JPH04335935A - 超音波加湿器 - Google Patents
超音波加湿器Info
- Publication number
- JPH04335935A JPH04335935A JP10540991A JP10540991A JPH04335935A JP H04335935 A JPH04335935 A JP H04335935A JP 10540991 A JP10540991 A JP 10540991A JP 10540991 A JP10540991 A JP 10540991A JP H04335935 A JPH04335935 A JP H04335935A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- atomization chamber
- blown
- water tank
- ultrasonic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Landscapes
- Air Humidification (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は超音波加湿器の改良に関
する。
する。
【０００２】
【従来の技術】超音波加湿器は、その消費電力が少ない
点から多くの方面で広く使用されている。しかし、最近
その吹き出す霧の中に微生物が含まれる場合があると言
う報告がある。さらに、その微生物は霧化室および水タ
ンクから霧化室にいたる経路に滞留する水中で増殖する
ため、この部分の水量を減少させることにより超音波加
湿器から吹き出す霧中の微生物の量を低減できるという
報告もある（防菌防黴学会雑誌１９９０年１０月号）。
点から多くの方面で広く使用されている。しかし、最近
その吹き出す霧の中に微生物が含まれる場合があると言
う報告がある。さらに、その微生物は霧化室および水タ
ンクから霧化室にいたる経路に滞留する水中で増殖する
ため、この部分の水量を減少させることにより超音波加
湿器から吹き出す霧中の微生物の量を低減できるという
報告もある（防菌防黴学会雑誌１９９０年１０月号）。
【０００３】
【発明が解決しょうとする課題】しかし、上記超音波加
湿器は、継続して水を継ぎ足す使用方法で稼動・放置を
繰り返す内に霧化室および水タンクから霧化室にいたる
経路の壁面部材に微生物の付着がみられ、その部分で微
生物が増殖し、吹き出す霧の中に微生物の混入がみられ
る。さらにわずかではあるが、水タンク中でも微生物の
増殖がみられる。
湿器は、継続して水を継ぎ足す使用方法で稼動・放置を
繰り返す内に霧化室および水タンクから霧化室にいたる
経路の壁面部材に微生物の付着がみられ、その部分で微
生物が増殖し、吹き出す霧の中に微生物の混入がみられ
る。さらにわずかではあるが、水タンク中でも微生物の
増殖がみられる。
【０００４】一方、超音波加湿器の吹き出す霧中に有害
な殺菌剤成分が、含まれてはならないため、上記課題に
対する安全性の高い解決方法が望まれていた。
な殺菌剤成分が、含まれてはならないため、上記課題に
対する安全性の高い解決方法が望まれていた。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、水タンクから
霧化室にいたる経路にヒータを設置し超音波加湿器稼働
中霧化室に供給する水を実質上殺菌する構造を有するこ
とを特徴とする。
霧化室にいたる経路にヒータを設置し超音波加湿器稼働
中霧化室に供給する水を実質上殺菌する構造を有するこ
とを特徴とする。
【０００６】また、それらの水経路部分の水に接する部
材、水タンクの水に接する部分の部材、および霧吹出部
分の部材をＡｇまたはＡｇ塩を担持させた防菌剤を樹脂
に混練させた構成の防菌処理を施したことを特徴とする
。
材、水タンクの水に接する部分の部材、および霧吹出部
分の部材をＡｇまたはＡｇ塩を担持させた防菌剤を樹脂
に混練させた構成の防菌処理を施したことを特徴とする
。
【０００７】
【作用】本発明における超音波加湿器は、水タンクから
霧化室にいたる経路にヒータを設置することにより、超
音波加湿器稼働中霧化室に供給する水がこの経路を通過
する間に約７０℃程度の実質上ほとんどの一般の菌を殺
菌する温度に加熱保持することにより、吹出口から吹き
出される霧中に含まれる生きた微生物量を抑制する効果
がある。
霧化室にいたる経路にヒータを設置することにより、超
音波加湿器稼働中霧化室に供給する水がこの経路を通過
