JPH04322991A - 物品把持装置 - Google Patents

物品把持装置

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JPH04322991A
JPH04322991A JP3088050A JP8805091A JPH04322991A JP H04322991 A JPH04322991 A JP H04322991A JP 3088050 A JP3088050 A JP 3088050A JP 8805091 A JP8805091 A JP 8805091A JP H04322991 A JPH04322991 A JP H04322991A
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JP3088050A
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Takeshi Yakou
猛 谷古宇
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、少なくとも3本の把
持部材を備え、これら把持部材を求芯運動させる事によ
り、物品の把持動作を行わせる様にした物品把持装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、少なくとも3本の把持部材を備
え、これら把持部材を求芯運動させる事により、物品の
把持動作を行わせる様にした物品把持装置としては、従
来より種々知られており、例えば、実開昭60ー749
86号公報が知られている。この従来公報においては、
図7に示す様に、中心円形ギヤaに、3方向から円形ギ
ヤb,c,dが噛合し、各円形ギヤb,c,dに逆L字
状のアームe,f,gを介して把持部材h,i,jが接
続され、中心円形ギヤaを回転駆動する事により、各把
持部材h,i,jを求芯運動させ、図示しない物品を把
持する様に構成されている。
【0003】また、このような求芯運動をさせる技術と
しては、例えば、旋盤等に使用させる技術であつて、う
ず巻き状のカム円板を用いる技術が知られており、一方
、ボール盤等に使用される円錐状のテーパ部材を前後運
動させる事により、求芯運動させる技術も知られている
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この図
7に示す従来構造においては、把持部材h,i,jが夫
々円弧状の動作を行うため、作業場の実際の動作軌跡が
考えにくい問題点がある。また、把持する瞬間において
、物品に微小ではあるが、回転力を与えてしまう可能性
があり、位置決め精度の点で問題がある。
【0005】また、うず巻き状のカム円板を用いて求芯
運動させる場合には、このカム円板の作製が困難であり
、特に、長いストロークのカム円板では、大型化してし
まい、重量が重くなり、また、コストの上昇を招き、把
持装置に適用する事が好ましく無いものである。一方、
円錐状のテーパ部材を用いて求芯運動させる場合には、
テーパ面が大型化せざるをえず、重量が重く、また、長
手軸方向に長くなる問題点があり、やはり、把持装置に
適用する事が好ましく無いものである。
【0006】この発明は上述した課題に鑑みてなされた
もので、この発明の目的は、装置を大型化することなく
、また、軽量化、低廉化を図る事の出来る物品把持装置
を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、この発明に係わる物品把持装置は
、本体と、この本体上に回転自在に支持されたギヤと、
このギヤに噛合し、これの接線方向に沿って夫々移動可
能になされた少なくとも3本のラツク部材と、各ラツク
部材を前記ギヤの接線方向に沿って求芯動作する様に移
動駆動する駆動手段と、各ラツク部材に取り付けられ、
対応するラツク部材の前記ギヤの接線方向に沿う移動に
伴い物品を把持するための把持部材とを具備し、前記少
なくとも3本のラツク部材は、前記ギヤの軸方向に沿っ
てオフセツトされ、各々の移動に伴い、互いに干渉する
事が無い様になされた事を特徴としている。
【0008】また、この発明に係わる物品把持装置にお
いて、前記各ラツク部材は、前記本体上に取り付けられ
たラツクガイド部材により、前記ギヤの接線方向に沿っ
て移動自在に支持され、前記ラツクガイド部材は、これ
に隣接するラツクガイド部材に支持されたラツク部材の
挿通を許容する透孔を備えている事を特徴としている。
【0009】また、この発明に係わる物品把持装置にお
いて、前記駆動手段は、前記少なくとも3本のラツク部
材の中の1本のラツク部材に接続され、これを前記ギヤ
