JPH10246468A - 滅菌手段を備えた空調装置及び滅菌方法 - Google Patents

滅菌手段を備えた空調装置及び滅菌方法

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JPH10246468A
JPH10246468A JP9063836A JP6383697A JPH10246468A JP H10246468 A JPH10246468 A JP H10246468A JP 9063836 A JP9063836 A JP 9063836A JP 6383697 A JP6383697 A JP 6383697A JP H10246468 A JPH10246468 A JP H10246468A
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conditioner
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正行 片岡
Shiro Tajiri
史郎 田尻
Tsutomu Fujita
藤田  勉
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
    • Y02A50/20Air quality improvement or preservation, e.g. vehicle emission control or emission reduction by using catalytic converters

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、空調装置における滅菌する場合に、室
や空調機を各々単独又は双方を繰り返し集中して連続し
て行えるものとし、また、滅菌手段を空調機の運転を止
めることなく行い、更に、空調機の運転中にも空気浄化
機の交換や修理を行えるようにする。 【解決手段】 空調機に並列に空気浄化機を設け、空調
機、室を各々単独または双方を滅菌の為に切り換える切
換制御手段を備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、滅菌手段を備えた
空調装置及び滅菌方法に関する。さらに詳細には、病院
等の医療施設や食品製造施設における滅菌手段を備えた
空調装置及び滅菌方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、空調機において、滅菌装置及び方
法に関しては、次のような様々なものが提案されて来
た。
【0003】(1)空調機の内部や、病院の病室や食品
製造等の滅菌を必要とする室内その他の空間における微
生物の滅菌に関しては、オゾンガス、UVランプ、薬剤な
ど種々のものがある。
【0004】(2)空調機の内部にオゾン発生装置、オ
ゾン分解触媒装置等空気中の滅菌手段を備えたもの(例
えば、特開平8−114332号公報参照)がある。
【0005】(3)空調機内部にオゾン発生装置を設
け、滅菌を要する室内が無人なときにオゾンを発生させ
て、空調機自体と該室内の滅菌をするもの(例えば、特
開平5−322220号公報参照)がある。
【0006】(4)空調機の内部に、オゾン発生装置、
オゾン分解触媒装置の外に、銀ゼオライト等の抗菌剤入
りのシートフィルタ等を備えるもの(例えば、特開平6
−323571号公報参照)がある。
【0007】更には、空調機内部又は内壁、熱交換器、
ファン、フィルタ等の表面に、銀ゼオライトなどの抗菌
剤入りのシートを貼るか、塗膜を形成したものがある
(例えば、特開平7−55176号公報参照)。
【0008】(5)空調ダクト内に、紫外線ランプ、集
塵電極などを設けて微生物を滅菌するもの(例えば、特
開平7−303688号公報参照)がある。
【0009】(6)紫外線ランプの外に、光触媒を設け
たもの(例えば、特開平8−121827号公報参照)
がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の空調機で
行う滅菌処理では、充分でなかった。その為に微生物が
繁殖してしまった空気を、例えば、病室内や食品製造室
に送る可能性があった。
