JPH04332394A - 熱交換器における耐熱ホース接続用アルミニウム製パイプの電食防止装置 - Google Patents
熱交換器における耐熱ホース接続用アルミニウム製パイプの電食防止装置Info
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- JPH04332394A JPH04332394A JP10282291A JP10282291A JPH04332394A JP H04332394 A JPH04332394 A JP H04332394A JP 10282291 A JP10282291 A JP 10282291A JP 10282291 A JP10282291 A JP 10282291A JP H04332394 A JPH04332394 A JP H04332394A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01P—COOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
- F01P11/00—Component parts, details, or accessories not provided for in, or of interest apart from, groups F01P1/00 - F01P9/00
- F01P11/06—Cleaning; Combating corrosion
-
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- F01P2011/066—Combating corrosion
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば自動車のラジ
エータに組み込まれて、自動変速機(オート・トランス
ミッション)用オイルを冷却するクーラとして用いられ
る2重管式熱交換器等の熱交換器における耐熱ホース接
続用アルミニウム製パイプの電食防止装置に関するもの
である。
エータに組み込まれて、自動変速機(オート・トランス
ミッション)用オイルを冷却するクーラとして用いられ
る2重管式熱交換器等の熱交換器における耐熱ホース接
続用アルミニウム製パイプの電食防止装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車エンジンの高出力化に伴う
ミッション負荷の増大により、自動変速機用オイルを冷
却するクーラに対してもより高い冷却性能が要求される
傾向にあるが、エンジン・ルーム内のスペース、とりわ
けラジエータのスペースはできるだけ小さく保持し、自
動変速機についてコンパクト性を保ちつゝ、性能向上を
図ることが要望されており、このため、従来より自動変
速機用オイルを冷却する2重管式熱交換器をラジエータ
のタンク部内に組み込むことが提案され、この熱交換器
に取り付けられた出入口パイプのそれぞれ先端部には、
オイル流通用耐熱ホースの端部が接続されていた。
ミッション負荷の増大により、自動変速機用オイルを冷
却するクーラに対してもより高い冷却性能が要求される
傾向にあるが、エンジン・ルーム内のスペース、とりわ
けラジエータのスペースはできるだけ小さく保持し、自
動変速機についてコンパクト性を保ちつゝ、性能向上を
図ることが要望されており、このため、従来より自動変
速機用オイルを冷却する2重管式熱交換器をラジエータ
のタンク部内に組み込むことが提案され、この熱交換器
に取り付けられた出入口パイプのそれぞれ先端部には、
オイル流通用耐熱ホースの端部が接続されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の2重管式熱交換
器の出入口パイプは黄銅製であるため、オイル流通用の
耐熱ホースの端部が接続されたパイプの外表面部分では
、いわゆる電食の問題は生じなかったが、近年、これら
の出入口パイプがアルミニウム製に変えられることによ
り、パイプ外表面部分に電食とくに孔食が生じるおそれ
があるという問題が起こってきた。
