JPH04321287A - レーザ発振装置 - Google Patents
レーザ発振装置Info
- Publication number
- JPH04321287A JPH04321287A JP9017691A JP9017691A JPH04321287A JP H04321287 A JPH04321287 A JP H04321287A JP 9017691 A JP9017691 A JP 9017691A JP 9017691 A JP9017691 A JP 9017691A JP H04321287 A JPH04321287 A JP H04321287A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mirror
- reflecting
- laser beam
- damaged
- mirrors
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 title claims abstract description 11
- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 abstract description 13
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 5
- 239000007787 solid Substances 0.000 abstract description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 3
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 3
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 3
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
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- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Lasers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[発明の目的]
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザ発振装置に関する
。
。
【0002】
【従来の技術】レーザ発振器の構成要素である光共振器
の一つに不安定形共振器が知られている。一般にこの種
の光共振器は図2に示すように円形の凹面鏡(1) と
、この凹面鏡(1) より径小になり所定間隔をおいて
互いの反射面を対向して同軸に設けられた凸面鏡(2)
とで構成されている。上記の両光学体の反射面はいず
れも高反射面に形成されているので、両者の反射作用に
よって凸面鏡(2) の外側を通過する方向に増幅され
た光路に穴あきの結合鏡(3) を凹面鏡(1) と凸
面鏡(2) との間に配置し、レーザ媒質を封入した気
密容器(4) に取付けた窓(5) からリング状のレ
ーザ光(6) を取出すようになっている。 このようなリング状のレーザ光(6) では窓(5)
を大径のものにしなければならない問題を抱えている他
に、レーザ光を取出すための結合鏡を必要とし構成点数
が多くなる不具合があった。このような問題や不具合に
対処するための技術がたとえば特開昭62−12479
0号公報に紹介されている。この技術は図3に示すよう
に、反射面がその周側よりも回転軸側で上記共振器内部
へ突出した凹面を示す曲線を上記回転軸のまわりに回転
して得られる回転面で形成された第1ミラー(10)を
有し、この第1ミラー(10)に所定間隔をおいて同軸
に対向して設けられリング状の第2ミラー(11)とで
光共振器が構成されている。第2ミラー(11)は中央
部にレーザビームを光共振器外へ取出す穴(12)を有
し、その反射面形状は、その回転軸側よりも周側で光共
振器内部へ突出した凸面を示す曲線を回転軸のまわりに
回転して得られる回転面で構成されている。この構成で
はレーザビーム(13)は穴(12)を通り、窓(14
)を透過して出力される。
の一つに不安定形共振器が知られている。一般にこの種
の光共振器は図2に示すように円形の凹面鏡(1) と
、この凹面鏡(1) より径小になり所定間隔をおいて
互いの反射面を対向して同軸に設けられた凸面鏡(2)
とで構成されている。上記の両光学体の反射面はいず
れも高反射面に形成されているので、両者の反射作用に
よって凸面鏡(2) の外側を通過する方向に増幅され
た光路に穴あきの結合鏡(3) を凹面鏡(1) と凸
面鏡(2) との間に配置し、レーザ媒質を封入した気
密容器(4) に取付けた窓(5) からリング状のレ
ーザ光(6) を取出すようになっている。 このようなリング状のレーザ光(6) では窓(5)
を大径のものにしなければならない問題を抱えている他
に、レーザ光を取出すための結合鏡を必要とし構成点数
が多くなる不具合があった。このような問題や不具合に
対処するための技術がたとえば特開昭62−12479
0号公報に紹介されている。この技術は図3に示すよう
に、反射面がその周側よりも回転軸側で上記共振器内部
へ突出した凹面を示す曲線を上記回転軸のまわりに回転
して得られる回転面で形成された第1ミラー(10)を
有し、この第1ミラー(10)に所定間隔をおいて同軸
に対向して設けられリング状の第2ミラー(11)とで
光共振器が構成されている。第2ミラー(11)は中央
部にレーザビームを光共振器外へ取出す穴(12)を有
