JPH04322947A - 平面研削盤の移動量設定方法 - Google Patents

平面研削盤の移動量設定方法

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JPH04322947A
JPH04322947A JP9228191A JP9228191A JPH04322947A JP H04322947 A JPH04322947 A JP H04322947A JP 9228191 A JP9228191 A JP 9228191A JP 9228191 A JP9228191 A JP 9228191A JP H04322947 A JPH04322947 A JP H04322947A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movement
amount
grinding
boundary
grindstone
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9228191A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Matsui
敏 松井
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Via Mechanics Ltd
Original Assignee
Hitachi Seiko Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Seiko Ltd filed Critical Hitachi Seiko Ltd
Priority to JP9228191A priority Critical patent/JPH04322947A/ja
Publication of JPH04322947A publication Critical patent/JPH04322947A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は平面研削盤に係り、特に
砥石と工作物との相対的な移動量を容易に設定できる平
面研削盤の移動量設定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】平形砥石を使用する平面研削盤では、一
般に砥石と工作物とを工作物の長さ方向及び幅方向に相
対的に移動させながら研削加工を行う。このとき作業能
率を向上させるため、研削加工を開始する前に、予め相
対的な移動の開始点とその適切な範囲(以下、開始点と
その範囲をまとめて移動量という)を設定しておく必要
がある。そして、工作物の左右又は/及び前後方向の運
動が数値制御されている平面研削盤では、予め工作物の
長さ寸法及び幅寸法を数値制御装置に入力しておき、こ
の値を基準にして移動量を決定するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般に
工作物はマグネットチャック上に任意に取り付けられる
ので、数値制御の基準となる機械原点と研削面との対応
関係が定まらない。このため、手動操作により砥石と工
作物とを相対的に移動させて、機械原点に対する研削面
の位置を測定し、この値を数値制御装置に入力しなけれ
ばならない。したがって、左右及び前後の移動量の調整
に時間がかかり、作業能率が低かった。また、作業者が
介在する必要があるため、長時間の自動運転を行う上で
の障害になっていた。本発明の目的は、上記した課題を
解決し、左右及び前後方向の移動量を能率よく、かつ、
自動的に決定することのできる平面研削盤の移動量設定
方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した課題は、砥石と
テーブルにそれぞれの移動位置を読み取るための位置検
出機能を持たせ、テーブル側研削面の長さ方向および幅
方向の外周に境界マークを設け、砥石側に境界マークの
検出器を設けることにより解決される。
【0005】
【作用】研削加工に先立って検出器を研削面の長さ方向
および幅方向に走査させる。そして、移動量は検出器が
境界マークを検出した位置から演算できる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を示す図1ないし図
4により説明する。図1は本発明の一実施例を示す平面
研削盤の正面図、図2は平面図である。1はテーブルで
図示しないベッド上に矢印イ及びロの方向に摺動自在に
保持されている。2はマグネットチャックでテーブル1
上に固定されている。3は工作物でマグネットチャック
2に取り付けられている。4は工作物3の研削面である
。5〜8はそれぞれ研削面4の左右前後の加工境界を示
す境界マークであり、工作物3の長さ方向及び幅方向の
全長にわたって描かれている。9は砥石頭で図示しない
コラムに矢印ハの方向に摺動自在に保持されている。 10は砥石カバーで砥石頭9に固定されている。11は
砥石で砥石頭9に回転自在に保持された図示しない砥石
軸に取り付けられている。12は光学式の非接触マーク
センサであり砥石カバー10に固定されている。また、
テーブル1および砥石11のX、Y、Z方向の移動は図
示しない数値制御装置により制御され、X、Y、Zの時
々刻々の位置がエンコーダ等により数値制御装置に読み
込めるように構成されている。以下、境界マーク5〜8
とマークセンサ12の位置関係を示す図3及び動作手順
を示す図4により実際の動作を説明する。なお、図3(
A)に示すようにテーブル1が移動範囲の左前端にある
ときのテーブル1の中心Cの位置を平面研削盤の機械原
点Oとする。また、砥石11の回転中心上の幅方向後端
を点P、原点Oから点PまでのX方向及びY方向の距離
をGx、Gy、マークセンサ12の検出点をQ、点Pか
ら点QまでのX方向及びY方向の距離をDx、Dyとす
る。
【0007】まず、図3(A)に示す状態で、工作物3
をマグネットチャック2のほぼ中央に取り付ける。そし
て、テーブル1をY方向に移動し Y=Gy−Dy となるように位置決めする。これにより、点Qはテーブ
ル1の幅方向の中央に位置する。次に、図3(B)に示
すようにテーブル1をX方向へ移動させ、マークセンサ
12が右端の境界マーク5を検出したら、この検出信号