器の出入口パイプは黄銅製であるため、オイル流通用の
耐熱ホースの端部が接続されたパイプの外表面部分では
、いわゆる電食の問題は生じなかったが、近年、これら
の出入口パイプがアルミニウム製に変えられることによ
り、パイプ外表面部分に電食とくに孔食が生じるおそれ
があるという問題が起こってきた。
【0004】すなわち、オイル流通用の耐熱ホースは、
ゴムを主成分として、これに耐熱性付与充填剤として通
常カーボン・ブラックが含まれている。ところが、この
カーボン・ブラックは耐熱性付与機能を有すると同時に
導電性をも有しているため、この耐熱ホースの端部がア
ルミニウム製パイプに接続された場合、耐熱ホース端面
とパイプの外表面との間に跨がって水が付着すると、い
わゆる局部電池が形成され、アルミニウム製パイプと耐
熱ホース内のカーボン・ブラックとの間に電流が流れて
、該部分においてパイプを構成するアルミニウムがイオ
ン化して水に溶解し、パイプに孔食によるオイル漏れが
生じるおそれがあり、このような現象は、耐熱ホース端
部の全周のうち、とくに水滴がしたゝり落ちる下部に多
く生じるという問題があった。
ゴムを主成分として、これに耐熱性付与充填剤として通
常カーボン・ブラックが含まれている。ところが、この
カーボン・ブラックは耐熱性付与機能を有すると同時に
導電性をも有しているため、この耐熱ホースの端部がア
ルミニウム製パイプに接続された場合、耐熱ホース端面
とパイプの外表面との間に跨がって水が付着すると、い
わゆる局部電池が形成され、アルミニウム製パイプと耐
熱ホース内のカーボン・ブラックとの間に電流が流れて
、該部分においてパイプを構成するアルミニウムがイオ
ン化して水に溶解し、パイプに孔食によるオイル漏れが
生じるおそれがあり、このような現象は、耐熱ホース端
部の全周のうち、とくに水滴がしたゝり落ちる下部に多
く生じるという問題があった。
【0005】この発明の目的は、上記のような耐熱ホー
スの端部が接続されたアルミニウム製パイプの表面に電
食が生じるのを確実に阻止することができ、従って耐熱
ホースの端部付近のパイプ表面が侵蝕されることなく、
パイプの孔食によるオイル等流体の漏れを生じるおそれ
がない、熱交換器における耐熱ホース接続用アルミニウ
ム製パイプの電食防止装置を提供しようとするにある。
スの端部が接続されたアルミニウム製パイプの表面に電
食が生じるのを確実に阻止することができ、従って耐熱
ホースの端部付近のパイプ表面が侵蝕されることなく、
パイプの孔食によるオイル等流体の漏れを生じるおそれ
がない、熱交換器における耐熱ホース接続用アルミニウ
ム製パイプの電食防止装置を提供しようとするにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するために、熱交換器に取り付けられた耐熱ホー
ス接続用アルミニウム製パイプの外周面の少なくとも耐
熱ホース端部嵌被せ予定部分に、絶縁性を有する合成樹
脂層よりなる電食防止用被覆層が設けられ、カーボン・
ブラック等導電性物質を耐熱性付与充填剤として含む耐
熱ホースの端部が、上記電食防止用被覆層に被せられて
いる、熱交換器における耐熱ホース接続用アルミニウム
製パイプの電食防止装置を要旨としている。
を達成するために、熱交換器に取り付けられた耐熱ホー
ス接続用アルミニウム製パイプの外周面の少なくとも耐
熱ホース端部嵌被せ予定部分に、絶縁性を有する合成樹
脂層よりなる電食防止用被覆層が設けられ、カーボン・
ブラック等導電性物質を耐熱性付与充填剤として含む耐
熱ホースの端部が、上記電食防止用被覆層に被せられて
いる、熱交換器における耐熱ホース接続用アルミニウム
製パイプの電食防止装置を要旨としている。
【0007】上記において、絶縁性を有する合成樹脂層
よりなる電食防止用被覆層としては、フッ素系樹脂ある
いは変性架橋ポリエチレンの熱伸縮チューブよりなる合
成樹脂フィルム層、あるいはまた耐熱性を有するフッ素
樹脂系塗料もしくは変性シリコーン樹脂塗料を塗布して
形成せられた塗膜層があげられる。
よりなる電食防止用被覆層としては、フッ素系樹脂ある
いは変性架橋ポリエチレンの熱伸縮チューブよりなる合
