JPH04338966A - 電子写真感光体 - Google Patents

電子写真感光体

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JPH04338966A
JPH04338966A JP16871191A JP16871191A JPH04338966A JP H04338966 A JPH04338966 A JP H04338966A JP 16871191 A JP16871191 A JP 16871191A JP 16871191 A JP16871191 A JP 16871191A JP H04338966 A JPH04338966 A JP H04338966A
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alkyl
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康弘 織田
Tomomi Honma
本間 知美
Yoshihide Fujimaki
藤巻 義英
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真感光体に関し、
特に光導電性材料として特定のチタニルフタロシアニン
顔料と特定の化合物とを用い、プリンタ、複写機等に有
効であって、露光手段として半導体レーザー光及びLE
D光等を用いて像形成を行うときにも好適な電子写真感
光体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真感光体に用いられる光導
電性材料として、無機光導電性材料に代えて有機光導電
性材料が多く用いられるようになった。その理由は、有
機光導電性材料においては、合成物質及び合成条件の組
合せにより多種多様の材料を得ることができ、材料の選
択の自由度が大きく、目的に応じて所望の感光体を容易
に作製できるからである。
【0003】更にまた、前記有機光導電性材料を用いた
感光体においては、キャリア発生機能とキャリア輸送機
能とを異なる材料に分担させた機能分離型とすることに
より、材料の選択の自由度が一層拡大され、帯電能、感
度及び耐久性等の電子写真特性の改善が期待されるよう
になった。
【0004】他方、複写業界において、一層の画質の改
善及び画像の編集機能が要請され、これに対応したデジ
タル方式の複写機又はプリンター等の記録装置の開発が
進められており、そのための記録媒体としての感光体の
改善が切望されている。前記デジタル方式の記録装置に
おいては、一般に、画像信号により変調されたレーザー
光を用いてドット状に露光して感光体上にドット潜像を
形成し、これを反転現像方式により現像して像形成を行
うようにしている。この場合、前記レーザー光としては
、露光装置の単純化、小型化及び低価格化が可能な半導
体レーザー装置が好ましく用いられ、その発振波長は7
50nm以上の赤外領域とされている。従って、用いら
れる感光体としては、少なくとも750〜850nmの
波長領域に高感度を有することが要求される。
【0005】ところで、前記機能分離型の感光体に用い
られるキャリア発生物質として、種々の有機染料又は有
機顔料が提案されており、例えば、ジブロムアンスアン
スロンに代表される多環キノン顔料、ピリリウム染料、
及び該ピリリウム染料とポリカーボネートとの共晶錯体
、スクェアリウム顔料、フタロシアニン顔料、アゾ顔料
等が実用化されている。なかでもフタロシアニン顔料は
光電変換の量子効率が高く、また近赤外領域まで高い分
光感度を示すため、特に半導体レーザ光源に対応する電
子写真感光体用として注目されてきた。
【0006】そのような目的に対して、銅フタロシアニ
ン、無金属フタロシアニン、クロルインジウムフタロシ
アニン、クロルガリウムフタロシアニンなどを用いた電
子写真感光体が報告されているが、近年特にチタニルフ
タロシアニンが注目されるようになり、例えば特開昭6
1−239248号、同62−670943号、同62
−272272号、同63−116158号のようにチ
タニルフタロシアニンの種々の結晶型を用いた電子写真
感光体が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】一般にフタロシアニン
を電子写真感光体に用いる場合、その結晶型によって特
性は著しく変化することは良く知られている。従って、
電子写真感光体用のフタロシアニンとしては高感度で帯
