JPH0433128Y2 - - Google Patents

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JPH0433128Y2
JPH0433128Y2 JP18179887U JP18179887U JPH0433128Y2 JP H0433128 Y2 JPH0433128 Y2 JP H0433128Y2 JP 18179887 U JP18179887 U JP 18179887U JP 18179887 U JP18179887 U JP 18179887U JP H0433128 Y2 JPH0433128 Y2 JP H0433128Y2
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tapered
sun visor
mounting shaft
bearing
hole
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車輌用サンバイザの軸受機構に関する
ものである。
(従来の技術) サンバイザ本体を回動自在に支承する棒状支持
アームを該サンバイザ本体の端部より張出して屈
曲される取付軸部をもつてブラケツトの軸受部に
挿通して前記取付軸部を軸受部の孔壁に弾発保持
させた車輌用サンバイザの軸受機構としては、第
4図に示すようにブラケツト21の軸受部22に
テーパ軸孔23を設ける一方、取付軸部29には
前記テーパ軸孔23に対応するテーパ軸部26を
高精度に研削加工しておき、このテーパ軸部26
をテーパ軸孔23に密接保持させものを普通とす
る。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、このような軸受機構は硬質金属より
なる棒状支持アームの取付軸部29にテーパ軸部
23を高精度に研削加工するのに手数を要し、量
産が困難でコスト高となる。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記のような問題点を解決した車輌用
サンバイザの軸受機構に関するもので、サンバイ
ザ本体を回動自在に支承する棒状支持アームを該
サンバイザ本体の端部より張出して屈曲される取
付軸部をもつてブラケツトの軸受部に挿通して前
記取付軸部を軸受部のテーパ孔壁に弾発保持させ
た車輌用サンバイザの軸受機構において、前記取
付軸部に回り止め加工部を形成して該回り止め加
工部にテーパ状成形ブツシユを嵌着するとともに
前記ブラケツトの軸受部に該テーパ状成形ブツシ
ユを嵌合させるテーパ孔を成形してテーパ状成形
ブツシユのテーパ面をテーパ孔に密接保持させた
ことを特徴とするものである。
(作用) このような車輌用サンバイザの軸受機構は、ブ
ラケツトをもつて車輌内の所定個所に取付けてお
き、サンバイザ本体を上縁の棒状支持アームを中
心として上下に、また、取付軸部を中心として左
右に回動させて位置調節する。
(実施例) 次に、本考案を図示の実施例について詳細に説
明すれば、1はポリアセタール樹脂やポリアミド
樹脂、ポリカーボネイト樹脂、高強度ポリエチレ
ン樹脂などにより成形されたブラケツトであつ
て、該ブラケツト1にはその片面中央にテーパ筒
状の軸受部2が一体成形されていてその筒孔は座
面側を拡開させたテーパ孔3とその小径部側に続
く軸遊挿孔部4とにより形成されており、また、
ブラケツト1の座部にはビス孔5が配設されてい
る。6はブラケツト1のテーパ孔3に回動自在に
密接嵌合されるように該ブラケツト1と同材で寸
法精度よく成形されたテーパ状成形ブツシユであ
つて、その中心孔7は後記する取付軸部9が回り
止めされた状態で挿着される断面形状を有してい
る。8はサンバイザ本体14の上縁に挿通させた
鉄製の棒状支持アームであつて、該棒状支持アー
ム8のうちサンバイザ本体14の端部より張出し
てこれとは略直交する方向に屈曲された取付軸部
9の先方部はプレス或いは切削その他任意の手段
で面取りを施すなどして形成される回り止め加工
部10を形成するとともに、少なくとも先端を雄
ねじ部11に形成してある。12は回り止め加工
部10に嵌着させたテーパ状成形ブツシユ6のテ
ーパ面をテーパ孔3の内面に密接保持させるため
のコイル状のばねであつて、該ばね12は取付軸
部9の先端の抜け止め13と軸受部2の先端面間
に介在させてある。
このように構成されたものは、従来のこの種車
輌用サンバイザと同様に使用した場合、サンバイ
ザ本体14は棒状支持アーム8を中心として上縁
より上下に回動できるうえに取付軸部9がテーパ
状成形ブツシユ6共々テーパ孔3内を左右に回動
して位置調節が可能となるものであるが。本考案
ではブラケツト1のテーパ孔3に対して取付軸部
9に回り止め加工部10を介して嵌着されたテー
パ状成形ブツシユ6のテーパ面をばね12の弾発
下に密接保持させるようにしてあるため、適確な
軸受状態が得られて動きが円滑であり、また、製
作上も取付軸部9を研削加工により精度の高いテ
ーパ軸部に形成するような手数を要することなく
金型を用いて量産できるから、コストを大幅に低
下できるものである。
(考案の効果) 本考案は前記説明から明らかなように、金型を
用いて精度よく製造できるテーパ状成形ブツシユ
とテーパ孔との広い面接触で軸支されているので
保持力が安定するうえ、取付軸部に対する精度の
高いテーパ加工をする必要がないので安価に量産
できるという優れた効果があり、従来のこの種車
輌用サンバイザの軸受機構の問題点を解決したも
のとして実用的価値極めて大なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す要部の一部切欠
正面図、第2図は同じく分解斜視図、第3図は従
来のこの種軸受機構の代表例を示す要部の一部切
欠正面図である。 1……ブラケツト、2……軸受部、3……テー
パ孔、6……テーパ状成形ブツシユ、8……棒状
支持アーム、9……取付軸部、10……回り止め
加工部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. サンバイザ本体を回動自在に支承する棒状支持
    アームを該サンバイザ本体の端部より張出して屈
    曲される取付軸部をもつてブラケツトの軸受部に
    挿通して前記取付軸部を軸受部のテーパ孔壁に弾
    発保持させた車輌用サンバイザの軸受機構におい
    て、前記取付軸部9に回り止め加工部10を形成
    して該回り止め加工部10にテーパ状成形ブツシ
    ユ6を嵌着するとともに前記ブラケツト1の軸受
    部2に該テーパ状成形ブツシユ6を嵌合させるテ
    ーパ孔3を成形してテーパ状成形ブツシユ6のテ
    ーパ面をテーパ孔3に密接保持させたことを特徴
    とする車輌用サンバイザの軸受機構。
JP18179887U 1987-11-28 1987-11-28 Expired JPH0433128Y2 (ja)

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JP18179887U JPH0433128Y2 (ja) 1987-11-28 1987-11-28

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JP18179887U JPH0433128Y2 (ja) 1987-11-28 1987-11-28

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Publication Number Publication Date
JPH0185108U JPH0185108U (ja) 1989-06-06
JPH0433128Y2 true JPH0433128Y2 (ja) 1992-08-10

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JP18179887U Expired JPH0433128Y2 (ja) 1987-11-28 1987-11-28

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