し、その反射面形状は、その回転軸側よりも周側で光共
振器内部へ突出した凸面を示す曲線を回転軸のまわりに
回転して得られる回転面で構成されている。この構成で
はレーザビーム(13)は穴(12)を通り、窓(14
)を透過して出力される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の説明で、後者に
なる構成でレーザビームはリング状でない中実のビーム
が得られ、また結合鏡は不要となる。ところで、共振器
ミラーはレーザ光によって損傷を受けるが、損傷の箇所
は通常ゲインの高いミラー中央部で生じる。このため、
損傷の程度が限度を越えた場合には中央部以外の部分に
なんら異常がなくても共振器ミラー全体を交換しなけれ
ばならなかった。このため、共振器ミラーの寿命が短い
という問題が内在していた。本発明はこのような共振器
ミラーの長寿命化がえられるレーザ発振装置を提供する
ことを目的とする。 [発明の構成]
なる構成でレーザビームはリング状でない中実のビーム
が得られ、また結合鏡は不要となる。ところで、共振器
ミラーはレーザ光によって損傷を受けるが、損傷の箇所
は通常ゲインの高いミラー中央部で生じる。このため、
損傷の程度が限度を越えた場合には中央部以外の部分に
なんら異常がなくても共振器ミラー全体を交換しなけれ
ばならなかった。このため、共振器ミラーの寿命が短い
という問題が内在していた。本発明はこのような共振器
ミラーの長寿命化がえられるレーザ発振装置を提供する
ことを目的とする。 [発明の構成]
【0004】
【課題を解決するための手段】励起源と、この励起源に
よって励起されるレーザ媒質と、このレーザ媒質を間に
して相対向して設けられたー対の共振器ミラーとを備え
たレーザ発振装置において、上記共振器ミラーは共焦点
形の不安定形共振器の一方をなす凹面鏡の横断面におけ
る曲率と共通の曲率を有するとともに上記凹面鏡の横断
面における上記凹面鏡の中心座標位置と周縁座標位置が
入れ替わり反射面内の中央に向かって上記曲率でせり上
った反射面を有したシリンドリカル状の第1の反射鏡と
、上記共焦点形の不安定形共振器の他方をなす凸面鏡の
横断面における曲率と共通の曲率を有するとともに、反
射面が周縁に向かって上記曲率でせり上って形成され互
いの反射面を上記第1の円筒反射鏡に対面しかつ所定間
隔をおいて配置された一対シリンドリカル状の反射体か
らなる第2の反射鏡とからなり、これら第1、第2の反
射鏡の相対位置を上記凹面鏡と凸面鏡のそれと同等にし
て配置したものである。
よって励起されるレーザ媒質と、このレーザ媒質を間に
して相対向して設けられたー対の共振器ミラーとを備え
たレーザ発振装置において、上記共振器ミラーは共焦点
形の不安定形共振器の一方をなす凹面鏡の横断面におけ
る曲率と共通の曲率を有するとともに上記凹面鏡の横断
面における上記凹面鏡の中心座標位置と周縁座標位置が
入れ替わり反射面内の中央に向かって上記曲率でせり上
った反射面を有したシリンドリカル状の第1の反射鏡と
、上記共焦点形の不安定形共振器の他方をなす凸面鏡の
横断面における曲率と共通の曲率を有するとともに、反
射面が周縁に向かって上記曲率でせり上って形成され互
いの反射面を上記第1の円筒反射鏡に対面しかつ所定間
隔をおいて配置された一対シリンドリカル状の反射体か
らなる第2の反射鏡とからなり、これら第1、第2の反
射鏡の相対位置を上記凹面鏡と凸面鏡のそれと同等にし
て配置したものである。
【0005】
【作用】共振器ミラーの中央部の一部が損傷した場合、
損傷部分をレーザビームの中央外とする位置に移動する
ことで新たな光共振器が構成される。
損傷部分をレーザビームの中央外とする位置に移動する
ことで新たな光共振器が構成される。
【0006】
【実施例】以下、実施例を示す図面に基づいて本発明を
説明する。図1は本発明の一実施例で、(20)はこの
実施例における光共振器の一方を構成しシリンドリカル
状になる第1の反射鏡、(20)は上記光共振器の他方
を構成し柱状体からなる第2の反射鏡である。第1の反
射鏡(20)は、共焦点形の不安定形共振器の一方をな
す凹面鏡の横断面における曲率と共通の曲率を有すると
ともに上記凹面鏡の横断面における上記凹面鏡の中心座
標位置と周縁座標位置が入れ替わり反射面内の中央に向
かって上記曲率でせり上ったシリンドリカル反射面に形
成されている。また、第2の反射鏡(21)は上記共焦
点形の不安定形共振器の他方をなす凸面鏡の横断面にお
ける曲率と共通の曲率を有するとともに、周縁に向かっ
て上記曲率でせり上った反射面に形成され、放電部(2
2)を間にして上記第1の反射鏡(20)に対面しかつ
この第1の反射鏡(20)の反射面の中央部と同軸にな
る通過部(23)を形成して配置された一対シリンドリ
カル状になる反射体(21a),(21b) で構成さ
れている。これら第1、第2の反射鏡(20),(21
) は矢印A方向に移動自在に設けられているとともに
、それらの相対位置は、上記共焦点形の不安定形共振器
における凹面鏡と凸面鏡の相対位置と同等にして配置さ
れている。
説明する。図1は本発明の一実施例で、(20)はこの
実施例における光共振器の一方を構成しシリンドリカル
状になる第1の反射鏡、(20)は上記光共振器の他方
を構成し柱状体からなる第2の反射鏡である。第1の反
射鏡(20)は、共焦点形の不安定形共振器の一方をな
す凹面鏡の横断面における曲率と共通の曲率を有すると
ともに上記凹面鏡の横断面における上記凹面鏡の中心座
標位置と周縁座標位置が入れ替わり反射面内の中央に向
かって上記曲率でせり上ったシリンドリカル反射面に形
成されている。また、第2の反射鏡(21)は上記共焦
点形の不安定形共振器の他方をなす凸面鏡の横断面にお
ける曲率と共通の曲率を有するとともに、周縁に向かっ
て上記曲率でせり上った反射面に形成され、放電部(2
