JPH04339051A - ワイパ制御装置 - Google Patents

ワイパ制御装置

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Publication number
JPH04339051A
JPH04339051A JP3030951A JP3095191A JPH04339051A JP H04339051 A JPH04339051 A JP H04339051A JP 3030951 A JP3030951 A JP 3030951A JP 3095191 A JP3095191 A JP 3095191A JP H04339051 A JPH04339051 A JP H04339051A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
intermittent time
wiper
value
wiper blade
driven
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3030951A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Nomura
徹也 野村
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車載用として好適に実
施され、降雨状態に適した払拭間隔でワイパブレードを
駆動するワイパ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】雨滴センサの出力に基づいてワイパ動作
を制御する、いわゆるオートワイパ制御装置は、雨滴セ
ンサからの出力に基づく値を積算し、その積算値が予め
定める閾値以上になった時点と、ワイパブレードの前回
の払拭動作終了後から予め定める間欠時間が経過した時
点とのいずれか早い方の時点で、ワイパブレードの払拭
動作を開始させるように構成されている。
【0003】一方、たとえば自動車がトンネル内に進入
し、さらに先行車がいないときなどでは、フロントガラ
スに付着する雨滴の量は極めて少なくなる。このような
状態では、前記積算値は前記閾値を上回ることなく、し
たがって間欠時間のステップは、たとえば1.5秒から
3秒、3秒から6秒、6秒から12秒というように、該
間欠時間の更新のたび毎に、長いステップへと変更され
てゆく。
【0004】このようにして、前記間欠時間が最大値で
あるたとえば24秒となった状態でも、付着する雨滴の
量が少ないときには、ワイパブレードは空拭き状態とな
ってしまい、前記間欠時間毎の払拭動作のたびに、ワイ
パブレードに付着している塵や泥などの汚れによって、
フロントガラス上に線を引いてしまい、前方視界が悪化
するという問題がある。前方視界が悪化すると、運転者
は洗浄液を噴射して、前記汚れの除去を試みる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のような不具合を
防止するために、典型的な従来技術では、前記間欠時間
の最大値は、たとえば前記24秒よりも長い35秒程度
に設定されている。このように間欠時間の最大値を大き
く設定することによって、空拭きを避けるように構成さ
れている。
【0006】一方、雨滴センサの検知範囲は、フロント
ガラスの面積に比べて極めて狭く、したがって同じ降雨
状態であっても、検知結果にばらつきが生じてしまうこ
とがある。さらに降雨状態は、刻一刻と変化する。した
がって、前記間欠時間の最大値を常に大きな値に設定し
ていると、通常走行時においても、前記ばらつきによっ
て前記間欠時間が不所望に長くなってしまうという問題
がある。
【0007】本発明の目的は、極小雨時における空拭き
を減少し、運転者の感覚に一致した最適な払拭間隔でワ
イパブレードを駆動することができるワイパ制御装置を
提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、降雨状態を検
出する雨滴センサと、被払拭面上に付着した雨滴を除去
するワイパブレードを、前記被払拭面上で往復変位駆動
する駆動手段と、前記雨滴センサからの出力に基づく値
を積算し、その積算値がワイパブレードの前回の払拭動
作終了後から予め定める間欠時間内で予め定める閾値以
上になった時点と、前記間欠時間が経過した時点とのい
ずれか早い方の時点で、前記駆動手段にワイパブレード
を駆動すべきことを表す駆動信号を出力する制御手段と
、前記被払拭面上に洗浄液を噴射する噴射手段が駆動さ
れているか否かを検出する検出手段と、検出手段の検出
結果に応答し、制御手段の間欠時間が最大値に選択され
ている状態で前記噴射手段が駆動されると、前記間欠時
間の最大値を長く補正する補正手段とを含むことを特徴
とするワイパ制御装置である。
【0009】
【作用】本発明に従えば、制御手段は、雨滴センサから
