JPH04330537A - デュアルポートメモリ競合回路 - Google Patents
デュアルポートメモリ競合回路Info
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- JPH04330537A JPH04330537A JP12832391A JP12832391A JPH04330537A JP H04330537 A JPH04330537 A JP H04330537A JP 12832391 A JP12832391 A JP 12832391A JP 12832391 A JP12832391 A JP 12832391A JP H04330537 A JPH04330537 A JP H04330537A
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- circuit
- processors
- processor
- memory circuit
- memory
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- 230000009977 dual effect Effects 0.000 title abstract description 7
- 238000011084 recovery Methods 0.000 claims abstract description 18
- 230000005764 inhibitory process Effects 0.000 abstract 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000006870 function Effects 0.000 description 3
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 2
- 230000002457 bidirectional effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Multi Processors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、デュアルプロセッサ
システムにおける、デュアルポートメモリへのアクセス
を制御するデュアルポートメモリ競合回路に関するもの
である。
システムにおける、デュアルポートメモリへのアクセス
を制御するデュアルポートメモリ競合回路に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図3は例えば特開平1−251156号
公報に示された従来のデュアルポートメモリ競合回路を
示す構成図である。図において、1,2は当該デュアル
プロセッサシステムの2つのプロセッサであり、3,4
はこのプロセッサ1あるいは2が接続されているシステ
ムバスである。
公報に示された従来のデュアルポートメモリ競合回路を
示す構成図である。図において、1,2は当該デュアル
プロセッサシステムの2つのプロセッサであり、3,4
はこのプロセッサ1あるいは2が接続されているシステ
ムバスである。
【0003】5はプロセッサ1,2の双方からアクセス
可能で、2つのプロセッサ1,2間のデータの受け渡し
を行うメモリ回路であり、6はこのメモリ回路5へのプ
ロセッサ1,2のアクセス競合時の制御を行うアクセス
競合制御回路である。7,8はこのアクセス競合制御回
路6によって制御され、プロセッサ1あるいは2をメモ
リ回路5に接続する双方のバッファ回路である。
可能で、2つのプロセッサ1,2間のデータの受け渡し
を行うメモリ回路であり、6はこのメモリ回路5へのプ
ロセッサ1,2のアクセス競合時の制御を行うアクセス
競合制御回路である。7,8はこのアクセス競合制御回
路6によって制御され、プロセッサ1あるいは2をメモ
リ回路5に接続する双方のバッファ回路である。
【0004】次に動作について説明する。プロセッサ1
のメモリ回路5への書込み/読み出しの動作は、システ
ムバス3を介してバッファ回路7が動作することにより
行われる。一方、プロセッサ2のメモリ回路5への書き
込み/読み出しの動作は、システムバス4を介してバッ
ファ回路8が動作することにより行われる。
のメモリ回路5への書込み/読み出しの動作は、システ
ムバス3を介してバッファ回路7が動作することにより
行われる。一方、プロセッサ2のメモリ回路5への書き
込み/読み出しの動作は、システムバス4を介してバッ
ファ回路8が動作することにより行われる。