【0011】前記従来技術では、単に空調機の内部や流
路内に滅菌手段を設けたものであるために、室内や空調
機を通る流れの一過性の為に、例えば、空調機自体で
も、なかなか十分な滅菌処理が出来なかった。
【0012】特に、従来は、空調装置の内部に滅菌手段
を設けた為に、室内や空調機そのものを単独に集中的に
滅菌したい場合には、それが出来なかった。
【0013】前記(3)のように滅菌の為に循環させる
ものが従来あったとしても、室内に人がいる場合には使
用できなかった。
【0014】また、空調装置の内部に滅菌手段を設けた
為に、滅菌装置を修理や交換するときは、空調装置をい
ちいち停止させねばならず、手間とコストを要してい
た。
【0015】また、空調装置の内部に滅菌手段を設ける
構造のため、その空間的な限度の故に、空気浄化機の規
模や能力が制限されていた。
【0016】更に、空調装置の内部に滅菌手段を設けた
為に、その滅菌作用を必要に応じて調節することが難し
かった。
【0017】既存の空調機に滅菌装置を付けたい場合に
は、内蔵方式であった為に、その取付けが困難であっ
た。
【0018】滅菌手段として、抗菌剤シートを、長期間
使用すると、抗菌剤を含有した塗膜の表面近くでは、ほ
こり、油煙などが付着し、微生物との直接的接触、また
は直近の接近が阻止されると抗菌効果が大幅に低下す
る。その為に抗菌作用を著しく阻害して、細菌等の侵入
が避けられない。
【0019】本発明は、上記の問題点を改善する室内、
空気調和機、それに伴う流路等の空気の滅菌の処理を行
える空調装置及び滅菌方法を得る事を目的とする。更に
詳しくは、室内及び/または空気調和機を単独に又は双
方を滅菌する空調装置及び滅菌方法を得ることを目的と
する。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明では、滅菌手段を備えた空調機に於いて、該
空調機に並列に空気浄化機を設け、空調機、室を各々単
独に又は双方を滅菌ができる切換制御手段を備えたこと
を特徴とする滅菌手段を備えた空調装置及び滅菌方法を
提供する。
【0021】空調機自体の滅菌にあたり、滅菌ができる
切換制御手段によって、空調機及び/または室と空気浄
化機とを結ぶ循環する流れの循環路を構成することによ
って、連続して滅菌作用を行わせる。
【0022】空調機とは別に並列に空気浄化機を設ける
ので、室内や空調機そのものを単独に集中的に滅菌す
る。
【0023】特に、空調機とは別に並列に空気浄化機を
設けるので、従来の空調機内蔵型のものに比べて一段と
浄化機能が強化される。また必要に応じて、空気浄化機
の能力を上げるため増設したり、別の空気浄化機等を交
換する。
【0024】また、空気浄化機を併設するので、その修
理や部品の交換は、空調機の運転を停止させなくてもよ
く、必要に応じて直ちに行うことが出来る。
【0025】更に、空調機に並列に空気浄化機を設ける
ので、滅菌作用を行わせる必要量を弁機構により調節し
て行わせる。
【0026】空調機は停止されている時に、室内や空調
機を、単独または双方を、切換制御手段によって循環路
を形成し、有人無人時においても、滅菌を行うものとす
る。
【0027】空調機は停止されている夜間など室内に人
がいない、無人時に、切換制御手段によって循環路を形
成し、室内の内部の滅菌を行う。
【0028】空調機が停止されている場合に、有人無人
を問わず、空調機自体の滅菌を、切換制御手段によって
循環路を形成し行うことができる。
【0029】また、人が常時室内にいて、空調機が運転
されている場合にも、その空気の一部を切換制御手段に
よって、空気浄化機に導き、滅菌手段により、滅菌作用
を行うものとする。この場合にも、その滅菌作用は弁機
構によりコントロールされる。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を実施例に基
づき、図面を参照して説明する。図1は本発明の実施例
である。
【0031】図1は、本発明の1実施例を示す。空調機
1、空気浄化機2、病院の室内や食品製造工場など3、
外気取入口27などが示される。
【0032】従来と同じく、外気取入口27からは、フ
ィルタ4、ダクト45、自動切換弁30を通り、空調機
1へ入る。
