JPH04334942A - 樹脂モールドモータ - Google Patents

樹脂モールドモータ

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Publication number
JPH04334942A
JPH04334942A JP3102583A JP10258391A JPH04334942A JP H04334942 A JPH04334942 A JP H04334942A JP 3102583 A JP3102583 A JP 3102583A JP 10258391 A JP10258391 A JP 10258391A JP H04334942 A JPH04334942 A JP H04334942A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing
motor
stepped recess
molded body
rotating shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3102583A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Kawaguchi
仁 川口
Toshirou Tatsuya
辰谷 俊郎
Ryota Azuma
東 良太
Kazuhiko Hotta
和彦 堀田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP3102583A priority Critical patent/JPH04334942A/ja
Publication of JPH04334942A publication Critical patent/JPH04334942A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、樹脂モールドモータに
関するものであり、特に、回転軸の軸受部を改良した樹
脂モールドモータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は特開平1−91644号公報に掲
載の従来の樹脂モールドモータを示す断面図である。
【0003】図において、1はモータの固定子であり、
2は固定子鉄心、3は固定子鉄心2に巻設された巻線で
ある。4は固定子1に装着された回路基板、5は回路基
板4に配設された各種の電子部品であり、この回路基板
4及び電子部品5はモータの駆動回路部を構成している
。6は合成樹脂からなるモールド体であり、固定子1及
び回路基板4を一体でモールドしている。7はモータの
回転軸、8は回転軸7と一体で回転する回転子、9は回
転子鉄心、10は回転子8の外周部に配設された永久磁
石である。11は回転軸7を軸支する軸受、12は軸受
11を固定する軸受固定部材、13は軸受固定部材12
をモールド体6に固定するための貫通ピンである。
【0004】従来の樹脂モールドモータは上記のように
構成されており、回転軸7は各二個の軸受11及び軸受
固定部材12によって回転自在に支承されている。軸受
固定部材12は貫通ピン13の端部を捩子止めや、かし
め等によりモールド体6に固定されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の樹
脂モールドモータでは、回転軸7を軸支する軸受11を
支持するために二個の軸受固定部材12が必要であり、
しかも、これらの軸受固定部材12をモールド体6に固
定するために貫通ピン13が必要であった。
【0006】したがって、モータを構成する部品点数が
多く、しかもモータの組付作業が面倒であり、結果的に
、製造コストの上昇を招いていた。また、貫通ピン用の
スペースを必要とする影響により、固定子1の形状や、
回路基板4及び電子部品5の配置が規制を受け、各部品
の設計が複雑になり、モータ効率が低下することもあっ
た。
【0007】そこで、この発明は部品点数を削減でき、
貫通ピンを要することなくモータの組付作業ができ、貫
通ピンによる種々の規制を受けない樹脂モールドモータ
の提供を課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明においては、固定
子を合成樹脂でモールドし、モータの外郭をなすモール
ド体と、回転軸を回転可能な状態に軸支し、少くとも一
方が外方向に付勢される第1及び第2の軸受と、前記モ
ールド体の一方の開口端部に形成され、第1の軸受を支
持する第1の段付凹部と、前記モールド体の反第1の段
付凹部側に位置する他方の開口端部に形成され、回転子
の外径よりも大きな内径を有する第2の段付凹部と、前
記第2の段付凹部に装着され、第2の軸受を支持する軸
受固定金具と、前記第1及び第2の軸受の外側の回転軸
に各々装着され、回転軸の軸方向の移動を抑止する回転
軸移動抑止手段とを具備するものである。
【0009】
【作用】この発明の樹脂モールドモータにおいては、モ
ータの外郭をなすモールド体の一方の開口端部に形成さ
れた第1の段付凹部で第1の軸受を支持し、モールド体
の他方の開口端部に形成された第2の段付凹部で軸受固
定金具を支持し、この軸受固定金具で第2の軸受を支持
するとともに、前記第2の段付凹部の内径が回転子の外
径よりも大きく、前記第1及び第2の軸受のうち少くと
も一方の軸受が外方向に付勢され、前記第1及び第2の
軸受によって軸支される回転軸の外側に各々装着された
回転軸移動抑止手段で回転軸の軸方向の移動を抑止する
ものであるから、軸受を支持する軸受固定金具は一個で
よく、第2の段付凹部から回転子を固定子内に挿脱する
ことができ、貫通ピンを使用することなく軸受固定金具