電能に優れた安定な結晶型が必要である。しかしながら
、従来開示されているチタニルフタロシアニンは、高感
度で、かつ高温高湿環境下における繰り返し使用の安定
性のよいものがない。すなわち、α型チタニルフタロシ
アニンは高感度ではあるが、安定性が悪く、またβ型チ
タニルフタロシアニンは感度が劣るという欠点を有して
いる。
【0008】本発明はこのような従来の課題に鑑みなさ
れたもので、高感度でしかも外部環境の影響を受けにく
く、繰り返し使用特性も良好な電子写真感光体を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の電子写真感光体は、真空中での吸着ガスの
成分分析において分子数で水分子が最も多く含まれてい
るチタニルフタロシアニン顔料と、下記一般式[I]〜
[III]で表わされる化合物の少なくとも一種とを含
有する構成を特徴としたものである。
【0010】
【化4】 式中、Ar1及びAr2はそれぞれアルキル基又はアリ
ール基を表わし、Ar3はフェニレン基を表わし、Ar
1,Ar2の一方とAr3とが結合して環を形成しても
よい。 R1,R2及びR3はそれぞれ水素原子、アルキル基又
はアリール基を表わし、R2とR3とが結合して環を形
成してもよい。
【0011】
【化5】 式中、Ar4はアルキル基又はアリール基を表わし、A
r5はフェニレン基を表わす。R4及びR5はそれぞれ
水素原子、アルキル基又はアリール基を表わし、R4と
R5とが結合して環を形成してもよい。
【0012】
【化6】 式中、Ar6及びAr7はそれぞれアルキル基又はアリ
ール基を表わし、Ar6,Ar7の一方と窒素原子に結
合しているフェニレン基とが結合して環を形成してもよ
い。 R6は水素原子、アルキル基又はアリール基を表わし、
R7は水素原子、アルキル基、アルコキシ基又はハロゲ
ン原子を表わす。
【0013】以下、本発明を詳細に説明する。
【0014】本発明に係るチタニルフタロシアニン顔料
は、前記した各公報で知られたチタニルフタロシアニン
顔料とは顔料結晶の凝集状態が異なり、さらに真空中で
の吸着ガスの成分分析において分子数で水分子が最も多
く含まれているという特徴を有していて、可視及び近赤
外の吸収スペクトルが780nm〜860nmに最大吸
収を示す凝集状態を有し、半導体レーザー光等に対して
極めて高感度な特性を発揮しうるものである。
【0015】本発明において、上記の吸着ガスの成分分
析は次の方法で測定することができる。
【0016】チタニルフタロシアニン顔料0.5gを大
気下湿度60%の条件にて内容積3.0cm3のガラス
管に封入したアンプルを測定室に装着し、真空度2×1
0−8Torrの測定室中にてアンプルの破断を行ない
、四重極質量分析管にてアンプル中より放出されるガス
の分子量を検出して成分分析を行なう。
【0017】また、感光ドラムからのキャリア発生物質
中のチタニルフタロシアニン顔料の水分子量を測定でき
る。
【0018】すなわち、感光ドラムをメタノール(純度
98%以上)中に常温で浸漬し、感光層をアルミニウム
基体から分離する。次に基体から分離した感光層をメチ
レンクロライド中で溶解し、濾紙を用いてメチレンクロ
ライド(純度98%以上)の洗浄を繰り返しながらろ過
する。ろ紙上の析出物を酢酸−t−ブチル(純度98%
以上)に溶解し、得られた液を遠心分離器により沈澱物
を分離する。
【0019】このようにして得られたチタニルフタロシ
アニンを洗浄し、120℃で乾燥後、前述の方法により
吸着分子の定量を行う事ができる。
【0020】この成分分析の結果、チタニルフタロシア
ニン顔料では、水、水素、窒素、酸素、二酸化炭素等の
各分子が検出されるが、本発明に係るチタニルフタロシ
アニン顔料は水分子が最も多く含まれていることが特徴
である。
【0021】また、本発明に係るチタニルフタロシアニ
ン顔料は示差熱分析において80℃から120℃の間に
吸熱ピークを有することが感度、繰り返し特性の点から
好ましい。
【0022】ここで、上記示差熱分析は、チタニルフタ
ロシアニン顔料10mgを大気下湿度60%、昇温速度
毎分10℃の条件にて行ない、上記吸熱ピークは半値幅
30度以上の吸熱ピークをいう。
【0023】本発明に係るチタニルフタロシアニン顔料
として特に好ましくは、Cu−Kα線に対するX線回折
スペクトルが、ブラッグ角2θの9.5°±0.2°,
27.2°±0.2°にピークを持つチタニルフタロシ
アニン顔料である。
【0024】本発明に用いられるチタニルフタロシアニ
