JPH04336874A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

Info

Publication number
JPH04336874A
JPH04336874A JP3109191A JP10919191A JPH04336874A JP H04336874 A JPH04336874 A JP H04336874A JP 3109191 A JP3109191 A JP 3109191A JP 10919191 A JP10919191 A JP 10919191A JP H04336874 A JPH04336874 A JP H04336874A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
signal
area
picture
conversion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3109191A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Takahashi
利至 高橋
Takayoshi Semasa
瀬政 孝義
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP3109191A priority Critical patent/JPH04336874A/ja
Publication of JPH04336874A publication Critical patent/JPH04336874A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Processing (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Image Input (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像をディジタル的に
処理するスキャナや複写機やファクシミリなどにおいて
、蓄積した階調画像を記録/表示用に2値化する画像処
理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】これらの画像処理装置において、黒ドッ
トの密度を変えることにより多値データを疑似的に2値
で再現する疑似中間調再現方式として、従来より誤差拡
散法が知られている。図7は誤差拡散法のブロック構成
図である。ここで入力される画像信号は0〜255レベ
ルとし、白が255、黒が0とする。また、出力は同じ
く白が1、黒が0とする。図7において、9は重み付け
した誤差の総和116を読み取られた画像信号101に
加算する加算器、10は加算器9の出力である修正画像
信号110を単一の閾値で2値化する2値化器、11は
2値化出力信号111である0/1の信号を後述する2
値化誤差を演算するために0/255の信号に変換する
変換器、12は修正画像信号110と0/255に変換
された2値化出力信号112との差分をとり2値化誤差
(修正画像信号110−2値化出力112)を演算する
減算器、13は減算器の出力である誤差信号113を一
時的に記憶する誤差メモリ、14は誤差信号113と誤
差メモリ13からの出力114を受けて処理対象となっ
ている注目画素よりも前に処理された誤差信号に対し注
目画素からの距離に応じた重み付けをするための誤差信
号レジスタ、15は誤差信号レジスタ14にある誤差信
号に対して注目画素からの距離による重み付けをした誤
差の総和を演算する重み付け誤差総和演算部である。図
8は重み付けする値のマトリクスの一例を示し、注目画
素に対し、一番近い画素には相関が強いので大きく誤差
を拡散し(7/48)、一番遠い画素には小さく誤差を
拡散している(1/48)。この誤差拡散法は注目画素
の多値データを2値化し、その2値化の際に生じた誤差
を周囲の画素に対し距離に応じた重み付けをして拡散し
、2値化誤差を平均として小さくしようようとする疑似
中間調再現方式である。このように誤差をなるべく小さ
くすることで濃度を保存しているため、再現性に優れた
2値画像を得ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらスキャナ
ー等で読み取られたデータは、センサの感度や、センサ
出力における白黒のコントラストが原画像に比べ低くな
るMTFにより、原画像より解像度の低下した画像信号
となる。例えば256階調で読み取った場合に文字や背
景領域などは本来0(黒)または255(白)レベルに
近い値をとり、文字輪郭部では画像信号が急激に変化し
なければならないはずが、実際には画像信号は滑らかに
変化するようになり、そのような場合に誤差拡散法で2
値化すると濃度を保存しようとするため、輪郭部では凹
凸が生じ解像度が低下してしまうという問題点があった
。また写真領域では解像度が低下した場合、白から黒へ
、または黒から白へ急激に変化するような所では、ぼや
けた感じがすることになる。例えば髪の毛等の細い線は
つぶれてしまうこともあり、再現できない場合がある。   そこで入力画像信号101に対して画素のレベルを
変換し、解像度を上げている。しかしながらカタログ等
の原稿中には、文字等の2値画像領域と写真等の中間調
画像領域が混在しているものが多数あり、そのような文
字と写真の混在した原稿に対して同じように単一のレベ
ル変換により解像度を上げると、文字領域で十分に解像
度が上がらずに文字輪郭部で凹凸が除去できなかったり
、反対に中間調領域で解像度が上がりすぎて階調性の悪
い不自然な画像になるという問題があった。このような
解像度と階調性を両立させる技術として、特開昭59−
223073号公報が開示されている。これは解像度に
適したスライス2値化手段と、階調性に適したディザ2
値化手段を備えて、画像内容を判定して両2値化手段を
選択しているが、2値化手段を複数個用意しなければな
らず、もし画像内容の判定を誤った場合、画質劣化が顕
著になるという問題があった。
【0004】本発明は上記のような問題点を解決するた
めになされたもので、文字と写真が混在した原稿に対し
て、単一の2値化手段により解像度と階調性に優れた画
像を得ることができ、しかも文字と写真の画像判定を誤
った場合に、画像劣化がそれ程目立たない画像処理装置
を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる画像処理
装置は、中間調パターンを検出する検出手段と、解像度
を高めるように画像信号の画素レベルを変換する複数の
変換手段と、前記検出手段の出力により複数の変換手段
を切り替え、前記変換手段により変換された画像信号を
2値化するようにしたものである。
【0006】
【作用】この発明に於ける画像処理装置は、文字領域か
写真領域かを判定し、その判定結果により、画像信号に
対し各々最適な画素レベルの変換を行い、変換後の画像
信号を2値化する。
【0007】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図1を用いて説
明する。ここで画像処理装置に入力される画像信号は0
〜255レベルとし、白が255、黒が0とする。また
出力は同じく白が1、黒が0とする。図1において、1
は入力される画像信号101を一時的に記憶する画像メ
モリ、2は入力画素信号101及びこの画像メモリ1の
出力を受けて、注目画素を中心とした3ラインx5画素
の画像信号をつくるために、所定の画素クロック分だけ
遅延させるための画像信号レジスタ、3はこのレジスタ
出力103を受けてこのブロック内における最大値を求
める最大値算出部、4は同じくレジスタ出力103を受
けて最小値を求める最小値算出部、5は最大値算出部3
と最小値算出部4の差分値を求める減算器、6は最大値
算出部3と最小値算出部4と減算器5の出力104,1
05,106を受けて中間調パターンを検出する領域判
定部、7は中間調パターン検出結果107を受けて変換
テーブルの切り替え信号108を出力する切替器、8は
スキャナーによって読み取られたデータの解像度を高め
るような画像信号変換用のテーブルを持つ変換テーブル
用メモリ、20は従来の誤差拡散法による2値化手段で
ある。
【0008】以下、本実施例の動作について説明する。 画像信号101が入力されてくるとまず、最初の1ライ
