JPH04332273A - 自動調光ストロボを備えたムービーカメラ - Google Patents

自動調光ストロボを備えたムービーカメラ

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Publication number
JPH04332273A
JPH04332273A JP3102864A JP10286491A JPH04332273A JP H04332273 A JPH04332273 A JP H04332273A JP 3102864 A JP3102864 A JP 3102864A JP 10286491 A JP10286491 A JP 10286491A JP H04332273 A JPH04332273 A JP H04332273A
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JP
Japan
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light
circuit
strobe
movie
measuring sensor
Prior art date
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Application number
JP3102864A
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English (en)
Inventor
Kazunori Suemoto
一紀 末元
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、受光角の異なる複数の
測光センサを配設し、画角情報に応じた最適な受光角を
有する測光センサを選択し、精密な測光を行うことによ
り、ストロボ光に対する最適な調光を行うことを可能と
する自動調光ストロボを備えたムービーカメラに関する
【0002】
【従来の技術】近年、動画(以下、ムービー画像という
)を手軽に撮影できるムービーカメラが普及している。 この種のムービーカメラは、ビデオカセットに収容され
ているビデオテープに磁気ヘッドを介して画像情報を記
録するものであり、このビデオテープに記録された画像
情報は画像再生装置により読み取られて、CRT等にム
ービー画像として再生される。
【0003】上記のムービーカメラによって、所望の1
ショットを静止画(以下、スチル画像という)として撮
影し、印画することが希求されているが、室内等の比較
的光量の少ない環境および逆光線の撮影環境等において
スチル画像を撮影するために、ムービーカメラに自動調
光ストロボを配設することが望ましい。
【0004】この種の自動調光ストロボには、例えば、
ストロボ光を発光するストロボ発光部とストロボ光の反
射光を受光する測光センサとを配設し、ストロボ発光部
によって被写体に照射されたストロボ光の反射光を測光
センサで受光し、該受光量の積算値が予め設定された値
に達したとき、ストロボ光の発光を停止させればよい。 この場合、測光センサの受光角は標準撮影距離、例えば
、3メートルに設定しておく。
【0005】一方、CCD(Charge Coupl
ed Device )を用いたムービーカメラでは、
1/3インチCCDを備えれば、明るいレンズ、例えば
、F1.4を使用することが可能であり、且つAGC(
Auto Gain Control )機構を有し、
さらに6倍乃至8倍のズーム機構を標準的に備えれば、
遠距離、例えば、ムービーカメラから約24メートル離
間する被写体に対して、ストロボ発光に同調したズーム
アップ撮影が可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記に
示すムービーカメラに自動調光ストロボを配設してスチ
ル画像を撮影しようとすると、測光センサの受光角は、
3メートルの撮影距離における撮影画角と一致するよう
に設定されているため、遠距離、例えば、12メートル
離間する被写体を6倍乃至8倍のズーム倍率で撮影する
場合は、測光センサの受光角とムービーカメラの撮影画
角とが異なり、いわゆるパララックスが生じる。  こ
のため、ムービーカメラと被写体との離間距離が3メー
トル以外の場合にストロボ発光による撮影をするとき、
測光に誤差が生じて適正な露出のスチル画像が得られな
いという不都合が懸念される。
【0007】本発明はこのような問題を解決するための
ものであり、受光角の異なった複数の測光センサを配設
し、ムービーカメラからの画角情報によって、適正な受
光角を有する測光センサを選択することにより、被写体
の反射光を精密に測光することができ、該測光結果によ
りストロボ光の制御を行い、適正な露出を有するスチル
