JPH043383Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH043383Y2 JPH043383Y2 JP19374084U JP19374084U JPH043383Y2 JP H043383 Y2 JPH043383 Y2 JP H043383Y2 JP 19374084 U JP19374084 U JP 19374084U JP 19374084 U JP19374084 U JP 19374084U JP H043383 Y2 JPH043383 Y2 JP H043383Y2
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- JP
- Japan
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- permanent magnet
- traveling wave
- shield plate
- electron beam
- wave tube
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 claims description 10
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 claims description 3
- BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] Chemical compound N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 230000003993 interaction Effects 0.000 description 2
- 229910052772 Samarium Inorganic materials 0.000 description 1
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- KPLQYGBQNPPQGA-UHFFFAOYSA-N cobalt samarium Chemical compound [Co].[Sm] KPLQYGBQNPPQGA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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- 229910000938 samarium–cobalt magnet Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Microwave Tubes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、電子ビーム集束装置として周期永久
磁石(PPM)を使用した結合空胴形大電力進行
波管、特にその高周波回路部からのX線漏洩防止
構造に関する。
磁石(PPM)を使用した結合空胴形大電力進行
波管、特にその高周波回路部からのX線漏洩防止
構造に関する。
(従来の技術およびその問題点)
進行波管は電子ビームを発生させる電子銃部
と、電子ビームとの相互作用により高周波電力の
増幅を行う高周波回路部、電子ビームを集束させ
るための磁界を与える電子ビーム集束装置、そし
て相互作用を終つた電子ビームを捕捉するコレク
タ部と、管球を保持収納するケースなどから構成
されている。しかるに大電力パルス動作進行波管
のように非常に高電圧で電子ビームを加速変調す
る進行波においては高周波回路からX線が漏洩す
るという問題がある。従来技術による大電力パル
ス動作で用いられる結合空胴形進行波管の高周波
回路における空胴外囲器からのX線漏洩を防止し
た代表的構造を第2図に示す。図において、空胴
外囲器1とドリフト管2とポールピース3とはそ
れぞれろう付されており、電子ビーム集束用の永
久磁石4はサマリウムバルトで製造されている。
このような構造の大電力パルス動作で用いられる
結合空胴形進行波管においては、空胴内で発生さ
れたX線は空胴外囲器1や永久磁石4を通して外
部へ漏洩する。従来はこのX線漏洩防止の手段と
して管球全体をシールド板5にて覆つていた。こ
のシールド板5は板厚数mmの鉛で作られているの
で、このように管球全体を鉛板で覆うことは多量
の鉛を必要としさらに重量が過大となる欠点を生
じていた。そしてこのX線漏洩の原因は空胴外囲
器1の厚さが薄いことやサマリウムコバルトなど
の永久磁石4が材質的に多孔質であるため非常に
X線を透しやすいことにある。
と、電子ビームとの相互作用により高周波電力の
増幅を行う高周波回路部、電子ビームを集束させ
るための磁界を与える電子ビーム集束装置、そし
て相互作用を終つた電子ビームを捕捉するコレク
タ部と、管球を保持収納するケースなどから構成
されている。しかるに大電力パルス動作進行波管
のように非常に高電圧で電子ビームを加速変調す
る進行波においては高周波回路からX線が漏洩す
るという問題がある。従来技術による大電力パル
ス動作で用いられる結合空胴形進行波管の高周波
回路における空胴外囲器からのX線漏洩を防止し
た代表的構造を第2図に示す。図において、空胴
外囲器1とドリフト管2とポールピース3とはそ
れぞれろう付されており、電子ビーム集束用の永
久磁石4はサマリウムバルトで製造されている。
このような構造の大電力パルス動作で用いられる
結合空胴形進行波管においては、空胴内で発生さ
れたX線は空胴外囲器1や永久磁石4を通して外
部へ漏洩する。従来はこのX線漏洩防止の手段と
