JPH0432945A - 2重化メモリ装置同期運転制御方式 - Google Patents

2重化メモリ装置同期運転制御方式

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JPH0432945A
JPH0432945A JP2131384A JP13138490A JPH0432945A JP H0432945 A JPH0432945 A JP H0432945A JP 2131384 A JP2131384 A JP 2131384A JP 13138490 A JP13138490 A JP 13138490A JP H0432945 A JPH0432945 A JP H0432945A
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memory device
memory
refresh
memory access
slave
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JP2131384A
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Sei Yano
矢野 星
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、同一システムバスに接続される2台のメモリ
装置を同期して並列に運転することにより信頼性の向上
を図った計算機システムの2重化メモリ装置同期運転制
御方式に関する。
(従来の技術) 第2図は従来の2重化メモリ装置を備えた計算機システ
ムの一構成例を示すブロック図である。
同図において、中央処理装置(CPU)l、主メモリ装
置2、従メモリ装置3、入出力制御装置4はシステムバ
ス5に接続される。中央処理装置1には、メモリ装置の
リフレッシュ動作タイミングを生成するリフレッシュタ
イミング発生器7がある。主メモリ装置2、従メモリ装
置3はリフレッシュタイミング通知線6にてリフレッシ
ュタイミング発生器7に接続される。
先ず、2重化メモリ装置の動作について説明する。一般
的に信頼性の向上を目的として2重化されたメモリ装置
は、メモリに対する書込み動作時は、主メモリ装置2.
従メモリ装置3雨方に同時に書込みが行なわれ、読出し
動作時は、主メモリ装置2.従メモリ装置3とも読出し
動作を行なうが、システムバス5には主メモリ装置2の
みが読出しデータを応答するようになっている。主メモ
リ装置2にて障害が検出された場合は、従メモリ装置3
が主メモリ装置2に代わってデータの応答を行なうよう
になっている。従って、2重化メモリ装置においては、
両方の主メモリ装置2及び従メモリ装置3は完全に同期
して動作する必要がある。
ところで、一般的にメモリ装置は記憶容量1価格の面か
らダイナミックメモリ素子が使われる。
ダイナミックメモリ素子は記憶内容を維持するために定
期的にリフレッシュ動作を行なう必要があるが、このリ
フレッシュ動作とメモリ装置に対するメモリアクセスが
競合した場合はメモリアクセスが一時的に待たされるた
めにメモリアクセスタイムが長くなる場合があり、従っ
て2重化メモリ装置において、主メモリ装置と従メモリ
装置において非同期にリフレッシュ動作を行なうと両メ
モリ装置間は同期して動作ができなくなる。
そこで、従来の2重化メモリ装置を備えた計算機システ
ムにおいては、第2図に示すようにリフレッシュタイミ
ング発生器7を、主メモリ装置2、従メモリ装置3に持
つのではなく、これらの主メモリ装置2、従メモリ装置
3以外の、例えば中央処理装置lに持ち主メモリ装置2
.従メモリ装置3に対して共通のリフレッシュタイミン
グを通知することにより、リフレッシュ動作により同期
がとれないという問題を解決していた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上述した従来の2重化メモリ装置を備え
た計算機システムでは、リフレッシュタイミングを通知
するための専用の信号線、即ちリフレッシュタイミング
通知線6が必要であり、コスト高となっていた。またリ
フレッシュタイミング発生器7が故障したときには、両
方の主メモリ装置2.従メモリ装置3とも動作不能にな
ってしまうという高信頼性システムにとっては致命的な
問題があった。
そこで、本発明の目的は、このような従来の問題点に鑑
み、システムバス以外に専用の信号線を必要とせず、か
