JPH04321065A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JPH04321065A
JPH04321065A JP3090184A JP9018491A JPH04321065A JP H04321065 A JPH04321065 A JP H04321065A JP 3090184 A JP3090184 A JP 3090184A JP 9018491 A JP9018491 A JP 9018491A JP H04321065 A JPH04321065 A JP H04321065A
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JP
Japan
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image
image forming
color
writing
toner
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Pending
Application number
JP3090184A
Other languages
English (en)
Inventor
Michio Yagi
八木 道生
Masaru Nagai
優 永井
Takashi Tsutsumi
堤 敬
Toyoaki Sugaya
豊明 菅谷
Satoru Haneda
羽根田 哲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成手段をカート
リッジ化し、レーザビームを用いた光書き込み装置によ
って像形成体上に潜像形成を行うカラー画像形成装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真法を用いてカラー画像を得るに
は多くの方法・装置が提案されている。その一つとして
例えば特開昭61−149972 号公報に開示されて
いるように、像形成体である感光体ドラム上に原稿像の
分解色数に応じた潜像形成と現像を行い、現像の都度転
写材上に転写して多色のカラーコピーを得る方法がある
。この方法にあっては多色の画像を精度良く重ねること
は困難で、良質のカラー画像を得ることはできない。
【0003】また感光体ドラム上に原稿像の分解色数に
応じた潜像形成と、カラートナーによる現像を繰り返し
、感光体ドラム上でカラートナー像を重ねたのち転写し
てカラー画像を得る方法がある。この多色画像形成の基
本プロセスは本出願人による特開昭60−75850号
、同60−76766号、同60−95456号、同6
0−95458号、同60−158475号公報等によ
って開示されている。
【0004】このような重ね合わせによってカラー画像
を得るようにした多色画像形成装置にあっては、感光体
ドラムの周縁に色の異なったカラートナーを収納した複
数の現像器が配置してあり、一般には感光体ドラムを複
数回回転させ、感光体ドラム上の潜像を現像して良質の
カラー画像を得るようにしている。
【0005】また像形成体については、上記に説明した
ようにドラム周面に光導電体を塗布あるいは蒸着した感
光体ドラムとともに、光導電体を可撓性のベルト上に塗
布あるいは蒸着したベルト状感光体も提案されている。 ベルト状感光体は駆動ローラを含む回動ローラ間に張架
することで形状が決まるので、空間を有効に利用してコ
ンパクトな形状としたカラー画像形成装置を構成する場
合には有効である。また感光体ベルトは小さな曲率に沿
って走行することができるので、小径の回動ローラを用
いこの曲率部分を利用して転写材の分離を行うことで転
写材の分離不良等を防止することもできる。
【0006】かかる画像形成装置に関しては耐用寿命を
有する各種感光体、現像剤キャリア、クリーニング部材
や現像剤トナーの消耗時等での補給・交換のために画像
形成手段の一部をカートリッジ化して、これら画像形成
手段の要部を一体化した部材を装置外へ取り出し、メン
テナンスあるいは交換を行うよう構成されたものが提案
されている。また、画像形成手段によって像形成される
転写材の搬送路を解放してジャム処理時に転写材を取り
出し易くするような構成も種々提案されている。
【0007】さらにディジタル方式の画像形成装置にあ
っては、像形成体上の潜像形成手段としてレーザビーム