の接線方向に沿って移動させる駆動源を備えている事を
特徴としている。
【0010】
【作用】以上の様に構成される物品把持装置においては
、ギヤに噛み合う少なくとも3本のラツク部材を、この
ギヤの軸方向に沿ってオフセットした状態で取り付けて
いる。このようにして、長いストロークで物品を把持す
る場合においても、ラツク部材どうしの干渉が無く、容
易に長ストロークが得られ、また、長ストローク化する
事による製作難、重量化、高価格化を抑制することが出
来る事となる。
【0011】
【実施例】以下に、この発明に係わる物品把持装置をロ
ボツトに適用した一実施例の構成を、添付図面を参照し
て、詳細に説明する。図1に示す様に、この一実施例の
物品把持装置10(以下、単にハンド装置と呼ぶ。)は
、ロボツトアーム12の先端に装着され、図示しない物
品を把持する様に構成されている。詳細には、このハン
ド装置10は、ロボツトアーム12の先端に連結ロツド
14を介して取り付けら得たハンド本体16を備えてい
る。このハンド本体16は円形状に形成され、このハン
ド本体16の中心部には、ピニオンギヤ18がハンド本
体16と直交する軸線回りに回転自在に軸支されている
。このピニオンギヤ18には、この一実施例においては
、3本のラツク部材20,22,24が、ピニオンギヤ
18の接線方向に沿って延出した状態で、且つ、この接
線方向に沿って往復動自在に備えられている。そして、
図2に示す様に、これら3本のラツク部材20,22,
24は、互いに隣接するもの同志が、上面から見て、6
0度で交差する様に設定されている。即ち、これら3本
のラツク部材20,22,24は、上面正三角形状を呈
する様に設定されている。
【0012】ここで、この一実施例の特徴となる点であ
るが、これら3本のラツク部材20,22,24は、ピ
ニオンギヤ18の軸方向に沿ってオフセツトされた状態
で、ピニオンギヤ18に噛合しており、詳細には、第1
のラツク部材20はピニオンギヤ18の図中下方部分に
、第2のラツク部材22はピニオンギヤ18の長手軸方
向中央部分に、そして、第3のラツク部材24はピニオ
ンギヤ18の図中上方部分に、夫々噛合している。
【0013】下方に位置する第1のラツク部材20は、
断面逆L字状の第1のラツクガイド部材26により、ピ
ニオンギヤ18の接線方向に沿う第1の移動軸線に沿っ
て往復移動することが出来る様にガイドされている。ま
た、中間に位置する第2のラツク部材22は、断面コ字
状の第2のラツクガイド部材28により、ピニオンギヤ
18の接線方向に沿い、且つ、第1の移動軸線と60度
で交差する第2の移動軸線に沿つて移動することが出来
る様にガイドされている。更に、上方に位置する第3の
ラツク部材24は、断面コ字状の第3のラツクガイド部
材30により、ピニオンギヤ18の接線方向に沿い、且
つ、第2の移動軸線と60度で交差する第3の移動軸線
に沿つて移動することが出来る様にガイドされている。
【0014】ここで、これら第1乃至第3のラツクガイ
ド部材26,28,30は、共に、ハンド本体16上に
固定されている。詳細には、図2に示す様に、第1のラ
ツクガイド部材26の図中左端(即ち、ピニオンギヤ1
8に近い側の端部)の端面は、図中左側に傾斜して位置
する第2のラツクガイド部材28の図中下端(即ち、ピ
ニオンギヤ18から遠い側の端部)の内側面に対向し、
第2のラツクガイド部材28の図中上端(即ち、ピニオ
ンギヤ18に近い側の端部)の端面は、図中右側に傾斜
して位置する第3のラツクガイド部材28の図中上端(
即ち、ピニオンギヤ18から遠い側の端部)の内側面に
対向し、第3のラツクガイド部材26の図中下端(即ち
、ピニオンギヤ18に近い側の端部)の端面は、図中下
方に位置する第1のラツクガイド部材28の図中右端(
即ち、ピニオンギヤ18から遠い側の端部)の内側面に
対向する様に設定されている。
【0015】尚、図2に示す様に、各ラツク部材20,
22,24が、夫々、ピニオンギヤ18が最も反時計方
向側に回動した状態において規定される所の、最外方位
置にもたらされた状態において、各ラツク部材20,2
2,24の下方に位置するハンド本体16の部分には、
これを上下に貫通した状態で、且つ、対応するラツク部
材20,22,24と同一方向に延出した状態で、図3
乃至図5に夫々示す様に、第1乃至第3の挿通溝32,
34,36が夫々形成されている。そして、図3に示す
様に、この第1の挿通溝32を介して、第1の把持部材
38の上端が、第1のラツク部材20の最もピニオンギ
ヤ18から遠い端部の下面に連結されている。
【0016】また、第2のラツクガイド部材28の下方
片には、第2の挿通溝34に連通した状態で、第2の連
通溝40が上下に貫通して形成されている。この第2の