【0033】図1には、空調機1においては、プレフィ
ルタ5、中性能フィルタ6(又は電気集塵機7)、熱交
換器8、加湿器10、送風機9、断熱材19、ケーシン
グ36が示される。
【0034】その他、加湿器10、滴下した水滴の溜の
ドレンパン11、水切りフィルタであるエリミネータ2
0が各々設けられる。
【0035】これら空調機の内部側の表面には、抗菌剤
を塗膜などに含有させて保持することもでき、この場合
には、空気浄化機2の併設と相まって浄化の能力をアッ
プすることができる。抗菌剤を塗料などの中に含有させ
て、焼付塗装、ローラ塗り、吹き付けなどにより施行す
る。
【0036】抗菌剤として、銀、酸化亜鉛、銅などの無
機質材を単独で、又は混合して用いる。抗菌剤の作用に
より、塗膜などの表面上または表面近くの細菌、カビな
どの微生物の増殖は抑止され、減少して滅菌することが
できる。
【0037】空調機1の内部には、滅菌効果を得るため
に、紫外線ランプ13を設けることもできる。抗菌剤入
り塗膜などの替わりに、紫外線と協働する作用効果のあ
る光励起触媒入りのフィルタとして光触媒14を空調機
1の内側に貼り付けるか、光触媒入りの塗膜を形成す
る。例えば、ドレンパンの内外面で、紫外線の照射範囲
内に光触媒フィルムの貼付やコーティングの表面加工が
なされる。又、光励起触媒フィルム21を図示のように
壁面に設けて、捕集された微生物を紫外線ランプ13の
光照射により滅菌することもできる。
【0038】空気浄化機2は空調機1と併設され、その
内部には、プレフィルタ5、中性能フィルタ6(又は電
気集塵機7)、ファン12、紫外線ランプ13、光触媒
14などが設けられる。
【0039】又、前記空調機の場合と同様に、その内部
の表面に、抗菌剤を塗膜などに含有させて保持すること
もできる。
【0040】図2には、紫外線ランプ13、オゾン発生
装置15、オゾン給気口16、オゾン分解触媒装置17
とダンパ18を設けた他の実施例が示されている。この
場合、ファン12は、吸引式であるのでオゾンガスは、
外部に漏れない。
【0041】該ダンパ18は、図2に示されるように、
点線の位置に移動する。ダンパ18の移動は、有人であ
る室3へ循環空気を送っているときに、オゾン分解触媒
装置17によってオゾンを分解することが必要であるの
で、該オゾン分解触媒装置17を通して環流させる為に
移動させる。
【0042】また、空気浄化機2は、その入口と出口に
通常の締切弁26を設けておけば、その双方を閉とし
て、空調機1が運転中でも、取り外して交換や修理が出
来る。
【0043】室や空調機への循環空気の切り換えの為に
自動切換弁28、29、30がダクトの途中に設けられ
ている(図3参照)。更に、自動切換弁31、32と逆
止弁33を設ける。又、流量制御弁34がダクト44に
設ける。弁はこの外、自動切換弁に限られず、流量制御
弁など様々な制御弁が必要に応じて採用される。
【0044】自動切換弁32は、ダクト46に設けられ
るが、いわゆる空調機1の送風機9の吸込側に繋がって
いるので、空調機1が運転されれば、自動的に吸い込ま
れ特別の吸引装置は要らない。
【0045】特に、上記自動切換弁31、32と逆止弁
33を設けないで、図4で示されるAの部分を、図5で
示すようにベンチュリー管50としてもよい。送風機9
から排出された空気は、狭い喉部500で絞られる為に
圧力が降下して、ダクト40側の流れを吸い込む。また
は、ダクト40の先端を噴射できるようにノズル状とし
てもよい。
【0046】ベンチュリー管50の構成は、上記の例と
は反対に、ダクト41側を吹き出しのノズル部として、
ダクト40側を被吸引側としても設計できる。
【0047】病原菌の滅菌システムの特徴を更に述べる
と、空気浄化機2においては、滅菌システムの構成要素
は、非処理空気に対して紫外線ランプ13、光触媒14
の順番となっている。
【0048】紫外線の照射については、光触媒がある場
合とない場合で、波長を違えて2段階の照射を行うこと
もできる。即ち、非処理空気に含有されている空中浮遊
菌は、最初、波長が254mmの紫外線ランプ13によ
り照射される。ここで紫外線ランプ13の光エネルギー
が細菌のDNAを損傷させ、その結果、チミングダイマ
ー形成により自己増殖機能を低下させる。図1及び2の
