JPH04334668A - フードシール部材 - Google Patents

フードシール部材

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JPH04334668A
JPH04334668A JP13594291A JP13594291A JPH04334668A JP H04334668 A JPH04334668 A JP H04334668A JP 13594291 A JP13594291 A JP 13594291A JP 13594291 A JP13594291 A JP 13594291A JP H04334668 A JPH04334668 A JP H04334668A
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curved
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molded
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Atsushi Hikosaka
篤志 彦坂
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のフードのフロン
ト部とラジエータグリルやヘッドランプとの間隙をシー
ルして走行時における風切り音等の発生を防止するフー
ドシール部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、この種のフードシー
ル部材は、図5に示すように車両のフード101に取り
付けられている。すなわち、同図において、フード10
1のフロント部103に固定された補強板105には、
フードシール部材107がクリップ109により取り付
けられている。このフードシール部材107は、上記補
強板105に取り付けられるソリッドゴムからなる取付
基部111と、スポンジゴムからなる弾性封止部113
とを押出成形したものであり、弾性封止部113の弾性
変形によりフード101とヘッドランプ115やラジエ
ータグリル117の上部との間隙を封止する。
【0003】ところで、近年、図6に示すように、車両
のフード101として、フロント部103の中央部12
1がなだらかな曲線形状部123となって、ラジエータ
グリル117を半分程度覆うスタイルのものがある。こ
のようなフード101には、曲線形状部123に追従し
た図7に示すフードシール部材125を装着している。 このフードシール部材125を形成する方法として、以
下の技術が知られている。まず、ソリッドゴムからなる
取付基部111とスポンジゴムからなる弾性封止部11
3を押出成形した押出成形体を形成し、これを直成形部
127にそのまま用いる。次に、金型キャビティの両側
に、上記押出成形体の直成形部127の端部をそれぞれ
挿入し、これらの間に形成されるキャビティに、スポン
ジゴムを注入して曲成形部129を型成形する(図8参
照)。ところが、このフードシール部材125では、曲
成形部129の弾性封止部130を型成形しているため
に、直成形部127の弾性封止部130との間に段差が
形成され、このため、フード101の曲線形状部123
における追従性が低下し、シールが不十分になるという
問題があった。
【0004】また、この問題を解決するための技術とし
て、次に述べる技術がある。すなわち、上記従来技術と
同様に、押出成形体を形成した後に(図10(A))、
図9に示すように、曲成形部129となる箇所の弾性封
止部113を残して、取付基部141の部分131(破
線で示す。)を切り取る(図10(B))。次いで、切
り取った部分131及びその周辺部を金型に設置し、切
り取った部分131の一部にスポンジゴムを注入するこ
とにより、取付基部133を型成形する(図10(C)
)。このフードシール部材では、弾性封止部113が押
出成形のままで連続しているので、この部分における段
差の問題は解消されている。しかし、いずれの従来の技
術でも、曲成形部129の取付基部133がスポンジゴ
ム製であるために、強度的にこの部分でフードの補強板
に取り付けることができず、やむを得ず、曲成形部12
9近傍の直成形部127のソリッドゴムからなる取付基
部111,141に取付穴を形成してクリップ等で取り
付けている。このように、曲成形部129に取付部がな
いと、フードへの追従性がよくないという問題があった
【0005】本発明は、上記従来の技術の問題点を解決
することを課題とし、車両のフードの曲線形状部に対す
