JPH04324446A - 透明画を分解するための装置及び方法 - Google Patents

透明画を分解するための装置及び方法

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JPH04324446A
JPH04324446A JP4030762A JP3076292A JPH04324446A JP H04324446 A JPH04324446 A JP H04324446A JP 4030762 A JP4030762 A JP 4030762A JP 3076292 A JP3076292 A JP 3076292A JP H04324446 A JPH04324446 A JP H04324446A
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JP
Japan
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light
light sources
color
color separation
detector
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JP4030762A
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English (en)
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Melman Haim
ハイム・メルマン
Shalev Eli
エリ・シャレヴ
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Scitex Corp Ltd
Original Assignee
Scitex Corp Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/48Picture signal generators
    • H04N1/482Picture signal generators using the same detector device sequentially for different colour components
    • H04N1/484Picture signal generators using the same detector device sequentially for different colour components with sequential colour illumination of the original

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一般的には蛍光照明
に関し、特に、カラー画像の色分解の応用のための装置
及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】R.K.モーラ著「電子的な色分解」(
R.K.プリンティング・アンド・パブリッシング社、
1988年)には、走査方法一般が概観されており、そ
こでの開示は本明細書に援用される。色の原理はG.ワ
イセゼッキ及びW.S.スティルス著「カラー・サイエ
ンス」(ウイリ・アンド・サン社、1982年)に説明
されており、その開示は本明細書に援用される。
【0003】蛍光灯は、色分解スキャナにおけるライン
照明のような多くの応用に有用である。通常使用される
一本の蛍光灯では、所望のスペクトル分布を作るように
複数の蛍光体が混合されている。その結果の照明強度は
放電電流の効率によって主に制限される。
【0004】多くの応用においては、ランプによって与
えられる照明強度はできるだけ大きいことが望ましい。 例えば、透明画走査(transparencysca
nning)の応用に対する公知の色分解方法は,検知
器の前に順次配置された複数のカラー・フィルタと「白
色光」の光源とを採用する。例えば、赤・緑・青(RG
B)の色分解の応用に対して、赤フィルタ、緑フィルタ
及び青フィルタは白色光のスペクトルの赤、緑、青の部
分の透過を逐次提供する。この方法の重要な利点は、そ
れぞれのフィルタは光エネルギの2/3前後を「浪費」
