JPH04337262A - 絶縁穿孔導電端子 - Google Patents

絶縁穿孔導電端子

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JPH04337262A
JPH04337262A JP4034266A JP3426692A JPH04337262A JP H04337262 A JPH04337262 A JP H04337262A JP 4034266 A JP4034266 A JP 4034266A JP 3426692 A JP3426692 A JP 3426692A JP H04337262 A JPH04337262 A JP H04337262A
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    • H01R12/67—Fixed connections for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures characterised by the terminal insulation penetrating terminals
    • H01R12/675—Fixed connections for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures characterised by the terminal insulation penetrating terminals with contacts having at least a slotted plate for penetration of cable insulation, e.g. insulation displacement contacts for round conductor flat cables

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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】リボンケーブルは絶縁に並列に埋
め込んだ縒り線の平らなアレーから成っている。各縒り
線を包囲するように、そして隣接する縒り線の間のウエ
ブを一体に埋めるように絶縁を配置する。絶縁内の縒り
線が形成する別個の平行リブによってリボンケーブルの
両面は特徴づけられている。ここで注意すべきこととし
て、リボンケーブルとはフラットフレキシブル・ケーブ
ル（ＦＦＣ）とは異なる製品を表す技術用語である。Ｆ
ＦＣは遥に薄く、丸い縒り線ではなくて平らな導体スト
リップを含んでおり、絶縁は薄く、外にリブは出ていな
い。ＦＦＣは普通小電流機器に使用され、直接引っ張り
力がかかることが先ず有りそうもない所で使用される。
【０００２】導電端子をハウジング内部に有する電気コ
ネクタでリボンケーブルを終端する。一つの金属片から
各端子を打ち出し、成形するのが典型的である。リボン
ケーブルの縒り線の間隔もしくはピッチに一致するピッ
チでハウジング内に端子を取り付ける。
【０００３】ケーブルの終端をできるだけ自動化するこ
とが望ましい。絶縁移動端子が広く採用されており、そ
してこの絶縁移動端子は自動化された終端プロセスに適
している。典型的な従来の絶縁移動端子は、絶縁移動ス
ロットを形成している少なくとも一つのブレードを含ん
でいる。このブレードの面がリボンケーブルの縒り線の
軸に直交するように端子にブレードを配置する。縒り線
とこの縒り線を直接包囲している絶縁とを絶縁移動スロ
ットに押し込んで、ブレードが絶縁を貫き、そしてケー
ブル内の縒り線に電気的に接触する。絶縁移動スロット
の寸法は、リボンケーブル内の縒り線と高品質の電気接
続を達成するように決められる。
【０００４】リボンケーブルと電気コネクタとの間で歪
みを解放することを確実にすることも必要である。すな
わち、多くの電気コネクタに至るリボンケーブルは引っ
張り力を受ける。もし、リボンケーブルに作用する引っ