【0005】また、2つのプロセッサ1,2が同時にメ
モリ回路5にアクセスする場合は、バッファ回路7また
は8のどちらか一方のみが動作するように、アクセス競
合回路6から制御信号が送出される。今、例えば、バッ
ファ回路7が動作した場合、プロセッサ1だけがメモリ
回路5にアクセス可能となる。
モリ回路5にアクセスする場合は、バッファ回路7また
は8のどちらか一方のみが動作するように、アクセス競
合回路6から制御信号が送出される。今、例えば、バッ
ファ回路7が動作した場合、プロセッサ1だけがメモリ
回路5にアクセス可能となる。
【0006】他のプロセッサ2はこのプロセッサ1がメ
モリ回路5へのアクセス中、アクセス競合回路6によっ
てメモリ回路5へのアクセス待ちとなり、プロセッサ1
がメモリ回路5へのアクセスを完了した後にメモリ回路
5へのアクセスを開始する。
モリ回路5へのアクセス中、アクセス競合回路6によっ
てメモリ回路5へのアクセス待ちとなり、プロセッサ1
がメモリ回路5へのアクセスを完了した後にメモリ回路
5へのアクセスを開始する。
【0007】以上のような動作により、メモリ回路5を
介してプロセッサ1とプロセッサ2の間でデータの受け
渡しが可能になる。
介してプロセッサ1とプロセッサ2の間でデータの受け
渡しが可能になる。
【0008】ここで、メモリ回路5として、アクセスに
時間のかかるメモリ素子を用いると、2つのプロセッサ
1,2が同時にメモリ回路5へのアクセスを実行した場
合には、待ち合わせを受ける側のプロセッサの待ち時間
は非常に長いものとなる。
時間のかかるメモリ素子を用いると、2つのプロセッサ
1,2が同時にメモリ回路5へのアクセスを実行した場
合には、待ち合わせを受ける側のプロセッサの待ち時間
は非常に長いものとなる。
【0009】例えば、電気的に消去・書き込みが可能な
読み取り専用メモリ(以下、EEPROMという)を用
いると、このEEPROMはデータを書き込んだ後、次
の書き込みまでに数ミリ秒のリカバリー時間を保障しな
ければならないため、待ち合わせを受ける側のプロセッ
サの待ち合わせ時間は数ミリ秒に達することになる。
読み取り専用メモリ(以下、EEPROMという)を用
いると、このEEPROMはデータを書き込んだ後、次
の書き込みまでに数ミリ秒のリカバリー時間を保障しな
ければならないため、待ち合わせを受ける側のプロセッ
サの待ち合わせ時間は数ミリ秒に達することになる。
【0010】従来、このような待ち合わせ時間の解消は
図3のフローチャートに示すような方法により解決して
いた。即ち、2つのプロセッサ1,2から読み出し/書
き込み可能なフラグをメモリ空間にもたせるという事で
ある。
図3のフローチャートに示すような方法により解決して
いた。即ち、2つのプロセッサ1,2から読み出し/書
き込み可能なフラグをメモリ空間にもたせるという事で
ある。
【0011】このフラグには、フラグの値が“0”であ
るならEEPROMに対して、読み出し/書き込みを実
行することが可能であることを示し、フラグの値が“1
”であるならEEPROMに対して読み出し/書き込み
の実行が不可能であるという様に意味をもたせてある。
るならEEPROMに対して、読み出し/書き込みを実
行することが可能であることを示し、フラグの値が“1
”であるならEEPROMに対して読み出し/書き込み
の実行が不可能であるという様に意味をもたせてある。
【0012】プロセッサ1,2がEEPROMに読み出
し/書き込みを実行するにはまずこのフラグを読み出し
(ステップST1)、フラグの値を確認する(ステップ
ST2)。このフラグの値が“0”でありEEPROM
にアクセス可能であるならまずこのフラグに1を書き込
み(ステップST3)、他方のプロセッサからのEEP
ROMに対しての読み出し/書き込みの実行を禁止する
。
し/書き込みを実行するにはまずこのフラグを読み出し
(ステップST1)、フラグの値を確認する(ステップ
ST2)。このフラグの値が“0”でありEEPROM
にアクセス可能であるならまずこのフラグに1を書き込
み(ステップST3)、他方のプロセッサからのEEP
ROMに対しての読み出し/書き込みの実行を禁止する
。
【0013】その後、EEPROMに対して読み出し/
書き込みを実行する(ステップST4)。EEPROM
に対してデータを書き込む場合には、書き込みが終了し
た後、書き込み時のEEPROMのリカバリー時間の経
過を待って(ステップST5)、フラグに“0”を書き
込み(ステップST6)、他方のプロセッサからEEP
ROMへのアクセスを実行可能とする。
書き込みを実行する(ステップST4)。EEPROM