ン顔料の基本構造は次の一般式で表される。
【0025】
【化7】 式中、X1、X2、X3及びX4はそれぞれ水素原子、
ハロゲン原子、アルキル基又はアルコキシ基を表し、n
、m、l及びkはそれぞれ0〜4の整数を表す。
【0026】本発明に用いられる前記チタニルフタロシ
アニンの製造方法を次に説明する。例えば、1,3−ジ
イミノイソインドリンとスルホランを混合し、これにチ
タニウムテトラプロポキシドを加え、窒素雰囲気下に反
応させる。反応温度は80℃〜300℃で、特に100
℃〜260℃が好ましい。反応終了後、放冷した後析出
物を濾取し、チタニルフタロシアニンを得ることができ
る。次にこれを混合溶媒処理することによって、目的の
チタニルフタロシアニンを得ることができるが、処理に
用いられる装置としては一般的な攪拌装置の他に、ホモ
ミキサ、ディスパーサ、アジター、或いはボールミル、
サンドミル、アトライタ等を用いることができる。
【0027】本発明では、キャリア発生物質として本発
明のチタニルフタロシアニン顔料の他に、本発明の効果
を損わない範囲で他のキャリア発生物質を併用してもよ
い。そのような併用可能なキャリア発生物質としては、
本発明のチタニルフタロシアニンとは結晶型において異
なる、例えばα型、β型、α,β混合型、アモルファス
型等のチタニルフタロシアニンをはじめ、アゾ顔料、ア
ントラキノン顔料、ペリレン顔料、多環キノン顔料、ス
クエアリウム顔料等が挙げられる。
【0028】本発明の感光体を作製するには、例えば、
溶媒にバインダー樹脂を溶解した溶液中に本発明に係る
前記チタニルフタロシアニン顔料を混合分散し、かつこ
れに後述するキャリア輸送物質を溶解してなる塗布液を
、必要に応じて予め中間層(下引層)を設けた導電性支
持体上に例えばディップコーティング、スプレーコーテ
ィング、スパイラルコーティング等の方法により塗布加
工して、図1又は図2の単層構成の感光体を得る。なお
、図中の1は導電性支持体、4″は単層構成の感光層、
5は中間層である。
【0029】しかしながら、高感度特性及び高耐久性の
感光体を得る上から、機能分離型の図3乃至図6の積層
構成の感光体とするのが好ましい。この場合、バインダ
ー樹脂を溶解した溶液中に前記顔料を混合分散してなる
塗布液を、必要に応じて前記中間層5を有する導電性支
持体1上に塗布してキャリア発生層2を形成した後、該
キャリア発生層2上にキャリア輸送物質を含む塗布液を
塗布加工してキャリア輸送層3を積層して、2層構成の
感光層4(図3、図5)、もしくはこれとは逆層構成の
感光層4′(図4、図6)を形成する。以下、二層構成
の感光層を有する感光体を中心に説明する。
【0030】二層構成の感光層を形成する場合における
キャリア発生層2及びキャリア輸送層3は、次のごとき
方法によって設けることができる。 (イ)キャリア発生物質、キャリア輸送物質を適当な溶
剤に夫々溶解した溶液或いはこれにバインダを加えて混
合溶解した溶液を塗布する方法。 (ロ)キャリア発生物質、キャリア輸送物質をボールミ
ル、ホモミキサー、超音波等によって夫々分散媒中で微
細粒子とし、必要に応じてバインダを加えて混合分散し
て得られる分散液を塗布する方法。
【0031】キャリア発生層及びキャリア輸送層の形成
に使用される溶剤或は分散媒としては、ブチルアミン、
N,N−ジメチルホルムアミド、アセトン、メチルエチ
ルケトン、シクロヘキサノン、ベンゼン、トルエン、キ
シレン、クロロホルム、1,2−ジクロルエタン、ジク
ロルメタン、テトラヒドロフラン、ジオキサン、メタノ
ール、エタノール、イソプロパノール、酢酸エチル、酢
酸ブチル、ジメチルスルホキシド等を挙げることができ
る。キャリア発生層若しくはキャリア輸送層の形成にバ
インダを用いる場合に、このバインダとしては任意のも
のを用いることができるが、特に疎水性でかつ誘電率が
高い電気絶縁性のフィルム形成能を有する高分子重合体
が好ましい。こうした重合体としては、例えば次のもの
を挙げることができるが、勿論これらに限定されるもの
ではない。
【0032】1)ポリカーボネート 2)ポリエステル 3)メタクリル樹脂 4)アクリル樹脂 5)ポリ塩化ビニル 6)ポリ塩化ビニリデン 7)ポリスチレン 8)ポリビニルアセテート 9)スチレン−ブタジエン共重合体 10)塩化ビニリデン−アクリロニトリル共重合体11
)塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体12)塩化ビニル−