成樹脂フィルム層、あるいはまた耐熱性を有するフッ素
樹脂系塗料もしくは変性シリコーン樹脂塗料を塗布して
形成せられた塗膜層があげられる。
【0008】
【作用】上記電食防止装置によれば、例えば自動車用ラ
ジエータのタンク部内に組み込まれた2重管式熱交換器
に取り付けられたアルミニウム製出入口パイプの外周面
の少なくとも耐熱ホース端部嵌被せ予定部分に、絶縁性
を有する合成樹脂層よりなる電食防止用被覆層がそれぞ
れ設けられているから、カーボン・ブラック等導電性物
質を耐熱性付与充填剤として含む耐熱ホースの端部を、
これらのパイプに接続した場合、耐熱ホースの端部は電
食防止用被覆層に被せられ、従って耐熱ホース端部とア
ルミニウム製パイプの外表面とが直接接触せず、例えば
水が付着しても、両者の間に局部電池が形成されること
がない。これにより耐熱ホースの端部が接続されたアル
ミニウム製パイプの表面に電食が生じるのを確実に阻止
することができ、耐熱ホースの端部付近のパイプ表面が
侵蝕されることなく、パイプの孔食によるオイル等流体
の漏れを生じるおそれが全くないものである。
ジエータのタンク部内に組み込まれた2重管式熱交換器
に取り付けられたアルミニウム製出入口パイプの外周面
の少なくとも耐熱ホース端部嵌被せ予定部分に、絶縁性
を有する合成樹脂層よりなる電食防止用被覆層がそれぞ
れ設けられているから、カーボン・ブラック等導電性物
質を耐熱性付与充填剤として含む耐熱ホースの端部を、
これらのパイプに接続した場合、耐熱ホースの端部は電
食防止用被覆層に被せられ、従って耐熱ホース端部とア
ルミニウム製パイプの外表面とが直接接触せず、例えば
水が付着しても、両者の間に局部電池が形成されること
がない。これにより耐熱ホースの端部が接続されたアル
ミニウム製パイプの表面に電食が生じるのを確実に阻止
することができ、耐熱ホースの端部付近のパイプ表面が
侵蝕されることなく、パイプの孔食によるオイル等流体
の漏れを生じるおそれが全くないものである。
【0009】
【実施例】つぎに、この発明の実施例を図面に基づいて
説明する。
説明する。
【0010】まず図2において、自動車用のアルミニウ
ム製ラジエータ(10)の下部タンク(11)内に自動
変速機用オイルを冷却するオイルクーラとして機能する
2重管式熱交換器(12)が組み込まれている。
ム製ラジエータ(10)の下部タンク(11)内に自動
変速機用オイルを冷却するオイルクーラとして機能する
2重管式熱交換器(12)が組み込まれている。
【0011】2重管式熱交換器(12)は、詳細な図示
は省略したが、内管および外管と、両管の間に介在され
た螺旋状フィンとよりなり、その外管の一端部にオイル
入口パイプ接続用継手(13)が設けられ、同他端部に
オイル出口パイプ接続用継手(図示略)が設けられて、
両継手(13)の雄ねじ部を有する先端部が、それぞれ
下部タンク(11)の前面外側にまで伸びている。
は省略したが、内管および外管と、両管の間に介在され
た螺旋状フィンとよりなり、その外管の一端部にオイル
入口パイプ接続用継手(13)が設けられ、同他端部に
オイル出口パイプ接続用継手(図示略)が設けられて、
両継手(13)の雄ねじ部を有する先端部が、それぞれ
下部タンク(11)の前面外側にまで伸びている。
【0012】図1に示すように、アルミニウム製の出入
口パイプ(1)(1)は、それぞれ略L字状を有してい
て、各パイプ(1) の先端寄り部分に、接続された耐
熱ゴムホース(6) の端部(6a)の位置ずれを防止
する一対の環状凹溝(2)(2)が所定間隔をおいて設
けられるとともに、長さの中間部にホース先端部位置決
め用環状凸部(3) が設けられている。なお、接続さ
れたホース(6) の端部(6a)が締付具(7) で
締め付けられることにより、ゴムの一部が凹溝(2)(
2)の内部に食い込み、ホース端部(6a)の位置ずれ
が防止される。
口パイプ(1)(1)は、それぞれ略L字状を有してい
て、各パイプ(1) の先端寄り部分に、接続された耐
熱ゴムホース(6) の端部(6a)の位置ずれを防止
する一対の環状凹溝(2)(2)が所定間隔をおいて設
