JPH04335922A - 電気カーペット - Google Patents
電気カーペットInfo
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- JPH04335922A JPH04335922A JP10719791A JP10719791A JPH04335922A JP H04335922 A JPH04335922 A JP H04335922A JP 10719791 A JP10719791 A JP 10719791A JP 10719791 A JP10719791 A JP 10719791A JP H04335922 A JPH04335922 A JP H04335922A
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- electric carpet
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- carpet
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- Pending
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Landscapes
- Surface Heating Bodies (AREA)
- Central Heating Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は電気カーペットに関し、
特にその構成に関する。
特にその構成に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来この種の電気カーペットの構成は、
図４，図５に示すとおりである。
図４，図５に示すとおりである。
【０００３】図４，図５において断熱体１２は、ウール
、ポリエステルなどの繊維を主体とするフェルトからな
り、この断熱体１２の上面に積層した不織布５と、基布
６にナイロンやポリエステルを主体とするパイル糸７を
植え込んだ表皮８とを積層し、断熱体１２と不織布５と
の間に発熱体４を挟持させた、平面形状がほぼ正方形の
電気カーペット１３を構成している。電気カーペット１
３の一角には、商用交流電源から温度を制御するための
コントローラを介して電力を発熱体４に供給するための
接続部である接続器１０が配置されている。発熱体４の
発熱により得られた熱を、下側になる断熱体１２で断熱
させ、上側になる表皮８側から放熱させ、人の足の裏な
どに伝導させて、暖房する。
、ポリエステルなどの繊維を主体とするフェルトからな
り、この断熱体１２の上面に積層した不織布５と、基布
６にナイロンやポリエステルを主体とするパイル糸７を
植え込んだ表皮８とを積層し、断熱体１２と不織布５と
の間に発熱体４を挟持させた、平面形状がほぼ正方形の
電気カーペット１３を構成している。電気カーペット１
３の一角には、商用交流電源から温度を制御するための
コントローラを介して電力を発熱体４に供給するための
接続部である接続器１０が配置されている。発熱体４の
発熱により得られた熱を、下側になる断熱体１２で断熱
させ、上側になる表皮８側から放熱させ、人の足の裏な
どに伝導させて、暖房する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近で
は、インテリアカーペットと称して、表布材の高級化に
伴い、基布６が厚く、パイル糸７の長い、表皮８の厚い
カーペットが市場に登場してきている。このため、表皮
８の表面へ発熱体４からの熱が伝導しにくいため下側の
断熱体１２へ熱が伝導され本来の暖房効果が悪くなる。 このため、従来の厚みの断熱体１２では、発熱体４から
の熱を十分に断熱することができずに、断熱体１２中へ
の熱伝達も大きくなり、断熱体１２からの放熱を防止す
る必要があるという問題があった。また、そのため、断
熱体１２を厚くして断熱効果を良くすると、電気カーペ
ット１３の重量増加を余儀なくされ、可撓性もなくなり
、持ち運びや収納が困難になるという問題があった。
は、インテリアカーペットと称して、表布材の高級化に
伴い、基布６が厚く、パイル糸７の長い、表皮８の厚い
カーペットが市場に登場してきている。このため、表皮
８の表面へ発熱体４からの熱が伝導しにくいため下側の
断熱体１２へ熱が伝導され本来の暖房効果が悪くなる。 このため、従来の厚みの断熱体１２では、発熱体４から