を使用する光書き込み装置が使用されるが、この光書き
込み装置もまた清掃や点検に便なるようユニット化され
た状態で、前記カートリッジと同様に装置本体に対し着
脱可能に収納する形式が多くとられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】多色画像を形成するた
めにレーザビームによる光書き込み装置によって多重書
き込みをする場合(感光体上に各色の像を重ね合わせて
書き込む場合)等において、各色毎の像形成体の移動方
向である副走査方向の書き込み位置を正確に合わせない
と色のずれが生じ、副走査方向の色ずれや解像度の低下
等が生じる。
【0009】上記書き込み位置を合わせるには、像形成
体がドラム状感光体の場合は感光体回転軸に回転角度の
エンコーダを設けてその信号によって位置合わせを行い
、ベルト状感光体の場合はその一部にマークを取り付け
このマークの検出手段を設けこのマークが所定の位置に
達した時に発する信号によって位置合わせを行う等の手
段が必要である。かかるためドラム状感光体の場合は高
精度部品を必要とし、ベルト状感光体の場合も独立した
検出手段が必要でコストアップを招き、その取り付け位
置も感光体との距離に厳しい制約があるなどの問題点が
あった。
【0010】本発明は上述した問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、多重書き込みを行う際、像形
成体の副走査方向の書き込み位置のずれを防止し、副走
査方向の色ずれや解像度の低下を防止し、また、他の目
的は、装置の複雑化を極力抑制してコストアップを避け
、上述の目的を達成するようにしたカラー画像形成装置
を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的は、像形成体の
周縁に帯電器、現像器、クリーナー等の画像形成手段を
有し、該像形成体上にレーザビームを用いた光書き込み
装置によって主走査を行い、該像形成体の移動に伴う副
走査によって潜像を形成し、現像して得られるトナー画
像を該像形成体上に複数回重ねて多色のカラー画像を得
るようにしたカラー画像形成装置において、前記画像形
成手段の内少なくとも前記像形成体を含む一部又は全部
を一体にカートリッジ化し、該像形成体の側端部に反射
式又は透過式のマークを設け、該マークによって反射又
は透過した光の検出手段を前記カートリッジの外に設け
て、前記副走査方向の画像書き込み開始のタイミングを
決定することを特徴とするカラー画像形成装置によって
達成される。
【0012】
【実施例】本発明は、像形成体であるベルト状感光体を
始め画像形成部材をカートリッジ化してメンテナンス或
は交換を容易にしたカラー画像形成装置のベルト状感光
体の副走査方向の位置を検出し、この検出結果に基づい
て光書き込み開始位置を決定するようにしたレーザビー
ムを用いた光書き込み装置の制御を行うカラー画像形成
装置であるが、光書き込み装置の制御は、(A)像形成
体の複数回の回転によってトナー像を重ね合わせるカラ
ー画像形成装置についても、(B)像形成体の1回転中
にトナー像を重ね合わせてカラー画像を形成するカラー
画像形成装置についても適用されるものであり、また像
形成体がベルト状感光体、ドラム状感光体のいずれの場
合であっても適用できるのであるが、以下ベルト状感光
体を用いた実施例について説明を行う。
【0013】(実施例1)実施例1として図1及び図2
に示すのはベルト状感光体の複数回の回転によってトナ
ー像を重ね合わす方式によるカラー画像形成装置である
【0014】図1において、1は光導電体を塗布あるい
は蒸着した可撓性のベルト状像形成体である感光体ベル
トで、感光体ベルト1の側端の1箇所には例えばレーザ
ビームを反射するアルミニュウム箔等からなる反射式の
マークである反射マーク1Aが設けられていて該感光体
ベルト1は回動ローラ2及び3の間に架設されていて回
動ローラ2の駆動により時計方向に搬送される。反射マ
ーク1Aは、感光体ベルト1に継ぎ目がある場合にはこ
の継ぎ目が画像範囲内に入らないよう継ぎ目の近傍に設
けられる。
【0015】4は前記感光体ベルト1に内接するよう装
置本体に固定したガイド部材で、前記感光体ベルト1は
図示しないテンションローラの作用によって緊張状態と
されることによりその内周面を前記ガイド部材4に摺擦