けられるとともに、長さの中間部にホース先端部位置決
め用環状凸部(3) が設けられている。なお、接続さ
れたホース(6) の端部(6a)が締付具(7) で
締め付けられることにより、ゴムの一部が凹溝(2)(
2)の内部に食い込み、ホース端部(6a)の位置ずれ
が防止される。
【0013】また各パイプ(1) の外周面の少なくと
も耐熱ホース端部嵌被せ予定部分に、絶縁性を有する合
成樹脂層よりなる電食防止用被覆層(4)が、上記のホ
ース先端部位置決め用環状凸部(3) を覆うように設
けられ、さらに各パイプ(1) の接続側端部には、フ
レア・ナット(8) と掛り合う環状の外方凸部(7)
が設けられている。
も耐熱ホース端部嵌被せ予定部分に、絶縁性を有する合
成樹脂層よりなる電食防止用被覆層(4)が、上記のホ
ース先端部位置決め用環状凸部(3) を覆うように設
けられ、さらに各パイプ(1) の接続側端部には、フ
レア・ナット(8) と掛り合う環状の外方凸部(7)
が設けられている。
【0014】なお、この実施例においては、このような
電食防止用被覆層(4) として、絶縁性を有するフッ
素系樹脂の熱伸縮チューブよりなる電食防止用被覆層(
4a)が被覆せられている。
電食防止用被覆層(4) として、絶縁性を有するフッ
素系樹脂の熱伸縮チューブよりなる電食防止用被覆層(
4a)が被覆せられている。
【0015】上記2重管式熱交換器(12)の両継手(
13)(一方の図示は省略)の端部には、出入口パイプ
(1)(1)がそれぞれフレア・ナット(8) を介し
て接続され、これらの出入口パイプ(1)(1)のそれ
ぞれ先端部には、オイル流通用耐熱ホース(6) の端
部(6a)が接続される。
13)(一方の図示は省略)の端部には、出入口パイプ
(1)(1)がそれぞれフレア・ナット(8) を介し
て接続され、これらの出入口パイプ(1)(1)のそれ
ぞれ先端部には、オイル流通用耐熱ホース(6) の端
部(6a)が接続される。
【0016】耐熱ゴムホース(6) には、ゴムを主成
分として、これに耐熱性付与充填剤として導電性を有す
るカーボン・ブラックが含まれているが、この耐熱ホー
ス(6) がパイプ(1) の端部に接続されたさいに
は、該ホース端部(6a)が、フッ素系樹脂の熱伸縮チ
ューブよりなる電食防止用被覆層(4a)に被せられる
。
分として、これに耐熱性付与充填剤として導電性を有す
るカーボン・ブラックが含まれているが、この耐熱ホー
ス(6) がパイプ(1) の端部に接続されたさいに
は、該ホース端部(6a)が、フッ素系樹脂の熱伸縮チ
ューブよりなる電食防止用被覆層(4a)に被せられる
。
【0017】従って耐熱ホース端部(6a)とアルミニ
ウム製パイプ(1) の外表面とは直接接触しておらず
、このため耐熱ホース端部(6a)の接続部分における
アルミニウム製パイプ(1) 表面の電食を確実に阻止
することができるものである。
ウム製パイプ(1) の外表面とは直接接触しておらず
、このため耐熱ホース端部(6a)の接続部分における
アルミニウム製パイプ(1) 表面の電食を確実に阻止
することができるものである。
【0018】図3は、この発明の第2実施例を示すもの
である。ここで、上記第1実施例の場合と異なる点は、
アルミニウム製の出入口パイプ(1) の外周面の少な
くとも耐熱ホース端部嵌被せ予定部分に、絶縁性と耐熱
性を有するフッ素樹脂系塗料の塗膜層よりなる電食防止
用被覆層(4b)が設けられている点にある。
である。ここで、上記第1実施例の場合と異なる点は、
アルミニウム製の出入口パイプ(1) の外周面の少な
くとも耐熱ホース端部嵌被せ予定部分に、絶縁性と耐熱
性を有するフッ素樹脂系塗料の塗膜層よりなる電食防止
用被覆層(4b)が設けられている点にある。
【0019】このような第2実施例によれば、フッ素樹
脂系塗料の塗膜層よりなる電食防止用被覆層(4b)の
存在により、同様に耐熱ホース端部(6a)の接続部分
におけるアルミニウム製パイプ(1) 表面の電食を有
効に阻止することができるものである。
脂系塗料の塗膜層よりなる電食防止用被覆層(4b)の
存在により、同様に耐熱ホース端部(6a)の接続部分