ンが画像メモリ1に蓄積される。2ライン目の画像信号
が送られると、画像メモリ1から1ライン前の画像信号
と、2ライン前の信号(この場合は原稿枠外になるため
全白信号となる)が前ライン信号102として読み出さ
れ、2ライン目の画像信号101(次ラインの画像信号
となる)と共に画像信号レジスタ2に送られる。ここで
各ラインでは1画素単位に画像信号レジスタ2に入力さ
れる。このとき2ライン目の画像信号は次回のライン処
理の際に使用できるように画像メモリ1に書き込まれる
【0009】画像信号レジスタ2では、この3ラインの
画像信号を受けて所定の画素クロック分だけ遅延され、
注目画素を中心とした3ラインx5画素の画像信号10
3が作成される。最大値算出部3、最小値算出部4では
この信号103を受けて最大値104、最小値105が
算出され、さらに減算器5で差分値106が算出される
。領域判定部6では最大値104,最小値105,差分
値106を受けて予め設定された閾値TH1(通常64
程度が設定される),TH2(通常8程度が設定される
),TH3(通常240程度が設定される)と比較し、
次の条件で中間調パターンの検出が行われる。 差分値106<TH1 かつ  最大値104>TH2 かつ  最小値105<TH3  の場合中間調パター
ン検出信号107を”検出”それ以外の場合 中間調パターン検出信号107を”非検出”とする。 ここで、差分値106の条件は中間調画像領域では小領
域内の信号差が小さいことから中間調パターンを検出す
るものである。また、背景領域は本来文字領域と判定さ
れなければならない領域にもかかわらず、信号差が小さ
いため中間調領域と判定されてしまい、背景に孤立した
ドットが点在するようになるので、最大値104、最小
値105の条件により、背景領域を文字領域として検出
するようにしている。ここで、3ラインx5画素の画像
信号に対して得られた判定結果は、注目画素である中央
の1画素に適用される。
【0010】次に中間調パターン検出信号107を画像
信号変換テーブルを切り替える切り替え信号108に変
換する。切り替え信号108は変換テーブル用メモリ8
に入力され、2種類の変換テーブルのうち1つを選択す
る。ここで変換テーブルとは注目画素の変換前信号20
3に対して例えば図3、図4の様に変換し、変換後信号
109を出力するテーブルのことである。図2は変換前
信号203に対して変換しないテーブルの場合である。 このテーブルの作成方法は次のように行われる。 0≦変換前信号203<TH4  の場合変換後信号1
09=0 TH4≦変換前信号203<TH5  の場合変換後信
号109=変換前信号203のγ乗TH5≦変換前信号
203<256  の場合変換後信号109=255 以上の条件に従って変換前信号203が0〜255の間
で変換テーブルを作成する。また変換テーブルについて
は文字領域用と中間調領域用の2種類を用意しているが
、それについては次の通りである。本来文字領域では画
像信号が急激に変化しなければならないはずが、実際は
MTF等により滑らかに変化しているため、2値化した
際に輪郭部で凹凸が生じている。そこで、その信号をよ
り急激に変化するように変換テーブルで変換することに
より解像度を上げ、2値化した際の文字輪郭部での凹凸
を防止するようにしている。しかしながら中間調領域で
文字領域と同等のレベルで解像度を上げるとコントラス
トが強調されすぎて、かえって不自然な画像となる。 そこで変換テーブルでは、TH4,TH5とγの値を変
化させて文字領域用と中間調領域用の2種類を用意する
。文字領域用の変換テーブルでは、中間調領域用のテー
ブルに比べTH4を上げて、TH5を下げ、そしてγの
値を小さく設定し、中間調領域よりも高い解像度が得ら
れるようにする。図3は中間調用の変換テーブルの一例
、図4は文字用の変換テーブルの一例を示しており、図
2は変換しないテーブル(変換前信号と変換後信号が同
じ信号)を示している。また、図3に対する具体的なテ
ーブル例を図5に、図4に対しては図6に示している。           (図2)        TH4
=0,TH5=255,γ=1.0         
 (図3,5)    TH4=8,TH5=220,
γ=0.6          (図4,6)    
TH4=40,TH5=180,γ=0.4
【0011
】2値化処理には従来例に記載した誤差拡散法を用いて
いる。本実施例では誤差拡散法で2値化する前に、原画
像を文字領域と中間調領域に分離し、それぞれの領域が
良好に再現できるように選択的に解像度を上げるような
前処理を加えているので、文字輪郭部での凹凸の発生を
防止することができ、また中間調領域では適度にコント
ラストを強調することができ、視覚的に良好な2値画像
を得ることができる。また、本方式では画像領域の判定
結果により画素のレベル変換の度合いを変えるだけで、
2値化としては単一の誤差拡散法で処理しているため、
もし判定を誤った場合でもレベル変換の度合いが変るだ
けで顕著な画質劣化を生じない。
【0012】実施例2.実施例1では文字と中間調とい
うように2領域に分離し変換テーブルも2種類用意し2
段階で処理を行ったが、これは2段階に限ることなく例
えば文字/写真の分離閾値を2通り用意して文字と中間
調とその中間の領域の3つの領域に分離し、変換テーブ
ルも3種類用意して3段階の処理をしても、同様に優れ
た品質の2値画像を得ることができる。また同様に4段
階以上の処理をしても同様に優れた品質の2値画像を得
ることができる。
【0013】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば文字と写
真が混在した画像に対し、文字領域では輪郭部の凹凸の
発生を防止することができ、中間調領域では適度にコン
トラストを上げることができ、視覚的に良好な処理画像
を得る画像処理装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による画像処理装置のブロ
ック構成図である。
【図2】変換テーブルの一例の特性を示す図である。
【図3】この実施例で用いる中間調領域用変換テーブル
の一例の特性を示す図である。
【図4】この実施例で用いる文字領域用変換テーブルの
一例の特性を示す図である。
【図5】この実施例で用いる中間調領域用変換テーブル
を示す図である。
【図6】この実施例で用いる文字領域用変換テーブルを
示す図である。
【図7】誤差拡散法のブロック構成図である。
【図8】誤差拡散法における重み付けマトリクスの一例
を示す図である。
【符号の説明】
6  領域判定部 8  変換テーブル用メモリ 20  誤差拡散法による2値化手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  画像を読み取った画像信号を2値化す
    る画像処理装置において、複数画素により構成された画
    像領域が中間調領域であるか否かを検出する検出手段、
    前記画像領域における画像信号の画素レベルを変換する
    変換手段を備え、前記検出手段の出力に応じ、前記画像
    領域が中間調領域であれば前記変換手段により中間調領
    域の画像の再生に適した画素レベルの変換を行い、前記
    画像領域が中間調領域でなければ前記変換手段により中
    間調領域でない画像の再生に適した画素レベルの変換を
    行い、前記変換手段により変換された画像信号を2値化
    処理することを特徴とする画像処理装置。
JP3109191A 1991-05-14 1991-05-14 画像処理装置 Pending JPH04336874A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3109191A JPH04336874A (ja) 1991-05-14 1991-05-14 画像処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3109191A JPH04336874A (ja) 1991-05-14 1991-05-14 画像処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04336874A true JPH04336874A (ja) 1992-11-25