させる。
【0016】6は帯電手段たるスコロトロン帯電器、8
ないし11はそれぞれ特定色の現像剤を収容した複数の
現像手段たる現像器であって、これ等の像形成手段は感
光体ベルト1の前記ガイド部材4に接する部分に配設さ
れる。7は像露光手段たるレーザビームを用いた光書き
込み装置で、半導体レーザ7A、コリメータレンズ7B
、2個のシリンドリカルレンズ7E、モータ7Mによっ
て回転されるポリゴンミラー7C、fθレンズ7D、1
個以上のミラー7F等からなっている。41は前記反射
マーク1Aからの反射光の検出手段であるシリコンダイ
オード等からなる光センサで、帯電器6と現像器8との
間の書き込み部近傍の装置本体に設置されている。
【0017】前記各現像器8,9,10,11 は例え
ばイエロー,マゼンタ,シアン,黒色の各現像剤をそれ
ぞれ収容するもので前記感光体ベルト1と所定の間隙を
保つ各現像スリーブを備え、感光体ベルト1上の潜像を
非接触の反転現像法により顕像化する機能を有している
。この非接触現像は接触現像と異なり、感光体ベルトの
移動を妨げない長所を有する。
【0018】12は転写器、13はクリーニング装置で
該クリーニング装置13のブレード13A とトナー搬
送ローラ13B は画像形成中には感光体ベルト1の表
面より離間した位置に保たれ画像転写後のクリーニング
時のみ図示のように感光体ベルト1の表面に圧接される
【0019】前記の感光体ベルト1、帯電器6、各現像
器及びクリーニング装置13等の画像形成手段は独立し
たプロセスカートリッジ30に組み込まれ一体化して装
置本体に対し着脱される。勿論少なくとも感光体ベルト
1を含む一部の画像形成手段のみをカートリッジ化して
メンテナンス、部材の交換等を便利にすることができる
。また前記光書き込み装置7もまたケース70に組み込
まれ一体化された状態で、前記プロセスカートリッジ3
0と同様装置本体に対し着脱される。
【0020】前記プロセスカートリッジ30及びレーザ
書き込み装置7を収めるケース70は、背面部と装置本
体との間に構成したガイド装置31或は71を介して図
2に示すように右上方からスライドして挿入され、それ
ぞれのストッパ32或は72に当接して装着位置に設定
される。
【0021】また、前記プロセスカートリッジ30は、
背面部に突出した前記の回動ローラ2及び各現像器の現
像スリーブの延長軸上に、歯車G2及びG8、G9、G
10、G11をそれぞれ段差を設けて固定していて、装
着位置への設定と同時に、それらの各歯車が装置本体側
の各駆動用の歯車G2A及び、G8A、G9A、G10
A、G11Aに対して一斉に噛み合わされる。
【0022】さらに、前記プロセスカートリッジ30及
びケース70は、それぞれの装着位置において共に背面
部のコネクタ33或は73が装置本体側に設けた電源部
に接続され、プロセスカートリッジ30に対しては帯電
用の高圧電源ならびにクリーニング部材作動用の電源の
供給が、一方ケース70に対してはモータ駆動用の電源
ならびに書き込み及び制御用の各信号の供給、伝達が可
能の状態となる。
【0023】従って、前記のプロセスカートリッジ30
及びケース70は、それぞれ取手34或は74を介して
矢示方向に引き出されると、画像形成を可能とする状態
を自動的に解除して装置本体より取り出される。
【0024】図3は図1のAA′線断面、BB′線断面
と光書き込み装置7の制御系を示す説明図である。
【0025】図において、S1は画像形成プロセス全体
を制御する全体制御部、S2は画像データを一時格納す
る画像メモリ、S3は光書き込み装置7の書き込み及び
反射マーク1Aの検出のため半導体レーザ7Aを点灯制
御する露光制御部、S4は半導体レーザ7A駆動用のレ
ーザドライバである。
【0026】かかるカラー画像形成装置によるカラー画
像形成のプロセスは次のようにして行われる。
【0027】即ち、画像形成プロセスが開始されると、
全体制御部S1は回動ローラ2のモータとポリゴンミラ
ー7Cのモータ7Mを回転させるとともに、露光制御部
S3に信号を送りレーザドライバS4を駆動して半導体
レーザ7Aを点灯する。半導体レーザ7Aで発生するレ
ーザビームLはコリメータレンズ7B及びシリンドリカ
ルレンズ7Eを通過し、駆動モータ7Mにより回転され
るポリゴンミラー7Cにより回転走査され、fθレンズ
7Dとシリンドリカルレンズ7Eを経てその間3個のミ