し、約1/3を透過するのみであるから、理論的には光
エネルギ効率は約1/3になるということである。実際
、光エネルギ効率は一般的には1/3よりも小さく、典
型的には光源の光エネルギの25%ほどが利用される。
【0005】米国特許第4、535、394号明細書に
開示されている照明構成は、複数の吸収・ダイクロイッ
ク・フィルタと作動的に協同する複数の白色光光源を備
え、吸収・ダイクロイック・フィルタにより、ユーザー
は複数の光源のうちの選択された1つの強度を変えるこ
とによって、結果的に生じるビームの色を制御すること
ができる。この構成の光エネルギ効率も通常は1/3よ
りも小さい。
【0006】米国特許第4、642、579号及び第4
、658、289号明細書は、反射性媒体上のカラー画
像に対する光源の色分解を行うのに有用な照明方法を開
示している。RGB色分解の応用の場合には赤、緑及び
青である3個の開口蛍光灯が設けられ、カラー画像内の
特定のラインを照明するように配置される。それぞれの
特定のラインに対して、3個の蛍光灯が逐次閃光を発し
、3個の閃光により与えられる色エネルギを3個の検知
器を使って集積する。しかしながら、この方法は、透明
画のような透明媒体上に表されたカラー画像を走査する
ためには作動しない。透明画の応用では、光はレンズの
光軸に沿って且つレンズによって走査される開口数内に
伝搬しなければならない。
【0007】光源のためのハウジングを設け、光源から
の光をハウジングから反射させることも公知であるが、
相対的に効率的ではない。光源によって与えられる光の
10%ほどがハウジングから有用に反射される。
【0008】ヨーロッパ特許出願公開第0322070
号明細書はカラー画像を生成するための照明システムを
開示し、該システムは3個の白色光の点光源とダイクロ
イック・フィルタとを備える。それぞれのランプの全エ
ネルギの1/3が利用されるにすぎない。したがって、
この構成の全出力は単一の光源の出力とほぼ同じであり
、それよりも小さいこともある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、高
強度蛍光照明を与えるための装置及び方法を提供するこ
とである。一般に、本装置は、発光ダイオード(LED
)のような任意の有色光光源を含むことができ、動的な
機械的特徴を持たない。
【0010】また、この発明は、透明画上に表されたカ
ラー画像の色分解の応用のための装置及び方法を提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の好ましい実施
例によれば、透明媒体上に表されたカラー画像を複数の
色分解へ分解するための装置が提供され、該装置は、透
明媒体を介して光を投射するために前記複数の色分解の
うちの少なくともいくつかに一般的に対応する複数の有
色光光源と、前記複数の光源からの光を共通の光路に結
合するための装置と、前記共通の光路と一致する光軸を
有し、入射光を検知するための検知器と、前記複数の光
源のうちの少なくとも幾つかを逐次作動させ、前記複数
の色分解を生成するための装置とを具備する。
【0012】また、この発明によれば、前記装置は前記
透明媒体を介して投射される光を前記検知器に収束させ
るためのレンズをも含む。
【0013】また、この発明によれば、前記複数の有色
光光源は3個の有色光源を含む。
【0014】更に、この発明によれば、前記3個の有色
光光源は赤色光、緑色光及び青色光の光源である。
【0015】また、この発明によれば、前記複数の光源
は少なくとも1個の蛍光灯を含む。
【0016】更に、この発明によれば、前記複数の光源
は少なくとも1個の開口蛍光灯を含む。
【0017】更に、この発明によれば、前記複数の光源
は少なくとも1個のLEDアレイを含む。
【0018】また、この発明によれば、前記複数の光源
は前記LEDアレイと作動的に関連するライトガイドを
含む。
【0019】更に、この発明によれば、前記複数の光源
のうちの少なくとも2個が光軸に沿って実質的に一致す
る画像を作る。
【0020】また、この発明によれば、前記複数の光源
の全部が光軸に沿って実質的に一致する画像を作る。
【0021】更に、この発明によれば、前記複数の光源
のうちの任意の2個によって発せられる光の波長範囲の
間には、一般的に重複がない。