酢酸ビニル−無水マレイン酸共重合体13)シリコーン
樹脂 14)シリコーン−アルキッド樹脂 15)フェノール−ホルムアルデヒド樹脂16)スチレ
ン−アクリル共重合樹脂 17)スチレン−アルキッド樹脂 18)ポリ−N−ビニルカルバゾール 19)ポリビニルブチラール 20)ポリカーボネートZ樹脂 これらのバインダは、単独或いは2種以上の混合物とし
て用いることができる。
【0033】またバインダー樹脂に対するキャリア発生
物質の割合は好ましくは10〜600重量%、更に好ま
しくは50〜400重量%とされる。
【0034】このようにして形成されるキャリア発生層
2の厚さは0.01〜20μmであることが好ましいが
、更に好ましくは0.05〜5μmである。
【0035】上記キャリア発生物質を分散せしめてキャ
リア発生層2を形成する場合においては、当該キャリア
発生物質は2μm以下、好ましくは1μm以下の平均粒
径の粉粒体とされるのが好ましい。即ち、粒径が余り大
きいと、層中への分散が悪くなるとともに、粒子が表面
に一部突出して表面の平滑性が悪くなり、場合によって
は粒子の突出部分で放電が生じたり、あるいはそこにト
ナー粒子が付着してトナーフィルミング現象が生じ易い
【0036】本発明では、キャリア輸送物質として、前
記一般式[I]〜[III]で表わされる化合物の少な
くとも一種が用いられる。
【0037】以下、前記一般式[I]〜[III]で表
わされる化合物について順に説明する。
【0038】前記一般式[I]において、Ar1,Ar
2で表わされるアルキル基は例えばメチル基、エチル基
、プロピル基、ブチル基等であり、Ar1,Ar2で表
わされるアリール基は例えばフェニル基、ナフチル基等
である。これらの基は置換基を有していてもよく、この
場合の置換基としては、アルキル基、アルコキシ基、ハ
ロゲン原子等が挙げられる。また、Ar1,Ar2の一
方とAr3とが結合して、例えばカルバゾール環、イン
ドリン環などの環を形成してもよい。
【0039】前記一般式[I]において、R1,R2,
R3で表わされるアルキル基又はアリール基としては前
記Ar1,Ar2で表わされるアルキル基又はアリール
基と同様なものが挙げられ、これらの基は置換基を有し
ていてもよく、置換基としては、アルキル基、アルコキ
シ基、ハロゲン原子、置換アミノ基等が挙げられる。ま
た、R2とR3とが結合して、例えばインデン環、テト
ラリン環、アントラセン環などの環を形成してもよい。
【0040】以下に前記一般式[I]の化合物の代表的
具体例を示すが、本発明はこれらに限定されるものでは
ない。
【0041】
【化8】
【0042】
【化9】
【0043】
【化10】
【0044】
【化11】
【0045】
【化12】
【0046】
【化13】
【0047】
【化14】
【0048】次に前記一般式[II]において、Ar4
で表わされるアルキル基は例えばメチル基、エチル基、
プロピル基、ブチル基等であり、またAr4で表わされ
るアリール基は例えばフェニル基、ナフチル基、アント
ラニル基等である。これらの基は置換基を有していても
よく、置換基としては、アルキル基、アルコキシ基、置
換アミノ基、ハロゲン原子、シアノ基等が挙げられる。
【0049】前記一般式[II]において、R4,R5
で表わされるアルキル基又はアリール基としては前記A
r4で表わされるアルキル基又はアリール基と同様なも
のが挙げられ、これらの基は置換基を有していてもよく
、置換基としては、アルキル基、アルコキシ基、アリー
ル基、アリールオキシ基等が挙げられる。またR4とR
5とが結合して5〜7員の炭素環又は複素環を形成して
もよい。
【0050】以下に前記一般式[II]の化合物の代表
的具体例を示すが、本発明はこれらに限定されるもので
はない。
【0051】
【化15】
【0052】
【化16】
【0053】
【化17】
【0054】
【化18】
【0055】
【化19】
【0056】
【化20】
【0057】また、前記一般式[III]において、A
r6,Ar7で表わされるアルキル基は例えばメチル基
、エチル基、プロピル基、ブチル基等であり、Ar6,
Ar7で表わされるアリール基は例えばフェニル基、ナ
フチル基等である。これらの基は置換基を有していても
よく、置換基としてはアルキル基、アルコキシ基、ハロ
ゲン原子等が挙げられる。また、Ar6,Ar7の一方
と窒素原子に結合しているフェニレン基とが結合して、
例えばカルバゾール環などの環を形成してもよい。
