JPH04334176A - 電子カメラ - Google Patents
電子カメラInfo
- Publication number
- JPH04334176A JPH04334176A JP3104552A JP10455291A JPH04334176A JP H04334176 A JPH04334176 A JP H04334176A JP 3104552 A JP3104552 A JP 3104552A JP 10455291 A JP10455291 A JP 10455291A JP H04334176 A JPH04334176 A JP H04334176A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- circuit
- output
- image sensor
- exposure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims description 4
- 230000010354 integration Effects 0.000 abstract description 15
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 abstract description 12
- OTKILVSIHNCMGB-ZQSHOCFMSA-N [(2r,3s,4r,5s)-5-[(2r,3r,4r,5r)-2-(6-aminopurin-9-yl)-4-hydroxy-5-(hydroxymethyl)oxolan-3-yl]oxy-3,4-dihydroxyoxolan-2-yl]methyl dihydrogen phosphate Chemical compound O([C@@H]1[C@H](O)[C@@H](CO)O[C@H]1N1C=2N=CN=C(C=2N=C1)N)[C@@H]1O[C@H](COP(O)(O)=O)[C@@H](O)[C@H]1O OTKILVSIHNCMGB-ZQSHOCFMSA-N 0.000 abstract 1
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 10
- HODRFAVLXIFVTR-RKDXNWHRSA-N tevenel Chemical compound NS(=O)(=O)C1=CC=C([C@@H](O)[C@@H](CO)NC(=O)C(Cl)Cl)C=C1 HODRFAVLXIFVTR-RKDXNWHRSA-N 0.000 description 7
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000005375 photometry Methods 0.000 description 3
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 239000013256 coordination polymer Substances 0.000 description 1
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Color Television Image Signal Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮像素子の出力信号を
利用してホワイトバランスの制御および露光量の制御を
行う電子カメラに関するものである。
利用してホワイトバランスの制御および露光量の制御を
行う電子カメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、撮像素子の出力信号を利用し
て測光値の補正を行う機能を持たせた電子カメラが提案
されている。この電子カメラは、外部の測光センサによ
り測光した値により絞り及びシャッタースピードを決定
し、この条件で本露光を行う前に一度プリ露光を行う。 そして、この時得られた撮像素子の出力信号から分離し
た輝度信号を所定期間積分し、その値により実際に露光
された被写体像の輝度レベルを評価し、これが本露光で
適正な露光量となるように上記シャッタースピードを補
正するようになっている。ここで、上記撮像素子の出力
信号から得られた輝度信号を積分する期間は、1画面の
上部1/3程度を除いた部分の期間となるように設定さ