張り力が端子の絶縁移動部分へ直接伝えられるならば、
電気接続の品質は劣化し、そしてリボンケーブルの縒り
線内の導電は切断するかも知れない。
【０００５】
【従来の技術】従来技術でも歪みを解放するためのスト
レーンレリーフ構造は採用されており、終端作用を行わ
ないコネクタの部分へリボンケーブルの絶縁を固定して
いる。例えばあるコネクタは、クランプしてリボンケー
ブルと係合させるためハウジング上にストレーンレリー
フ構造を含んでいる。これらの構造は、別個になって費
用もかかる部品と複雑な型を必要とする。更に、これら
の構造は終端を完了した後にそして端子を電気コネクタ
ハウジングに挿入した後に別個の手作業を必要とする。 リボンケーブルとは反対に一本一本の絶縁導線を使用し
ているコネクタは各導線の絶縁としっかりクリンプ係合
するクリンプできるアームのアレーを使用することがし
ばしばである。絶縁と端子のこのクリンプ係合は十分な
ストレーンレリーフとなる。フラットフレキシブル・ケ
ーブルの端子にも同じようなストレーンレリーフ構造は
採用されている。例えば１９８３年２月１日にナロジニ
ーに与えられた米国特許４，３７１，２２５はＦＦＣの
絶縁と平らな導体とを貫通する、対向して尖った平行な
アームを設けた端子を示している。これらのアームは折
り曲げられて電気的な終端とストレーンレリーフとを同
時に達成する。このＦＦＣのための技術はリボンケーブ
ルには直接適用できない。リボンケーブルの丸い縒り線
とリボンケーブルにかかることのある大きな引っ張り力
に対処するにはその終端構造は適当でないからである。
【０００６】一本一本の導線やＦＦＣのクリンプ式スト
レーンレリーフ技術をリボンケーブルに使おうとする試
みはなされた。例えば、終端しようとする隣接導体間の
絶縁のスロットをパンチング、カッティングもしくはそ
の他の仕方で取り除くことにより終端するようにしたリ
ボンケーブルの端を用意し、それからリボンケーブルの
スロットにストレーンレリーフ・クリンプアームを通し
、そしてクリンプして導線を包囲している絶縁部分と係
合させる。この従来技術を採用しているコネクタはよく
作用するのであるが、リボンケーブルの端に隣接してス
ロットを形成するため製作プロセスに費用と時間のかか
る追加の段階を必要とする。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】以上に鑑みて本発明の
目的は、歪みがかからないようにしてリボンケーブルへ
高品質の電気接続をつくる端子を提供することである。
【０００８】本発明の別の目的は、歪みがかからないよ
うにしてリボンケーブルへ接続する絶縁切り込み端子を
提供することである。
【０００９】本発明の別の目的は、リボンケーブルの隣
接導体間の絶縁を貫通してクリンプするストレーンレリ
ーフ構造を有するリボンケーブルの絶縁切り込み端子を
提供することである。
【００１０】本発明の別の目的は、絶縁被覆に切り込む
構造の支持体を有するリボンケーブルの絶縁切り込み端
子を提供することである。
【００１１】
【課題を解決する為の手段】本発明は一片の金属から打
ち出し、成形される端子である。多数の端子をキャリヤ
ー・ストリップと一体に打ち出し成形するのが好ましい
。このキャリヤー・ストリップにより多数の端子をスプ
ールに巻き取ると、終端作業前に貯蔵したり、積みだし
たりするのに好都合である。端子を形成するのに必要と
される金属材料の量に従ってキャリヤーストリップに沿
って相互に端子を都合のよい距離だけ離しておく。次に
キャリヤーストリップに波形などをつけて、リボンケー
ブルへ終端するために必要な中心間間隔を端子にとるよ
うにする。キャリヤーストリップを終端後端子から切り
離す。
【００１２】各端子は前の嵌め合わせ端と後の終端とを
備えている。嵌め合わせ中に別の端子と高品質の電気接
続をつくれるような形に前の嵌め合わせ端を形成してお
く。例えば、端子の前の嵌め合わせ端は一対の収斂する
アームを形成していて、これらのアームは印刷回路板の
孔もしくは嵌め合う雌端子のコンタクトビームと一緒に