る追従性に優れたフードシール部材を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
べく、前記課題を解決するためになされた本発明は、車
両のフードのフロント部の内側縁部に、ソリッドゴム製
の取付基部にて装着され、その取付基部と一体のスポン
ジゴム製の弾性封止部にて上記フードと車両前部の間を
シールするフードシール部材であり、上記フードのフロ
ント部における直線形状の部位及び曲線形状の部位にそ
れぞれ装着される直成形部及び曲形成部を有するフード
シール部材において、上記曲成形部の取付基部と弾性封
止部との間にスポンジゴム製の接続部を形成したことを
特徴とする。
【0007】
【作用】本発明のフードシール部材は、ソリッドゴム製
の取付基部にて、車両のフードの内側縁部に装着される
と共に、上記取付基部と一体のスポンジゴムの弾性封止
部にて、フードの前部との間隙をシールして風切り音等
の発生を防止する作用を有するものである。また、本発
明のフードシール部材は、フードの直線形状部及び曲線
形状部に沿って取り付けられる直成形部及び曲成形部を
有する構成である。このフードシール部材では、曲成形
部にて、取付基部と弾性封止部との間にスポンジゴム製
の接続部が形成されている。したがって、ソリッドゴム
製の取付基部の一部が取付部として残されているので、
この取付部にて車両用フードへの取付を堅固に行なうこ
とができ、しかもフードシール部材の曲成形部を車両用
フードの曲線形状部に密着して追従性よく取り付けるこ
とができる。また、スポンジゴム製の接続部が取付基部
及び弾性封止部を車両用フードの曲線形状部に合った形
状に癖付けする。よって、フードシール部材は、車両用
フードに対する追従性が一層向上する。
【0008】
【実施例】以上説明した本発明の構成・作用を一層明ら
かにするために、以下本発明の好適な実施例について説
明する。図1及び図2において、フードシール部材1は
、車両のフード3の直線形状部及び曲線形状部に追従し
てシールする機能を有するものであり、該フード3の直
線形状部に追従する直成形部5及び曲線形状部に追従す
る曲成形部7とから構成されている(図参6照)。上記
直成形部5は、ソリッドゴムからなる取付基部9と、ス
ポンジゴムからなる弾性封止部11とを一体成形するこ
とにより構成されている。また、曲成形部7は、ソリッ
ドゴムからなる取付基部13と、スポンジゴムからなる
弾性封止部15と、取付基部13と弾性封止部15との
間に介在し、かつスポンジゴムからなる接続部17とか
ら構成されている。このフードシール部材1は、フード
3の補強板19に、取付穴21を通ったクリップ23に
より固定されている。
【0009】次にフードシール部材1の製造方法につい
て図3にしたがって説明する。まず、押出成形により直
成形部5を形成する。押出成形には、クロスヘッド型の
押出機41を使用する。すなわち、シリンダ43,45
に充填したEPDM素材とスポンジゴム素材を同時に押
し出す、いわゆる共押出を行なう。これにより、図に示
す押出成形体47が押出成形される。次に、押出成形体
47に加硫処理を施す。この工程は、押出成形体47を
、主として加熱用のマイクロ波加熱装置(UHF)49
と、主として保温用の熱風加硫装置(HAV)51に通
すことにより行なう。続いて、冷却装置53を通した後
に、所定長さに裁断することによりフードシール部材1
の直成形部5が形成される。
【0010】次に、直成形部5の一部を加工することに
より、曲成形部7を形成する工程を行なう。まず、押出
成形体47(図4(A))の取付基部13の一部を切り
取る工程を行なう。すなわち、弾性封止部15及び取付
基部13の一部を残して、接続部17となる部分61を
切り取ると共に(図4(B))、取付基部13の一部に
取付穴21(図1参照)を形成する。続いて、切り取ら
れた部分61及びその周辺部を、図示しない射出成形装
置の金型に設置する。この金型キャビティは、フード3
の曲線形状部に合った形状を有している。次に、金型を
所定温度に加熱し、取付基部13の切り取った部分61
に、発泡剤を添加したEPDMの素材を注入してスポン
ジゴム製の接続部17を形成する。これにより、フード
シール部材1の曲成形部7が完成する(図4(C))。
【0011】上記実施例のフードシール部材1では、直
成形部5及び曲成形部7の両弾性封止部11,15が弾
性変形してフード3とヘッドランプやラジエータグリル
の上部との間隙を封止するが、直成形部5及び曲成形部
7の弾性封止部11,15は、押出により連続して成形
されているから、この間に段差がなく、よってこの部位
