JPH0432645B2 - - Google Patents

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JPH0432645B2
JPH0432645B2 JP10045385A JP10045385A JPH0432645B2 JP H0432645 B2 JPH0432645 B2 JP H0432645B2 JP 10045385 A JP10045385 A JP 10045385A JP 10045385 A JP10045385 A JP 10045385A JP H0432645 B2 JPH0432645 B2 JP H0432645B2
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dissipation block
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、金属製の表面部材を用いた健康枕に
関し、特に、熱伝導性の良好な非鉄金属製の放熱
ブロツクを、その枕の表面に並べて形成するとと
もに、その下部に空間を形成することにより、枕
の内部に熱がこもることを防止し、放熱の効果を
向上させることが出来るようにした健康枕に関す
る。
(従来の技術) 従来より、布袋に蕎麦殻や、合成ゴム片、ビニ
ル樹脂片等を封入した枕が一般に用いられている
が、この種の枕は非常に使い勝手が良好なもの
の、就寝中に頭部の熱を吸収しやすく、その枕の
内部に熱がこもつてしまい頭を保温することがあ
るために、安眠を妨げることがある。
これは、夏期や梅雨時等には、健康な人でも枕
に熱がこもることによる寝苦しさの影響が大きい
ものであり、さらに、病人等においては、頭部か
らの熱を放散することが出来ないことによる幣害
や、枕に熱がこもつてしまうことによる不快感が
特に大きいものである。
そこで昔から、病人の頭を冷やすために、水枕
や氷枕等を用いているものの、その効果が長時間
持続することがなく、時々取替えることが必要で
あり、さらに、水枕に代る冷媒を用いた冷襄等に
おいても、最初は、堅く凍結していて、使用感が
良くないことの他に、その効果の持続時間が比較
的短いという欠点を持つている。
これに対して、最近は、実公昭57−40855号公
報や、実公昭57−410008号公報等に示されるよう
な、頭部からの熱をこもらせることなく、枕本体
からの放熱が容易な金属製の枕等が用いられるよ
うになつてきている。例えば、前者のものは、金
属製の薄い板で頭に接触する部分を形成するとと
もに、その下部に放熱用の突起を多数形成し、放
熱の効果を高めるようにしているものであり、後
者のものは、枕の表面に多数の空気孔を形成し、
放熱効果を向上させるようにしている。
そして、これらの枕は、いずれもが夏期の寝苦
しい時期に、特に頭を冷やすようにするために用
いられるものであり、頭を載せる部分を弾力性を
持つた部材で構成しているために、従来より用い
られている陶器製の枕等に比較して、頭への当た
りが良く、放熱の効果があり、使用者に対して安
眠の効果を発揮出来るものの、放熱性等および、
構造や製造コストの他に、使い心地等の多くの点
において改良する余地の大きいものである。
また、本出願人は、先に特願昭60−9228号とし
て健康枕の出願を行つた。こは、多数の放熱ブロ
ツクを縦横に配置し、これらの放熱ブロツクも金
網等の弾性部材で支持させるようにして形成し、
枕部材として形成している。
そして、その枕部材を従来より用いられている
枕の上に載せて使用するか、または、その枕部材
に脚部材を一体に取付けて、枕として用いるよう
にしている。しかしながら、上記したような先願
のものでは、頭からの放熱が良好な状態で行なわ
れるものの、その弾力性に若干の難点が発生する
ことが有り、寝心地をさらに向上することが望ま
れているものであつた。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、上記したような従来より一般に用い
られている金属製等の欠点を解消するとともに、
先願に示したような枕の使用感と放熱の効果を向
上させるもので、頭が接触する部材に全体に弾力
性を持たせることが出来るようにするとともに、
放熱効果をさらに向上させ得る枕を提供すること
を目的としている。
(問題点を解決するための手段および作用) 本発明の健康枕は、頭が接触する部分を構成す
る上部材を、熱伝導性の良好な材料例えばアルミ
ニウム等の非鉄金属製の放熱ブロツクを縦横に配
置して形成し、その上部材を多数のスプリング等
の弾性体で下部材の上に支持させるようにし、一
体の枕として形成する。
本発明の上部材は、縦横に所定の数の放熱ブロ
ツクを配置し、金網および/またはピアノ線等の
線状部材等を用いて接続することにより形成して
いるもので、その上部材は複数のブロツクからな
る板状のものとして構成される。