して管球全体をシールド板5にて覆つていた。こ
のシールド板5は板厚数mmの鉛で作られているの
で、このように管球全体を鉛板で覆うことは多量
の鉛を必要としさらに重量が過大となる欠点を生
じていた。そしてこのX線漏洩の原因は空胴外囲
器1の厚さが薄いことやサマリウムコバルトなど
の永久磁石4が材質的に多孔質であるため非常に
X線を透しやすいことにある。
本考案の目的はこれら従来技術の欠点を完全に
解消した大電力パルス動作で用いられる結合空胴
形進行波管のX線漏洩防止を施した高周波回路を
提供することにある。
解消した大電力パルス動作で用いられる結合空胴
形進行波管のX線漏洩防止を施した高周波回路を
提供することにある。
(問題点を解決するための手段)
本考案は電子ビーム集束装置として周期永久磁
石を用いた大電力パルス動作の結合空胴形進行波
管において、結合空胴高周波回路部外周に設けら
れた周期永久磁石の内側にX線漏洩防止用のシー
ルド板を設けたことを特徴とする。
石を用いた大電力パルス動作の結合空胴形進行波
管において、結合空胴高周波回路部外周に設けら
れた周期永久磁石の内側にX線漏洩防止用のシー
ルド板を設けたことを特徴とする。
(実施例)
第1図は本考案の一実施例を示す断面図であ
る。上記に述べたようにX線漏洩の原因は空胴外
囲器1の厚さが薄いためにあるので本実施例では
空胴外囲器1の外周に直接シールド板6を巻いて
いる。このシールド板6は従来技術同様に鉛板で
作られている。
る。上記に述べたようにX線漏洩の原因は空胴外
囲器1の厚さが薄いためにあるので本実施例では
空胴外囲器1の外周に直接シールド板6を巻いて
いる。このシールド板6は従来技術同様に鉛板で
作られている。
このように空胴外囲器1の外周、すなわち永久
磁石4の内側にシールド板6を設けると、永久磁
石4の外側に設けた場合に比較して鉛製のシール
ド板の面積が少なくてすむので厚さが同じであれ
ば重量が軽くなる。なお、ホールピース3の外周
にはシールド板を設けていないが、ポールピース
の半径方向の厚さが相当あるのでX線は途中で減
衰し外に出てこない。したがつて、ポールピース
の外周部分を除外したことによつてもシールド板
の重量が軽減される。
磁石4の内側にシールド板6を設けると、永久磁
石4の外側に設けた場合に比較して鉛製のシール
ド板の面積が少なくてすむので厚さが同じであれ
ば重量が軽くなる。なお、ホールピース3の外周
にはシールド板を設けていないが、ポールピース
の半径方向の厚さが相当あるのでX線は途中で減
衰し外に出てこない。したがつて、ポールピース
の外周部分を除外したことによつてもシールド板
の重量が軽減される。
(考案の効果)
この考案によれば、空胴外囲器1からのX線漏
洩を外囲器1の外周に設けたシールド板6で防止
できるので従来技術のように管球全体をシールド
板5で覆わなくても十分X線漏洩を防止できる。
したがつて従来技術のように多量の鉛板を必要と
せず、必然的に管球の重量も軽減できる。
洩を外囲器1の外周に設けたシールド板6で防止
できるので従来技術のように管球全体をシールド
板5で覆わなくても十分X線漏洩を防止できる。
したがつて従来技術のように多量の鉛板を必要と
せず、必然的に管球の重量も軽減できる。
第1図は本考案による高周波回路の断面図、第
2図は従来技術による大電力パルス動作で用いら
れる結合空胴形進行波管の高周波回路の断面図を
示す。 1……空胴外囲器、2……ドリフト管、3……
ポールピース、4……永久磁石、5,6……シー
ルド板。
2図は従来技術による大電力パルス動作で用いら
れる結合空胴形進行波管の高周波回路の断面図を
示す。 1……空胴外囲器、2……ドリフト管、3……
ポールピース、4……永久磁石、5,6……シー
ルド板。
Claims (1)
- 電子ビーム集束装置として周期永久磁石を用い
た大電力パルス動作の結合空胴形進行波管におい
て、X線漏洩防止用のシールド板を永久磁石の内
側に設けたことを特徴とする結合空胴形進行波
管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19374084U JPH043383Y2 (ja) | 1984-12-21 | 1984-12-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19374084U JPH043383Y2 (ja) | 1984-12-21 | 1984-12-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61109054U JPS61109054U (ja) | 1986-07-10 |
JPH043383Y2 true JPH043383Y2 (ja) | 1992-02-03 |
Family
ID=30751166
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19374084U Expired JPH043383Y2 (ja) | 1984-12-21 | 1984-12-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH043383Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-12-21 JP JP19374084U patent/JPH043383Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61109054U (ja) | 1986-07-10 |
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