JPH04336242A - 繊維強化樹脂補強セメント系構造体 - Google Patents

繊維強化樹脂補強セメント系構造体

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JPH04336242A
JPH04336242A JP3135342A JP13534291A JPH04336242A JP H04336242 A JPH04336242 A JP H04336242A JP 3135342 A JP3135342 A JP 3135342A JP 13534291 A JP13534291 A JP 13534291A JP H04336242 A JPH04336242 A JP H04336242A
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reinforced
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明 西村
Kiyoshi Honma
清 本間
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、繊維強化樹脂補強セ
メント系構造体に関し、さらに詳しくは、繊維強化樹脂
層で補強された、コンクリートからなる橋の床版や橋脚
、モルタルからなる壁材等のセメント系構造体に関する
【0002】
【従来の技術】最近、地震による橋の破壊、コンクリー
トの中性化による補強筋の錆の発生、急激な交通量の増
加に伴う橋の床版を補強している鉄筋の疲労やビルディ
ングの外壁の壁材のクラックによる落下など、セメント
系構造体の脆弱性や耐久性が社会問題となっている。も
っとも、新たな物に更新すれば良いわけだが、それでは
莫大な費用が必要となる。そこで、その対策として、通
常、例えば、橋の床版は、コンクリートからなる床版の
下面に補強材として鋼板を接着剤で接着する方法で補強
される。
【0003】しかしながら、長期間経つとコンクリート
の床版がひび割れしてそこから水が浸透し、これが床版
と鋼板の接着面にまで到達すると、水の凍結による体積
膨脹により鋼板が床版から剥離し、この剥離部にさらに
水の浸透、凍結が繰り返されると鋼板の剥離面積が益々
大きくなり、補強効果が次第に無くなってくる。鋼板は
不透明なため水漏れ箇所を見付け出す事ができず、破壊
の危機にさらされていることに気付かない虞もある。従
来、ハンマーで鋼板を叩き、打撃音で剥離箇所を見付け
出す方法が採られているが、判断は人間が音の変化で感
知するので、熟練を要するばかりか、信頼性に欠け、剥
離部分を正確に把握することはできないという問題があ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、上
述した問題を解決するために、セメント系構造体の十分
な補強を行いつつ、同時に構造体のひび割れ箇所、水漏
れ箇所や、補強材たるFRP層の剥離箇所などを容易に
かつ正確に見付け出すことができるセメント系構造体を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的に沿う本発明の
繊維強化樹脂補強セメント系構造体は、セメント系材料
からなる構造体の外表面に、補強繊維基材を含む繊維強
化樹脂層が接着によって形成されたセメント系構造体で
あって、前記補強繊維基材は、炭素繊維糸条群と他の繊
維糸条群が、該補強繊維基材の少なくとも一部が前記他
の繊維糸条群のみから形成されるように配列された繊維
基材からなり、前記他の繊維糸条群は、繊維強化樹脂層
として成形されたときに該繊維強化樹脂層の前記他の繊
維糸条群部分が透明または半透明になる繊維糸条からな
る。
【0006】本発明でいうセメント系構造体とは、モル
タルやコンクリートなどのセメント系材料からなる構造
体であって、建築・土木構造物や壁などに用いられる建
材等をいう。また、本発明のセメント系構造体は、その
外表面に補強繊維基材を含む繊維強化樹脂(FRP)層
が接着によって形成されたFRP補強セメント系構造体
である。FRP層は、補強繊維基材に樹脂を含浸させて
成形される。補強繊維基材は、単層でもよいが、セメン
ト系構造体補強の面からは、複数の補強繊維基材の積層
構成とすることが望ましい。
【0007】本発明における補強繊維基材は、炭素繊維
糸条群と、炭素繊維以外の他の繊維糸条群からなり、両
繊維糸条群は、補強繊維基材の少なくとも一部が前記他
の繊維糸条群のみから形成されるように配列されている
。炭素繊維糸条群は、セメント系構造体の補強のために
配列される。他の繊維糸条群は、FRP層に成形された