なって高い正常な接触力を生じる。
【００１３】導線を包囲するリボンケーブルの絶縁の部
分と面を突き合わせた関係に配置するための縦に延びた
ベースを端子の後の終端は備えている。一対の間隔を開
けたＩ．Ｄ．終端壁はベースに垂直にのび、そしてコネ
クタの嵌め合わせ軸に垂直にのびるように形成される。 各Ｉ．Ｄ．終端壁は平らで、そしてベースにほぼ垂直に
ベースから遠い位置からのびるＩ．Ｄ．スロットを含ん
でいる。Ｉ．Ｄ．スロットの幅は、終端しようとするリ
ボンケーブルの縒り線の横断面より小さくなっている。 こうして、Ｉ．Ｄ．スロットに挿入するとき縒り線は配
置し直され、そしてそれによってＩ．Ｄ．終端壁と大き
な接触面積と高い正常な接触力をつくる。Ｉ．Ｄ．スロ
ットへの入口はスロットに向かって先細りとなっていて
、更に斜面をつけてリボンケーブルの絶縁を穿孔し易い
ようにしている。
【００１４】打ち出し成形したＩ．Ｄ．終端壁の直交配
列によりこれらの壁はリボンケーブルにかかる押したり
、引いたりする力もしくは終端中に発生する力に応じて
変形するようになる。Ｉ．Ｄ．終端壁のこのような変形
は電気的な終端の品質を低下させることがあり、または
完全な終端を阻止することがある。Ｉ．Ｄ．終端壁の変
形を防止するため端子はベースに垂直に、そしてＩ．Ｄ
．終端壁に揃えて垂直に延びる支持壁を備えている。 これらの支持壁は対となっていて、各対の支持壁は端子
の両側に配置されている。支持壁の対は各Ｉ．Ｄ．終端
壁の前と後の両方に設けられている。終端中そして終端
後Ｉ．Ｄ．終端壁を適正に支持することを確実にするた
めリボンケーブルの縒り線に隣接している絶縁ウエブに
穿孔するためベースから遠い方で鋭く面取りした縁を支
持壁は含んでいる。
【００１５】端子の支持壁とＩ．Ｄ．終端壁とはケーブ
ルに対してかなりの歪み解放の役を果たしている。しか
しながら、Ｉ．Ｄ．スロット内に配置された縒り線の損
傷やずれを防止するには更に別のストレーンレリーフが
いる。Ｉ．Ｄ．スロットの近くに配置された多数の貫通
もしくは穿孔ストレーンレリーフ壁の形をした本発明の
端子によってストレーンレリーフがつくられる。すなわ
ち、複数の対の穿孔ストレーンレリーフ壁は端子のベー
スから垂直に延び、各対のストレーンレリーフ壁は端子
の縦の両側面にのっている。各穿孔ストレーンレリーフ
壁の縁は端子のベースから遠い位置で面取りされていて
リボンケーブルの絶縁の厚いウエブの穿孔を容易として
いる。穿孔ストレーンレリーフ壁はベースから遠い処で
尖らせているのが好ましい。複数の穿孔ストレーンレリ
ーフ壁の長さは、関連の縒り線に隣接した絶縁の部分と
の確実なストレーンレリーフ係合となるクリンピングを
可能とするに十分な長さである。これらの穿孔ストレー
ンレリーフ壁の長さはＩ．Ｄ．終端壁と支持壁の長さを
超えている。
【００１６】以下に説明する好ましい実施例では一対の
ストレーンレリーフ壁は各Ｉ．Ｄ．終端壁の前と後との
両方に、そして少なくとも一対の支持壁に隣接して配置
されている。各対のストレーンレリーフ壁の尖端は、ク
リンピング後に相互に隣接している、対抗して尖った縁
によって形成されている。
【００１７】ケーブルに最初何の準備もすることなくリ
ボンケーブルへ複数の端子を終端する。すなわち、上に
述べたように、端子を打ち出し、成形したキャリヤース
トリップを壁をつけてコリュゲートするか、もしくは他
の仕方で端子に所要の中心間距離を持たせる。リボンケ
ーブルの何もしない端は端子のアレーの後方の終端と揃
えられ、そして下方へ押し下げられて端子と接続する。 リボンケーブルと端子との最初の接触をつくるのは長い
絶縁穿孔クリンプストレーンレリーフ壁であって、これ
は端子で終端しようとしている縒り線の両側のウエブを
通過する。リボンケーブルと端子とを更に相互に寄せる
ように動かすとＩ．Ｄ．終端壁の尖った、面取りした端
を絶縁と係合させる。Ｉ．Ｄ．終端壁の変形は支持壁に
よって防止される。端子とリボンケーブルとを更に相互
に向けて動かすとＩ．Ｄ．終端壁は絶縁を貫通し、そし