前部にある紫外線13はこの作用を行うものである。
【0049】その後、紫外線ランプ13の光により酸化
還元電位3Vの酸化チタン光触媒14(アナターゼ型)
が活性化され、活性酸素が生成し、細菌の芽胞やベロ毒
素を破壊する。このように紫外線の波長を変えて2段階
で段階的に照射すれば、一段と滅菌効を上げる事ができ
るのが実験で確かめられた。照射を上記と逆にしてもよ
いが、効果は低下する。その理由は、活性酸素により芽
胞の表層や内部の一部のDNAが変化してしまい、UV
照射時に芽胞のTDHTの生成が抑制されてしまい、完
全に殺菌出来ない菌も有るからである。又、光触媒の後
にオゾン処理をおこなうのは、酸化還元電位が前者の方
が高いからである。
【0050】非処理空気に含有されている空中浮遊菌に
ついては、光触媒として酸化チタン光触媒と或特定の波
長の紫外線ランプの組合せが有効である。酸化チタン光
触媒系の特徴は、その表面が水と接したときに反応が起
こることにある。吸着性が有るために、完全にドライで
なければ、空気と接しても同じことが起こる。
【0051】そして、酸化チタン光触媒に対して、好ま
しくは波長範囲315〜400nmの紫外線が光触媒の励
起に好適である。波長400nm程度の紫外線ランプ
が、酸化チタンの表面に当たると、酸化チタン光触媒
(アナターゼ型)に3vの強い酸化電位が生じ、水が分
解されて活性酸素が発生する。これは、塩素、過酸化水
素、オゾン等よりも、大きな酸化電位であり、殆ど全て
の物を分解・酸化できる程のものである。これに対し
て、光触媒14がないファン12付近の紫外線は、波長
が100〜280nmの通常の殺菌ランプのものでよい。
光触媒に対して、その作用を生じさせる効果はあるが、
前記紫外線ランプより作用効果は低いからである。
【0052】オゾン発生装置15を設けた場合にも、前
記の滅菌効果に加えて、滅菌効果を上げることが出来る
が、有人の場合には、オゾンは或濃度以上では人体に有
害な為にオゾン分解触媒装置17を通して環流させる。
【0053】このように滅菌された空気が前記空調機及
び/または室内を循環して、浄化作用を連続的に行う。
【0054】空調機1において、プレフィルタ5、フィ
ルタ6、熱交換器8、送風機9、加湿器10、ドレンパ
ン11、エリミネータ20、空調機ケーシング36に
は、常時効果が期待できる抗菌剤を使用することができ
る。抗菌剤には、安全であり耐熱性の高い無機系抗菌剤
が使われている。空調機1の内壁の表面に抗菌剤入りの
塗料や、抗菌剤入りのフィルム、シート、不織布等が、
塗装されまたは貼り付けられる。
【0055】プレフィルタ、中性能フィルタ等の繊維に
は、抗菌剤を表面に担持させるか、抗菌剤入りの繊維を
用いる。
【0056】無機系抗菌剤は、幅広い抗菌スペクトルを
持ち、また耐性菌を生じさせない効力がある。滅菌効力
を最大限にする方法として、抗菌剤を塗料に混ぜた時
に、分散性をよくし、表面上に浮上させることによって
抗菌効果を向上させることができる。
【0057】抗菌剤に接触した細菌は、金属イオン(例
えば銀、亜鉛、銅イオンなど)によりタンパク質が破壊
され溶菌現象を起こし死滅する。空調機1では主に落下
付着菌を滅菌する機能を備えてある。上記の構成によ
り、システマティックに滅菌することを可能にする。
【0058】空調機1の内部に抗菌剤入りの塗膜などを
施せば、空調機1の内部では通常、細菌などの増殖が抑
制され、オゾンガスの発生非発生時を問わず、常時滅菌
作用を受ける。
【0059】このように抗菌剤は、常時滅菌作用が期待
できる。又、オゾンガスと併用すれば、一層細菌を滅菌
することが可能となり、滅菌時間を短縮出来る。
【0060】空調機1の内面に、ほこりや油煙などの付
着がある場合には、本発明においては、空気浄化機2を
併設した結果、その繰り返しの滅菌作用の為の連続運転
により、空調機1の内部の滅菌が、良好となる。この作
用を以下に記す。
【0061】滅菌を行うに当たっては、概略、室や空調
機における次のような処理がなされる。なお、図1、2
の場合の実施例について説明する。 (1)室内の滅菌(空調機停止)、図6の1 (2)空調機の滅菌(空調機停止)、図6の2 (3)室内及び空調機の滅菌(空調機停止)、図6の3 (4)室内への滅菌済み循環空気の給気(空調機の作動