の熱を十分に断熱することができずに、断熱体１２中へ
の熱伝達も大きくなり、断熱体１２からの放熱を防止す
る必要があるという問題があった。また、そのため、断
熱体１２を厚くして断熱効果を良くすると、電気カーペ
ット１３の重量増加を余儀なくされ、可撓性もなくなり
、持ち運びや収納が困難になるという問題があった。
【０００５】そのため、断熱体１２にガラス中空球を混
入した有機高分子材料の発泡体が考えられるが、ガラス
中空球が高価であるので電気カーペット商品化には適さ
なかった。
入した有機高分子材料の発泡体が考えられるが、ガラス
中空球が高価であるので電気カーペット商品化には適さ
なかった。
【０００６】本発明は、かかる従来の問題点を解消する
もので、安価で断熱体の断熱性能を向上し、且つ、軽量
化した電気カーペットを実現することを目的とする。
もので、安価で断熱体の断熱性能を向上し、且つ、軽量
化した電気カーペットを実現することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の電気カーペットは、断熱体と表皮との間に
不織布を介して発熱体を挟持させ、この発熱体に接続し
た接続器から前記発熱体への電力の供給を行うようにし
た電気カーペットにおいて、前記断熱体にコルク粉を１
０から２０重量部混入した有機高分子材料の発泡体を用
いた構成を備えたものである。
に、本発明の電気カーペットは、断熱体と表皮との間に
不織布を介して発熱体を挟持させ、この発熱体に接続し
た接続器から前記発熱体への電力の供給を行うようにし
た電気カーペットにおいて、前記断熱体にコルク粉を１
０から２０重量部混入した有機高分子材料の発泡体を用
いた構成を備えたものである。
【０００８】
【作用】本発明の電気カーペットは、この構成によって
、断熱体に発泡させた有機高分子材料に多孔質なコルク
粉を添加して構成しているので、熱伝導率が低く、さら
に電気カーペット上に人が乗って圧力がかかっても、コ
ルク粉中の気泡により断熱効果が低下することがないこ
ととなる。
、断熱体に発泡させた有機高分子材料に多孔質なコルク
粉を添加して構成しているので、熱伝導率が低く、さら
に電気カーペット上に人が乗って圧力がかかっても、コ
ルク粉中の気泡により断熱効果が低下することがないこ
ととなる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の一実施例の電気カーペットを
添付図面に基づいて説明する。
添付図面に基づいて説明する。
【００１０】図１，２において、電気カーペット９の断
熱体３は、例えばシリコーンゴム１を成形するときに、
直径１から１．５ｍｍのコルク粉２を混入させて、発泡
させている。
熱体３は、例えばシリコーンゴム１を成形するときに、
直径１から１．５ｍｍのコルク粉２を混入させて、発泡
させている。
【００１１】シリコーンゴム１にコルク粉２を混入させ
る量を変化させて発泡させ、厚み５ｍｍの正方形に成形
し、それぞれのときの熱伝導率を測定した。その結果を
、図３に示す。シリコーンゴム１単独（発泡倍率約５倍
）のときは、熱伝導率は０．０５９Ｗ／（ｍ・Ｋ）であ
ったが、コルク粉２を混入していくにつれ熱伝導率は低
くなり、２０重量部混入すると熱伝導率は、０．０５５
Ｗ／（ｍ・Ｋ）まで低くさせることができた。これは、
シリコーンゴム１の中にコルク粉２を混入することによ
り、コルク粉２内が多孔質であるので、発泡シリコーン
ゴム１単独の場合よりも発泡倍率が上がり、シリコーン
ゴム１の発泡体全体の断熱性能が向上したためである。 しかし、コルク粉２を３０重量部以上混入すると、逆に
熱伝導率が高くなることがわかった。これは、シリコー
ンゴム１の発泡体の中で、コルク粉２同志が接触する率
が高くなり、このことにより、熱がコルク粉２壁面に沿
って伝導するため、シリコーンゴム１の発泡体の熱伝導
率が高くなると考えられる。図４に示す従来のポリエス
テルの繊維を主体とするフェルトで構成された断熱体１
２の熱伝導率は、約０．０６３Ｗ／（ｍ・Ｋ）であるの
で、図１の断熱体３の構成によれば断熱性能を明らかに
向上させる効果がある。
る量を変化させて発泡させ、厚み５ｍｍの正方形に成形
し、それぞれのときの熱伝導率を測定した。その結果を
、図３に示す。シリコーンゴム１単独（発泡倍率約５倍
）のときは、熱伝導率は０．０５９Ｗ／（ｍ・Ｋ）であ
ったが、コルク粉２を混入していくにつれ熱伝導率は低
くなり、２０重量部混入すると熱伝導率は、０．０５５
