JPH04324389A - 地中レーダ装置 - Google Patents

地中レーダ装置

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JPH04324389A
JPH04324389A JP3095302A JP9530291A JPH04324389A JP H04324389 A JPH04324389 A JP H04324389A JP 3095302 A JP3095302 A JP 3095302A JP 9530291 A JP9530291 A JP 9530291A JP H04324389 A JPH04324389 A JP H04324389A
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JP
Japan
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low
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pulse
signal
speed
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Yoshinao Ishikawa
義直 石川
Toshiyuki Seki
利之 関
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Koden Electronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば地中レーダ、
レーザレーダなどに適用され、電磁波パルスを繰り返し
送信し、その反射波を受信し、各送信周期ごとに順次位
相がずれたサンプリングパルスで受信信号をサンプリン
グして低速信号に変換し、その低速信号を周期的に得る
と共に、データ取得パルスごとに得られた1周期分の低
速信号を出力する近接レーダに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の近接レーダとして地中レーダに
ついて従来技術を図4を参照して説明する。制御部11
から高速周期、例えば1.6MHzでトリガパルスがパ
ルサ12に与えられ、例えば幅の狭い半サイクルの高圧
パルスが発生され、バラン13を通じて送信アンテナ1
4へ供給され、幅の狭い電磁波パルス(図5A)が地中
(図示せず)内に向って放射される。その地表、更に地
中内からの反射波(図5B)が受信アンテナ15で受信
され、バラン16を介して高周波増幅器17へ供給され
る。その受信信号は、各送信パルス(図5A)ごとに順
次位相がずれたストローブ(図5C)によりサンプラー
18においてサンプリングされて、1つの反射波と対応
した時間軸が伸張された低速信号に変換される(図5D
、このDは、Cに対し時間軸がずっと圧縮されている)
。この低速信号は必要に応じて増幅器19で増幅された
後、AD変換器21でデジタル信号に変換されてバッフ
ァメモリ22に記憶される。この低速信号は基準パルス
ごとに得られる。この基準パルスの周期は例えば2.5
6msであり、バッファメモリ22はこの基準パルスの
周期で書きかえられている。
【0003】地中レーダにおいてはアンテナを所定距離
移動させるごとにデータの取込みを行っている。このた
め送、受信アンテナを搭載した台車の車の回転と同期回
転される距離検出円板23が設けられ、その距離検出円
板23が所定角度回転するごとに近接スイッチ24から
パルスが発生される。このパルスがデータ取得パルス(
図5E)としてバッファメモリ22及びビデオメモリ2
5へ供給され、その直後に得られる低速信号の1周期分
がバッファメモリ22からビデオメモリ25へ転送され
る(図5F)。ビデオメモリ25の記憶内容は水平、垂
直走査形表示器26の走査と同期して読み出され、DA
変換器27でアナログ信号に変換されて表示信号として
表示器26へ供給される。表示器26の表示面に、1つ
の低速信号が1本の表示線として、信号強度に応じた輝
度変調(又はカラー変調)されて表示され、そのような
表示線が古い順に配列される。従って表示面上の横軸は
地上の移動距離と対応し、縦軸は地表からの深さと対応
する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】地中レーダにおいて測
定可能深度を大とするには、送信電磁波パルスのパワー
を大としたり、受信系の雑音指数をよくすればよいが、
これらには実用上は限度があり、例えば2.5m以上の
深さを探知することが困難であった。また減衰率が大き
い地質部分ではS/Nが劣化し、かつ測定可能深度が小
さくなっていた。同様にレーザレーダにおいても、環境
条件などでS/Nが劣化して探知距離が減少する問題が
あった。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、デー
タ取得パルスごとに、低速信号を順次累積加算すること
を新たに開始すると共に、その直前に得られたそれまで
の累積加算を平均化した信号を出力する累積加算平均化
回路が設けられる。
【0006】
【実施例】図1にこの発明を地中レーダに適用した実施
例を示し、図4と対応する部分に同一符号を付けてある
。この実施例ではAD変換器21よりのデジタル低速信
号は累積加算平均化回路31に供給される。累積加算平
均化回路31では近接スイッチ24からのデータ取得パ
ルスが入力されるごとに、次々と入力される低速信号を
順次累積加算することを新たに開始すると共に、その直
前に得られたそれまでの累積加算を平均化した信号を出
力する。
【0007】累積加算平均化回路31の具体例を図2に
示す。AD変換器21からの低速信号の各サンプルのデ
ジタル値は加算器32で、バッファメモリ33内のそれ
までの対応サンプルの累積加算値と加算されてバッファ
メモリ33の対応する部分に格納される。つまりバッフ
ァメモリ33は、例えば基準パルスの1周期における低
速信号に対するサンプル点数、例えば4096点と同数
のアドレス1〜4096を有し、基準パルスから1番目
、2番目、3番目…の各サンプル点における低速信号の
