JPH04327900A - 衣類リフレッシュ装置 - Google Patents

衣類リフレッシュ装置

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JPH04327900A
JPH04327900A JP9718691A JP9718691A JPH04327900A JP H04327900 A JPH04327900 A JP H04327900A JP 9718691 A JP9718691 A JP 9718691A JP 9718691 A JP9718691 A JP 9718691A JP H04327900 A JPH04327900 A JP H04327900A
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air
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water
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Toshihiko Ura
敏彦 裏
Shinichi Nakajima
信市 中島
Shuzo Tokumitsu
修三 徳満
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    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F73/00Apparatus for smoothing or removing creases from garments or other textile articles by formers, cores, stretchers, or internal frames, with the application of heat or steam 
    • D06F73/02Apparatus for smoothing or removing creases from garments or other textile articles by formers, cores, stretchers, or internal frames, with the application of heat or steam  having one or more treatment chambers

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  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は衣類のシワ除去、脱臭等
により衣類のリフッシュ機能を有する装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば背広のシワ、あるいは付着
した臭いを除去する等の衣類のリフレッシュは、スチー
マーや、アイロンのスチーム等により行っているのが現
状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来にお
いては衣類のリフレッシュは、時間と労力をかける必要
があり、日頃の煩わしい家事の一つとなっている。
【0004】本発明はこのような課題を解決するもので
、衣類のシワ除去、脱臭等が行える衣類リフレッシュ装
置を提供することを第一の目的とするものである。
【0005】第二の目的は非水溶性の臭いも除去できる
衣類リフレッシュ装置を提供することにある。
【0006】第三の目的は脱臭効果の高い衣類リフレッ
シュ装置を提供することにある。更第四の目的はリフレ
ッシュ時間の短縮がはかれる衣類リフレッシュ装置を提
供することにある。
【0007】第五の目的は非水溶性の臭いを簡単な手段
により除去できる衣類リフレッシュ装置を提供すること
にある。
【0008】第六の目的は非水溶性の臭いの脱臭手段の
メンテナンスフリー化をはかった衣類リフレッシュ装置
を提供することにある。
【0009】第七の目的は循環空気の殺菌により衛生化
がはかれた衣類リフレッシュ装置を提供することにある
【0010】
【課題を解決するための手段】第一の目的を達成するた
めの本発明の第一の手段は、衣類等を収納する収納庫を
含む循環経路に、送風手段・空気加熱手段・蒸気発生手
段・除湿手段を備え、前記収納庫内に高温多湿の空気を
循環させるヒートアップ工程と、前記除湿手段により高
温多湿な空気を除湿する除湿工程とを有する衣類リフレ
ッシュ装置とするものである。
【0011】第二の目的を達成するための本発明の第二
の手段は、循環経路の一部に脱臭手段を備えたバイパス
経路を設け、この脱臭手段の前後の経路に開閉弁を設け
た衣類リフレッシュ装置とするものである。