に対してデータを書き込む場合には、書き込みが終了し
た後、書き込み時のEEPROMのリカバリー時間の経
過を待って(ステップST5)、フラグに“0”を書き
込み(ステップST6)、他方のプロセッサからEEP
ROMへのアクセスを実行可能とする。
【0014】一方、EEPROMからのデータの読み出
しの場合には、リカバリー時間の経過を待つことなく、
直接ステップST6に移行してフラグに“0”を書き込
み、他方のプロセッサからのEEPROMへのアクセス
を実行可能にする。
しの場合には、リカバリー時間の経過を待つことなく、
直接ステップST6に移行してフラグに“0”を書き込
み、他方のプロセッサからのEEPROMへのアクセス
を実行可能にする。
【0015】このリカバリー時間を保障するには、ソフ
トウェアによるタイマーもしくはタイマー機能をもつL
SIなどを使用してリカバリー時間を測定すればよい。
トウェアによるタイマーもしくはタイマー機能をもつL
SIなどを使用してリカバリー時間を測定すればよい。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】従来のデュアルポート
メモリ競合回路は以上のように構成されているので、リ
カバリー時間の測定のために、タイマーをソフトウェア
により作成したり、タイマー機能をもつLSIを使用し
たりするため、ソフトウェアに対する負担が非常に大き
くなるばかりか、一方にプロセッサ1(2)がフラグの
値“0”を読み出し、その後、そのプロセッサ1(2)
がフラグに“1”を書き込む時にもう一方のプロセッサ
2(1)がフラグにアクセスを実行しないために、テス
ト・アンド・セットといわれるようなマルチプロセッサ
システムをサポートする特別な命令機能をプロセッサ1
,2がもっていない場合、このフラグを実現することが
できないなどの問題点があった。
メモリ競合回路は以上のように構成されているので、リ
カバリー時間の測定のために、タイマーをソフトウェア
により作成したり、タイマー機能をもつLSIを使用し
たりするため、ソフトウェアに対する負担が非常に大き
くなるばかりか、一方にプロセッサ1(2)がフラグの
値“0”を読み出し、その後、そのプロセッサ1(2)
がフラグに“1”を書き込む時にもう一方のプロセッサ
2(1)がフラグにアクセスを実行しないために、テス
ト・アンド・セットといわれるようなマルチプロセッサ
システムをサポートする特別な命令機能をプロセッサ1
,2がもっていない場合、このフラグを実現することが
できないなどの問題点があった。
【0017】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、EEPROMへの書き込み時の
リカバリー時間をソフトウェア的に監視することによる
ソフトウェアへの負担を解消し、マルチプロセッサ用の
命令を持たないプロセッサのマルチ化を可能にするデュ
アルポートメモリ競合回路を得ることを目的とする。
ためになされたもので、EEPROMへの書き込み時の
リカバリー時間をソフトウェア的に監視することによる
ソフトウェアへの負担を解消し、マルチプロセッサ用の
命令を持たないプロセッサのマルチ化を可能にするデュ
アルポートメモリ競合回路を得ることを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明に係るデュアル
ポートメモリ競合回路は、2つのプロセッサの双方から
読み出し可能に構成され、一方のプロセッサが読み出し
を行うとその内容が所定の値となり、所定の時間が経過
するとその内容が元の値に反転して、メモリ回路へのア
クセスの可否を表示する特殊レジスタと、当該メモリ回
路のリカバリー時間をカウントして特殊レジスタに通知
するタイマー回路を設けたものである。
ポートメモリ競合回路は、2つのプロセッサの双方から
読み出し可能に構成され、一方のプロセッサが読み出し
を行うとその内容が所定の値となり、所定の時間が経過
するとその内容が元の値に反転して、メモリ回路へのア
クセスの可否を表示する特殊レジスタと、当該メモリ回
路のリカバリー時間をカウントして特殊レジスタに通知
するタイマー回路を設けたものである。
【0019】
【作用】この発明における特殊レジスタは、従来と同様
のデュアルポート回路を用いて2つのプロセッサの双方
から読み出し可能であり、一方のプロセッサが読み出し
を行うとその内容が所定の値、例えば“1”になり、タ
イマー回路のカウントする、2つのプロセッサで共有さ
れるメモリ回路のリカバリー時間などの、所定の時間を
経過すると、その内容を元の値“0”に反転させて、各
