JPH04330797A - はんだコーティング方法及びその装置 - Google Patents

はんだコーティング方法及びその装置

Info

Publication number
JPH04330797A
JPH04330797A JP9521291A JP9521291A JPH04330797A JP H04330797 A JPH04330797 A JP H04330797A JP 9521291 A JP9521291 A JP 9521291A JP 9521291 A JP9521291 A JP 9521291A JP H04330797 A JPH04330797 A JP H04330797A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solder
wiring board
printed wiring
suction nozzle
suction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9521291A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Watanabe
勲 渡辺
Seiki Sakuyama
誠樹 作山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP9521291A priority Critical patent/JPH04330797A/ja
Publication of JPH04330797A publication Critical patent/JPH04330797A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Molten Solder (AREA)
  • Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント配線基板のパ
ッド部にはんだをコーティングする方法及びその装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリント配線基板にはんだをコー
ティングする場合には、はんだをコーティングしない領
域をソルダーレジストをもって覆ったプリント配線基板
17を、図4に示すように、プリント配線基板昇降手段
18を使用して溶融はんだ槽15に注入されている溶融
はんだ液16に浸漬した後引き上げるが、引き上げる際
に長辺が引き上げ方向と直交する長方形の吹き出し口2
1から熱風を吹きつけて、余分なはんだを吹き飛ばして
コーティング厚をコントロールする方法が使用されてい
る。なお、図4において、19はパッドであり、20は
スルーホールであり、22は飛散するはんだ粉末である
【0003】
【発明が解決しようとする課題】プリント配線基板17
の部品搭載用パッド19の形状には、プリント配線基板
17の引き上げ方向と直交する方向に長いものと引き上
げ方向に長いものとがあるが、従来法を使用する場合に
は前者のパッドにおけるはんだコーティング厚は後者の
パッドにおけるコーティング厚より厚くなる。パッド間
のピッチが狭い場合には、はんだコーティング厚が厚く
なるとブリッヂが発生する可能性が高くなる。
【0004】また、はんだコーティング厚が均一でない
と、その上にメタルマスク等を使用して印刷塗布される
はんだペーストの厚さが不均一となり、電子部品をはん
だ付けする際に、マンハッタン現象、ディウェティング
(はじき現象)等のはんだ付け不良や部品マウント時の
位置ずれが発生する。
【0005】また、220℃程度の熱風を吹きつけるた
め、コーティングされたはんだ表面の酸化が促進され、
部品実装時のはんだペーストとのぬれ性が悪くなる。
【0006】さらに、熱風によって飛び散ったはんだは
微粉末となり、プリント配線基板の表面に付着し、ショ
ートやブリッジの原因となる。
【0007】本発明の目的は、これらの欠点を解消する
ことにあり、二つの目的を有する。
【0008】第1の目的は、除去されたはんだ粉末がプ
リント配線基板表面に付着しないようにし、また、コー
ティングされたはんだ表面の酸化を抑制し、さらに、は
んだコーティング厚を均一にするはんだコーティング方
法を提供することにある。
【0009】第2の目的は、前記のはんだコーティング
方法に使用されるはんだコーティング装置を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記二つの目的のうち、
第1の目的は、プリント配線基板(17)を溶融はんだ
槽(15)に注入されている溶融はんだ液(16)に浸
漬して引き上げるはんだコーティング工程において、プ
リント配線基板(17)を溶融はんだ液(16)の中か
ら引き上げる際に、プリント配線基板(17)に付着し
た余分なはんだを吸引除去してはんだ粉末の飛散とコー
ティングされたはんだの酸化とを防止するはんだコーテ
ィング方法によって達成される。
【0011】なお、余分なはんだの吸引除去は、プリン
ト配線基板(17)の片面からなされる場合と両面から
なされる場合とがある。
【0012】上記二つの目的のうち、第2の目的は、溶
融はんだ槽(15)とこの溶融はんだ槽(15)に注入
された溶融はんだ液(16)にプリント配線基板(17
)を浸漬して引き上げるプリント配線基板昇降手段(1
8)とを有するはんだコーティング装置において、プリ
ント配線基板(17)を引き上げる際に、プリント配線
基板(17)に付着した余分なはんだを吸引除去する吸
引ノズル(1)とこの吸引ノズル(1)に連設された真
空ポンプ(14)とを具備しているはんだコーティング
装置によって達成される。
【0013】なお、吸引ノズル(1)は長方形スリット
(2)の形成された筒状体をもって構成し、吸引ノズル
(1)とプリント配線基板(17)との距離を一定に保
持する吸引ノズルガイド手段(3)を付設するとよい。 また、吸引ノズル(1)の長さは、プリント配線基板(
17)の幅に合わせて伸縮可能とし、吸引ノズル(1)
と真空ポンプ(14)との間にはんだ回収手段(8)を
設けることが好ましい。
【0014】さらに、吸引ノズル(1)を対向して1対
設け、プリント配線基板(17)の両面から余分なはん
だを吸引除去するようにし、この1対の吸引ノズル(1
)を、上下方向に相互にずらして配設すると効果的であ
る。
【0015】
【作用】図1を参照して本発明の作用を説明する。なお
