JPH04321493A - 回転駆動機構 - Google Patents
回転駆動機構Info
- Publication number
- JPH04321493A JPH04321493A JP8706791A JP8706791A JPH04321493A JP H04321493 A JPH04321493 A JP H04321493A JP 8706791 A JP8706791 A JP 8706791A JP 8706791 A JP8706791 A JP 8706791A JP H04321493 A JPH04321493 A JP H04321493A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- drive mechanism
- satellite
- load
- dummy load
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
Landscapes
- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転駆動機構に関し、
特に人工衛星あるいは宇宙プラットフォームなどに搭載
され、アンテナ,観測機器の反射ミラーなどのペイロー
ドを回転させる回転駆動機構に関する。
特に人工衛星あるいは宇宙プラットフォームなどに搭載
され、アンテナ,観測機器の反射ミラーなどのペイロー
ドを回転させる回転駆動機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の回転駆動機構は、図2に
示すように、モータ1、モータの回転子2、回転駆動さ
れる衛星上のアンテナあるいは観測機器の反射ミラーな
どのペイロード3、モータの回転子側に結合されたギヤ
4、ペイロード側に結合されたギヤ5、ペイロード3と
ギヤ5の回転軸を固定する軸受け6、衛星本体部7から
構成される。
示すように、モータ1、モータの回転子2、回転駆動さ
れる衛星上のアンテナあるいは観測機器の反射ミラーな
どのペイロード3、モータの回転子側に結合されたギヤ
4、ペイロード側に結合されたギヤ5、ペイロード3と
ギヤ5の回転軸を固定する軸受け6、衛星本体部7から
構成される。
【0003】この動作は、モータ1の中の回転子2に駆
動トルクが加えられ、ギヤ4,5を通してペイロード3
を回転させる。ペイロード3を定速回転させる場合には
、モータ1として通常の定速回転モータが使用される。 またある一定角度の刻みでステップ状に回転させる場合
には、モータ1としてステップモータが使用される。こ
のような回転駆動機構を人工衛星あるいは宇宙プラット
フォームに搭載してペイロードを駆動した場合に、人工
衛星本体あるいは宇宙プラットフォーム本体7に反作用
トルクが作用し、この反作用トルクによって人工衛星あ
るいは宇宙プラットフォーム本体7自身の姿勢が乱れ、
ペイロード3を慣性空間の指定された方向、あるいは地
球上の指定された方向に正確に向けるのが困難になって
いた。
動トルクが加えられ、ギヤ4,5を通してペイロード3
を回転させる。ペイロード3を定速回転させる場合には
、モータ1として通常の定速回転モータが使用される。 またある一定角度の刻みでステップ状に回転させる場合
には、モータ1としてステップモータが使用される。こ
のような回転駆動機構を人工衛星あるいは宇宙プラット
フォームに搭載してペイロードを駆動した場合に、人工
衛星本体あるいは宇宙プラットフォーム本体7に反作用
トルクが作用し、この反作用トルクによって人工衛星あ
るいは宇宙プラットフォーム本体7自身の姿勢が乱れ、
ペイロード3を慣性空間の指定された方向、あるいは地
球上の指定された方向に正確に向けるのが困難になって
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の回転駆
動機構はペイロードと同じ慣性モーメントを有するダミ
ーモードを付加しなければならず、重量の増加につなが
ること、また、ペイロードとダミーロードとを同時に駆
動するためにモータのトルク能力も大きくしなければな
らないという欠点があった。
動機構はペイロードと同じ慣性モーメントを有するダミ
ーモードを付加しなければならず、重量の増加につなが
ること、また、ペイロードとダミーロードとを同時に駆
動するためにモータのトルク能力も大きくしなければな
らないという欠点があった。
【0005】本発明の目的は最もモータのトルク負担を
小さくして、衛星全体の重量も軽減できる回転駆動機構
を提供することにある。
小さくして、衛星全体の重量も軽減できる回転駆動機構
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の回転駆動機構は
人工衛星あるいは宇宙プラットフォーム等に搭載される
モータの回転子側の軸とペイロード側の軸とを所定のギ
ア比のギアで連結した回転駆動機構において、モータの
回転子側の慣性モーメントとペイロード側の慣性モーメ
ントとの大いさのバランスがとれるようにモータの回転
子側にダミロードを備えている。
人工衛星あるいは宇宙プラットフォーム等に搭載される
モータの回転子側の軸とペイロード側の軸とを所定のギ
ア比のギアで連結した回転駆動機構において、モータの
回転子側の慣性モーメントとペイロード側の慣性モーメ
ントとの大いさのバランスがとれるようにモータの回転
子側にダミロードを備えている。
【0007】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明する
。図1は本発明の一実施例の構成図である。図1におい
て、図2の従来例と同一の符号は同一の構成と機能を有
する。すなわち、本実施例ではダミーロード11をギヤ
4およびモータ1の軸に同心に取り付けている。
。図1は本発明の一実施例の構成図である。図1におい
て、図2の従来例と同一の符号は同一の構成と機能を有
する。すなわち、本実施例ではダミーロード11をギヤ
4およびモータ1の軸に同心に取り付けている。
【0008】次に衛星本体7への反作用を相殺するため
のダミーロード11の動作について説明する。ペイロー
ド3を駆動するためのモータ1の発生トルクをTm、軸
受け6における摩擦トルクTfとする。モータの回転子
2、ギヤ4、ギヤ5、ペイロード3、およびダミーロー
ド11の慣性モーメントをそれぞれIr,Ig,Ig1
,Ip,Idとし、またギヤ4,5のギヤ比を1対Nと
すると、ペイロードの回転駆動の際に衛星本体7への反
作用トルクTBは(1)式で表される。