つ従来の計算機システムのリフレッシュタイミング発生
器のような両メモリ装置とも障害の原因となる装置を必
要としない、コスト安で、柔軟性、信頼性に優れたシス
テムの構築が可能となる2重化メモリ装置同期運転制御
方式を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、同一のシステムバスに中央処理装置及び入出
力制御装置と共に接続された2台のメモリ装置の同期運
転制御を行なう2重化メモリ装置同期運転制御方式にお
いて、前記2台のメモリ装置のそれぞれに設けられ、か
つ自メモリ装置が前記中央処理装置もしくは前記入出力
制御装置からのメモリアクセスに対して応答を行なう際
に、他方のメモリ装置のアクセスタイムの遅れを検出し
て遅れ検出信号を出力する検出手段と、前記2台のメモ
リ装置のそれぞれに設けられ、かつ自メモリ装置の前記
検出手段の検出信号に基づき、自メモリ装置にリフレッ
シュ動作を行なわせるリフレッシュ手段と、前記2台の
メモリ装置のそれぞれに設けられ、かつ前記メモリアク
セスに対する前記他方のメモリ装置による応答の終了に
て、自メモリ装置に設けたリフレッシュタイミング発生
器の初期化を行なう初期化手段とを備えてなるものであ
る。
(作用) 中央処理装置や入出力制御装置からのメモリアクセスに
対して、他方のメモリ装置よりもアクセスタイムが短い
方のメモリ装置が応答を行なう際に、自メモリ装置に設
けた検出手段にて他方のメモリ装置のアクセスタイムの
遅れを検出し遅れ検出信号を送出する。前記自メモリ装
置の検出手段の検出信号に基づき前記自メモリ装置内の
りフレッシュ手段は、前記自メモリ装置にリフレッシュ
動作を行なわせる0次に、前記メモリアクセスに対する
前記他方のメモリ装置(アクセスタイムが長い方のメモ
リ装置)による応答の終了にて、両方のメモリ装置に設
けた初期化手段にて、それぞれのメモリ装置のリフレッ
シュタイミング発生器の初期化を行なう。このような2
重化メモリ装置同期運転制御方式では、システムバス以
外に専用の信号線(従来の如きリフレッシュタイミング
通知線6など)を必要とせず、計算機システムをコスト
安にできる。また、従来の計算機システムのリフレッシ
ュタイミング発生器のような両メモリ装置とも障害の原
因となる装置を必要としない、柔軟性、信頼性に優れた
システムの構築が可能となる。
(実施例) 次に本発明の実施例について図面を用いて説明する。
第3図は本発明に係る計算機システムの一実施例を示す
構成図である。
同図において、中央処理装置11.主メモリ装置12、
従メモリ装置13、入出力制御装置14はシステムバス
15により接続されている。主メモリ装置12.従メモ
リ装置13には各々独立したリフレッシュタイミング発
生器21.31を有している。
先ず、メモリアクセス動作について説明する。
2重化されたメモリ装置は、一般的に信頼性の向上を目
的としている。従ってメモリに対する書込み動作時は、
主メモリ装置12と従メモリ装置13の両方に同時に書
込みが行なわれ、読出し動作時は主メモリ装置12と従
メモリ装置13の両方とも読出し動作を行なうが、シス
テムバス15には主メモリ装置12のみが読出しデータ
を応答するようになっている。また主メモリ装置12に
て障害が検出された場合は、従メモリ装置13が主メモ
リ装置12に代わってデータの応答を行なうようになっ
ている。このデータの応答の際、データ応答を行なった
メモリ装置が主メモリ装置12や従メモリ装置13であ
っても、メモリアクセス要求を出した装置からは、あた
かも1台のメモリ装置として扱われる。
第4図は、システムバスのメモリアクセスに関する部分
の回路図である。
同図において、中央処理装置11のメモリアクセス要求
線103はメモリアクセス要求線ドライバ101により
システムバスのメモリアクセス要求線51へ接続される
。メモリアクセス要求線51は主メモリ装置12のメモ
リアクセス要求線レシーバ201.従メモリ装置13の
メモリアクセス要求線レシーバ301へ接続される。主
メモリ装置12のメモリアクセス要求線レシーバ201
はメモリ内メモリアクセス要求線204とリセット優先
R−3(リセット−セット)フリップフロップ回路(以
下、単にフリップフロップ回路という。)203のセッ
ト入力へ接続される。メモリ内メモリアクセス応答線2
05はフリップフロップ回路203のリセット入力へ接
続され、フリップフロップ回路203の出力はメモリア
クセス応答線ドライバ202によりシステムバスのメモ
リアクセス応答線52へ接続される。同様に従メモリ装
