JPH0433753Y2 - - Google Patents

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JPH0433753Y2
JPH0433753Y2 JP3866487U JP3866487U JPH0433753Y2 JP H0433753 Y2 JPH0433753 Y2 JP H0433753Y2 JP 3866487 U JP3866487 U JP 3866487U JP 3866487 U JP3866487 U JP 3866487U JP H0433753 Y2 JPH0433753 Y2 JP H0433753Y2
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  • Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、解凍室の内部に配置した冷却器
に、冷凍装置で冷却した比熱の大きいブライン
(不凍液)を大量に循環させて、解凍室内の凍結
食材を理想的状態に解凍(殆ど凍結寸前の状態あ
るいは僅かに凍結した状態をいう)すると共に、
解凍後の食材を高湿度のもとで保存するよう構成
した高湿度解凍庫に関し、更に詳細には、保存中
の解凍食材の乾燥を少なくし、より良好な保存状
態を維持し得るよう改良した高湿度解凍庫に関す
るものである。
従来技術 野菜や果実その他肉や魚介類等の生鮮食品(以
下「食材」という)を長期に亘り冷凍貯蔵した
り、冷凍した食材を徐々に解凍する場合は、一般
に冷蔵庫内の温度変化を少なく抑え、併せて食材
からの水分蒸発を抑制管理する必要がある。この
要請に応えるために、冷却媒体としてブラインを
使用する型式に係る高湿度解凍庫が実用化され、
好適に使用されている。
本考案は、このブライン循環式の高湿度解凍庫
に関する改良提案に関するものであるので、先ず
この種の高湿度解凍庫の概略構成につき説明す
る。第3図は、ブライン循環式高湿度解凍庫の一
例を示すシステム構成図であり、第4図はこの高
湿度解凍庫の制御に使用される従来の電気制御回
路を示すものである。第3図において、箱体を構
成する解凍庫1内には、断熱特性の優れたパネル
で区画した解凍室2が設けられ、この解凍室2に
凍結食品3を収納するための載置棚4が複数段配
設されている。解凍庫1の一方の側壁には、充分
大きな熱交換面積をもち、後述するブライン(不
凍液)が内部で循環される冷却器5が配置され
て、その冷却面を解凍室2中に臨ませている。ま
た冷却器5の背部には送風フアン7が設置され、
この送風フアン7の運転により庫内空気を前記冷
却器5に接触させて熱交換を促進し、この庫内空
気は解凍室2およびダクト8を介して矢印の如く
強制循環される。
冷却器5は、ブライン9が貯留される冷却タン
ク10に送液パイプ11および帰還パイプ12を
介して接続され、このブライン9は送液パイプ1
1に介挿した循環ポンプ13により強制循環され
る。従つて冷却器5、送液パイプ11、ブライン
冷却タンク10および帰還パイプ12は、全体と
してブライン循環系を構成している。ブライン冷
却タンク10は、その内部に蒸発管14を有し、
この蒸発管14は解凍室2に隣接配置した冷凍装
置15に接続している。そして冷凍装置15を第
4図に示す電気制御回路により運転制御して、フ
ロン等のガス冷媒を前記蒸発管14に循環させる
ことにより、タンク10中のブライン9の冷却が
行なわれる。
ブライン冷却タンク10中には、例えばタンク
10の略中間位置に設けた第1系統としての絶縁
電熱ヒータ6aと、該タンク10の送液パイプ1
1の接続開口部に近接配置した第2系統としての
絶縁電熱ヒータ6bとからなる加熱源6が配設さ
れ、この加熱源6は何れもブライン9中に浸漬配
置される。また符号17は、プローブをタンク中
のブライン9に浸漬させたブライン温度検知器1
7を示し、この検知器17は第4図に示す如く2
つの接点Th−a,Th−bを備え、一方の接点
Th−aはその検知温度は5℃を越えると開放し、
5℃以下になると閉成するようになつている。他