Ｗ／（ｍ・Ｋ）まで低くさせることができた。これは、
シリコーンゴム１の中にコルク粉２を混入することによ
り、コルク粉２内が多孔質であるので、発泡シリコーン
ゴム１単独の場合よりも発泡倍率が上がり、シリコーン
ゴム１の発泡体全体の断熱性能が向上したためである。 しかし、コルク粉２を３０重量部以上混入すると、逆に
熱伝導率が高くなることがわかった。これは、シリコー
ンゴム１の発泡体の中で、コルク粉２同志が接触する率
が高くなり、このことにより、熱がコルク粉２壁面に沿
って伝導するため、シリコーンゴム１の発泡体の熱伝導
率が高くなると考えられる。図４に示す従来のポリエス
テルの繊維を主体とするフェルトで構成された断熱体１
２の熱伝導率は、約０．０６３Ｗ／（ｍ・Ｋ）であるの
で、図１の断熱体３の構成によれば断熱性能を明らかに
向上させる効果がある。
【００１２】図１に示すように、コルク粉２を混入した
シリコーンゴム１の発泡体の断熱体３に不織布５を水性
のエマルジョン接着剤で接着する。発熱体４を断熱体３
に積層した第２の層の不織布５と、基布６にパイル糸７
を植え込んだ表皮の厚いインテリアカーペット用の表皮
８を積層した第１の層の不織布５を、発熱体４を挟んで
貼り合わせる。そして、図２に示すように、断熱体３の
周縁部の一角に、合成樹脂などの成形品で構成されてい
る接続器１０を取り付け、この接続器１０に電源コード
１１を接続し、電気カーペット９を構成している。
シリコーンゴム１の発泡体の断熱体３に不織布５を水性
のエマルジョン接着剤で接着する。発熱体４を断熱体３
に積層した第２の層の不織布５と、基布６にパイル糸７
を植え込んだ表皮の厚いインテリアカーペット用の表皮
８を積層した第１の層の不織布５を、発熱体４を挟んで
貼り合わせる。そして、図２に示すように、断熱体３の
周縁部の一角に、合成樹脂などの成形品で構成されてい
る接続器１０を取り付け、この接続器１０に電源コード
１１を接続し、電気カーペット９を構成している。
【００１３】上記構成の電気カーペット９を通電して、
表皮６の表面の温度が３５℃に達するまでの時間を測定
した結果、図１中の不織布５の厚みが２ｍｍ、断熱体３
の厚みが４ｍｍの構成で約１５分間要した。それに対し
、上記表皮６で断熱体１がウール、ポリエステルなどの
繊維で構成された図４のような断面の電気カーペットで
は、通電してから表皮６の表面温度を、１５分で３５℃
に到達させるには、断熱体１２の厚みは、８ｍｍ必要で
あった。
表皮６の表面の温度が３５℃に達するまでの時間を測定
した結果、図１中の不織布５の厚みが２ｍｍ、断熱体３
の厚みが４ｍｍの構成で約１５分間要した。それに対し
、上記表皮６で断熱体１がウール、ポリエステルなどの
繊維で構成された図４のような断面の電気カーペットで
は、通電してから表皮６の表面温度を、１５分で３５℃
に到達させるには、断熱体１２の厚みは、８ｍｍ必要で
あった。
【００１４】このことから、図１に示す本実施例の電気
カーペット９の断熱体３は、断熱性能がよく、且つ断熱
体自身も薄くできるという効果がある。
カーペット９の断熱体３は、断熱性能がよく、且つ断熱
体自身も薄くできるという効果がある。
【００１５】
【発明の効果】以上の実施例の説明で明らかなように、
本発明の電気カーペットによれば、次の効果が得られる
。 （１）断熱体として、有機高分子材料の発泡体中に、コ
ルク粉を混入しているので、このコルク粉が多孔質なた
め有機高分子材料の見かけ上の発泡率があがり、断熱性
能向上に寄与する。 （２）有機高分子材料への添加物にコルク粉を使用して
いるので、安価に断熱体に応用することができる。 （３）インテリアカーペットのような表皮の厚い場合で
も、従来のポリエステル繊維のフェルトの断熱体と比較
して、断熱体の厚みが薄くてすむので電気カーペットの
可撓性が良くなり、持ち運びがしやすくなる。 （４）断熱体の材料は、シリコーンゴムなどの発泡体を
使用し、フローリングなどの板面の床に敷いているので
、座ったり、歩いたりしても電気カーペット下側の断熱
体がすべらないので電気カーペットがずれたりすること
はない。
本発明の電気カーペットによれば、次の効果が得られる
。 （１）断熱体として、有機高分子材料の発泡体中に、コ
ルク粉を混入しているので、このコルク粉が多孔質なた
め有機高分子材料の見かけ上の発泡率があがり、断熱性
能向上に寄与する。 （２）有機高分子材料への添加物にコルク粉を使用して
いるので、安価に断熱体に応用することができる。 （３）インテリアカーペットのような表皮の厚い場合で