置13のメモリアクセス要求線レシーバ301はメモリ
内メモリアクセス要求線304とリセット優先R−3(
リセット−セット)フリップフロップ回路(以下、単に
フリップフロップ回路という、 ) 303のセット入
力へ接続される。メモリ内メモリアクセス応答線305
はフリップフロップ回路303のリセット入力へ接続さ
れ、フリップフロップ回路303の出力はメモリアクセ
ス応答線ドライバ302によりシステムバスのメモリア
クセス応答線52へ接続される。メモリアクセス応答線
ドライバ202.302の出力はメモリアクセス応答線
52にワイアードオア接続されている。メモリアクセス
応答線52は中央処理装置11のメモリアクセス応答線
レシーバ102へ接続され、メモリアクセス応答線レシ
ーバ102の出力はメモリアクセス応答線104へ接続
される。
中央処理装置11がメモリアクセスを行ない、主メモリ
装置12に対して従メモリ装置13のメモリアクセスタ
イムが長い場合について第5図を用いて説明する。尚、
第5図は第4図の動作を説明するための各信号線のタイ
ムチャートである。
先ず、中央処理装置11は、メモリアクセス要求線10
3へ第5図(a)に示すようにメモリアクセス要求信号
を出力する。このメモリアクセス要求信号は、メモリア
クセス要求線ドライバ101によりシステムバスのメモ
リアクセス要求線51へ同図(b)に示すように出力さ
れ主メモリ装置12と従メモリ装置13へ同時に要求が
伝えられる。主メモリ装置12はメモリアクセス要求線
レシーバ201によりメモリアクセス要求信号を受信す
ると、このメモリアクセス要求信号は、メモリ内メモリ
アクセス要求線204へ同図(C)に示すように出力さ
れると同時にフリップフロップ回路203をセットする
。フリップフロップ回路203の出力はメモリアクセス
応答線ドライバ202を介してシステムバスのメモリア
クセス応答線52へ同図(g)に示すように出力される
。一方、従メモリ装置13においても全く同様な動作が
行なわれる[同図(d)、(g)]。次に主メモリ装置
12は、メモリアクセスが終了すると、同図(e)に示
すようなメモリアクセス応答信号をメモリアクセス応答
線205を介してフリップフロップ回路203に供給し
てフリップフロップ回路203をリセットする。フリッ
プフロップ回路203の出力(ロウレベル)は、メモリ
アクセス応答線ドライバ202に供給され、メモリアク
セス応答線ドライバ202の出力はハイレベル(論理“
0“)となるが、従メモリ装置13のメモリアクセスが
終了していないために、システムバスのメモリアクセス
応答線52は同図(g)に示すようにロウレベル(論理
“1”)を維持する。メモリアクセス応答線52の電圧
はロウレベルに引込まれるためである0次に従メモリ装
置1°3のメモリアクセスが終了すると、同図(f)に
示すようなメモリアクセス応答信号をメモリアクセス応
答線305を介してフリップフロップ回路303に供給
し、フリップフロップ回路303をリセットする6、フ
リップフロップ回路303の出力(ロウレベル)は、メ
モリアクセス応答線ドライバ302に供給され、このメ
モリアクセス応答線ドライバ302の出力は、ハイレベ
ルとなり、システムバスのメモリアクセス応答線52が
ハイレベル(論理“O”)となり、メモリアクセスの終
了がメモリアクセス応答線レシーバ102.メモリアク
セス応答線104を介して中央処理装置11に対して通
知される。この場合、メモリアクセス応答線+04は、
同図(h)に示す如くハイレベル(論理“l”)となる
尚、従メモリ装置13のアクセスタイムの方が、主メモ
リ装置12よりも速いとき及び主メモリ装置12と従メ
モリ装置13の両方ともアクセスタイムが同じ時も上述
したと同様の動作にてメモリアクセスが同期をとりなが
ら行なわれる。
以上説明したような主メモリ装置12と従メモリ装置1
3に対するメモリアクセスタイムの違いは、一方のメモ
リ装置においてリフレッシュ動作とメモリアクセスの競
合が発生した時に生じる。
上記方式によれば両メモリ装置のリフレッシュ動作の同
期をとらなくてもメモリ装置の同期運転は可能であるが
、2重化しないときと比較するとリフレッシュ競合によ
る能力の低下が2倍となる。
両メモリ装置ともに同じ周波数の発振器を使用しても、
その精度の違いにより同期をとることは困難である。従
ってシステム運用中にリフレッシュ動作の同期化が必要
となる。
次に、第1図は本発明に係わるメモリ装置の構成図であ
る。