【0022】また、この発明によれば、前記複数の光源
によって発せられた光の特定の結合により、一般的に任
意の特定の色の光が作られる。
【0023】また、この発明によれば、前記複数の光源
のうちの少なくとも1個が実質的に白色光を発する。
【0024】更に、この発明によれば、結合するための
前記装置はダイクロイック・フィルタを含む。
【0025】更に、この発明によれば、結合するための
前記装置は、有色ガラス基板とダイクロイック被覆とを
含むフィルタを備える。
【0026】また、この発明の好ましい実施例によれば
、透明媒体上に表されたカラ−画像を複数の色分解へ分
解するための方法が提供される。該方法は、前記複数の
色分解のうちの少なくともいくつかに一般的に対応する
複数の有色光光源を設けるステップと、前記複数の光源
からの光を共通の光路に沿って結合するステップと、前
記複数の光源のうちの少なくとも幾つかを逐次作動させ
、前記複数の色分解を生成するステップとを具備する。
【0027】また、この発明によれば、前記複数の光源
のうちの幾つかを逐次作動させるステップは、少なくと
も2個の光源を同時に作動させるステップを含む。
【0028】また、この発明によれば、前記透明媒体は
ライン・インターレース順序で走査される。
【0029】更に、この発明によれば、前記透明媒体は
ページ・インターレース順序で走査される。
【0030】この発明は、添付の図面と結合して、以下
の詳細な説明から理解し評価し得るであろう。
【0031】
【実施例】透明媒体上に表されたカラー画像の3色の分
解の応用に有用な装置を示す図1及び図2を参照する。
【0032】図1及び図2に示すように、好ましくは開
口ランプをなす3個の蛍光灯10、12、14が設けら
れる。開口ランプは、ゼネラル・エレクトリック社の出
版物TR−111Rの第7ページの論文「蛍光灯」(1
987年12月発行)に記載されている。蛍光灯10、
12、14はそれぞれ緑、赤及び青の蛍光体で被覆され
、その長さが図1及び図2の面に垂直になるように配置
される。
【0033】また、少なくともある範囲の入射角に対し
ては緑の光に透明であり赤の光を反射する第1のダイク
ロイック・フィルタ16が設けられる。図の実施例では
、ダイクロイック・フィルタ16は、それぞれ蛍光灯1
0、12によって与えられる緑と赤の光が45度の入射
角でダイクロイック・フィルタ16に入射し、その角度
でダイクロイック・フィルタ16が緑を透過させ、赤を
反射するように配置される。ダイクロイック・フィルタ
16の青の光に対する応答は特に関係があるわけではな
い。
【0034】更に、少なくともある範囲の入射角に対し
ては赤と緑の光に透明であり青の光を反射する第2のダ
イクロイック・フィルタ18が設けられる。図の実施例
では、ダイクロイック・フィルタ18は、それぞれ蛍光
灯10、12、14によって与えられる赤、緑、青の光
が45度の入射角でダイクロイック・フィルタ18に入
射し、その角度でダイクロイック・フィルタ18が緑及
び赤を通過させ、青を反射するように配置される。
【0035】ダイクロイック・フィルタ16は、図の実
施例では、蛍光灯10からの光を僅かに右にシフトさせ
る。換言すれば、ダイクロイック・フィルタ16を通過
する蛍光灯10からのそれぞれの光線は、一般的にはそ
の前進方向を維持するが、右へ僅かな側方シフトを行う
。蛍光灯12は、蛍光灯10からの光線が出て来るのと
実質的に同じ位置で蛍光灯12の光がダイクロイック・
フィルタ16に入射するように配置される。したがって
、蛍光灯10、12からの光は、ダイクロイック・フィ
ルタ16を離れた後は同一の光路を取る。
【0036】同様に、蛍光灯10、12からの合併した
光は、ダイクロイック・フィルタ18が配置される角度
に起因して、図の実施例では僅かに左にシフトされる。 つまり、それぞれの光線は僅かな左へのシフトを行う。 蛍光灯14は、蛍光灯10、12からの光線が出て来る
実質的に同じ位置で蛍光灯14の光がダイクロイック・
フィルタ18に入射するように配置される。したがって
、蛍光灯14からの光は蛍光灯10、12からの光と同
一の光路を取る。
【0037】これらのフィルタが対応的に変更されるな
らば、種々の蛍光灯の位置を図1及び図2の構成に関し
て変更した構成を提供することができる。例えば、緑の
蛍光灯10と青の蛍光灯14との位置を交換するのが望