れている。これは、逆光時等に明るい空などが占める領
域を上記積分期間から除き、真の被写体像に対する信号
レベルを積分し、これが適正レベルとなるように露光量
の補正を行うためである。
て測光値の補正を行う機能を持たせた電子カメラが提案
されている。この電子カメラは、外部の測光センサによ
り測光した値により絞り及びシャッタースピードを決定
し、この条件で本露光を行う前に一度プリ露光を行う。 そして、この時得られた撮像素子の出力信号から分離し
た輝度信号を所定期間積分し、その値により実際に露光
された被写体像の輝度レベルを評価し、これが本露光で
適正な露光量となるように上記シャッタースピードを補
正するようになっている。ここで、上記撮像素子の出力
信号から得られた輝度信号を積分する期間は、1画面の
上部1/3程度を除いた部分の期間となるように設定さ
れている。これは、逆光時等に明るい空などが占める領
域を上記積分期間から除き、真の被写体像に対する信号
レベルを積分し、これが適正レベルとなるように露光量
の補正を行うためである。
【0003】また、撮像素子の出力信号を利用してホワ
イトバランスの制御を行う場合には、上述の本露光の前
のプリ露光時に撮像素子の出力信号から得られた輝度信
号と色差信号を1画面分積分し、その信号からR(赤)
,G(緑),B(青)の各色信号を演算により求める。 そして、その演算値をもとに光源色を判別し、適正なホ
ワイトバランスがとれるようにR,B信号の利得を制御
するように構成されている。
イトバランスの制御を行う場合には、上述の本露光の前
のプリ露光時に撮像素子の出力信号から得られた輝度信
号と色差信号を1画面分積分し、その信号からR(赤)
,G(緑),B(青)の各色信号を演算により求める。 そして、その演算値をもとに光源色を判別し、適正なホ
ワイトバランスがとれるようにR,B信号の利得を制御
するように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の電子カメラにあっては、露光量の補正を行
うために撮像素子から得た輝度信号を所定期間積分した
値を得る積分器と、ホワイトバランス制御を行うために
輝度信号を1画面全部にわたって積分した値を得る積分
器の二つの積分器を必要とし、このため、回路規模が増
大し、またコスト高になるという問題点があった。
ような従来の電子カメラにあっては、露光量の補正を行
うために撮像素子から得た輝度信号を所定期間積分した
値を得る積分器と、ホワイトバランス制御を行うために
輝度信号を1画面全部にわたって積分した値を得る積分
器の二つの積分器を必要とし、このため、回路規模が増
大し、またコスト高になるという問題点があった。
【0005】本発明は、上記のような問題点に着目して
なされたもので、同一の積分器で露光量の補正とホワイ
トバランスの制御を行うことができ、回路規模の小型化
及び低コスト化を図ることが可能な電子カメラを提供す
ることを目的としている。
なされたもので、同一の積分器で露光量の補正とホワイ
トバランスの制御を行うことができ、回路規模の小型化
及び低コスト化を図ることが可能な電子カメラを提供す
ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の電子カメラは、
被写体からの撮像光を光電変換する撮像素子と、この撮
像素子の出力から輝度信号と色差信号を生成する信号処
理回路と、その輝度信号と色差信号をそれぞれ1画面期
間積分する積分回路と、その積分値に基づいてホワイト
バランスを制御する制御回路と、前記輝度信号を積分す
る積分回路の出力を所定のタイミングで取り込んだサン
プル値に基づいて露光量を制御する制御回路を備えたも
のである。
被写体からの撮像光を光電変換する撮像素子と、この撮
像素子の出力から輝度信号と色差信号を生成する信号処
理回路と、その輝度信号と色差信号をそれぞれ1画面期
間積分する積分回路と、その積分値に基づいてホワイト
バランスを制御する制御回路と、前記輝度信号を積分す
る積分回路の出力を所定のタイミングで取り込んだサン
プル値に基づいて露光量を制御する制御回路を備えたも
のである。
【0007】
【作用】本発明の電子カメラにおいては、信号処理回路
により撮像素子の出力から輝度信号と色差信号が生成さ
れる。この輝度信号と色差信号はそれぞれ積分回路によ
り1画面期間積分され、その積分値に基づいてホワイト
バランス制御される。また、制御回路により積分回路の