プロセッサにメモリ回路へのアクセスの可否を表示する
ことにより、リカバリー時間監視によるソフトウェアの
負担を軽減でき、マルチプロセッサ用の特殊命令をもた
ないプロセッサでマルチプロセッサ化することを可能に
するデュアルポートメモリ競合回路を実現する。
のデュアルポート回路を用いて2つのプロセッサの双方
から読み出し可能であり、一方のプロセッサが読み出し
を行うとその内容が所定の値、例えば“1”になり、タ
イマー回路のカウントする、2つのプロセッサで共有さ
れるメモリ回路のリカバリー時間などの、所定の時間を
経過すると、その内容を元の値“0”に反転させて、各
プロセッサにメモリ回路へのアクセスの可否を表示する
ことにより、リカバリー時間監視によるソフトウェアの
負担を軽減でき、マルチプロセッサ用の特殊命令をもた
ないプロセッサでマルチプロセッサ化することを可能に
するデュアルポートメモリ競合回路を実現する。
【0020】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1において、1,2はプロセッサ、3,4はシ
ステムバス、5はメモリ回路、7,8は双方向のバッフ
ァ回路であり、図3に同一符号を付した従来のそれらと
同一、あるいは相当部分であるため詳細な説明は省略す
る。
する。図1において、1,2はプロセッサ、3,4はシ
ステムバス、5はメモリ回路、7,8は双方向のバッフ
ァ回路であり、図3に同一符号を付した従来のそれらと
同一、あるいは相当部分であるため詳細な説明は省略す
る。
【0021】9は前記2つのプロセッサ1,2の双方か
ら読み出し可能に形成され、プロセッサ1,2の一方が
その内容を読み出すと、当該内容が所定の値、例えば“
1”となり、メモリ回路5のリカバリー時間等、所定の
時間が経過するとその内容が元の値“0”に反転して、
メモリ回路5へのアクセスの可否を表示する特殊レジス
タである。
ら読み出し可能に形成され、プロセッサ1,2の一方が
その内容を読み出すと、当該内容が所定の値、例えば“
1”となり、メモリ回路5のリカバリー時間等、所定の
時間が経過するとその内容が元の値“0”に反転して、
メモリ回路5へのアクセスの可否を表示する特殊レジス
タである。
【0022】10は2つのプロセッサ1,2による特殊
レジスタ9読み出し時の競合を制御するアクセス競合制
御回路であり、11,12はこのアクセス競合制御回路
10によって制御され、プロセッサ1あるいは2を特殊
レジスタ9に接続する片方向のバッファ回路である。
レジスタ9読み出し時の競合を制御するアクセス競合制
御回路であり、11,12はこのアクセス競合制御回路
10によって制御され、プロセッサ1あるいは2を特殊
レジスタ9に接続する片方向のバッファ回路である。
【0023】また、13はメモリ回路5のリカバリー時
間をカウントして特殊レジスタ9に供給するタイマー回
路である。
間をカウントして特殊レジスタ9に供給するタイマー回
路である。
【0024】次に動作について説明する。ここで、特殊
レジスタ9の内容は特別な2つの値をもっている。その
2つの値を“0”と“1”とした場合、この特殊レジス
タ9がどのように動作するかについてまず説明する。
レジスタ9の内容は特別な2つの値をもっている。その
2つの値を“0”と“1”とした場合、この特殊レジス
タ9がどのように動作するかについてまず説明する。
【0025】今、前記特殊レジスタ9の内容が“0”な
らメモリ回路5のEEPROMが双方のプロセッサ1,
2から読み出し/書き込みを行える状態であることを意
味している。一方、メモリ回路5のEEPROMが双方
のプロセッサ1,2から読み出し/書き込みを行えない
状態にある場合には、この特殊レジスタ回路9の内容は
“1”になる。
らメモリ回路5のEEPROMが双方のプロセッサ1,
2から読み出し/書き込みを行える状態であることを意
味している。一方、メモリ回路5のEEPROMが双方
のプロセッサ1,2から読み出し/書き込みを行えない
状態にある場合には、この特殊レジスタ回路9の内容は
“1”になる。
【0026】初期状態においては、この特殊レジスタ回
路4の内容は“0”の値であり、メモリ回路5のEEP
ROMに対して読み出し/書き込みが可能であることを
示している。
路4の内容は“0”の値であり、メモリ回路5のEEP
ROMに対して読み出し/書き込みが可能であることを
示している。
【0027】アクセス競合回路10によって特殊レジス
タ回路9の読み出しを許可されたプロセッサ、例えばプ
ロセッサ1が特殊レジスタ回路9を読み出すと、プロセ
ッサ1はその値“0”を読み込んで、メモリ回路5のE
