JPH04326837A - 調停装置 - Google Patents
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- JPH04326837A JPH04326837A JP3097505A JP9750591A JPH04326837A JP H04326837 A JPH04326837 A JP H04326837A JP 3097505 A JP3097505 A JP 3097505A JP 9750591 A JP9750591 A JP 9750591A JP H04326837 A JPH04326837 A JP H04326837A
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多段構成の回路網間を
接続する線路を決定することの出来る調停装置に関する
。
接続する線路を決定することの出来る調停装置に関する
。
【0002】
【従来の技術】ATMのネットワークを構成するために
は、ATMセルのセルスイッチの開発が必須である。現
在のところ、LSIの動作速度、集積度や入出力端子数
などの制約から、試作されている単位スイッチは大きく
て32×32程度である。ところが、ATM交換機とし
ては少なくとも1024×1024程度のスイッチが必
要とされる。そこで、そのような多入力のセルスイッチ
を構成するために、単位スイッチを組み合わせてスイッ
チの大規模化を図ることを検討しなくてはならない。
は、ATMセルのセルスイッチの開発が必須である。現
在のところ、LSIの動作速度、集積度や入出力端子数
などの制約から、試作されている単位スイッチは大きく
て32×32程度である。ところが、ATM交換機とし
ては少なくとも1024×1024程度のスイッチが必
要とされる。そこで、そのような多入力のセルスイッチ
を構成するために、単位スイッチを組み合わせてスイッ
チの大規模化を図ることを検討しなくてはならない。
【0003】スイッチの規模を拡張するためには、単位
スイッチを多段接続する方法がある。多段接続をする場
合には、なるべく多くセルが回路網を通過できるように
各回路網を接続しなければならない。その多段接続の回
路網間を接続する場合には、同一ルートを2重に割付な
いように接続形態を決める調停装置が必要である。この
調停装置の一例として、次のような回路が知られている
(特許出願(特願平2−217445、請求項3参照)
)。すなわち、まずセル要求テーブルを作り、そしてこ
のテーブルをもとに一回の割付でルートが割り付けられ
ないものを示す再割付要求テーブルを作る。また同時に
、セル要求テーブルから、使用していないルートを示す
未使用線管理テーブルをも作る。そして、これらのテー
ブルを用いて未使用線を再利用するための調停を行い、
使用線管理テーブルを作りルートを最終決定する。
スイッチを多段接続する方法がある。多段接続をする場
合には、なるべく多くセルが回路網を通過できるように
各回路網を接続しなければならない。その多段接続の回
路網間を接続する場合には、同一ルートを2重に割付な
いように接続形態を決める調停装置が必要である。この
調停装置の一例として、次のような回路が知られている
(特許出願(特願平2−217445、請求項3参照)
)。すなわち、まずセル要求テーブルを作り、そしてこ
のテーブルをもとに一回の割付でルートが割り付けられ
ないものを示す再割付要求テーブルを作る。また同時に
、セル要求テーブルから、使用していないルートを示す
未使用線管理テーブルをも作る。そして、これらのテー
ブルを用いて未使用線を再利用するための調停を行い、
使用線管理テーブルを作りルートを最終決定する。
【0004】その方法では、未使用線を捜す場合に、入
力段を基準にして検索しているから、2つのテーブルを
関連付けて検索しなくてはならない。また、予備線を設
けた場合には、中間段と出力段の未使用線が少なくなる
から、少ないものを基準にして検索するほうが検索の効
率がよい。
力段を基準にして検索しているから、2つのテーブルを
関連付けて検索しなくてはならない。また、予備線を設
けた場合には、中間段と出力段の未使用線が少なくなる
から、少ないものを基準にして検索するほうが検索の効
率がよい。
【0005】また方法では、3段構成のルートの調停を