、図中、図4で示したものと同一のものは同一記号で示
してある。
【0016】溶融はんだ液16からプリント配線基板1
7を引き上げる際に、吸引ノズル1を介して余分なはん
だ22を吸引除去するので、はんだ微粉末の飛散が全く
なくなり、はんだ微粉末の付着によるショートやブリッ
ジの発生が皆無になる。また、プリント配線基板17の
表面と吸引ノズル1の吸引口との距離を極めて接近させ
て集中的に吸引することによってはんだコーティング厚
を均一にすることができる。
【0017】また、熱風を吹きつけないので、コーティ
ングされたはんだ表面の酸化が抑制され、はんだペース
トとのぬれ性が良好に保たれる。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の一実施例に
係るはんだコーティング方法及びその装置について説明
する。
【0019】図2に、はんだコーティング装置のうち、
本発明の要旨に係る余分なはんだを吸引除去する部分の
構成図を示す。
【0020】図において、1は例えば幅2mmの長方形
スリット2の形成された直径30mmのステンレスパイ
プよりなる吸引ノズルであり、3は例えば直径32mm
、幅10mmのテフロン(登録商標)製のロールよりな
る吸引ノズルガイド手段(ガイドロール)である。1対
の吸引ノズル1のそれぞれに連結されているアーム6を
支点5を中心として回動させることによって、1対の吸
引ノズル相互間の間隔を広げたり狭めたりすることがで
きる。4はガイドロール3をプリント配線基板表面に当
接するためのスプリングである。
【0021】8はステンレス等からなり、内面にテフロ
ン等のコーティングがなされているはんだ回収手段であ
り、吸引口9は吸引ノズル1の排気口7に接続され、排
気口10は真空ポンプ14に接続されている。中央の凹
部11には吸引ノズル1から飛来するはんだを冷却・固
化するための冷却水が注入されている。はんだ回収手段
8の下部は、堆積したはんだ粉末を除去するために分解
可能となっており、常時はパッキング12をもってシー
ルされている。
【0022】アーム6を回動して、1対の吸引ノズル1
相互間の間隔を広げ、その間を通ってプリント配線基板
17を溶融はんだ液に浸漬した後に吸引ノズル1相互間
の間隔を狭め、図3に示すように、スプリング4をもっ
てガイドロール3をプリント配線基板17に当接すると
、吸引ノズル1の長方形スリット2とプリント配線基板
17との距離はガイドロール3によって一定に保持され
る。この距離は、この例においては(32−30)/2
=1mmとなる。
【0023】この状態でプリント配線基板17を引き上
げれば、吸引ノズル1の長方形スリット2とプリント配
線基板17との距離は常に一定に保持されながら余分な
はんだが長方形スリット2から吸引除去されるのではん
だコーティング厚は均一になり、はんだ粉末は飛散しな
い。 なお、コーティング厚のコントロールは、はんだ回収手
段8と真空ポンプ14との間にバイパス回路(図示せず
。)を設け、真空ポンプ14の排気量を調整して行う。
【0024】吸引されたはんだ粉末ははんだ回収手段8
の吸気口9に導入される。はんだ回収手段8の中央凹部
11には冷却水が注入されており、飛来した溶融はんだ
粉末13は冷却されたはんだ回収手段8の壁面に接触し
て冷却・固化し、下部に落下して堆積する。
【0025】なお、吸引ノズル1の長さはプリント配線
基板17の幅に対応して伸縮可能とし、また、ガイドロ
ール3は常にプリント配線基板17の耳の部分に接触す
るように、同一軸上に設けられている2個のガイドロー
ル3相互間の間隔は調整可能とする。さらに、ガイドロ
ール3をプリント配線基板17の引き上げ方向に複数組
配設すれば、吸引ノズル1とプリント配線基板17との
相対位置関係をより正確に制御することができる。
【0026】また、プリント配線基板17に形成されて
いるスルーホール20内のはんだの除去を容易にするた
めには、プリント配線基板17の両面に対向して設けら
れる1対の吸引ノズル1の設置位置を、図1に示すよう
に、上下方向に相互にずらして配設することが好ましい
【0027】なお、プリント配線基板17の片面のみに
はんだコーティングされるパッドが形成されている場合
には、吸引ノズル1をプリント配線基板17の片面に対
向して1個設ければよいことは云うまでもない。
【0028】上記の装置を使用して、溶融はんだ液16
の温度を240℃とし、浸漬・引き上げ速度を0.3m
/sとし、浸漬時間を5秒とし、はんだコーティング面
に塗布するフラックスとしてメック社製のW−221を
使用してはんだコーティングをなした場合のコーティン
グ厚の分布とはんだ付け不良件数とブリッジ発生件数と
を表1に示す。なお、比較のため、220℃の熱風を2
kg/cm2 の圧力で吹き付ける従来の方法を使用し
てはんだコーティングをなした場合の結果を表1に併記
する。
【0029】
【表1】
【0030】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明に係るはん
だコーティング方法及びその装置においては、プリント
配線基板を溶融はんだ液に浸漬して引き上げるときの余
分のはんだを吸引除去するので、はんだ粉末が飛散して
プリント配線基板の表面に付着することがなくなってシ
ョートやブリッジの発生が防止され、今後増えるであろ
うファインピッチプリント板のはんだコーティングに有
効である。
【0031】また、はんだコーティング厚が均一となり
、はんだ表面の酸化が少なくなるので部品リードとのは
んだ付け不良の発生が著しく改善され、歩留り向上に効
果がある。
【0032】なお、はんだ微粉末の飛散が皆無なので、
作業者の安全衛生およびメインテナンスの面で大きな副
次的効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明に係るはんだコーティング装置のうち、
本発明の要旨に係る余分なはんだを吸引除去する部分の
構成図である。
【図3】吸引ノズルとプリント配線基板との位置関係を
示す図である。
【図4】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1    吸引ノズル 2    スリット 3    吸引ノズルガイド手段(ガイドロール)8 
   はんだ回収手段 14    真空ポンプ 15    溶融はんだ槽 16    溶融はんだ液 17    プリント配線基板