中)、図6の4
【0062】(1)室内の滅菌について説明する。自動
切換弁28、29を開にして、室3から空気浄化機2へ
ダクト40、42、43を通じて導く。この場合には、
空調機1は運転が停止されているので、自動切換弁31
は閉じれば、無駄な循環を止めさせられる。
【0063】従って、室3内の空気は、連続した循環流
によって滅菌することができる。
【0064】オゾン発生装置15を使用する実施例で
は、オゾン含有空気を室3に送り込むのは有害の問題の
ない無人の時に行えばよい。無人時の(1)(3)の場
合には、各室や空調機へ送り込んだオゾンのオゾン濃度
センサ35の濃度が所定の値に達したときにオゾン発生
装置15の運転を停止させ、空気浄化機2の内部のファ
ン12の運転を停止する。又、タイマーを備えることに
より、予め所定時間、オゾン発生装置を運転し、後停止
することにより、同様のオゾン濃度とすることができ
る。室3の内部のオゾン濃度を維持した状態で所定の時
間が経過したときに室3の内部の滅菌が行われる。
【0065】この後に再び、空気浄化機2のファン12
の運転を再開する。ただし、このときには切換ダンパ1
8は、図1の破線の位置に移動する。このようにして、
室3の内部の空気は循環し、オゾン分解触媒装置17の
作用によりオゾンは分解される。以下、各実施例で、滅
菌後のオゾン分解触媒装置の作動は、同様の行われる。
【0066】かくして、室3の内部の零囲気中のオゾン
濃度は減少し、人の安全許容限界以下に達する。その時
点で、空気浄化機2の運転は停止される。そして空調機
1の運転再開が可能となる。
【0067】(2)空調機の滅菌について説明する。
【0068】空気浄化機2において、空調機1から、ダ
クト44、ファン12により空気が流入する。紫外線ラ
ンプ13、光触媒14などの領域を経てダクト40を通
じて送風機9の後方側ダクト41に導かれる。
【0069】自動切換弁28、29が閉のときに、この
流入空気は、自動切換弁31は開となり、空調機1の内
部に戻される。このとき、空調機1の内部の空気は空気
浄化機2の内部を経て循環する。必要に応じて、自動切
換弁32を開にして、送風機9を除く空調機1の部分を
循環させることもできる。、
【0070】オゾン発生装置15を使用した場合には、
オゾン含有空気を空調機1に送りこまれる。空調機1、
空気浄化機2の内部はオゾン濃度が上昇し、オゾン濃度
センサ35により、所定濃度に達した時点でオゾン発生
装置15の運転は停止する。空調機1の内部のオゾン濃
度が所定の範囲で一定時間維持することにより、空調機
1、空気浄化機2の内部の滅菌が行われる。
【0071】(3)室内及び空調機の滅菌について説明
する。空調機1が停止している場合(通常は夜間が多
い)、空調機1から、ダクト44、ファン12を得て空
気が流入する。紫外線ランプ13、光触媒14などの領
域を経て、ダクト40に導かれる。この場合に、空調機
1は、停止されているので、自動切換弁28、31を開
とすれば、空調機1及び室3へ空気浄化機2から流入し
て、その流れは、空気浄化機2へダクト43、44を通
りむかうので該空気浄化機2で滅菌される。
【0072】又、自動切換弁32を開として、ダクト4
6から空調機1へ流入する流路を形成してもよい。自動
切換弁31共に双方を開としても良いし、片方でもで
き、必要に応じて行える。
【0073】オゾン発生装置15を使用した場合も前記
の通りである。このときには、室のオゾン供給経路が長
い場合、通常の材質では、オゾンが分解されることがあ
るのでSUS,ABS樹脂、塩ビなどのダクトで供給する。
【0074】(4)室内への滅菌済み循環空気の給気に
ついて説明する。また、人が常時いる室3であって空調
機1が作動している場合にも、その空気の一部を空気浄
化機2に導き、前述のように滅菌作用を行うことができ
る。
【0075】この場合には、自動切換弁31を開にし
て、空調機1からの流れを室3に向かわせる。空気浄化
機2からの殺菌・脱臭済みの空気は、送風機9の吐出し
圧力が空気浄化機2の圧力より大きい場合には、自動切
換弁32を開にして、そこより送風機9の吸入側に接続
するダクト46を通して自動的に、空調機1へ流入す