ましい場合には、ダイクロイック・フィルタ16は青に
対して透明であり、赤を反射するものでなければならず
、ダイクロイック・フィルタ18は青と赤に対して透明
であり、緑を反射するものでなければならない。
【0038】図1に示すように、検知器22は典型的に
は電荷結合素子(CCD)検知器であり、蛍光灯10、
12、14及びダイクロイック・フィルタ16、18と
動作的に関連するように設けられている。この実施例で
は、検知器22は検知器10に平行に整列した線形検知
器であるのが好ましい。透明画26は検知器22と蛍光
灯及びフィルタとの間に配置される。
【0039】透明画の応用では、3本の蛍光灯10、1
2、14の光の光路は、検知器22の光軸19と一致す
ることが必要である。検知器22の光軸19に対してダ
イクロイック・フィルタ16、18及び蛍光灯10、1
2、14がなす好ましい角度は、それぞれ45度、31
5度、0度、270度及び90度である。
【0040】図2に示すように、開口数アルファのレン
ズ20は、検知器22と透明画26との間に拡大のため
に配置される。
【0041】図2の構成の特徴は、蛍光灯10、12、
14とレンズ20との光学的距離が等しく、したがって
蛍光灯の像が一致するということである。
【0042】図1及び図2の構成の別の特徴は、RGB
の色分解のために赤、緑及び青の蛍光灯を採用すること
によって、光の除去される部分を「浪費」せずに、装置
の光エネルギ効率を100%へ近づけることである。
【0043】この発明の他の実施例によれば、緑色光、
赤色光及び青色光の蛍光灯10、12、14は3本の白
の蛍光灯に置き換えられる。また、この発明の更に別の
実施例によれば、蛍光灯10、12、14の換わりに、
それぞれ緑、赤及び青のカラ−範囲の光出力を少なくと
も含む限り、カラーの又は白色の3本の蛍光灯の任意の
組み合わせを用いることができる。こうした実施例の光
エネルギ効率は図1及び図2の構成の光エネルギ効率よ
りも低い。効率の実際の低下は、白色光又は有色光のダ
イクロイック・フィルタ16、18によって除去される
部分の函数である。
【0044】この発明の更に他の実施例によれば、ダイ
クロイック・フィルタ16、18のいづれか一方または
それぞれを、ダイクロイック被覆した有色ガラス基板に
よって置き換えるようにしてもよい。組み合わせフィル
タの有色ガラス基板は、そこから出るスペクトル分布を
微調整するのに有用である。
【0045】ダイクロイック被覆は組み合わせフィルタ
の一方又は両方の面に設けることができる。したがって
、フィルタのどちらの面が被覆されるかによって、フィ
ルタは異なる蛍光灯の光を「微調整」する。例えば、下
面をダイクロイック被覆した有色ガラス基板からダイク
ロイック・フィルタ16が作られていれば、フィルタ1
6の有色ガラス基板は蛍光灯10からの光を除去するが
、蛍光灯12からの光は除去しない。しかしながら、ダ
イクロイック被覆がフィルタ16の上面に設けられてい
れば、フィルタ16の有色ガラス基板は蛍光灯12から
の光を除去し、蛍光灯10からの光は除去しない。これ
は、蛍光灯12からの光はダイクロイック・フィルタ1
6の下面ではなく上面で反射され、したがって、フィル
タ16の有色ガラス基板を2度通過するからである。
【0046】透明画26上に表されたカラー画像のRG
B色分解を実行するための好ましい方法をここで説明す
る。この方法は「ライン・インターレース順序」と呼ば
れる。これは、ライン24が3色の分解のそれぞれに対
して3度走査されてから次のラインが走査されるからで
ある。ライン24は図1及び図2の面に垂直であり、検
知器22に平行である。
【0047】まず、赤の蛍光灯12が閃光を発する。赤
色光はダイクロイック・フィルタ16によって反射され
、ダイクロイック・フィルタ18を通過し、レンズ20
によって収束される。「赤の情報」は検知器22によっ
て統合され、イスラエル国ハーズリアのサイテックス社
から市販されているスマート・スキャナのような獲得シ
ステムに蓄積される。次いで、検知器22は2回目の露
光のためにリセットされる。
【0048】次に、緑の蛍光灯10が閃光を発する。緑
色光はダイクロイック・フィルタ16、18を通過し、
レンズ20によって収束される。その結果の「緑の情報
」は検知器22によって統合され、それに続いて獲得シ