出力が所定のタイミングで取り込まれ、そのサンプル値
に基づいて露光量が制御される。
により撮像素子の出力から輝度信号と色差信号が生成さ
れる。この輝度信号と色差信号はそれぞれ積分回路によ
り1画面期間積分され、その積分値に基づいてホワイト
バランス制御される。また、制御回路により積分回路の
出力が所定のタイミングで取り込まれ、そのサンプル値
に基づいて露光量が制御される。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例による電子カメラの
構成を示すブロック図である。図において、1は不図示
の光学系を介して入力された被写体からの撮像光を電気
信号に光電変換する電子シャッター機能を有した撮像素
子、2はこの撮像素子1の出力信号が入力される信号処
理回路で、ここで撮像素子1からの信号はR,G,B信
号となって出力される。3はR信号の利得を制御するR
AMP(増幅器)、4はB信号の利得を制御するB
AMPで、これらのR AMP3及びB AM
P4で利得が制御されたR,B信号と信号処理回路2か
ら出力されたG信号がマトリクス回路5に入力される。 このマトリクス回路5は、入力されたR,G,B信号か
ら所定のマトリクス演算処理により輝度信号Yと色差信
号R−Y,B−Yを生成して出力する信号処理回路とし
て構成され、これらのR−Y信号,Y信号,B−Y信号
は、図示していないが後段の記録処理回路に入力され、
所定の記録媒体に記録されることになる。
構成を示すブロック図である。図において、1は不図示
の光学系を介して入力された被写体からの撮像光を電気
信号に光電変換する電子シャッター機能を有した撮像素
子、2はこの撮像素子1の出力信号が入力される信号処
理回路で、ここで撮像素子1からの信号はR,G,B信
号となって出力される。3はR信号の利得を制御するR
AMP(増幅器)、4はB信号の利得を制御するB
AMPで、これらのR AMP3及びB AM
P4で利得が制御されたR,B信号と信号処理回路2か
ら出力されたG信号がマトリクス回路5に入力される。 このマトリクス回路5は、入力されたR,G,B信号か
ら所定のマトリクス演算処理により輝度信号Yと色差信
号R−Y,B−Yを生成して出力する信号処理回路とし
て構成され、これらのR−Y信号,Y信号,B−Y信号
は、図示していないが後段の記録処理回路に入力され、
所定の記録媒体に記録されることになる。
【0009】また、上記マトリクス回路5から出力され
たR−Y信号,Y信号,B−Y信号は、それぞれ積分回
路8,9,10に入力され、ここで1画面期間積分され
、その積分された信号(積分値)が演算制御回路11に
入力される。12は測光素子により測光した測光値を演
算制御回路11に入力する測光回路、13は各部に制御
用のタイミング信号を出力するタイミング信号発生回路
で、撮像素子1を駆動するためのタイミング信号及び信
号処理回路2に対する所定のタイミング信号を出力し、
また積分回路8,9,10に後述するリセット信号を出
力するとともに、演算制御回路11にも所定のタイミン
グ信号を出力する。
たR−Y信号,Y信号,B−Y信号は、それぞれ積分回
路8,9,10に入力され、ここで1画面期間積分され
、その積分された信号(積分値)が演算制御回路11に
入力される。12は測光素子により測光した測光値を演
算制御回路11に入力する測光回路、13は各部に制御
用のタイミング信号を出力するタイミング信号発生回路
で、撮像素子1を駆動するためのタイミング信号及び信
号処理回路2に対する所定のタイミング信号を出力し、
また積分回路8,9,10に後述するリセット信号を出
力するとともに、演算制御回路11にも所定のタイミン
グ信号を出力する。
【0010】なお、上記演算制御回路11は、積分回路
8,9,10から入力された信号に基づいてR AM
P3及びB AMP4のゲインを調整し、ホワイトバ
ランスを制御するとともに、輝度信号を積分する積分回
路9の出力を所定のタイミングで取り込んだサンプル値
に基づいてタイミング信号発生回路13を制御し、撮像
素子1の露光量(露光時間)を制御する。
8,9,10から入力された信号に基づいてR AM
P3及びB AMP4のゲインを調整し、ホワイトバ
ランスを制御するとともに、輝度信号を積分する積分回
路9の出力を所定のタイミングで取り込んだサンプル値
に基づいてタイミング信号発生回路13を制御し、撮像
素子1の露光量(露光時間)を制御する。