る。ダクト41からダクト40への流れは、逆止弁33
のために阻止される。
【0076】前述の実施例(図2)の場合には、オゾン
発生装置15、オゾン分解触媒装置17を使用した場
合、その作用により、空調機を通常運転しているとき
に、空気浄化機2の切換ダンパ18の位置を破線側に移
動しておき、空気浄化機2を運転すると、空気浄化機2
を通過する空気は滅菌作用を受ける。
【0077】この滅菌作用を受けた空気はダクト40な
どを通じて室3に給気される。このような空気循環を行
うことにより、室3内の空気中の滅菌作用が継続して行
われることになる。なお、オゾン発生装置15からのオ
ゾンは、オゾン分解触媒装置17の作用により分解・無
害化されている。
【0078】以上、空調機を運転していないときにも、
自動切換弁31、32を閉にして、殺菌済みの循環空気
を室3内へ送ることもできる。
【0079】有人時に、室内及び空調機へ滅菌済み空気
を循環させることができるが、空調機へ滅菌済み空気を
循環させることが必要でない場合には、自動切換弁3
1、32を閉じればよい。
【0080】又、循環する流れを連続して形成出来るた
めに、例え、殺菌手段を作動させなくても循環流が清掃
の目的をもって形成できる。
【0081】抗菌手段として、抗菌シートや塗料を塗っ
た部分へほこりや油煙が付着しているのを、滅菌空気を
環流させているときにも、また単に循環空気を流すこと
によりクリーニングして取り除く事もできる。
【0082】以上の実施例では、自動切換弁31、32
や逆止弁33を設けた場合について説明した。図4で示
されるAの部分を、図5で示すようにベンチュリー管5
0としても設けた場合には、以下の例について説明す
る。 (1)室内の滅菌(空調機停止) (2)空調機の滅菌(空調機停止) (3)室内及び空調機の滅菌(空調機停止) (4)室内への滅菌済み循環空気の給気(空調機の作動
中)
【0083】(1)室内の滅菌 空調機1が停止時、自動切換弁31が閉となって、空気
浄化機2からの流れはそのまま、ダクト40、42を通
り室3へ導かれ、ダクト43、44を通り、空気浄化機
2へ環流し、滅菌される。
【0084】(2)空調機の滅菌 空調機1が停止時、自動切換弁28が閉となっている為
に、空気浄化機2からの流れは、ダクト41側を通り空
調機1へ導かれ、ダクト44を通り、空気浄化機2へ環
流して滅菌される。
【0085】(3)室内及び空調機の滅菌 空調機1が停止時(通常は夜間が多い)、自動切換弁2
8、31が開となって、空気浄化機2からの流れは、ベ
ンチュリー管50のダクト40のノズル部400を通
り、ダクト41より空気を吸引すると共に、ダクト42
を通り室3へ導かれる。室3から空調機1へ導かれた空
気は、空気浄化機2及び送風機9へ向かう。送風機9か
らダクト41へ向かう流れは、前述したように、ベンチ
ュリー管50のダクト40のノズル部400を通る噴流
により、吸引されて環流すると共に分流した一方の流れ
は、ダクト44を通り、空気浄化機2へ環流して滅菌さ
れる。
【0086】(4)室内への滅菌済み循環空気の給気
(空調機の作動中) 空調機1が作動時で有人の場合、自動切換弁28、31
が開となって、ベンチュリー効果により、ダクト42を
通り室3へ導かれ、ダクト44を通り、空気浄化機2へ
環流して滅菌される。
【0087】オゾン発生装置15を使用する場合も、前
記のときと各々同様になされる。
【0088】以上により、ベンチュリー管の構成を設け
ることによっても、同様の作用をなす事ができる。
【0089】なお、室、空調機や空気浄化機を滅菌する
に当たり、それに付随するダクトが滅菌されることは、
当然である。
【0090】
【発明の効果】本発明は、滅菌手段を備えた空調装置に
おいて、空調機に並列に空気浄化機を設け、空調機、室
を各々単独に又は双方を滅菌ができる切換制御手段を備
えている為に、滅菌作用を、空調機、室を各々単独に又
は双方を、迅速に選択的に行うことができる。
【0091】切換制御手段によって、空調機及び/また
は室と空気浄化機とを結ぶ循環する流れの循環路を構成
することによって、連続して滅菌作用を行わせることが
できる。
【0092】従来は、空調装置の内部に滅菌手段を設け
た為に、室内や空調機そのものを単独に集中的に滅菌し