本発明の健康枕の上部材を構成する放熱ブロツ
クは、それを中空なものとして構成するときに
は、その上面と、周囲の部分を壁部材で形成し、
場合によつては、その上部と下面に開口を形成
し、その中空部を介して空気の流通を行うことに
よつて、放熱の効果を向上させるようにしている
もので、その周囲の側壁部分に放熱用の孔を形成
することにより、放熱の効果をさらに向上させ得
るようにする。
また、本発明の放熱ブロツクを中空なものとし
て形成しないときには、その材質に熱伝導率のよ
いものを用い、その表面全体から熱を放出出来る
ようにし、場合によつては凹凸を設けて放熱面積
を増大させるようにする。
そして、本発明の放熱ブロツクは、各ブロツク
を金網等の支持部材に所定の間隔で固定するとと
もに、そのブロツクと金網との間に線状部材を固
定し両方の部材によつて弾性的に支持させるか、
または、そのブロツクの側部に十字状に孔を貫通
させ、その孔を用いて各ブロツクをピアノ線等の
線状部材で縦横に接続し、金網を用いることなし
に一体の上部材を形成する。
また、アルミ製の放熱ブロツクの場合には、汚
れや腐蝕を防止するためのメツキ等の表面処理を
行つたり、または、塗料を塗布したり、焼付け塗
装を施しているもので、頭から分泌される汗や、
整髪料等の付着によつて金属が腐蝕することがな
いような表面処理が施されている。
したがつて、本発明の放熱ブロツクにより構成
される健康枕は、その枕の周囲や下部からの放熱
の状態を良好に維持でき、しかも、頭部に接触す
る面が全体として弾性を付与され、頭部に均一な
圧力で接触するようになつているために、金属製
等の固いブロツクが当たつても、頭部に違和感を
与えることがなく、暑い時期の寝苦しさを解消出
来ることになるのである。
(実施例) 図示された例に従つて、本発明の健康枕の構成
を説明すると、第1図および第2図に示されるよ
うに、本発明の健康枕1は、その頭部に接触する
部分を、多数の放熱ブロツク10を並べて形成し
た上部材によつて構成している。図示した本発明
の実施例の場合には、各放熱ブロツク10をそれ
ぞれ金網等の支持部材3の上に、第4図に示すよ
うに、ネジ4で固定し、さらに、金網3と放熱ブ
ロツク10の脚部との間に、ワイヤー、ピアノ線
その他の線状部材20,20を十字状に挟持し、
両方の部材によつて、弾力性を有する板状の上部
材2を構成する。
そして、この上部材2を下部材5の上に、コイ
ルバネ等の弾性体で所定の間隔を置いて支持さ
せ、全体として弾力性を持たせた枕1を形成して
いる。
本発明の健康枕1は、上記したような構成のも
のであり、その放熱ブロツク10としては、アル
ミニウムや、その他の熱伝導性の良好な材料を用
い、その形状を第3〜4図、および第8〜15図
に示すようにして構成している。なお、この放熱
ブロツクの形状については、後で詳細に説明を行
う。
また、本発明の放熱ブロツク10の支持部材3
として用いられる金網は、ステンレススチール製
の針金を編んで形成しているもので、その目を用
いてワツシヤー4aと、ネジ4で固定するように
している。そして、その固定に際して、放熱ブロ
ツク10の側板12の下部と、金網との間に線状
部材20を配置し、これらを一体にネジ4を用い
て固定するが、その固定の方法については、他の
方式を用いても良い。
第1〜2図に示すような実施例の場合には、
各々の放熱ブロツク10の下面に1〜2本の線状
部材20を配置し、これらを縦横に貫通する線状
部材21,22として形成し、その端部に線状部
材を丸めたり、他の部材を一体に接続して形成し
た止め部材23を設け、線状部材20の端部や上
部材2の側板に単独で突出することがないように
する。
また、本発明の健康枕1の上部材を構成する放
熱ブロツク10としては、第3〜4図に示される
ように、その上部11を平らに形成し、上部11
から下に向けて側板12を形成し、その形状を下
面が開口した箱型に形成するとともに、その内部
を中空部17として形成する。そして、上部11
の裏面から下に向けて、その中空部17内を貫通
するようにして、支柱15を設け、その支柱15
にネジ孔16を設けており、これらの側板12と
支柱15が放熱ブロツクの脚部を構成している。
さらに、本発明の放熱ブロツク10の上部11
および側板12の上の部分には、第4図で斜線で
示すように、メツキや所定の色の塗料による塗
装、または、焼付け塗装等の表面処理が施されて
いて、頭から出る油や汗等によつてその表面が影
響を受けることがないようにされている。また、
放熱ブロツクの一部でなしにその全体を表面処理
して、その美観を向上させることと防錆の処理と
を行つても良い。
本発明の放熱ブロツク10を金網等の支持部材
3に取り付ける際には、その支柱15のネジ孔1
6を用いて固定の作用を行うことになり、線状部
材20の固定は、側板12の下端部と金網3との
間に挟み込むことにより行われる。
さらに、本発明の健康枕1の上部材2を支持さ