をモールド体に装着できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明をする。
【0011】図1は本発明の一実施例である樹脂モール
ドモータを示す断面を含む側面図、図2は本発明の一実
施例である樹脂モールドモータを示す正面図である。図
中、従来例と同一符号及び記号は従来例の構成部分と同
一または相当する構成部分を示す。
【0012】図において、11a及び11bは回転軸7
を回転可能な状態に軸支する第1及び第2の軸受である
。14はモールド体6の一方の開口端部に形成された第
1の段付凹部であり、この第1の段付凹部14はモール
ド体6の中心軸に沿って形成された円筒状の貫通空隙の
一方に位置し、第1の軸受11aを支持する。15は同
じくモールド体6の他方の開口端部に形成された第2の
段付凹部であり、この第2の段付凹部15はモールド体
6の中心軸に沿って形成された円筒状の貫通空隙の反第
1の段付凹部14側に位置し、回転子8の外径よりも若
干大きな内径を有している。16は第2の段付凹部15
に装着されている軸受固定金具であり、第2の軸受11
bを支持する。17は回転軸7に形成された溝に装着さ
れるEリングであり、第1及び第2の軸受11a,11
bの外側の回転軸7に各々装着され、回転軸7の軸方向
の移動を抑止する回転軸移動抑止手段として機能する。 なお、回転軸移動抑止手段として機能するものであれば
、Eリング17に代えてCリング等でもよい。18は第
2の軸受11bと軸受固定金具16との間に位置する予
圧リングであり、第2の軸受11bを外方向に付勢する
【0013】この実施例の樹脂モールドモータは上記の
ように構成されており、回転軸7は第1及び第2の軸受
11a,11bによって回転自在に軸支されている。こ
の第1及び第2の軸受11a,11bうち、第1の軸受
11aはモールド体6に直に装着されており、第2の軸
受11bのみが軸受固定金具16を介して装着されてい
る。したがって、従来はモールド体6に軸受を装着する
ために二個の軸受固定部材を必要としていたが、一個の
軸受固定金具16で済む。
【0014】また、この実施例では、第1の軸受11a
はモールド体6の第1の段付凹部14に圧入により固定
され、第2の軸受11bは若干の隙間を有して軸受固定
金具16に装着されている。このモータの組付は次のよ
うな手順によって行なわれる。まず、予め、第1の軸受
11aをモールド体6の第1の段付凹部14に固定し、
回転子8と一体となった回転軸7に第2の軸受11b、
予圧リング18、軸受固定金具16を各々挿入し、第2
の軸受11bの外側にEリング17を取付ける。そして
、この状態の回転子8及び回転軸7をモールド体6の第
2の段付凹部15側の開口部から挿入し、回転軸7の先
端を第1の軸受11aに挿入した後、第1の軸受11a
の外側にEリング17を取付けることにより、モータの
組付けができる。組付が完了した状態においては、第2
の軸受11bは予圧リング18によって外方向に付勢さ
れ、軸受固定金具16は第2の軸受11bとは逆方向に
付勢される。この結果、貫通ピン13等を使用すること
なく、軸受固定金具16をモールド体6に装着できる。
【0015】なお、モータの分解は上記の組付手順の逆
の手順によって、簡単に分解することもできる。したが
って、保守点検及び部品交換も簡単にできる。
【0016】このように、この実施例の樹脂モールドモ
ータは、固定子1を合成樹脂でモールドし、モータの外
郭をなすモールド体6と、回転軸7を回転可能な状態に
軸支し、予圧リング18によって外方向に付勢される第
2の軸受11b及び第1の軸受11aと、前記モールド
体6の一方の開口端部に形成され、第1の軸受11aを
支持する第1の段付凹部14と、前記モールド体6の反
第1の段付凹部14側に位置する他方の開口端部に形成
され、回転子8の外径よりも大きな内径を有する第2の
段付凹部15と、前記第2の段付凹部15に装着され、
第2の軸受11bを支持する軸受固定金具16と、前記
第1及び第2の軸受11a,11bの外側の回転軸7に
各々装着され、回転軸7の軸方向の移動を抑止するEリ
ング17からなる回転軸移動抑止手段を備えている。
【0017】即ち、この実施例の樹脂モールドモータは
、モータの外郭をなすモールド体6の一方の開口端部に
形成された第1の段付凹部14で第1の軸受11aを固
定し、モールド体6の他方の開口端部に形成された第2
の段付凹部15で軸受固定金具16を支持し、この軸受
固定金具16で第2の軸受11bを支持するとともに、
前記第2の段付凹部15の内径が回転子8の外径よりも
大きく、前記第2の軸受11bが外方向に付勢され、前
記第1及び第2の軸受11a,11bによって軸支され
る回転軸7の外側に各々装着されたEリング17で回転
軸7の軸方向の移動を抑止するものである。
【0018】したがって、第1の軸受11aはモールド
体6に直に装着されており、第2の軸受11bのみが軸
受固定金具16を介して装着されているので、軸受11
を支持する軸受固定金具16は一個でよい。しかも、モ
ータの組付けに際し、第2の段付凹部15から回転子8
を固定子1内に挿脱することができ、貫通ピン13等を
使用することなく、軸受固定金具16をモールド体6に
装着できる。この結果、モータを構成する部品点数が従
来に比べ削減され、モータの組付作業が簡単になり、製
造コストが廉価となる。また、貫通ピン用のスペースが
必要ないから、固定子1の形状や、回路基板4及び電子
部品5の配置が規制を受けず、各部品の設計が容易にな
り、モータ効率が低下することもない。
【0019】ところで、上記実施例では、第1及び第2
の軸受11a,11bうち、第1の軸受11aを第1の
段付凹部14に圧入して固定し、第2の軸受11bを軸
受固定金具16に若干の隙間を有して嵌装し、予圧リン