同図において、主メモリ装置12と従メモリ装置13と
は全く同じ様な構成となっている。従って、主メモリ装
置12の構成について説明する6尚、第1図において第
4図と同−又は相当部分には同符号を用いている。
システムバスのメモリアクセス要求線51は、メモリア
クセス要求線レシーバ201に接続され、メモリアクセ
ス要求線レシーバ201の出力は、メモリアクセス要求
線レシーバ204を介してメモリコントローラ23及び
フリップフロップ回路203のセット入力に接続される
。メモリコントローラ23は、メモリアクセス要求とリ
フレッシュ要求との競合調停制御を行ない、メモリモジ
ュール24の制御を行なう回路であって、このメモリコ
ントローラ23の入力側はメモリ内メモリアクセス要求
線204.リフレッシュ要求線212に接続され、その
出力側はメモリモジュール24へ接続される。また、メ
モリコントローラ23からのメモリ内メモリアクセス応
答線205はフリップフロップ回路203のリセット入
力へ接続される。フリップフロップ回路203の出力端
は、メモリアクセス応答線ドライバ202及びノット回
路211の各入力端に接続される。また、メモリアクセ
ス応答線ドライバ202の出力端は、システムバスのメ
モリアクセス応答線52へ接続される。メモリアクセス
応答線52はノット回路210及びアンド回路207の
一方の入力端に接続される。リフレッシュタイミング発
生器21は、一定間隔でリフレッシュタイミング信号(
トリガ信号)を生成する回路であり、その出力端はオア
回路206の一方の入力端へ接続される。アクセスタイ
ム遅れ検出器22は、他方のメモリ装置のアクセスタイ
ムの遅れを検出するものであって、アクセスタイム遅れ
検出器22の出力端は、強制リフレッシヨ要求線214
を介してオア回路206の他方の入力端に接続される。
オア回路206の出力端は、リフレッシュ要求線212
を介してメモリコントローラ23及びリセット優先R−
S (リセット−セット)フリップフロップ回路(以下
、単にフリップフロップ回路という。)208のセット
入力に接続される。メモリコントローラ23は、オア回
路206からの出力信号を受けてメモリモジュール24
のリフレッシュを行なう。フリップフロップ回路208
の出力端はアンド回路207の他方の入力端へ接続され
、アンド回路207の出力端はリフレッシュタイミング
初期化線213を介してリフレッシュタイミング発生器
21の入力端及びフリップフロップ回路208のリセッ
ト入力へ接続される。ノット回路210及び211の出
力端は、それぞれアンド回路209の各入力端に接続さ
れ、アンド回路209の出力端はアクセスタイム遅れ検
出器22の入力端へ接続される。
尚、従メモリ装置13において、メモリモジュール34
、メモリコントローラ33、フリップフロップ回路30
3,308 、リフレッシュタイミング発生器31、ア
クセスタイム遅れ検出器32、アンド回路307,30
9 、ノット回路310,311 、オア回路306、
メモリアクセス要求線レシーバ301、メモリアクセス
応答線ドライバ302は、それぞれ、主メモリ装置12
における、メモリモジュール24、メモリコントローラ
23、フリップフロップ回路203,208 、リフレ
ッシュタイミング発生器21、アクセスタイム遅れ検出
器22、アンド回路207,209 、ノット回路21
0,211 、オア回路206、メモリアクセス要求線
レシーバ2012メモリアクセス応答線ドライバ202
に応答し、同一の機能を有する。尚、312はリフレッ
シュ要求線、313はリフレッシュタイミング初期化線
、314は強制リフレッシュ要求線である。
また、本発明の検出手段は、主メモリ装置12と従メモ
リ装置13にそれぞれ設けられ、主メモリ装置12にお
ける本発明の検出手段は、ノット回路210,211と
アンド回路209とからなる検出部25で構成され、従
メモリ装置13における本発明の検出手段は、ノット回
路310,311とアンド回路309とからなる検出部
35で構成される。ここで検出部25.35は、中央処
理装置11や入出力制御装置14からのメモリアクセス
に対して、それぞれ従メモリ装置13、主メモリ装置1
2のアクセスタイムの遅れを検出するものである。
また、本発明のリフレッシュ手段は、主メモリ装置12
と従メモリ装置13にそれぞれ設けられ、主メモリ装置
12における本発明のリフレッシュ手段は、アクセスタ
イム遅れ検出器22とメモリコントローラ23とから構
成され、従メモリ装置13における本発明のリフレッシ