EPROMに読み出し/書き込みを行ってよいことを知
る。
タ回路9の読み出しを許可されたプロセッサ、例えばプ
ロセッサ1が特殊レジスタ回路9を読み出すと、プロセ
ッサ1はその値“0”を読み込んで、メモリ回路5のE
EPROMに読み出し/書き込みを行ってよいことを知
る。
【0028】このプロセッサ1の読み出し動作で、特殊
レジスタ回路9の内容は他方のプロセッサ2がメモリ回
路5のEEPROMにアクセスできないように、その値
が“1”に変化する。
レジスタ回路9の内容は他方のプロセッサ2がメモリ回
路5のEEPROMにアクセスできないように、その値
が“1”に変化する。
【0029】その内容が“1”に変化した特殊レジスタ
回路9は、先のプロセッサ1がメモリ回路5のEEPR
OMへの読み出し/書き込みを完了させた後、所定の時
間をおいてその内容を元の値“0”に反転させ、他のプ
ロセッサ2がメモリ回路5のEEPROMにアクセスで
きることを表示する。
回路9は、先のプロセッサ1がメモリ回路5のEEPR
OMへの読み出し/書き込みを完了させた後、所定の時
間をおいてその内容を元の値“0”に反転させ、他のプ
ロセッサ2がメモリ回路5のEEPROMにアクセスで
きることを表示する。
【0030】即ち、プロセッサ1がメモリ回路5のEE
PROMに対して読み出しを行なった場合、特殊レジス
タ回路9の内容はプロセッサ1がメモリ回路5のEEP
ROMに対して読み出しを完了させると元の値“0”に
反転する。
PROMに対して読み出しを行なった場合、特殊レジス
タ回路9の内容はプロセッサ1がメモリ回路5のEEP
ROMに対して読み出しを完了させると元の値“0”に
反転する。
【0031】一方、プロセッサ1がメモリ回路5のEE
PROMに書き込みを行なった場合には、プロセッサ1
がメモリ回路5のEEPROMに書き込みを実行させた
時にタイマー回路13に起動がかかる。このタイマー回
路13は、メモリ回路5のEEPROMの書き込み時の
リカバリー時間をカウントし、タイマー回路13からの
カウントアップの通知を受けた特殊レジスタ回路9は、
その内容を“1”から“0”に反転させる。
PROMに書き込みを行なった場合には、プロセッサ1
がメモリ回路5のEEPROMに書き込みを実行させた
時にタイマー回路13に起動がかかる。このタイマー回
路13は、メモリ回路5のEEPROMの書き込み時の
リカバリー時間をカウントし、タイマー回路13からの
カウントアップの通知を受けた特殊レジスタ回路9は、
その内容を“1”から“0”に反転させる。
【0032】この特殊レジスタ9を使用して2つのプロ
セッサ1,2間でのEEPROMにアクセスする時の競
合を制御する。この特殊レジスタ9を使用した処理手順
のフローチャートを図2に示し、その説明を行う。
セッサ1,2間でのEEPROMにアクセスする時の競
合を制御する。この特殊レジスタ9を使用した処理手順
のフローチャートを図2に示し、その説明を行う。
【0033】一方のプロセッサ、例えばプロセッサ1が
メモリ回路5のEEPROMに読み出し/書き込みを行
う場合、プロセッサ1はバッファ回路11を介してまず
特殊レジスタ回路9を読み出し(ステップST11)、
その内容が“0”であるか“1”であるか確認する(ス
テップST12)。特殊レジスタ回路9の内容が“0”
であるならメモリ回路5のEEPROMに読み出し/書
き込みを行うことが可能であり(ステップST13)、
特殊レジスタ回路9の内容が“1”であるなら、EEP
ROMに読み出し/書き込みは行えない。
メモリ回路5のEEPROMに読み出し/書き込みを行
う場合、プロセッサ1はバッファ回路11を介してまず
特殊レジスタ回路9を読み出し(ステップST11)、
その内容が“0”であるか“1”であるか確認する(ス
テップST12)。特殊レジスタ回路9の内容が“0”
であるならメモリ回路5のEEPROMに読み出し/書
き込みを行うことが可能であり(ステップST13)、
特殊レジスタ回路9の内容が“1”であるなら、EEP
ROMに読み出し/書き込みは行えない。
【0034】これによって、2つのプロセッサ1,2が
メモリ回路5のEEPROMにアクセスを同時に実行す
ることはなく、2つのプロセッサ1,2間でEEPRO
Mアクセスの競合は起きない。
メモリ回路5のEEPROMにアクセスを同時に実行す
ることはなく、2つのプロセッサ1,2間でEEPRO
Mアクセスの競合は起きない。
【0035】しかしながら、2つのプロセッサ1,2か
ら読み出し可能な特殊レジスタ回路9の内容を読み出す
時には、2つのプロセッサ1,2間で競合が発生する可
能性がある。そのため、従来のデュアルポート回路を使