【0058】前記一般式[III]において、R6,R
7で表わされるアルキル基は例えばメチル基、エチル基
、プロピル基等であり、R6で表わされるアリール基は
例えばフェニル基等であり、R7で表わされるアルコキ
シ基は例えばメトキシ基、エトキシ基等である。これら
の基はさらに置換基を有していてもよい。
【0059】以下に前記一般式[III]の化合物の代
表的具体例を示すが、本発明はこれらに限定されるもの
ではない。
【0060】
【化21】
【0061】
【化22】
【0062】
【化23】
【0063】本発明では、キャリア輸送物質として前記
本発明の化合物の他に、本発明の効果を損わない範囲で
他のキャリア輸送物質を併用してもよい。
【0064】バインダー樹脂に対するキャリア輸送物質
の割合は好ましくは10〜500重量%とされ、また、
キャリア輸送層の厚みは好ましくは1〜100μm、更
に好ましくは5〜30μmとされる。
【0065】本発明の感光体の感光層には感度の向上や
残留電位の減少、或いは反復使用時の疲労の低減を目的
として、電子受容性物質を含有させることができる。こ
のような電子受容性物質としては例えば、無水コハク酸
、無水マレイン酸、ジブロム無水コハク酸、無水フタル
酸、テトラクロル無水フタル酸、テトラブロム無水フタ
ル酸、3−ニトロ無水フタル酸、4−ニトロ無水フタル
酸、無水ピロメリット酸、無水メリット酸、テトラシア
ノエチレン、テトラシアノキノジメタン、o−ジニトロ
ベンゼン、m−ジニトロベンゼン、1,3,5−トリニ
トロベンゼン、p−ニトロベンゾニトリル、ピクリルク
ロライド、キノンクロルイミド、クロラニル、ブロマニ
ル、ジクロルジシアノ−p−ベンゾキノン、アントラキ
ノン、ジニトロアントラキノン、9−フルオレニリデン
マロノジニトリル、ポリニトロ−9−フルオレニリデン
マロノジニトリル、ピクリン酸、o−ニトロ安息香酸、
p−ニトロ安息香酸、3,5−ジニトロ安息香酸、ペン
タフルオロ安息香酸、5−ニトロサリチル酸、3,5−
ジニトロサリチル酸、フタル酸、メリット酸、その他の
電子親和力の大きい化合物を挙げることができる。 電子受容性物質の添加割合はキャリア発生物質の重量1
00に対して0.01〜200が望ましく、更には0.
1〜100が好ましい。
【0066】また、上記感光層中には、保存性、耐久性
を向上させる目的で酸化防止剤や光安定剤等の劣化防止
剤を含有させることができる。
【0067】なお、図1及び図2に示した単層構成の感
光体においては、感光層4″に用いるキャリア発生物質
は本発明に係るチタニルフタロシアニン顔料等であり、
キャリア輸送物質は上述したものから選択してよい。ま
た、感光層4″のバインダー樹脂、その他の添加物質も
上述したものと同様であってよい。
【0068】前記導電性支持体としては、金属板、金属
ドラム等が用いられる他、導電性ポリマーや酸化インジ
ウム等の導電性化合物、もしくはアルミニウム、パラジ
ウム等の金属の薄層を塗布、蒸着、ラミネート等の手段
により紙やプラスチックフィルムなどの上に設けてなる
ものが用いられる。
【0069】また、接着層或いはバリヤ層等として機能
する前記中間層5としては、上記のバインダ樹脂として
説明したような高分子重合体、ポリビニルアルコール、
エチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ポリ
アミドなどの有機高分子物質又は酸化アルミニウムなど
より成るものが用いられる。
【0070】
【実施例】以下、本発明を実施例によって更に詳細に説
明する。
【0071】まず、各種のチタニルフタロシアニン顔料
の合成例を述べる。
【0072】(合成例1)1,3−ジイミノイソインド
リン29.2gとスルホラン200mlを混合し、チタ
ニウムテトライソプロポキシド17.0gを加え、窒素
雰囲気下に140℃で2時間反応させた。放冷した後析
出物を濾取し、クロロホルムで洗浄、2%の塩酸水溶液
で洗浄、水洗、メタノール洗浄して、乾燥の後25.5
g(88.5%)のチタニルフタロシアニンを得た。生
成物100gを2kgの濃硫酸に溶解し、20リットル
の水にあけて析出させて濾取し、アモルファス状態のウ
ェットペーストを得た。
【0073】このウェットペースト2gに、1,2−ジ
クロロエタン200mlとメタノール100mlの混合
溶媒を加え、室温下で3時間撹拌を行なった。メタノー
ルで希釈して濾過し、メタノール洗浄後、乾燥して、ブ
ラッグ角2θの9.5°±0.2°,27.2°±0.
