗圧縮アンプ
1a、およびA/D変換器2aが備えられている。また
、第2チャンネルの音声入力信号のために、コンデンサ
C3 、1/2乗圧縮アンプ1b、およびA/D変換器
2bが備えられている。また、表示部6bは、第1チャ
ンネル用表示部Lおよび第2チャンネル用表示部Rを備
えている。なお、第1チャンネル用表示部Lおよび第2
チャンネル用表示部Rにおける基準表示状態は、それぞ
れ例えば0dB表示に対応している。
【0048】また、図示しないROMには、第1チャン
ネル用表示部Lおよび第2チャンネル用表示部Rの基準
表示状態に対応し、かつ、両チャンネルの基準レベル調
整のための補正値の算出に必要な基準ディジタル値が格
納されている。さらに、第1チャンネル用表示部Lおよ
び第2チャンネル用表示部Rの各表示レベルに対応する
表示データもまたROMに格納されている。上記の基準
ディジタル値および表示データは両チャンネルに共通で
ある。基準ディジタル値は、第1実施例と同様に、例え
ば128レベルに相当するように設定されている。
【0049】上記の構成において、両チャンネルの基準
レベル調整に必要な補正値の算出、および逐次供給され
る第1・第2チャンネルの音声入力信号に対してマイク
ロコンピュータ3によって行われる補正については、第
1実施例と同様であるから、その説明を省略する。ただ
、付記すべきことは、同一の基準レベルがそれぞれコン
デンサC2 、コンデンサC3 を介して供給されたと
きに、マイクロコンピュータ3の演算部において、第1
・第2チャンネルの各音声入力信号に対する補正値が個
別に算出され、E2 PROM4に記憶されることであ
る。
【0050】なお、ステレオ信号レベル表示装置の補正
値は、各チャンネル毎に個別に算出される構成に限らず
、例えば第2チャンネルの補正値が第1チャンネルの補
正値に基づいて算出される構成であってもよい。その概
念図を図4に示す。
【0051】A/D変換器2aを介してマイクロコンピ
ュータ3の1ch補正値演算部3bに供給された第1チ
ャンネルのディジタル値は、ROM3aに予め記憶され
た基準ディジタル値と比較され、第1チャンネル用補正
値が算出される。第1チャンネル用補正値は誤差記憶処
理部3dを介してE2 PROM4に記憶される。一方
、A/D変換器2bを介して2ch補正値演算部3cに
供給された第2チャンネルのディジタル値は、まず第1
チャンネルのディジタル値と比較され、その差が算出さ
れる。さらに、その差が1ch補正値演算部3bから入
力される上記第1チャンネル用補正値に加減算され、第
2チャンネル用補正値が算出される。第2チャンネル用
補正値もまた誤差記憶処理部3dを介してE2 PRO
M4に記憶される。
【0052】いずれにしても、逐次供給される音声入力
信号レベルは、常に同一の基準値に対して、リアルタイ
ムに補正されることになる。つまり、従来例で説明した
ように、第1チャンネル用表示部Lおよび第2チャンネ
ル用表示部Rがそれぞれ0dB表示をする信号レベル範
囲が、音声入力信号レベルに換算して0.95〜1.0
5Vp−p であったとしても、各表示部L・Rの基準
表示レベルがこの範囲の中の異なるレベルに調整される
ということは起こらない。換言すれば、同一の音声入力
信号レベルに対して、各表示部L・Rはちぐはぐな表示
をせず、同一の表示状態になるということである。
【0053】なお、本実施例では、基準信号が外部機器
から供給される場合を示したが、本発明がこれに限定さ
れるわけではなく、例えば、テストキーが押されること
によりマイクロコンピュータ3が基準信号を生成し出力
する構成であってもよい。
【0054】さらに、第2実施例で示した基準信号の入
力系統によってそれぞれ補正値を算出する構成は、第3
実施例のステレオ信号レベル表示装置にも適用すること
ができる。
【0055】
【発明の効果】請求項1の発明に係る信号レベル表示装
置は、以上のように、入力信号のレベルに即応して信号
レベル表示を行う表示手段と、入力信号のレベルに基づ
いて上記表示手段における各表示レベルに対応するディ
ジタル値を生成するディジタル値生成手段と、上記ディ
ジタル値生成手段が出力するディジタル値を入力して上
記表示手段を駆動し、信号レベル表示を行わせる表示駆
動手段と、上記表示手段における基準表示レベルに対応
する基準ディジタル値を記憶している第1記憶手段と、
上記ディジタル値生成手段と上記第1記憶手段とに接続
され、上記ディジタル値生成手段が基準レベルを有する
基準信号を入力したときに、ディジタル値生成手段によ
って生成されたディジタル値と上記第1記憶手段に記憶
された基準ディジタル値とを比較して、補正値を算出す
る補正値演算手段と、上記補正値を記憶する第2記憶手
段と、上記ディジタル値生成手段、上記第2記憶手段、
および上記表示駆動手段に接続され、逐次供給される入
力信号のレベルに基づいて上記ディジタル値生成手段が
生成したディジタル値に対して、上記第2記憶手段から
読み出した上記補正値を用いて補正し、その補正したデ
ィジタル値を上記表示駆動手段に出力する補正手段とを
備えている構成である。
【0056】それゆえ、基準レベルを有する基準信号に
対して、上記表示手段における基準表示状態を対応させ
る調整が自動化され、調整時間が節約される。特に、入
力信号が複数チャンネルの信号から構成されている場合
、その節約効果が大きい。また、例えば上記ディジタル
値生成手段の出力のばらつきが経時変化によって大きく
なったとしても、一定の基準ディジタル値に基づく補正
が行われるので、正確な信号レベル表示を長期的に保証