ステムによって蓄積される。検知器22は3回目の最後
の露光のために再びリセットされる。
【0049】最後に、青の蛍光灯14が閃光を発する。 青色光はダイクロイック・フィルタ18によって反射さ
れ、レンズ20によって収束される。「青の情報」は検
知器22によって統合される。
【0050】代わりに、透明画26を「ページ・インタ
ーレース順序」と呼ばれる方法によって走査してもよい
。これは、透明画全体が3度走査され、各回毎に3つの
色分解のうちの1つが生成されるからである。
【0051】色分解は赤(R),緑(G)及び青(B)
の蛍光灯の逐次の作動によって実現されるが、これらの
蛍光灯の3つの組み合わせの組を逐次作動させることに
よっても達成することができる。各組の組み合わせは、
どの1つの組み合わせも他の2つの組み合わせの線形な
組み合わせではないという点に特徴を有する。例えば、
1つの組み合わせはR+G,R+B及びG+Bの組、R
,R+G及びR+G+Bの組又はR+B,G+B及びB
の組を含む。最後のオプションはBの蛍光灯を連続的に
動作させながら、Rの蛍光灯とGの蛍光灯とを逐次動作
させ、その後はRの蛍光灯もGの蛍光灯も動作させない
ことによって実行される。
【0052】色分解の応用に適した蛍光灯のこうした及
び他の時間順序動作は、ヨーロッパ特許出願公開第02
7846  A2号公報、米国特許第4、642、67
9号明細書及び米国特許第4、658、289号明細書
に開示されており、これらの文献は本明細書に援用する
【0053】2個又はそれ以上の蛍光灯の同時動作を含
む上記の組み合わせのうちの幾つかは、例えば、白色光
又は有色光の単一の光源から一般的に利用し得るよりも
大きい光強度を提供するのに有用である。これは、全可
視範囲にわたる白色光の蛍光灯の光強度と比較して、蛍
光灯10、12、14のそれぞれが典型的にはそれ自身
のスペクトル範囲で光強度を発生することができるから
である。
【0054】例えば、蛍光灯10、12、14を同時に
動作させるのが望ましいならば、全白色光エネルギは単
一の白色光光源から得ることができるエネルギよりも潜
在的に3倍大きい。実際には、100%の光効率を得る
ことはまれであり、RGBの蛍光灯が同時に作動される
ならば、典型的には250%の増加が達成できるにすぎ
ない。典型的には、損失は所望のカラー・スペクトルよ
りも一般的には広い蛍光体の色に起因するので、光エネ
ルギ損失はフィルタによる光の相互作用によって生じる
。典型的には、最終的なホワイト・バランスはそれぞれ
の蛍光灯を流れる電流又はそれぞれの蛍光灯の蛍光体被
覆の厚さを変更することによって達成される。
【0055】3つの組み合わせのうちのどの組を選択す
るかによって、色分解を異なる強度で実行することがで
きる。例えば、僅かに非飽和にされた青の背景の上の飽
和された青の数字は、強い黄色の光を使って走査するこ
とができ、同じ僅かに非飽和にされた青の背景の上の黄
色の数字は、通常の青色光を使って走査することができ
る。
【0056】図3及び図4を参照すると、そこには、そ
れぞれ4色及び7色の色分解の応用に有用な装置が示さ
れている。図1−図4の比較によって理解されるように
、n色(ただし、nは任意の正の整数)の分解の応用に
有用な装置は、必要な変更を加えることで構成すること
ができる。2色分解は例えば病理学に使用され、正常な
組織と病理学的組織との識別を、2つの形態の組織を異
なる染料で着色することによって行う。
【0057】図3の実施例においては、4色分解を実行
するように作動する装置が示されており、ここでの「色
」は例えば、577nm水銀線である赤、青/緑及び紫
外線(UV)である。4本の開口蛍光灯30、32、3
4、36が図のように設けられている。蛍光灯30は反
射性被覆のみを備えていて蛍光体を持たず、577nm
水銀線を提供する。蛍光灯32は赤の蛍光体を備える。 蛍光灯34は青/緑の蛍光体を備え、蛍光灯36は反射
性被覆のみを備え、UV放射を提供するのに利用される
【0058】3つのフィルタ38、40、42が図のよ
うに設けられる。1つの好ましい実施例によれば、フィ
ルタ38は200−560nmの範囲のエネルギを吸収
する有色ガラス基板と590−700nmの範囲のエネ
ルギを反射するダイクロイック被覆とを有する。したが
って、蛍光灯30の閃光によって発せられた光からの5