終えるには、例えば4×4の単位スイッチを用いて拡張
した場合には、7クロックとなっていた。これでは、一
般的にN×Nの単位スイッチを用いた場合には、(2N
−1)クロックを必要とすることになる。
終えるには、例えば4×4の単位スイッチを用いて拡張
した場合には、7クロックとなっていた。これでは、一
般的にN×Nの単位スイッチを用いた場合には、(2N
−1)クロックを必要とすることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術では、参照テーブルを多く持っていて、テーブルの
参照回数が多いことやテーブル間の変換を必要とした。 これでは、処理が複雑になり、回路構成を小さく簡単に
することができない。また、ルートを2重で割り付ける
ことが無きように、2重割付防止の工夫が必要である。
技術では、参照テーブルを多く持っていて、テーブルの
参照回数が多いことやテーブル間の変換を必要とした。 これでは、処理が複雑になり、回路構成を小さく簡単に
することができない。また、ルートを2重で割り付ける
ことが無きように、2重割付防止の工夫が必要である。
【0007】さらに従来の調停装置は、調停を終了する
のに、多くのクロックを必要として、高速動作に不向な
調停アルゴリムである。セルが1つ通過する時間で処理
をしなくてはならない調停装置にとっては、処理に必要
なクロックは少ない方がよい。
のに、多くのクロックを必要として、高速動作に不向な
調停アルゴリムである。セルが1つ通過する時間で処理
をしなくてはならない調停装置にとっては、処理に必要
なクロックは少ない方がよい。
【0008】本発明は上記このような従来の課題を解消
し、回路規模が小さく高速に処理が可能な調停装置を提
供することを目的とする。
し、回路規模が小さく高速に処理が可能な調停装置を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の調停装置は、入
力段から出力段への接続要求数を記憶する要求数処理手
段と、入力段と中間段および中間段と出力段の接続状態
を記憶する接続状態処理手段と、特定の中間段と出力段
との接続ルートに対して入力段と中間段との接続ルート
を順次変更し、中間段と出力段の未接続状態ルートに対
して、該未接続ルートの出力段への接続要求数が規定値
以上かつ入力段と中間段との接続ルートが未接続状態で
ある入力段と中間段の接続ルートを選ぶ判定手段とを備
え、入力段から中間段を経由して出力段に回路網を接続
するルートを選ぶようになっている。
力段から出力段への接続要求数を記憶する要求数処理手
段と、入力段と中間段および中間段と出力段の接続状態
を記憶する接続状態処理手段と、特定の中間段と出力段
との接続ルートに対して入力段と中間段との接続ルート
を順次変更し、中間段と出力段の未接続状態ルートに対
して、該未接続ルートの出力段への接続要求数が規定値
以上かつ入力段と中間段との接続ルートが未接続状態で
ある入力段と中間段の接続ルートを選ぶ判定手段とを備
え、入力段から中間段を経由して出力段に回路網を接続
するルートを選ぶようになっている。
【0010】
【作用】本発明では、要求数処理手段が入力段から出力
段への接続要求数を記憶し、接続状態処理手段が入力段
と中間段および中間段と出力段の接続状態を記憶し、特
定の中間段と出力段との接続ルートに対して入力段と中
間段との接続ルートを順次変更し、中間段と出力段の未
接続状態ルートに対して、該未接続ルートの出力段への
接続要求数が規定値以上かつ入力段と中間段との接続ル
ートが未接続状態である入力段と中間段の接続ルートを
選び、入力段から中間段を経由して出力段に回路網を接
続するルートを選ぶようになっている。これによって、
ATMセルスイッチなどのような回路網間のルートを決
める場合に、ルートの2重割付がなく、少ないクロック
数で決定ができる。
段への接続要求数を記憶し、接続状態処理手段が入力段
と中間段および中間段と出力段の接続状態を記憶し、特
定の中間段と出力段との接続ルートに対して入力段と中
間段との接続ルートを順次変更し、中間段と出力段の未
接続状態ルートに対して、該未接続ルートの出力段への
接続要求数が規定値以上かつ入力段と中間段との接続ル
ートが未接続状態である入力段と中間段の接続ルートを
選び、入力段から中間段を経由して出力段に回路網を接