せるための弾性部材8としては、第5a図、第5
b図に示されるようなコイルスプリング8,8′
を用い、その上下端部に形成したU字状の固定部
8aや、アイ状の部材8bを用いて、ネジ等によ
り放熱ブロツク10および下板材に固定するとと
もに、その下端部を下部材5に固定するようにす
る。
下部材5としては、プラスチツク製の板等の他
に、合成や、金属製の板等を用いることが可能で
あるけれども、その形状は、第1図に示すよう
に、略くの字状に形成するか、または、第6a
図、第6b図または第7図に示すように中央部の
平面の両側に複数の折り曲げ部を連続して形成し
たり、平面状、曲面状にしても良く、その形状
は、任意に形成することが可能であり、さらに、
下部材の下面にすべり止めの部材を設けると良
い。
上記した第6a図および第6b図に示す本発明
の他の実施例においては、放熱ブロツク10を金
網等の支持部材3を用いることなしに、直接線状
部材20で連結した状態で保持するとともに、放
熱ブロツク10を縦横に貫通する各ワイヤー20
の両端部に止め部23を設け、端部ブロツクと止
め部との間にバネ24を設けており、このように
して構成した上部材2と下部材との間に直接弾性
支持部材を取付けて枕を構成している。また、こ
れらのバネの外周部には第7a図〜第7b図に示
されるような小さなカバー29aを設けて、上部
材の側部に突出している部材の保護を行うように
すると良い。
この実施例においては、中央部Aの表面を円弧
状に形成し、その両側の部分Bの表面を直線状に
形成している。そして、この枕の中央部Aに頭を
載せた際に、頭の表面が円弧状部にフイツトする
ようにし、横を向いたときに頬の部分が、その両
側の直線状の部分に当たるようにしている。
以上のごとく構成しているので、本発明の健康
枕は使用者が、睡眠中に寝返りをうつてどちらの
方向を向いたとしても、健康枕に対して頭が完全
にフイツトし、違和感を感じさせたりすることが
なくなるのであり、健康枕が安定した状態で使用
者の熟睡を保証することを可能にする。
第7a図、第7b図に示す他の実施例において
は、第6a図と第6b図に示したものと同様に、
放熱ブロツク10の側板12を貫通して形成した
孔14,14′をワイヤー21,22で支持する
際に、各放熱ブロツクの間、および、ワイヤーの
止め部材23と放熱ブロツクとの間等に、コイル
スプリングまたは、弾力性の大きなゴム等のバネ
24を挿入そしている。そして、頭を載せたとき
に放熱ブロツク間の間隔が少しだけ変化出来、そ
の荷重に応じて上部材の支持面の形状が頭の形状
に沿つて変化する。
本発明の健康枕1を構成する上部材2は、上記
したような構成のものであるが、その上部材2を
構成する放熱ブロツク10は、第8〜13図に示
すような各種の形状を呈する放熱ブロツク10の
側板に、孔14,14′を十字状に貫通させて形
成し、その孔14,14′に線状部材20を構成
するヨコワイヤー21と、タテワイヤー22とを
それぞれ通し、そのワイヤーの両方の端部を止め
部材23によつて固定する。
また、このようにして形成した上部材2は、下
部材5との間にコイルスプリングその他の弾性支
持部材8を、ネジ止めなどして固定するようにし
ているもので、その固定の方法としては、第6図
の場合のように、中実なものを用いる場合や、第
4図のような、その中央部に支柱15を設けてい
るときには、そのネジ孔を利用して固定すること
が可能であるけれども、第7a図に示されるよう
にブロツク10の中空部17に弾性支持部材8の
端部を挿入し、その固定を行うようにしても良
い。
上記したように、本発明の健康枕1の上部材2
を構成する放熱ブロツク10は、第3〜4図と、
第8〜13図に示されるような種々な形状を持つ
ものを用いることが可能である。つまり、第3〜
4図に示されるものは、既に詳細に説明を行つた
ので省略するとして、第8〜13図に各々示すも
のは、例えば、第8図のものは、放熱ブロツクを
中空なものとして形成し、その側板12に開口1
3を形成し、空気の流通が良好な状態で行われる
ようになつている。さらに、側板12には、第8
〜9図に示されるように、略十字状に貫通する孔
14,14′を形成し、それらの孔14,14′を
用いてワイヤー21,22を通す。
また、第10図に示すものにおいては、放熱ブ
ロツク10を中実なものとして形成し、その側板
を十字状に貫通する孔14,14′を設け、上記
したものと同様にして、ワイヤーを用いて固定す
る。
さらに、第11図には通常の放熱ブロツクを、
第12図には端部に配置する放熱ブロツクを示し
ているが、これらの放熱ブロツク10の上部11
から下に向けて四方に延長された側板12を、そ
の角の部分を切除して大きな開口13aを設け、
各々の側板を舌状の部材として形成しているもの
で、その開口を介して空気の流通を良好な状態に
維持し、放熱の効果を向上させるようにしてい
る。また、この施例においては、舌状の側板12