て縒り線の導体をＩ．Ｄ．スロットに押し込む。同時に
、短い方の支持壁は、端子で終端しようとしている導体
の両側の絶縁ウエブに押し込まれる。端子とリボンケー
ブルとを相互に完全に寄せるように動かすと、Ｉ．Ｄ．
スロット内に縒り線の導体を調整した仕方で配列し直し
、それに応じて高い、正常な接触力が発生する。 Ｉ．Ｄ．スロット内の縒り線の上に絶縁穿孔ストレーン
レリーフ壁をクリンプすることにより終端は完了する。 これらのクリンプされたストレーンレリーフ壁は必要な
ストレーンレリーフを達成するため導体に被さっている
絶縁の部分にしっかり係合する。終端完了時にキャリヤ
ーストリップを端子から切り離し、そしてリボンケーブ
ルの端の端子のアレーを、普通ボードに取りつけられて
いる電気コネクタのハウジングに挿入する。
【００１８】
【実施例】本発明の端子を図１、図５に１０で示す。多
数の端子１０はリボンケーブル１４の個々の縒り線１２
を終端するためのものである。縒り線１２は絶縁１５内
に配置されている。
【００１９】図１に示すように、端子１０は一体の打ち
出し、成形された構造となっており、キャリヤーストリ
ップ１６と一体になっている。このキャリヤーストリッ
プ１６は最初平板であっても、もしくは端子１０をスプ
ール（図示せず）に蓄えて積みだせるようにするためコ
イル状であってもよい。成形し、そしてスプールに蓄え
ている間端子１０間の間隔ａは、以下に説明するように
、各端子１０を形成するのに必要な金属材料の量によっ
て決める。しかしながら、リボンケーブル１４への終端
後の端子間のピッチｂは間隔ａより小さい。この必要な
ピッチをつくるにはキャリヤーストリップ１６に壁をつ
けて寄せて端子１０の中心間隔ｂをリボンケーブル１４
の導体１２間のピッチに合わせる。それから、以下に説
明するように、リボンケーブル１４へ端子１０を終端さ
せ、そしてその終端後キャリヤーストリップ１６を端子
１０から切り離す。
【００２０】図２−図４を参照する。端子１０は前の嵌
め合わせ端１８と後の終端２０とを含んでいる。前の嵌
め合わせ端を形成しているのは一対の弾性の収斂アーム
２２、２４で、これらは雌端子に嵌まり合う。
【００２１】図１に示すリボンケーブル１４の導体１２
と高品質の電気的終端をつくるように、そしてリボンケ
ーブル１４の導体１２と一緒になって歪みを解放するよ
うに端子１０の後の終端２０を構成する。すなわち、端
子１０の後の終端２０を特徴づけているのは、平らで縦
にのびるベース２６である。前と後のＩ．Ｄ．終端壁２
８と３０とは相互に平行に、そしてベース２６に垂直に
のびる。Ｉ．Ｄ．終端壁２８と３０とは平らで、そして
端子１０の嵌め合わせ軸に垂直となるようにベース２６
の面から形成される。Ｉ．Ｄ．終端壁２８と３０の絶縁
切り込みスロット３２と３４とが決定する幅ｃは図１の
リボンケーブル１４の縒り線１２の直径より小さい。ベ
ース２６から遠いＩ．Ｄ．終端壁２８と３０の部分が形
成している絶縁穿孔尖端３６−３９は面取りされていて
、リボンケーブル１４の絶縁１５に孔をあけるようにな
っている。前のＩ．Ｄ．終端壁２８の前に、そして後の
絶縁切り込み壁３０の後にベース２６にスペース４０と
４１とを開けてベース２６からＩ．Ｄ．終端壁２８と３
０を形成する。図２と図３とに明らかに示すように、ベ
ース２６は端子１０の終端部分２０の最前端と最後端に
連続部分４２と４４とを含み、そして端子１０に十分な
強度と剛性とを与えるためＩ．Ｄ．終端壁２８と３０の
間に連続ベース壁４６とを含んでいる。
【００２２】端子１０の支持壁４８−６２はベース２６
に垂直になっている。すなわち、Ｉ．Ｄ．終端壁２８の
直前で端子１０の両側に、そしてＩ．Ｄ．終端壁２８に
垂直に支持壁４８−５０が配置されている。Ｉ．Ｄ．終
端壁２８の直後で端子１０の両側に、そしてＩ．Ｄ．終
端壁２８に垂直に支持壁５２と５４が配置されている。 こうして支持壁４８−５４はベース２６へ垂直な図示の
配置からＩ．Ｄ．終端壁２８が変形しないようにしてい
る。同じようにして、そして同じ目的でＩ．Ｄ．終端壁