続するルートを選ぶようになっている。これによって、
ATMセルスイッチなどのような回路網間のルートを決
める場合に、ルートの2重割付がなく、少ないクロック
数で決定ができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施例にかかる調停装
置の基本構成を示すブロック図である。同図において、
101は接続要求処理回路、102は判定回路、103
は接続状態処理回路であって、その内容は、次に述べる
この調停装置の動作の説明とともに説明する。
置の基本構成を示すブロック図である。同図において、
101は接続要求処理回路、102は判定回路、103
は接続状態処理回路であって、その内容は、次に述べる
この調停装置の動作の説明とともに説明する。
【0013】まず最初に、本実施例の調停装置が調停し
ようとする回路を説明する。本実施例の調停装置は、例
えばATMセルスイッチを3段に構成した場合に、セル
時間毎にセルが通るルートを決めるために用いる。図2
はスイッチの多段構成例を示す。スイッチ群は3段構成
になっており、入力段、中間段、出力段の各スイッチを
各々、Fスイッチ、Sスイッチ、Tスイッチと呼ぶこと
にする。Fスイッチ、Sスイッチ、Tスイッチは各々4
個の4入力4出力の単位スイッチから成る。i、j、k
は各々、Fスイッチ、Sスイッチ、Tスイッチの番号を
示し、0〜3の値をとる。
ようとする回路を説明する。本実施例の調停装置は、例
えばATMセルスイッチを3段に構成した場合に、セル
時間毎にセルが通るルートを決めるために用いる。図2
はスイッチの多段構成例を示す。スイッチ群は3段構成
になっており、入力段、中間段、出力段の各スイッチを
各々、Fスイッチ、Sスイッチ、Tスイッチと呼ぶこと
にする。Fスイッチ、Sスイッチ、Tスイッチは各々4
個の4入力4出力の単位スイッチから成る。i、j、k
は各々、Fスイッチ、Sスイッチ、Tスイッチの番号を
示し、0〜3の値をとる。
【0014】接続要求処理回路101中には送出要求数
を示すレジスタを持つ。また、接続状態処理回路103
中には単位スイッチF,S,T間ルートの使用状態を示
すレジスタを持つ。これら、送出要求数とルートの使用
状態を示す記号をLi,k、Ai,j、Bj,kとし、
これらの定義を以下に示す。
を示すレジスタを持つ。また、接続状態処理回路103
中には単位スイッチF,S,T間ルートの使用状態を示
すレジスタを持つ。これら、送出要求数とルートの使用
状態を示す記号をLi,k、Ai,j、Bj,kとし、
これらの定義を以下に示す。
【0015】Li,k: i番目のFスイッチからk
番目のTスイッチへの送出要求数 Ai,j: i番目のFスイッチとj番目のSスイッ
チ間のルートの使用状態 Bj,k: j番目のSスイッチとk番目のTスイッ
チ間のルートの使用状態 使用状態:”L”:割り付けることができる(未使用で
ある) ”H”:割り付けることができない(既使用である)多
段構成のスイッチは、入力段スイッチ(Fスイッチ)か
ら出力段スイッチ(Tスイッチ)にルートを作り、セル
を転送する。FスイッチからTスイッチへ転送するセル
数(キュー)の管理は、各Fスイッチ内でTスイッチの
番号毎に行う。
番目のTスイッチへの送出要求数 Ai,j: i番目のFスイッチとj番目のSスイッ
チ間のルートの使用状態 Bj,k: j番目のSスイッチとk番目のTスイッ
チ間のルートの使用状態 使用状態:”L”:割り付けることができる(未使用で
ある) ”H”:割り付けることができない(既使用である)多
段構成のスイッチは、入力段スイッチ(Fスイッチ)か
ら出力段スイッチ(Tスイッチ)にルートを作り、セル
を転送する。FスイッチからTスイッチへ転送するセル
数(キュー)の管理は、各Fスイッチ内でTスイッチの
番号毎に行う。
【0016】セルを送出するための調停が始まる時に、
各Fスイッチはキューの状態から、送出したいセル数(
Li,k)をTスイッチの番号毎に決定する。各Fスイ
ッチから1回の要求数の最大値はN(=4)とする。
各Fスイッチはキューの状態から、送出したいセル数(
Li,k)をTスイッチの番号毎に決定する。各Fスイ
ッチから1回の要求数の最大値はN(=4)とする。
【0017】以下に、本実施例の調停装置を用いてFス