も、従来のポリエステル繊維のフェルトの断熱体と比較
して、断熱体の厚みが薄くてすむので電気カーペットの
可撓性が良くなり、持ち運びがしやすくなる。 （４）断熱体の材料は、シリコーンゴムなどの発泡体を
使用し、フローリングなどの板面の床に敷いているので
、座ったり、歩いたりしても電気カーペット下側の断熱
体がすべらないので電気カーペットがずれたりすること
はない。
【図１】本発明の一実施例の電気カーペットの要部の構
成を示す断面図
成を示す断面図
【図２】同電気カーペットの全体構成を示す斜視図
【図
３】同電気カーペットの断熱体において、シリコーンゴ
ム中のコルク粉の混入量を変化させたときの熱伝導率を
示すグラフ
３】同電気カーペットの断熱体において、シリコーンゴ
ム中のコルク粉の混入量を変化させたときの熱伝導率を
示すグラフ
【図４】従来の電気カーペットの要部の構成を示す断面
図
図
【図５】同電気カーペットの平面図
１ シリコーンゴム（有機高分子材料）２ コルク
粉 ３ 断熱体 ４ 発熱体 ５ 不織布 ６ 基布 ７ パイル糸 ８ 表皮 ９ 電気カーペット １０ 接続器 １１ 電源コード
粉 ３ 断熱体 ４ 発熱体 ５ 不織布 ６ 基布 ７ パイル糸 ８ 表皮 ９ 電気カーペット １０ 接続器 １１ 電源コード
Claims (1)
- 【請求項１】基布とパイル糸を主体とする表皮と、不織
布を積層してなる第１の層と、コルク粉を１０から２０
重量部混入した有機高分子材料の発泡体である断熱体と
不織布を積層してなる第２の層とを具備し、前記第１層
側の不織布と、前記第２層側の不織布で挟持された発熱
体とで構成する電気カーペット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10719791A JPH04335922A (ja) | 1991-05-13 | 1991-05-13 | 電気カーペット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10719791A JPH04335922A (ja) | 1991-05-13 | 1991-05-13 | 電気カーペット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04335922A true JPH04335922A (ja) | 1992-11-24 |
Family
ID=14452943
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10719791A Pending JPH04335922A (ja) | 1991-05-13 | 1991-05-13 | 電気カーペット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04335922A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008155350A1 (de) * | 2007-06-20 | 2008-12-24 | Basf Se | Verfahren zur herstellung von metallisiertem textilem flächengebilde, metallisiertes textiles flächengebilde und verwendung des so hergestellten metallisierten textilen flächengebildes |
-
1991
- 1991-05-13 JP JP10719791A patent/JPH04335922A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008155350A1 (de) * | 2007-06-20 | 2008-12-24 | Basf Se | Verfahren zur herstellung von metallisiertem textilem flächengebilde, metallisiertes textiles flächengebilde und verwendung des so hergestellten metallisierten textilen flächengebildes |
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