３０の前で端子１０の両側に支持壁５６と５８が配置さ
れ、Ｉ．Ｄ．終端壁３０の後で端子１０の両側に支持壁
６０と６２が配置されている。支持壁４８−６２はそれ
ぞれ面取りした頂縁６８−８２を含んでいて、終端中リ
ボンケーブル１０のウエブの絶縁１５を穿孔できるよう
にしている。面取り６８−８２の内側へのアライメント
は終端中支持壁４８−６２の外側への偏向を阻止し、こ
うしてＩ．Ｄ．終端壁２８と３０を支持するための適正
な配列を保証している。
【００２３】端子１０のクリンプできる絶縁穿孔用スト
レーンレリーフ前壁８４、８６は支持壁４８、５０の直
前にそれぞれ配置されている。ストレーンレリーフ前壁
８４、８６は先細りとなってそれぞれ鋭い面取り尖端８
８、９０となってリボンケーブルの絶縁を穿孔するよう
になっている。クリンプできるストレーンレリーフ壁８
４と８６の高さｄは、端子１０を使用しようとしている
図１のリボンケーブル１２の厚みを越える。結果として
、ストレーンレリーフ前壁８４、８６はクリンプされる
と、リボンケーブル１４の絶縁とストレーンレリーフ接
続をつくる。尖端８８が最前縁にあるようにストレーン
レリーフ壁８４の角度を決めることに注意されたい。 対照的に、尖端９０が最後縁にあるようにストレーンレ
リーフ壁８４と８６とが相互に向かってクリンプされる
ことに注意されたい。このような形にしたためストレー
ンレリーフ壁８４と８６とを相互に向かうようにクリン
プすると、それぞれの角度をつけた縁はクリンプ状態で
平行になり、そしてリボンケーブル１４の絶縁１５内に
埋めた縒り線１２に２つのクリンプしたストレーンレリ
ーフ壁８４と８６とは完全に被さる。
【００２４】更に端子１０が含む一対のクリンプできる
絶縁穿孔用のストレーンレリーフ中間壁９２、９４は、
上に説明したクリンプできる絶縁切り込み壁８４、８６
と実質的に同じである。ストレーンレリーフ中間壁９２
は支持壁５２と５６との間に配置され、そしてストレー
ンレリーフ中間壁９４は支持壁５４と５８との間に配置
されている。同様にして、クリンプできる絶縁穿孔用ス
トレーンレリーフ後壁９６、９８は支持壁６０、６２の
後方でベース２６に垂直に延び、端子１０の最後端を形
成している。
【００２５】図１と図５とを参照する。リボンケーブル
１４は端子１０と揃っていて、リボンケーブル１４の縒
り線１２は端子１０のＩ．Ｄ．スロット３２、３４と揃
う。それから、リボンケーブル１４と端子１０とは相互
に向かって動かされ、尖った、クリンプできるストレー
ンレリーフ壁８４、８６と、９２、９４と、９６、９８
とがリボンケーブル１４の縒り線１２の両側のウエブの
絶縁１５と係合して、これを穿孔する。リボンケーブル
１４と端子１０とを相互に更に押し進めると、Ｉ．Ｄ．
終端壁２８、３０は縒り線１２の近くの絶縁１５を穿孔
し、縒り線１２をＩ．Ｄ．スロット３２、３４に押し込
む。リボンケーブル１４と端子１０とを相互に更に進ま
せると、支持壁４８−６２は縒り線１２の両側のウエブ
の絶縁１５を穿孔する。リボンケーブル１４に対して端
子１０を完全に設置すると縒り線１２の導体は幾らか配
置され直してＩ．Ｄ．終端壁２８、３０のＩ．Ｄ．スロ
ット３２、３４に対して大きい接触領域と高い接触力と
をつくる。更に、終端のこの段階でクリンプできるスト
レーンレリーフ壁８４、８６と、９２、９４と、９６、
９８とをクリンプしてリボンケーブル１４の縒り線１２
を包囲している絶縁１５にしっかり係合させる。図１に
明瞭に示されているように、クリンプしたストレーンレ
リーフ壁８４、８６と、９２−９８とはリボンケーブル
１４の絶縁にしっかり係合し、そして端子１０に対する
ケーブル１４の動きを阻止する入りくんだ形のストレー
ンレリーフ構造配列となる。終端プロセスの最終段階で
キャリヤーストリップ１６は端子１０から切り離され、
それによりリボンケーブル１４と端子１０とは電気コネ
クタハウジング、例えばボード取り付けのハウジングに
挿入できる。
【００２６】
【発明の効果】以上詳述した如く、歪みがかからないよ
うにしてリボンケーブルへ高品質の電気接続が図れる端