の出力に基づく値を積算し、その積算値が予め定める閾
値以上になった時点と、ワイパブレードの前回の払拭動
作終了後から予め定める間欠時間が経過した時点とのい
ずれか早い方の時点で、駆動手段に駆動信号を出力する
。駆動手段は、前記駆動信号に応答して、ワイパブレー
ドを、フロントガラスなどの被払拭面上で往復変位駆動
して、前記被払拭面上に付着した雨滴などを除去する。
【0010】前記制御手段はまた、前記積算値が前記閾
値以上となるまでの所要時間や、前記間欠時間が経過し
た時点での積算値などに基づいて、前記間欠時間を更新
している。
【0011】一方、前記被払拭面を洗浄するための洗浄
液を噴射するポンプなどの噴射手段が駆動されているか
否かを検出する検出手段が設けられており、その検出手
段の検出結果に応答して、補正手段は、前記制御手段の
間欠時間が最大値に選択されている状態で、前記噴射手
段が駆動されると、間欠時間の最大値を長く補正する。
【0012】したがって、トンネル内などの付着する雨
滴が極めて少なく、前記間欠時間が最大値であっても空
拭きしてしまうような状態において、前記空拭きによっ
てワイパブレードの汚れがフロントガラスに付着してし
まい、運転者が洗浄液を噴射したときには、前記間欠時
間の最大値はさらに長く補正される。こうして、通常降
雨時における間欠時間の最大値を、雨滴センサの検知範
囲の狭さに起因する検知結果のばらつきの影響を受ける
ような不所望に長い値に設定することなく、極小雨時に
のみ、前記間欠時間の最大値を長く補正し、空拭きを防
止する。
【0013】
【実施例】図1は、本発明の一実施例のワイパ制御装置
1の電気的構成を示すブロック図である。このワイパ制
御装置1は、車載用として用いられ、オートワイパスイ
ッチ2を導通することによって、制御回路3が雨滴セン
サ4からの出力に応答して、駆動手段であるワイパモー
タ5を駆動制御し、図示しないワイパブレードをフロン
トガラス上で往復変位させて払拭動作を行わせる、いわ
ゆるオートワイパ制御装置である。
【0014】前記雨滴センサ4は、たとえば一対の受発
光素子を備え、これらの受発光素子によって形成される
光経路を雨滴が通過することによる受光レベルの変化に
基づいて、降雨量を検出する光学式の雨滴センサである
。この雨滴センサ4の出力は、前記制御回路3に入力さ
れ、波形整形回路11で矩形波パルスに整形された後、
マイクロコンピュータなどで実現される処理回路12に
入力される。また、前記オートワイパスイッチ2の出力
は、波形整形回路13で、いわゆるチャタリングなどの
雑音成分が除去された後、前記処理回路12に入力され
る。
【0015】前記処理回路12をはじめ、この制御回路
3内の各回路へは、電源ラインL2から定電圧回路29
を介して、バッテリ23からの電力が供給される。処理
回路12は、定電圧回路29から電力が供給されており
、かつオートワイパスイッチ2が導通されているときに
は、前記雨滴センサ4の出力を積算し、その積算値M1
が予め定める閾値RP以上となった時点と、ワイパブレ
ードの前回の払拭動作終了後から予め定める間欠時間W
OTを経過した時点とのいずれか早い方の時点で、ワイ
パモータ5を駆動する。
【0016】前記間欠時間WOTは、表1で示されるよ
うに、たとえば7つのステップに選択可能である。した
がって、第1ステップに選択されたときにはワイパモー
タ5は高速の連続動作状態とされ、第2ステップに選択
されたときには低速の連続動作状態とされ、第3ステッ
プに選択されたときには1.5秒の間欠動作状態とされ
、以下、第4ステップで3秒、第5ステップで6秒、第
6ステップで12秒、最長の第7ステップで24秒の間
欠動作状態とされる。
【0017】
【表1】
【0018】前記各ステップは、前記積算値M1が閾値
RP以上となったときには、前回のワイパブレードの払
拭動作終了後から、その積算値M1が閾値RP以上にな
るまでの時間WCTに基づいて設定される。また、前記
間欠時間WOTが経過しても積算値M1が閾値RP未満
であるときには、前記間欠時間WOT経過時点での積算
値M1に基づいて、前記各ステップが設定される。
【0019】すなわち、たとえば間欠時間WOTの80
%である時間WUP以内で、前記積算値M1が閾値RP
以上となると、前記間欠時間WOTのステップは1段階
だけ低く設定され、間欠時間は短く変更される。これに
対して、前記間欠時間WOTが経過した時点で、前記積
算値M1が前記閾値RPの1/2である値MDNに満た
ないときには、間欠時間WOTのステップを1段階だけ
高く変更する。このようなステップ変更の閾値は、図2
で示される。上述のような間欠時間WOTの更新動作と
、前記雨滴センサ4の出力の積算動作とを行うことによ
って、オートワイパ制御が実現される。
【0020】また運転席のオートワイパスイッチ2の近
傍において、ウォッシャスイッチ15が設けられており
、このウォッシャスイッチ15を導通すると、前記バッ
