JPH01107032A - 超音波加湿器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は加湿する水の殺菌手段を備えた超音波加湿器に
関するものである。

従来の技術 近年、健康や衛生に対する社会的関心が高まるにつれ、
超音波加湿器の加湿水に繁殖する細菌や真菌など（以下
、微生物と記す）を防ぎたいとす２、−、、−ジ る要求がしだいに大きくなってきている。

従来、超音波加湿器の加湿水に繁殖する微生物対策とし
ては、 （イ）超音波加湿器の水槽や給水タンクなどの清掃頻度
を多くする。

（ロ）加湿水にはできるだけ微生物濃度の低い水を用意
する。

（ハ）紫外線ランプ（以下、ＵＶランプと記す）を使用
し、加湿水を殺菌する。

などの方法があった。

ン→のＵＶランプについては、第３図を用いて以下に説
明する。

第３図は従来例の超音波加湿器を示すもので、加湿器本
体１内には水の霧化が行われる水槽２が設けられ、水槽
２の底部には水を霧化する超音波振動子３が設置されて
いる。その超音波振動子３はその直下に設けられた振動
の駆動出力源であるれ、給水タンク５の下側には水槽２
の水が一定量３ページ 以下になると弁が開く給水弁６が設けられている。

水槽２の上方には霧化室７があり、霧化室７は風路８を
介して空気を送るファン９が設けられ、本体１内の底部
に固定しである。また霧化室７の上方には、霧化室７で
霧化された水を含む空気、すなわち加湿空気を吹出すた
めの吹出口１ｏが設けられている。

さらに風路８にはＵＶランプ１１が加湿水でぬれないよ
うに固定されておシ、また紫外線が加湿水に達するよう
にするため、水槽２のＵＶランプ１１に対向する面は紫
外線透過ガラス２ａを設けである。

以上のように構成された超音波加湿器の動作を次に説明
する。まず給水タンク５に十分の水を入れ、加湿器本体
１の所定の位置に載置すると、給水弁６で調節されなが
ら、水槽２内に供給される。

その後、超音波振動子３を発振回路４から出力された１
　、７　ＭＨｚの周波数で振動させると、霧化室７にお
いて、約５から５０μｍ程度のシストが生成され、これ
がファン９により、吹出口１０を通９室内に吹出される
。

一方、風路８の内で固定されたＵＶランプが点灯すると
、２５３．７ｎｍの紫外線（一般には、殺菌線とも呼ば
れる）が発生し、その紫外線は、紫外線透過ガラス２ａ
を通って、水槽２内の加湿水と、霧化空気の一部の殺菌
を行なう。（たとえば実開昭６１−１３８９２８号公報
） 発明が解決しようとする問題点 以上のような従来の方法で、 （６）の水槽や給水タンクの清掃頻度を多くする方法は
、時間と手間がかがシ、利便性を考慮すれば、ユーザー
の指向に逆行する。

（ロ）の加湿水の水質の問題は、一般家庭で用意できる
水は、水道水のみと考えて良く、湯ざましを除けば、特
別に微生物濃度の低い水を加湿水とすることは現実的に
無理である。

（ハ）のＵＶランプによる殺菌は、殺菌しようとする場
所に直接取り付けるか、あるいは紫外線透過ガラスを用
いて紫外線照射をせねばならず水槽の中に取付けようと
すると、電気絶縁にコロページ ストがかがり、紫外線透過ガラスを用いる場合には、大
面積が必要で、これも同様に大きなコストがかがシ、し
かも、例えば水槽で、１面だけを紫外線透過ガラス、他
の面をＡＢＳ樹脂とすると、成形加工時のロスも大きい
。

という問題点があった。

本発明はこのような問題点を解決するもので、ＵＶラン
プと光ファイバーを組み合わせることにより、 （イ）時間と手間をかけず、 （ロ）水道水レベルの水を加湿水として、（ハ）ＵＶラ
ンプを使用するにあたっては、■　特別な電気絶縁を施
すことなく、 ■　水槽および給水タンクに大面積の紫外線透過ガラス
を取付けることなく、 ■　コストと手間をかけずに、 超音波加湿器の加湿水に微生物の繁殖するのを上記（イ
）、（ロ）、（ハ）を満足して防止することを目的とし
ている。換言すれば超音波加湿器から吹出される加湿空
気の微生物汚染を防止することを目的とす６Ａ−ノ るものである。