ュ手段は、アクセスタイム遅れ検出器32とメモリコン
トローラ33とから構成される。
また本発明の初期化手段は、主メモリ装置12と従メモ
リ装置13にそれぞれ設けられ、主メモリ装置12にお
ける初期化手段は、フリップフロップ回路208とアン
ド回路207とからなる初期化部26で構成され、従メ
モリ装置13における初期化手段は、フリップフロップ
回路308とアンド回路307とからなる初期化部36
で構成される。ここで初期化部26.36はそれぞれリ
フレッシュタイミング発生器21.31の初期化を行な
うものである。
次に、中央処理装置11からのメモリアクセスに対して
、従メモリ装置13にてリフレッシュと競合が発生し主
メモリ装置12のアクセスタイムより従メモリ装置13
のアクセスタイムが長い場合のリフレッシュの同期化に
ついて説明する。
尚、システムバス上での動作は、第4図、第5図で既に
説明したので、メモリ装置内での動作について以下、説
明する。
主メモリ装置12は、メモリアクセスが終了すると、前
述したようにメモリアクセス応答線ドライバ202の出
力をハイレベルとするが、従メモリ装置13にてリフレ
ッシュ動作との競合が発生したため、従メモリ装置13
のメモリアクセスがまだ終わっておらずシステムバスの
メモリアクセス応答線52はロウレベルのままである。
本状態では、ノット回路210及び211の各出力は共
にハイレベル(論理“l“)であり、アンド回路209
の出力(遅れ検出信号)はハイレベル(論理“l”)と
なり、アクセスタイム遅れ検出器22によって従メモリ
装置13のリフレッシュ競合が検出され、強制リフレッ
シュ要求線214へ強制リフレッシュ要求信号が出力さ
れる。この強制リフレッシュ要求信号は、メモリコント
ローラ23及びフリップフロップ回路208のセット入
力へ供給される。従って、メモリコントローラ23は、
強制リフレッシュ要求信号(ハイレベル)に基づいて強
制リフレッシュ動作を行なう。即ち、主メモリ装置12
においてもリフレッシュ動作が行なわれる。またフリッ
プフロップ回路208はセットされる。このときフリッ
プフロップ回路208のリセット入力はロウレベルであ
るからその出力としてロウレベルに代わってハイレベル
の信号がアンド回路207へ供給される。よってアンド
回路207は、このフリップフロップ回路208からの
出力であるハイレベルの信号とメモリアクセス応答線5
2からのロウレベルの信号とのアンドをとり、出力とし
てロウレベル(論理“O”)の信号を弓続きリフレッシ
ュタイミング初期化線213を介してリフレッシュタイ
ミング発生器21へ供給する。次に従メモリ装置13の
メモリアクセスが終了すると、システムバスのメモリア
クセス応答線52がロウレベル(論理“1”)に代わっ
てハイレベル(論理“O”)となるため、アンド回路2
07の出力がハイレベル(論理“1”)となりフリップ
フロップ回路208をリセットすると共にリフレッシュ
タイミング発生器21をリセットし初期化する。このと
き、従メモリ装置13においても同様にリフレッシュタ
イミング発生器31が初期化され、両メモリ装置間にお
いてリフレッシュ動作の同期が行なわれる。
尚、従メモリ装置13のリフレッシュタイミング発生器
31の初期化について簡単に説明すると、次のようであ
る。
即ち、従メモリ装置13ではリフレッシュが行なわれ、
メモリアクセスが終了していない状態では、メモリアク
セス応答線52に接続されたアンド回路307の一方の
入力端は、ロウレベルであり、フリップフロップ回路3
08はセットされ(セット入力はハイレベル、リセット
入力はロウレベルにある。)、その出力はハイレベルで
ある。従ってアンド回路307の出力はロウレベル(論
理“0“)となっている。次に、従メモリ装置13のメ
モリアクセスの終了により、メモリアクセス応答線52
に接続されたアンド回路307の一方の入力端はロウレ
ベルに代わってハイレベルとなり、アンド回路307の
出力はハイレベル(論理” l ” )となり、リフレ
ッシュタイミング発生器21をリセットし初期化を行な
うと共に、フリップフロップ回路308をリセットしそ
の出力はロウレベルとなる。また、リフレッシュタイミ
ング発生器31の出力がロウレベルとなり、フリップフ
ロップ回路308のセット入力がロウレベルとなり、フ
リップフロップ回路308の出力はロウレベルを維持す
る。そしてアンド回路307の出力はロウレベルとなり
、フリップフロップ回路308のリセット入力はロウレ
ベルとなり、フリップフロップ回路308の出力はロウ