方の接点Th−bは、ブライン9の検知温度が−
2℃より高いと閉成し、−2℃以下になると開放
するように設定されている。
第4図に示す従来の電気制御回路の電源母線
X,Yの間には、循環ポンプ13(のモータ)、
送風フアン7(のモータ)および第1タイマ
TM1が並列に接続されている。第1タイマTM1
は、通電開始から所定の設定時間t1が経過するま
で常閉接点c,dを閉成し、設定時間経過後は常
開接点c,eの閉成に切換わる。なお接点cは電
源母線X側に接続されている。更に電源母線X,
Yの間は、常閉接点c,d、ブライン温度検知器
17の電気接点Th−aおよび第1系統をなす電
熱ヒータ6aにより直列接続されている。
第1タイマTM1の常開接点c,eにおける端
子eと母線Yとの間は、第2タイマTM2が並列
に接続されている、。また端子eは、第2タイマ
TM2の常閉接点f,gおよびこれに直列接続さ
れた電熱ヒータ6bを介して、並びにブライン温
度検知器17の電気接点Th−bおよび冷凍装置
15(のモータ)を介して並列的に母線Yに接続
している。
この構成に係る電気制御回路を使用して解凍庫
の運転を開始する。すなわち送風フアン7を回転
させ、予め庫内に収納してある凍結食品3により
冷却された庫内空気を循環させて、ブライン9の
温度を5℃以下にまで低下させると、ブライン温
度検知器17の接点Th−aが閉成して第1系統
をなす電熱ヒータ6aへの通電を行なう。これに
よりタンク10中のブライン9の温度は5℃に保
持され、冷却器5を介してブライン9と熱交換を
行なう庫内空気も5℃に保たれる。この庫内空気
と凍結食品3との温度差により、該食品3の解凍
が進行する。
この状態で第1タイマTM1の設定時間t1が経過
した時点では、凍結食品3の中心温度は、約−7
℃程度まで上昇している。そして設定時間t1が経
過すると、接点c,dが開放して第1系統をなす
電熱ヒータ6aの通電をオフすると共に、他方の
接点c,eを閉成する。このときブライン9の温
度は既に5℃に保持されているから、温度検知器
17の接点Th−bは閉成されている。従つて冷
凍装置15の運転が開始されて、タンク10中の
ブライン9は蒸発器14により冷却される。この
冷却は、ブライン9の温度が−2℃以下になつて
温度検知器17の接点Th−bが開放されるまで
継続され、以後ブライン9の温度は約−2℃に保
たれる。
第1タイマTM1の接点c,eの閉成により、
第2タイマTM2が予め設定した解凍時間t2の限時
動作を開始し、またこの設定時間t2が経過するま
では、その常閉接点f,gを介して第2系統をな
す電熱ヒータ6bへの通電を行なう。この電熱ヒ
ータ6bは、先に説明した如くブライン9に解凍
熱を与えるためのものであつて、冷凍装置15の
冷却能力に支承を来さない程度に設定されてい
る。
このようにブライン9の温度が約−2℃に保た
れると、充分大きな熱交換面積を有する冷却器5
の表面温度(−2℃)は庫内温度と殆ど温度差が
なくなり、また凍結食品3の表面温度も庫内温度
に近づくため、庫内空気は高湿度状態となる。こ
の庫内湿度が上昇すると、凍結食品3と熱交換す
る庫内空気自体の比熱が高くなり、従つて一層効
果的に解凍が促進され、かくして凍結食品3の中
心温度は除々に−7℃から、殆ど凍結寸前の自然
状態または僅かに凍結した状態である−2℃に上
昇して解凍終了に近づく。
解凍が終了すると、第2タイマTM2がタイム
アツプし、常閉接点f,gを開放して第2系統を
なす電熱ヒータ6bの通電をオフする。これによ
り解凍熱は以後与えられなくなり、冷凍装置15
の運転だけが継続される。ブライン9の温度が−
2℃以下になると、温度検知器17の接点Th−
bが開放し、冷凍装置15の運転を停止して該ブ
ライン9の温度を約−2℃に保持する。すなわち
庫内は−2℃付近の恒温、高湿度に維持され、こ
の雰囲気中において凍結食品3は表面温度および
中心温度が共に約−2℃に保持される。
考案が解決しようとする問題点 前述した高湿度解凍庫は、凍結食品を水濡れ状
態とすることなく、殆ど凍結寸前の自然状態また
は僅かに凍結した理想的な状態に解凍することが