連通溝40は、図3から明らかな様に、第2のラツクガ
イド部材28の、ピニオンギヤ18から遠い側の端部の
端面に開口している。この第2の連通溝40と同様に、
第3のラツクガイド部材30の下方片には、第3の挿通
溝36に連通した状態で、第3の連通溝42が上下に貫
通して形成されている。この第3の連通溝42は、図4
から明らかな様に、第3のラツクガイド部材30の、ピ
ニオンギヤ18から遠い側の端部の端面に開口している
。そして、図4に示す様に、第2の挿通溝34と第2の
連通溝40とを介して、第2の把持部材44の上端が、
第2のラツク部材22の最もピニオンギヤ18から遠い
端部の下面に連結されている。また、図5に示す様に、
第3の挿通溝36と第3の連通溝42とを介して、第3
の把持部材46の上端が、第3のラツク部材24の最も
ピニオンギヤ18から遠い端部の下面に連結されている
【0017】即ち、図2に示す状態において、第1乃至
第3の把持部材38,44,46は、互いに最も離間し
た状態、換言すれば、中心位置(即ち、ピニオンギヤ1
8の回転中心)から、最も遠い位置にもたらされている
。ここで、既に上述した様に、第1乃至第3のラツク部
材20,22,24は、ピニオンギヤ18の軸線方向に
関してオフセツトした状態で、互い違いになる様に配設
されているので、お互いの移動が他に対して干渉する事
が無いものであるが、この一実施例においては、ピニオ
ンギヤ18の直径を小さく設定して、把持しようとする
物品のサイズを小さく設定することが出来る状態で、求
芯運動において十分なストロークを確保するため、図2
に示す様に、第1乃至第3の把持部材38,44,46
が互いに最も離間した状態において、第1のラツク部材
20の図中左端は、第2のラツクガイド部材28を貫通
して、図中左方に取り出されており、また、第2のラツ
ク部材22の図中上端は、第3のラツクガイド部材30
を貫通して、図中上方に取り出されており、そして、第
3のラツク部材24の図中下端は、第1のラツクガイド
部材26の上方を通過して、図中下方に延出している。
【0018】このため、第2のラツクガイド部材28に
は、図2,図3,図4に示す様に、第1のラツク部材2
0が斜め60度で貫通される第2の貫通孔48が形成さ
れている。また、第3のラツクガイド部材30には、図
2,図4,図5に示す様に、第2のラツク部材22が斜
め60度で貫通される第3の貫通孔50が形成されてい
る。
【0019】また、この一実施例においては、各ラツク
部材22,24,26を、ピニオンギヤ18の接線方向
に沿って求芯動作する様に移動駆動する駆動機構として
、第3のラツク部材24にのみ連結された直進シリンダ
機構52が設けられている。詳細には、この直進シリン
ダ機構52は、図2に示す様に、取り付けステイ54を
介して第3のラツクガイド部材30に固定されたシリン
ダ本体56と、このシリンダ本体56から第3のラツク
部材24の往復移動方向に沿つて進退自在に取り付けら
れたピストンロツド58と、このピストンロツド58の
先端と第3のラツク部材24の、この一実施例において
は図中下端とを連結する連結プレート60とから構成さ
れている。尚、このシリンダ本体56は、エア駆動式に
構成されており、これにエア圧が作用せず、内部が大気
に開放された状態において、図示していないが内蔵する
リターンスプリングの付勢力により、ピストンロツド5
8を内方に引き込む様に付勢し、また、これに図示しな
いエア供給機構から圧縮エアが導入される事により、ピ
ストンロツド58をリターンスプリングの付勢力に抗し
て外方に押し出す様に構成されている。
【0020】このように直進シリンダ機構52を構成し
ているので、3本の把持部材38,44,46を図2に
示す様に、最大に開いた待機位置にもたらす場合には、
直進シリンダ機構52への圧縮エアの導入を停止し、シ
リンダ本体56から圧縮エアを抜く。この結果、ピスト
ンロツド58は内蔵するリターンスプリングの付勢力に
より、内方に引き込まれることになる。ここで、このピ
ストンロツド58に連結プレート60を介して一体的に
移動する様に連結された第3のラツク部材24は、図中
上方に移動させられ、この第3のラツク部材24に取り
付けられた第3の把持部材46は、図示する様に、ピニ
オンギヤ18から最も離れた位置で停止する。
【0021】一方、この第3のラツク部材24の移動に
伴い、これと噛合するピニオンギヤ18は反時計方向に
回動し、このピニオンギヤ18に噛合する第1及び第2
のラツク部材20,22は、図中右方及び下方に夫々移
動させられる。このようにして、第1乃至第3のラツク
部材20,22,24は、共に、ピニオンギヤ18から
離間する方向に移動させられ、各ラツク部材20,22