イッチからTスイッチへの転送ルートを決める調停の仕
方を説明する。
イッチからTスイッチへの転送ルートを決める調停の仕
方を説明する。
【0018】転送ルートを調停をする前に、接続状態処
理回路103は、Ai,jとBj,kとをすべて”L”
にセットする。
理回路103は、Ai,jとBj,kとをすべて”L”
にセットする。
【0019】調停装置へ接続要求数を入力する段階で、
i番目のFスイッチからk番目のTスイッチへのルート
を割り付ける処理を行う。i番目のFスイッチからk番
目のTスイッチへのルートは、例えば、j(=i+k)
番目のSスイッチを経由するルートのように必ず1つは
割付ることができる。そこで、接続要求を入力する時に
要求数(Li,k)が1以上であれば、判定回路102
は、要求数処理回路101が要求数から1を減じた数を
記憶するように指示をする。またそれと同時に、接続状
態処理回路103は対応する接続状態を既接続状態に設
定するように、すなわち、Ai,i+k=Bi+k,k
=”H”となるように指示をする。
i番目のFスイッチからk番目のTスイッチへのルート
を割り付ける処理を行う。i番目のFスイッチからk番
目のTスイッチへのルートは、例えば、j(=i+k)
番目のSスイッチを経由するルートのように必ず1つは
割付ることができる。そこで、接続要求を入力する時に
要求数(Li,k)が1以上であれば、判定回路102
は、要求数処理回路101が要求数から1を減じた数を
記憶するように指示をする。またそれと同時に、接続状
態処理回路103は対応する接続状態を既接続状態に設
定するように、すなわち、Ai,i+k=Bi+k,k
=”H”となるように指示をする。
【0020】いまここに、k番目のTスイッチに注目し
て説明する(図3参照)。調停回路は、Sスイッチから
Tスイッチへのルートの設定をj=kからj=k+N−
1(mod N)の順で進める。その中で、j番目のS
スイッチに対して、それと接続するFスイッチを選ぶ方
法を以下に説明する。
て説明する(図3参照)。調停回路は、Sスイッチから
Tスイッチへのルートの設定をj=kからj=k+N−
1(mod N)の順で進める。その中で、j番目のS
スイッチに対して、それと接続するFスイッチを選ぶ方
法を以下に説明する。
【0021】まず、判定回路102がi=jの時、Li
,k=0であるかどうかをチェックする。Li,k≧1
ならば、i=j番目のFスイッチからj番目のSスイッ
チを経由して、k番目のTスイッチにいたるルートを設
定できることになる。そこで、判定回路102は、接続
状態処理回路103に対して、Aj,j=Bj,k=”
H”とするように指示を出す。また、接続要求処理回路
101に対して、Li,kから1を減ずるように指示を
出す。
,k=0であるかどうかをチェックする。Li,k≧1
ならば、i=j番目のFスイッチからj番目のSスイッ
チを経由して、k番目のTスイッチにいたるルートを設
定できることになる。そこで、判定回路102は、接続
状態処理回路103に対して、Aj,j=Bj,k=”
H”とするように指示を出す。また、接続要求処理回路
101に対して、Li,kから1を減ずるように指示を
出す。
【0022】一方、Li,k=0ならば、判定回路10
2は、i番号を順次増して(mod N)接続できる
ルートを捜していく。すなわち、i=j+1(mod
N)からj+N−1(mod N)の順で、上述したi
=jの場合と同じように(Li,k≧1)かつ(Ai,
j=”L”)のペアを1組捜す処理をする。条件を満た
すペアが見つかれば、FスイッチからTスイッチのパス
を設定することができる。そして、接続状態処理回路1
03に対して、ペアが成立したiとjに対応するAi,
jとBj,kを”H”にセットするように指示を出す。 また、接続数処理回路101に対しても、Li,kの値
から1を減ずるように指示を出す。
2は、i番号を順次増して(mod N)接続できる
ルートを捜していく。すなわち、i=j+1(mod
N)からj+N−1(mod N)の順で、上述したi
=jの場合と同じように(Li,k≧1)かつ(Ai,
j=”L”)のペアを1組捜す処理をする。条件を満た
すペアが見つかれば、FスイッチからTスイッチのパス
を設定することができる。そして、接続状態処理回路1
03に対して、ペアが成立したiとjに対応するAi,