レベルを維持し、アンド回路307の出力もロウレベル
のままである。
以上の説明から判かるように、リフレッシュタイミング
発生器21及び31をそれぞれ主メモリ装置12及び従
メモリ装置13に持ち、主メモリ装置12と従メモリ装
置13は、リフレッシュ動作との競合によるメモリアク
セスタイムの遅れを、相互に監視し、リフレッシュタイ
ミングのずれを検出、修正するようにしたので、システ
ムバス以外に専用の信号線(従来の如きリフレッシュタ
イミング通知線6など)を必要とせず、コスト安にでき
る。また、中央処理装置11に、従来第2図のリフレッ
シュタイミング発生器7のような両メモリ装置障害の原
、因となる装置を必要としないので、信頼性に優れた計
算機システムの構築が可能となる。
本発明は本実施例に限定されることなく、本発明の要旨
を逸脱しない範囲で種々の応用及び変形が考えられる。
(発明の効果) 上述したように本発明を用いれば、システムバス以外に
専用の信号線(従来のリフレッシュタイミング通知線6
など)を必要とせず、計算機システムをコスト安にでき
る。また本発明によれば、中央処理装置に従来のような
リフレッシュタイミング発生器7を設けず、両方のメモ
リ装置にそれぞれリフレッシュタイミング発生器を設け
たので、リフレッシュタイミング発生器の故障により両
方のメモリ装置が動作不能になることを防止でき、もっ
て柔軟性、信頼性に優れた計算機システムの構築が可能
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るメモリ装置の構成図、第2図は従
来の計算機システムの一例を示す構成図、第3図は本発
明に係る計算機システムの一実施例を示す構成図、第4
図はシステムバスのメモリアクセスに関する部分の回路
図、第5図は第4図の動作を説明するための各信号線の
タイムチャートである。 11・・・中央処理装置、12・・・主メモリ装置、1
3・・・従メモリ装置、 21.31・・・リフレッシュタイミング発生器、22
.32・・・アクセスタイム遅れ検出器、23.33・
・・メモリコントローラ、24.34・・・メモリモジ
ュール、 207、209.307.309・・・アンド回路、2
08、308・・・フリップフロップ回路、210、2
11.310.311・・・ノット回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 同一のシステムバスに中央処理装置及び入出力制御装置
    と共に接続された2台のメモリ装置の同期運転制御を行
    なう2重化メモリ装置同期運転制御方式において、 前記2台のメモリ装置のそれぞれに設けられ、かつ自メ
    モリ装置が前記中央処理装置もしくは前記入出力制御装
    置からのメモリアクセスに対して応答を行なう際に、他
    方のメモリ装置のアクセスタイムの遅れを検出し遅れ検
    出信号を出力する検出手段と、 前記2台のメモリ装置のそれぞれに設けられ、かつ自メ
    モリ装置の前記検出手段の遅れ検出信号に基づき、自メ
    モリ装置にリフレッシュ動作を行なわせるリフレッシュ
    手段と、 前記2台のメモリ装置のそれぞれに設けられ、かつ前記
    メモリアクセスに対する前記他方のメモリ装置による応
    答の終了にて、自メモリ装置に設けたリフレッシュタイ
    ミング発生器の初期化を行なう初期化手段とを備えたこ
    とを特徴とする2重化メモリ装置同期運転制御方式。
JP2131384A 1990-05-23 1990-05-23 2重化メモリ装置同期運転制御方式 Pending JPH0432945A (ja)

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JP (1) JPH0432945A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007213130A (ja) * 2006-02-07 2007-08-23 Nec Corp メモリの同期化方法及びリフレッシュ制御回路

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JP2007213130A (ja) * 2006-02-07 2007-08-23 Nec Corp メモリの同期化方法及びリフレッシュ制御回路

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