【0012】第三の目的を達成するための本発明の第三
の手段は、ヒートアップ工程を実行した後、除湿工程を
実行して循環空気を高温低湿な空気とするとともに循環
経路をバイパス経路側へ切り替える衣類リフレッシュ装
置とするものである。
【0013】第四の目的を達成する本発明の第四の手段
は、循環経路をバイパス経路側として送風手段と空気加
熱手段により高温低湿な空気を循環させた後、循環経路
を正規の経路として蒸気発生手段と除湿手段を運転する
衣類リフレッシュ装置とするものである。
【0014】第五の目的を達成する本発明の第五の手段
は、脱臭手段として活性炭を用いる衣類リフレッシュ装
置とするものである。
【0015】第六の目的を達成する本発明の第六の手段
は、脱臭手段がオゾン触媒脱臭器からなる衣類リフレッ
シュ装置とするものである。
【0016】第七の目的を達成する本発明の第七の手段
は、脱臭手段が光触媒脱臭器からなる衣類リフレッシュ
装置とするものである。
【0017】
【作用】本発明の第一の手段は、高温多湿の循環空気を
衣類に接触させ、衣類に水分と熱を与えることにより、
繊維の回復を促し衣類のシワを除去する。また衣類に付
着している臭いも、高温多湿な空気が衣類に接触するこ
とによってこの臭い成分が水分に溶け出して脱臭が行わ
れる。水中に溶けだした臭い成分は、除湿手段による除
湿水と共に機外に排出する。
【0018】本発明の第二の手段は、バイパス経路の脱
臭手段により非水溶性の臭いを除去するものである。
【0019】また本発明の第三の手段は、工程の初めに
衣類に対して熱と蒸気を加えて衣類に付着している臭い
を離脱するもので、脱臭効果を一層高めることができる
【0020】本発明の第四の手段は、ヒートアップ工程
と非水溶性臭いの脱臭を同時に行うように作用するので
、リフレッシュ時間の短縮を図ることができるものであ
る。
【0021】本発明の第五の手段は、脱臭手段として活
性炭を使用しているため、安価で構成の簡単なものとす
ることができる。
【0022】本発明の第六の手段は、脱臭手段としてオ
ゾン触媒脱臭器を使用するもので、脱臭手段をメンテナ
ンスフリーとすることができる。
【0023】更に本発明の第七の手段は、脱臭手段とし
て光触媒脱臭器を使用するもので、収納庫内を循環する
空気の殺菌が行われるため、庫内を衛生的にすることが
できるものである。
【0024】
【実施例】以下本発明の第一の手段の一実施例について
図1に基づいて説明する。1は衣類2を収納する収納庫
であって、ハンガー4を吊るハンガーポール3を有して
いる。5は収納庫1を含む循環経路であり、循環ファン
7からなる送風手段6と、熱交換器9と冷却ファン10
からなる除湿手段8と、除湿手段8によって結露した水
分を機外に排出するためのドレイン孔11と、水13を
収容するための容器14とヒータ15からなる蒸気発生
手段12と、ヒータ17からなる空気加熱手段16とを
備えている。また18は収納庫1の奥面に設けた吸気通
路で、その一方はこの収納庫1の天面の吸気孔19に通
じ、他方は収納庫1に通じた循環経路5の吸気側に通じ
ている。20は循環空気の吹き出し孔である。21・2
2はそれぞれ循環空気と、冷却空気の流れを示している
【0025】そして、この実施例は図2に示すように、
収納庫1内に高温多湿の空気を循環させるヒートアップ
工程と、除湿手段8により高温多湿な空気を除湿する除
湿工程と、衣類の乾燥を行う乾燥工程とを有し、各手段
がそれぞれの工程に対応して動作をするものである。
【0026】以下本実施例の動作について説明する。こ
の構成によるリフレッシュの対象衣類は主に背広であり
、リフレッシュの内容は、背広に付いたシワの解消と臭
いの除去である。着用した後シワ及び臭いのついた衣類
2をハンガー4にかけて、収納庫1内のハンガーポール
3に吊り下げる。そして送風手段6と空気加熱手段16
を運転すると、収納庫1内が所定の温度に達するまでの
間、空気加熱手段16によって加熱された空気が収納庫
1内及び循環経路5内を循環する。このようにしてヒー
トアップ工程が終了すると、除湿手段8と蒸気発生手段
12の運転が開始される。従って、収納庫1内を循環し
ている循環空気は次第に蒸気を含んで高温多湿の空気と
なる。この高温多湿の空気により、衣類2には水分と熱
が与えられる。水分と熱が与えられると、繊維の回復が
促され衣類のシワは除去される。
【0027】また実験の結果、衣類2に付着していた臭
いも高温多湿の空気を循環させることで脱臭されること
が確認できた。つまり6段階表示法による臭気官能試験
を実施した結果、残存臭気強度が4から1に低下したも
のである。この事実から高温多湿の空気を循環させるこ
とは、臭いを脱臭する上で充分効果を有している。この
とき衣類2から離脱された臭いの成分は、除湿手段8か
ら排出された結露水中に溶けている臭い成分と同一であ