ラー7Fにより光路を曲げられて、プロセスカートリッ
ジ30の底板に穿設されたビーム導入口30Dより感光
体ベルト1上に投射される。 感光体ベルト1が移動して反射マーク1Aが書き込み位
置に達するとレーザビームLは反射マーク1Aを照射す
る。 レーザビームLが反射マーク1Aで反射しプロセスカー
トリッジ30の検出窓30Eを通過して光センサ41に
入射すると、光センサ41は画像書き込み開始の信号を
露光制御部S3に送出する。この信号により一旦半導体
レーザ7Aは消灯されるが、レーザビームLの走査が画
像領域に入る時点から露光制御部S3によって画像書き
込みが開始される。
【0028】即ち、前記カラー画像形成装置とは別体の
画像読取装置で得られる画像データは、画像データ処理
部において処理されて出力される。この画像データは一
旦画像メモリS2に格納されるが、露光制御部S3の制
御によって読み出され、この画像データに従ったパルス
幅変調された信号となったのち画像書き込みのタイミン
グに合わせてレーザドライバS4を介して前記光書き込
み装置7の半導体レーザ7Aに入力される。画像データ
によって変調されたレーザビームLは前記ポリゴンミラ
ー7C,fθレンズ7D等を経て予め帯電手段たるスコ
ロトロン帯電器6によって一様な電荷を付与された感光
体ベルト1の周面上に投射され主走査がなされて輝線を
形成する。
【0029】第1の色信号である画像データによりパル
ス幅変調されたレーザビームLが前記感光体ベルト1の
周面上を走査する。従ってレーザビームLによる主走査
と感光体ベルト1の移動による副走査により感光体ベル
ト1の周面上に第1の色に対応する潜像が形成されて行
く。この潜像は現像手段の内イエロー(Y)のトナー(
顕像媒体)の装填された現像器8により現像されて、ベ
ルト表面にトナー像が形成される。得られたトナー像は
ベルト面に保持されたまま感光体ベルト1の周面より引
き離されている清掃手段たるクリーニング装置13の下
を通過し、次の画像形成サイクルに入る。
【0030】即ち、前記感光体ベルト1の反射マーク1
Aが1回転してまた書き込み位置に達すると光センサ4
1は書き込み開始の信号を露光制御部S3に送出する。 露光制御部S3は次いで画像メモリS2から出力された
第2の色の画像データに従ってパルス幅変調した信号を
レーザドライバS4を経て前記光書き込み装置7に入力
する。前述した第1の色の場合と同様にして前記帯電器
6により再び帯電された感光体ベルト1上への書き込み
が行われ潜像が形成される。潜像は第2の色としてマゼ
ンタ(M)のトナーを装填した現像器9によって現像さ
れる。このマゼンタ(M)のトナー像はすでに形成され
ている前述のイエロー(Y)のトナー像の存在下に形成
される。
【0031】同様にして第3の色の画像データによる潜
像がシアン(C)のトナーを有する現像器10で現像さ
れベルト表面にシアン(C)のトナー像を形成する。
【0032】さらに11は黒色のトナーを有する現像器
であって、同様の処理によりベルト表面に黒色のトナー
像を重ね合わせて形成する。これ等各現像器8,9,1
0及び11の各スリーブには直流あるいはさらに交流の
バイアスが印加され、顕像手段である2成分現像剤によ
る非接触現像が行われ、基体が接地された感光体ベルト
1には非接触で反転現像が行われるようになっている。
【0033】かくして感光体ベルト1の周面上に形成さ
れたカラーのトナー像は、転写部の転写器12によって
トナーと逆極性の高電圧が印加されて、給紙カセット1
4より給紙ガイド15を経て送られてきた転写材に転写
される。
【0034】即ち、給紙カセット14に収容された転写
材は給紙ローラ16の回転によって最上層の一枚が搬出
されてタイミングローラ17を介し感光体ベルト1上の
像形成とタイミングを合わせて転写器12へと供給され
る。
【0035】画像の転写を受けた転写材は、前記回動ロ
ーラ2に沿って急に方向転換をする感光体ベルト1より
確実に分離して吸着式の搬送ベルト17Aを介して上方
に向かい、定着ローラ18によって画像を溶着したのち
排紙ローラ19を経て上蓋20に形成したトレイ上に排
出される。
【0036】一方、転写材への転写を終えた感光体ベル
ト1はさらに移動を続けてブレード13A とトナー搬
送ローラ13B を圧接状態とした前記クリーニング装
置13において残留したトナーの除去を行いその終了を