2°にピークを有するX線回折スペクトルをもつ結晶を
得た。なお、X線回折スペクトルはX線回折装置JDX
−8200(日本電子社製)を用い、次の条件で測定し
たもの(以下同様)である。
【0074】 X線管球        Cu(Cu−Kα線)電圧 
           40.0  KV電流    
       100.0   mAスタート角度  
   6.00  deg.ストップ角度    35
.00  deg.ステップ角度     0.020
 deg.測定時間         0.50  d
eg.
【0075】また、この結晶の示差熱分析におい
て図7に示す示差熱曲線が得られ、99.6℃に吸熱ピ
ークが認められた。示差熱分析は前述の方法に従った(
以下同様)。
【0076】(合成例2)1,3−ジイミノイソインド
リン29.2gとスルホラン200mlを混合し、チタ
ニウムテトライソプロポキシド17.0g を加え、窒
素雰囲気下に140℃で2時間反応させた。放冷した後
析出物を濾取し、クロロホルムで洗浄、2%の塩酸水溶
液で洗浄、水洗、メタノール洗浄して、乾燥の後25.
5g(88.5%)のチタニルフタロシアニンを得た。
【0077】生成物100gを2kgの濃硫酸に溶解し
、20リットルの水にあけて析出させて濾取し、アモル
ファス状態のウェットペーストを得た。
【0078】このウェットペースト2gに1,2−ジク
ロロエタン200mlとアセトン100mlの混合溶媒
を加え、室温下で3時間撹拌を行なった。メタノールで
希釈して濾過し、メタノール洗浄後乾燥して、ブラッグ
角2θの9.5°±0.2°,27.2°±0.2°に
ピークを有するX線回折スペクトルをもつ結晶を得た。 また、この結晶の示差熱分析において図8に示す示差熱
曲線が得られた。
【0079】(比較合成例1)合成例1のウェットペー
ストを乾燥後、α−クロロナフタレンを用いて、加熱撹
拌することによって、β型のチタニルフタロシアニンを
得た。X線回折スペクトルはブラッグ角2θの9.3°
±0.2°,10.6°±0.2°,13.2°±0.
2°,15.1°±0.2°,15.7°±0.2°,
16.1°±0.2°,20.8°±0.2°,23.
3°±0.2°,26.3°±0.2°,27.1°±
0.2°にピークを有していた。また示差熱曲線を図9
に示した。
【0080】上記合成例1,2及び比較合成例1で得ら
れた各々のチタニルフタロシアニンを前述の方法に従っ
て真空中での吸着ガスの成分分析を行なったところ、以
下の結果が得られた。
【0081】                          
             分子数%        
           H2    H2O     
CO    N2     O2     CO2  
   合成例1       2.2     68.
5      0.0    23.3    4.2
      1.8    合成例2       2
.0     59.3      0.0    3
1.3    5.6      1.8  比較合成
例1     0.0      2.6      
0.0    79.5   13.9      4
.0合成例1,2において得られたチタニルフタロシア
ニンは水分子が最も多く含まれていることがわかる。
【0082】(合成例3)合成例2と同様にしてチタニ
ルフタロシアニンのアモルファス状態のウェットペース
ト2gに1,2−ジクロロエタン200mlとH2O5
0mlの混合溶媒を加え、60℃で4時間攪拌を行った
。次にメタノールで希釈してろ過し、メタノール洗浄後
乾燥して結晶を得た。
【0083】(合成例4)合成例2と同様にしてチタニ
ルフタロシアニンのアモルファス状態のウェットペース
トを水洗乾燥後、チタニルフタロシアニン12部と塩化
ナトリウム18部とジエチレングリコール8部を混合し
、80℃の加熱下で自動乳鉢により60時間ミリングし
た。次に上記処理品を水洗し、減圧乾燥した後に乾燥品
1部にシクロヘキサノン20部とガラスビーズ2部を加
えて1時間サンドグラインダーにより分散を行なった。 その後ろ過、乾燥を行い結晶を得た。
【0084】(比較合成例2)合成例2と同様にしてチ
タニルフタロシアニンのアモルファス状態のウェットペ
ースト2gに1,2−ジクロロエタン200mlとH2
O100mlの混合溶媒を加え、80℃で4時間半攪拌
を行った。次にメタノールで希釈してろ過し、メタノー
ル洗浄後乾燥して結晶を得た。
【0085】上記合成例3,4及び比較合成例2で得ら
れた各々のチタニルフタロシアニンをこれを用いて作製
した感光ドラムから前述の方法に従って真空中での吸着
ガスの成分分析を行なったところ、以下の結果が得られ
た。
【0086】                          
             分子数%        
           H2    H2O     
CO    N2     O2     CO2  
   合成例3       2.3     43.