【0011】次に、上記構成の電子カメラの動作につい
て説明する。まず、カメラのレリーズスイッチがONさ
れると、演算制御回路11は測光回路12からの測光信
号に基づいて撮像素子1の絞りを制御するようタイミン
グ信号発生回路13を制御する。これにより、所定の露
光時間となるようにタイミング信号発生回路13が撮像
素子1を駆動する。そして、所定の露光時間経過後、撮
像素子1より信号を読み出して信号処理回路2に入力す
る。信号処理回路2は、タイミング信号発生回路13よ
り入力されたタイミング信号にしたがって所定の信号処
理を行いR,G,B信号を形成してこれを出力する。こ
の中でR,B信号は、演算制御回路11により利得の制
御された各々のR AMP3,B AMP4に入力
され、所定のゲインにより増幅された信号となってマト
リクス回路5に入力される。また、G信号も信号処理回
路2よりマトリクス回路5に入力される。マトリクス回
路5は、入力されたこれらのR,G,B信号を処理して
上述のR−Y,Y,B−Y信号を生成する。そして、こ
れらの信号がそれぞれ積分回路8,9,10に入力され
る。図2にこの積分回路8,9,10の詳細構成を示す
。
て説明する。まず、カメラのレリーズスイッチがONさ
れると、演算制御回路11は測光回路12からの測光信
号に基づいて撮像素子1の絞りを制御するようタイミン
グ信号発生回路13を制御する。これにより、所定の露
光時間となるようにタイミング信号発生回路13が撮像
素子1を駆動する。そして、所定の露光時間経過後、撮
像素子1より信号を読み出して信号処理回路2に入力す
る。信号処理回路2は、タイミング信号発生回路13よ
り入力されたタイミング信号にしたがって所定の信号処
理を行いR,G,B信号を形成してこれを出力する。こ
の中でR,B信号は、演算制御回路11により利得の制
御された各々のR AMP3,B AMP4に入力
され、所定のゲインにより増幅された信号となってマト
リクス回路5に入力される。また、G信号も信号処理回
路2よりマトリクス回路5に入力される。マトリクス回
路5は、入力されたこれらのR,G,B信号を処理して
上述のR−Y,Y,B−Y信号を生成する。そして、こ
れらの信号がそれぞれ積分回路8,9,10に入力され
る。図2にこの積分回路8,9,10の詳細構成を示す
。
【0012】上記積分回路8,9,10はオペアンプQ
1により構成されており、マトリクス回路5からの映像
信号が入力端子より入力されると、クランプ回路14に
よりタイミング信号発生回路13から出力されたCPパ
ルスのタイミングで直流電圧V0にブランキング部がク
ランプされ、抵抗R1とコンデンサC1の時定数により
積分が行われる。また、コンデンサC1の両端にはこれ
を短絡するスイッチsw1が接続されており、タイミン
グ信号発生回路13より出力されるリセット信号により
このスイッチsw1がONし、積分用のコンデンサC1
がリセットされるようになっている。
1により構成されており、マトリクス回路5からの映像
信号が入力端子より入力されると、クランプ回路14に
よりタイミング信号発生回路13から出力されたCPパ
ルスのタイミングで直流電圧V0にブランキング部がク
ランプされ、抵抗R1とコンデンサC1の時定数により
積分が行われる。また、コンデンサC1の両端にはこれ
を短絡するスイッチsw1が接続されており、タイミン
グ信号発生回路13より出力されるリセット信号により
このスイッチsw1がONし、積分用のコンデンサC1
がリセットされるようになっている。
【0013】図3は上記構成の積分回路8,9,10の
動作を示すタイムチャートである。まず、タイミング信
号発生回路13より出力されたタイミング信号によって
所定の露光時間となるように制御された撮像素子1から
信号を読み出す直前のタイミング時刻Toにおいて、積
分回路8,9,10はコンデンサC1がリセットされ、
この積分回路8,9,10の出力はほぼVoの値となる
。そして、その直後の時刻T1のタイミングで積分回路
8,9,10の出力値が演算制御回路11に取り込まれ
る。この時のそれぞれの積分回路の出力値に対応する値
をA(R−Y)o,A(B−Y)o,Yoとする。
動作を示すタイムチャートである。まず、タイミング信
号発生回路13より出力されたタイミング信号によって
所定の露光時間となるように制御された撮像素子1から
信号を読み出す直前のタイミング時刻Toにおいて、積
分回路8,9,10はコンデンサC1がリセットされ、
