JPH04329516A - 顧客表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、顧客表示装置に関し、
特に、液晶パネルにより表示を行なう顧客表示装置に関
する。

【０００２】

【従来の技術】従来の顧客表示装置は、図２に示すよう
に、表示用の液晶パネル１３と、該液晶パネル１３の表
示制御用の回路基板９と、それらを電気的に接続するフ
レキシブル基板１１とをシャーシ１５内に収納し、さら
に、液晶パネル１３の背面から光を供給する冷陰極管１
０，導光板１２および散乱板１４をシャーシ１５内に収
納して固定した構成を有しており、シャーシ１５の片面
に形成した表示開口から液晶パネル１３の液晶表示部を
露出させた片面構造となっていた。

【０００３】上記導光板１２および散乱板１４は液晶パ
ネル１３の背面側にスペーサ１６を介して層状に配設さ
れて、シャーシ１５に固定されている。

【０００４】すなわち、従来の顧客表示装置においては
、表示用の液晶パネル１３は装置の片面に設置され、制
御用の回路基板９上で作られた制御信号により文字等を
表示させる。フレキシブル基板１１は液晶パネル１３と
回路基板９とを接続している。

【０００５】そして、冷陰極管１０は、散乱板１４と組
み合わせて液晶パネル１３の裏側に背光を供給している
。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の顧客表示装置にあっては、装置の構造上から表示面
は装置の片面に固定されており、本装置が顧客側を向い
ているときは、この装置をホスト側で操作している者に
とっては、死角になっており、顧客表示装置に何が表示
されているのかわからないという問題点があった。

【０００７】本発明は、上記の問題点にかんがみてなさ
れたもので、死角をなくするようにした顧客表示装置の
提供を目的とする。

【０００８】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の顧客表示装置は、シャーシ内に液晶表示部を有
した液晶パネルを該シャーシに形成した表示開口から液
晶表示部が露出するように収納し、該液晶パネルとこの
液晶パネルの表示制御を行なう回路基板とをフレキシブ
ル基板を介して電気的に接続するとともに、シャーシ内
に液晶パネルの背面から該液晶パネルに光を供給する冷
陰極管および散乱板を収納した顧客表示装置において、
シャーシの表裏にそれぞれ表示開口を形成し、各表示開
口からそれぞれ液晶表示部が露出するように一対の液晶
パネルを背面合せにして該シャーシに収納した構成とし
てある。

【０００９】

【作用】上記構成からなる顧客表示装置によれば、液晶
パネルの液晶表示部がシャーシの表裏に露出し、回路基
板の表示制御により、同じ表示が表裏の液晶表示部に表
示させられる。

【００１０】

【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図１は本発明の一実施例である顧客表示装
置の構造を示す断面図である。

【００１１】図において、７は箱形に形成されたシャー
シであって、その表裏に液晶パネル１の液晶表示部が露
出する表示開口７ａを形成してある。

【００１２】このシャーシ７内には、各表示開口７ａか
らそれぞれ液晶表示部が露出するように、一対の液晶パ
ネル１，１が背面合せになって収納されている。

【００１３】また、シャーシ７内には、液晶パネル１の
表示制御を行なう回路基板２が収納されており、この回
路基板２はフレキシブル基板３を介して各液晶パネル１
に接続されている。

【００１４】さらに、シャーシ７内には、液晶パネル１
の背面から該液晶パネル１に光を供給する冷陰極管４，
導光板５および散乱板６が収納されている。導光板５お
よび散乱板６は、液晶パネル１間にスペーサ８を介して
層状に介装され、液晶パネル１とともにシャーシ７に固
定されている。

【００１５】したがって、この実施例に係る顧客表示装
置によれば、表示用液晶パネル１は、シャーシ７に固定
され、お互いに反対方向を向くように設計されている。 回路基板２は、液晶パネル１を制御するものであり、回
路上で作られた信号は、フレキシブル基板３を通じて液
晶パネル１に供給される。

【００１６】次に、冷陰極管４から出される光は導光板
５を通過し、平面部より放出され、さらに散乱板６に当
たって、均一に分散され、液晶パネル１に背光として供
給される。

【００１７】また、液晶パネル１，散乱板６さらに導光
板５は、スペーサ８により隙間がつけられている。

【００１８】動作例として、液晶パネル１に表示される
表示物は、回路基板２上の回路で生成されるが、液晶パ
ネル１は２組が別方向を向いて取り付けられているので
、制御信号はこの中で２つに分けられる。分けられた信
号はフレキシブル基板３を通して液晶パネル１に供給さ
れる。

【００１９】このとき、表示される物は、お互いに点対
称になるように構成されていることが望ましく、これに
より表示面が回転しても常に同一の物が見れることにな
る。

【００２０】冷陰極管４は、これから光を発し、この光
は導光板５の中を通過する。導光板５の中の光は平面よ
り外部に放光され、さらに散乱板６に透過してゆくが、
散乱板６の物性により多方向に分散して行く。分散され
た光は、液晶パネル１の背面からこの中を透過し外部に
放出される。

【００２１】液晶パネル１中の表示物はこの冷陰極管４
の光により見やすくなってくる。なお、冷陰極管４は１
本の構成をとっているが、冷陰極管の径を大きくとるこ
とにより光量を増し、２方向への光の供給を可能として
いる。

【００２２】このように、本装置は、両面方向への表示
が可能となり、顧客側を向いた面と、本装置を運用して
いる者に対する面の両面に同一内容の物を表示するため
に、死角がなくなった。

【００２３】また、従来このような装置を作る場合は、
同一の構造を有する顧客表示装置を２組用いて構成する
ことが可能であるが、これに比較して、構造的にも機能
的にも本装置の方が優れている。

【００２４】

【発明の効果】以上説明したように本発明の顧客表示装
置によれば、両面方向に表示を可能にしたので、装置の
構造からくる死角をなくすることができるという効果が
ある。また、表示装置の新構成を確立したという効果を
有する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例に係る顧客表示装置を示す断
面図である。

【図２】従来の顧客表示装置の一例を示す断面図である
。

【符号の説明】

１　　液晶パネル ２　　回路基板 ３　　フレキシブル基板 ４　　冷陰極管 ５　　導光板 ６　　散乱板 ７　　シャーシ ８　　スペーサ ９　　回路基板 １０　　冷陰極管 １１　　フレキシブル基板 １２　　導光板 １３　　液晶パネル １４　　散乱板 １５　　シャーシ １６　　スペーサ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　シャーシ内に液晶表示部を有した液晶
   パネルを該シャーシに形成した表示開口から液晶表示部
   が露出するように収納し、該液晶パネルとこの液晶パネ
   ルの表示制御を行なう回路基板とをフレキシブル基板を
   介して電気的に接続するとともに、シャーシ内に液晶パ
   ネルの背面から該液晶パネルに光を供給する冷陰極管お
   よび散乱板を収納した顧客表示装置において、シャーシ
   の表裏にそれぞれ表示開口を形成し、各表示開口からそ
   れぞれ液晶表示部が露出するように一対の液晶パネルを
   背面合せにして該シャーシに収納したことを特徴とする
   顧客表示装置。