JPH04325139A - レーザ治療装置 - Google Patents

レーザ治療装置

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JPH04325139A
JPH04325139A JP3094460A JP9446091A JPH04325139A JP H04325139 A JPH04325139 A JP H04325139A JP 3094460 A JP3094460 A JP 3094460A JP 9446091 A JP9446091 A JP 9446091A JP H04325139 A JPH04325139 A JP H04325139A
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JP
Japan
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laser
light
guide
endoscope
probe
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Withdrawn
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JP3094460A
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Inventor
Tadahiko Ogasawara
小笠原 忠彦
Seiji Kuramoto
聖治 倉本
Hibiki Imagawa
今川 響
Yoshihiro Kosaka
小坂 芳広
Masaya Yoshihara
吉原 雅也
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、使用する内視鏡の撮像
方式などに応じてガイド光の光量を自動的に制御するレ
ーザ治療装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、細長の挿入部を体腔内等に挿入す
ることにより、切開を必要とすることなく体内等の対象
部位を診断とか観察することのできる光学式内視鏡が広
く用いられるようになった。
【0003】この種の内視鏡では、処置具チャンネル内
に処置具を用いることにより、病変部に対して治療処置
を行うことができる。この処置具チャンネル内にレーザ
光を伝送するレーザガイドを挿通して、レーザ光による
止血等の治療処置を行うものとして、固体レーザである
YAGレーザが広く用いられる。
【0004】このYAGレーザの発振波長は1.06μ
m であり、可視光領域より長波長の遠赤外域にあるの
で、通常視認することができない。
【0005】そのため、一般的には可視域内の赤色光を
出力するHe −Ne レーザなどをガイド光として用
いて照射目標部位を確認できるようにしている。
【0006】ところで、面順次式の撮像手段を用いたビ
デオスコープでは、図2(a)に示すように赤(R),
緑(G),青(B)の照明光を被照射体に順次周期的に
照射し、その照射に同期して撮像手段から信号読み出し
を行い、信号処理して表示画面上に被照射体像を表示す
る。
【0007】上記面順次式ビデオスコープにて観察しな
がらレザーガイドを体腔内へ挿入してレーザ治療を行う
場合、ガイド光を常時、出射しているので、電荷蓄積部
と転送部とが共通のライン転送方式の撮像手段を用いた
場合、この撮像手段の信号読み出しをどのタイミングで
行っても上記ガイド光が本来の色信号R,G,Bに購入
し、色再現性が低下するのみならず、照明を停止して、
その間に撮像手段からの信号を読み出している期間にも
、レーザ光が出射しているため、スミアリングを生じて
画質を低下させてしまうという不具合がある。
【0008】この対策として、例えば、特開昭62−2
66048号公報、特開昭62−266049号公報に
開示されているように、ガイド光の光路上に絞り、ある
いは、フィルタを介装し、スミアリングの発生しない範
囲でガイド光の光量を調整できるようにしたものがある
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、レーザ治療