でき、しかも高湿度状態で保存し得る利点を有す
る。
しかしこの高湿度解凍庫であつても、保存期間
が長くなるほど解凍食品の乾燥が進行して食品の
品質を低下させ、長期の保存に適さないとういう
問題がある。その理由としては、前記送風フアン
7により与えられる庫内風速が、解凍に理想的な
1m/sec程度に設定されていることに起因すると
考えられる。すなわち前記風速は、微凍結解凍状
態での保存時には強すぎ、このため高湿度状態で
はあつても前述した乾燥進行の問題を生じるもの
である。
考案の目的 この考案は、従来技術に係る高湿度解凍庫に内
在している前記問題点に鑑み、これを好適に解決
するべく提案されたものであつて、解凍食品の乾
燥を抑え解凍食品の品質を低下させることなく長
期保存することのできる高湿度解凍庫を提供する
ことを目的とする。
問題点を解決するための手段 前述の問題点を克服し、所期の目的を達成する
ため本考案は、内部に食材を冷却貯蔵する解凍室
を画成した箱体と、前記解凍室に臨む位置に配置
され、冷媒としてのブラインを内部で循環させる
冷却器と、前記解凍室に隣接して配置され、圧縮
機および凝縮器等の冷凍系からなる冷凍装置と、
前記冷凍装置に接続する蒸発器を内蔵し、ブライ
ンを内部に貯留するブラインタンクと、前記ブラ
インタンク内のブラインを前記冷却器に循環させ
るポンプと、前記冷却器に解凍室内の空気を強制
的に接触させて熱交換を促進させるためのフアン
とを備える高湿度解凍庫において、前記フアンの
風量を調整する手段を設け、解凍室中に冷却貯蔵
した食材の解凍が終了し微凍結状態での保存運転
に切換わる時点で、前記フアンの風量を低減させ
るよう構成したことを特徴とする。
作 用 高湿度解凍庫の解凍運転中と保存運転中とで、
庫内循環空気の風速を速度制御手段により変更し
てやる。例えば解凍運転中には、庫内循環空気の
風速を解凍に理想的な1m/secとし、保存運転中
には、庫内循環空気の風速を0.2〜0.3m/sec程度
に低下させる。これにより、保存中の解凍食品の
乾燥が抑制されるものである。
実施例 次に本考案に係る高湿度解凍庫につき、好適な
実施例を挙げて、添付図面を参照しながら説明す
る。なお、以下に述べる実施例では、高湿度解凍
庫のシステム構成は前述した第3図のものと同じ
であるため当該説明は省略し、電気制御回路につ
いてのみ説明するが、本考案を他のシステム構成
に係る高湿度解凍庫にも僅かの改変で適用し得る
ことは勿論である。
第1図は、本考案の第1実施例に係る電気制御
回路の構成を示すものであつて、図において、電
源母線X,Y間に接続されている送風フアン(の
モータ)7には、直列に位相制御回路18が接続
されると共に、該位相制御回路18には該回路1
8を短絡する常閉接点i,hが並列接続されてい
る。この常閉接点i,hは、第2タイマTM2
常閉接点f,gと同時に開閉される。
位相制御回路18はトライアツク等により構成
され、該トライアツクに与えるゲートパルスの位
相角を制御することで、送風フアン7(のモー
タ)に印加される平均電圧を電源母線X,Y間の
電圧より低くする。従つて位相制御回路18を作
動させることにより、送風フアン7(のモータ)
の回転は遅くなる。本実施例では、接点i,h間
が閉成されているとき(すなわちフアンモータの
印加電圧が電源母線X,Y間の電圧であるとき)
の庫内循環風速を1m/secとした場合に、接点
i,h間が開放されたときの庫内循環風速が0.2
〜0.3m/secとなるような電圧が送風フアン7
(のモータ)に印加されるよに前記位相角が設定
されている。
なお循環ポンプ(のモータ)13,第1タイマ
TM1、接点c,d,e、サーモ接点Th−a,Th
−b、電熱ヒータ6a,6b、冷凍装置15、第
2タイマTM2、常閉接点f,gの接続は第4図
で説明した従来の電気制御回路と同じであるの
で、重複を避けるためその説明は省略する。
次に、第1図に示す電気制御回路を備える高湿
度解凍庫の動作を説明する。
電源母線X,Y間に電源供給がなされ、循環ポ
ンプ13が作動すると共に送風フアン7が回転す
ると(このとき接点i,h間は閉成されている)、