子を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１はリボンケーブルへ終端するときの順次の
段階における端子のアレーを示す斜視図である。
【図２】図２はリボンケーブルから離した、終端前の端
子の斜視図である。
【図３】図３は図２の端子の上面図である。
【図４】図４は図２と図３の端子の側面図である。
【図５】図５は図１の線５−５に沿う横断面図である。
【符号の説明】
１０　　　　端子 １２　　　　縒り線 １４　　　　リボンケーブル １５　　　　ウエブ １８　　　　前の嵌め合わせ端 ２０　　　　後の終端 ２６　　　　ベース ２８　　　　Ｉ．Ｄ．終端壁 ３２　　　　Ｉ．Ｄ．スロット ３６　　　　穿孔端 ３７　　　　穿孔端 ４８　　　　絶縁穿孔支持壁 ５０　　　　絶縁穿孔支持壁 ５２　　　　絶縁穿孔支持壁 ５４　　　　絶縁穿孔支持壁

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】　　絶縁が各縒り線を包囲し、そして隣接
    縒り線間のウエブ１５を形成しているリボンケーブル１
    ４の縒り線１２を終端するための後の終端２０と前の嵌
    め合わせ端１８とを備え、一片の金属片から打ち出し成
    形された導電端子１０において、前記の後の終端はリボ
    ンケーブルの絶縁の縦に延びる表面区域に配置する縦に
    延びるベース２６と、このベースから垂直に延び、そし
    てベースから遠い所で一対の間隔をあけた絶縁穿孔尖端
    ３６、３７と、これらの絶縁穿孔尖端の間でベースに向
    かって延びてリボンケーブルの一つの縒り線を受けるＩ
    ．Ｄ．スロット３２とを形成する少なくとも一つのＩ．
    Ｄ．終端壁２８、Ｉ．Ｄ．終端壁の変形を阻止するため
    Ｉ．Ｄ．終端壁に隣接して配置された少なくとも一対の
    絶縁穿孔支持壁４８、５０、５２、５４、ベースの両縁
    から延びる複数対の絶縁穿孔ストレーンレリーフ壁８４
    、８６、９２、９４、９６、９８を備え、前記のストレ
    ーンレリーフ壁、支持壁そしてＩ．Ｄ．壁はリボンケー
    ブルの２つの隣接縒り線を接続しているウエブを貫通し
    て縒り線を分け、そして各縒り線にＩ．Ｄ．スロットに
    入らせ、そしてストレーンレリーフ壁が各縒り線に係合
    するようにしたことを特徴とする導電端子。
  2. 【請求項２】　　クリンプできるストレーンレリーフ壁
    がベースから遠い所で尖端となっている請求項１に記載
    の導電端子。
  3. 【請求項３】　　クリンプできるストレーンレリーフ壁
    が尖端へ至るよう面取りされている請求項２に記載の導
    電端子。
  4. 【請求項４】　　各対の一方のクリンプできる壁上の尖
    端がそれの後方の位置に配置されており、そしてその対
    の他方のクリンプできるアーム上の尖端がそれの前方の
    位置に配置されていて、これらのアームが相互に向けて
    クリンプされて各クリンプできるアームがリボンケーブ
    ルの絶縁の表面に係合する請求項２に記載の導電端子。
  5. 【請求項５】　　複数対のクリンプできるストレーンレ
    リーフアームを備え、これらの対のクリンプできるスト
    レーンレリーフアームは端子の終端の長さに沿って相互
    に離されている請求項２に記載の導電端子。
  6. 【請求項６】　　支持アームは相互に平行であり、リボ
    ンケーブルの絶縁を穿孔するためベースから遠い所で面
    取りされている請求項１に記載の導電端子。
  7. 【請求項７】　　各対の支持壁は端子の両側にあり、ベ
    ースから遠い所で相互に向かって収斂するように面取り
    して支持壁の外側への変形を阻止している請求項６に記
    載の導電端子。
  8. 【請求項８】　　相互に対して平行関係に離して複数の
    Ｉ．Ｄ．終端壁を備えている請求項１に記載の導電端子
    。
  9. 【請求項９】　　端子のＩ．Ｄ．終端壁毎に前と後の対