の際に用いる内視鏡には面順次式ビデオスコープ以外に
、撮像素子上に色フィルタを設け画素上で赤(R),緑
(G),青(B)の照明光を同時に取出す同時式ビデオ
スコープと被照射体像を光電変換せずイメージガイドを
介して外部へ取出すファイバースコープとがある。
【0010】同時式ビデオスコープにおいて、フレーム
転送方式あるいはインタライン転送方式の撮像手段を採
用するものでは、図2(b)に示すように照明光が連続
的に受光されてもスミアリングが生じず、あるいは、生
じてもほとんど影響はない。したがって、内視鏡観察下
でレーザ治療を行う場合、使用する内視鏡が面順次式ビ
デオスコープか同時式ビデオスコープあるいはファイバ
ースコープかでガイド光の光量を可設定する必要がある
【0011】しかし、レーザ治療を開始する前に使用す
る内視鏡に合せて上記ガイド光の光量を逐一調整してい
たのでは操作が煩雑化するばかりでなく、調整を忘れて
治療を開始してしまうと、途中でガイド光量が自動的に
調整されないため画質の低下などを招くという問題があ
る。
【0012】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、面順次式ビデオスコープと同時式ビデオスコープ、
ファイバースコープの別に拘わりなくガイド光の良好な
視認性を得ることができるとともに、常に安定した被照
射体像を表示することができ、しかも、操作性のよいレ
ーザ治療装置を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によるレーザ治療
装置は、不可視レーザ光を発生するレーザ発生装置と、
ガイド光を発生するガイド光発生装置と、上記不可視レ
ーザ光と上記ガイド光とを導光するレーザガイドと、こ
のレーザガイドを挿通自在な内視鏡と、光源から出射す
る照明光を受光する受光手段と、この受光手段で受光し
た信号に基づき上記ガイド光の光量を制御する制御手段
とを備えたものである。
【0014】
【作用】本発明は内視鏡の機種別に相違する照明光の照
射タイミングに着目し、この照射タイミングを検出して
内視鏡の種別に対応してガイド光の光量を可変調整する
ものである。
【0015】すなわち、内視鏡を用いてレーザ治療する
際に、光源からの照明光を受光手段によって受光し、制
御手段では上記照明光の出射タイミングに基づき内視鏡
の種別に対応したガイド光の光量を得るべく制御する。
【0016】その結果、いずれの内視鏡を用いても対象
部位の観察能を妨げることなくレーザ治療を行うことが
できる。
【0017】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
【0018】図1は本発明の一実施例によるレーザ治療
装置の全体概略図である。
【0019】図中の符号1は内視鏡、2は光源、3はレ
ーザ装置である。
【0020】上記内視鏡1には上記光源2から供給され
る照明光を内視鏡先端部1aへ導くライトガイド4が挿
通されており、このライトガイド4の先端面から被照射
体である体腔内の生体組織5へ照明光が出射される。
【0021】また、上記レーザ装置3にはYAGレーザ
などの治療用不可視レーザを発生させるレーザ発生装置
6と、He −Ne レーザなどのガイド光を発生させ
るガイド光発生装置7と、上記ガイド光の光量を制御す
る制御手段8とが設けられており、このレーザ発生装置
6とガイド光発生装置7の光路上の交差部にミキシング
ミラー9が介装され、このミキシングミラー9の反射方
向の光路に、上記内視鏡1のチャンネル1bに挿通自在
なレーザガイド10が接続されている。
【0022】また、上記レーザガイド10と上記ミキシ
ングミラー9との間の光路上に分割ミラー11が介装さ
れており、この分割ミラー11の反射方向に受光手段1
2が対設されている。
【0023】上記制御手段8では、上記受光手段12か
らの信号に基づきロータリソレノイドなどの駆動手段1
3を介してフィルタ14を、上記ガイド光発生装置7か
ら出射するガイド光路上に介装したり、そこから退避さ
せたりする。
【0024】(作用)次に、上記構成による実施例の作
用について説明する。
