JPH04329002A - パラボラアンテナにおけるレドームの融雪構造 - Google Patents

パラボラアンテナにおけるレドームの融雪構造

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JPH04329002A
JPH04329002A JP9892291A JP9892291A JPH04329002A JP H04329002 A JPH04329002 A JP H04329002A JP 9892291 A JP9892291 A JP 9892291A JP 9892291 A JP9892291 A JP 9892291A JP H04329002 A JPH04329002 A JP H04329002A
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radome
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flange
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Fumiaki Ogata
緒方 史明
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、都市内ミリ波通信シス
テム等に使用されるパラボラアンテナの構造に関し、特
に、アンテナ本体の表面をカバーするレドームに付着し
た氷雪を融かすための新規な融雪構造に関する。
【0002】
【従来の技術】前述の通信システムにおいては、パラボ
ラアンテナは屋外で使用されることが多く、様々な自然
環境に曝される機会がある。特に、寒冷地での使用の際
には、レドームに氷雪が付着してアンテナの機能を低下
させることがある。こうした氷雪対策としては、レドー
ムのシートを支持する筒体にヒータを貼付た特殊のレド
ームを準備し、適宜な位置に設置したセンサによって環
境温度を検出し、気温が所定温度以下に低下した場合に
はヒータに通電して支持筒体を加熱し、その伝熱によっ
てレドームに付着した氷雪を溶かすようにしているのが
一般である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、こうした特殊
のレドームは高価であり、すべてのアンテナに対して適
用するにはコストの面で問題がある。従って、通常のレ
ドームに簡単にヒータを付加できる構造が望まれていた
。また、従来は環境温度に応じてヒータの制御を行って
いるので、レドーム自体の温度が比較的高くて雪の付着
の心配のない場合でも、ヒータに通電されることがあり
、エネルギ消費の面での無駄が多かった。
【0004】本発明は、このような従来技術の問題点を
解決し、通常のレドームに対して必要な時にヒータを付
加して、電力消費の少ない融雪構造となすことのできる
手段を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的は、円筒フード
型のレドーム枠と、該レドーム枠の基部に設けられた円
環状フランジに、該レドーム枠の内周面に近接して設け
られた複数の支柱と、該各支柱の天面に固定された支持
板上に適宜な手段によって周縁を保持されたレドーム用
シートとからなるレドームを、アンテナ本体の外周縁に
嵌合して構成されたパラボラアンテナにおいて、前記レ
ドーム枠のフランジの内周面に沿って、リング状ヒータ
とこれに接続されたヒータ制御用温度センサとをリング
状装着板上に装着したヒータユニットを取付け、前記レ
ドーム枠のフランジの適宜箇所に設けられた開口を通じ
て前記温度センサの感温部をレドームの外に突出させた
ことを特徴とするパラボラアンテナにおけるレドームの
融雪構造によって達成される。
【0006】
【作用】本発明においては、リング状の装着板上に温度
センサを具えたリング状ヒータを装着したヒータユニッ
トを予め用意しておき、レドーム組み立ての際に、必要
に応じてレドーム内に取り付けるようにする。また、温
度センサの感温部をレドーム枠に設けられた開口を通じ
て外に出し、レドーム枠自体の温度を充分に反映させな
がら環境温度を検出し、ヒータの制御を行うようにして
いる。
【0007】これによって、きめの細かい温度管理が可
能になり、ヒータの使用電力を節約することができる。 以下、図面に示す好適実施例に基づいて、本発明を更に
