JPH04337476A - 断線検出装置 - Google Patents

断線検出装置

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JPH04337476A
JPH04337476A JP3107518A JP10751891A JPH04337476A JP H04337476 A JPH04337476 A JP H04337476A JP 3107518 A JP3107518 A JP 3107518A JP 10751891 A JP10751891 A JP 10751891A JP H04337476 A JPH04337476 A JP H04337476A
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JP
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disconnection
voltage
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transistor
lead wire
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Takao Nishizawa
西沢 孝夫
Narisumi Hirato
平戸 成住
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機器に直流電流を供給
するためのリード線の断線を検出する断線検出装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、機械装置においては、たとえ
ば近接スイッチ、マイクロスイッチ、光電スイッチなど
の各種検出機器が取り付けられており、多くの場合、上
記検出機器のリード線は、直接あるいはコネクタを介し
て、機械装置を制御するシーケンサなどが収められた制
御盤まで延長されている。そしてこのリード線が何らか
の原因で断線すると、機械装置を制御するうえで重大な
障害となる。
【0003】そこで従来より、例えば特公昭53−27
469号公報に開示されている如く、検出機器(近接ス
イッチ)からの検出信号の電圧レベルが所定範囲外にな
ったときにリード線の断線を検出するようにした装置が
開発されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、こうした従来
装置においては、リード線の断線を検知することはでき
るものの、断線によって遮断された検出機器への電流路
を補償する機能を有していないため、断線時には機械装
置の運転を停止して断線の修復をしなければならず、機
械装置の連続運転中などに断線事故が起こると、重大な
障害になることが多かった。
【0005】本発明はこうした問題に鑑みなされたもの
で、単にリード線の断線を検出することができるだけで
なく、リード線断線時にはその電流路を補償することの
できる断線検出装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、上記目的を達成す
るためになされた本発明は、機器に電源を供給するため
のリード線の断線を検出する断線検出装置であって、上
記リード線に並列に設けられたバイパス線と、上記リー
ド線及び上記バイパス線の両方もしくはいずれか一方に
直列に設けられた半導体手段と、上記バイパス線又はリ
ード線の断線により上記半導体手段の上記機器とは反対
側端部に生じる電圧変動を検出する電圧変動検出手段と
、を備えたことを特徴とする断線検出装置を要旨として
いる。
【0007】
【作用及び発明の効果】このように本発明の断線検出装
置においては、リード線及びバイパス線の両方もしくは
いずれか一方に半導体手段が設けられているため、半導
体手段が接続されたリード線又はバイパス線が断線する
と、半導体手段の機器とは反対側端部の電圧が変動する
。するとこの電圧変動検出手段が、この断線による電圧
変動を検出する。このため電圧変動検出手段による検出
結果から、リード線又はバイパス線の断線を検知するこ
とができる。またリード線とバイパス線とは互いに並列
に接続されているため、リード線及びバイパス線のいず
れか一方が断線しても機器に電源を供給することができ
る。
【0008】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面と共に説明する
。まず図2は本実施例の断線検出装置全体の構成を表す
概略構成図である。