たい場合には、不可能であったのが可能となり、特に、
従来できなかった空調機自体の滅菌が実現された。
【0093】特に、空調機に並列に空気浄化機を設ける
ので、従来の空調機内蔵型のものに比べて一段と浄化機
能が強化でき、また必要に応じて、空気浄化機の能力を
上げるため増設したり、別の空気浄化機等を交換するこ
とも可能となった。
【0094】また、空気清浄機を併設するので、その修
理や部品の交換は、空調機の運転を停止させなくてもよ
く、必要に応じて直ちに行うことが出来る。
【0095】更に、空調機に並列に空気浄化機を設ける
ので、滅菌作用の調節を流量制御する弁機構を設けるこ
とにより行えることになった。
【0096】既存の空調機に滅菌装置を付けたい場合に
は、内蔵方式であった為に困難であったが、空調機の外
に併設するだけで済むので、簡単に滅菌装置を設けるこ
とが既存の空調機にも可能となった。
【0097】空調機は停止されている時に、切換制御手
段によって循環路を形成し、室内や空調機の滅菌を、単
独にまたは双方を行うことができ、有人無人時において
も、これらを行うことができる。
【0098】空調機は停止されている夜間など室内に人
がいない、無人時に、切換制御手段によって循環路を形
成し、室内の内部の滅菌を行うことができる。
【0099】空調機が停止されている場合に、有人無人
を問わず、空調機自体の滅菌を、切換制御手段によって
循環路を形成し行うことができる。
【0100】また、人が常時室内にいて、空調機が運転
されている場合にも、その空気の一部を切換制御手段に
よって、空気浄化機に導き、滅菌手段により、滅菌作用
を行うこともでき、更に、その滅菌作用は弁機構により
コントロールされる。
【0101】更に、滅菌手段である抗菌手段を使用して
も、滅菌空気又は循環空気を空調機内を環流させるの
で、ほこり、油煙などが付着することが阻止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空調装置の実施例を示す。
【図2】本発明の空調装置の他の実施例を示す。
【図3】本発明の空調装置の切換制御手段として弁機構
を示す。
【図4】本発明の空調装置の切換制御手段として他の実
施例を示す。
【図5】本発明の空調装置の図3のA部分の拡大図を示
す。
【図6】本発明の空調装置および方法によって、切換制
御手段により室内や空調機を滅菌する関係を示す。
【符号の説明】
1 空調機 2 空気浄化機 3 室 4 フィルタ 5 プレフィルタ 6 中性能フィルタ 7 電気集塵機 8 熱交換器 9 送風機 10 加湿器 11 ドレンパン 12 ファン 13 紫外線ランプ 14 光触媒 15 オゾン発生装置 16 オゾン給気口 17 オゾン分解触媒装置 18 ダンパ 19 断熱材 20 エリミネータ 21 光励起触媒フィルム 26 弁 27 外気取入口 28 自動切換弁 29 自動切換弁 30 自動切換弁 31 自動切換弁 32 自動切換弁 33 逆止弁 34 流量制御弁 35 オゾン濃度センサ 36 ケーシング 40 ダクト 41 ダクト 42 ダクト 43 ダクト 44 ダクト 45 ダクト 46 ダクト 50 ベンチュリー管 400 ノズル部 500 喉部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空調機に並列に空気浄化機を設け、空調
    機、室を、各々単独又は双方を滅菌のために切り換える
    切換制御手段を備えたことを特徴とする滅菌手段を備え
    た空調装置。
  2. 【請求項2】空調機を停止時に、該停止時間内に、空気
    浄化機からの空気を、空調機及び/または室に導き、空
    調機及び/または室から空気浄化機へ流れを導いて循環
    路を形成すると共に、空気浄化機からの流れを、該空気
    浄化機における滅菌手段によって空気を滅菌することを
    特徴とする滅菌方法。
  3. 【請求項3】室内が有人の時に、空調機から一部の空気
    を空気浄化機へ導き、該空気浄化機で滅菌された空気
    を、室に送ることを特徴とする滅菌方法。
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