詳細に説明する。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を説明する前に、比較のため
に、本発明のヒータユニットが装着されていない場合の
レドーム構造について、図6に基づいて説明する。アン
テナ本体10は外周縁にカール部10aを有している。 これに装着される円筒状レドーム枠11は、前記アンテ
ナ本体10の外周に嵌合可能な内径を有する基部11a
と、これと同心で且つこれよりも大径の胴部11bとか
らなり、両部の間は円環状フランジ11cで接続されて
いる。なお、このレドーム枠11の胴部11bは斜めに
裁断され、装着された場合に上半分を構成する部分は下
半分に比して前方に突出し、雨滴や積雪を遮るような形
状になっている。
【0009】前記レドーム枠11の円環状フランジ11
cには、等分角位置に複数(図示の例では4本)の支柱
12が固定され、レドーム枠11の内周壁に高さに沿っ
て延在している。この支柱12の天面には、それぞれタ
ップ孔が設けられている。斜めに裁断されたレドーム枠
11の胴部11bの内周面に対して、遊合可能な寸法を
有する筒状のコの字型断面形状の取付け板13が準備さ
れている。この取付け板13には、前記支柱12の天面
のタップ孔に対応するねじ孔を設けられている。更に、
この取付け板13の天面には特殊形状の断面を有する円
環状の第1押さえ板15aと、これに対して補完的な断
面形状と寸法を有する円環状の第2押さえ板15bと、
該押さえ板15bよりもやや大きな直径を有する円形に
裁断されたガラス繊維クロスにフッ素系の樹脂をコーテ
ィングしたレドームシート16が準備される。
【0010】このようにして準備された各部品を用いて
本発明のレドームを組み立てるには、先ず、レドームシ
ート16の周縁領域を内側から第1押さえ板15a上に
載せて、これに第2押さえ板15bを重ね、シート16
を両板15a,15bの間にサンドイッチ状に挟み込み
、ねじ等で固定する。次に、第1押さえ板15aに取付
け板13を取付け、これに支柱12をねじで固定する。
【0011】更に、ゴムパッキン17を第1押さえ板1
5aの外側縁に巻き付けた後、出来上がったレドームア
センブリを円環状フランジ11cに取付ける。こうして
準備されたレドーム枠11はアンテナ本体10に対して
、その基部11aがカール部10aの嵌まり込むように
前面から適用され、取付け金具14によって固定される
【0012】本発明のヒータユニットは、前述のレドー
ム構造に対して、必要に応じて装着されるものである。 ヒータユニット1は、図1に示すように、前記円環状フ
ランジ11cに適合してレドーム枠11の内周に遊合可
能なサイズのL字型断面を有するリング状のヒータ装着
板2と、その複数箇所に設けられたバンド式保持具3に
よって、装着板2上に所定の距離を隔てて支持されるリ
ング状ヒータ4と、該ヒータ4の作動を制御するために
ヒータ本体に直列に接続された温度センサ5とから構成
されている。温度センサの胴部には図5のような鍔8が
張り出しており、装着板2に設けられた開口にその感温
部を挿入した姿勢で、装着板2に対して鍔8と同形状の
スペーサ9を挟んで固定されている。
【0013】ヒータユニット1をレドーム内に組み込む
には、前述のレドームアセンブリをフランジ11cに取
付ける前にヒータユニット1を予め合わせて位置決めし
、該装着板2上に予め穿孔してある孔を支柱12を固定
するために円環状フランジ11cに設けられた孔に一致
させる。そして、支柱12と共に装着板2を円環状フラ
ンジ11cにねじ止め・固定する。このため、支柱12
の根元部には、図3(a)に示すように小径部12aが
設けられ、装着板2が取付けられる場合には、図3(b
)に示すように、この小径部12aが装着板の孔2aに
嵌まり込んで、しっかりと固定するように構成されてい
る。
【0014】円環状フランジ11cの適宜箇所には、図
4に示すような開口6が設けられ、これと温度センサ5
の感温部とを一致させ、該開口6を通じて、温度センサ
5の感温部5aが外部に突出するように位置決めされる
。こうして組み立てられた本発明の融雪構造を具えたレ
ドームを図2に示す。本発明の好適実施例においては、
前記スペーサ9を比較的熱伝導性のよい材料で作り、装
着板2及びレドーム枠の円環状フランジ11cからの熱
が温度センサ5の感温部に伝達され易くしている。こう
することにより、寒冷時には一般的に環境温度よりも高