ときに、FRP層の他の繊維糸条群部分が透明または半
透明になる繊維糸条からなることが必要である。
【0008】本発明に使用する炭素繊維糸条は、PAN
(ポリアクリルニトリル)系またはピッチ系の高弾性率
、高強度の炭素繊維からなる糸条である。糸条形態とし
ては、マルチフィラメント、モノフィラメントのいずれ
でもよいが、弾性率が20×103 kg/mm2 以
上、引張強度が250kg/mm2 以上のマルチフィ
ラメントが好ましく、単糸3,000〜30,000本
が収束して炭素繊維糸条を形成していることが好ましい
【0009】本発明に使用する他の繊維糸条とは、FR
Pに成形したとき透明または半透明になる繊維糸条であ
り、必ずしもセメント系構造体の補強に寄与しなくても
よい。また、補強繊維基材に加工したとき、熱収縮率の
違いによる炭素繊維糸条の蛇行の発生を防ぐため、炭素
繊維糸条とほぼ熱収縮率が同じ繊維糸条が好ましく、そ
の様な糸条を構成する繊維としてはガラス繊維、ポリア
ラミド繊維、ビニロン繊維や液晶ポリエステル繊維等が
ある。また、ナイロン繊維やポリエステル繊維などの熱
可塑性繊維を熱処理して熱収縮率を小さくした繊維糸条
や、卷縮糸であってもよい。
【0010】炭素繊維は、弾性率が高く強度も高いので
、弾性率の高いセメント系構造体の補強には少量でも効
果が有り、かつ耐アルカリ性や疲労特性に優れているの
で、セメント系構造体の補強には最適な繊維であるが、
繊維の色が黒く、不透明なので、補強箇所の全面を炭素
繊維強化樹脂で補強すると、鋼板で補強した場合と同様
、水漏れ箇所などを見付け出す事ができず、メインテナ
ンスが問題となる。したがって、FRPになった後も水
漏れ箇所などが肉眼観察で発見できるように、FRP層
に透明または半透明のFRP部を設けておく必要がある
のである。
【0011】このような構成を有する本発明の繊維強化
樹脂補強セメント系構造体は、たとえば図1,図2に示
すような構造を有する。図1,図2に示す実施態様では
、FRP層は、複数の補強繊維基材の積層体を含む層に
構成されている。
【0012】図1に示す態様では、セメント系構造体1
の下面に、積層された5枚の補強繊維基材31 、32
 、33 、34、35 を含むFRP層2が接着によ
って形成されている。5枚の各補強繊維基材31 、3
2 、33 、34 、35 は、セメント系構造体の
長さ方向Aにおいて帯状に、かつ幅方向Bにおいて間隔
をもたせて配列された炭素繊維糸条群41 、42 、
43 、44 、45 と、これと交互配列をなす、炭
素繊維以外の他の繊維糸条群51 、52 、53 、
54 、55 とからなり、炭素繊維糸条群部分同士お
よび他の繊維糸条群部分同士が互いに重なり合うように
各補強繊維基材が積層されている。そして、FRP層に
成形したときに、他の繊維糸条群部分同士が互いに重な
り合った部分が、透明または半透明となるようになって
いる。
【0013】図2に示す態様では、FRP層12を構成
する各補強繊維基材131 、132 、133 、1
34 、135 の帯状炭素繊維糸条群141 、14
2 、143 、144 、145 が、セメント系構
造体1の長さ方向Aと幅方向Bの2方向に配列されてい
る。他の繊維糸条群151 、152 、153 、1
54 、155 は、セメント系構造体1の長さ方向A
のみに配列されているが、これも幅方向Bとの2方向に
配列されていてもよい。帯状の炭素繊維糸条群は間隔を
もたせて2方向に配列されているので、各炭素繊維糸条
群間に、角形の、他の繊維糸条群のみからなる部分が形
成され、各補強繊維基材の、上記他の繊維糸条群のみか
らなる部分同士が互いに重なり合うように積層されてい
る。
【0014】上記した炭素繊維糸条と他の繊維糸条は、
予め繊維基材に加工したものを使用すると補強作業が簡
単となるので好ましい。たとえば、図1に示したFRP
層を成形するためには、図3に示すような一方向織物が
用いられる。図3の一方向織物は、炭素繊維糸条6を複
数本並行に配列してなる糸条群aと、他の繊維からなる
糸条7を複数本並行に配列してなる糸条群bとを交互に
配列し、炭素繊維糸条と他の繊維糸条からなる経糸と、
補助糸としての緯糸8が交錯して、平組織している。な
お、他の繊維糸条群からなるFRP部を透明または半透
明にするために、緯糸もFRPにしたとき透明または半
透明になるような繊維糸であることが好ましい。
【0015】また、図2に示した、炭素繊維糸条群がセ
メント系構造体1の長さ方向と幅方向の2方向に配列し
たFRP層12を設けるには、図3の一方向織物を長さ
方向と幅方向に交互に積層することによっても得られる