ることから、水分に溶けていることがわかる。
【0028】なお、衣類2から脱臭が行われる脱臭メカ
ニズムについては現在解析中ではあるが、次のように推
測される。まず第一に衣類2に付着している臭いは、高
温多湿の循環空気から受ける熱によって臭いの成分が衣
類から離脱した状態となっている。次いでこの臭いの成
分は、循環空気の蒸気中に取り込まれるか、あるいはミ
スト状の水分に溶け込んで、最終的に結露水として排出
される。あるいは循環空気中の蒸気が、衣類2の表面で
結露し水として衣類2に付着する。次いでこの付着した
水が、衣類2に付着した臭いの成分を溶かし込む。そし
てこの水に高温多湿である循環空気が常時接触すること
によって、この水に溶け込んだ臭いの成分が循環空気中
に含まれている水成分に移って行く。また、前記した両
者の複合効果も考えられる。いずれにしても、脱臭効果
のあることは前記実験の結果により明かである。
【0029】このようにして所定時間のリフレッシュ工
程が終了すると乾燥工程に移行する。乾燥工程では、蒸
気発生手段12の運転を停止し、送風手段6・空気加熱
手段16と除湿手段8が運転される。収納庫1内及び衣
類2に残存している水分は温風によって乾燥され、除湿
手段8によってドレイン孔11から除湿水として機外に
排水される。以上のようにして、衣類2の着衣シワの解
消、付着した臭いの除去が行われ、衣類はリフレッシュ
される。
【0030】次に本発明の第二の手段の実施例について
図3に基づいて説明する。図1と同様のものは、同一符
号を付してその詳細な説明は省略する。31は循環経路
5内に設けられたバイパス経路で、この中には脱臭手段
32を構成する脱臭器33が設けられている。34・3
5はそれぞれこの脱臭手段32の前後の経路に設けた開
閉弁であり、循環空気の流れを正規の循環経路5側また
はバイパス経路31側に切り替える流入側バルブ、流出
側バルブである。
【0031】以下本実施例の動作について説明する。本
発明の第一の手段の実施例による動作と同様、シワの除
去と同時に水溶性の臭いも除去される。本実施例では、
更に循環経路5を開閉弁34、35を操作してバイパス
経路31側に切り替え、バイパス経路31中を高温低湿
の空気が流れる状態にして、脱臭手段32を作用させる
ことができる。この脱臭手段32を作用させることによ
って、衣類2に付着していた非水溶性の臭いも除去され
るものである。従って、上記構成の衣類リフレッシュ装
置においては、衣類に付いた着衣シワの解消、水溶性、
非水溶性の臭いを除去することができるものである。
【0032】次に本発明の第三の手段の実施例について
説明する。本実施例の構成は、制御装置による制御シー
ケンスを除き本発明の第二の手段と同様である。
【0033】本実施例では、図4に示すように、まず送
風手段6と空気加熱手段16を運転し、高温低湿の循環
空気を収納庫1内及び循環経路5内に循環させる。この
ヒートアップ工程は、収納庫1内が所定の温度に達する
まで行われる。収納庫1内が所定の温度に到達してヒー
トアップ工程が終了すると、除湿手段8と蒸気発生手段
12の運転が開始される。収納庫1内を循環している循
環空気は、蒸気発生手段12から発生する蒸気を含んで
高温多湿となる。従って収納庫1内にはこの高温多湿の
空気が循環されるようになる。この高温多湿の空気によ
って、衣類2には水分と熱が与えられることになり、繊
維の回復が促され衣類のシワは除去される。また、衣類
2に付着していた臭いも第一の手段の実施例で述べたよ
うに衣類2から離脱され、高温多湿の循環空気中の水分
に溶け込んだ状態となる。
【0034】こうして除湿手段8が作用すると、ドレイ
ン孔11より機外へ排出されるものである。つまり、臭
い成分が溶け込んだ高温多湿の循環空気が熱交換器9ま
で導かれ、冷却ファン10が送風する冷却風で冷却され
ると、水分が凝結して結露水が生成される。この結露水
は前記したように臭い成分を含んでおりドレイン孔11
より機外へ排出される。このようにして衣類2に付着し
ていた水溶性の臭いは除去される(以下、シワ及び水溶
性の臭いの除去工程をリフレッシュ工程1と称する。)
所定時間のリフレッシュ工程1が終了すると乾燥工程に
入る。つまり蒸気発生手段12の運転が停止され、高温
低湿の循環空気を収納庫1・循環経路5に循環させる。 こうして衣類2に残存している水分を温風により乾燥さ
せ、除湿手段8により除湿水として機外に排水する。乾
燥工程が終了するとリフレッシュ工程2が開始される。 つまり、開閉弁34と35を操作して循環空気の流れが
バイパス経路31側となるように切り替える。この時は
乾燥工程が終了しているので、循環空気は高温低湿とな
っている。この状態で脱臭手段32が作用すると、リフ
レッシュ工程1では機外に排出することのできない非水
溶性の臭いが脱臭される。以上のようにして衣類2の着