5      0.0    42.4    9.3
      2.5    合成例4       1
.8     63.4      0.0    2
7.5    5.3      2.0  比較合成
例2     2.7     34.7      
0.0    47.0   12.2      3
.4
【0087】(実施例1)共重合ポリアミド「ラッ
カマイド5003」(大日本インキ社製)3部(部は重
量部を示す;以下同じ)をメタノール100部に加熱溶
解し、0.6μmフィルタで濾過した後、浸透塗布法に
よって、アルミニウムドラム上に塗布し、膜厚0.5μ
mの下引層を形成した。
【0088】一方、合成例1において得られた本発明に
係るチタニルフタロシアニン3部、バインダ樹脂として
セルロース変性シリコーン樹脂「KR5240」(信越
化学社製)固形分3部、分散媒としてメチルイソブチル
ケトン100部、をサンドミルを用いて分散した液を、
先の下引層の上に、浸透塗布法によって塗布して、膜厚
0.2μmのキャリア発生層を形成した。次いで、前記
例示キャリア輸送物質I−1の1部、ポリカーボネート
樹脂「ユーピロンZ200」(三菱瓦斯化学社製)1.
5部、微量のシリコーンオイル「KF−54」(信越化
学社製)を、1,2−ジクロロエタン10部に溶解した
液を用いて先のキャリア発生層の上に浸透塗布し乾燥の
後、膜厚25μmのキャリア輸送層を形成して本発明の
感光体試料を得た。
【0089】(実施例2)キャリア輸送物質I−1の代
わりに前記例示キャリア輸送物質I−3を用いた以外は
実施例1と同様にして感光体試料を作製した。
【0090】(実施例3)キャリア輸送物質I−1の代
わりに前記例示キャリア輸送物質I−20を用いた以外
は実施例1と同様にして感光体試料を作製した。
【0091】(実施例4)キャリア輸送物質I−1の代
わりに前記例示キャリア輸送物質II−16を用いた以
外は実施例1と同様にして感光体試料を作製した。
【0092】(実施例5)キャリア輸送物質I−1の代
わりに前記例示キャリア輸送物質III−1を用いた以
外は実施例1と同様にして感光体試料を作製した。
【0093】(実施例6)合成例1のチタニルフタロシ
アニンの代わりに合成例2のチタニルフタロシアニンを
用い、キャリア輸送物質I−1の代わりに前記例示キャ
リア輸送物質I−2を用いた以外は実施例1と同様にし
て感光体試料を作製した。
【0094】(実施例7)キャリア輸送物質I−2の代
わりに前記例示キャリア輸送物質I−4を用いた以外は
実施例6と同様にして感光体試料を作製した。
【0095】(実施例8)キャリア輸送物質I−2の代
わりに前記例示キャリア輸送物質II−14を用いた以
外は実施例6と同様にして感光体試料を作製した。
【0096】(実施例9)キャリア輸送物質I−2の代
わりに前記例示キャリア輸送物質II−22を用いた以
外は実施例6と同様にして感光体試料を作製した。
【0097】(実施例10)キャリア輸送物質I−2の
代わりに前記例示キャリア輸送物質III−6を用いた
以外は実施例6と同様にして感光体試料を作製した。
【0098】(実施例11)合成例1のチタニルフタロ
シアニンの代わりに合成例3のチタニルフタロシアニン
を用いた以外は実施例1と同様にして感光体試料を作製
した。
【0099】(実施例12)合成例1のチタニルフタロ
シアニンの代わりに合成例4のチタニルフタロシアニン
を用いた以外は実施例1と同様にして感光体試料を作製
した。
【0100】(比較例1)合成例1のチタニルフタロシ
アニンの代わりに比較合成例1のチタニルフタロシアニ
ンを用いた以外は実施例1と同様にして感光体試料を作
製した。
【0101】(比較例2)合成例2のチタニルフタロシ
アニンの代わりに比較合成例1のチタニルフタロシアニ
ンを用いた以外は実施例6と同様にして感光体試料を作
製した。
【0102】(比較例3)キャリア輸送物質I−1の代
わりに下記キャリア輸送物質を用いた以外は実施例1と
同様にして感光体試料を作製した。
【0103】
【化24】
【0104】(比較例4)合成例1のチタニルフタロシ
アニンの代わりに比較合成例2のチタニルフタロシアニ
ンを用いた以外は実施例1と同様にして感光体試料を作
製した。
【0105】(評価)前記本発明の試料及び比較試料を
「U−Bix1550」(コニカ社製)(半導体レーザ