テリ23からの電力が、ウォッシャモータ16へ供給さ
れ、噴射手段である図示しないポンプが駆動されて、フ
ロントガラスへ洗浄液が噴射される。前記ウォッシャモ
ータ16が駆動されているか否かは、検出手段である波
形整形回路17で検出され、その検出結果は補正手段で
ある前記処理回路12に入力されている。
【0021】処理回路12は、前記間欠時間WOTが最
大値である第7ステップに設定されている状態で、ウォ
ッシャモータ16が駆動されたことを検出すると、前記
第7ステップの間欠時間WOTを24秒から48秒に補
正する。すなわち、前記間欠時間WOTが最大である極
小雨時において、前記間欠時間WOT経過による払拭動
作によって、フロントガラスにワイパブレードの汚れが
付着し、その汚れを運転者が洗浄液で除去しようとした
場合には、前記間欠時間WOTの最大値は充分長く変更
される。
【0022】したがって、通常の降雨時において、前記
間欠時間WOTのステップが第6ステップにある状態で
、雨滴センサ4の検知範囲の狭さに起因して生じる検知
結果のばらつきによって、間欠時間WOTのステップが
第7ステップに変更された場合に生じるような、突然に
間延びしたような違和感を与えてしまう不具合を招くこ
となく、極小雨時にのみ、前記間欠時間WOTの最大値
を充分長く変更することができる。
【0023】処理回路12は、ワイパモータ5を低速駆
動するときには、出力端子P2からラインL3に駆動信
号を出力する。この駆動信号は、抵抗R3とバイアス用
の抵抗R4とを介して、トランジスタTr2のベースに
与えられる。トランジスタTr2のエミッタは接地され
、コレクタはリレー26のリレーコイル27を介して前
記電源ラインL2に接続される。
【0024】一方、前記リレー26のリレースイッチ2
8は2つの個別接点28a,28bを備えており、一方
の個別接点28bは前記電源ラインL2に接続され、他
方の個別接点28aはラインL4を介してカムスイッチ
30の共通接点30cに接続されている。また、リレー
21のリレースイッチ24の共通接点24cが前記リレ
ースイッチ28の共通接点28cと接続され、前記リレ
ースイッチ24の一方の個別接点24aはワイパモータ
5の低速用電源入力端子5aに接続されている。
【0025】処理回路12はまた、ワイパモータ5を高
速で連続駆動するときには、出力端子P1,P2からラ
インL1,L3に駆動信号を出力する。ラインL1の駆
動信号は抵抗R1,R2を介してトランジスタTr1の
ベースに入力され、またラインL3の駆動信号は前記抵
抗R3,R4を介してトランジスタTr2のベースに入
力される。
【0026】前記トランジスタTr1のエミッタは接地
されており、コレクタはリレー21のリレーコイル22
を介して前記電源ラインL2に接続されている。リレー
21のリレースイッチ24の他方の個別接点24bは、
ワイパモータ5の高速用電源入力端子5bに接続されて
いる。
【0027】前記ワイパモータ5に関連して、カムスイ
ッチ30が設けられており、このカムスイッチ30は、
前記ワイパブレードが初期位置にある状態では個別接点
30aに導通しており、ワイパモータ5が起動されてワ
イパブレードが払拭動作を開始し、前記初期位置から離
れた時点で個別接点30bに導通し、ワイパブレードが
払拭動作を終了して再び前記初期位置に復帰した時点で
個別接点30aに導通する。
【0028】個別接点30aは、ワイパモータ5の接地
端子5cとともに接地されており、個別接点30bは、
前記電源ラインL2に接続されている。また共通接点3
0cは、ラインL4を介して前記リレースイッチ28の
個別接点28aに接続されるとともに、この共通接点3
0cの電位は、ラインL5から信号処理回路31を介し
て、前記処理回路12で検出されている。処理回路12
は、検出された前記共通接点30cの電位から、ワイパ
ブレードが払拭動作中であるか否かを判定する。
【0029】したがって処理回路12は、ワイパモータ
5を低速で駆動するときには、出力端子P2から前記ラ
インL3に駆動信号を出力する。これによってトランジ
スタTr2が導通し、リレーコイル27が励磁されてリ
レースイッチ28の接点28b,28c間が導通する。 したがって、前記電源ラインL2を介するバッテリ23
からの電力は、これらの接点28b,28cからリレー
スイッチ24の接点24c,24aを介して、ワイパモ
ータ5の低速用電源入力端子5aに供給される。
【0030】こうしてワイパモータ5が起動されてカム
スイッチ30が個別接点30aから個別接点30bに切
換わり、その後ワイパブレードが初期位置に復帰すると
、カムスイッチ30が個別接点30bから再び個別接点
30aに切換わり、処理回路12は前記駆動信号の出力
を停止する。これによって、ワイパモータ5の低速用電
源入力端子5aには、接点30a,30c、リレースイ
ッチ28の接点28a,28c、およびリレースイッチ
24の接点24c,24aを介してブレーキ電流が流れ