をトリガとしてテーブル1の位置TxRを数値制御装置
に取り込む。これから、点Pが境界マーク5に一致する
ときのテーブル1の位置XRは XR=TXR−DX として求めることができ、これがテーブル1の移動量の
右端の座標を与える。実際には、若干の余裕移動量αを
考慮して XR=TXR−DX−α としてテーブル1の移動量の右端の座標を決定する。さ
らにテーブル1をX方向に移動させると、図3(C)に
示すようにマークセンサ12が左端の境界マーク6を検
出する。この信号をトリガとして、テーブル1の位置T
XLを数値制御装置に取り込み、上記と同様にして、テ
ーブル1の左端の座標XLを XL=TXL−DX+α として決定する。引続き、テーブルをX方向に移動して
X=GX+DX となるように位置決めする。これにより、点Qがテーブ
ル1の長さ方向の中央部に位置決めされる。続いて、テ
ーブル1をY方向に移動していくと、図3(D)に示す
ように、マークセンサ12が後端の境界マーク8を検出
する。この検出信号をトリガとして、テーブル1の位置
TYRを数値制御装置に取り込む。これから、点Pが境
界マーク8と一致するときのテーブル1の位置YRは、
YR=TyR+Dy として求めることができ、これが移動量の後端の座標を
与える。実際には、多少の余裕移動量βを考慮して、Y
R=TyR+Dy−β として、テーブル1の移動量の後端の座標を決定する。 さらにテーブル1をY方向に移動すると、マークセンサ
12が前端の境界マーク7を検出する。この信号をトリ
ガとして、テーブル1の位置TyFを数値制御装置に取
り込み、上記と同様にして、砥石11の前側の部分(点
Pより砥石幅Wだけ前側の点)が境界マーク7と一致す
るときのテーブル1の位置YFは余裕移動量を考慮して
、YF=TyF−Dy+W+β として決定される。以上により、テーブル1の移動端X
R、XL、YR、YFが決定したので、テーブル1をX
方向にはXR〜XL、Y方向にはYR〜YFの間で移動
させながら研削加工を行う。これら一連の動きは予め数
値制御装置に入力したプログラムにより制御される。
【0008】本実施例では以上の構成としたので、研削
面4の位置とテーブル1の移動位置との対応関係を、工
作物3を取り換えるごとに測定して数値制御装置に入力
する必要がない。この結果、能率よくテーブル1の移動
量の設定ができるという効果がある。また、研削面4の
範囲を示す境界マーク5〜8を描いておくだけで、作業
者が介在することなくテーブル1の移動量を自動的に決
定できるので、長時間の無人運転を実現できるという効
果がある。なお、上記実施例では、余裕移動量α、βを
数値制御装置の内部で演算してテーブル1の移動量を決
定するようにしたが、境界マーク5〜8を予め研削面4
の境界からα及びβだけ離れた位置に描くようにしても
よい。また、上記実施例では、光学式のマークセンサ1
2を用いて境界マーク5〜8を検出するようにしたが、
研削面4の境界を検出する手段はこれに限定されるもの
ではなく、例えば、帯磁粒子を含む塗料で境界マーク5
〜8を描き、これを磁気センサで検出するなど、他の手
段によってもよい。さらに、上記実施例では、テーブル
1の長さ方向及び幅方向の中央部をマークセンサ12で
走査するようにしたが、他の位置や複数の位置で走査す
るようにしてもよい。一方、工作物3を取付具に固定し
た上でテーブル1に取り付ける場合には、境界マーク5
〜8を取付具に描いてもよいし、研削面4の周囲にこれ
よりも低い段差がある場合には、境界マーク5〜8を描
く代わりにテープ等を貼付してもよい。さらに、複数の
工作物3を同時に取付具に固定して研削加工する場合に
は、全体の研削面の境界を示す位置に境界マーク5〜8
を描くようにすることができることは言うまでもない。
【0009】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明では、工作
物の研削面の範囲を示す境界マークを工作物あるいは工
作物を保持する取付具の上に描き、これを検出器により
検出してテーブルの移動量を決定するように構成したの
で、工作物を取り付けるたびに研削面の位置とテーブル
の移動位置との対応関係を測定して数値制御装置に入力
する必要がなく、能率よくテーブルの移動量を設定でき
るという効果がある。また、研削面の範囲を示す境界マ
ークを描いておくだけで、作業者が介在することなく、
自動的にテーブルの移動量を設定できるので、長時間の
無人運転を実現できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す平面研削盤の正面図。
【図2】平面図。
【図3】境界マークとマークセンサの位置関係を示すた
めの説明図。
【図4】動作手順の説明図。
【符号の説明】
1・・テーブル、 4・・研削面、 5、6、7、8・・境界マーク、 11・・砥石、 12・・検出器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  砥石とテーブルにそれぞれの移動位置
    を読みとるための位置検出機能を持たせ、テーブル側研
    削面の長さ方向および幅方向の外周に境界マークを設け
    、砥石側に境界マークの検出器を設けて、研削加工に先
    立って上記検出器を研削面の長さ方向および幅方向に走
    査させ、上記境界マークを検出した位置を基準として砥
    石およびテーブルの移動量を決定することを特徴とする
    平面研削盤の移動量設定方法。
  2. 【請求項2】  境界マークを検出した位置に対して、
    所定の余裕量を加減算することにより、砥石およびテー
    ブルの移動量を決定するようにしたことを特徴とする請
    求項1に記載の平面研削盤の移動量設定方法。
  3. 【請求項3】  境界マークを研削面の長さ方向および
    幅方向の境界位置に対して所定の余裕量を持たせた位置
    に設定するようにしたことを特徴とする請求項1に記載
    の平面研削盤の移動量設定方法。
JP9228191A 1991-04-23 1991-04-23 平面研削盤の移動量設定方法 Withdrawn JPH04322947A (ja)

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Effective date: 19980711