まって再び前記ブレード13A を引き離し、それより
少しのちにトナー搬送ローラ13Bがブレード13Aの
先端に堆積したトナーをならしたのちに、トナー搬送ロ
ーラ13Bを引き離し新たな画像形成のプロセスに入る
【0037】(実施例2)図4に示す実施例2は、ベル
ト状感光体の1回転中に感光体上にトナー像を重ね合わ
せてカラー画像を形成するカラー画像形成装置である。
【0038】図4において、像形成体である感光体ベル
ト101 は回動ローラ102 、103 の間に張架
され、テンションローラ105 の作用によって固定し
たガイド部材104 に沿って移動する感光体ベルト1
01 の周縁部には複数組(本実施例では4組)の帯電
器・光書き込み装置・現像器、(106A,107A,
108A),(106B,107B,108B),(1
06C,107C,108C),(106D,107D
,108D) が順次配設されている。感光体ベルト1
01の側端部の所定箇所には反射式のマークである反射
マーク101Aが設けられている。帯電器106A,1
06B,106C,106D は何れもスコロトロン帯
電器で、光書き込み装置107A,107B,107C
,107D は何れも半導体レーザを光源としポリゴン
ミラーによって回転走査するレーザ書き込み装置である
。書き込み部の上記側端部近傍で反射マーク101Aに
よって反射される書き込み光であるレーザビームを受光
する装置本体の位置には光センサ141a〜141dが
設けられている。また現像器108A,108B,10
8C,108D には異なる色の現像剤、例えばイエロ
ー(Y),マゼンタ(M),シアン(C)およびブラッ
ク(BK)の各色トナー(現像剤)をそれぞれ収容して
いて、非接触の反転現像法により顕像化する機能を有し
ている。
【0039】このような構成を有するカラー画像形成装
置によるカラー画像形成のプロセスは次のようにして行
われる。即ち第1の色(イエロー)の画像信号による光
書き込み装置107Aの半導体レーザの変調が開始され
、半導体レーザで発生されたレーザビームは、予め帯電
器106Aによって所定の電荷に一様帯電がなされた感
光体ベルト101 上に投射され主走査がなされて輝線
を形成する。感光体ベルト101 の搬送による副走査
により一様帯電された感光体ベルト101 の表面上に
第1の色に対応する潜像が形成される。この潜像は、イ
エロートナーを収容した現像器108Aにより現像され
て、感光体ベルト101 の表面上にイエロートナー像
が形成される。その後感光体ベルト101 は、その表
面上にイエロートナー像を保持したまま搬送され、引き
続き第2の色の画像形成に入る。
【0040】即ち、イエロートナー像が形成している感
光体ベルト101 は、前述した第1の色の画像信号の
場合と同様に、次の帯電器106Bの位置にまで搬送さ
れると再び帯電器106Bにより一様に帯電され、つい
で感光体ベルト101 の特定位置に対応して第2の色
の画像信号による光書き込み装置107Bの半導体レー
ザの変調が開始され、半導体レーザで発生されたレーザ
ビームは感光体ベルト101の周面上に投射され潜像が
形成される。潜像は第2の色としてマゼンタトナーを収
容した現像器108Bによって現像される。マゼンタト
ナー像は、すでに形成されているイエロートナー像の存
在下に形成される。
【0041】同様にして、第2の色であるマゼンタトナ
ー像が形成された感光体ベルト101はさらに搬送され
、上述の第2の色の画像信号の場合と同様に、引き続き
帯電器106Cにより一様帯電され、光書き込み装置1
07Cにより潜像が形成され、第3の色としてシアント
ナーを収容する現像器108Cで現像しシアントナー像
が形成される。 シアントナー像が形成された感光体ベルト101 はさ
らに搬送され、上述の第2,第3の色の画像信号の場合
と同様に、帯電器106Dにより一様帯電され、光書き
込み装置107Dにより潜像が形成され、ブラックトナ
ーを収容する現像器108Dで現像しブラックトナー像
を重ね合わせて、カラートナー画像が感光体ベルト10
1 の表面上に形成される。即ち、感光体ベルト101
 が1回転する間にカラートナー画像が形成される。
【0042】上述の如く感光体ベルト101 の表面上
に形成されたカラートナー画像は、給紙カセット114
から給紙ローラ116により供給されタイミングローラ
117 により前記カラートナー画像とタイミングを合