衣シワの解消及び、付着した臭いの除去が行われる。
【0035】以上のように本実施例はリフレッシュ工程
1・乾燥工程に引き続いてリフレッシュ工程2を設けて
いるため、脱臭効果を一層高めることができるものであ
る。
【0036】次に本発明の第四の手段の実施例について
説明する。本実施例の構成は、制御装置による制御シー
ケンスを除き本発明の第二の手段と同様である。
【0037】本実施例では図5に示すように、ヒートア
ップ工程とリフレッシュ工程2とが最初に同時に進行す
る。つまり開閉弁34と35を操作して、循環経路5が
バイパス経路31側に設定され脱臭手段32も作用する
。この状態で送風手段6と空気加熱手段16を運転する
と、高温低湿の循環風が収納庫1内及び循環経路5内を
循環する。この循環風によって衣類2が加熱され、付着
していた非水溶性の臭いの分子がガス化して衣類2から
離脱される。離脱された非水溶性の臭いの分子は、循環
空気の流れによって脱臭手段32まで運ばれ消臭される
。このようにしてヒートアップ工程とリフレッシュ工程
2とが同時に行われる。
【0038】この複合された工程が終了すると、除湿手
段8と蒸気発生手段12の運転が開始されて、リフレッ
シュ工程1が実行される。このリフレッシュ工程1では
、流入側バルブ34と流出側バルブ35が操作されて、
循環経路5が正規の循環経路となっている。従って収納
庫1内を循環する循環空気は、蒸気発生手段12が発生
する蒸気を含んで高温多湿となる。こうして衣類2には
水分と熱が与えられることになり、繊維の回復が促され
衣類のシワは除去される。また衣類2に付着していた水
溶性の臭いも衣類2から離脱される。
【0039】所定の時間リフレッシュ工程1が行われる
と、蒸気発生手段12の運転を停止し、収納庫1内及び
衣類2に残存している水分を温風により乾燥させ、除湿
手段8により水分として機外に排水する乾燥工程が行わ
れる。以上のようにして衣類2の着衣シワの解消及び付
着した臭いの除去が行われる。
【0040】次に本発明の第五の手段の実施例について
図6を参照しながら説明する。本実施例は、本発明の第
二の手段の実施例を構成する脱臭手段32として、活性
炭を使用しているものである。すなわちバイパス経路3
1中に設置されている活性炭42を封印して成る活性炭
フィルター41が装備されている。
【0041】本実施例の動作は本発明の第三の手段また
は第四の手段の実施例の動作と同様であり説明を省略す
る。本実施例では脱臭手段32として活性炭フィルター
41を使用しているため、構成が簡単になり、コスト的
に安価なものにすることができる。また、非水溶性の臭
い全般に渡り強い脱臭性能が得られるものである。
【0042】次に本発明の第六の手段の実施例について
図7に基づいて説明する。本実施例は、本発明の第二の
手段の実施例を構成する脱臭手段32として、オゾン脱
臭器51を使用している。これは、オゾンO3を発生す
るオゾン発生器52と、MnO2−TiO2系のオゾン
触媒53から成っている。
【0043】以下本実施例の動作について説明する。衣
類リフレッシュ装置全体としての動作は、先に説明した
実施例と同様であり説明を省略する。オゾン発生器52
が発生したオゾンO3は、循環空気に乗ってオゾン触媒
53に接触する。オゾン触媒53は、オゾンO3が接触
すると表面が活性化され、活性酸素[O]を発生する。 反応式はO3→[O]+O2  となる。この状態で例
えば硫化水素の臭い分子が循環空気に乗って循環してく
ると、H2S+3[O]→H2O+SO2  のような
反応が行なわれる。こうして非水溶性の臭いも除去され
る。
【0044】以上のように本実施例の構成とすれば、脱
臭手段32をオゾン脱臭器51とすることによって、脱
臭手段32のメンテナンスフリー化を図ることが出来る
。また、にんにくの臭いについて特に効果的な脱臭がで
きるものである。
【0045】次に本発明の第七の手段の実施例について
図8に基づいて説明する。本実施例は本発明の第二の手
段の実施例を構成する脱臭手段32として、光触媒脱臭
器61を使用している。光脱臭器61は、紫外線を発生
するUV管62と、前記紫外線を受けて活性酸素O2−
等を発生する半導体触媒63から成っている。
【0046】以上のように構成された衣類リフレッシュ
装置の全体の動作は、先に説明した実施例と同様である
ので説明を省略する。UV管62が動作して紫外線を発
生すると、半導体触媒63は活性酸素O2−等を発生す
る。この状態で例えば硫化水素の臭い分子が循環空気に
乗って循環してくると、H2S+O2−→H2O+SO
2のような反応が行なわれる。こうして非水溶性の臭い
も除去される。
【0047】このように、バイパス経路31中に設ける
脱臭手段32を光触媒脱臭器61とすることによって、
にんにくの臭いと魚の臭いについて特に効果的に脱臭す