【0025】光源2からの照明光は内視鏡1に挿通する
ライトガイド4を経由して内視鏡先端1aから出射して
体腔内の生体組織5を照明する。
【0026】一方、レーザ装置3のレーザ発生装置6か
ら出射したYAGレーザなどの治療用不可視レーザ光は
、上記内視鏡1のチャンネル1bに挿通されたレーザガ
イド10を通り、上記生体組織5の治療対象部位に照射
されて治療に供される。
【0027】また、ガイド光発生装置7から出射したガ
イド光はミキシングミラー9に反射されて上記レーザガ
イド10へ導かれ、上記不可視レーザ光とともに上記治
療対象組織に照射される。
【0028】その後、上記生体組織5からの反射光のう
ちの一部が上記レーザガイド10の先端に入射され、こ
のレーザガイド10に導かれて基端側に対設する分割ミ
ラー11にて反射されて受光手段12に受光される。
【0029】そして、この受光手段12から制御手段8
へ上記反射光に対応する信号が出力される。
【0030】この受光手段12から出力する反射光の信
号はライトガイド4から出射する照明光のタイミングに
同期しており、上記内視鏡1が画順次式ビデオスコープ
であれば、図3(a)に示すような方形波が検出でき、
また、ファイバスコープ、同時式ビデオスコープであれ
ば図3(b)に示すような連続した波形となる。
【0031】上記制御手段8では上記受光手段12から
の信号に基づき、方形波が検出された場合、ロータリソ
レノイドなどの駆動手段13を介してフィルタ14を上
記ガイド光発生装置7から出射するガイド光の光路上に
介装させ、また、連続波が検出された場合、上記フィル
タ14を上記光路上から退避させる。
【0032】その結果、使用している内視鏡1が面順次
式であれば上記ガイド光の光路上にフィルタ14が自動
的に介装され、上記生体組織5の治療対象部位に照射さ
れるガイド光の光量が何分の1がに減衰される。したが
って、図示しないモニタ上に表示される内視鏡像にスミ
アリングが生じず、あるいは、スミアリングが発生した
としても内視鏡観察を実質的に防げることのない軽微な
ものとなる。
【0033】尚、上記フィルタ14による上記ガイド光
の減衰率はフィルタの交換などにより適宜設定すること
ができる。
【0034】また、上記制御手段で上記受光手段12で
の照明光からの反射光をまったく受光してないと判断し
た場合、上記レーザガイド10が内視鏡1のチャンネル
1bに挿通されていないか、挿入されていても内視鏡先
端部1aから突出されていないかのいずれかの場合が考
えられるため、レーザ光の照射を停止状態にするインタ
ーロックを装備することも可能である。
【0035】また、受光素子12をレーザ装置3に設け
ているため、内視鏡1の種別をレーザ装置3側のみで判
別することができ取扱い性がよい。
【0036】なお、本発明においては上記受光素子12
を内視鏡先端部1aに設けたり、光源2とりコネクタ部
に設けるようにしてもよい。
【0037】ところで、レーザ装置には、図3に示すレ
ーザガイドを有するレーザプロープ21を適用すること
も可能である。
【0038】すなわち、体腔・腹腔内に上記レーザプロ
ーブ21をトラカールなどの環状部材22を介して導き
入れ、上記レーザ装置3からのレーザ光を光ファイバ2
3を介して上記レーザプロープ21に供給し、体腔内処
置部24を処置する。
【0039】また、他方から上記体腔・腹腔内に内視鏡
1を挿入し、光源装置2からの照明光をライトガイド4
を介して内視鏡先端部1aから出射し処置対象部材間を
照明する。
【0040】レーザガイドを有する上記レーザプローブ
21は図4〜図8に示す構成とすることが望ましい。
【0041】図4に示すように、上記環状部材22に挿
通するレーザプローブ21のレーザハンドピース31の
先端には接触型チップ32が設けられており、また上記
レーザハンドピース31に弾性部材33が軸方向へ相対
移動自在に挿通されている。この弾性部材33は上記環
状部材22と上記レーザハンドピース31との間の間隙
34からのガス漏れを防止するものである。
【0042】上記環状部材22に細径のレーザハンドピ
ース23を挿通しても上記弾性部材35にて気密性が保
持されているため、上記間隙から体腔内膨満のためのガ