する間に約７０℃程度の実質上ほとんどの一般の菌を殺
菌する温度に加熱保持することにより、吹出口から吹き
出される霧中に含まれる生きた微生物量を抑制する効果
がある。
【０００８】また、水タンクから霧化室までの経路の水
に接する部材を防菌処理をすることにより微生物が上記
部材に付着した状態で増殖することがなく、水タンクよ
り流れてきた微生物が増殖する前に霧と共に吹き出され
るため微生物量の抑制作用をする。
に接する部材を防菌処理をすることにより微生物が上記
部材に付着した状態で増殖することがなく、水タンクよ
り流れてきた微生物が増殖する前に霧と共に吹き出され
るため微生物量の抑制作用をする。
【０００９】
【実施例】以下本発明を第１図と共に詳細に説明する。
第１図の１は、横幅３０ｃｍ、高さ３０ｃｍ、奥行き１
５ｃｍの超音波加湿器である。この超音波加湿器の内部
には約３．７リットルの容量の水タンク２が設置されて
おり、この水タンク２から水が霧化室３に供給され、さ
らに霧化室３に設置された超音波振動子４により毎時約
０．５リットル霧化され、吹出口５からブロアー６の送
風により吹き出される構造となっている。
５ｃｍの超音波加湿器である。この超音波加湿器の内部
には約３．７リットルの容量の水タンク２が設置されて
おり、この水タンク２から水が霧化室３に供給され、さ
らに霧化室３に設置された超音波振動子４により毎時約
０．５リットル霧化され、吹出口５からブロアー６の送
風により吹き出される構造となっている。
【００１０】霧化室の実質上の滞留水容積は、約０．１
リットルとなるよう設計されている。この霧化室に水を
供給する部分に加熱装置７が設置されている。この加熱
装置７は、水位センサー８と水中ヒーター９から構成さ
れている。
リットルとなるよう設計されている。この霧化室に水を
供給する部分に加熱装置７が設置されている。この加熱
装置７は、水位センサー８と水中ヒーター９から構成さ
れている。
【００１１】さらに、上記水タンク２、霧化室３および
吹出口５の水に接する壁部材は、銀ーシリカゲル等の銀
系を主成分とする水中への溶出の少ない抗菌剤を混練し
た樹脂で構成されている。
吹出口５の水に接する壁部材は、銀ーシリカゲル等の銀
系を主成分とする水中への溶出の少ない抗菌剤を混練し
た樹脂で構成されている。
【００１２】次に、超音波加湿器の動作について説明す
る。水タンク２に貯められた水は、加熱装置７を経て霧
化室へと流入する。加熱装置７の内部の水位センサー８
によりその水位を検出し、水中ヒーター９及び超音波振
動子４駆動回路に電力を供給し、霧化室に流入する水を
加熱殺菌する一方、霧化室で超音波振動子４により霧を
発生させる。この霧は、ブロアー６の送風により吹出口
５から吹き出される。
る。水タンク２に貯められた水は、加熱装置７を経て霧
化室へと流入する。加熱装置７の内部の水位センサー８
によりその水位を検出し、水中ヒーター９及び超音波振
動子４駆動回路に電力を供給し、霧化室に流入する水を
加熱殺菌する一方、霧化室で超音波振動子４により霧を
発生させる。この霧は、ブロアー６の送風により吹出口
５から吹き出される。
【００１３】上記加熱装置は、毎時約０．５リットルの
水が通過する構造となっており、その中を水は水中ヒー
ターにより約７０℃に加熱されながら約１０分かかって
殺菌され霧化室に供給される。
水が通過する構造となっており、その中を水は水中ヒー
ターにより約７０℃に加熱されながら約１０分かかって
殺菌され霧化室に供給される。
【００１４】この実施例の超音波加湿器から吹き出され
た霧中に含まれる微生物について分析した結果を（表１
）に示す。
た霧中に含まれる微生物について分析した結果を（表１
）に示す。
【００１５】
【表１】
【００１６】上記実施例においては、その吹き出す霧に
通常の室内に存在する可能性の多い菌を増殖する可能性
の少なくできる。
通常の室内に存在する可能性の多い菌を増殖する可能性
の少なくできる。
【００１７】
【発明の効果】以上のように本発明の超音波加湿器は、
滞留する水における微生物の増殖量を抑制できる。また
、微生物が部材表面に付着して増殖することも抑制する
ことが可能となる。さらに、霧化室に供給する水を約７
０℃に加温することにより、通常の室内に浮遊する細菌
についてはそれを殺菌することができるため、結果とし
て吹出口から吹き出される霧中に含まれる微生物量を抑
制することが可能となる。
滞留する水における微生物の増殖量を抑制できる。また
、微生物が部材表面に付着して増殖することも抑制する