し、また、炭素繊維糸条群と他の繊維糸条群が交互に、
縦方向および横方向の2方向に配列した2方向織物を積
層することによっても得られる。
【0016】本発明に用いる補強繊維基材においては、
炭素繊維糸条群からなる織物の部分と、他の繊維糸条群
からなる織物の部分とは、織物の厚さは必ずしも同じで
ある必要はなく、むしろ他の繊維糸条群からなる織物の
部分が、炭素繊維糸条群からなる織物の部分よりも薄い
方が、FRP層にしたときにも他の繊維糸条群からなる
FRP層部分が薄くなり水漏れ箇所などが発見しやすく
なるので好ましい。
【0017】また、補強繊維基材の形態は織物に限定す
るものではなく、炭素繊維糸条を複数本並行に配列して
なる糸条群と、他の繊維糸条を複数本並行に配列してな
る糸条群を交互に配列し、これを接着剤が付着した糸で
接着させたり、FRPにしたとき透明または半透明にな
る繊維からなる薄い織物、不織布やマットを接着させた
りして形成したシート状の一方向基材でも良い。
【0018】なお、本発明に使用する補強繊維基材の炭
素繊維は、セメント系構造体の補強を担うものであるか
らして、繊維基材全体の繊維に対して50〜90体積%
であることが好ましい。90%以上になると、透明また
は半透明のFRP部の面積が小さくなり、水漏れ箇所な
どが発見し難くなるので好ましくない。また、水漏れ箇
所などを発見しやすくするため、他の繊維糸条群は、帯
状の1糸条群の幅が10mm〜300mm、より好まし
くは50mm〜250mmであることが好ましい。これ
よりも狭いと、補強繊維基材同士積層の際の互いの層の
ずれにより、透明または半透明のFRP部の面積が小さ
くなり、水漏れ箇所が発見し難くなる。
【0019】本発明の繊維強化樹脂補強セメント系構造
体は、たとえば次のように作成することができる。まず
、補強繊維基材の積層に入る前の補修として、セメント
系構造体の補強箇所にひび割れが入っているような場合
、ひび割れ部にエポシキ樹脂系のパテを埋め込んで水漏
れを防止しておく。また、セメント系構造体の表面が凸
凹している場合、補強繊維基材はドレープ性があるので
若干の凸凹には沿うが、凸凹の程度が大きい場合グライ
ンダーでセメント系構造体の表面を削って平滑にし、ま
たFRP層との接着をより良くするために、エポシキ樹
脂系のプライマーを塗布する。
【0020】補強されるセメント系構造体に、広幅の補
強繊維基材を必要枚数積層し、その周囲にブリーダを置
き、これらをバッグフイルムで覆い、ブリーダの外側に
配したシーリング材でセメント系構造体とバッグフイル
ムを接着させ、補強繊維基材とブリーダをフイルムでバ
ッグする。ブリーダの所に吸引口、補強繊維基材の所に
樹脂の導入口を取付け、吸引口から真空ポンプでバッグ
内を真空状態にしながら樹脂タンクから樹脂を供給し、
補強繊維基材に樹脂含浸させる。樹脂は補強繊維基材に
含浸しながら樹脂の導入口から吸引口へと流れ、補強繊
維基材の全面に樹脂が含浸される。この方法によると、
補強繊維基材を広幅の状態で使用できるので、補強のた
めの成形作業が簡単にできる。
【0021】なお、FRPのマトリックスとなる樹脂と
して室温硬化型の熱硬化性樹脂を使用すれば、注入後そ
の状態で外気温に放置すれば樹脂が硬化するので、セメ
ント系構造体の補修作業が簡単になり好ましいが、必要
に応じ加熱硬化型の熱硬化性樹脂を使用し、ホットプレ
ート等で加熱硬化させることもできる。本発明に使用す
る熱硬化性樹脂としては、エポキシ樹脂、不飽和ポリエ
ステル樹脂やフェノール樹脂等が挙げられるが、なかで
もエポキシ樹脂はセメント系構造体や炭素繊維との接着
が良いので好ましい。また、通常、セメント系構造体の
補修や補強には、樹脂の上部から下部への垂れ流れや、
含浸作業における樹脂の飛散防止のため、炭酸カルシウ
ムなどの不透明な充填材を入れて、粘度の高い樹脂が使
用され、補強繊維基材への樹脂含浸を悪くしているが、
上記の方法では、不透明な充填材を用いる必要は無く、
比較的透明な3〜20ポイズの低粘度樹脂で成形が可能
である。樹脂の粘度が低いので、補強繊維基材への樹脂
含浸も良くなる。
【0022】なお、真空バッグによってマトリックス樹
脂の硬化後バッグフイルムを剥がし、FRP層の表面に
ウレタン系の塗料やアクリル系の塗料で表面塗装するこ
ともできるが、バッグフイルムを剥がさず残しておくこ
とによって、紫外線によるマトリックス樹脂の劣化を防
ぐことができ、また装飾効果を持たせることも可能にな
る。このような方法は、風雨による劣化のみならず、紫
外線による劣化も少ないので好ましい。また、炭素繊維
の色は、黒でありこれはFRPにした後にも変わらない
。従って、補修後の橋等の色が黒になり、不快感を与え
