JPH04321102A - パルス周期制御装置 - Google Patents
パルス周期制御装置Info
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- JPH04321102A JPH04321102A JP9041391A JP9041391A JPH04321102A JP H04321102 A JPH04321102 A JP H04321102A JP 9041391 A JP9041391 A JP 9041391A JP 9041391 A JP9041391 A JP 9041391A JP H04321102 A JPH04321102 A JP H04321102A
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- Feedback Control In General (AREA)
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
パルス波出力の平均値をコントロールし、例えば液体ク
ロマトグラフ装置の温度調整等を図る装置に関する。
均値をコントロールするために、従来はパルス幅制御回
路を用いてきた。図6はこのパルス幅制御回路を示すブ
ロック図であり、図7は図6の各部の波形を示したもの
である。図6に示すごとく制御電圧Xと三角波である比
較基準電圧Rは比較器41の入力端子に加えられ、比較
器41の出力は、パルス切換回路42に加えられる。こ
こで、比較器41は制御電圧Xと比較基準電圧Rの比較
をし、その比較結果に応じてパルス切換回路42の出力
を切り換える回路である。そして、制御電圧Xより比較
基準電圧Rの方が高ければ、パルス切換回路42が「0
」のレベルのパルスを出力し、逆に比較基準電圧Rの方
が低ければ「1」のレベルのパルスを出力するよう構成
されている。
ことを示したのが図7の波形図である。図7の(a)に
おけるRは、比較基準電圧の時間的変化を図示したもの
であり、また、X1、X2は各々制御電圧Xのレベルを
示している。尚、比較基準電圧Rの振幅は、制御電圧X
の変化する範囲より大きくなるよう設定されている。図
7の(b)、図7の(c)は出力パルスYの時間的変化
を図示したものであり、Y1は制御入力X1に対する出
力パルス波を、またY2は制御入力X2に対する出力パ
ルス波をそれぞれ示している。
電圧Rの方が高くなると、出力パルスYは「0」レベル
となる。そして図7の(a)において、制御電圧X1の
方が制御電圧X2より高いので、出力パルスY1のパル
ス幅の方が出力パルスY2のパルス幅より広くなる。ま
た、ここで、比較基準電圧Rの電圧変化が直線的であれ
ば、出力パルスYのパルス幅は制御入力Xの電圧レベル
に比例するので、結局、図6の回路でパルス幅の制御が
出来ることになる。
幅制御回路を用いて、例えば温度制御をする場合には、
次の問題点がある。まず、制御電圧Xの微弱な変化に対
応して精密に温度を制御するためには、出力パルスYの
パルス幅をなるべく広く(従って比較基準電圧の周期を
なるべく長く)しなければならない。なぜなら、三角波
たる比較基準電圧の周期が短く、三角波の傾斜が急であ
ると、制御対象の応答速度が厳しくなり、従って、高分
解能の温度制御ができないからである。
出力パルスYのパルス幅や周期が長くなってしまい、制
御対象に大きな温度的ゆらぎが生じてしまうことになる
。なぜなら、パルス幅の平均値はたとえ同じでも、パル
ス幅やパルス周期が長いと、例えばON/OFF制御の
時間間隔が長くなり、大きく温度を上げ、大きく温度を
下げることになるからである。
な温度制御をし、かつ温度的ゆらぎの小さい制御するこ
とが不可能であった。この発明は、この問題点に着目し
てなされたものであって、出力パルス波のパルス幅をあ
る適当な値に固定し、その周波数のみ変化させ(すなわ
ちパルス波の平均値を変化させ)、温度等を円滑に制御
できる装置を提供することを目的とする。
、このパルス周期制御装置は、図1に示すように、制御
入力を一方の入力端に受けて、他方の入力端に加えられ
る入力と加算する加算手段aと、この加算手段aの出力
を同期信号に同期して記憶する置数手段bと、この置数
手段bの出力を2値信号のデータ「1」と比較し、置数
手段bの出力の方が高ければ2値信号のデータ「1」を
出力信号として出力し、逆に、置数手段bの出力の方が
低ければ2値信号のデータ「0」を出力信号として出力
する比較手段cと、前記置数手段bの出力からこの比較
手段cの出力を減算し、その結果を前記加算手段aの他
方の入力端に加える減算手段dとで構成されている。
し、また、制御入力値「x」は「0」から「1」の範囲
内のデータであるとする。初期状態で減算手段dの出力
は「0」であるから、制御入力値「x」は、最初の同期
信号で、その値のまま置数手段bに記憶される。また、
出力値「y」も初期状態で「0」であるから、この置数
手段bの出力はその値のまま減算手段dの出力となり、
加算手段aに加わることになる。従って、加算手段aは
、制御入力値「x」と減算手段dの出力「x」を加算し
、その加算結果「2x」が、次の同期信号で置数手段b
に記憶されることになる。以下同様に、同期信号に従っ
て上記の動作が繰り返されるので、n番目の同期信号に