の所定の位置に孔14を形成し、その孔14を用
いてワイヤー21,22を通し、放熱ブロツクの
連結を行うようにしており、この他に、ピン21
を埋め込んで後述するようにワイヤーの曲げ部の
案内を行い得るようにする。
さらに、本発明の健康枕に用いられる放熱ブロ
ツク10の形状としては、第13a図、第13b
図に示されるように、上部11から下部に向けて
設けた十字状の脚部を持つたものまたは、その十
字状の脚部の央央部に端部バネ27のための空所
を形成するとともに、その空所を横切るようにし
てピン18を埋め込んだものを用いても良い。こ
の場合には、その脚部を十字状に貫通するように
して形成した孔14,14′を用いて、その連結
を行うようにしているもので、その脚部が隣接す
る放熱ブロツク10の脚部に接触し、その上部1
1を頭の支持を行うための面として形成出来る。
第14〜15図に示されるような本発明の他の
実施例の場合は、放熱ブロツク10を中空に形成
し、その側板12に所定の形状の通気孔28を形
成しており、その下端部にネジ等で弾性部材8の
固定を行うようにしたり、または、その空間に弾
性部材の先端を挿入し、その上部分の固定と、支
持とを行うようにしているものであるが、その他
に、第16図以下に示されるような構成の健康枕
1の上部材2として、放熱ブロツク10を組合せ
て形成する際に、その端部のバネ部材27を支持
するための部材として用いられる。
第16図および第17図に示されるものは、健
康枕1の上部材2を構成する際に用いられる。線
状部材20の配置およびその端部の連結方式が、
上記した他の実施例とは異なつているもので、タ
テワイヤー21と、ヨコワイヤー22との端部
を、中空な放熱ブロツク10の中空部17にその
長さを調節可能に、または、固定した状態で設け
る。
つまり、第17図に示すように、多数の放熱ブ
ロツク10を縦横に並べて、上部材2を形成する
際に、その両端部に中空な放熱ブロツクを配置
し、その側板に孔14をを設けるとともに、その
中空部17にピン18を固定し、線状部材20の
端部をワツシヤー25と、バネ圧調整部材26、
およびその両部材25,26の間に挿入される端
部バネ27で支持しているもので、ワツシヤー2
5としては、円盤状の部材の中央部にワイヤーを
貫通させるための孔を形成したものを用い、バネ
17の上端部を押える。
また、バネ圧調整部材26は、円盤状の部材の
側板から中央部に向けて切込みを形成し、その中
央部にワイヤーが貫通する孔を形成しているもの
で、ワイヤー21または22の端部に形成した止
め部材23とバネ27の端部との間にこのバネ圧
調節部材を1個ないし複数個挿入し、バネ27の
圧力を適当に調節出来るようにする。
そして、両部材25,26の間に設けた端部バ
ネ27によつて、上部材2にかかる負荷に応じ
て、放熱ブロツクによつて形成される上部材の撓
みを調節出来るようにし、使用者の頭部の支持を
確実に行い得るようにしている。
また、この実施例の場合には、上部材の縁の部
分を構成する放熱ブロツクは、図示したようなも
のを用いるが、その中間部に設ける放熱ブロツク
としては、中空なもの、またはその他の形状のも
のを任意に用いることが当然可能である。そし
て、そのようにして形成した上部材2を下部材5
に支持させるために、上記した実施例のものと同
様にして、所定の間隔で配置した弾性部材8,8
……で全体を支持させるようにしており、端部バ
ネ27と、弾性部材8によつて、健康枕1を十分
に弾力性を有するものとして形成しているのであ
る。
さらに、第18図に示すものは、上部材2の縁
の部分を構成する放熱ブロツク10を中空部材で
形成し、一方の放熱ブロツクに形成した孔14に
線状部材20の端部を止め部材23で固定し、他
方の放熱ブロツクには、第17図に示したような
線状部材20の端部の支持部材を用いて伸縮可能
に取付けしている。
そして、上部材2を構成するための多数の放熱
ブロツク10,10……を、端部バネ27によつ
て、弾力性を持つたものとして連結して形成する
のである。
さらに、この実施例の場合には、下部材5を平
板で形成し、その一方の端部に楔状の部材5aを
設け、その楔状の部材5aを介して、放熱ブロツ
ク10を支持する弾性部材8の下部を固定してい
る。したがつて、この実施例の場合には、上部材
2が全体として一方に傾斜した状態で設けられる
ことになるが、その上に頭を載せたときには、そ
の重量によつて、上部材2が頭の形状に応じた曲
線に形成されることになり、使用者に違和感を与
えることがなくなる。
上記した第17〜18図に示されるものは、端
部の放熱ブロツク10の側部12の下に全面にわ
たつてコイルスプリング等の弾性部材8の上面を
接触させ、その固定を行うようにしたものを示し
ているが、第19〜20図に示す本発明の他の実
施例においては、上部材2の端部ブロツク10の
弾性部材8に対する支持方式が異なつているもの
を示している。
第19図に示す実施例は、第17図に示すもの