問題点を解決するだめの手段 この問題点を解決するために本発明は、水を霧化する超
音波振動子を設置した水槽を有する加湿器本体と、前記
加湿器本体上に着脱自在に載置し、上記水槽内に水を供
給するタンクと、前記加湿器本体内にあり、かつ前記水
槽外に設けられた紫外線ランプと、前記紫外線ランプよ
シ得られた紫外線を前記水槽および前記タンクの少なく
とも、いずれか一方に導くための光ファイバーを有する
ことにより、超音波加湿器の加湿水中に微生物が繁殖を
防止するように構成されたものである。

作　　用 上記構成によシ、超音波加湿器の水槽および供給用タン
クの加湿水中に微生物が繁殖しても、水槽外に設けられ
たＵＶランプから得られる紫外線を光ファイバーによっ
て水槽および給水用タンクに導くことができるため、前
記加湿水中の微生物は、前記紫外線によって死減し、そ
の結果、加湿空気の微生物汚染を防止することとなる。

７ヘーノ 実施例 以下、本発明の一実施例について、第１図と第２図にも
とづき説明する。々お、第３図の従来例と同じ部材につ
いては同一番号を用い、説明を省略した。

第１図、第２図において、加湿器本体・１内の底部には
、ＵＶランプ１１ａが設けられそのＵＶランプ１１ａを
内面に鏡面処理したアルミケース１１ｂが覆い紫外線を
シールドしている。アルミケース１１ｂと水槽２および
給水クンクロは光ファイバー１１０により接続されてい
る。光ファイバー１１ｃと７ルミケー７１１ｂと接続す
る端部は、アルミケース１１ｂの中に５酊以上挿入され
樹脂固定してあり、他端の水槽２側および給水タンク５
側の接続は、光フアイバー固定具１１ｄで固定され、さ
らに水槽２および給水タンク已に組み込１れだ紫外線透
過ガラス１１ｅに接続する。

その紫外線透過ガラス１１ｅの面積は、光ファイバー１
１ｃの断面積の数倍で良い。紫外線は紫外線透過ガラス
１１ｅを介して、水槽２および給水タンク５内に自由に
透過できるものである。

以上のような構成された超音波加湿器において、以下そ
の動作について説明する。なお、従来例と同じ部分につ
いて説明を省略する。

アルミケース１１ｂでシールドされだＵＶランプ１１ａ
が点灯されると、光ファイバー１１ｃによりアルミケー
ス１１ｂ内から、水槽２および給水タンク６に、紫外線
、詳しくは、２５３．７ｎｍの殺菌線と呼ばれる紫外線
が送出される。水槽２および給水タンク５に送光された
紫外線は、紫外線透過ガラス１１ｅ（例えば、石英ガラ
ス）を通り、水槽２内の水および内面と給水タンク５内
の水および内面を殺菌する。

なお、本実施例では、水槽２と給水タンク５の両方に光
ファイバー１１０を介して紫外線を導入しだが、どちら
か一方のみでも殺菌は可能である。

ただし、その場合、殺菌に要する時間は長くなる。

まだ、光ファイバー１１０の水槽２側端部を霧化室７、
風路８を経由して投げ込むようにして水槽２に導いても
良い。

９ページ 発明の効果 以上の実施例の説明より明らかなように、本発明の超音
波加湿器は、水槽外に設けられるＵＶランプと、前記Ｕ
Ｖランプより得られる紫外線を、水槽および給水タンク
の少なくとも、いずれか−方に導くための光ファイバー
を有することによジ、（イ）時間と手間をかけずに、 （ロ）水道水レベルの水を加湿水として、（ハ）　ＵＶ
ランプを使用するにあたっては、■　特別な電気絶縁を
施すことなく、 ■　水槽および給水タンクに大面積の紫外線透過ガラス
を取付けることなく、 ■　コヌトと手間をかけずに、 超音波加湿器の加湿水に微生物が繁殖するのを防止でき
、すなわち、超音波加湿器から吹出される加湿空気の微
生物汚染を防止することができ、実用上その効果は大き
なものがある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による超音波加湿器器を示す
縦断面図、第２図は同実施例による光フ１０ヘーア アイバーを接続した部分の詳細図、第３図は従来の超音
波加湿器を示す縦断面図である。 １・・・・・・加湿器本体、２・・・・・水槽、３・・
・・・・超音波振動子、５・・・・・・給水タンク、１
１ａ・・・・・・紫外線ランプ、１１Ｃ・・・・・・光
ファイバー。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第２
図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 水を霧化する超音波振動子を設置した水槽を有する加湿
   器本体と、前記加湿器本体上に着脱自在に載置し、上記
   水槽内に水を供給するタンクと、前記加湿器本体内にあ
   り、かつ前記水槽外に設けられた紫外線ランプと、前記
   紫外線ランプより得られる紫外線を前記水槽および前記
   タンクの少なくとも、いずれか一方に導くための光ファ
   イバーとを有してなる超音波加湿器。