のダミーロード11の動作について説明する。ペイロー
ド3を駆動するためのモータ1の発生トルクをTm、軸
受け6における摩擦トルクTfとする。モータの回転子
2、ギヤ4、ギヤ5、ペイロード3、およびダミーロー
ド11の慣性モーメントをそれぞれIr,Ig,Ig1
,Ip,Idとし、またギヤ4,5のギヤ比を1対Nと
すると、ペイロードの回転駆動の際に衛星本体7への反
作用トルクTBは(1)式で表される。
【0009】
【0010】ここでI1,I2は
I1=Ir+Ig+Id
…
(2) I2=Ig1+Ip
…(3)である。Ir,Ig,Ig1は一般に
10のマイナス4乗Kg・平方m程度であり、Ipの1
Kg・平行mに比べて十分に小さな値をとる。また、ギ
ヤ比は100程度である(1)式に(2),(3)式を
代入して(4)式を求めて反作用トルクTBをゼロとす
る。
…
(2) I2=Ig1+Ip
…(3)である。Ir,Ig,Ig1は一般に
10のマイナス4乗Kg・平方m程度であり、Ipの1
Kg・平行mに比べて十分に小さな値をとる。また、ギ
ヤ比は100程度である(1)式に(2),(3)式を
代入して(4)式を求めて反作用トルクTBをゼロとす
る。
【0011】
Id=I2/N−(Ir+Ig)
=(Ip/N)+(Ig1/N)−(Ir
+Ig) …(4)すなわち、
ダミーロード11の慣性モーメントIdを(4)式のよ
うに設定すれば、衛星本体7に対する反作用トルクTB
をゼロにすることができる。このために必要なダミーロ
ード11には、ペイロード3の慣性モーメントIpをギ
ヤ比1対Nに応じて小さくした慣性モーメントを持たせ
ればよく、軽量小型化された回転駆動機構が実現できる
。
+Ig) …(4)すなわち、
ダミーロード11の慣性モーメントIdを(4)式のよ
うに設定すれば、衛星本体7に対する反作用トルクTB
をゼロにすることができる。このために必要なダミーロ
ード11には、ペイロード3の慣性モーメントIpをギ
ヤ比1対Nに応じて小さくした慣性モーメントを持たせ
ればよく、軽量小型化された回転駆動機構が実現できる
。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、小型化さ
れたダミーロードを設けることにより、衛星本体への反
作用トルクを相殺し、小型・軽量で簡単な構成で実現で
きるという効果がある。
れたダミーロードを設けることにより、衛星本体への反
作用トルクを相殺し、小型・軽量で簡単な構成で実現で
きるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】従来の回転駆動機構の構成図である。
1 モータ
2 モータの回転子
3 ペイロード
4,5 ギヤ
6 軸受け
11 ダミーロード
Claims (1)
- 【請求項1】 人工衛星あるいは宇宙プラットフォー
ム等に搭載されるモータの回転子側の軸とペイロード側
の軸とを所定のギア比のギアで連結した回転駆動機構に
おいて、モータの回転子側の慣性モーメントとペイロー
ド側の慣性モーメントとの大いさのバランスがとれるよ
うにモータの回転子側にダミロードを備えていることを
特徴とする回転駆動機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8706791A JPH04321493A (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | 回転駆動機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8706791A JPH04321493A (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | 回転駆動機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04321493A true JPH04321493A (ja) | 1992-11-11 |
Family
ID=13904598
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8706791A Pending JPH04321493A (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | 回転駆動機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04321493A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011063041A (ja) * | 2009-09-15 | 2011-03-31 | Mitsubishi Electric Corp | スキャニング装置 |
EP2818419A1 (en) * | 2013-06-27 | 2014-12-31 | Astrium Limited | A rotatable assembly |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61164301A (ja) * | 1985-01-16 | 1986-07-25 | Nec Corp | ポインテイング装置 |
-
1991
- 1991-04-19 JP JP8706791A patent/JPH04321493A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61164301A (ja) * | 1985-01-16 | 1986-07-25 | Nec Corp | ポインテイング装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011063041A (ja) * | 2009-09-15 | 2011-03-31 | Mitsubishi Electric Corp | スキャニング装置 |
EP2818419A1 (en) * | 2013-06-27 | 2014-12-31 | Astrium Limited | A rotatable assembly |
WO2014207239A1 (en) * | 2013-06-27 | 2014-12-31 | Airbus Defence And Space Limited | A rotatable assembly |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19970924 |