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  プリント配線基板(17)を溶融はん
    だ槽(15)に注入されている溶融はんだ液(16)に
    浸漬して引き上げるはんだコーティング工程において、
    前記プリント配線基板(17)を前記溶融はんだ液(1
    6)の中から引き上げる際に、前記プリント配線基板(
    17)に付着した余分なはんだを吸引除去してはんだ粉
    末の飛散とコーティングされたはんだの酸化とを防止す
    ることを特徴とするはんだコーティング方法。
  2. 【請求項2】  前記余分なはんだの吸引除去は、プリ
    ント配線基板(17)の片面からなされることを特徴と
    する請求項1記載のはんだコーティング方法。
  3. 【請求項3】  前記余分なはんだの吸引除去は、プリ
    ント配線基板(17)の両面からなされることを特徴と
    する請求項1記載のはんだコーティング方法。
  4. 【請求項4】  溶融はんだ槽(15)と該溶融はんだ
    槽(15)に注入された溶融はんだ液(16)にプリン
    ト配線基板(17)を浸漬して引き上げるプリント配線
    基板昇降手段(18)とを有するはんだコーティング装
    置において、前記プリント配線基板(17)を引き上げ
    る際に、前記プリント配線基板(17)に付着した余分
    なはんだを吸引除去する吸引ノズル(1)と該吸引ノズ
    ル(1)に連設された真空ポンプ(14)とを具備して
    なることを特徴とするはんだコーティング装置。
  5. 【請求項5】  前記吸引ノズル(1)は長方形スリッ
    ト(2)の形成された筒状体よりなり、前記吸引ノズル
    (1)と前記プリント配線基板(17)との距離を一定
    に保持する吸引ノズルガイド手段(3)が付設されてな
    ることを特徴とする請求項4記載のはんだコーティング
    装置。
  6. 【請求項6】  前記吸引ノズル(1)の長さは、前記
    プリント配線基板(17)の幅に合わせて伸縮可能とさ
    れてなることを特徴とする請求項5記載のはんだコーテ
    ィング装置。
  7. 【請求項7】  前記吸引ノズル(1)と前記真空ポン
    プ(14)との間にはんだ回収手段(8)が設けられて
    なることを特徴とする請求項4、5、または、6記載の
    はんだコーティング装置。
  8. 【請求項8】  前記吸引ノズル(1)が対向して1対
    設けられ、前記プリント配線基板(17)の両面から余
    分なはんだを吸引除去することを特徴とする請求項4、
    5、6、または、7記載のはんだコーティング装置。
  9. 【請求項9】  前記1対の吸引ノズル(1)は、上下
    方向に相互にずらして配設されてなることを特徴とする
    請求項8記載のはんだコーティング装置。
JP9521291A 1991-04-25 1991-04-25 はんだコーティング方法及びその装置 Withdrawn JPH04330797A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9521291A JPH04330797A (ja) 1991-04-25 1991-04-25 はんだコーティング方法及びその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9521291A JPH04330797A (ja) 1991-04-25 1991-04-25 はんだコーティング方法及びその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04330797A true JPH04330797A (ja) 1992-11-18