jとBj,kを”H”にセットするように指示を出す。 また、接続数処理回路101に対しても、Li,kの値
から1を減ずるように指示を出す。
【0023】あるjに対しては、以上説明したように、
i=jからi=j+N−1(mod N)の順で上記の
条件を捜す。そしてこの処理は1クロックで行う。する
と、Sスイッチ番号jを1つ処理するのには1クロック
で済み、j=kからj=k+N−1(mod N)まで
をNクロックで処理することができる。
i=jからi=j+N−1(mod N)の順で上記の
条件を捜す。そしてこの処理は1クロックで行う。する
と、Sスイッチ番号jを1つ処理するのには1クロック
で済み、j=kからj=k+N−1(mod N)まで
をNクロックで処理することができる。
【0024】以上のように、調停装置は多段構成スイッ
チの内部ルートを割り付けることができる。
チの内部ルートを割り付けることができる。
【0025】請求項2の本発明に対する実施例も同様な
構成、動作である。ただし、接続要求数が2以上の時だ
けで接続ルートを選ぶところが異なる。これは、入力段
と中間段との接続ルートを2回線づつ持っている時に、
そのうち1回線は上述したように単純に規則的にルート
を決め、残りの1回線で2以上の要求がある場合に1を
超えた数の接続ルートを選ぶ場合に適応する。
構成、動作である。ただし、接続要求数が2以上の時だ
けで接続ルートを選ぶところが異なる。これは、入力段
と中間段との接続ルートを2回線づつ持っている時に、
そのうち1回線は上述したように単純に規則的にルート
を決め、残りの1回線で2以上の要求がある場合に1を
超えた数の接続ルートを選ぶ場合に適応する。
【0026】以上はスイッチの多段構成を例に、ある特
定出力段へのルートを設定する調停方法について説明し
た。このアルゴリズムは、多くの入力を集めて出力する
ような、多重回路のための調停装置にも適応できる。
定出力段へのルートを設定する調停方法について説明し
た。このアルゴリズムは、多くの入力を集めて出力する
ような、多重回路のための調停装置にも適応できる。
【0027】図2で示す多段構成のスイッチは、出力ス
イッチもN個存在する。一方、上述のような処理をする
と、1出力あたりNクロックの処理時間を必要とする。 そこで、全ての出力スイッチ(Tスイッチ)に対して、
上述のような処理をすると、N×Nクロックの時間を必
要とすることになる。
イッチもN個存在する。一方、上述のような処理をする
と、1出力あたりNクロックの処理時間を必要とする。 そこで、全ての出力スイッチ(Tスイッチ)に対して、
上述のような処理をすると、N×Nクロックの時間を必
要とすることになる。
【0028】ところが、異なるTスイッチ番号について
も同時刻に並列動作処理を行うことができるとNクロッ
クですべてのルート割付の調停処理が終了するになる(
図4参照)。そのためには、異なるTスイッチに対する
、上述の条件を捜し割り付ける調停作業を、同一時刻に
は異なるTスイッチについては異なるSスイッチで行な
えばよい。すると、処理をパイプライン的に実行するこ
とができ、NクロックでN個の出力スイッチ宛のルート
を調停することができる。また、同一時刻には、異なる
jを通過するルートを捜す処理を行っているから、並列
処理をしてもルートの2重登録することはない。
も同時刻に並列動作処理を行うことができるとNクロッ
クですべてのルート割付の調停処理が終了するになる(
図4参照)。そのためには、異なるTスイッチに対する
、上述の条件を捜し割り付ける調停作業を、同一時刻に
は異なるTスイッチについては異なるSスイッチで行な
えばよい。すると、処理をパイプライン的に実行するこ
とができ、NクロックでN個の出力スイッチ宛のルート
を調停することができる。また、同一時刻には、異なる
jを通過するルートを捜す処理を行っているから、並列
処理をしてもルートの2重登録することはない。
【0029】今ここで、拡張規模として1024×10
24を考えると、32×32の単位スイッチを用いると
Nは32(=1024/32)になる。一方、ATMセ
ル長は53バイト長である。この割付方法であると、セ
ル速度の1/8のクロックを用いても1セル時間以内に
調停が終了することになる。
24を考えると、32×32の単位スイッチを用いると
Nは32(=1024/32)になる。一方、ATMセ