凍結食品3で冷却された庫内空気は、該食品の解
凍に最適な1m/secの風速で庫内を循環する。こ
の循環空気とブラインとが冷却器5で熱交換する
ことにより、ブライン9の温度が5℃以下にまで
低下すると、前記ブライン温度検知器17の接点
Th−aが閉成してヒータ6aへの通電がなされ、
タンク10内のブライン9の温度は5℃に保持さ
れる。これにより庫内空気も5℃に保たれる。こ
の庫内空気は、前述の如くフアン7により風速
1m/secで庫内を循環し、庫内空気と凍凍食品3
との温度差により該食品3の解凍が進行する。
解凍開始から時間t1が経過すると、凍結食品3
の中心温度は約−7℃まで上昇している。第1タ
イマTM1の設定時間t1が経過して第1タイマ
TM1がタイムアツプすると、接点c,d間が開
放してヒータ6aの通電が遮断されると共に、接
点c,e間が閉成する。このときブライン温度は
既に5℃になつており、温度検知器17の接点
Th−bは閉成しているので、接点c,eの閉成
により冷凍装置15の運転が開始され、タンク1
0内のブライン9は冷却される。この冷却は、ブ
ライン9の温度が−2℃以下になつて温度検知器
17の接点Th−bが開放されるまで継続され、
以後ブライン9の温度は約−2℃に保たれる。
第1タイマTM1の接点c,eの閉成により、
第2タイマTM2が予め設定した解凍時間t2の限時
動作を開始し、またこの設定時間t2が経過するま
では、その常閉接点f,gを介して第2系統をな
す電熱ヒータ6aに通電する。
このようにブライン9の温度が約−2℃に保た
れると、充分大きな熱交換面積を有する冷却器5
の表面温度(−2℃)は1m/secの風速で循環す
る庫内空気の温度と殆ど温度差がなくなり、また
凍給食品3の表面温度も庫内空気の温度に近づく
ため、庫内空気は高湿度状態となる。前述の如く
庫内湿度が上昇すると、凍結食品3と熱交換する
庫内空気自体の比熱が高くなり、従つて比熱の高
い庫内空気が高速で庫内を循環することで一層効
果的に解凍が促進され、かくして凍結食品3の中
心温度は徐々に−7℃から、殆ど凍結寸前の自然
状態または僅かに凍結した状態である−2℃に上
昇して解凍終了に近づく。
解凍が終了すると、第2タイマTM2がタイム
アツプし、常閉接点f,gを開放して第2系統を
なす電熱ヒータ6bの通電をオフする。これによ
り解凍熱は以後与えられなくなり、冷凍装置15
の運転だけが継続される。ブライン9の温度が−
2℃以下になると、温度検知器17の接点Th−
bが開放し、冷凍装置15の運転を停止して該ブ
ライン9の温度を約−2℃に保持する。すなわち
庫内は−2℃付近の恒温、高湿度に維持される。
更に解凍終了と共に、位相制御回路18を短絡
していた前述の常閉接点i,hが第2タイマ
TM2のタイムアツプにより開放され、送風フア
ン7(のモータ)への印加電圧が該位相制御回路
18の作用下に低下する。従つて送風フアン7
(のモータ)の回転速度が低下し、庫内空気の循
環速度は0.2〜0.3m/secにまで低下する。先に指
摘した如く、従来のように解凍終了後も1m/sec
の早い風速で庫内空気を循環させながら解凍食品
を保存すると、庫内空気の湿度が如何に高くと
も、長時間が経過するあいだには解凍食品も乾燥
してしまう。しかし本実施例では、解凍終了後に
庫内空気の循環速度を0.2〜0.3m/secに落とすの
で、解凍食品3はその乾燥を極力抑制され、理想
的な解凍状態で保存される。
前述した実施例では、位相制御回路を用いてフ
アンモータへの印加電圧を調整することで速度を
制御し、解凍終了後の庫内空気の循環速度を低下
させているが、他の速度制御手段を使用すること
もできる。その速度制御法として、従来から公知
の抵抗制御法、界磁制御法、周波数制御法等をフ
アンモータの種類に応じて適宜採用することがで
きる。一例としての第2図は、本考案の第2実施
例に係る電気制御回路を示すものである。本実施
例では、送風フアン7のモータとして、全速タツ
プと巻線数を減らした減速タツプとを備えるもの
を使用し、全速タツプを第2タイマTM2の常閉
接点i,hの端子iに接続し、減続タツプを第2