よって置数手段bに記憶されるデータは「nx」となる
。
比較手段cでデータ「1」と逐一比較されており、置数
手段bの出力データが「1」以上であれば、比較手段c
が出力パルスとして「1」を出力する。従って、例えば
n番目の同期信号で、置数手段bの出力データ「nx」
が「1」以上になると、比較手段cの出力パルス「y」
は「0」から「1」に変わる。そして比較手段cの出力
パルス「y」の値が「1」となったことから、減算手段
dによって置数手段bの出力から「1」が減算され、「
nx−1」のデータが加算手段aに加わることになる。 そしてこのデータ「nx−1」は、加算手段aによって
制御入力値「x」と加算されるので、n+1番目の同期
信号で、置数手段bには「(n+1)x−1」のデータ
が記憶される。そして、この値が「1」より小さいと、
(n+1)番目の同期信号で比較手段の出力パルス「y
」は「0」になる。
って、制御入力値「x」が置数手段bに積算されてゆく
。そして、例えばm番目の同期信号で、置数手段の出力
「mx−1」が再び「1」以上となれば、前記と同様の
動作により同期信号の一周期の間、「1」のレベルのパ
ルスが出力される。以上のように本発明では、置数手段
bの出力を制御入力に比例して階段状に増加させ、置数
手段bの出力が「1」を越えるタイミングで同期信号の
一周期の間だけ出力パルスを「1」にしている。
ある。図2に示すごとく制御入力「x」と、出力パルス
「y」と、レジスタ2の出力は、計算手段1に加えられ
ている。この計算手段1の出力はレジスタ2に加えられ
、レジスタ2の出力は前記計算手段1と、比較器3に加
えられている。この比較器3のもう一方の入力端子には
「1」のレベルの値が入力されており、比較器3の出力
信号はパルス切換器4に加えられている。
「1」以上であれば出力パルス切換器4の出力が「1」
となるよう動作するものであり、逆にレジスタ2の出力
が「1」未満であれば出力パルス切換器4の出力が「0
」となるよう動作するものである。また、レジスタ2は
同期信号に従って計算手段1の出力を記憶してゆくもの
である。
スタ2の出力と出力パルス「y」の差を求める減算手段
と、その減算結果を制御入力「x」に加える加算手段と
からなっている。また、この制御入力「x」は「0」か
ら「1」の範囲内のデータである。図3は図2に例示し
たパルス周期制御装置の動作を説明するための波形図で
ある。図3の(a)は同期信号を示すもの、図3の(b
)は制御入力「x」が「0.3」のときのレジスタの出
力値を図示したもの、図3の(c)は制御入力「x」が
「0.3」のときの出力パルス「y」の波形を示したも
のである。尚、図3の(d)は図3の(c)との比較の
ため、制御入力「x」が「0.6」のときの出力パルス
「y」の波形を示したものである。 次に図2、図3
に従って本装置の動作を説明する。初期状態でレジスタ
2の出力と出力パルス「y」の値は共に「0」である。 従って同期信号に同期して入力データ「0.3」がレジ
スタ2に積算されてゆく。そのため、レジスタ2の出力
は、図3の(b)に示すように階段状に増加してゆき、
4番目の同期信号で「1.2」となる。そして、この値
は「1」以上であるので比較器3の出力が変化し、従っ
て出力パルス切換器4のスイッチが4−2に切り換わり
、出力パルスが「1」となる。このため、5番目の同期
信号でレジスタ2に加わるデータは、レジスタ2の出力
「1.2」から出力パルスの値「1」を引いた「0.2
」に、制御入力「0.3」を加えたもの、すなわち「0
.5」である。そしてこのデータは「1」より小さいの
で比較器3の出力が先程とは逆の変化し、出力パルスは
「1」から「0」に戻る。これ以降も以上と同様の動作
を繰り返すので、出力パルスの波形は図3の(c)のよ
うになる。この波形から明らかなように、制御入力「x
」が「0.3」の場合は、同期信号の10区間のうち3
区間が「1」のレベルの値である。図3の(d)は参考
のため制御入力「x」が「0.6」の場合の出力パルス
の波形を示したものであり、同期信号の10区間のうち
6区間が「1」のレベルである。図3の(d)を図3の
(c)と比べれば、パルス波の平均値が制御入力「x」
に比例していることは明らかである。
2の値が全て「0」となるので、出力パルスは常に「0
」になる。また、「x」が「1」の場合は、レジスタ2
の値は、常に「1」となるので、出力パルスは常に「1
」となる。図4は、本発明をコンピュータソフトウェア
で実現した場合の一実施例を示すフローチャートである
。
って説明する。変数Dの値は、制御入力xと加算され、
その結果が変数Dに改めて記憶される(ステップST(
以下STと略すことがある)1)。この変数Dの値は「
1」と比較され(ST2)、変数Dが「1」より小さけ
れば本装置から「0」を出力し(ST3)、変数Dが「
1」以上なら本装置から「1」を出力する(ST4)。 そして、「1」を出力した場合は変数Dから「1」を減
算して、その結果を新しい変数Dの値とする(ST5)
。そして、ステップST3とステップST5はステップ
ST6で合流し、適当な時間待ちをした後(ST6),
ステップST1に戻る。
応し、ST2とST3とST4が比較手段に対応する。 また、ST5は減算手段に対応し、ST6は同期信号に
対応する。尚、同期信号の周期は一定であるのが望まし