スが外部へ漏出するなどの不具合が生じず、処置をスム
ーズに行うことが可能になる。
【0043】また、上記弾性部材33を図5に示す外周
がテーパ状に形成された弾性部材35にすれば、どの内
径の環状部材22に対しても対応可能になる。
【0044】また、図6に示すように、男性部材35と
レーザハンドピース31との間に、ねじ部を介して互い
に螺締する第1の締結分材36と第2の締結部材37を
介装し、この両締結部材36,37を締付けることで、
この両締結部材36,37間に挾まれた位置決め用弾性
部材38を圧縮して、このときの径方向へ膨出圧で、位
置決め用弾性部材38を介して上記弾性部材35を上記
レーザハンドピース31に固定する。
【0045】その結果、このレーザハンドピース31を
環状部材22の任意の位置に固定させることができる。
【0046】また、この場合、図7に示すように上記弾
性部材35と位置決め用弾性部材38を第1の締結部材
36に固設し、この第1の締結部材36に螺締する第2
の締結部材37に把持部37aを設ければ、この把持部
37aと上記弾性部材35とを把持して相対回転される
ことができるため、弾性部材35の固定、解除を簡単に
行うことができるようになる。
【0047】さらに、図8に示すように、レーザハンド
ピース31の先端側に、固定用弾性部材39を着脱自在
に設ければ上記レーザハンドピース31を環状部材22
に固設することができ、また、上記固定用弾性39を外
せば基端側を支点として上記レーザハンドピース31の
先端を移動されることができる。また、上記弾性部材3
6,39の硬度、テーパ角を所望の硬度、角度にすれば
、より固定を確実にすることができる。
【0048】ところで、円錐型に成形されたコンタクト
チップで肝臓と胆のうの癒着をレーザで切離する方法が
あるが、これでは肝臓や胆のう自体を切開したり、熱変
成を与えたりすることがある。
【0049】そこで、図9〜図11に示す様にレーザ発
生装置6(図1参照)からレーザガイド10により導か
れたレーザ光がレーザガイド10の出射端10aから出
射され、シリンドリカルレンズ41で略線状に集光され
る。
【0050】レーザ光が集光する部分は、レーザガイド
10を保護するシース42につながる43の凹部43a
に位置するように、このフック43が形成されている。 このフック43は、板状で肝臓と胆のうの繊維状組織A
フック43の先端部43bで押し広げ、中に入り込み、
上記凹部43aに取り込むようになっている。また、板
状フック43の凹部入り口に設けられた爪部43cで、
上記繊維状組織Aを引掛け、上記凹部43aに取り込む
こともできる。
【0051】そして、取り込まれた組織Aは、シリンド
リカルレンズ41により線状に集光されたレーザ光で切
断される。
【0052】切断後レーザ光はフック43で遮ぎられ、
肝臓または胆のうの正常部位に熱影響を及ぼすことはな
い。
【0053】図12は、図9〜図11のシリンドリカル
レンズ41に代えて、先端がくさび状のコンタクトチッ
プ51をフック43に対し、進退可能に配した例である
【0054】レーザガイド10から出射されたレーザ光
は、人工サファイア等で形成されたコンタクトチップ5
1に入り、このコンタクトチップ51の先端部に形成し
たくさび形状の綾線51aに集光する(この様子を図1
3(c)に示す)。したがって、綾線51aが最もエネ
ルギー密度が高くなる。
【0055】このコンタクトチップ51とレーザガイド
10とを内シース52で位置決め固定し、この内シース
52が外シース53に進退自在に挿通されている。
【0056】この外シース53の先端には、板状フック
43が取り付けられている。この板状フック43は、金
属製であり、内部には、組織取り込み用の凹部43aが
あり、取り込んだ組織Aに対し、コンタクトチップ51
を押し付け、レーザ光を照射すると綾線51aに集光し
た高エネルギーで効率良く、組織Aが切断され、しかも
出血を起こさない。
【0057】また、図14は、図12のコンタクトチッ
プ51の代わりに、金属などのレーザ光吸収材料で形成
されたホットブレード61を設けた例である。
【0058】また、組織切断能向上のために、フック4
3の凹部43aに刃部62を形成してもよい。