でのシール性に優れている。また、従来のフードシール
部材では、直成形部だけでクリップにより固定していた
ので、フードに対する追従性がよくなかったが、本実施
例のフードシール部材1では、曲成形部7にソリッドゴ
ムからなる取付基部13を形成して、この取付基部13
でも固定しているので、曲成形部7におけるフード3に
対する追従性が向上する。さらに、曲成形部7を型成形
するのに、フード3の曲線形状部に合った金型キャビテ
ィに、押出成形体47を設置して、この押出成形体47
の切り取った部分61にスポンジゴムを注入して接続部
17を形成している。この接続部17は、取付基部13
と弾性封止部15に対する癖付けとして作用するので、
フード3の曲線形状部への追従性が一層よくなる。また
、曲成形部7を形成するのに、フード3の曲線形状部に
合った金型キャビティに押出成形体を設置して、約14
0℃〜150℃の成形温度に加熱することから、押出成
形体47が軟化して金型キャビティに合った形状の曲成
形部7になり、さらにフード3に対する追従性が向上す
る。そのうえ、フードシール部材1は、取付穴21を含
む取付基部13だけを残して切り取られ、この切り取ら
れた部分61に、ソリッドゴムより軽量のスポンジゴム
を注入して接続部17を形成しているので、軽量化を実
現できる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明のフードシー
ル部材によれば、曲成形部に、ソリッドゴムからなる取
付基部の一部を残しているので、この部位にて車両のフ
ードへの取付を行なうことができ、したがってフードシ
ール部材の曲成形部をフードの曲線形状部に密着して追
従性よく取り付けることができる。また、曲成形部にス
ポンジゴム製の接続部を形成しており、この接続部が取
付基部及び弾性封止部へのフードの曲線形状部に合った
形状への癖付けとして作用するので、フードに対する追
従性が一層向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるフードシール部材を一部破断し
て示す説明図。
【図2】本実施例のフードシール部材を装着した車両の
フードの周辺部を示す断面図。
【図3】本実施例のフードシール部材の製造工程を説明
する説明図。
【図4】本実施例のフードシール部材を説明する断面図
【図5】従来のフードシール部材を装着した車両のフー
ドの周辺部を示す断面図。
【図6】フードシール部材を装着した車両の外観を示す
説明図。
【図7】従来のフードシール部材を一部破断して示す説
明図。
【図8】従来のフードシール部材の曲形成部を示す断面
図。
【図9】従来の他のフードシール部材を一部破断して示
す説明図。
【図10】従来の他のフードシール部材を説明する断面
図。
【符号の説明】
1    フードシール部材 3    フード 5    直成形部 7    曲成形部 9    取付基部 11    弾性封止部 13    取付基部 15    弾性封止部 17    接続部 21    取付穴 23    クリップ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  車両のフードのフロント部の内側縁部
    に、ソリッドゴム製の取付基部にて装着され、その取付
    基部と一体のスポンジゴム製の弾性封止部にて上記フー
    ドと車両前部の間をシールするフードシール部材であり
    、上記フードのフロント部における直線形状の部位及び
    曲線形状の部位にそれぞれ装着される直成形部及び曲形
    成部を有するフードシール部材において、上記曲成形部
    の取付基部と弾性封止部との間にスポンジゴム製の接続
    部を形成したことを特徴とするフードシール部材。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006224764A (ja) * 2005-02-16 2006-08-31 Daiwa Kasei Ind Co Ltd 自動車用フードシール構造
KR100820480B1 (ko) * 2006-11-16 2008-04-08 현대자동차주식회사 자동차의 후드용 웨더스트립
JP2013166553A (ja) * 2013-05-23 2013-08-29 Honda Motor Co Ltd 車体前部構造
CN104827982A (zh) * 2014-02-07 2015-08-12 本田技研工业株式会社 安装于机动车用罩上的挡风雨条

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