画像を得ることが可能となる自動調光ストロボを備えた
ムービーカメラを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、ストロボ光を発光するストロボ発光部
と、前記ストロボ光の反射光を受光し、且つ異なる受光
角を有する複数の測光センサと、前記測光センサが受光
する反射光を積算する光量積算回路と、カメラ本体から
出力される画角情報により、前記測光センサのいずれか
を選択する選択回路と、カメラ本体から出力される感度
情報および絞り値情報により最適光量値を演算し、前記
光量積算回路が積算する反射光の光量値が、前記演算さ
れた最適光量値と一致したとき、前記ストロボ光の発光
を停止させる信号を出力する演算回路と、を備えること
を特徴とする。
【0009】
【作用】上記の本発明に係る自動調光ストロボを備えた
ムービーカメラは、カメラ本体から出力される感度情報
と絞り値情報とにより、演算回路が最適光量値を演算す
る。
【0010】一方、カメラ本体から出力される画角情報
およびストロボ発光信号により、測光センサ選択回路は
最適な受光角を有する測光センサを選択し、ストロボ発
光部はストロボ光の発光を開始する。次いで、光量積算
回路によって積算された光量値と、前記演算回路が演算
によって求めた最適光量値とが一致したとき、演算回路
はストロボ発光部に対してストロボ光の発光を停止する
信号を出力する。
【0011】この場合、入力される画角情報に基づいて
、測光センサ選択回路が最適な受光角を有する測光セン
サを選択するため、撮影画角の被写体に照射されたスト
ロボ光の反射光を精密に測定することができる。
【0012】
【実施例】本発明に係る自動調光ストロボを備えたムー
ビーカメラについて、好適な実施例を挙げ、添付の図面
を参照しながら以下詳細に説明する。
【0013】図1は本実施例に係るムービーカメラの構
成を示すブロック図であり、図2はムービーカメラの外
観を示す斜視図である。
【0014】図2において、参照符号10はムービーカ
メラを示し、該ムービーカメラ10は、カメラ本体12
とグリップ14とを備える。前記カメラ本体12には光
学系16と、集音マイク18と、ホットシュ20と、フ
ァインダ21とが設けられるとともに、ビデオカセット
22が装填されるカセット装填部23が配設され、ホッ
トシュ20には後述する自動調光ストロボ94が着脱自
在に取着される。
【0015】グリップ14には、ムービー画像撮影用ス
イッチ(以下、ムービースイッチ)24およびスチル画
像撮影用スイッチ(以下、スチルスイッチという)25
が設けられている。
【0016】図1において、光学系16は撮像レンズ2
6a、26bと、アイリス羽根からなる絞り28および
結像する画像情報を電気的に読み取るCCD30とを備
える。
【0017】信号処理部32はCCD30に読み取られ
た画像信号のサンプリングを行うサンプルホールド回路
34と、画像信号のゲインコントローラとしてのAGC
回路36と、画像信号からフォーカスおよびアイリス等
を制御するための信号を抽出する検波回路38とからな
る。
【0018】画像処理部40は画像信号を三原色の色信
号に分離する色信号分離回路41と、輝度信号を抽出す
るローパスフィルタ(以下、LPFという)42と、該
輝度信号に対しγ補正をするγ補正回路44と、輪郭強
調処理を行うディレイライン46と、これらによって処
理された輝度信号を周波数変調するFM変調回路48と
を含む。
【0019】さらに、画像処理部40は前記色信号分離
回路41によって出力される画像信号からCR、CB等
の色信号および輝度信号YLを抽出するLPF50と、
これらの信号を色信号R1、G1、B1に変換するマト
リックス(以下、MTXという)回路52と、このMT
X回路52に接続されるディレイライン53と、AWB
(Auto White Balance)回路54と
、該AWB回路54から出力される三原色の色信号R、
G、Bをクロマ信号に変換するプロセス回路56と、該
クロマ信号に低域の周波数変調処理を施す低域変調回路
58とを備える。
【0020】画像記録部59は、FM変調回路48およ
び低域変調回路58から出力される信号を増幅する増幅
回路(AMP)60、およびビデオカセット22に画像
情報を記録するための磁気ヘッド62等を備える。
【0021】制御部64はムービーコントローラ66と
スチルコントローラ68とを含み、ムービーコントロー
ラ66にはムービーカメラ10を制御するためのプログ
ラムが格納されるROM70と、制御中の情報を一時的
に記憶するRAM72と、ムービースイッチ24と、検
波回路38とが接続されるとともに、撮像レンズ26b
を駆動するためのフォーカスドライブ回路76と、絞り
28を開閉するためのアイリスドライブ回路78と、C
CD駆動回路80を付勢するための同期信号を出力する