77nm水銀線のみがフィルタ38を通過する。これに
対して、蛍光灯32の閃光によって発せられた赤色光は
フィルタ38によって反射され、光軸47に沿って検知
器48へ向かう。
【0059】フィルタ40は400−550nmの範囲
のエネルギを反射し、550−700nmの範囲の光に
対して透明である。したがって、蛍光灯34の閃光によ
って発せられた青/緑色の光はフィルタ40によって反
射され、光軸47に沿って進む。一方、フィルタ38を
介しての蛍光灯30、32からの光はフィルタ40を通
過する。
【0060】フィルタ42はUVエネルギ(400nm
よりも小さい)を反射し可視光(400−700nm)
に対して透明なダイクロイック・フィルタである。した
がって、蛍光灯36の閃光によって発せられた光のうち
のUV部分のみがフ42で反射され、光軸47に沿って
進む。フィルタ40を介しての蛍光灯30、32、34
から到来する光はフィルタ42を通過する。
【0061】これら蛍光灯とフィルタは、色分解される
べき対象物44、レンズ46及び検知器48と動作的に
関連している。
【0062】レンズ46に対してフィルタ38、40、
42及び蛍光灯30、32、34、36がなす好ましい
角度は、それぞれ19度、311度、315度、0度、
218度、82度及び90度である。図3から、蛍光灯
30、32、34、36からの光は、特定の設計により
要求された実質的に任意の角度で、関連するフィルタに
入射するようにしてよいことがわかる。
【0063】図3の構成は、機械的制約によって支配さ
れるならば蛍光灯30、32、34、36とレンズ46
との光学的距離を異ならせてもよい、ということを示し
ている。蛍光灯の像は光軸47に沿って存在するけれど
も、これらの像が一致することは必須ではない。
【0064】図4においては、7本の蛍光灯70、72
、74、76、78、80、82が設けられている。 蛍光灯70−82の強度対スペクトル分布のグラフは図
4の左側に示されている。蛍光灯70−82によって発
せられた光のスペクトル分布の「有用な」部分は、それ
ぞれA,B,C,D,E,F,Gが付された実線の曲線
によって示され、それらの「浪費」される部分は点線の
曲線で示される。蛍光灯76から発せられた光のスペク
トル分布は「有用な」範囲D内のみにある。
【0065】蛍光灯74、78、80、82、72から
発せられた光のスペクトル分布をそれぞれ範囲C,E,
F,G,Bに制限するために、スペクトル帯域通過フィ
ルタ96、98、100、102、104が設けられる
【0066】6個のダイクロイック・フィルタ84、8
6、88、90、92、94が設けられる。それぞれの
ダイクロイック・フィルタの波長の函数としての透過度
曲線は、図4の右側に示される。ダイクロイック・フィ
ルタ84は蛍光灯70から反射された光を範囲Aに制限
する。
【0067】図3と図4との装置の動作態様は、必要な
変更を加えることはあるが、図1及び図2の装置の動作
態様と同じである。
【0068】必要により、図1−図4に示された蛍光灯
の代わりに、図5に示されるように、通常のライトガイ
ド108と好ましくは作動的に関連した複数の発光ダイ
オード(LED)含むLEDアレイ106を用いてもよ
い。図6は、図5の実施例に有用なLEDアレイ106
を示す図である。
【0069】本発明は、ここに特に開示され説明された
事項に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載
によってのみ規定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にしたがって構成され動作
する3本の蛍光灯の照明装置を示す図。
【図2】この発明の好ましい実施例にしたがって構成さ
れ動作する前記3本の蛍光灯の照明装置の最適な実施例
を示す図。
【図3】この発明の好ましい実施例にしたがって構成さ
れ動作する4本の蛍光灯の照明装置を示す図。
【図4】この発明の好ましい実施例にしたがって構成さ
れ動作する7本の蛍光灯の照明装置を示す図。
【図5】この発明の好ましい実施例にしたがって構成さ
れ動作する照明装置を示す図であり、光源のうちに幾つ
かはLEDアレイである。
【図6】図5のLEDアレイに有用なLEDアレイを示
す図。
【符号の説明】