ことが可能となる。さらに、霧化室に供給する水を約７
０℃に加温することにより、通常の室内に浮遊する細菌
についてはそれを殺菌することができるため、結果とし
て吹出口から吹き出される霧中に含まれる微生物量を抑
制することが可能となる。
【図１】本発明の一実施例の超音波加湿器の構造図
１ 超音波加湿器
２ 水タンク
３ 霧化室
４ 超音波振動子
５ 吹出口
６ ブロアー
７ 加熱装置
８ 水位センサー
９ 水中ヒーター
Claims (3)
- 【請求項１】 水タンクから超音波振動子を配した霧
化室にいたる経路に、その経路を通過する水を加熱する
加熱器を設置したことを特徴とする超音波加湿器。 - 【請求項２】 水タンクの水に接する部分の部材、霧
化室の水に接する部分の部材および霧吹き出し部分の部
材を、Ａｇ、Ａｇ塩またはＡｇ錯塩をゼオライト、シリ
カゲル等の無機質担持体に担持させた防菌剤を樹脂に混
練させた構成の部材であることを特徴とする請求項１記
載の超音波加湿器。 - 【請求項３】 霧化室の実質上の水面積を、超音波振
動子及びその固定部材の占める面積に近づけた請求項１
記載の超音波加湿器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10540991A JPH04335935A (ja) | 1991-05-10 | 1991-05-10 | 超音波加湿器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10540991A JPH04335935A (ja) | 1991-05-10 | 1991-05-10 | 超音波加湿器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04335935A true JPH04335935A (ja) | 1992-11-24 |
Family
ID=14406816
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10540991A Pending JPH04335935A (ja) | 1991-05-10 | 1991-05-10 | 超音波加湿器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04335935A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6089548A (en) * | 1995-01-31 | 2000-07-18 | Fraunhofer Ges Forschung | Process and device for converting a liquid stream flow into a gas stream flow |
| CN102331060A (zh) * | 2011-08-01 | 2012-01-25 | 刘小清 | 兼容型自浮式雾化芯内心器 |
| CN102338439A (zh) * | 2011-08-01 | 2012-02-01 | 刘小清 | 一种不受水位限制的新型超声波雾化芯装置 |
| CN103528156A (zh) * | 2013-10-21 | 2014-01-22 | 南通德祺五金机械有限公司 | 一种离心雾化加湿器 |
-
1991
- 1991-05-10 JP JP10540991A patent/JPH04335935A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6089548A (en) * | 1995-01-31 | 2000-07-18 | Fraunhofer Ges Forschung | Process and device for converting a liquid stream flow into a gas stream flow |
| CN102331060A (zh) * | 2011-08-01 | 2012-01-25 | 刘小清 | 兼容型自浮式雾化芯内心器 |
| CN102338439A (zh) * | 2011-08-01 | 2012-02-01 | 刘小清 | 一种不受水位限制的新型超声波雾化芯装置 |
| CN103528156A (zh) * | 2013-10-21 | 2014-01-22 | 南通德祺五金机械有限公司 | 一种离心雾化加湿器 |
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