グ18を第2の軸受11bと軸受固定金具16との間に
介在させて、この予圧リング18によって第2の軸受1
1bを外方向に付勢する構成について説明をした。しか
し、第1及び第2の軸受11a,11bうち固定される
側と、若干の隙間を有して嵌装される側を取替えてもよ
い。この場合には、予圧リング18を第1の軸受11a
と第1の段付凹部14との間に介在させて、この予圧リ
ング18によって第1の軸受11aを外方向に付勢する
必要がある。また、第1及び第2の軸受11a,11b
の両方を共に若干の隙間を有して嵌装し、この第1及び
第2の軸受11a,11bの両方を予圧リング18によ
って外方向に付勢するように構成してもよい。要するに
、第1及び第2の軸受11a,11bのうち、少くとも
一方が予圧リング18によって外方向に付勢される構成
であればよい。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の樹脂モー
ルドモータは、モールド体6と、第1及び第2の軸受1
1a,11bと、第1及び第2の段付凹部14,15と
、軸受固定金具16と、回転軸移動抑止手段とを備え、
モータの外郭をなすモールド体6の一方の開口端部に形
成された第1の段付凹部14で第1の軸受11aを支持
し、モールド体6の他方の開口端部に形成された第2の
段付凹部15で軸受固定金具16を支持し、この軸受固
定金具16で第2の軸受11bを支持するとともに、前
記第2の段付凹部15の内径が回転子8の外径よりも大
きく、前記第1及び第2の軸受11a,11bのうち少
くとも一方の軸受が外方向に付勢され、前記第1及び第
2の軸受11a,11bによって軸支される回転軸7の
外側に各々装着された回転軸移動抑止手段で回転軸7の
軸方向の移動を抑止するという簡易な構成により、軸受
11を支持する軸受固定金具16は一個でよく、第2の
段付凹部15から回転子8を固定子1内に挿脱すること
ができ、貫通ピンを使用することなく軸受固定金具16
をモールド体6に装着できるので、モータを構成する部
品点数が従来に比べ削減され、モータの組付作業が簡単
になり、製造コストが廉価となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例である樹脂モールドモ
ータを示す断面を含む側面図である。
【図2】図2は本発明の一実施例である樹脂モールドモ
ータを示す正面図である。
【図3】図3は従来の樹脂モールドモータを示す断面図
である。
【符号の説明】
1    固定子 6    モールド体 7    回転軸 8    回転子 11a  第1の軸受 11b  第2の軸受 14    第1の段付凹部 15    第2の段付凹部 16    軸受固定金具 17    Eリング 18    予圧リング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  固定子を合成樹脂でモールドし、モー
    タの外郭をなすモールド体と、回転軸を回転可能な状態
    に軸支し、少くとも一方が外方向に付勢される第1及び
    第2の軸受と、前記モールド体の一方の開口端部に形成
    され、第1の軸受を支持する第1の段付凹部と、前記モ
    ールド体の反第1の段付凹部側に位置する他方の開口端
    部に形成され、回転子の外径よりも大きな内径を有する
    第2の段付凹部と、前記第2の段付凹部に装着され、第
    2の軸受を支持する軸受固定金具と、前記第1及び第2
    の軸受の外側の回転軸に各々装着され、回転軸の軸方向
    の移動を抑止する回転軸移動抑止手段とを具備すること
    を特徴とする樹脂モールドモータ。
JP3102583A 1991-05-08 1991-05-08 樹脂モールドモータ Pending JPH04334942A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3102583A JPH04334942A (ja) 1991-05-08 1991-05-08 樹脂モールドモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3102583A JPH04334942A (ja) 1991-05-08 1991-05-08 樹脂モールドモータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04334942A true JPH04334942A (ja) 1992-11-24

Family

ID=14331255

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3102583A Pending JPH04334942A (ja) 1991-05-08 1991-05-08 樹脂モールドモータ

Country Status (1)

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JP (1) JPH04334942A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010110029A (ja) * 2008-10-28 2010-05-13 Nidec Shibaura Corp モールドモータ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010110029A (ja) * 2008-10-28 2010-05-13 Nidec Shibaura Corp モールドモータ

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