ル長は53バイト長である。この割付方法であると、セ
ル速度の1/8のクロックを用いても1セル時間以内に
調停が終了することになる。
【0030】本発明の接続要求処理手段、判定手段、接
続状態処理手段は、上記実施例では、ハード回路で実現
したが、コンピュータを利用してソフトウェア的に実現
してももちろん良い。
続状態処理手段は、上記実施例では、ハード回路で実現
したが、コンピュータを利用してソフトウェア的に実現
してももちろん良い。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
3段構成のセルスイッチの内部ルートを決定する場合に
、確実にルートが確保できる中間段を基準にして、入力
段と中間段のルートを捜すことにより、多段構成セルス
イッチの内部ルートをセル時間毎に決定することができ
、その実用効果は大きい。
3段構成のセルスイッチの内部ルートを決定する場合に
、確実にルートが確保できる中間段を基準にして、入力
段と中間段のルートを捜すことにより、多段構成セルス
イッチの内部ルートをセル時間毎に決定することができ
、その実用効果は大きい。
【図1】本発明の調停装置の基本的構成を示すブロック
図である。
図である。
【図2】本発明の調停装置を適応する回路の一例である
セルスイッチの多段接続図である。
セルスイッチの多段接続図である。
【図3】本発明の実施例の動作を説明するためのフロー
チャート図である。
チャート図である。
【図4】本発明の請求項3と請求項4の実施例を説明す
るためのフローチャート図である。
るためのフローチャート図である。
101 接続要求処理回路
102 判定回路
103 接続状態処理回路
Claims (4)
- 【請求項1】入力段から中間段を経由して出力段に回路
網を接続するルートを選ぶ調停装置において、前記入力
段から出力段への接続要求数を記憶する要求数処理手段
と、その入力段と中間段およびその中間段と前記出力段
の接続状態を記憶する接続状態処理手段と、特定の中間
段と出力段との接続ルートに対して入力段と中間段との
接続ルートを順次変更し、中間段と出力段の未接続状態
ルートに対して、該未接続ルートの出力段への接続要求
数が1以上かつ入力段と中間段との接続ルートが未接続
状態である入力段と中間段の接続ルートを選ぶ判定手段
とを備え、選ばれた場合、前記接続状態処理手段は選ば
れた入力段と中間段との接続ルート及び中間段と出力段
との接続ルートを各々既接続状態に変更し、前記要求数
処理手段は選ばれた組合せに対応する接続要求数から1
を減ずる機能と、接続要求を入力する時に要求数が1以
上であれば、前記要求数処理手段は要求数から1を減じ
た数を記憶し、前記接続状態処理手段は対応する接続状
態を既接続状態に設定する機能とを持つことを特徴とす
る調停装置。 - 【請求項2】特定の中間段と出力段との接続ルートに対
して入力段と中間段との接続ルートを順次変更し、中間
段と出力段の未接続状態ルートに対して、該未接続ルー
トの出力段への接続要求数が1以上かつ入力段と中間段
との接続ルートが未接続状態である入力段と中間段の接
続ルートを選ぶ複数の判定手段を具備し、前記複数の判
定手段が中間段と出力段との未接続線ルートを検索する
処理に対し、同一クロックで検索するルートの中間段が
複数の判定手段間で異なることを特徴とする請求項1の
調停装置。 - 【請求項3】入力段から中間段を経由して出力段に回路
網を接続するルートを選ぶ調停装置において、前記入力
段から出力段への接続要求数を記憶する要求数処理手段
と、入力段と中間段および中間段と出力段の接続状態を
記憶する接続状態処理手段と、特定の中間段と出力段と
の接続ルートに対して入力段と中間段との接続ルートを
順次変更し、中間段と出力段の未接続状態ルートに対し
て、該未接続ルートの出力段への接続要求数が2以上か
つ入力段と中間段との接続ルートが未接続状態である入
力段と中間段の接続ルートを選ぶ判定手段とを備え、前
記接続状態処理手段は選ばれた入力段と中間段との接続
ルート及び中間段と出力段との接続ルートを各々既接続
状態に変更し、前記要求数処理手段は選ばれた組合せに
対応する接続要求数から1を減ずることを特徴とする調
停装置。 - 【請求項4】特定の中間段と出力段との接続ルートに対
して入力段と中間段との接続ルートを順次変更し、中間