Family

ID=14503946

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3109191A Pending JPH04336874A (ja) 1991-05-14 1991-05-14 画像処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04336874A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3038816B2 (ja) 画像処理装置
JP3088010B2 (ja) 線画分離方法および装置
JP3118469B2 (ja) 像域分離装置
JPH0393355A (ja) 文字領域分離方法および装置
JPS63288565A (ja) 画像処理装置
JPH10108012A (ja) 像域分離装置
JPH09212642A (ja) 画像処理装置
JPH04336874A (ja) 画像処理装置
JPH0877350A (ja) 画像処理装置
JP3093235B2 (ja) 画像処理方法および装置
JP3767210B2 (ja) 原稿種判定装置及び画像処理装置
JP3725255B2 (ja) デジタル画像処理装置
JP3177508B2 (ja) 画像処理装置
JP2962742B2 (ja) 画像処理装置
JP3064896B2 (ja) 画像処理装置
JP2810396B2 (ja) 画像処理装置
JP3780664B2 (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JP2001352453A (ja) 画像再生装置
JPH0457274B2 (ja)
JPH04281671A (ja) 画像処理装置
JP3788669B2 (ja) カラー画像処理装置
JP3095767B2 (ja) 画像処理装置
JP2900343B2 (ja) 画像処理装置
JP3281400B2 (ja) 画像再生装置
JPH06152947A (ja) 画像処理装置