【0009】図2に示す如く、本実施例の断線検出装置
は、物体が接近すると流れる電流が増大するように構成
された周知の直流2線式の近接スイッチ2と、近接スイ
ッチ2に流れる電流から近接スイッチ2が取り付けられ
た図示しない機械装置を制御するシーケンサ4を備えた
制御盤6とを接続するリード線の断線を検出するための
もので、近接スイッチ2と共に図示しない樹脂モールド
内に封入された断線検出回路10と、制御盤6から断線
検出回路10までの正極側リード線LA及び負極側リー
ド線LBに夫々並列接続された正極側バイパス線La及
び負極側バイパス線Lbと、これら各線LA,LB,L
a,Lbと断線検出回路10とを接続するコネクタ12
とから構成されている。
【0010】制御盤6には、制御用の信号を入出力する
ための各種端子を備えた端子台8が設けられており、正
極側リード線LA及び正極側バイパス線Laは、シーケ
ンサ4内部のフォトカプラPC及び抵抗器RVを介して
直流電源Vbに接続された端子台8の正極端子T1に結
線され、負極側リード線LB及び負極側バイパス線Lb
は、制御盤6内にて接地された端子台8の負極端子T2
に結線されている。なおフォトカプラPCは、直流電源
Vbから近接スイッチ2側に流れる電流により制御対象
となる機械装置の動作状態を検出するためのもので、直
流電源Vbから近接スイッチ2に流れる電流が増減する
ことによりON−OFFする。
【0011】次に断線検出回路10には、図1に示す如
く、コネクタ12を介して各線LA,La,LB,Lb
に接続された端子TA,Ta,TB,Tbと、近接スイ
ッチ2の正極側及び負極側に夫々接続された端子TP,
TNとが備えられている。
【0012】そして正極側のリード線LA及びバイパス
線Laに接続された端子TA及びTaは、制御盤6側よ
り近接スイッチ2に電流が流入可能に設けられたダイオ
ードDA1及びDa1を介して互いに接続されており、
その接続端は近接スイッチ2の正極側に接続された端子
TPと連結されている。また負極側のリード線LB及び
バイパス線Lbに接続された端子TB,Tbは、制御盤
6側に流出する電流と順方向に設けられたダイオードD
B1及びDb1を介して互いに接続されており、その接
続端は近接スイッチの負極側に接続された端子TNと連
結されている。
【0013】このため近接スイッチ2の正極側は、当該
断線検出回路10の端子TA(又はTa),ダイオード
DA1(又はDa1),及び端子TPを介して電源供給
を受け、近接スイッチ2の負極側は、当該断線検出回路
10の端子TN,ダイオードDB1(又はDb1),端
子TB(又はTb)を介して接地されることとなる。
【0014】また次に断線検出回路10内には、上記各
ダイオードDA1,Da1,DB1,Db1の近接スイ
ッチ2とは反対側端部(即ちダイオードDA1,Da1
のアノード及びダイオードDB1,Db1のカソード)
の電圧変動を検出する電圧変動検出手段としての回路が
以下の通り形成されている。なおこの回路は、端子TP
に接続されたダイオードDA1,Da1の接続端(ダイ
オードDA1及びDa1のカソード)から電源供給を受
け、端子TNに接続されたダイオードDB1,Db1の
接続端(ダイオードDB1及びDb1のアノード)にて
接地されて動作する。
【0015】即ち断線検出回路10において、まずダイ
オードDA1のアノードは、抵抗器RA1及びRA2を
介して接地され、ダイオードDa1のアノードは、抵抗
器Ra1及びRa2を介して接地されている。そして抵
抗器RA1と抵抗器RA2との接続点及び抵抗器Ra1
と抵抗器Ra2との接続点は、夫々、NPN型のトラン
ジスタTRA及びTRaのベースに接続されている。ま
たトランジスタTRA及びTRaのコレクタには抵抗器
RA3及びRa3を介して電源が供給され、エミッタは
直接接地されている。
【0016】一方ダイオードDB1のカソードは、抵抗
器RBGを介してPNP型のトランジスタTRB0のベ
ースに接続され、ダイオードDb1のカソードは、抵抗
器RbGを介してPNP型のトランジスタTRb0のベ
ースに接続されている。トランジスタTRB0のコレク
タは抵抗器RB1及びRB2を介して接地され、トラン
ジスタTRb0のコレクタは抵抗器Rb1及びRb2を
介して接地されている。またトランジスタTRB0及び
TRb0のベースには、夫々、抵抗器RB0及びRb0
を介して電源が供給されており、トランジスタTRB0
及びTRb0のコレクタには直接電源が供給されている
【0017】また更に抵抗器RB1と抵抗器RB2との
接続点及び抵抗器Rb1と抵抗器Rb2との接続点は、