段と出力段の未接続状態ルートに対して、該未接続ルー
トの出力段への接続要求数が2以上かつ入力段と中間段
との接続ルートが未接続状態である入力段と中間段の接
続ルートを選ぶ複数の判定手段を具備し、前記複数の判
定手段が中間段と出力段との未接続線ルートを検索する
処理に対し、同一クロックで検索するルートの中間段が
複数の判定手段間で異なることを特徴とする請求項2の
調停装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3097505A JPH04326837A (ja) | 1991-04-26 | 1991-04-26 | 調停装置 |
CA002048717A CA2048717A1 (en) | 1990-08-17 | 1991-08-08 | Growable interconnect fabric cell switch module |
US07/746,483 US5260934A (en) | 1990-08-17 | 1991-08-16 | Growable interconnect fabric cell switch module |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3097505A JPH04326837A (ja) | 1991-04-26 | 1991-04-26 | 調停装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04326837A true JPH04326837A (ja) | 1992-11-16 |
Family
ID=14194120
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3097505A Pending JPH04326837A (ja) | 1990-08-17 | 1991-04-26 | 調停装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04326837A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006129789A1 (ja) * | 2005-06-02 | 2006-12-07 | Nec Corporation | スイッチ装置、スイッチング方法およびスイッチ制御用プログラム |
JP2015198445A (ja) * | 2014-04-02 | 2015-11-09 | ザ・ボーイング・カンパニーTheBoeing Company | 多段階スイッチネットワークを通るトラフィックのネットワークリソース要求 |
-
1991
- 1991-04-26 JP JP3097505A patent/JPH04326837A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006129789A1 (ja) * | 2005-06-02 | 2006-12-07 | Nec Corporation | スイッチ装置、スイッチング方法およびスイッチ制御用プログラム |
JPWO2006129789A1 (ja) * | 2005-06-02 | 2009-01-08 | 日本電気株式会社 | スイッチ装置、スイッチング方法およびスイッチ制御用プログラム |
JP4698673B2 (ja) * | 2005-06-02 | 2011-06-08 | 日本電気株式会社 | スイッチ装置、スイッチング方法およびスイッチ制御用プログラム |
US8040821B2 (en) | 2005-06-02 | 2011-10-18 | Nec Corporation | Switching device, switching method, and switch control program |
JP2015198445A (ja) * | 2014-04-02 | 2015-11-09 | ザ・ボーイング・カンパニーTheBoeing Company | 多段階スイッチネットワークを通るトラフィックのネットワークリソース要求 |
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