SSG(Synchronism Signal Ge
nerator) 回路82と、該AGC回路36およ
びAWB回路54とが接続されている。
【0022】この場合、アイリスドライブ回路78はス
イッチS1のコモン端子に接続され、スイッチS1のM
側端子にムービーコントローラ66が接続されることに
より、アイリスドライブ回路78とムービーコントロー
ラ66とはスイッチS1を介して接続される。同様にS
SG回路82はスイッチS2を介し、AGC回路36は
スイッチS3を介し、AWB回路54はスイッチS4を
介し、フォーカスドライブ回路76はスイッチS5を介
して、それぞれムービーコントローラ66に接続されて
いる。
【0023】スチルコントローラ68の出力端子はスイ
ッチS1乃至S5のS側端子に接続されることにより、
スイッチS1乃至S5が切り替わったとき、アイリスド
ライブ回路78、SSG回路82、AGC回路36、A
WB回路54およびフォーカスドライブ回路76と接続
される。スチルコントローラ68はスチルスイッチ25
、ストロボ駆動用のストロボスイッチ86およびファイ
ンダ21内にコメントを表示するためのキャラクタを生
成するキャラクタジェネレータ88と接続され、且つ検
波回路38と、アイリスの開閉状態を検出するアイリス
ポジション検出器90と、RAM92とが接続される。 スチルコントローラ68はCCD駆動回路80およびム
ービースイッチ24と接続されるとともに、画角検出回
路93および着脱自在な自動調光ストロボ94を取着す
るホットシュ20のインタフェース用のコネクタ96と
接続される。
【0024】スチルスイッチ25の出力端子とスイッチ
S1乃至S5の制御端子とが接続されて、スチルスイッ
チ25のトリガによりスイッチS1乃至S5は切り替え
られる。
【0025】次に、上記のように構成されるムービーカ
メラ10に取着されて使用される自動調光ストロボ94
について、詳細に説明する。
【0026】図3は自動調光ストロボ94の外観を示す
斜視図である。
【0027】図中、参照符号98はストロボ本体部を示
し、該ストロボ本体部98はムービーカメラ10に取着
するためのホットシュ100、ストロボ光が照射される
ストロボ発光部102、および広角用の測光センサ10
4、標準用の測光センサ106、望遠用の測光センサ1
08を備える。この場合、測光センサ104の受光角の
中心は、カメラと被写体との距離が比較的近い、例えば
、1メートルであって、撮影画角の中心と一致するよう
に設定され、測光センサ106は標準距離である、例え
ば、5メートルに設定され、測光センサ108は遠距離
である、例えば、10メートルに設定される。
【0028】図4は、本発明に係る自動調光ストロボ9
4の要部を示す構成ブロック図である。
【0029】自動調光ストロボ94はホットシュ100
と、該ホットシュ100に配設されてムービーカメラ1
0との情報の送受を行うインタフェース用のコネクタ1
10と、演算回路112と、前記測光センサ104、1
06、108を選択する測光センサ選択回路114と、
選択された、例えば、測光センサ108が受光する被写
体の反射光を測光センサ選択回路114を介して読み取
り光量の積算を行う光量積算回路116と、前記演算回
路112から出力される信号によって前記ストロボ発光
部102の発光を停止させるストロボ発光停止回路11
8とを備える。
【0030】次に、上記のように構成されるムービーカ
メラ10によって、ムービー画像の撮影を行うときの作
用について、図1並びに図2を参照しながら説明する。
【0031】先ず、ムービースイッチ24が操作される
と、ムービーコントローラ66はムービー撮影における
初期値をRAM72から読み取り、SSG回路82を介
してCCD駆動回路80を制御し、シャッタスピードを
1/60秒に設定するとともにAGC回路36の基準と
なる増幅利得を0dBに設定する。SSG回路82から
出力される1/60秒の垂直同期信号に同期して、CC
D30は結像した画像情報を電気的に読み取り、画像信
号とする。該画像信号はサンプルホールド回路34でサ
ンプルホールドされた後、検波回路38およびAGC回
路36に出力され、検波回路38は入力した画像信号か
らフォーカス情報を抽出して、ムービーコントローラ6
6に対して出力する。
【0032】一方、サンプルホールド回路34からAG
C回路36を経由して入力された画像信号から、検波回
路38は露出情報を抽出し、ムービーコントローラ66
に出力する。すなわち、検波回路38はサンプルホール
ド回路34およびAGC回路36から出力される画像信
号をそれぞれ検波して、フォーカス情報と露出情報を抽
出し、ムービーコントローラ66に出力する。このフォ
ーカス情報、例えば、CCD30の結像面よりも被写体
側に合焦している、所謂、 Front Focus(