Family

ID=14131445

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9521291A Withdrawn JPH04330797A (ja) 1991-04-25 1991-04-25 はんだコーティング方法及びその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04330797A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2310219A1 (de) * 1972-03-10 1973-09-20 Internat Liquid Xtal Co Unter verwendung eines fluessigkristallinen materials gebildete anzeigeeinrichtung

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2310219A1 (de) * 1972-03-10 1973-09-20 Internat Liquid Xtal Co Unter verwendung eines fluessigkristallinen materials gebildete anzeigeeinrichtung

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5656139A (en) Electroplating apparatus
WO1992010323A1 (en) Shield gas wave soldering
US4410126A (en) Mass soldering system
JP3740041B2 (ja) プリント基板の部分はんだ付け方法
KR20090039740A (ko) 땜납 회로 기판의 제조 방법
JPH04330797A (ja) はんだコーティング方法及びその装置
JPH0790360B2 (ja) 回路基板へのハンダ付け方法及びその装置
JPH02194690A (ja) プリント基板用半田コーティング装置
JP4543205B2 (ja) プリント基板の部分はんだ付け方法
USRE32982E (en) Mass soldering system
JP2607524B2 (ja) 対流式気相ハンダ付装置
JPS63295057A (ja) はんだコ−ティング装置
JP2754828B2 (ja) プリント配線板の製造方法
JP2002361483A (ja) フラックス組成物
JP2016181554A (ja) はんだ付け装置およびそれを用いた被はんだ付け対象物の製造方法
JP2004087538A (ja) プリント基板の部分はんだ付け方法
JPH0677624A (ja) プリント配線板のエッチング方法とエッチング装置
JP3213745B2 (ja) 噴流はんだ槽
JPS6331194A (ja) プリント基板への半田膜形成方法
JP3082359B2 (ja) プリント配線板のエッチング装置およびそれを用いたプリント配線板のエッチング方法
SU819992A1 (ru) Устройство дл удалени излишковпРипО из ОТВЕРСТий и C пОВЕРХНОСТипЕчАТНыХ плАТ
JP3334728B2 (ja) 電子部品の電極端子および電極端子の表面処理方法
JPH05206621A (ja) プリント配線板の半田を塗布する方法およびその装置
JP2504129Y2 (ja) 噴流半田付け装置
JP3329126B2 (ja) 半田付装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980711