夫々、NPN型のトランジスタTRB及びTRbのベー
スに接続されている。そしてトランジスタTRB及びT
Rbのコレクタには抵抗器RB3及びRb3を介して電
源が供給され、エミッタは直接接地されている。
【0018】また次に上記エミッタ接地された各トラン
ジスタTRA,TRa,TRB,TRbのコレクタは、
夫々、ダイオードDA2,Da2,DB2,Db2のア
ノードに接続されている。ダイオードDA2,Da2,
DB2,Db2のカソードは互いに接続されており、そ
の接続端は抵抗器RS1及びRS2を介して接地されて
いる。そしてこの抵抗器RS1及びRS2の接続点は、
エミッタ接地されたNPN型のトランジスタTRSのベ
ースに接続されている。
【0019】上記のように構成された本実施例の断線検
出装置においては、断線検出回路10と制御盤6とを結
ぶ全ての線LA,La,LB,Lbが導通している正常
時には、端子TA及び端子Taに制御盤6側から電源供
給がなされ、端子TB及びTbが接地される。
【0020】この状態では、トランジスタTRA,TR
aのベース電位がHighレベルとなってトランジスタ
TRA,TRaがONする。またトランジスタTRB0
,TRb0のベース電位はLow レベルとなって、ト
ランジスタTRB0,TRb0がONし、この結果、ト
ランジスタTRB,TRbのベース電位がHighレベ
ルとなってトランジスタTRB,TRbがONする。従
ってダイオードDA2,Da2,DB2,Db2のアノ
ードは全て接地されることとなり、トランジスタTRS
のベース電位がLow レベルとなって、トランジスタ
TRSはOFF状態となる。
【0021】次に正極側リード線LAの断線時には、正
極側バイパス線Laを介して近接スイッチ2に電源供給
を行なうことができるため、近接スイッチ2は正常動作
するが、端子TAには電源が供給なされなくなるため、
断線検出回路10内では、トランジスタTRAのベース
電位がLow レベルとなって、トランジスタTRAが
OFFする。するとトランジスタTRAのコレクタ電位
が上昇するため、ダイオードDA2を介して抵抗器RS
1,抵抗器RS2に電流が流れ、トランジスタTRSが
ON状態となる。
【0022】また同様に、正極側バイパス線Laの断線
時には、正極側リード線LAを介して近接スイッチ2に
電源供給を行なうことができるため、近接スイッチ2は
正常動作するが、端子Taには電源が供給なされなくな
るため、断線検出回路10内では、トランジスタTRa
のベース電位がLow レベルとなって、トランジスタ
TRaがOFFする。するとトランジスタTRaのコレ
クタ電位が上昇するため、ダイオードDa2を介して抵
抗器RS1,抵抗器RS2に電流が流れ、トランジスタ
TRSがON状態となる。
【0023】一方負極側リード線LBの断線時には、負
極側バイパス線Lbを介して近接スイッチ2の負極側を
接地できるため、近接スイッチ2は正常動作するが、端
子TBは開放状態となるため、断線検出回路10内では
、トランジスタTRB0のベース電位が上昇してトラン
ジスタTRB0がOFFする。するとトランジスタTR
Bのベース電位がLow レベルとなって、トランジス
タTRBがOFFし、トランジスタTRBのコレクタ電
位が上昇する。このためダイオードDB2を介して抵抗
器RS1,抵抗器RS2に電流が流れ、トランジスタT
RSがON状態となる。
【0024】また同様に、負極側バイパス線Lbの断線
時には、負極側リード線LBを介して近接スイッチ2の
負極側を接地できるため、近接スイッチ2は正常動作す
るが、端子Tbは開放状態となるため、断線検出回路1
0内では、トランジスタTRb0のベース電位が上昇し
てトランジスタTRb0がOFFする。するとトランジ
スタTRbのベース電位がLow レベルとなって、ト
ランジスタTRbがOFFし、トランジスタTRbのコ
レクタ電位が上昇する。このためダイオードDb2を介
して抵抗器RS1,抵抗器RS2に電流が流れ、トラン
ジスタTRSがON状態となる。
【0025】このように本実施例の断線検出装置におい
ては、近接スイッチ2と制御盤6とを接続する各線LA
,La,LB,Lbのいずれが断線しても、近接スイッ
チ2を正常動作させることができる。そしてその断線時
には、トランジスタTRSがOFF状態からON状態に
変化するため、そのコレクタ電位から断線を検知するこ
とができる。つまりトランジスタTRSは、断線検出時
にON状態となってコレクタ電位がLow レベルとな
るオープンコレクタ型のスイッチ回路として構成されて
いるため、例えばこのコレクタに、警告ランプ,警告ブ