とほぼ同じ構成のものであるが、端部の放熱ブロ
ツクの内側の側板12を、弾性部材8で支持する
ようにしたものを用いている。そして、この場合
には、線状部材20の端部を支持している端部バ
ネ27と、その上下の部分を規制している部材2
5,26が自由な状態で伸縮出来るようになつて
いる。したがつて、その場合には、弾性部材8と
して、第17図に示されるような、その内部に空
間を有するコイルスプリングを用いなくとも、バ
ネ27の伸縮や、端部のバネ圧調整部材26等
が、弾性部材の側部で自由に移動出来ることにな
る。
また、第20図に示される実施例においては、
第18図に示されるようにものと同様に構成して
いるが、その上部材の一方の端部を支持するため
の弾性部材8を下部材5の端部に設けた楔状の部
材5aの上と、放熱ブロツク10の内側の側板1
2との間に形成しており、それによつて、第19
図の場合と同様に、線状部材20の端部の自由度
を増加させる。
本発明の健康枕1は上記したように、多数の放
熱ブロツク10を線状部材20で接続して形成し
た上部材2を、種々な方法で支持出来るように構
成しているものであるから、使用者の要求に応じ
て、弾力性を増加させたり、その上面の形状を任
意に形成すること等が可能になる。
さらに、本発明の健康枕は、その上部材が硬い
放熱ブロツクで形成されており、この放熱ブロツ
クの相互の移動や、間隔の変化等の際に、使用者
の頭髪が噛みこまれたり、挟まれたりすることが
あれば、第1図に示したようにその上面または、
全体に放熱の作用を阻害しない程度の厚さのカバ
ー29を設けることも可能である。そして、その
カバーの側部に孔を多数設けるなどして、空気の
流通を良好な状態で保持出来、放熱の効果を向上
させることが出来る。
次に第21図以下に記載した実施例について説
明を行う。まず、第21図および第22図に記載
された他の実施例において、本発明の健康枕30
は、その頭部に接触する部分を多数の放熱ブロツ
ク40を並べて形成した上部材によつて構成して
いる。
つまり、この実施例においては、各放熱ブロツ
ク40をそれぞれ金網32等の支持部材の上にネ
ジで固定し、さらに、金網32と放熱ブロツク4
0の脚部との間にピアノ線等のワイヤー50,5
0を十字状に挟持し、両部材によつて、弾力性を
有する板状の上部材31を構成する。
そして、この上部材31を支持板35の上に、
コイルスプリング34等の弾性体で所定の間隔を
置いて支持させ、全体として弾力性を持たせた枕
30を形成している。つまり、第22図におい
て、放熱ブロツク40a,40bの下部には、そ
れぞれコイルスプリングが配置され、放熱ブロツ
ク40c,40cの2つのものを同時に支持する
ようにしてコイルスプリングが配置されるように
なつているもので、その枕に負荷される頭の重量
に応じてスプリング34の配置を変えるようにし
ている。
この健康枕40は、上記したような構成のもの
であり、その放熱ブロツク40としては、前記し
た他の実施例と同様にアルミニウムやその他の熱
伝導性の良好な材料を用い、その形状を第23〜
24図、第25図および第26a図〜第26c図
に示すようにして構成する。
第23図に示されるように、本発明の健康枕に
用いられる放熱ブロツク40としては、その側面
から見て、略台形で下面に開口部を形成した中空
なものを用いている。つまり、略平板状の上板4
1の四方から下に向けて側板45を形成し、さら
に、上板41の中央から下に向けて支柱42を突
出させている。この支柱42は側板45よりもh
だけ長く形成されていて、その下面には、上に向
けてネジ孔43を形成し、第24図に示されるよ
うに金網32への固定に際しては、ネジ49aを
ネジ孔43に係合させる。
また、本発明の放熱ブロツク40の側板45
は、支柱42を囲むようにして箱状に形成しても
良いが、その他に側板45の所定の箇所に切り欠
き部を形成したり、孔を設け、その中央部の空気
の流通を良好な状態に保ち、放熱効果を向上させ
るようにすること等も可能である。
第24図に示されるように、本発明の健康枕3
0の上部材31を構成するときに、金網32の上
下または上にワツシヤー49を介在させて、それ
らを貫通するネジ49aを用いて支柱42のネジ
孔43に係止させるようにしている。
このときに、放熱ブロツク40を金網32に直
接固定しても良いが、その他にコイルスプリング
48を金網と上板の間に介在させ、ネジ49aを
緩く取付け、コイルスプリング48によつて放熱
ブロツク40を金網32の上に浮かした状態で支
持させるようにし、上部材全体を弾力的に形成す
ると良い。
また、金網に放熱ブロツクを固定するに際し
て、放熱ブロツク40の側板42の下部と、金網
32の間に補強用のピアノ線のようなワイヤー5
0を配置し、これらを一体にネジ49aを用いて
固定するが、その固定の方法については、支柱を
固定するときに用いるワツシヤー49を介して取
付ける等の、他の方法を用いても良い。