この積分回路8,9,10の出力はほぼVoの値となる
。そして、その直後の時刻T1のタイミングで積分回路
8,9,10の出力値が演算制御回路11に取り込まれ
る。この時のそれぞれの積分回路の出力値に対応する値
をA(R−Y)o,A(B−Y)o,Yoとする。
【0014】次に、撮像素子1から信号が読み出される
と、図3(b)に示すように例えばY信号の入力される
積分回路9の出力は変化していくが、1画面の映像期間
のほぼ1/3に対応する時間経過後のタイミング時刻T
2で再び積分回路9の出力信号がサンプリングされ、演
算制御回路11にAY1として取り込まれる。更に撮像
素子1からの信号の読み出しは続けられ、1画面分の映
像期間の読み出しが終了した直後の時刻T3のタイミン
グで再び積分回路8,9,10の出力信号がA(R−Y
)2 ,A(B−Y)2 ,AY2として演算制御回路
11に取り込まれると、タイミング発生回路13は撮像
素子1の駆動を停止するようにタイミング信号を出力す
る。
と、図3(b)に示すように例えばY信号の入力される
積分回路9の出力は変化していくが、1画面の映像期間
のほぼ1/3に対応する時間経過後のタイミング時刻T
2で再び積分回路9の出力信号がサンプリングされ、演
算制御回路11にAY1として取り込まれる。更に撮像
素子1からの信号の読み出しは続けられ、1画面分の映
像期間の読み出しが終了した直後の時刻T3のタイミン
グで再び積分回路8,9,10の出力信号がA(R−Y
)2 ,A(B−Y)2 ,AY2として演算制御回路
11に取り込まれると、タイミング発生回路13は撮像
素子1の駆動を停止するようにタイミング信号を出力す
る。
【0015】次に、演算制御回路11は、上記取り込ん
だ積分回路8,9,10の出力値から次式により1画面
の全映像期間の積分値に対応する値A(R−Y),A(
B−Y),AYを演算する。 A(R−Y)=A(R−Y)0 −A(R−Y)2A(
B−Y)=A(B−Y)0 −A(B−Y)2AY=A
Y0 −AY2 そして、これらの値A(R−Y),A(B−Y),AY
からR信号とB信号の積分値の比に対応する値R/Bを
演算する。この演算式は次のとおりである。 R/B={A(R−Y)+AY}/{
A(B−Y)+AY}ここで、R AMP3及びB
AMP4のゲイン設定が正しい場合、すなわちホワイ
トバランスが適正な場合には、上式へのR/Bの値はほ
ぼ1に等しい値ととなるが、R/Bの値が1より大きい
場合には、この時設定されていたR AMP3及びB
AMP4のゲイン設定値に対して被写体の光源の色
温度は高色温度側にずれていると判別される。よって演
算制御回路11は、上記R/Bの値にしたがってR
AMP3及びB AMP4のゲイン設定値を適正なホ
ワイトバランスとなるように変更する。
だ積分回路8,9,10の出力値から次式により1画面
の全映像期間の積分値に対応する値A(R−Y),A(
B−Y),AYを演算する。 A(R−Y)=A(R−Y)0 −A(R−Y)2A(
B−Y)=A(B−Y)0 −A(B−Y)2AY=A
Y0 −AY2 そして、これらの値A(R−Y),A(B−Y),AY
からR信号とB信号の積分値の比に対応する値R/Bを
演算する。この演算式は次のとおりである。 R/B={A(R−Y)+AY}/{
A(B−Y)+AY}ここで、R AMP3及びB
AMP4のゲイン設定が正しい場合、すなわちホワイ
トバランスが適正な場合には、上式へのR/Bの値はほ
ぼ1に等しい値ととなるが、R/Bの値が1より大きい
場合には、この時設定されていたR AMP3及びB
AMP4のゲイン設定値に対して被写体の光源の色
温度は高色温度側にずれていると判別される。よって演
算制御回路11は、上記R/Bの値にしたがってR
AMP3及びB AMP4のゲイン設定値を適正なホ
ワイトバランスとなるように変更する。
【0016】また、演算制御回路11は、図3の時刻T
2 よりT3 にわたる期間の輝度信号の積分値に対応
する値AY23を積分回路9の出力から次式により演算
する。 AY23=AY1 −AY2 これは、1画面を形成する映像期間の上部1/3程度を
除いた領域の積分値に対応するものであり、この値AY
23により被写体の輝度レベルを評価する。すなわち、
逆光などの条件下で撮影を行った場合、測光素子の出力
は画面の上部の空等を含む高輝度領域に影響され、この
測光素子の出力により決定された露光量となるように撮
像素子1の露光時間を制御すると、本来の画面の中心に