2)を間にして上記第1の反射鏡(20)に対面しかつ
この第1の反射鏡(20)の反射面の中央部と同軸にな
る通過部(23)を形成して配置された一対シリンドリ
カル状になる反射体(21a),(21b) で構成さ
れている。これら第1、第2の反射鏡(20),(21
) は矢印A方向に移動自在に設けられているとともに
、それらの相対位置は、上記共焦点形の不安定形共振器
における凹面鏡と凸面鏡の相対位置と同等にして配置さ
れている。
【0007】次に図1の構成における作用を説明する。
放電部(22)で発生し、第1の反射鏡(20)から第
2の反射鏡(21)に平行に進むレーザビームは第2の
反射鏡(21)に至って反射され、再び放電部(22)
で増幅される。増幅されたレーザ光は第1の反射鏡(2
0)で反射され、さらに放電部(22)で増幅されて第
2の反射鏡(21)側に向かう。この反射の反復過程で
増幅され出力を高められたレーザ光は徐々に中心に向か
い、通過孔(23)から中実のレーザビーム(25)と
して出力される。
2の反射鏡(21)に平行に進むレーザビームは第2の
反射鏡(21)に至って反射され、再び放電部(22)
で増幅される。増幅されたレーザ光は第1の反射鏡(2
0)で反射され、さらに放電部(22)で増幅されて第
2の反射鏡(21)側に向かう。この反射の反復過程で
増幅され出力を高められたレーザ光は徐々に中心に向か
い、通過孔(23)から中実のレーザビーム(25)と
して出力される。
【0008】
【発明の効果】第1、第2の反射鏡(20),(21)
の反射面が損傷した場合には、損傷した反射鏡を所定
距離だけ移動し、損傷した部分をレーザビームの光路外
に出すことで、引続き損傷以前の状態で安定にレーザ発
振を行えるようになった。また、このように共振器ミラ
ーの長寿命化でレーザ発振装置のメンテナンスにかかる
時間を節減することができた。
の反射面が損傷した場合には、損傷した反射鏡を所定
距離だけ移動し、損傷した部分をレーザビームの光路外
に出すことで、引続き損傷以前の状態で安定にレーザ発
振を行えるようになった。また、このように共振器ミラ
ーの長寿命化でレーザ発振装置のメンテナンスにかかる
時間を節減することができた。
【図1】本発明の一実施例を示す要部構成を示す斜視図
である。
である。
【図2】従来例を示す断面図である。
【図3】他の従来例を示す断面図である。
(20)…第1の反射鏡、(21)…第2の反射鏡。
Claims (1)
- 【請求項1】 励起源と、この励起源によって励起さ
れるレーザ媒質と、このレーザ媒質を間にして相対向し
て設けられたー対の共振器ミラーとを備えたレーザ発振
装置において、上記共振器ミラーは共焦点形の不安定形
共振器の一方をなす凹面鏡の横断面における曲率と共通
の曲率を有するとともに上記凹面鏡の横断面における上
記凹面鏡の中心座標位置と周縁座標位置が入れ替わり反
射面内の中央に向かって上記曲率でせり上った反射面を
有したシリンドリカル状の第1の反射鏡と、上記共焦点
形の不安定形共振器の他方をなす凸面鏡の横断面におけ
る曲率と共通の曲率を有するとともに、反射面が周縁に
向かって上記曲率でせり上って形成され互いの反射面を
上記第1の反射鏡に対面しかつ所定間隔をおいて配置さ
れた一対シリンドリカル状の反射体からなる第2の反射
鏡とからなり、これら第1、第2の反射鏡の相対位置を
上記凹面鏡と凸面鏡のそれと同等にして配置したことを
特徴とするレーザ発振装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9017691A JPH04321287A (ja) | 1991-04-22 | 1991-04-22 | レーザ発振装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9017691A JPH04321287A (ja) | 1991-04-22 | 1991-04-22 | レーザ発振装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04321287A true JPH04321287A (ja) | 1992-11-11 |
Family
ID=13991180
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9017691A Pending JPH04321287A (ja) | 1991-04-22 | 1991-04-22 | レーザ発振装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04321287A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8810691B2 (en) | 2010-09-03 | 2014-08-19 | Olympus Imaging Corp. | Imaging apparatus, imaging method and computer-readable recording medium |
-
1991
- 1991-04-22 JP JP9017691A patent/JPH04321287A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8810691B2 (en) | 2010-09-03 | 2014-08-19 | Olympus Imaging Corp. | Imaging apparatus, imaging method and computer-readable recording medium |
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