【0059】また、一方、人工サファイアで形成された
円錐型コンタクトチップを用い、経ラパロスコープ的に
肝臓と胆のうの生理的癒着をレーザ光のエネルギーで切
離する手術が行なわれているが、肝臓や胆のうを誤って
切離したり熱変成させたりすることがある。
【0060】そこで、図15,図16に示すようにレー
ザ装置3から出射されたレーザ光を集光レンズ71で光
ファイバー束からなるレーザガイド72の入射端72a
に導き、シース73内を通り、シース先端開口部73a
の光ファイバーの出射端72bから出射させるようにし
、かつ、この先端開口部73aをシース73の軸方向に
対し、一定の角度を持たせ、光ファイバーの出射端72
bを先端開口部73aの内部に1列(あるいは2列以上
)に、櫛歯のように固定する。なお、上記先端開口部7
3aはシース73と先端ガード73bとで形成されてい
る。
【0061】上記シース73の先端開口部73aに配列
したレーザガイド72の出射端72bを肝臓と胆のうの
癒着部に押付け、この癒着部にレーザ光を照射しながら
上記シース73を図の左右方向へ移動させる。すると、
上記出射端72bに接触した組織だけが熱変成を受ける
。さらに、癒着部が上記出射端で擦過されることで切離
される。
【0062】また、図16に示すように、上記レーザガ
イド10の出射端72bの周囲が先端開口部73aに覆
われているため、この先端開口部73a以外ヘはレーザ
光が照射されず安全である。
【0063】なお、図17には先端開口73aをシース
73の軸方向に対し、浅い角度θに形成した例を示す。
【0064】また、他方、従来のレーザ装置では、使用
するプローブごとに透過率が異なるので、入射パワーが
同じでもプローブが異なると、プローブ先端からの出射
パワーが異なってしまう。そのため、プローブを代える
たびに入出力パワーの校正を行なう必要があり、作業が
煩雑であった。図18のようにすることにより、これが
軽減できる。
【0065】レーザガイドを有するプローブ81には、
個々のプローブ81を識別するためにバーコード等が施
された識別情報記録部82を備えたコネクタ部83を持
つ。このコネクタ部83をレーザ装置に接続すると、識
別情報検出部84が識別情報を読みとる。不揮発性メモ
リで、レーザ装置の電源を切っても記録内容は消えない
第1記憶部85には、複数本のプローブ識別情報と同数
のプローブの校正データとを記憶できるだけの容量があ
る。
【0066】制御部86は、接続されているプローブ8
1と同じ識別情報が上記第1記憶部85に既に記憶され
ているかどうかを確認し、記憶確認表示部87のLED
を点灯させる等して、その結果をユーザに知らせる。
【0067】上記第1記憶部85に識別情報が記憶され
ていない場合には、ユーザが校正スイッチ88を操作す
ると、上記制御部86は出力校正モードとなり、ユーザ
はプローブ81の先端を光検出部89に対向させる。
【0068】プローブ検出部90では、プローブ81の
先端が上記光検出部89に対向しているかどうかを検出
し、対向していると判断すると、上記制御部86では自
動的にレーザ電源部91,レーザ発振部92を介して出
射可能最大パワー以下のパワーのうち、数箇所でレーザ
光を出射し、それぞれの時の上記レーザ電源部91の入
力レベルとその時に光検出部89から読みとったプロー
ブ81の先端でのレーザパワーとを比較し、校正データ
として上記第1記憶部85に記憶させる。
【0069】この校正作業が終了すると出力校正モード
が終了し、制御部86で第1記憶部85に記憶下校正デ
ータを読み出し、校正しなかった点におけるレーザガイ
ド電源部91の入力レベルとレーザパワーを順次推定し
ていき、これらの推定データをレーザ装置の電源を切れ
ば記憶内容は消える第2記憶部93へ記憶させる。
【0070】ユーザは、出力設定部94を操作しながら
、出力表示部95の表示値が所望のレーザパワーに合う
ように調整する。
【0071】制御部86では、設定されたレーザパワー
をプローブ81の先端から出すにはどれだけの入力レベ
ルをレーザ電源部86に与れば良いかを第2記憶部93
に記憶されている推定データから探し出し、そのレベル
の入力をレーザ電源部86に与える。レーザ電源部86
はそれに応じたエネルギーをレーザ発振部92へ与える