前ピン)情報を入力したムービーコントローラ66は、
前ピン情報に従って、フォーカスドライブ回路76を介
して図示しないモータ等を駆動し、被写体の画像がCC
D30上に合焦するように撮像レンズ26bを、光軸上
であってCCD30方向(図1、矢印X1方向)に変位
させる。
【0033】同様に検波回路38から出力された露出情
報、例えば、適正光量よりも光量が少ないという情報を
入力したムービーコントローラ66は、アイリスドライ
ブ回路78を付勢して、アイリス羽根からなる絞り28
を開動し、光量の増加を図る。この場合、絞り28が最
大に開放されても露出が不足するとき、適正な露出を得
るためにムービーコントローラ66はAGC回路36に
対して制御信号を出力する。該制御信号を入力したAG
C回路36は、図示しない増幅利得切替スイッチを付勢
し、増幅率の利得を上昇させる。このとき、絞り28の
開放状態はアイリスポジション検出器90に検出されて
スチルコントローラ68に入力される。
【0034】一方、AGC回路36から色信号分離回路
41に出力された画像信号は、輝度信号と色信号に分離
され、輝度信号はLPF42によってオフセットを除去
する処理が行われた後、γ補正回路44によって0.4
5のγ補正がなされ、さらに、ディレイライン46で輪
郭強調された後に、FM変調回路48によって変調処理
が行われ、増幅回路60に入力される。色信号分離回路
41からLPF50に出力された画像信号から輝度信号
YLおよび色信号CR、CBが抽出され、MTX回路5
2によってディレイライン53の作用下に変換された色
信号R1、G1、B1となり、AWB回路54によって
ホワイトバランスが調整され、プロセス回路56でクロ
マ信号に変換されて低域変調回路58に入力される。
【0035】該クロマ信号は、低域変調回路58によっ
て低域の周波数変調処理が行われた色信号となり、増幅
回路60に入力される。この色信号は前記FM変調回路
48から入力された輝度信号とともに増幅回路60で増
幅されて、磁気ヘッド62に印加され、画像情報として
ビデオカセット22に磁気的に記録される。
【0036】以上説明したような作用によって、ムービ
ー画像の撮影が行われるが、自動調光ストロボ94が取
着されたムービーカメラ10によってムービー画像の撮
影中にスチルスイッチ25が操作されて、スチル画像の
撮影が行われる場合の実施例について、図1乃至図5を
参照しながら詳細に説明する。
【0037】スチルスイッチ25が操作されると、スチ
ルスイッチ25から出力される制御信号によってスイッ
チS1乃至S5は切り替えられて、アイリスドライブ回
路78、SSG回路82、AGC回路36、AWB回路
54およびフォーカスドライブ回路76はスチルコント
ローラ68と接続される。
【0038】スチルコントローラ68はAGC回路36
からスイッチS3を介して、画像信号の感度情報として
の増幅率を読み取るとともに、アイリスポジション検出
器90から絞り値情報を読み取る。該感度情報と絞り値
情報とをコネクタ96および110を介してスチルコン
トローラ68から読み取った演算回路112は(ステッ
プS51)、最適な露出となる光量値S1を演算して求
める(ステップS52)。次いで、画角検出回路93か
ら画角情報を読み取ったスチルコントローラ68は、こ
の画角情報を自動調光ストロボ94の測光センサ選択回
路114に出力し、該測光センサ選択回路114は入力
した前記画角情報(ステップS53)、例えば、望遠画
角に基づいて、望遠用に受光角が設定された測光センサ
108を選択する(ステップS54)。そして、CCD
30に結像した画像情報を読み取るための垂直同期信号
がスチルコントローラ68に入力されたとき、スチルコ
ントローラ68から出力される発光トリガ信号によって
、ストロボ発光部102はストロボ光の発光を開始する
(ステップS55)。被写体から反射して測光センサ1
08に入射したストロボ光は、測光センサ選択回路11
4を経由して光量積算回路116によって積算される(
ステップS56)。この積算された光量値S2が入力さ
れる演算回路112は、該光量値S2と前記ステップS
52で求めた最適な露出となる光量値S1とを比較して
一致したとき(ステップS57)、演算回路112はス
トロボ発光を停止させるための制御信号をストロボ発光
停止回路118に出力する。ストロボ発光部102は前
記ストロボ発光停止回路118の制御下にストロボ光の
発光を停止する(ステップS58)。
【0039】ストロボ光の発光が停止した後、CCD3
0に結像した画像が読み取られ、スチル画像の撮影が終
了する。
【0040】以上、説明したように、本実施例において
は、測光センサ選択回路114はムービーカメラ10か
ら出力される画角情報によって、撮影画角に一致した受
光角を有する測光センサ、例えば、測光センサ108を