,24に取り付けられた把持部材38,44,46も、
同様にして、互いに離間する方向に移動させられ、図2
に示す様に、互いに最も離間する位置で、待機状態とな
る。
【0022】この図2に示す待機位置から、図示しない
制御ユニツトから図示しない物品の把持指令が出力され
ると、図示しないエア供給機構からシリンダ本体56内
に圧縮エアーの供給が開始され、この圧縮エアの供給に
伴い、ピストンロツド58は外方に突出する様に移動す
る。このピストンロツド58の突出移動に伴い、これに
連結された第3のラツク部材24は、図中下方に移動さ
せられ、この第3のラツク部材24に取り付けられた第
3の把持部材46は、図6に示す様に、ピニオンギヤ1
8に近接する方向に移動させられる事となる。一方、こ
の第3のラツク部材24の移動に伴い、これと噛合する
ピニオンギヤ18は時計方向に回動し、このピニオンギ
ヤ18に噛合する第1及び第2のラツク部材20,22
は、図中左方及び上方に夫々移動させられる。このよう
にして、第1乃至第3のラツク部材20,22,24は
、共に、ピニオンギヤ18に近づく方向に移動させられ
、各ラツク部材20,22,24に取り付けられた把持
部材38,44,46も、同様にして、互いに近接する
方向に移動させられ、図6に示す様に、互いに最も近接
する位置に至るまでに、図示しない物品を把持すること
が出来る事となる。
【0023】即ち、第1乃至第3の把持部材38,44
,46が図2に示す待機位置から図6に示す位置に向け
て移動(求芯運動)する途中で、これら把持部材38,
44,46が物品の外周に当接する事により、これらの
移動が係止され、物品は3本の把持部材38,44,4
6により、その外周を弾性的に保持、換言すれば、把持
される事となる。
【0024】以上詳述した様に、この一実施例において
は、3本のラツク部材20,22,24を、ピニオンギ
ヤ18に噛合させるに際して、このピニオンギヤ18の
軸方向に沿つてオフセツトした状態で、互いの移動が干
渉し合わない様に設定されている。この結果、この一実
施例によれば、小さいサイズの物品を確実に把持するこ
とが出来る様に、ピニオンギヤ18の直径を小径に設定
したとしても、各把持部材38,44,46の移動スト
ロークを十分に長く設定することが出来ることになる。 また、上述した説明から明らかな様に、このような求芯
運動における長ストロークを達成する構成は、複雑なカ
ム板を使用したり円錐体を使用したりしない、極めてシ
ンプルなラツクアンドピニオン機構であり、全体重量の
軽量化を達成することが出来ると共に、コストの低廉化
を図ることが出来るものである。
【0025】この発明は、上述した一実施例の構成に限
定されることなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々変形可能である事は言うまでもない。例えば、上述
した一実施例においては、把持部材を3本備える様に説
明したが、この発明は、このような構成に限定されるこ
となく、3本以上であれば良く、例えば、4本であつて
も、また、5本であつても、その本数は限定されない、
尚、偶数本の場合には、互いに対向するラツク部材同士
を、同一平面でピニオンギヤに噛合させることが出来る
ものである。
【0026】また、上述した一実施例においては、駆動
機構として、第3のラツク部材24を直進駆動するため
の直進シリンダ機構52を備える様に説明したが、この
発明は、このような構成に限定されることなく、この直
進シリンダ機構52は、第1または第2のラツク部材2
0,22を直進駆動する様に構成しても良いし、また、
駆動機構として、ピニオンギヤ18を直接回転駆動する
回転駆動機構を採用しても良いものである。
【0027】また、上述した一実施例においては、図2
に示す待機位置において、夫々のラツク部材20,22
,24が予め捻じれの位置の関係で、交差する様に説明
したが、この発明は、このような構成に限定されること
なく、上面視において、交差しない状態とし、夫々のラ
ツク部材20,22,24の求芯運動に伴い、互いの把
持部材38,44,46が互いに近接する方向に移動す
る事により、捻じれの位置の関係で上面視で交差する様
に構成しても良い。
【0028】また、上述した一実施例においては、夫々
のラツクガイド部材26,28,30は、上面視におい
て、交差しない状態に配設する様に説明したが、この発
明は、このような構成に限定されることなく、第1のラ
ツクガイド部材26が第2のラツクガイド部材28を貫
通し、第2のラツクガイド部材28が第3のラツクガイ
ド部材30を貫通し、第3のラツクガイド部材30が第
1のラツクガイド部材26を貫通または、これの上方を
通過する様に、予め交差する状態としても良い。