第21図に示すような実施例の場合には、各々
の放熱ブロツク40の下面に1〜2本のワイヤー
50による線状部材を配置し、これらをタテワイ
ヤー50aと、ヨコワイヤー50bとして形成
し、その端部を曲げたり、他の部材を固着して形
成した止め部材52を設け、ワイヤーの端部が上
部材31の側部に突出することがないようにして
いる。
本発明の健康枕30の上部材を構成する放熱ブ
ロツク40としては、第25図および第26a図
〜第26c図に示されるようなものを用いても良
い。この実施例に示される放熱ブロツク40は、
四角形の上板41の中央部の下面に円柱状状支柱
42を突出させて形成するとともに、板状のフイ
ン46を支柱42の周囲に十字状に配置してい
る。また、支柱42の所定の位置には、上下に間
隔をおいて略十字状の孔44,44を貫通させて
形成しており、この孔をワイヤー33が貫通し、
各ブロツクを横に接続するようにしている。本発
明の放熱ブロツク40の上板41と支柱42、お
よび、フイン46は一体に鋳造または鍛造等の手
段によつて製造しても良いが、その他の成形方法
を用いても良い。
さらに、本発明の放熱ブロツク40の上板41
および側板42の上の部分には、メツキや所定の
色の塗料による塗装または焼付け塗装等の表面処
理が施されていて、使用者の頭から出る油分や汗
等によつて、その表面が影響を受けることがない
ようにされている。また、放熱ブロツクの一部の
みでなく、その全体に表面処理を行い、その美観
を向上させるとともに、防錆の処理を行うと良
い。
本発明の健康枕30の上部材31を支持させる
ための弾性部材としては、コイルスプリング34
を用い、第22図の平面図に示すように、各々の
放熱ブロツク40aの下部に対応するような位置
にそのコイルスプリング34を配置している。さ
らに、健康枕30の中央部には、第21図に示さ
れるように小径部を下に向けて固定した逆のコイ
ルスプリング45aを配置しているが、これは、
特に荷重の多くかかる部分で、コイルスプリング
がお互いに接触することがないようにするためで
ある。
また、コイルスプリング34を支持板35に固
定するときには、例えば、第22図に示すように
して行われる。これは、支持板35を下から貫通
するようにして設けたネジ37の先端に、調整用
ライナー36と、ナツト38を係止させ、スプリ
ング34の下端部を固定するとともに、そのスプ
リング34の上端部を金網32に直接固定する
か、あるいは、放熱ブロツク40の固定用のネジ
49aを用いて、金網32とともに一体に固定す
る。
本発明の健康枕に用いられる支持板35として
は、プラスチツク製の板等の他にベニヤ合板や、
金属製の板等を用いることが可能であるけれど
も、その形状は、第1図、第6〜7図に示される
ように略くの字状に形成するか、または、中央部
の平面の両側に複数の折り曲げ部を連続して形成
したり、その他の任意の形状に形成することが可
能である。
第27図に示す本発明の他の実施例において
は、上記したように放熱ブロツク40を金網32
等の支持部材を用いることなしに、直接ワイヤー
50で連結した状態で支持し、上部材31を構成
している。この放熱ブロツク40の下部に開口を
形成した箱形のものとして形成しており、その側
板45を貫通して形成した孔44を設けている。
そして、タテワイヤー50aとヨコワイヤー50
bとでそれぞれの隣接する放熱ブロク40を接続
するが、その固定に際しては、ワイヤー50の一
端部に止め部を形成して、放熱ブロツク40の側
板45の内側に固定し、他端部を上部材31の側
部を構成する放熱ブロツク40の中空部に設けた
ピン51を介して下に曲げ、スプリング53に固
定する。
このスプリング53としては、その端部を支持
板35に固定した引張りバネを用いても良いが、
その他に第30a図または第30b図に示される
ように、圧縮バネとして形成したものを用いても
良い。つまり、この場合には、小さなコイルスプ
リング48を放熱ブロツク40の内部に挿入し、
そのスプリングの上下の部分にワツシヤー49,
49aを介在させるとともに、側板45に形成し
た孔47から放熱ブロツク40の内部に挿入した
ワイヤー50の端部を、折り曲げるなどして止め
部を形成し、下のワツシヤー49によつて止める
ようにする。さらに、第30c図に示されるよう
なバネ圧調整部材49aを、ワイヤーの端部とワ
ツシヤー49との間に複数個挿入し、そのバネ4
8の強さを調節出来るようにする。
また、コイルスプリング48を放熱ブロツク4
0の外部に形成したときには、側板45の外側と
ワツシヤー49との間にスプリングを介在させ、
ワツシヤーの外側でワイヤー50の端部に止め部
を形成している。したがつて、上記した本考案の
構成により、放熱ブロツク40を縦横に接続する
ワイヤー50に、スプリングによつて弾力性が付
与されることになり、それによつて構成された上
部材が全体として弾力性を持つようになる。
上記した第27図に示される実施例の場合に
は、放熱ブロツク40としては、その側部に形成
される孔の位置によつて放熱ブロツク40A〜
40Dに示されるような複数の形式のものを用いて
も良い。これらの放熱ブロツクは、健康枕30の
角の部分を形成するブロツク40Aと、長手方向
の端部を構成するブロツク40B、側部を構成す
るブロツク40Cおよび中央部分を構成するブロ
ツク40Dとから構成されている。
そして、これらの種々の形状の放熱ブロツクを
組合せて健康枕の上部材を形成し、その上部材3
1を所定の間隔で支持板35に固定したスプリン
グ34を介して取付け、本発明の健康枕として構
成する。
第28図に示される他の実施例においては、放
熱ブロツク60の配置状態の一部のみを示したも
のであるが、この放熱ブロツクは第29図に示さ
れるように、底部に開口を形成した箱形のもの
で、各ブロツクの間に中間部材61を介在させ、
各ブロツクがお互いに少しの間隔を保持させる
か、または前記した例のように各ブロツクが接触
した状態で配置されるようにするとともに、その
中間のブロツクの四方の側部には、ワイヤーが貫
通するための孔47を設け、さらに、端部のブロ
ツクには、ワイヤーを上から下に向けて案内する
ための孔を形成するとともに、円弧状の案内部材
54、たとえば可撓性のチユーブ状等の部材を設
けて、ワイヤーの湾曲部の案内を行うようにす
る。
そして、これらの放熱ブロツクを組合せ、それ
らを各列毎にワイヤー50C〜50Eでそれぞれ連結
し、一体の上部材を形成している。これらの各ワ
イヤーは、第27図の例にも示されているよう
に、その一端部に止め部材を形成し、ブロツクの
側板の内部に装着するとともに、他端部にスプリ
ングを接続し、上部材を形成する放熱ブロツクが
お互いに若干の移動が可能なようにして形成され
る。
さらに、この実施例においては、健康枕の長手
方向の端部と、横の一側部のブロツクは、支持板
の上に直接固定されるもので、その他のブロツク
を短く構成し、その下部に所定の間隔で衰スプリ
ングを介在させるようにしている。
また、これに加えて、頭部の曲面に一致させる
ように個々の放熱ブロツクの上部11を曲面で形
成し、それを上部材2として構成したときに、ワ
イヤー等の弾力と、上部材の曲面とによつて頭の
面にフイツトするようにすること等も比較的容易
に出来ることになる。
本発明の健康枕を用いた場合に、その放熱の効
果は、次のようになる。つまり、気温が30℃のと
きに、頭部の温度を36℃とし、放熱ブロツクとし
てアルミニウムのブロツクを用いたときには、そ
のアルミニウムの熱伝導率が0.56であるから、そ
の熱の放出は、(36−30)×0.56=3.36℃となり、
本発明の健康枕は、その表面の温度が常に体温よ
りも3.36℃だけ低い温度に維持されることにな
る。
また、気温がそれよりも低い場合には、健康枕
の上部材の温度がそれ以上に低い状態に保持され
ることになり、病人のように、熱が高い状態のと
きには、気温との差がより大きくなるために、冷
媒等を用いて無理に冷やすことなしに、放熱の効
果をより一層発揮させることが可能になるのであ
る。
上記した本発明の実施例においては、放熱ブロ
ツクとして、アルミニウムを用いた場合について
記載したが、本発明の放熱ブロツクの材料として
は、上記したようなものに限定されるものではな
く、その他に、金や銀等の貴金属類や、銅等の他
の材料を用いたりすることが可能なものである。
さらに、放熱ブロツクの上板に磁石を埋設し、磁
気による効果を規待することや、スプリングとし
てコイルスプリングの他にゴムや他の弾性部材を
用いること等も容易に出来ることになる。
(発明の効果) 本発明の健康枕は、上記したような構成を有す
るものであるから、頭部の熱を空中に容易に放出
させることが可能になり、夏期の気温の高い時期
にも、頭を良好な状態で冷却が出来、病人のみで
なく、健康な人にも、熟睡を提供することが可能
になる。
また、本発明の健康枕は、頭に接する部材を金
属で構成しているものであるが、その全体の構造
が弾力性を有しているために、頭に対して硬く当
たることがなく、陶器等の他の部材で一体に形成
した枕のように、使用者に寝苦しさを与えること
がないのである。
そして、上記したような構成により、本発明の
健康枕は、その製造が比較的容易に行い得て、そ
のサイズ等も任意に形成出来、使用者の需要に十
分に応えることが可能になる。
さらに、本発明の健康枕を病人に用いた場合に
は、従来より用いられている氷枕のように所定の
時間毎に、その内部の氷を取替えたりする手間を
省くことが可能になり、看護人の手間を省くこと
が出来るとともに、病人にも安心感を与えること
が出来るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の健康枕の構成を示す正面
図、第2図は、その平面図、第3図は、第1図に
示す実施例の場合の放熱ブロツクの取付け状態を