ザー等の警告装置の負極を接続しておけば、断線時に警
告装置を作動させることができ、断線を報知することが
可能となる。
【0026】また断線検出回路10は、各ダイオードD
A1,Da1,DB1,Db1の近接スイッチ2とは反
対側端部の電圧変動により断線を検出するものであるた
め、各線LA,La,LB,Lbの断線だけでなく、コ
ネクタ12と各端子TA,Ta,TB,Tbとの接続不
良も検出することができる。
【0027】ここで上記実施例では、各リード線LA,
LBに1本のバイパス線La,Lbを並列接続して、断
線検出及び電流経路の補償を行うように構成したが、リ
ード線には複数のバイパス線を設けるようにしてもよい
。この場合、断線検出回路は複雑となるが、装置の信頼
性をより向上ことができる。
【0028】また上記実施例では、近接スイッチ2と制
御盤6とを接続する全ての線LA,La,LB,Lbに
、半導体手段としてのダイオードDA1,Da1,DB
1,Db1を接続することにより各線LA,La,LB
,Lbの断線を検出するように構成したが、リード線L
A,LB又はバイパス線La,Lbのいずれか一方に半
導体手段としてのダイオードを設けることによっても、
各線LA,La,LB,Lbの断線を検出することはで
きる。 そこで次に断線検出回路を、バイパス線La,Lb側に
のみダイオードを接続して、各線LA,La,LB,L
bの断線を検出するように構成した場合について図3に
基づき説明する。
【0029】図3に示す如く、この断線検出回路20は
、上記実施例の断線検出回路10と同様、コネクタ12
を介して各線LA,La,LB,Lbに接続された端子
TA,Ta,TB,Tb、及び近接スイッチ2の正極側
及び負極側に夫々接続された端子TP,TNを備えてい
る。そして正極側リード線LA及び負極側リード線LB
に接続された端子TA及びTBは、夫々、端子TP及び
TNに直接接続され、正極側バイパス線La及び負極側
バイパス線Lbに接続された端子Ta及びTbは、夫々
、ダイオードDa及びDbを介して、端子TP及びTN
に接続されている。
【0030】またダイオードDaのアノードは、抵抗器
RX1及びRX2を介して端子TBに接続され、ダイオ
ードDbのカソードは、抵抗器RY2及びRY1を介し
て端子TAに接続されている。そして抵抗器RX1と抵
抗器RX2との接続点P1及び抵抗器RY1と抵抗器R
Y2との接続点P2は、夫々、演算増幅器OP1と抵抗
器R1,R2,R3,R4とからなる差動増幅器22の
正極及び負極に接続されている。なお抵抗器RX1,R
X2,RY1,RY2には、抵抗値が同じ抵抗器が使用
されている。
【0031】次に差動増幅器22の出力端子は、コンパ
レータ24の正極入力端子及びコンパレータ26の負極
入力端子に接続されている。コンパレータ24の負極入
力端子には、端子TA−端子TB間に設けられた3つの
分圧抵抗器R5,R6,R7にて分圧された基準高電圧
VHが印加され、コンパレータ26の正極入力端子には
、この3つの分圧抵抗器R5,R6,R7にて分圧され
た基準低電圧VLが印加されている。そしてこれら各コ
ンパレータ24,26の出力端子は論理和回路OR1の
入力端子に接続され、論理和回路OR1の出力端子は、
上記断線検出回路10と同様の抵抗器RS1,RS2を
介して端子TBに接続されている。なお抵抗器RS1及
びRS2の接続点は、上記断線検出回路10と同様、エ
ミッタ接地されたNPN型のトランジスタTRSのベー
スに接続されている。
【0032】このように構成された断線検出回路20に
おいては、リード線LA,LB及びバイパス線La,L
bが導通している正常時には、上記各接続点P1,P2
が同電位となるため、差動増幅器22からの出力電圧V
xは、制御盤6より供給される電源電圧の略1/2の電
圧VNとなる。一方コンパレータ24の負極入力端子に
入力される基準高電圧VHは、上記分圧抵抗器R5,R
6,R7により、その電圧VNより高く、逆にコンパレ
ータ26の正極入力端子に入力される基準低電圧VLは
その電圧VNより低く設定されるため、コンパレータ2
4,26の出力はLowレベルとなる。この結果トラン
ジスタTRSのベース電位もLow レベルとなり、ト
ランジスタTRSはOFF状態となる。
【0033】次に正極側リード線LAの断線時には、正
極側バイパス線Laを介して近接スイッチ2に電源供給
を行なうことができるため、近接スイッチ2は正常動作
するが、端子TAには電源が供給なされなくなるため、
断線検出回路20内では、端子TAの電位が端子Taの
電位に対してダイオードDaによる電圧降下分(約0.