ある被写体の輝度レベルは低下してしまう。そこで、上
記AY23の値を判別することにより、逆光状態におけ
る撮影か否かを判別し、最適な露光時間の補正を行う。 すなわち、上式のAY23の値が所定の値より小さい場
合には、露光時間を長くするように補正し、この状態で
タイミング信号発生回路13の出力タイミング信号によ
り撮像素子1を駆動して本露光を行い、この時得られた
Y,R−Y,B−Y信号を所定の記録媒体に記録する。
2 よりT3 にわたる期間の輝度信号の積分値に対応
する値AY23を積分回路9の出力から次式により演算
する。 AY23=AY1 −AY2 これは、1画面を形成する映像期間の上部1/3程度を
除いた領域の積分値に対応するものであり、この値AY
23により被写体の輝度レベルを評価する。すなわち、
逆光などの条件下で撮影を行った場合、測光素子の出力
は画面の上部の空等を含む高輝度領域に影響され、この
測光素子の出力により決定された露光量となるように撮
像素子1の露光時間を制御すると、本来の画面の中心に
ある被写体の輝度レベルは低下してしまう。そこで、上
記AY23の値を判別することにより、逆光状態におけ
る撮影か否かを判別し、最適な露光時間の補正を行う。 すなわち、上式のAY23の値が所定の値より小さい場
合には、露光時間を長くするように補正し、この状態で
タイミング信号発生回路13の出力タイミング信号によ
り撮像素子1を駆動して本露光を行い、この時得られた
Y,R−Y,B−Y信号を所定の記録媒体に記録する。
【0017】以上説明したように、レリーズスイッチが
ONされると測光素子により得られた測光値に基づいて
露光量を決定し、その条件で撮像素子1を駆動して全露
光を行い、所定のゲイン設定によってR AMP3及
びB AMP4を制御し、マトリクス回路5から出力
されたY信号,R−Y信号,B−Y信号に対して積分処
理を行う。その際、輝度信号の積分回路9の出力を複数
回、例えば積分開始時点及び終了時点と積分開始時点よ
り1画面の1/3程度の所定時間経過後の時点でサンプ
リングして読み出し、演算制御回路11にて上述の積分
値に対応した値を演算する。そして、この時得られた値
から露光時間の補正値を演算して露光量を補正すると共
に、R AMP3及びB AMP4のゲイン設定の
補正を行う。これにより、続いて行われる本露光時には
、適正な露光制御及びホワイトバランス制御がなされた
状態で露光が行われる。そして、マトリクス回路5より
出力されたR−Y,B−Y,Y信号が所定の信号処理の
後に磁気ディスク等の記録媒体に記録される。
ONされると測光素子により得られた測光値に基づいて
露光量を決定し、その条件で撮像素子1を駆動して全露
光を行い、所定のゲイン設定によってR AMP3及
びB AMP4を制御し、マトリクス回路5から出力
されたY信号,R−Y信号,B−Y信号に対して積分処
理を行う。その際、輝度信号の積分回路9の出力を複数
回、例えば積分開始時点及び終了時点と積分開始時点よ
り1画面の1/3程度の所定時間経過後の時点でサンプ
リングして読み出し、演算制御回路11にて上述の積分
値に対応した値を演算する。そして、この時得られた値
から露光時間の補正値を演算して露光量を補正すると共
に、R AMP3及びB AMP4のゲイン設定の
補正を行う。これにより、続いて行われる本露光時には
、適正な露光制御及びホワイトバランス制御がなされた
状態で露光が行われる。そして、マトリクス回路5より
出力されたR−Y,B−Y,Y信号が所定の信号処理の
後に磁気ディスク等の記録媒体に記録される。
【0018】ここで、上記露光量の補正は、図1の積分
回路9の出力を所定のタイミングで取り込んだサンプル
値の演算により適正に補正でき、またホワイトバランス
の制御は、積分回路9の出力を積分開始時点と終了時点
で読み取った値を演算した全画面に渡る積分値と式信号
の全画面にわたる積分値とに基づいて行っている。この
ため、輝度信号の積分回路9は同一のもので露光量の補
正とホワイトバランスの制御を行うことができ、回路規
模の小形化及び低コスト化を図ることができる。
回路9の出力を所定のタイミングで取り込んだサンプル
値の演算により適正に補正でき、またホワイトバランス
の制御は、積分回路9の出力を積分開始時点と終了時点
で読み取った値を演算した全画面に渡る積分値と式信号
の全画面にわたる積分値とに基づいて行っている。この
ため、輝度信号の積分回路9は同一のもので露光量の補