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  透明媒体上に表されたカラー画像を複
    数の色分解へ分解するための装置において、前記透明媒
    体を介して光を投射するために前記複数の色分解のうち
    の少なくともいくつかに一般的に対応する複数の有色光
    光源と、前記複数の光源からの光を共通の光路に結合す
    るための装置と、前記共通の光路と一致する光軸を有し
    、入射光を検知するための検知器と、前記複数の光源の
    うちの少なくとも幾つかを逐次作動させ、前記複数の色
    分解を生成するための装置とを具備する色分解装置。
  2. 【請求項2】  前記透明媒体を介して投射される光を
    前記検知器に収束させるためのレンズを更に含む請求項
    1記載の色分解装置。
  3. 【請求項3】  前記複数の有色光光源は3個の有色光
    光源を含む請求項1記載の色分解装置。
  4. 【請求項4】  前記3個の有色光光源は赤色光、緑色
    光及び青色光の光源である請求項3記載の色分解装置。
  5. 【請求項5】  前記複数の光源は少なくとも1個の蛍
    光灯を含む請求項1−4のいずれか1つに記載の色分解
    装置。
  6. 【請求項6】  前記複数の光源は少なくとも1個の開
    口蛍光灯を含む請求項1−5のいずれか1つに記載の色
    分解装置。
  7. 【請求項7】  前記複数の光源は少なくとも1個のL
    EDアレイを含む請求項1−6のいずれか1つに記載の
    色分解装置。
  8. 【請求項8】  前記複数の光源は前記LEDアレイと
    作動的に関連するライトガイドを含む請求項7記載の色
    分解装置。
  9. 【請求項9】  前記複数の光源のうちの少なくとも2
    個が光軸に沿って実質的に一致する画像を作る請求項1
    −8のいずれか1つに記載の色分解装置。
  10. 【請求項10】  前記複数の光源の全部が光軸に沿っ
    て実質的に一致する画像を作る請求項9記載の色分装置
  11. 【請求項11】  前記複数の光源のうちの任意の2個
    によって発せられる光の波長範囲の間には、一般的に重
    複がない請求項1−10記載の色分解装置。
  12. 【請求項12】  前記複数の光源によって発せられた
    光の特定の結合により、一般的に任意の特定の色の光が
    作られる請求項1−11のいずれか1つに記載の色分解
    装置。
  13. 【請求項13】  前記複数の光源のうちの少なくとも
    1個が実質的に白色光を発する請求項1−12のいずれ
    か1つに記載の色分解装置。
  14. 【請求項14】  結合するための前記装置はダイクロ
    イック・フィルタを含む請求項1記載の色分解装置。
  15. 【請求項15】  結合するための前記装置は、有色ガ
    ラス基板とダイクロイック被覆とを含むフィルタを備え
    る請求項1記載の色分解装置。
  16. 【請求項16】  透明媒体上に表されたカラ−画像を
    複数の色分解へ分解するための方法において、前記複数
    の色分解のうちの少なくともいくつかに一般的に対応す
    る複数の有色光光源を設けるステップと、前記複数の光
    源からの光を共通の光路に沿って結合するステップと、
    前記複数の光源のうちの少なくとも幾つかを逐次作動さ
    せ、前記複数の色分解を生成するステップとを具備する
    色分解方法。
  17. 【請求項17】  前記複数の光源のうちの幾つかを逐
    次作動させるステップは、少なくとも2個の光源を同時
    に作動させるステップを含む請求項16記載の色分解方
    法方法。
  18. 【請求項18】  前記透明媒体はライン・インターレ
    ース順序で走査される請求項16記載の色分解方法。
  19. 【請求項19】  前記透明媒体はページ・インターレ
    ース順序で走査される請求項16記載の色分解方法。
JP4030762A 1991-02-18 1992-02-18 透明画を分解するための装置及び方法 Pending JPH04324446A (ja)

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