光源搭載)改造機に搭載し、グリッド電圧VGを600
[V]に調節し、未露光部電位VH及び0.7mWの照
射時の露光部の電位VLを測定した。また、33℃80
%RHの環境下において、5万プリント後のVH及びV
Lについても合わせて測定し、その結果を下記表1に示
す。
【0106】
【表1】
【0107】上記の結果から、本発明の感光体は高感度
で、しかも高温高湿環境下において繰り返し使用による
安定性が良好であることがわかる。これに対し比較感光
体は低感度で繰り返し使用による安定性が著しく劣って
いる。
【0108】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の電
子写真感光体によれば、高感度でしかも外部環境の影響
を受けにくく、繰り返し使用特性が非常に良好であると
いう優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の感光体の層構成を例示する断面図であ
る。
【図2】本発明の感光体の層構成を例示する断面図であ
る。
【図3】本発明の感光体の層構成を例示する断面図であ
る。
【図4】本発明の感光体の層構成を例示する断面図であ
る。
【図5】本発明の感光体の層構成を例示する断面図であ
る。
【図6】本発明の感光体の層構成を例示する断面図であ
る。
【図7】本発明に係るフタロシアニン顔料の示差熱曲線
図である。
【図8】本発明に係るフタロシアニン顔料の示差熱曲線
図である。
【図9】β型チタニルフタロシアニン顔料の示差熱曲線
図である。
【符号の説明】
1  導電性支持体 2  キャリア発生層 3  キャリア輸送層 4,4′,4″  感光層 5  中間層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  真空中での吸着ガスの成分分析におい
    て分子数で水分子が最も多く含まれているチタニルフタ
    ロシアニン顔料と、下記一般式[I]〜[III]で表
    わされる化合物の少なくとも一種とを含有することを特
    徴とする電子写真感光体。 【化1】 [式中、Ar1及びAr2はそれぞれアルキル基又はア
    リール基を表わし、Ar3はフェニレン基を表わし、A
    r1,Ar2の一方とAr3とが結合して環を形成して
    もよい。R1,R2及びR3はそれぞれ水素原子、アル
    キル基又はアリール基を表わし、R2とR3とが結合し
    て環を形成してもよい。] 【化2】 [式中、Ar4はアルキル基又はアリール基を表わし、
    Ar5はフェニレン基を表わす。R4及びR5はそれぞ
    れ水素原子、アルキル基又はアリール基を表わし、R4
    とR5とが結合して環を形成してもよい。]【化3】 [式中、Ar6及びAr7はそれぞれアルキル基又はア
    リール基を表わし、Ar6,Ar7の一方と窒素原子に
    結合しているフェニレン基とが結合して環を形成しても
    よい。R6は水素原子、アルキル基又はアリール基を表
    わし、R7は水素原子、アルキル基、アルコキシ基又は
    ハロゲン原子を表わす。]
  2. 【請求項2】  前記チタニルフタロシアニン顔料が示
    差熱分析において80℃から120℃の間に吸熱ピーク
    を有することを特徴とする請求項1記載の電子写真感光
    体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006306870A (ja) * 2005-04-30 2006-11-09 Samsung Sdi Co Ltd アミノスチリル化合物、その製造方法及びそれを備えた有機発光素子
JP2007233351A (ja) * 2006-01-31 2007-09-13 Yamanashi Electronics Co Ltd 電子写真感光体及び電子写真装置
JP2008051975A (ja) * 2006-08-23 2008-03-06 Kyocera Mita Corp 電子写真感光体及び画像形成装置
JP2012027258A (ja) * 2010-07-23 2012-02-09 Sharp Corp 電子写真感光体およびそれを備えた画像形成装置

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