正とホワイトバランスの制御を行うことができ、回路規
模の小形化及び低コスト化を図ることができる。
【0019】上記積分回路の出力をサンプリングするタ
イミングは上述したものに限定されるものではなく、Y
信号に対してもさらに多数回サンプリングすることによ
り、1画面の画像期間の複数領域毎の積分値を得ること
が可能であり、これらの積分値を重み付け演算すること
により、多分割領域に対する評価測光等の露光制御を容
易に行うことができる。また、R−Y,B−Y信号の積
分値についても、多数回サンプリングすることにより各
領域毎の積分値が得られ、ホワイトバランスについても
多分割領域の積分値を用いた演算をすることが容易とな
る。なお、積分回路の構成は、R−Y,B−Y,Y信号
をA/D(アナログ/デジタル)変換した値を積算する
デジタル演算によるものでも同様の効果が得られること
はいうまでもない。
イミングは上述したものに限定されるものではなく、Y
信号に対してもさらに多数回サンプリングすることによ
り、1画面の画像期間の複数領域毎の積分値を得ること
が可能であり、これらの積分値を重み付け演算すること
により、多分割領域に対する評価測光等の露光制御を容
易に行うことができる。また、R−Y,B−Y信号の積
分値についても、多数回サンプリングすることにより各
領域毎の積分値が得られ、ホワイトバランスについても
多分割領域の積分値を用いた演算をすることが容易とな
る。なお、積分回路の構成は、R−Y,B−Y,Y信号
をA/D(アナログ/デジタル)変換した値を積算する
デジタル演算によるものでも同様の効果が得られること
はいうまでもない。
【0020】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、撮像素
子の出力から生成された輝度信号と色差信号を1画面期
間積分した値に基づいてホワイトバランスを制御し、ま
た輝度信号の積分回路の出力を所定のタイミングで取り
込んだサンプル値に基づいて露光量の補正を行うように
したため、同一の積分器で露光量の補正とホワイトバラ
ンスの制御を行うことができ、回路規模の小形化及び低
コスト化を図ることができるという効果がある。
子の出力から生成された輝度信号と色差信号を1画面期
間積分した値に基づいてホワイトバランスを制御し、ま
た輝度信号の積分回路の出力を所定のタイミングで取り
込んだサンプル値に基づいて露光量の補正を行うように
したため、同一の積分器で露光量の補正とホワイトバラ
ンスの制御を行うことができ、回路規模の小形化及び低
コスト化を図ることができるという効果がある。
【図1】 本発明の一実施例の構成を示すブロック図
【図2】 図1の積分回路の詳細構成図
【図3】
図2の積分回路の動作を示すタイムチャート
図2の積分回路の動作を示すタイムチャート
1 撮像素子
5 マトリクス回路(信号処理回路)8 積分回路
9 積分回路
10 積分回路
11 演算制御回路
Claims (1)
- 【請求項1】 被写体からの撮像光を光電変換する撮
像素子と、この撮像素子の出力から輝度信号と色差信号
を生成する信号処理回路と、その輝度信号と色差信号を
それぞれ1画面期間積分する積分回路と、その積分値に
基づいてホワイトバランスを制御する制御回路と、前記
輝度信号を積分する積分回路の出力を所定のタイミング
で取り込んだサンプル値に基づいて露光量を制御する制
御回路を備えたことを特徴とする電子カメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03104552A JP3129467B2 (ja) | 1991-05-10 | 1991-05-10 | 電子カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03104552A JP3129467B2 (ja) | 1991-05-10 | 1991-05-10 | 電子カメラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04334176A true JPH04334176A (ja) | 1992-11-20 |
JP3129467B2 JP3129467B2 (ja) | 2001-01-29 |
Family
ID=14383638