いので、例えば、クロック割り込みを利用してST6の
処理を実現し、ST1からST5の処理を、一定の周期
で実行できるようにすればよい。
、例えば温度制御をする場合、精密で温度的ゆらぎの少
ない制御が、比較的簡単な構成で実現出来る。以下この
点を図5によって更に説明する。 図5は入力制御信
号が「0.5」の場合の出力パルスを図示したものであ
り、図5の(a)は従来例のパルス幅制御回路の出力電
圧、図5の(b)は本装置の出力電圧を示している。本
装置の出力電圧を従来例のパルス幅制御回路の出力電圧
と比べると、結局、本装置の出力電圧は、従来回路の出
力パルスの「1」の区間を時間軸上に分散させたことに
なる。このことから明らかなように、本装置では、パル
スの幅が同期信号によって制限されるので、図5の(a
)の波形で制御した場合のように、大きく温度が上がり
、大きく温度が下がるようなことがない。
く(精度を落とすことなく)、ゆらずきの少ない制御を
行うことができる。
。
ャートである。
Claims (1)
- 【請求項1】制御入力を一方の入力端に受けて、他方の
入力端に加えられる入力と加算する加算手段と、この加
算手段の出力を同期信号に同期して記憶する置数手段と
、この置数手段の出力を2値信号のデータ「1」と比較
し、置数手段の出力の方が高ければ2値信号のデータ「
1」を出力信号として出力し、逆に、置数手段の出力の
方が低ければ2値信号のデータ「0」を出力信号として
出力する比較手段と、前記置数手段の出力からこの比較
手段の出力を減算し、その結果を前記加算手段の他方の
入力端に加える減算手段とからなるパルス周期制御装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3090413A JPH0792682B2 (ja) | 1991-04-22 | 1991-04-22 | パルス周期制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3090413A JPH0792682B2 (ja) | 1991-04-22 | 1991-04-22 | パルス周期制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04321102A true JPH04321102A (ja) | 1992-11-11 |
JPH0792682B2 JPH0792682B2 (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=13997908
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3090413A Expired - Fee Related JPH0792682B2 (ja) | 1991-04-22 | 1991-04-22 | パルス周期制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0792682B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11338557A (ja) * | 1998-05-25 | 1999-12-10 | Komatsu Electronics Kk | 交流負荷制御装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5482576A (en) * | 1977-12-13 | 1979-06-30 | Mitsubishi Electric Corp | Pulse frequency modulation amplifier |
JPS54153975A (en) * | 1978-05-25 | 1979-12-04 | Toshiba Corp | Control signal putting-out method |
JPS623301A (ja) * | 1985-06-28 | 1987-01-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | パルス幅変調方式 |
-
1991
- 1991-04-22 JP JP3090413A patent/JPH0792682B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5482576A (en) * | 1977-12-13 | 1979-06-30 | Mitsubishi Electric Corp | Pulse frequency modulation amplifier |
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---|---|---|---|---|
JPH11338557A (ja) * | 1998-05-25 | 1999-12-10 | Komatsu Electronics Kk | 交流負荷制御装置 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0792682B2 (ja) | 1995-10-09 |
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