わせた転写材上に転写される。転写器112 は、トナ
ーと逆極性の高電圧を印加して転写を行う。
【0043】かくして、カラートナー画像を転写された
転写材は、回動ローラ102 に沿って急激に方向変換
をする感光体ベルト101 より確実に分離され、定着
手段118 によってトナーを溶融固着された後、排紙
ローラ119 により装置本体からトレイ120上に排
紙される。
【0044】一方、転写材へカラートナー画像の転写を
終えた感光体ベルト101 はさらに時計方向に搬送さ
れて、クリーニングブレード113Aおよびクリーニン
グローラ113Bを圧接状態としたクリーニング装置1
13 によって残留したトナーの除去、清掃が行われる
。クリーニング終了後は、再び新たな画像形成のプロセ
スに入る。
【0045】ここで光書き込み装置107A〜107D
は、何れも半導体レーザを光源とし、半導体レーザから
発したレーザビームをポリゴンミラー等によって走査す
る露光方式であって、ポリゴンミラーおよびポリゴンミ
ラー回転用モータについては共用することは可能である
が、半導体レーザは独立して制御がなされる。
【0046】独立して発光制御がなされる光書き込み装
置107A〜107D は、それぞれ図5に示す制御系
によって制御される。全体制御部S1のみは共用とし、
全体の光書き込み装置を制御する全体制御部S1からの
出力によってそれぞれの光書き込み装置107A〜10
7Dの半導体レーザ7Aa〜7Adの発光が制御される
。なお全体制御部S1からの発光開始信号を、光書き込
み装置107A, 107B…と順次ずらして出力する
とともに、露光制御部S3a〜S3dは、反射マーク1
01Aが帯電器106と現像器108の間の各色の書き
込み位置に達する毎に4個の光センサ141a〜141
dによって得られる書き込み開始信号によって一旦半導
体レーザ7Aの発光を停止し、レーザビームの走査が画
像領域に達する所から、各色の画像データを格納した画
像メモリS2a〜S2dから呼び出し、各画像データに
よってパルス幅変調した信号をレーザドライバS4a〜
S4dを経て光書き込み装置107A〜107Dの半導
体レーザ7Aa〜7Adに送出して光書き込みを開始す
る。これによって副走査方向の色ずれを防止したカラー
画像形成装置が提供されることとなる。
【0047】従来用いられていた発光素子と受光素子の
対からなる光センサを用いる場合は、4つの光センサの
間隔が、光書込位置4箇所の間隔と正確に一致していな
いと副走査方向に色ずれが生じてしまったが。本方式に
よれば書き込み光を光センサの光源として使用している
ので受光素子である光センサの取付位置を厳しく規制し
なくとも確実に色ずれが防止できる。
【0048】上記実施例2も図示省略したが実施例1と
同様に、感光体ベルト101と他の画像形成部材を一体
化して収納したプロセスカートリッジと光書き込み装置
107を収納したケースを有していてメンテナンスや交
換に便利な構成となっている。
【0049】なお、書き込み開始信号を得るためのマー
ク(副走査方向の感光体位置検出用マーク)として反射
式のマークを用いた実施例について説明したが、像形成
体側端部に例えばスリットを有する透過式のマークを設
け、このマークを透過した書き込み光(レーザビーム)
を受光する装置本体側の位置に光センサ141を設けて
書き込み開始信号を得るようにして副走査方向の色ずれ
を防止することもできる。また、これら反射式または透
過式マークと光センサの間に反射板等の光屈曲手段を設
けてレーザビームを屈曲し、光センサを設計上設置しや
すいところに設けてもよい。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、以
下の効果が得られる。
【0051】(1)ベルト状感光体を用いカートリッジ
化したカラー画像形成装置においても、書き込み位置の
自動補正機構を設けることにより、カラー画像の多重書
き込みを行う際、感光体の副走査方向の位置ずれを厳し
く規制することなく、書き込み位置のずれを防止でき、
副走査方向の色ずれや解像度の低下を確実に防止できる
【0052】(2)マーク検出用の光センサを装置本体
に設けるようにしたので、カートリッジ交換に際しても
光センサはカートリッジとともに捨てることがないので
、費用の低減をはかることができる。また、光センサは
装置本体に固設されるので本体とカートリッジ間の電気