るおそれのある場合には、フイルムをコンクリートと同
系色である灰色にすると、不快感を軽減できる。また必
要に応じ、種々の色のフイルムを使用することにより、
アメニティ感を向上させることも可能となる。
【0023】本発明の繊維強化樹脂補強セメント系構造
体は、上述した以外にも様々な形態を採ることができる
。たとえば、水漏れ箇所などをより発見しやすくするた
め、他の繊維糸条群からなるFRP部に直径5〜10m
m程度の、FRP部を貫通しセメント系構造体に到達す
る穴を開けておいても良い。他の繊維糸条群からなるF
RP部は基本的には補強を担うものでないから、穴を開
けることによって、FRP層の補強効果が低下する心配
はほとんどない。また、他の繊維糸条群からなるFRP
層の落下防止のため、セメント系構造体とボルトによる
締結を合わせ行ってもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明の繊維強化樹脂補強セメント系構
造体によるときは、セメント系構造体に、炭素繊維糸条
群と他の繊維糸条群からなる補強繊維基材を含むFRP
層を接着によって形成し、そのFRP層に他の繊維糸条
群のみを有する透明または半透明の部分を形成したので
、炭素繊維糸条群を有するFRP層によるセメント系構
造体の補強を達成しつつ、同時に、上記透明または半透
明FRP部を介して長年の使用によるセメント系構造体
のひび割れ箇所、水漏れ箇所や、補強材たるFRP層の
剥離箇所などを容易にかつ正確に発見することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様に係る繊維強化樹脂補強セ
メント系構造体の斜視図である。
【図2】本発明の他の実施態様に係る繊維強化樹脂補強
セメント系構造体の斜視図である。
【図3】本発明における補強繊維基材の一例を示す平面
図である。
【符号の説明】
1  セメント系構造体 2、12  繊維強化樹脂(FRP)層31 、32 
、33 、34 、35 、131 、132 、13
3 、134、135補強繊維基材 41 、42 、43 、44 、45 、141 、
142 、143 、144、145炭素繊維糸条群 51 、52 、53 、54 、55 、151 、
152 、153 、154、155 他の繊維糸条群 6  炭素繊維糸条 7  他の繊維糸条 8  補助糸

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  セメント系材料からなる構造体の外表
    面に、補強繊維基材を含む繊維強化樹脂層が接着によっ
    て形成されたセメント系構造体であって、前記補強繊維
    基材は、炭素繊維糸条群と他の繊維糸条群が、該補強繊
    維基材の少なくとも一部が前記他の繊維糸条群のみから
    形成されるように配列された繊維基材からなり、前記他
    の繊維糸条群は、繊維強化樹脂層として成形されたとき
    に該繊維強化樹脂層の前記他の繊維糸条群部分が透明ま
    たは半透明になる繊維糸条からなることを特徴とする繊
    維強化樹脂補強セメント系構造体。
  2. 【請求項2】  前記繊維強化樹脂層が、複数の前記補
    強繊維基材の積層体を含み、各補強繊維基材は、炭素繊
    維糸条群と前記他の繊維糸条群とが交互に配列された繊
    維基材からなり、前記補強繊維基材の積層体は、各補強
    繊維基材の前記他の繊維糸条群部分同士が互いに重なり
    合うように積層されている請求項1の繊維強化樹脂補強
    セメント系構造体。
JP3135342A 1991-05-13 1991-05-13 繊維強化樹脂補強セメント系構造体 Expired - Lifetime JP2965173B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08276530A (ja) * 1995-04-05 1996-10-22 Sho Bond Constr Co Ltd コンクリート構造物の補修・補強におけるf・r・pの接着方法
JP2006272837A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Dainippon Ink & Chem Inc 積層構造体
JP2008231881A (ja) * 2007-03-23 2008-10-02 Konishi Co Ltd 外壁のはく落防止構造及びはく落防止工法

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