JPH0433337B2 - - Google Patents

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JPH0433337B2
JPH0433337B2 JP61264690A JP26469086A JPH0433337B2 JP H0433337 B2 JPH0433337 B2 JP H0433337B2 JP 61264690 A JP61264690 A JP 61264690A JP 26469086 A JP26469086 A JP 26469086A JP H0433337 B2 JPH0433337 B2 JP H0433337B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
heat insulating
resin
frame
manufacturing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61264690A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63118438A (ja
Inventor
Noriaki Ikegami
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Misawa Homes Co Ltd filed Critical Misawa Homes Co Ltd
Priority to JP26469086A priority Critical patent/JPS63118438A/ja
Publication of JPS63118438A publication Critical patent/JPS63118438A/ja
Publication of JPH0433337B2 publication Critical patent/JPH0433337B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、面材の接着を兼ねさせて内部に断熱
層を形成した断熱パネルの製造方法に関するもの
である。
〔従来の技術〕
断熱パネルは、通常、枠材を枠組した枠体の一
面に面材を結合した片面パネルを枠体間にポリウ
レタンフオーム等の断熱材を充填した後、片面パ
ネルの枠体の他面に別の面材を接着することによ
り製造されている。そして、斯る別の面材の接着
に際しては、斯る別の面材の内面全面に接着剤を
塗布する方法、片面パネルの枠体の表面及び充填
された断熱材の表面全体に接着剤を塗布する方
法、枠体の表面にのみ接着剤を塗布する方法等が
採用されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来の断熱パネルの製造法にお
いては、接着剤の塗布に先立つて断熱材の充填工
程が必要であり、工程数が多い。
また、他方の面材の内面全面に接着剤を塗布す
る方法、及び枠体の表面及び充填された断熱材の
表面全体に接着剤を塗布する方法は、接着剤の無
駄が多く、又、これらの方法には、ロールコータ
ーが用いられる場合が多いが、この場合、速硬化
タイプの反応型接着剤や速乾性接着剤を使用する
と、ロールコーター上でこれらが硬化したり、著
しくその粘度が上昇するため、作業時間を長くと
れない等の問題がある。
また、枠体の表面にのみ接着剤を塗布する方法
は、デイスペンサーによりバード状に接着剤を塗
布することより実施し得るが、枠体の枠組の構成
が同一の場合以外は実施し難く、設備費が高くつ
く等の問題がある。
従つて、本発明の目的は、断熱材の充填を要す
ることなく且つ接着剤を無駄にすることなく容易
に短時間で製造できる新規な断熱パネルの製造方
法を提供することにある。
〔問題を解決するための手段〕
本発明は、枠材を枠組した枠体の一面に面材を
結合した片面パネルにおける該枠体の他面に別の
面材を結合し且つ内部に断熱材を充填した断熱パ
ネルを製造するに際し、上記片面パネルの内面及
び上記枠体にあける上記別の面材との結合面、又
は上記別の面材の内面に接着性を有する発泡性樹
脂を塗布し、上記別の面材を上記片面パネルに圧
着して上記片面パネル枠体と上記別の面材とを上
記樹脂により結合すると共に、発泡した該樹脂に
より上記断熱材を形成してなることを特徴とする
断熱パネルの製造方法を提供することによつて上
記の目的を達成したものである。
〔実施例〕
尚、以下の説明においては、本発明の製造方法
により製造された断熱パネルについて、「本発明
の断熱パネル」又は「実施例の断熱パネル」とい
う。
以下、本発明の断熱パネルを図面に示す実施例
について説明する。
第1図は本発明の一実施例の縦断面図で、同図
において、1は枠材2を枠組した枠体の一面(下
面)に面材3を結合した片面パネル、4は片面パ
ネル1の枠体の他面(上面)に結合した面材、5
は内部に充填した断熱材で、本発明の断熱パネル
においては、片面パネル1の枠体の他面(上面)
への別の面材4の結合、及び断熱材5の形成を、
接着性を有する発泡性樹脂を用いて行つてある。
実施例の断熱パネルの構造を、その一製造態様
に基づいて更に詳述すると、本発明の断熱パネル
は、例えば、第2図に示す如く、片面パネル1の
内面(上面)、即ち面材3を内面(上面)及び枠
体の内面(上面)に接着性を有する発泡性樹脂6
をフローコーター等により塗布し、その硬化前に
別の面材4を片面パネル圧着してこれらを上記樹
脂6により結合すると共に、発泡した該樹脂6で
上記断熱材5を形成することにより、製造してあ
る。
上記の発泡性樹脂6としては、ウレタン樹脂、
フエノール樹脂、ユリア樹脂、シリコン樹脂等の
樹脂に発泡剤を含有させたもの等が使用でき、作
業性の良さ及び強度上ではウレタン樹脂にフレオ
ン等の発泡剤を含有させたものを使用するのが好
ましい。しかし、本発明で用いる発泡性樹脂6
は、接着性を有すれば、発泡剤を含有させなくて
もそれ自体発泡する樹脂や、機械的に発泡する樹
脂を使用しても差し支えなく、発泡性樹脂6は、
塗布に先立つて発泡していても、塗布後発泡して
も良い。
また、本発明の断熱パネルの製造に際しては、
第2図に示す製造態様とは反対に、第3図に示す
如く、別の面材4の内面に発泡性樹脂6を塗布
し、その発泡硬化前に別の面材4と片面パネル1
とを圧着するようにしても良し、第2図に示す製
造態様及び第3図に示す製造態様とを合成して、
片面パネル1及び別の面材4を双方の内面に発泡