選択するために、撮影画角と選択された測光センサ10
8の受光角とが一致し、いわゆるパララックスが発生す
ることがなく、測光センサ108は精密な測光を行うこ
とが可能となり、この精密な測光により、適正な露出を
得ることができる。
【0041】従って、露出ラチチュードが少ないCCD
を用いたムービーカメラにおいて、比較的暗い環境であ
って遠距離の被写体をストロボ発光に同調して撮影する
場合であっても調光が最適条件下で達成されることとな
り、露出品質の優れた画像が得られる。  なお、本実
施例においては、広角、標準、望遠の3種類の距離に受
光角を一致させた測光センサ104、106、108を
配設したが、測光センサは前記の3種類に限定されるも
のではなく、さらに多数の測光センサを配設することに
より、より精密な測光が可能となる。
【0042】さらに、本実施例においては、自動調光ス
トロボ94をムービーカメラ10に取着して使用する場
合について説明したが、ムービーカメラ10と一体的に
構成される場合であっても同様の効果が得られることは
いうまでもない。
【0043】
【発明の効果】本発明に係る自動調光ストロボを備えた
ムービーカメラによれば、以下の効果が得られる。
【0044】異なる受光角を有する複数の測光センサと
、該測光センサを選択する選択回路を配設して、画角情
報により選択回路を付勢し、最適の受光角を有する測光
センサを選択することにより、精度の高い被写体の測光
を行うことが可能となり、精密にストロボ光の発光量を
制御することができる。このため、適正な露出のスチル
画像を得ることが可能となる。
【0045】さらに、被写体の測光のために、本発明で
は複雑な光学的、機械的な可動部を用いることがなく、
しかも、製造に際し低コストであって、且つ信頼性およ
び耐久性が高い自動調光ストロボを備えたムービーカメ
ラを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動調光ストロボを備えたムービ
ーカメラの一実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示すムービーカメラの外観を示す側面図
である。
【図3】本発明に係る自動調光ストロボの外観を示す斜
視図である。
【図4】本発明に係る自動調光ストロボの構成を示すブ
ロック図である。
【図5】本発明に係る自動調光ストロボを駆動してスチ
ル画像を撮影する場合の動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
10…ムービーカメラ               
 12…カメラ本体 14…グリップ                  
    16…光学系20…ホットシュ       
             24…ムービースイッチ 25…スチルスイッチ               
 26a、26b…撮像レンズ 30…CCD                   
     34…サンプルホールド回路 36…AGC回路                 
   40…画像処理部 59…画像記録部                 
   66…ムービーコントローラ 68…スチルコントローラ            7
6…フォーカスドライブ回路 93…画角検出回路                
  94…自動調光ストロボ 102…ストロボ発光部              
104、106、108…測光センサ 112…演算回路                 
   114…測光センサ選択回路 116…光量積算回路               
 118…ストロボ発光停止回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ストロボ光を発光するストロボ発光部と、
    前記ストロボ光の反射光を受光し、且つ異なる受光角を
    有する複数の測光センサと、前記測光センサが受光する
    反射光を積算する光量積算回路と、カメラ本体から出力
    される画角情報により、前記測光センサのいずれかを選
    択する選択回路と、カメラ本体から出力される感度情報
    および絞り値情報により最適光量値を演算し、前記光量
    積算回路が積算する反射光の光量値が、前記演算された
    最適光量値と一致したとき、前記ストロボ光の発光を停
    止させる信号を出力する演算回路と、を備えることを特
    徴とする自動調光ストロボを備えたムービーカメラ。
JP3102864A 1991-05-08 1991-05-08 自動調光ストロボを備えたムービーカメラ Pending JPH04332273A (ja)

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