、ワイパモータ5は停止する。
【0031】また処理回路12は、ワイパモータ5を高
速で駆動するときには、出力端子P1,P2から駆動信
号を出力し、これによってトランジスタTr1,Tr2
が導通し、リレーコイル22,27がともに励磁されて
、リレースイッチ24は個別接点24bに導通し、リレ
ースイッチ28は個別接点28bに導通する。これによ
って、前記バッテリ23からの電力は、リレースイッチ
28,24を介して、前記ワイパモータ5の高速用電源
入力端子5bに供給される。
【0032】処理回路12は、カムスイッチ30の出力
電圧レベルから、ワイパブレードが前記初期位置に復帰
したか否かを検出しており、該初期位置に復帰するまで
、出力端子P1,P2から前記駆動信号を導出し続ける
。このようにして、ワイパモータ5を低速と高速とで駆
動することができる。
【0033】また、処理回路12内にはタイマ32が内
蔵されており、このタイマ32は、前記出力端子P2か
らの駆動信号の出力が停止された時点で計時動作を開始
し、前記間欠時間WOTの計時を行う。このタイマ32
は、前記積算値M1が閾値RP以上となった時点、およ
び前記間欠時間WOTが経過した時点でリセットされる
【0034】図3は、オートワイパ制御動作を説明する
ためのフローチャートである。オートワイパスイッチ2
が導通されるとステップn1へ移り、後述するフラグF
1〜F4や前記積算値M1および時間WCTの初期化、
および間欠時間WOTの初期値設定などの初期化処理が
行われる。ステップn2では、雨滴センサ4の出力信号
が積算される。
【0035】ステップn3では、ウォッシャモータ16
が駆動されているか否かが判断され、そうであるときに
はステップn4で、前記間欠時間WOTのステップが第
7ステップであるか否かが判断され、そうであるときに
はステップn5で、前記間欠時間WOTの最大値を伸長
すべきことを表すフラグF4が1にセットされた後、ス
テップn6に移る。また、前記ステップn3においてウ
ォッシャモータ16が駆動されていないとき、およびス
テップn4において前記間欠時間WOTが第7ステップ
に設定されていないときには直接ステップ6に移る。
【0036】ステップn6では、前記積算値M1が閾値
RP以上となったか否かが判断され、そうでないときに
はステップn7で、カウンタ32のカウント値WCTが
1だけ加算されて更新される。ステップn8では、前記
カウント値WCTが間欠時間WOT以上となったか否か
が判断され、そうでないとき、すなわち積算値M1が閾
値RP未満であり、前記間欠時間WOTが経過していな
いときには、前記ステップn2に戻って、積算動作を繰
返す。
【0037】前記ステップn8において、カウント値W
CTが間欠時間WOT以上であるときにはステップn9
に移り、前記積算値M1が前記閾値RPの1/2である
値MDN未満であるか否かが判断され、そうであるとき
にはステップn10に移り、前記間欠時間WOTのステ
ップを減少するためのフラグF1と、そのステップを保
持するためのフラグF2とが、ともに零にリセットされ
るとともに、前記ステップを上昇するためのフラグF3
が1にセットされる。また前記ステップn9において、
積算値M1が値MDN以上であるときにはステップn1
1に移り、前記フラグF1,F3が零にリセットされる
とともに、フラグF2が1にセットされる。
【0038】なお、前記ステップn6において、積算値
M1が閾値RP以上であるときにはステップn12に移
り、その閾値RPを超えた時点でのカウント値WCTが
、前記間欠時間WOTの80%である時間WUP以内で
あるかかが判断され、そうであるときにはステップn1
3で、前記フラグF1が1にセットされるとともに、フ
ラグF2,F3が零にリセットされる。またステップn
12において、カウント値WCTが時間WUP未満であ
るときには、前記ステップn11に移る。
【0039】前記ステップn10,n11で、間欠時間
WOTのステップを保持または上昇すべきことがセット
されると、ステップn14に移り、既に間欠時間WOT
のステップが第7ステップに設定されているか否かが判
断され、そうであるときにはステップn15に移る。ス
テップn15では、前記伸長フラグF4が1にセットさ
れているか否かが判断され、そうであるとき、すなわち
前記間欠時間WOTが最大値の第7ステップに設定され
ている状態で、ウォッシャモータ16が駆動されて前記
ステップn5で伸長フラグF4が1にセットされている
ときにはステップn16に移る。ステップn16では、
前記間欠時間WOTに、本来の第7ステップの値である
24秒を補正した48秒がセットされる。前記ステップ
n15で伸長フラグF4が1でないときにはステップn
17で、間欠時間WOTには、本来の第7ステップの値
である24秒がセットされる。
【0040】また、前記ステップn14において間欠時
間WOTのステップが第7ステップでないとき、および