タイマTM2の常閉接点j,hに端子jに接続し、
端子hを電源母線Yに接続する構成としている。
かかる構成でも、第2タイマTM2がタイムアツ
プするまでは、送風フアン7(のモータ)は全速
回転して庫内空気は1m/secで庫内を循環し、解
凍終了(第2タイマTM2のタイムアツプ)後は、
接点i,j間が閉成されて送風フアン7(のモー
タ)は減速回転し、庫内循環風速は解凍食品の保
存に好適な0.2〜0.3m/secに低下する。
なお本考案は、庫内を循環する冷却風の量を増
減調整するものであるから、前述した如くフアン
7を駆動するモータの回転速度制御を行なう以外
に、庫内に複数基のフアンを配設し、これら複数
のフアンの全部または選択された一部だけを、解
凍室中に冷却貯蔵した食材の解凍状態に応じて回
転駆動するようにしてもよい。例えば、解凍室2
中に冷却貯蔵した食材3の解凍時には、複数基の
フアンの全部を回転させておき、その解凍が終了
し微凍結状態での保存運転に切換わる時点で、前
期複数基のフアンの一部だけを選択的に回転させ
て、庫内を循環する風の量を低減させるものであ
る。
考案の効果 本考案によれば、解凍終了後の解凍食品におけ
る乾燥進行の程度を抑制できるので、解凍食品を
恒温度、高湿度下で良好な状態で長期間保存する
ことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の高湿度解凍庫に好適に採用さ
れる第1実施例に係る電気制御回路図、第2図は
本考案の高湿度解凍庫に好適に採用される第2実
施例に係る電気制御回路図、第3図は高湿度解凍
庫の一例を示すシステム構成図、第4図は従来の
高湿度解凍庫に使用されている電気制御回路図で
ある。 1……解凍庫、2……解凍室、3……凍結食
品、4……載置棚、5……冷却器、6……加熱
源、6a……第1系統をなす電熱ヒータ、6b…
…第2系統をなす電熱ヒータ、7……送風フア
ン、8……ダクト、9……ブライン、10……ブ
ライン冷却タンク、11……送液パイプ、12…
…帰還パイプ、13……循環ポンプ、14……蒸
発器、15……冷凍装置、16……庫内温度検知
器、17……ブライン温度検知器、18……速度
制御手段(位相制御回路)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 〔1〕 内部に食材3を冷却貯蔵する解凍室2を
    画成した箱体1と、 前記解凍室2に臨む位置に配置され、冷媒と
    してのブライン9を内部で循環させる冷却器5
    と、 前記解凍室2に隣接して配置され、圧縮機お
    よび凝縮器等の冷凍系からなる冷凍装置15
    と、 前記冷凍装置15に接続する蒸発器14を内
    蔵し、ブライン9を内部に貯留するブラインタ
    ンク10と、 前記ブラインタンク10内のブライン9を前
    記冷却器5に循環させるポンプ13と、 前記冷却器5に解凍室2内の空気を強制的に
    接触させて熱交換を促進させるためのフアン7
    とを備える高湿度解凍庫において、 前記フアン7の風量を調整する手段を設け、
    解凍室2中に冷却貯蔵した食材3の解凍が終了
    し微凍結状態での保存運転に切換わる時点で、
    前記フアン7の風量を低減させる よう構成したことを特徴とする高湿度解凍庫。 〔2〕 前記フアン7の風量を調整する手段は、
    当該フアン7を回転駆動するフアンモータの速
    度を制御する手段である実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の高湿度解凍庫。 〔3〕 前記フアン7の風量を調整する手段とし
    て、複数のフアン7を庫内に設け、これら複数
    のフアン7の全部または選択された一部だけ
    を、解凍室2中に冷却貯蔵した食材3の解凍状
    態に応じて回転駆動する実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の高湿度解凍庫。
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