【0029】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明に係わる
物品把持装置は、本体と、この本体上に回転自在に支持
されたギヤと、このギヤに噛合し、これの接線方向に沿
って夫々移動可能になされた少なくとも3本のラツク部
材と、各ラツク部材を前記ギヤの接線方向に沿って求芯
動作する様に移動駆動する駆動手段と、各ラツク部材に
取り付けられ、対応するラツク部材の前記ギヤの接線方
向に沿う移動に伴い物品を把持するための把持部材とを
具備し、前記少なくとも3本のラツク部材は、前記ギヤ
の軸方向に沿ってオフセツトされ、各々の移動に伴い、
互いに干渉する事が無い様になされた事を特徴としてい
る。
【0030】また、この発明に係わる物品把持装置にお
いて、前記各ラツク部材は、前記本体上に取り付けられ
たラツクガイド部材により、前記ギヤの接線方向に沿っ
て移動自在に支持され、前記ラツクガイド部材は、これ
に隣接するラツクガイド部材に支持されたラツク部材の
挿通を許容する透孔を備えている事を特徴としている。
【0031】また、この発明に係わる物品把持装置にお
いて、前記駆動手段は、前記少なくとも3本のラツク部
材の中の1本のラツク部材に接続され、これを前記ギヤ
の接線方向に沿って移動させる駆動源を備えている事を
特徴としている。従つて、この発明によれば、装置を大
型化することなく、また、軽量化、低廉化を図る事の出
来る物品把持装置が提供される事になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる物品把持装置の一実施例の構
成を概略的に示す斜視図である。
【図2】図1に示す物品把持装置の構成を、把持部材が
最も離間した状態で示す上面図である。
【図3】図2に示す物品把持装置を、矢印Aで示す方向
から見た側面図である。
【図4】図2に示す物品把持装置を、矢印Bで示す方向
から見た側面図である。
【図5】図2に示す物品把持装置を、矢印Cで示す方向
から見た側面図である。
【図6】図1に示す物品把持装置の構成を、把持部材が
最も近接した状態で示す上面図である。
【図7】従来の物品把持装置の構成を示す斜視図である
【符号の説明】
10    物品把持装置(ハンド装置)、12   
 ロボツトアーム、 14    連結ロツド、 16    ハンド本体、 18    ピニオンギヤ、 20    第1のラツク部材、 22    第2のラツク部材、 24    第3のラツク部材、 26    第1のラツクガイド部材、28    第
2のラツクガイド部材、30    第3のラツクガイ
ド部材、32    第1の挿通溝、 34    第2の挿通溝、 36    第3の挿通溝、 38    第1の把持部材、 40    第2の連通溝、 42    第3の連通溝、 44    第2の把持部材、 46    第3の把持部材、 48    第2の貫通孔、 50    第3の貫通孔、 52    直進シリンダ機構、 54    取り付けステイ、 56    シリンダ本体、 58    ピストンロツド、そして 60    連結プレートである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  本体と、この本体上に回転自在に支持
    されたギヤと、このギヤに噛合し、これの接線方向に沿
    って夫々移動可能になされた少なくとも3本のラツク部
    材と、各ラツク部材を前記ギヤの接線方向に沿って求芯
    動作する様に移動駆動する駆動手段と、各ラツク部材に
    取り付けられ、対応するラツク部材の前記ギヤの接線方
    向に沿う移動に伴い物品を把持するための把持部材とを
    具備し、前記少なくとも3本のラツク部材は、前記ギヤ
    の軸方向に沿ってオフセツトされ、各々の移動に伴い、
    互いに干渉する事が無い様になされた事を特徴とする物
    品把持装置。
  2. 【請求項2】  前記各ラツク部材は、前記本体上に取
    り付けられたラツクガイド部材により、前記ギヤの接線
    方向に沿って移動自在に支持され、前記ラツクガイド部
    材は、これに隣接するラツクガイド部材に支持されたラ
    ツク部材の挿通を許容する透孔を備えている事を特徴と
    する請求項1に記載の物品把持装置。
  3. 【請求項3】  前記駆動手段は、前記少なくとも3本
    のラツク部材の中の1本のラツク部材に接続され、これ
    を前記ギヤの接線方向に沿って移動させる駆動源を備え
    ている事を特徴とする請求項1に記載の物品把持装置。
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