    の支持壁を備えている請求項８に記載の導電端子。
  10. 【請求項１０】　　複数の対のクリンプできるストレー
    ンレリーフ壁を備え、これらの対のクリンプできるスト
    レーンレリーフ壁は、一対のクリンプできるストレーン
    レリーフ壁が支持壁の各々の近くに配置されるように、
    配置されている請求項９に記載の導電端子。
  11. 【請求項１１】　　各縒り線を絶縁が包囲し、そして隣
    接する縒り線と縒り線との間のウエブ１５を絶縁が形成
    しているリボンケーブル１４の縒り線１２を歪みを解放
    して終端する導電端子１０であって、前の嵌め合わせ端
    １８と後の終端２０とを備え、この後の終端はベース２
    ６、このベースから垂直に延び、そしてベースから遠い
    所で一対の間隔をあけた絶縁穿孔尖端３６、３９と、リ
    ボンケーブルの一つの縒り線の絶縁を動かしてその縒り
    線に係合するＩ．Ｄ．スロット３２、３４とをそれぞれ
    が形成する一対の間隔をあけた平行なＩ．Ｄ．終端壁２
    ８、３０、そしてＩ．Ｄ．終端壁の各々の後方に配置さ
    れた一対の後方支持壁５２、５４、６０、６２を備え、
    これらの支持壁はＩ．Ｄ．終端壁に対して直交し、ベー
    スに垂直なそれぞれの位置からＩ．Ｄ．終端壁が変形す
    るのを阻止し、支持壁はそれぞれベースから遠い所の絶
    縁穿孔手段７２、７４、７６、７８、８０、８２を備え
    、更に前記の終端はＩ．Ｄ．終端壁の近くの前方と後方
    の対の絶縁穿孔ストレーンレリーフ壁８４、８６、９２
    、９４、９６、９８はベースから遠くへベースから延び
    、それによって前と後のストレーンレリーフ壁、前と後
    の支持壁そしてＩ．Ｄ．終端壁はリボンケーブルの２つ
    の隣接縒り線を接続しているウエブを貫通し、そして、
    各縒り線をそれのＩ．Ｄ．スロットに入らせるようにし
    ていることを特徴とする導電端子。
  12. 【請求項１２】　　前のＩ．Ｄ．終端壁の後方支持壁と
    後のＩ．Ｄ．終端壁の前方支持壁との中間に配置された
    中間対の絶縁穿孔ストレーンレリーフアームを更に備え
    る請求項１１に記載の導電端子。
  13. 【請求項１３】　　各支持壁の絶縁穿孔手段はベースか
    ら遠い支持壁の上の面取りであり、終端中支持壁が相互
    に離れるように変形するのを防止するよう支持壁がベー
    スから離れた所で相互に向かって先細りとなるように面
    取りの形を決めている請求項１１に記載の導電端子。
  14. 【請求項１４】　　各縒り線を絶縁が包囲し、そして隣
    接する縒り線と縒り線との間のウエブ１５を絶縁が形成
    しているリボンケーブル１４のＩ．Ｄ．端子１４におい
    て、前の嵌め合わせ端１８と後の終端２０とを備え、こ
    の終端はリボンケーブルの絶縁を穿孔するため平行にな
    って前と後で横断しているＩ．Ｄ．終端壁２８、３０を
    備え、各Ｉ．Ｄ．終端壁はリボンケーブルの縒り線を受
    けるＩ．Ｄ．スロット３２、３４を有し、そして前記の
    終端は各Ｉ．Ｄ．終端壁に対してある角度で配列され、
    Ｉ．Ｄ．終端壁の変形を阻止するよう配置された少なく
    とも一対の絶縁穿孔支持壁４８、５０、５２、５４、そ
    してＩ．Ｄ．終端壁に直交して配列され、リボンケーブ
    ルの絶縁へ歪みを解放してクリンプされて接続するよう
    な大きさとされている複数の絶縁穿孔レリーフ壁８４、
    ８６、９２、９４を備えたことを特徴とするＩ．Ｄ．端
    子。
  15. 【請求項１５】　　支持壁はＩ．Ｄ．終端壁に垂直にな
    っている請求項１４に記載の端子。
  16. 【請求項１６】　　支持壁はリボンケーブルの絶縁を穿
    孔する面取りした縁を有する請求項１５に記載の端子。
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