いレドーム内の温度がセンサ5の感温部に伝わり、環境
温度が所定値以下に下がっても、レドーム温度が比較的
温かい場合には、ヒータに通電されないようにしている
。この環境温度と実際にヒータがオンにある温度との差
は、前記スペーサ9の材質や厚さを加減することによっ
て適宜に調整可能であり、これによって、消費電力を節
約することができる。
【0015】また、前記円環状フランジに設ける開口6
をヒータユニット1を装着しない場合には、前記レドー
ムの円環状フランジ11cに設けられている温度センサ
用開口6を塞ぐために適宜なめくら板を取付けることが
望ましい。更に、前記開口6を円環状フランジ11cの
複数箇所に設けておけば、アンテナの使用状況に応じて
温度センサ5の取付け位相を変更することができ、温度
制御をやり易い。
【0016】
【発明の効果】このように、本発明によれば、ヒータを
装着しない通常のレドームを基本構造とし、必要に応じ
てこれに簡単に取付けられるようにヒータユニットを用
意しているので、レドーム自体は共通部品として安価に
製造可能である。また、環境温度よりもレドーム自体の
温度を反映するように、温度センサの感温部の取付けに
工夫を凝らしているので、必要がないのにヒータに無駄
に通電されることが無くなり、消費電力の節約が可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に使用されるヒータユニットの構造を示
す平面図(a),側面図(b)及び断面図(c)である
【図2】本発明のヒータユニットを装着した場合のレド
ームの組立断面図である。
【図3】ヒータユニットを装着しない場合の支柱の状態
を示す円環状フランジの断面図(a),同じくヒータユ
ニットを装着した場合の支柱の状態を示す円環状フラン
ジの断面図(b)である。
【図4】温度センサの取付け状態を示す円環状フランジ
の断面図である。
【図5】温度センサの固定用鍔を示す平面図である。
【図6】本発明のヒータユニットを装着しない場合のレ
ドームの組立断面図である。
【符号の説明】 1…ヒータユニット 2…ヒータ装着板 4…ヒータ 5…温度センサ 6…開口 8…鍔 9…スペーサ 10…アンテナ本体 11…レドーム枠 11c…円環状フランジ 12…支柱

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  円筒フード型のレドーム枠(11)と
    、該レドーム枠の基部に設けられた円環状フランジ(1
    1c)に、該レドーム枠(11)の内周面に近接して設
    けられた複数の支柱(12)と、該各支柱の天面に固定
    された取付け板(13)上に適宜な手段によって周縁を
    保持されたレドーム用シート(16)とからなるレドー
    ムを、アンテナ本体(10)の外周縁に嵌合して構成さ
    れたパラボラアンテナにおいて、前記レドーム枠のフラ
    ンジ(11c)の内周面に沿って、リング状ヒータ(4
    )とこれに接続されたヒータ制御用温度センサ(5)と
    をリング状装着板(2)上に装着したヒータユニット(
    1)を取付け、前記レドーム枠のフランジ(11c)の
    適宜箇所に設けられた開口(6)を通じて前記温度セン
    サ(5)の感温部をレドームの外に突出させたことを特
    徴とするパラボラアンテナにおけるレドームの融雪構造
  2. 【請求項2】  前記温度センサ(5)の感温部にレド
    ーム枠(11)の温度が伝達されるように、前記開口(
    6)から突出する温度センサ(5)の胴部を熱伝導性の
    よい材料で作られたスペーサ(9)を介してレドーム枠
    (11)に接触させた請求項1に記載のレドームの融雪
    構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6439505B1 (en) 2000-12-05 2002-08-27 The B. F. Goodrich Company Radome deicer
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GB2554805A (en) * 2016-08-15 2018-04-11 Ford Global Tech Llc Antenna housing

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