することができるという効果を奏する。
【0057】請求項2の発明に係る信号レベル表示装置
は、以上のように、請求項1の発明に係る信号レベル表
示装置の構成に加えて、さらに、上記ディジタル値生成
手段に供給される基準レベルを有する基準信号の入力系
統を切り換える切換手段と、上記切換手段が基準信号の
入力系統を切り換えるための制御信号を上記切換手段に
供給するとともに、上記補正値演算手段が基準信号の入
力系統に対応した補正値を算出し、逐次供給される入力
信号から生成されたディジタル値に対して、上記補正手
段が基準信号の入力系統に対応した補正値を第2記憶手
段から読み出し補正するための制御信号を上記補正値演
算手段および上記補正手段に供給する切換制御手段とを
備えている構成である。
【0058】それゆえ、上記の効果に加えて、基準信号
の入力系統が異なっても、第1記憶手段に記憶された基
準ディジタル値は一定なので、補正されたディジタル値
は常に適正な信号レベルに対応するという効果を奏する
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る信号レベル表示装置の要部の構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明に係る他の信号レベル表示装置の要部の
構成を示すブロック図である。
【図3】本発明に係るさらに他の信号レベル表示装置の
要部の構成を示すブロック図である。
【図4】図3に図示の信号レベル表示装置における他の
補正値算出方法を示す概念図である。
【図5】従来の信号レベル表示装置の要部の一構成例を
示すブロック図である。
【図6】従来の他の信号レベル表示装置の要部の一構成
例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1    1/2乗圧縮アンプ(ディジタル値生成手段
)1a  1/2乗圧縮アンプ(ディジタル値生成手段
)1b  1/2乗圧縮アンプ(ディジタル値生成手段
)2    A/D変換器(ディジタル値生成手段)2
a  A/D変換器(ディジタル値生成手段)2b  
A/D変換器(ディジタル値生成手段)3    マイ
クロコンピュータ(補正値演算手段、補正手段、および
切換制御手段) 4    E2 PROM(第2記憶手段)5    
表示ドライバ(表示駆動手段)6a  表示部(表示手
段) 6b  表示部(表示手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号のレベルに即応して信号レベル表
    示を行う表示手段と、入力信号のレベルに基づいて上記
    表示手段における各表示レベルに対応するディジタル値
    を生成するディジタル値生成手段と、上記ディジタル値
    生成手段が出力するディジタル値を入力して上記表示手
    段を駆動し、信号レベル表示を行わせる表示駆動手段と
    、上記表示手段における基準表示レベルに対応する基準
    ディジタル値を記憶している第1記憶手段と、上記ディ
    ジタル値生成手段と上記第1記憶手段とに接続され、上
    記ディジタル値生成手段が基準レベルを有する基準信号
    を入力したときに、ディジタル値生成手段によって生成
    されたディジタル値と上記第1記憶手段に記憶された基
    準ディジタル値とを比較して、補正値を算出する補正値
    演算手段と、上記補正値を記憶する第2記憶手段と、上
    記ディジタル値生成手段、上記第2記憶手段、および上
    記表示駆動手段に接続され、逐次供給される入力信号の
    レベルに基づいて上記ディジタル値生成手段が生成した
    ディジタル値に対して、上記第2記憶手段から読み出し
    た上記補正値を用いて補正し、その補正したディジタル
    値を上記表示駆動手段に出力する補正手段とを備えてい
    ることを特徴とする信号レベル表示装置。
  2. 【請求項2】上記ディジタル値生成手段に供給される基
    準レベルを有する基準信号の入力系統を切り換える切換
    手段と、上記切換手段が基準信号の入力系統を切り換え
    るための制御信号を上記切換手段に供給するとともに、
    上記補正値演算手段が基準信号の入力系統に対応した補
    正値を算出し、逐次供給される入力信号から生成された
    ディジタル値に対して、上記補正手段が基準信号の入力
    系統に対応した補正値を第2記憶手段から読み出し補正
    するための制御信号を上記補正値演算手段および上記補
    正手段に供給する切換制御手段とを備えていることを特
    徴とする請求項1に記載の信号レベル表示装置。
JP11182591A 1991-05-16 1991-05-16 信号レベル表示装置 Pending JPH04339270A (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50114265A (ja) * 1974-02-16 1975-09-08
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JPS61199199A (ja) * 1985-03-01 1986-09-03 三菱電機株式会社 アナログ入力装置
JPH03273170A (ja) * 1990-03-23 1991-12-04 Toshiba Corp レベルメータ

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