前記ステップn13からはステップn18に移り、前記
伸長フラグF4が零にリセットされるとともに、前記ス
テップn10,n11,n13でセットされたフラグF
1〜F3に対応して、間欠時間WOTがセットされる。
【0041】このようにして、ステップn16,n17
,n19で間欠時間WOTがセットされるとステップn
20に移り、積算値M1が零にリセットされ、さらにス
テップn21でカウント値WCTが零にリセットされる
。その後ステップn22で、ワイパモータ5が駆動され
て払拭動作が行われた後、前記ステップn2に戻る。
【0042】このように本発明に従うワイパ制御装置1
では、間欠時間WOTが最大値である第7ステップに設
定されている状態でウォッシャモータ16が駆動される
と、前記第7ステップの間欠時間WOTを、24秒から
48秒に変更するので、先行車のない状態でのトンネル
走行時などの極小雨時における間欠時間WOTの最大値
が充分長く補正され、これによって空拭きによる視界の
悪化を抑えて、運転者の感覚に一致したワイパ制御を行
うことができる。
【0043】また通常の降雨時には、雨滴センサ4の検
知結果のばらつきなどによって、間欠時間WOTが最大
値である第7ステップに変更されても、前述のような不
自然な間延びを生じることなく、ワイパブレードを適正
な払拭間隔で駆動することができる。
【0044】なお、制御回路3として、たとえばワイパ
ブレードを低速連続駆動するLOスイッチと、高速連続
駆動するHIスイッチと、予め定める一定間欠時間毎に
駆動するINTスイッチとを備え、広く使用されている
既設のワイパスイッチに、上述の処理回路12や雨滴セ
ンサ4などのオートワイパ制御のための構成を、いわゆ
る後付けで付加した制御回路が用いられてもよく、この
場合、オートワイパスイッチ2はINTスイッチで代用
することができる。
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、間欠時間
が最大値に選択されている状態で洗浄液が噴射されると
、前記間欠時間の最大値を長く補正するので、通常降雨
時において、雨滴センサの検知範囲の狭さに起因する検
知結果のばらつきの影響を受ける程度にまで、前記間欠
時間の最大値を不所望に長く設定しておくことなく、極
小雨時にのみ前記最大値を長く補正して空拭きを抑制し
、運転者の感覚に一致した最適な払拭間隔で、ワイパブ
レードを駆動することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のワイパ制御装置1の電気的
構成を示すブロック図である。
【図2】間欠時間WOTのステップ変更の閾値を示す図
である。
【図3】オートワイパ制御動作を説明するためのフロー
チャートである。
【符号の説明】
1  ワイパ制御装置 2  オートワイパスイッチ 3  制御回路 4  雨滴センサ 5  ワイパモータ 12  処理回路 15  ウォッシャスイッチ 16  ウォッシャモータ 30  カムスイッチ 32  タイマ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  降雨状態を検出する雨滴センサと、被
    払拭面上に付着した雨滴を除去するワイパブレードを、
    前記被払拭面上で往復変位駆動する駆動手段と、前記雨
    滴センサからの出力に基づく値を積算し、その積算値が
    ワイパブレードの前回の払拭動作終了後から予め定める
    間欠時間内で予め定める閾値以上になった時点と、前記
    間欠時間が経過した時点とのいずれか早い方の時点で、
    前記駆動手段にワイパブレードを駆動すべきことを表す
    駆動信号を出力する制御手段と、前記被払拭面上に洗浄
    液を噴射する噴射手段が駆動されているか否かを検出す
    る検出手段と、検出手段の検出結果に応答し、制御手段
    の間欠時間が最大値に選択されている状態で前記噴射手
    段が駆動されると、前記間欠時間の最大値を長く補正す
    る補正手段とを含むことを特徴とするワイパ制御装置。
JP3030951A 1991-02-26 1991-02-26 ワイパ制御装置 Withdrawn JPH04339051A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007246016A (ja) * 2006-03-17 2007-09-27 Daihatsu Motor Co Ltd リヤワイパ制御装置及びリヤワイパ制御方法

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JP2007246016A (ja) * 2006-03-17 2007-09-27 Daihatsu Motor Co Ltd リヤワイパ制御装置及びリヤワイパ制御方法

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