におけるアルミニウム製パイプ(1) 表面の電食を有
効に阻止することができるものである。
【0020】なお、この第2実施例のその他の点は、上
記第1実施例の場合と同様であるので、図面において同
一のものには同一の符号を付した。
記第1実施例の場合と同様であるので、図面において同
一のものには同一の符号を付した。
【0021】なお、上記実施例においては、電食防止用
被覆層(4) として、絶縁性を有するフッ素系樹脂の
熱伸縮チューブよりなる電食防止用被覆層(4a)と、
絶縁性と耐熱性を有するフッ素樹脂系塗料の塗膜層より
なる電食防止用被覆層(4b)とが記載されているが、
これに限らず、電食防止用被覆層(4) は、絶縁性を
有するその他の合成樹脂層よりなるものであっても良い
。
被覆層(4) として、絶縁性を有するフッ素系樹脂の
熱伸縮チューブよりなる電食防止用被覆層(4a)と、
絶縁性と耐熱性を有するフッ素樹脂系塗料の塗膜層より
なる電食防止用被覆層(4b)とが記載されているが、
これに限らず、電食防止用被覆層(4) は、絶縁性を
有するその他の合成樹脂層よりなるものであっても良い
。
【0022】
【発明の効果】この発明の耐熱ホース接続用アルミニウ
ム製パイプの電食防止装置は、上述のように、熱交換器
に取り付けられた耐熱ホース接続用アルミニウム製パイ
プの外周面の少なくとも耐熱ホース端部嵌被せ予定部分
に、絶縁性を有する合成樹脂層よりなる電食防止用被覆
層が設けられ、カーボン・ブラック等導電性物質を耐熱
性付与充填剤として含む耐熱ホースの端部が、上記電食
防止用被覆層に被せられているものであるから、耐熱ホ
ースの端部とアルミニウム製パイプの外表面とが直接接
触せず、従って例えば水が付着しても、耐熱ホース端部
とパイプの外表面との間に局部電池が形成されることが
なく、これによりアルミニウム製パイプの表面に電食が
生じるのを確実に阻止することができ、耐熱ホースの端
部付近のパイプ表面が侵蝕されることなく、パイプの孔
食によるオイル等流体の漏れを生じるおそれが全くない
という効果を奏する。
ム製パイプの電食防止装置は、上述のように、熱交換器
に取り付けられた耐熱ホース接続用アルミニウム製パイ
プの外周面の少なくとも耐熱ホース端部嵌被せ予定部分
に、絶縁性を有する合成樹脂層よりなる電食防止用被覆
層が設けられ、カーボン・ブラック等導電性物質を耐熱
性付与充填剤として含む耐熱ホースの端部が、上記電食
防止用被覆層に被せられているものであるから、耐熱ホ
ースの端部とアルミニウム製パイプの外表面とが直接接
触せず、従って例えば水が付着しても、耐熱ホース端部
とパイプの外表面との間に局部電池が形成されることが
なく、これによりアルミニウム製パイプの表面に電食が
生じるのを確実に阻止することができ、耐熱ホースの端
部付近のパイプ表面が侵蝕されることなく、パイプの孔
食によるオイル等流体の漏れを生じるおそれが全くない
という効果を奏する。
【図1】この発明の第1実施例を示す電食防止用被覆層
付きパイプの一部切欠き側面図で、耐熱ホースの端部が
同時に図示されている。
付きパイプの一部切欠き側面図で、耐熱ホースの端部が
同時に図示されている。
【図2】2重管式熱交換器を具備したラジエータの概略
斜視図である。
斜視図である。
【図3】この発明の第2実施例を示す電食防止用被覆層
付きパイプの一部切欠き側面図で、これは図1に対応す
るものである。
付きパイプの一部切欠き側面図で、これは図1に対応す
るものである。
1 耐熱ホース接続用アルミニウム製パイプ
4 電食防止用被覆層 4a 合成樹脂製フィルムよりなる電食防止用被
覆層4b 合成樹脂塗膜よりなる電食防止用被覆
層6 耐熱ホース 6a 端部 10 ラジエータ 11 下部タンク 12 2重管式熱交換器
4 電食防止用被覆層 4a 合成樹脂製フィルムよりなる電食防止用被
覆層4b 合成樹脂塗膜よりなる電食防止用被覆
層6 耐熱ホース 6a 端部 10 ラジエータ 11 下部タンク 12 2重管式熱交換器
Claims (1)
- 【請求項1】 熱交換器(12)に取り付けられた耐
熱ホース接続用アルミニウム製パイプ(1) の外周面