的接続箇所が少なくなり、さらに、帯電器等の高電圧部
から離すことができるのでノイズによる混乱が少なくな
り故障発生率を低減することができる。
【0053】(3)発光素子と受光素子との対からなる
独立したマーク検出手段を用いる場合は、書き込み位置
と検出手段の位置を厳しい精度であわせる必要があるが
、マーク検出用の光源として、レーザ等の点状光源とポ
リゴンミラー等の光学的機械的光走査手段を用いた書き
込み用光源を共用することによりマーク検出手段である
光センサの設置位置は厳しい精度を必要としなくなるの
で、書き込み開始位置を簡便に検出することができるよ
うになる。これにより、多重書き込み時の書き込み位置
ずれを簡便な方法により確実に防止でき、部品点数を増
加することがなく、極めて鮮明で良画質のカラー画像が
得られる。
【0054】(4)前記マーク検出手段の光センサの設
置位置は、検出光としてレーザビームを用いているため
距離の制限が少なく自由度が大であり、また機械的精度
を極端に向上させる必要がないため、装置コストの上昇
を抑制でき、装置を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の全体構成図である。
【図2】図1のプロセスカートリッジの説明図である。
【図3】図1のAA′線断面、BB′線断面と光書き込
み装置の制御系を示す説明図である。
【図4】本発明の実施例2の全体構成図である。
【図5】実施例2の光書き込み装置の制御系を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1,101…感光体ベルト             
 1A,101A…反射マーク 2,3,102,103 …回動ローラ       
 4,104…ガイド部材 6,106…帯電器                
    7,107…光書き込み装置 7A…半導体レーザ                
  7B…コリメータレンズ 7C…ポリゴンミラー               
 7D…fθレンズ8,108…現像器       
             30…プロセスカートリッ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  像形成体の周縁に帯電器、現像器、ク
    リーナー等の画像形成手段を有し、該像形成体上にレー
    ザビームを用いた光書き込み装置によって主走査を行い
    、該像形成体の移動に伴う副走査によって潜像を形成し
    、現像して得られるトナー画像を該像形成体上に複数回
    重ねて多色のカラー画像を得るようにしたカラー画像形
    成装置において、前記画像形成手段の内少なくとも前記
    像形成体を含む一部又は全部を一体にカートリッジ化し
    、該像形成体の側端部に反射式又は透過式のマークを設
    け、該マークによって反射又は透過した光の検出手段を
    前記カートリッジの外に設けて、前記副走査方向の画像
    書き込み開始のタイミングを決定することを特徴とする
    カラー画像形成装置。
JP3090184A 1991-04-22 1991-04-22 カラー画像形成装置 Pending JPH04321065A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6493010B1 (en) 1998-10-30 2002-12-10 Kabushiki Kaisha Toshiba Color image forming apparatus for forming a plurality of single-color images on a latent image carrier

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6493010B1 (en) 1998-10-30 2002-12-10 Kabushiki Kaisha Toshiba Color image forming apparatus for forming a plurality of single-color images on a latent image carrier

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