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03104552A Expired - Fee Related JP3129467B2 (ja) | 1991-05-10 | 1991-05-10 | 電子カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3129467B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101007693B1 (ko) * | 2009-05-22 | 2011-01-13 | 마루엘에스아이 주식회사 | 이미지 프로세싱 회로, 및 자동 화이트 밸런스와 자동 노출 조절 파라미터 산출 방법 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0450261U (ja) * | 1990-08-30 | 1992-04-28 |
-
1991
- 1991-05-10 JP JP03104552A patent/JP3129467B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101007693B1 (ko) * | 2009-05-22 | 2011-01-13 | 마루엘에스아이 주식회사 | 이미지 프로세싱 회로, 및 자동 화이트 밸런스와 자동 노출 조절 파라미터 산출 방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3129467B2 (ja) | 2001-01-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0470769B1 (en) | Electronic still video camera | |
USRE39410E1 (en) | White balance adjusting device for a camera | |
JPH0698254A (ja) | ディジタル電子スチル・カメラおよびその制御方法 | |
JPH05199534A (ja) | 撮像装置 | |
JP2001238127A (ja) | カメラ | |
JP2632817B2 (ja) | 測色回路 | |
JPH0817499B2 (ja) | カメラの白バランス調整装置 | |
JP3566845B2 (ja) | 撮像システム | |
JP3129467B2 (ja) | 電子カメラ | |
JP4028395B2 (ja) | デジタルカメラ | |
JP2007027984A (ja) | 撮影装置およびその制御方法 | |
JP3327614B2 (ja) | 撮像装置 | |
JP5070655B2 (ja) | 電子カメラ | |
JP4562334B2 (ja) | 撮像装置 | |
JP2001309393A (ja) | 撮像装置 | |
JPH0614257A (ja) | 電子カメラ | |
JP3427501B2 (ja) | 撮像装置 | |
JPS62265885A (ja) | オ−トホワイトバランス調整回路 | |
JP3347351B2 (ja) | 電子スチルカメラ | |
JP2785526B2 (ja) | ビデオカメラ用露出制御装置 | |
JP3101392B2 (ja) | 電子スチルカメラ | |
JP3347352B2 (ja) | 電子スチルカメラ | |
JPH06101847B2 (ja) | 撮像装置 | |
JPH0779439B2 (ja) | 撮像装置 | |
JPH05183927A (ja) | 電子スチルカメラ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20001003 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081117 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081117 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091117 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101117 Year of fee payment: 10 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |