JPH04326030A - ロープの張力を測定する方法とこの方法を実行する装置 - Google Patents

ロープの張力を測定する方法とこの方法を実行する装置

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JPH04326030A
JPH04326030A JP4036477A JP3647792A JPH04326030A JP H04326030 A JPH04326030 A JP H04326030A JP 4036477 A JP4036477 A JP 4036477A JP 3647792 A JP3647792 A JP 3647792A JP H04326030 A JPH04326030 A JP H04326030A
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rope
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JP4036477A
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Airbus Operations GmbH
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L5/00Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes
    • G01L5/04Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes for measuring tension in flexible members, e.g. ropes, cables, wires, threads, belts or bands

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、二つの支点間でロー
プ線材に所定の曲がりを与えるために必要な力を測定す
る、ロープ線材のロープ張力を測定する方法に関する。 更に、この発明はそのような方法を実行する装置にも関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば、航空機で制御ロープとして使用
されるロープ線材のロープ張力を測定するには、通常、
張力計としても知られている機械的な測定装置によって
行われる。この公知の方法では、互いに間隔をおいて配
設された二つの支点の間にロープ線材を設置し、両方の
支点の接続線に垂直に、両支点の中間で支点に対して働
く力を加え、その場合、支点の接続線から所定値ほど離
す。この偏向を与えるために必要な力から、校正表に基
づきロープ張力を測定している。
【0003】しかし、測定過程だけでも、ロープの硬さ
と長さに応じて、ロープ張力が測定前の値に比べて大き
くなるので、このロープ張力測定には、必ず誤差を伴う
。更に、測定を解析するため、ロープの張力を測定する
飛行機あるいは当該装置の製造メーカーによって準備さ
れている所謂校正表が必要である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明の課題は、ロ
ープ張力を系統的な測定誤差なしに測定でき、更に早く
、しかも付加的な表を使用する必要なしに、ロープ張力
を正確に測定できる方法を提供することにある。更に、
この発明の課題はそのような方法を実行できる装置を提
供することにもある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、この発明
により、二つの支点間でロープ線材を所定の傾きにする
ために必要な力を測定する、ロープ線材のロープ張力を
測定する方法の場合、連続する二回の測定を行い、互い
に異なった間隔g1,g2 に配設された支持体対4,
6;6,7の間で所定のずれh1,h2 を発生させる
のに必要な力F1,F2 を測定し、これ等の測定結果
を組み合わせることによってロープ張力Sを求める方法
によって解決されている。
【0006】更に、上記の課題は、この発明により、互
いに間隔をおいて設置された支持体から成り、両支持体
の間で支点の接続線に対して垂直に、力測定装置に連結
する可動測定ブロックが保持される、請求項1による方
法を実行する装置の場合、測定ブロック10に対してそ
れぞれ対称に間隔g1,g2を保って設置された、少な
くとも2対の支点4,5,6,7を設け、一方対の支点
4,5が他方の対の支点6,7にロープ線材8を当てる
場合、ロープ線材8に噛み合わないように、これ等の支
点を構成した装置によって解決されている。
【0007】この発明による他の有利な構成は、特許請
求の範囲の従属請求項に記載されている。
【0008】
【実施例】以下、この発明、図面に基づきより詳しく説
明する。
【0009】図1と2には、ロープ張力を測定する装置
が互いに直交する側面で模式的に示してある。この場合
、同じ機能の部材には同じ符号が付けてある。
【0010】この装置は、ケーシング1で構成され、こ
のケーシングは上部に更に詳しく説明する力測定装置3
を担持している。そして、その下部領域3に、張力を測
定する一本のロープ線材8用の二つの支持体対4と5お
よび6と7が保持されている。支持体対4,5および6
,7は図面で垂直なケーシング1の中心軸Mに対して対
称に異なった間隔にして配設されている。この場合、支
持体対4と5は、図1に示すように、支持体対4,5ま
たは6,7によって形成される支点の接続線のレベルの
下に傾けることができる。
【0011】図面でケーシング1の上部2は、回転可能
に支承された収納装置9に測定ブロックを備えた測定シ
リンダ11を担持している。このシリンダには、力測定
円柱12が配設されている。同時に、測定シリンダ11
は調節装置、図示する実施例の場合、スピンドルのナッ
ト13を介して収納装置9にレベル調節可能に保持され
ている。この場合、調節のため、ここでは図示していな
い電動モータを介して駆動できる駆動ユニット14が装
備されている。力測定円柱12は、信号導線15を経由
して図示していない評価電源ユニットに接続されている
。このユニット中では測定信号の処理が行われ、必要な
電力を供給し、一部はケーシング2の内部に装備されて
いる。最後に、図示している実施例の場合、設定装置1
6が設けてあり、この装置により内側支持体対4と5が
測定位置から非動作位置に傾き、再び元に戻る。
【0012】測定方法の経過も図1から理解できる。
【0013】先ず、内側支持体対4,5が動作状態にあ
る、つまり直立位置にある場合には、測定シリンダ11
と測定ブロック10が駆動ユニット14によって第一測
定昇降ストロークで規定値h1 ほど下方に移動する。 そして、ロープ線材8がその場合この値ほど出発位置か
ら傾き、同時に力測定円柱12で、ロープ線材の予備張
力によって反作用する力F1 が測定される。次いで、
ロープ線材8の張力を緩め、内側支持体対4,5を、図
1に示すように、設定装置16によってそれぞれ外向き
に傾ける。今度は、駆動ユニット14を介して再び測定
シリンダ11あるいは測定ブロック10を第二測定昇降
ストロークで、第一測定昇降ストロークh1 の数倍に
なる値h2 ほど下方に移動させる。この場合でも、ロ
ープ線材8の所定の傾きを達成するのに必要な力F2 
が測定される。
【0014】両方の支持体対4と5および6と7の間隔
に相当する支持幅g1 とg2 を用いて、ロープの力
Pが係数αとβを掛けた測定値F1 とF2 の和とし
て算出される。つまり、 P=α・F1 +β・F2  上記係数αとβは、傾きの値h1 とh2 および支持
幅g1 とg2 から、
【0015】
【外1】 ここで、
【0016】
【外2】
【0017】
【外3】 により与えられる。このように計算した力Pをロープの
既知断面積Aで割算すると、結局求めるロープの張力S
=P/Aが与えられる。
【0018】説明した装置をできるだけ多面的に、つま
り種々の長さと断面積のロープに対して使用できるため
、外側の支持体対6,7の間隔を可変できると好ましい
【0019】一般に、できる限り正確な測定結果を求め
るため、以下の条件が与えられると最適になる。即ち、
−最初の測定を最小の測定昇降ストロークh1 と最小
の支持幅g1 で行う。 −第二の測定の測定昇降ストロークh2 をできる限り
大きくする。 −外側支持体対6,7の支持幅g2 を内側支持体対4
と5の支持幅の約2倍にする。 −第二の測定昇降ストロークを段階的に大きくし、ロー
プの力Pを何度も測定すると、更に正確な測定が外挿と
測定結果の統計的な評価によって可能になる。
【0020】最後に、説明した装置から離れてこの発明
の枠内で、測定装置に、ロープ線材8の方向に長さを調
節できるように保持され、種々の支持幅に設定できるた
だ一対の支持体を装備することも当然可能であることが
判る。何れにしても、重要なことは、測定装置は正確な
測定に必要な硬さを有する点にある。
【0021】
【発明の効果】この発明による方法に付随し、二回測定
でロープの長さやロープの硬さを補償して、ロープ張力
を正確に測定でき、測定値を誤りに導く張力の上昇を排
除する。従って、航空機の制御部の種々の長さのロープ
を構造による他の表示を使用することなく、従来の方法
よりもっと早く調べることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるロープ張力を測定する装置の模
式的な側部断面図である。
【図2】図1に対して直交する方向から見た装置の模式
的な側部断面図である。
【符号の説明】
1      ケーシング 3      下部領域 4,5,6,7      支持体対 8      ロープ線材 9      収納装置 10    測定円柱 11    測定シリンダ 12    力測定ロッド 13    スピンドル・ナット 14    駆動ユニット 15    信号導線 16    設定装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  二つの支点間でロープ線材を所定の傾
    きにするために必要な力を測定する、ロープ線材のロー
    プ張力を測定する方法において、連続する二回の測定を
    行い、互いに異なった間隔g1,g2 に配設された支
    持体対4,6;6,7の間で所定のずれh1,h2 を
    発生させるのに必要な力F1,F2 を測定し、これ等
    の測定結果を組み合わせることによってロープ張力Sを
    求めることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】  互いに間隔をおいて設置された支持体
    から成り、両支持体の間で支点の接続線に対して垂直に
    、力測定装置に連結する可動測定ブロックが保持される
    、請求項1による方法を実行する装置において、測定ブ
    ロック10に対してそれぞれ対称に間隔g1,g2 を
    保って設置された、少なくとも2対の支点4,5,6,
    7を設け、一方対の支点4,5が他方の対の支点6,7
    にロープ線材8を当てる場合、ロープ線材8に噛み合わ
    ないように、これ等の支点を構成したことを特徴とする
    装置。
  3. 【請求項3】  前記支点は、二つの支持体対4,5;
    6,7によって形成されていて、これ等の支持体対は測
    定ブロック10に対して異なった間隔に保持されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の装置。
  4. 【請求項4】  測定ブロック10に隣接配置されてい
    る内側支持体対4,5は外側支持体対6,7の支点の接
    続線のレベル以下に傾斜可能に保持されていることを特
    徴とする請求項3に記載の装置。
  5. 【請求項5】  外側支持体対6,7の間隔g2 は、
    内側支持体対4,5の間隔g1 の約2倍であることを
    特徴とする請求項3または4に記載の装置。
  6. 【請求項6】  外側支持体対6,7は、ロープ線材8
    の方向に移動可能に保持されていることを特徴とする請
    求項3〜5の何れか1項に記載の装置。
  7. 【請求項7】  支点は、ロープ線材8の方向に移動可
    能に保持される一対の支持体によって形成されているこ
    とを特徴とする請求項2に記載の装置。
JP4036477A 1991-02-28 1992-02-24 ロープの張力を測定する方法とこの方法を実行する装置 Expired - Lifetime JP2563152B2 (ja)

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