用し、プロセッサ1,2間での競合を制御している。
ら読み出し可能な特殊レジスタ回路9の内容を読み出す
時には、2つのプロセッサ1,2間で競合が発生する可
能性がある。そのため、従来のデュアルポート回路を使
用し、プロセッサ1,2間での競合を制御している。
【0036】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、2つ
のプロセッサから読み出しが可能に構成された特殊レジ
スタの内容を、プロセッサの一方から読み出された場合
に所定の値とし、EEPROM書き込み時のリカバリー
時間などの、所定の時間が経過すると元の値に反転させ
るように構成したので、各プロセッサはこの特殊レジス
タの内容を読み込むことによってメモリ回路へのアクセ
スの可否を知ることができ、EEPROMのリカバリー
時間などをソフトウェアで監視する必要がなくなってソ
フトウェアの負担が軽減され、さらに、テスト・アンド
・セット命令等のマルチプロセッサをサポートするため
の特殊命令を持たないプロセッサのマルチ化も可能とす
るデュアルポートメモリ競合回路が得られる効果がある
。
のプロセッサから読み出しが可能に構成された特殊レジ
スタの内容を、プロセッサの一方から読み出された場合
に所定の値とし、EEPROM書き込み時のリカバリー
時間などの、所定の時間が経過すると元の値に反転させ
るように構成したので、各プロセッサはこの特殊レジス
タの内容を読み込むことによってメモリ回路へのアクセ
スの可否を知ることができ、EEPROMのリカバリー
時間などをソフトウェアで監視する必要がなくなってソ
フトウェアの負担が軽減され、さらに、テスト・アンド
・セット命令等のマルチプロセッサをサポートするため
の特殊命令を持たないプロセッサのマルチ化も可能とす
るデュアルポートメモリ競合回路が得られる効果がある
。
【図1】この発明の一実施例によるデュアルポートメモ
リ競合回路を示すブロック図である。
リ競合回路を示すブロック図である。
【図2】その動作の手順を示すフローチャートである。
【図3】従来のデュアルポートメモリ競合回路を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図4】その動作の手順を示すフローチャートである。
1,2 プロセッサ
5 メモリ回路
7,8 バッファ回路
9 特殊レジスタ
13 タイマー回路
Claims (1)
- 【請求項1】 2つのプロセッサによって共用され、
当該2つのプロセッサ間のデータの受け渡しを行うメモ
リ回路と、前記2つのプロセッサを前記メモリ回路に接
続するバッファ回路と、前記2つのプロセッサの双方か
ら読み出しが可能で、前記プロセッサの一方が読み出す
とその内容が所定の値となり、所定の時間が経過すると
前記内容が元の値に反転して、前記メモリ回路へのアク
セスの可否を表示する特殊レジスタと、前記メモリ回路
のリカバリー時間をカウントして前記特殊レジスタに通
知するタイマー回路とを備えたデュアルポートメモリ競
合回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12832391A JPH04330537A (ja) | 1991-05-02 | 1991-05-02 | デュアルポートメモリ競合回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12832391A JPH04330537A (ja) | 1991-05-02 | 1991-05-02 | デュアルポートメモリ競合回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04330537A true JPH04330537A (ja) | 1992-11-18 |
Family
ID=14981940
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12832391A Pending JPH04330537A (ja) | 1991-05-02 | 1991-05-02 | デュアルポートメモリ競合回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04330537A (ja) |
-
1991
- 1991-05-02 JP JP12832391A patent/JPH04330537A/ja active Pending
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