ることができ、また収納庫1内を循環する空気の殺菌が
行われるため、収納庫1内を衛生的に保つことができる
ものである。
【0048】なお、本発明の第一の手段の実施例から第
七の手段の実施例のリフレッシュ効果についての実験結
果については次のとおりである。
【0049】
【表1】
【0050】この(表1)に示すように、シワの除去に
ついては全ての手段において効果がある。脱臭効果につ
いては、第一の手段の実施例において水溶性の臭いは衣
類より離脱させ機外に排出することができるが、非水溶
性の臭いは衣類より離脱させることができても、機外に
排出または消臭する手段が無い。その他の手段の実施例
においては、水溶性・非水溶性の臭いの両方を排出・消
臭することができる。なお第六の手段の実施例はにんに
くの臭いに効果的であり、第七の手段の実施例は、にん
にくと魚の臭いについて効果的である。
【0051】
【発明の効果】以上のように本発明の第一の手段によれ
ば、収納庫内に吊り下げておくだけで背広などの着衣シ
ワを除去することと、付着している臭いを離脱させ、水
溶性の臭いをドレイン水と共に機外に排出することがで
きるものである。
【0052】第二の手段によれば、収納庫内に吊り下げ
ておくだけで背広などの着衣シワを除去することと、付
着している臭いを離脱させ、水溶性の臭いをドレイン水
と共に機外に排出することができ、更にバイパス中に設
けた脱臭手段により非水溶性の臭いも消臭することがで
きるものである。
【0053】第三の手段によれば、最初に熱と水分を衣
類に与えることより付着している臭いを離脱させてしま
うので,脱臭効果の高いものとすることができるもので
ある。
【0054】第四の手段によれば、ヒートアップ工程と
非水溶性臭いの脱臭を同時に行えるので、リフレッシュ
時間の短縮を図ることができるものである。
【0055】第五の手段によれば、活性炭を使用するこ
とにより、安価で構成の簡単なものとすることができる
ものである。
【0056】第六の手段によれば、脱臭手段のメンテナ
ンスフリー化を図ることができるものである。
【0057】第七の手段によれば、収納庫内を循環する
空気の殺菌が行われるため、庫内を衛生的にすることが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の手段の実施例における衣類リフ
レッシュ装置の断面図
【図2】同衣類リフレッシュ装置の工程図
【図3】本発
明の第二の手段の実施例における衣類リフレッシュ装置
の断面図
【図4】本発明の第三の手段の実施例における衣類リフ
レッシュ装置の工程図
【図5】本発明の第四の手段の実施例における衣類リフ
レッシュ装置の工程図
【図6】本発明の第五の手段の実施例における衣類リフ
レッシュ装置に装備した脱臭手段の断面図
【図7】本発
明の第六の手段の実施例における衣類リフレッシュ装置
に装備した脱臭手段の断面図
【図8】本発明の第七の手
段の実施例における衣類リフレッシュ装置に装備した脱
臭手段の断面図
【符号の説明】
1  収納庫 5  循環経路 6  送風手段 8  除湿手段 12  蒸気発生手段 31  バイパス経路 32  脱臭手段 42  活性炭 51  オゾン脱臭器 61  光触媒脱臭器

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】衣類等を収納する収納庫を含む循環経路に
    、送風手段・空気加熱手段・蒸気発生手段・除湿手段を
    備え、前記収納庫内に高温多湿の空気を循環させるヒー
    トアップ工程と、前記除湿手段により高温多湿な空気を
    除湿する除湿工程とを有する衣類リフレッシュ装置。
  2. 【請求項2】循環経路の一部に脱臭手段を備えたバイパ
    ス経路を設け、この脱臭手段の前後の経路に開閉弁を設
    けた請求項1記載の衣類リフレッシュ装置。
  3. 【請求項3】ヒートアップ工程を実行した後、除湿工程
    を実行して循環空気を高温低湿な空気とするとともに循
    環経路をバイパス経路側へ切り替える請求項2記載の衣
    類リフレッシュ装置。
  4. 【請求項4】循環経路をバイパス経路側として送風手段
    と空気加熱手段により高温低湿な空気を循環させた後、
    循環経路を正規の経路として蒸気発生手段と除湿手段を
    運転する請求項2記載の衣類リフレッシュ装置。
  5. 【請求項5】脱臭手段として活性炭を用いる請求項2記
    載の衣類リフレッシュ装置。
  6. 【請求項6】脱臭手段がオゾン触媒脱臭器からなる請求
    項2記載の衣類リフレッシュ装置。
  7. 【請求項7】脱臭手段が光触媒脱臭器からなる請求項2
    記載の衣類リフレッシュ装置。
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