7V)低くなる。このため接続点P2の電位が接続点P
1の電位より低くなり、その電位差は差動増幅器22に
て増幅されるため、差動増幅器22からの出力電圧Vx
は正常時の電圧VNより上昇する。するとコンパレータ
24において、正極入力端子電圧が負極入力端子電圧(
基準高電圧VH)より高くなり、その出力がHighレ
ベルに反転する。この結果トランジスタTRSのベース
電位もHighレベルとなり、トランジスタTRSはO
N状態となる。
【0034】一方正極側バイパス線Laの断線時には、
正極側リード線LAを介して近接スイッチ2に電源供給
を行なうことができるため、近接スイッチ2は正常動作
するが、端子Taには電源が供給なされなくなるため、
断線検出回路20内では、接続点P1の電位が接続点P
2の電位より低くなり、その電位差は差動増幅器22に
て増幅されるため、差動増幅器22からの出力電圧Vx
は正常時の電圧VNより低下する。するとコンパレータ
26において、負極入力端子電圧が正極入力端子電圧(
基準低電圧VL)より低くなり、その出力がHighレ
ベルに反転する。この結果トランジスタTRSのベース
電位もHighレベルとなり、トランジスタTRSはO
N状態となる。
【0035】また次に負極側リード線LBの断線時には
、負極側バイパス線Lbを介して近接スイッチ2の負極
側を接地できるため、近接スイッチ2は正常動作するが
、端子TBが開放されるため、断線検出回路20内では
、端子TBの電位が端子Tbの電位に対してダイオード
Daによる電圧降下分(約0.7V)高くなる。このた
め接続点P1の電位が接続点P2の電位より高くなり、
その電位差は差動増幅器22にて増幅されるため、差動
増幅器22からの出力電圧Vxは正常時の電圧VNより
上昇する。するとコンパレータ24において、正極入力
端子電圧が負極入力端子電圧(基準高電圧VH)より高
くなり、その出力がHighレベルに反転する。この結
果トランジスタTRSのベース電位もHighレベルと
なり、トランジスタTRSはON状態となる。
【0036】また更に負極側バイパス線Lbの断線時に
は、負極側リード線LBを介して近接スイッチ2の負極
側を接地できるため、近接スイッチ2は正常動作するが
、端子Tbは開放状態となるため、断線検出回路20内
では、接続点P2の電位が接続点P1の電位より高くな
り、その電位差は差動増幅器22にて増幅されるため、
差動増幅器からの出力電圧Vxは正常時の電圧VNより
低下する。するとコンパレータ26において、負極入力
端子電圧が正極入力端子電圧(基準低電圧VL)より低
くなり、その出力がHighレベルに反転する。この結
果トランジスタTRSのベース電位もHighレベルと
なり、トランジスタTRSはON状態となる。
【0037】このようにバイパス線La,Lb側にのみ
ダイオードを接続することによっても、上記実施例と同
様に各線LA,La,LB,Lbの断線を検出すること
ができると共に、断線発生時に近接スイッチ2を正常動
作させることができる。
【0038】またこのようにバイパス線La,Lbもし
くはリード線LA,LBのみにダイオードを接続するよ
うにした場合、ダイオードを接続していない側の線が断
線していなければ、その線を通して近接スイッチ2に電
流が流れるため、ダイオードによる電力消費を防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】  実施例の断線検出回路の構成を表す電気回
路図である。
【図2】  実施例の断線検出装置及び関連機器の接続
状態を表す概略構成図である。
【図3】  断線検出回路の他の構成例を表す電気回路
図である。
【符号の説明】
2…近接スイッチ    4…シーケンサ    6…
制御盤    8…端子台

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  機器に電源を供給するためのリード線
    の断線を検出する断線検出装置であって、上記リード線
    に並列に設けられたバイパス線と、上記リード線及び上
    記バイパス線の両方もしくはいずれか一方に直列に設け
    られた半導体手段と、上記バイパス線又はリード線の断
    線により上記半導体手段の上記機器とは反対側端部に生
    じる電圧変動を検出する電圧変動検出手段と、を備えた
    ことを特徴とする断線検出装置。
JP3107518A 1991-05-13 1991-05-13 断線検出装置 Expired - Lifetime JPH0723902B2 (ja)

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JPH04337476A true JPH04337476A (ja) 1992-11-25
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02148480U (ja) * 1989-05-17 1990-12-17

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02148480U (ja) * 1989-05-17 1990-12-17

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