デジタル値の各累積加算値がそれぞれバッファメモリ3
3のアドレス1,2,3,…に格納される。入力された
第i番目(i=1,2,3,…,4096)のサンプル
点のデジタル値と、アドレスiの記憶データとが加算さ
れてアドレスiに格納される。
【0008】データ取得パルス、いわゆる距離パルス(
図3A)が積算処理制御部34に入力されるごとに、バ
ッファメモリ33はクリアされ、各基準パルス、いわゆ
る同期パルス(図3B)ごとに得られる低速信号(図3
C)に対するサンプル点対応のデジタル値ごとの累積加
算が開始される。図3Dにその各サンプル点を示すAD
変換器21におけるサンプルクロックを示す。基準パル
ス(図3B)ごとにバッファメモリ33に得られている
累積加算値がラッチ回路35にラッチされる。またデー
タ取得パルス(図3A)が入力されるごとに、基準パル
スの計数が積算処理制御部34内で1から開始され、か
つデータ取得パルスが入力されるごとに、基準パルスの
計数値nを除算器36に与えて、ラッチ回路35内の各
サンプル点ごとの累積加算値を累積加算数nで割算し、
その結果を累積加算平均化低速信号として出力する(図
3E)。
【0009】このように低速信号が累積加算されるが、
信号成分は相関があるためn倍となり、雑音成分は相関
がないため、√n倍にしかならない、従って累積加算回
数が多くなる程、S/Nが良くなる。この累積加算した
ものを加算回数で平均化して出力するため、累積加算回
数により出力レベルが変化することがない。基準パルス
周期は前述したように例えば2.56msであり、デー
タ取得パルスは例えば1.6cmアンテナが移動するご
とに発生され、従ってアンテナを時速4km(操作員が
歩きながら移動させる場合、かなり速い速度)程度で移
動させると、1秒間に低速信号は390回程度得られ、
データ取得パルスは68回発生する。従ってデータ取得
パルスごとに、少くとも5回分の低速信号が累積加算平
均化されて出力される。従来ではデータ取得パルスごと
に各1つの低速信号をそのまま出力し、他の低速信号は
無駄に捨てられていた。
【0010】高いS/Nを得たい場合、つまり測定深度
を深くさせたい、あるいは減衰量が大きい地質に対する
探知の場合は、アンテナ移動速度を遅くすることにより
S/Nを高くすることができる。例えば低速信号を10
0回累積加算すれば、S/Nは20dB向上し、測定可
能深度が1m深くなる。通常の測定可能深さは2.5m
程度であるから、更に1m深く測定可能となることは著
しい効果である。この場合、前記例ではアンテナの移動
速度を1秒間に4cm程度にすればよい。
【0011】このようにアンテナ移動速度に応じてS/
Nが変化するから、地質や要求される測定深さなどに応
じてアンテナ移動速度を変更すればよく、またある程度
の速度でアンテナを移動させて測定し、その表示を見な
がら、必要に応じて注意したい所にもどってゆっくりア
ンテナを移動させて同一場所をより高いS/Nで測定す
るようにすることもできる。
【0012】累積加算平均化としては図2に示した例に
限らず、例えば加算器32の出力を1ビット下位に移動
させ、つまり2で割算してバッファメモリ33に格納し
、除算器36を省略してもよい。累積加算平均化回路3
1の出力をデータレコーダへ供給してもよい。更にS/
Nを検出し、それがほぼ所定範囲内に入るようにアンテ
ナの移動速度を自動的に変化させるようにすることもで
きる。またこの発明はレーザレーダにも適用でき、この
場合はS/Nが劣化すれば、レーザビームの掃引速度を
速くして、データ取得パルス間に得られる低速信号の数
を増加させればよい。
【0013】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、従
来無駄に捨てられていた低速信号を有効に利用してS/
Nを向上させることができ、かつデータ取得パルスの周
期を変更して必要とするS/Nや探知距離を変更するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示すブロック図。
【図2】図1中の累積加算平均化回路31の具体例を示
すブロック図。
【図3】図2の動作を説明するためのタイムチャート。
【図4】従来の地中レーダを示すブロック図。
【図5】図4の動作を説明するためのタイムチャート。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  電磁波パルスを繰り返し送信し、その
    反射波を受信し、各送信周期ごとに順次位相がずれたサ
    ンプリングパルスで受信信号をサンプリングして低速信
    号に変換し、その低速信号を周期的に得るようにし、か
    つデータ取得パルスごとに上記得られた1周期分の低速
    信号を出力する近接レーダにおいて、上記データ取得パ
    ルスごとに、累積加算を新たに開始して、上記各変換さ
    れた低速信号を順次累積加算すると共に平均化し、かつ
    その直前に得られたそれまでの累積加算平均化低速信号
    を出力する累積加算平均化回路を設けたことを特徴とす
    る近接レーダ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010071728A (ja) * 2008-09-17 2010-04-02 Fuji Heavy Ind Ltd 測距システム
JP2015230305A (ja) * 2014-06-05 2015-12-21 インフィネオン テクノロジーズ アーゲーInfineon Technologies Ag レーダ信号を処理する方法、装置、およびシステム

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DE102015108772B4 (de) 2014-06-05 2022-07-07 Infineon Technologies Ag Verfahren, Vorrichtung und System zum Verarbeiten von Radarsignalen

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