【0072】ユーザは所望の対象物にプローブ81の先
端を対向させ、出射スイッチ96を操作することにより
、出力表示部95に表示されたと同じレーザパワーによ
って対象物を照射することができる。
【0073】また、レーザ装置に装着したプローブ81
の識別情報が第1記憶部85に既に記憶されている場合
には、プローブ81の先端を光検出部89に対向させな
くとも、同時に記憶されている校正データから、推定デ
ータを求めて第2記憶部93に記憶し、あとは上記と同
様に使用できる。
【0074】プローブ81の経時変化や、使用による劣
化を考慮して、第1記憶部85の内容は、記憶してから
一定期間が経過したプローブ81についての記憶は、自
動的に消去される。
【0075】以上のように、従来と比べてパワーの校正
が簡単であり、使用するプローブ81を代えても以前に
校正作業を行なったことがあれば必ずしも校正を行なわ
なくても良くなる。
【0076】図19,20はプローブ81のコネクタ部
83の挿入部83aにバーコードなどの識別情報記録部
82を設けた例を示すもので、この識別情報記録部82
は溝83bの底面に設けられているので、コネクタ部8
3の挿入部83aをレーザ装置に抜き差しするときに上
記識別情報記録部82がすり切れて消えてしまうのを防
止することができる。
【0077】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
ガイド光の光量が内視鏡の種別に応じて自動的に制御さ
れるので、面順次式のビデオスコープでの観察下におい
て、レーザ治療をする際にモニタに表示された被照射体
がガイド光により乱されることがない。
【0078】しかも、自動的にガイド光の光量が制御さ
れるので、いずれの内視鏡を使用してもガイド光の視認
性が良好で、常に安定した被照射体像をモニタに表示す
ることができるとともに、操作が極めて簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるレーザ治療装置の全体
該略図
【図2】(a)は面順次式ビデオスコープの照明光の波
形、(b)はファイバースコープまたは同時式ビデオス
コープの照明光の波形
【図3】レーザ治療の術式を示す概略図
【図4】レーザ
プローブの側面図
【図5】レーザプローブの側面図
【図6】レーザプローブの側面図
【図7】レーザプローブの部分拡大図
【図8】レーザプローブの側面図
【図9】レーザプローブの斜視図
【図10】図9の側面断面図
【図11】図10のXI−XI断面図
【図12】レーザプローブの部分拡大図
【図13】(a
)コンタクトチップの側面図、(b)同正面図、(c)
同底面図
【図14】レーザプローブの側面断面図
【図15】レー
ザプローブの側面断面図
【図16】図15の底面図
【図17】レーザプローブの一部断面側面図
【図18】
レーザ装置の回路ブロック図
【図19】レーザプローブ
のコネクタ部の側面図
【図20】図19のXX−XX断
面図
【符号の説明】
1…内視鏡 6…レーザ発生装置 7…ガイド光発生装置 8…制御手段 10…レーザガイド 12…受光手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  不可視レーザ光を発生するレーザ発生
    装置と、ガイド光を発生するガイド光発生装置と、上記
    不可視レーザ光と上記ガイド光とを導光するレーザガイ
    ドと、このレーザガイドを挿通自在な内視鏡と、光源か
    ら出射する照明光を受光する受光手段と、この受光手段
    で受光した信号に基づき上記ガイド光の光量を制御する
    制御手段とを備えたことを特徴とするレーザ治療装置。
JP3094460A 1991-04-24 1991-04-24 レーザ治療装置 Withdrawn JPH04325139A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3094460A JPH04325139A (ja) 1991-04-24 1991-04-24 レーザ治療装置

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