の少なくとも耐熱ホース端部嵌被せ予定部分に、絶縁性
を有する合成樹脂層よりなる電食防止用被覆層(4)
が設けられ、カーボン・ブラック等導電性物質を耐熱性
付与充填剤として含む耐熱ホース(6) の端部(6a
)が、上記電食防止用被覆層(4) に被せられている
、熱交換器における耐熱ホース接続用アルミニウム製パ
イプの電食防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3102822A JPH0765875B2 (ja) | 1991-05-08 | 1991-05-08 | 熱交換器における耐熱ホース接続用アルミニウム製パイプの電食防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3102822A JPH0765875B2 (ja) | 1991-05-08 | 1991-05-08 | 熱交換器における耐熱ホース接続用アルミニウム製パイプの電食防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04332394A true JPH04332394A (ja) | 1992-11-19 |
JPH0765875B2 JPH0765875B2 (ja) | 1995-07-19 |
Family
ID=14337718
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP3102822A Expired - Lifetime JPH0765875B2 (ja) | 1991-05-08 | 1991-05-08 | 熱交換器における耐熱ホース接続用アルミニウム製パイプの電食防止装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JPH0765875B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100715975B1 (ko) * | 2006-06-16 | 2007-05-08 | 주식회사 두원공조 | 오일 쿨러와 호스의 연결방법 |
KR100808120B1 (ko) * | 2006-07-05 | 2008-02-29 | 볼보 컨스트럭션 이키프먼트 홀딩 스웨덴 에이비 | 드레인 밸브를 구비한 유압오일쿨러 |
JP2014169786A (ja) * | 2013-02-06 | 2014-09-18 | Nippon Syanetsu Co Ltd | 遮熱保温構造 |
-
1991
- 1991-05-08 JP JP3102822A patent/JPH0765875B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (4)
Title |
---|
OIL AND GAS JOURNAL=1980 * |
SAE TECHNICAL PAPER SERIES 830094=1983 * |
SAE TECHNICAL PAPER SERIES 900362=1990 * |
SAE TECHNICAL PAPER SERIES 910887=1991 * |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100715975B1 (ko) * | 2006-06-16 | 2007-05-08 | 주식회사 두원공조 | 오일 쿨러와 호스의 연결방법 |
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JP2014169786A (ja) * | 2013-02-06 | 2014-09-18 | Nippon Syanetsu Co Ltd | 遮熱保温構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH0765875B2 (ja) | 1995-07-19 |
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