性樹脂6を塗布し、その硬化前に別の面材4と片
面パネル1とを圧着するようにしても良い。
尚、通常の発泡断熱用ウレタン樹脂を樺材に塗
布し、その発泡前に他の樺材とプレスで圧着した
ものを、JIS K6852に従つて圧縮剪断接着強さ試
験を行つたところ、常態で168Kg/cm2の強度が得
られた。
第4図は本発明の別の実施例の縦断面図で、こ
の実施例の場合の断熱パネルは、第2図に示す製
造態様で形成してあるが、片面パネル1の内側へ
の発泡性樹脂の塗布量又はその発泡度を小さくし
たため、断熱材5が断熱パネルの内部全体に充填
されておらず、断熱パネルの内部に通気路7が形
成されている。
また、第5図は本発明の更に別の実施例の縦断
面図で、この実施例の場合の断熱パネルは、第3
図に示す製造態様で形成してあるが、別の面材4
の内面への発泡性樹脂の塗布量又はその発泡度を
小さくしたため、断熱材5が断熱パネルの内部全
体に充填されておらず、断熱パネルの内部に通気
路7が形成されており、断熱材5と通気路7との
関係は、第4図のものと逆の関係になつている。
また、第6図は本発明の更にまた別の実施例の
縦断面図を示すもので、この実施例の場合の断熱
パネルは、第2図及び第3図に示す製造態様を合
成し、片面パネル1及び別の面材4双方の内面へ
の発泡性樹脂の塗布量又はその発泡度を小さくし
たため、断熱材5が断熱パネルの内部全体に充填
されておらず、断熱パネルの内部に第4図及び第
5図のものとは更に異なつた通気路7が形成され
ている。
1尚、第6図に示す実施例において、片面パネル
1及び別の面材4の何れか一方の内面に塗布する
発泡性樹脂の発泡度を著しく小さくすることによ
り、この樹脂によつて形成された薄い断熱材5
を、それに隣接する面材の強化層として機能させ
ることができ、又、これと同時に、他方の断熱材
5を、断熱パネル内部に通気路7が形成されない
ように形成すれば、断熱パネルをより強固なもの
とすることもできる。
又、本発明の断熱パネルの製造方法において
は、発泡性樹脂の塗布に先立つその塗布面に配線
管等を配しておけば、斯る配線管等を発泡性樹脂
の硬化により堅固に固定することもできる。
〔発明の効果〕
本発明の断熱パネルの製造方法は、上述の如
く、接着性を有する発泡性樹脂を用いて、片面パ
ネルに面材を結合すると共に、この接着に寄与し
ない発泡した樹脂を断熱材として機能させること
ができるため、断熱材の充填を要することなく且
つ接着剤を無駄にすることなく容易に短時間で製
造できる効果を奏するもので、発泡性樹脂の塗布
部位、塗布量、発泡度等を適宜調整することによ
り、断熱材の形態を異ならせたり、パネル強度を
更に高めたりすることができることと相俟ち、そ
の産業上の利用価値の高いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の縦断面図、第2図
はその一製造態様を示す分解縦断面図、第3図は
その別の製造態様を示す分解縦断面図、第4図は
本発明の別の実施例の縦断面図、第5図は本発明
の更に別の実施例の縦断面図、第6図は本発明の
更にまた別の実施例の縦断面図である。 1……片面パネル、2……枠材、3……面材、
4……別の面材、5……断熱材、6……発泡性樹
脂。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 枠材を枠組した枠体の一面に面材を結合した
    片面パネルにおける該枠体の他面に別の面材を結
    合し且つ内部に断熱材を充填した断熱パネルを製
    造するに際し、上記片面パネルの内面及び上記枠
    体における上記別の面材との結合面、又は上記別
    の面材の内面に、接着性を有する発泡性樹脂を塗
    布し、上記別の面材を上記片面パネルに圧着して
    上記片面パネルの枠体と上記別の面材とを上記樹
    脂により結合すると共に、発泡した上記樹脂によ
    り上記断熱材を形成することを特徴とする断熱パ
    ネルの製造方法。 2 発泡性樹脂が、ウレタン樹脂、フイノール樹
    脂、ユリア樹脂、シリコン樹脂等の樹脂に発泡剤
    を含有させてなる、特許請求の範囲第1項記載の
    断熱パネルの製造方法。
JP26469086A 1986-11-06 1986-11-06 断熱パネルの製造方法 Granted JPS63118438A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26469086A JPS63118438A (ja) 1986-11-06 1986-11-06 断熱パネルの製造方法

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JP26469086A JPS63118438A (ja) 1986-11-06 1986-11-06 断熱パネルの製造方法

Publications (2)

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JPS63118438A JPS63118438A (ja) 1988-05-23
JPH0433337B2 true JPH0433337B2 (ja) 1992-06-02

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ID=17406840

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4895467A (ja) * 1972-03-24 1973-12-07
JPS56119059A (en) * 1980-02-26 1981-09-18 Sekisui House Kk Inwall panel and its manufacture

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4895467A (ja) * 1972-03-24 1973-12-07
JPS56119059A (en) * 1980-02-26 1981-09-18 Sekisui House Kk Inwall panel and its manufacture

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JPS63118438A (ja) 1988-05-23

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