示す説明図、第4図は、本発明の放熱ブロツクの
形状を示す斜視図、第5a図および第5b図は、
それぞれ弾性部材の斜視図、第6a図と第6b図
は、本発明の他の実施例を示す正面図と側面図、
第7a図と第7b図は、別の実施例を示す枕の断
面図および側面図、第8図ないし第15図は、そ
れぞれ本発明の放熱ブロツクの形状の異なるもの
を示す図で、第8図は、放熱ブロツクの側面図、
第9図は、その断面図、第10図は、中実な放熱
ブロツクの説明図、第11図は、舌状の側部を形
成している放熱ブロツクの例を示す斜視図、第1
2図は、舌状の側部を形成している端部の放熱ブ
ロツクの斜視図、第13a図と第13b図は、そ
れぞれ十字状に脚部を形成した放熱ブロツクの斜
視図、第14図および第15図は、中空な放熱ブ
ロツクと、弾性部材との連結の状態を示す説明
図、第16図は、本発明の上部材の他の実施例を
示す平面図、第17図および第18図は、それぞ
れ、本発明の他の実施例の構成を示す説明図であ
り、第19図および第20図は、それぞれ本発明
の別の実施例を示す説明図、第21図は、別の実
施例を示す側面図、第22図は、第21図に示す
例の平面図、第23図は、放熱ブロツクの形状を
示す説明図、第24図は、その取付け状態を示す
説明図、第25図は、第24図に示すものとは異
なる形状の放熱ブロツクの取付け状態を示す説明
図、第26a図ないし第26c図は、それぞれ第
25図に示される健康枕に使用される放熱ブロツ
クの構成を示すもので、第26a図はその斜視
図、第26b図は側面図、第26c図は断面図、
第27図は、別の構成の健康枕の構成を示す説明
図、第28図は、本発明の他の実施例を示す説明
図、第29図は、第28図に示す例の場合の放熱
ブロツクの構成を示す断面図、第30a図と第3
0b図はそれぞれ端部の放熱ブロツクとワイヤー
の端部との関係を示す説明図であり、第30c図
はバネ圧力調節部材の構成を示す平面図である。 図中の符号 1……健康枕、2……上部材、3
……支持部材、4……ネジ、5……下部材、8…
…弾性支持部材、9……止めネジ、10……放熱
ブロツク、11……上部、12……側板、13…
…開口、14……孔、15……支柱、16……ネ
ジ孔、17……中空部、18……ピン、19……
端部保持部、20〜22……線状部材(ワイヤ
ー)、23……止め部材、24……バネ、25…
…ワツシヤー、26……バネ圧調節部材、27…
…端部バネ、28……通気孔、29……カバー、
30……健康枕、31……上部材、32……金
網、33……ワイヤー、34……スプリング、3
5……支持板、36……調整用ライナー、37…
…ネジ、38……ナツト、40……放熱ブロツ
ク、41……上板、42……支柱、43……ネジ
孔、44……孔、45……側板、46……フイ
ン、47……孔、48……スプリング、49……
ワツシヤー、50……ワイヤー、51……ピン、
52……止め部、53……スプリング、54……
案内部材、60……放熱ブロツク、61……中間
部材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 平らな上部部材と、該上部部材の下部に突出
    させて配置する板部材もしくは支柱部材とにより
    放熱ブロツクを構成し、 前記下部に突出させる部材に対して、略十字状
    に横方向に貫通する孔を設け、 前記放熱ブロツクを多数縦横方向に配置し、各
    放熱ブロツクの横方向に貫通する孔を介して、ワ
    イヤを縦横方向にそれぞれ配置し、前記ワイヤの
    端部に弾性部材を配置し、該弾性部材を端部の放
    熱ブロツクにそれぞれ固定して上部材を構成する
    とともに、該上部材の上面を頭に接する面として
    形成し、 前記上部材と下部材との間に、複数の弾性部材
    を配置し、上部材を下部材に支持させることを特
    徴とする健康枕。 2 放熱ブロツクを、上部部材に対して下部に脚
    部を突出させて設けた部材として形成し、前記脚
    部に設けた孔を介して配置する線状部材により連
    結して上部材を構成し、該放熱ブロツクの列の端
    部のものに対して弾性部材を配置し、該弾性部材
    の端部を下部材に対して所定の位置に固定するよ
    うにして形成したことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載の健康枕。 3 放熱ブロツクの上部部材に対して、その下部
    に円柱状の支柱を突出させて配置し、該支柱に対
    して略十字状のフインを配置し、該フインもしく
    は支柱を貫通する孔を介して線状部材を配置する
    ことにより上部材を構成し、 該線状部材の端部を弾性部材を介して下部材に
    支持させることを特徴とする特許請求の範囲第2
    項に記載の健康枕。
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